JP2008260301A - 凹凸模様付押出コーナー材の製造装置 - Google Patents

凹凸模様付押出コーナー材の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】任意の方向の模様付けが行えるとともに、良好な平滑面を得ることができ、入隅コーナー材やRコーナー材にかかわらず、全面に模様付けが行える凹凸模様付押出コーナー材の製造装置を得る。
【解決手段】本発明に係る凹凸模様付押出コーナー材の製造装置は、内壁面に任意の凹凸模様を形成した直線状の受け溝を有する受け部材13と、押出コーナー材に中空部を形成するための中玉33を配設した押出口を受け溝内に配置し、該押出口から未硬化の押出コーナー材を内壁面に密接させて押し出す口金27と、該押出コーナー材の押出速度に同調して受け部材13を受け溝の長手方向に搬送する搬送手段17とを備え、口金27は、押出口の中玉配設部位の下方が開放されており、該開放部分で押出コーナー材を受け部材13の内壁面に密接させて押し出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、凹凸模様付押出コーナー材の製造装置に関し、更に詳しくは、セメント等の水硬性材料を用いて外壁材、間仕切壁等のコーナー材を押出成形すると同時に、このコーナー材の表面に任意の凹凸模様を付すものである。
成形板からなる外壁材等を、異なる方向から連結する場合、その隅部にはその角度で予め一体成形したコーナー材を用いることがある。このコーナー材は、型枠成形や押出成形によって製造することができる。型枠成形の場合、所定形状の型枠に水硬性材料を流し込み、水硬性材料が硬化した後、成形品を抜型してコーナー材を得る。押出成形の場合、所定の押出開口形状を有した口金から水硬性材料を押し出し、成形品を硬化させてコーナー材を得る。このようにして得られるコーナー材において、左右の外壁材が模様付けされる場合、コーナー材の表面にも同一の模様付けが必要となる。型枠成形によるコーナー材の場合では、型枠の内面に同様の凹凸模様を設けておくことにより、成形品表面に凹凸模様を付すことができる。一方、押出成形によるコーナー材の場合では、その成形原理から押出し方向にストライプ模様を付すのが限度であった。
しかしながら、上述した型枠を用いたコーナー材の成形方法では、一次硬化を要するロットの数だけ、型枠を持たなければならず、型枠費用が増大するとともに、型枠保管スペースも必要となった。また、型枠成形品の場合、押出成形品と異なり原材料を加圧成形できないため、成形表面が粗くなり、押出成形品のような良好な平滑面が得られない欠点があった。更に、押出成形品では押出口に中玉を配設することで中空部を有した成形品を容易に形成できるが、型枠成形品の場合では、中空部の形成が困難であり、中実の成形品に限られる欠点があった。一方、押出成形によるコーナー材では、押出直後に、凹凸模様を形成した一対のエンボスベルト等をコーナー材の一対の面にそれぞれ押しつけ、その凹凸模様を転写する方法も考えられるが、このような方法の場合、図5に示すように、エンボスベルト1、1同士の間に干渉を避けるための逃げ部を設けなければならないため、隅部に模様付けのできないR部3が発生してしまうとともに、R部3と模様付け部5との間にバリ7が発生する問題もあった。更に、このような一対にエンボスベルト1、1を押しつけて模様付けを行う場合では、左右のエンボスベルト1、1の同調がとりにくく、左右の模様にズレの生じることが考えられた。また、このエンボスベルト1、1を用いた場合では、入隅コーナー材やR(曲面)コーナー材への模様付けは不可能となった。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、押出方向のストライプ模様に限らず、任意の方向の模様付けが行えるとともに、押出成形品の良好な平滑面を得ることができ、しかも、入隅コーナー材やRコーナー材にかかわらず、全面に模様付けを行うことのできる凹凸模様付押出コーナー材の製造装置の提供を目的とするものである。
本発明に係る凹凸模様付押出コーナー材の製造装置は、内壁面に任意の凹凸模様を形成した直線状の受け溝を有する受け部材と、押出コーナー材に中空部を形成するための中玉を配設した押出口を前記受け溝内に配置し、該押出口から未硬化の押出コーナー材を前記内壁面に密接させて押し出す口金と、該押出コーナー材の押出速度に同調して前記受け部材を前記受け溝の長手方向に搬送する搬送手段とを備え、前記口金は、前記押出口の中玉配設部位の下方が開放されており、該開放部分で前記押出コーナー材を前記受け部材の内壁面に密接させて押し出すことを特徴とするものである。
本発明に係る凹凸模様付押出コーナー材の製造装置によれば、凹凸模様を形成した受け溝を受け部材に形成し、受け溝内にコーナー材を押し出す口金を設け、コーナー材の押出速度に同調して受け部材を搬送する搬送手段を設けたので、口金から押し出した未硬化のコーナー材を相対移動させずに受け部材で受けることができ、受け部材で受けたコーナー材に受け溝の任意な凹凸模様を転写することができる。
以下、本発明に係る凹凸模様付押出コーナー材の製造方法及びその装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る凹凸模様付押出コーナー材の製造装置の側面図、図2は図1のA−A断面図である。凹凸模様付押出コーナー材の製造装置(製造装置)11は、直線状の受け部材13と、受け部材13へ未硬化の押出コーナー材16を押し出す押出成形機15と、受け部材13を長手方向に搬送する搬送手段17とを主な構成要素として有している。
