JP2008259106A - 映像音声送信システムおよび送信機、並びに、映像音声送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電波が届き難い環境でも、送信機が発信した映像音声をテレビ受信機により良好に再生するための技術を提供する。
【解決手段】システム(100A)は、第1のアンテナ(102)を具備する送信機(101A)と、送信機に接続された第2のアンテナ(100B)とを備える。送信機は、受信強度を検知する受信回路(103)と、映像音声信号を送信チャンネルに対応したテレビ放送電波に変換して出力するAV送信回路(110)と、最小の受信強度のチャンネルを送信チャンネルに割り当てる制御回路(106)と、各アンテナと各回路とを制御回路の判定に従い接続するスイッチ群(107,108,111)とを有する。制御回路は、最大の受信強度が、閾値を下回るときAV送信回路の出力を一方のアンテナから送信すると判定し、閾値を上回るときAV送信回路の出力を他方のアンテナから送信すると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像信号及び音声信号を無線により送信する技術に関し、特に、オーディオビジュアル機器から入力された信号をVHF帯のテレビ放送用の電波に変換して出力する技術に関する。
従来、オーディオビジュアル機器が出力する映像信号及び音声信号を、テレビ受信機が処理可能なVHF帯の電波に変換して出力する送信機がある。この送信機に関する技術として、例えば、特願2006−258343号に記載のものがある。同文献に記載の送信機は、受信回路を用いて測定したVHF帯の各チャンネルの電界強度のうち、所定レベル以下の周波数チャンネルを空きチャンネルとして検出し、その空きチャンネルにより映像信号及び音声信号を送信する。
また、無線の空きチャンネルを検出する技術に関し、例えば、後述の特許文献1には、空中の妨害波を考慮して空きチャンネルを検出する技術が開示されている。この技術では、妨害波の電界強度が最も低くなる点(ヌル点)が空きチャンネルに適用される。
特開2003−110475号公報
ところで、テレビ放送用の電波塔の付近などは、放送電波の電界レベルが高いことから、他の無線通信の電波が届き難い環境と言える。上記特許文献1に記載の方法は、空きチャンネルにヌル点を用いるが、電波塔付近のような環境では適正なヌル点を検出し難い。なぜなら、強電界の環境で検出されたヌル点が、理想的な環境下でのヌル点のような十分に低い電界強度を表すとは限らないからである。よって、そのようなヌル点の空きチャンネルで映像信号や音声信号を送信した場合、信号にノイズが加わることにより、受信機での再生映像や音声に乱れが生じるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、送信機から発信する電波がテレビ受信機に届き難い環境においても、送信機からの映像音声をテレビ受信機により良好に再生するための技術を提供することを目的とする。
本発明に係る映像音声送信システムは、VHF通信用の第1のアンテナを具備する送信機と、前記送信機に接続されたVHF通信用の第2のアンテナと、VHF通信を行うテレビ受信機とを備え、前記送信機は、前記第1又は第2のアンテナが受信した電波の電界強度をチャンネル単位で検知する受信回路と、外部機器から入力された映像信号および音声信号を送信チャンネルに対応したテレビ放送電波に変換して出力するAV送信回路と、前記受信回路が検知した電界強度の中から最大値および最小値を検出し該最小値のチャンネルを前記送信チャンネルに割り当てる制御回路と、前記各アンテナと前記受信回路およびAV送信回路との接続を前記制御回路の判定に従い切り換えるスイッチ群とを有し、前記制御回路は、前記最大値が閾値を下回るとき前記AV送信回路の出力を前記両アンテナのうちの一方から送信すると判定し、前記最大値が前記閾値を上回るとき前記AV送信回路の出力を前記両アンテナのうちの他方から送信すると判定する。
本発明によれば、2つのアンテナを利用可能な送信機が、受信電波をもとに測定した電界レベルと閾値との対比に基づいて、映像音声の送信チャンネルおよび送信用のアンテナを選択することから、周囲の電界環境に適した形態で電波を送信することができる。これにより、送信機からテレビ受信機に対し電波が届き難い環境であっても、テレビ受信機にてクリアな映像と音声を再生することができる。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態のシステム構成を示す。映像音声送信システム100Aは、図1に示すように、オーディオビジュアル機器113から入力された映像信号及び音声信号をテレビ放送電波に変換して送信する送信機101Aと、テレビ放送電波を受信機用アンテナ105により受信して再生するテレビ受信機121とを備える。
送信機101Aは、VHF帯の電波を送信または受信するための第1のアンテナ102及び第2のアンテナ104を備える。第1のアンテナ102は、図1では送信機101Aから露出するものであるが、内蔵アンテナとして送信機101A内に収納されるよう形成してもよい。他方の第2のアンテナ104は、第1のアンテナ102よりも、受信機用アンテナ105の近傍に配置されている。なお、図1に示す第2のアンテナ104は、外部アンテナコネクタ119により同軸ケーブル120を介して着脱可能に接続されているが、半田付けにより送信機101Aに固定してもよい。
また、送信機101Aは、受信回路103と、FM送信回路109と、AV送信回路110と、第1スイッチ107、第2スイッチ108及び第3スイッチ111のスイッチ群と、制御回路であるマイクロコントローラ106と、電源回路117と、操作スイッチ118とを備える。
受信回路103は、第1のアンテナ102又は第2のアンテナ104が受信した電波から、FM放送および地上波テレビ放送のチャンネル単位で電界強度を検知する。FM送信回路109は、オーディオビジュアル機器113からのR-ch音声信号114及びL-ch音声信号115