受け部材13は、例えば、等辺山形鋼材からなる受け鉄板19と、この受け鉄板19の入隅側に載置される同じく等辺山形のエンボス型付樹脂板21とにより構成してある。樹脂板21は、入隅側をV字状の受け溝23として使用する。受け溝23の内壁面には、凹凸面からなる任意のエンボス模様(凹凸模様)を形成してある。また、樹脂板21は、受け鉄板19と相対摺動が規制された状態で、受け鉄板19上に載置される。
押出成形機15は、水硬性材料を圧送する圧送部25と、樹脂板21の受け溝23に押出口27aを配置する口金27と、この口金27と圧送部25とを連結して口金27へ水硬性材料を供給する屈曲絞り管29とを有している。屈曲絞り管29は、受け部材13の搬送軸方向に対し、例えば45°の傾斜角度を有してL形に屈曲させることで、受け部材13と圧送部25との干渉を回避して、口金27を受け溝23に近接して配置可能にしていた。なお、屈曲絞り管29の傾斜角度は、30°〜90°の傾斜角度範囲とすることで、受け部材13と圧送部25との干渉を回避させることができる。
口金27の押出口27aは、左右対象な逆さ等辺山形(V字形)で形成してある。また、押出口27aには中玉33を配設してあり、中玉33は押出口27aから押し出された押出コーナー材16に中玉33と同一断面形状の中空部37を形成するようになっている。
受け鉄板19の搬送路には、同調駆動ローラ41と、複数の補助ローラ43とを配設してある。同調駆動ローラ41及び補助ローラ43は、受け鉄板19の長手方向に直交する方向の回転軸41a、43aで回動するとともに、中央が小径部となるV字形の載置部45を有している。同調駆動ローラ41及び補助ローラ43は、この載置部45で受け鉄板19の出隅側を安定して担持するようになっている。また、同調駆動ローラ41は、押出コーナー材16の押出速度と同調して回転制御される。即ち、受け鉄板19は、同調駆動ローラ41及び補助ローラ43に載置されて、押出速度に同調して、口金27から連続して押し出される押出コーナー材16を載置して、長手方向に移動するようになっている。
次に、このように構成した製造装置11を用いての凹凸模様付押出コーナー材の製造方法を説明する。同調駆動ローラ41及び補助ローラ43には、受け鉄板19を載置し、更に、受け鉄板19の上には、樹脂板21を載置しておく。次いで、同調駆動ローラ41を駆動し、受け鉄板19と樹脂板21とを、口金27からの押出コーナー材16の押出速度と同調させて搬送すると共に、次の受け部材13を所定の間隔(切断代)をあけて連続して搬送する。
口金27から押し出された押出コーナー材16は、樹脂板21と相対移動することなく、受け溝23に載置されながら順次押し出されていく。受け溝23に載置された押出コーナー材16は、樹脂板21の内壁面の凹凸模様に成形面が密着し、成形面に樹脂板21の凹凸模様が転写されることとなる。受け部材13と図示しない次の受け部材13の間には所定の切断代が開けられており、切断代が所定の位置まで達したところで図示しない押出速度と同調する切断機で切断し、受け部材13を養生庫等まで搬送する。
養生庫に搬送した押出コーナー材16は、所定強度の生じるまで養生させた後、樹脂板21から押出コーナー材16を取り外すことにより、成形面に凹凸模様の付された凹凸模様付押出コーナー材を得る。
この実施形態では、逆さ等辺山形の押出口27aを有する口金27を用いることで、図3(A)に示す出隅面に凹凸模様51の付された凹凸模様付押出コーナー材53を得ることができる。また、製造装置11は、への字形の押出口27aを有する口金27を用いることで、図3(B)に示す入隅面に凹凸模様51の付された凹凸模様付押出コーナー材55を得ることができる。更に、製造装置11は、円弧形状の押出口27aを有する口金27を用いれば、図3(C)に示す曲面に凹凸模様51の付された凹凸模様付押出コーナー材57を得ることができる。
そして、この製造装置11では、V字状の押出コーナー材16を同じくV字状の受け部材13で受けることができるので左右のバランスを安定させた状態で押出コーナー材16を搬送することができる。
なお、上述の実施形態では、押出口27aを逆さ等辺山形となるように形成した場合を説明したが、押出口27aは、図4に示すように、等辺山形の一辺61aを垂直方向、他辺61bを水平方向に配置するものであってもよい。この場合には、同調駆動ローラ41及び補助ローラ43の回転軸41a、43aは、水平面に対して45°の傾斜角度を有して配置すればよい。
本発明に係る凹凸模様付押出コーナー材の製造装置の側面図である。 図1のA−A断面図である。 コーナー材の模様付け例を示す説明図である。 受け部材を異なる方向で担持する製造装置の正面図である。 エンボスベルトを用いた従来の模様付け方法を示す説明図である。
符号の説明
11…凹凸模様付押出コーナー材の製造装置
13…受け部材
16…押出コーナー材
17…搬送手段
19…受け鉄板
21…樹脂板
23…受け溝
27…口金
27a…押出口

Claims (1)

  1. 内壁面に任意の凹凸模様を形成した直線状の受け溝を有する受け部材と、
    押出コーナー材に中空部を形成するための中玉を配設した押出口を前記受け溝内に配置し、該押出口から未硬化の押出コーナー材を前記内壁面に密接させて押し出す口金と、
    該押出コーナー材の押出速度に同調して前記受け部材を前記受け溝の長手方向に搬送する搬送手段とを備え、
    前記口金は、前記押出口の中玉配設部位の下方が開放されており、該開放部分で前記押出コーナー材を前記受け部材の内壁面に密接させて押し出す
    ことを特徴とする凹凸模様付押出コーナー材の製造装置。
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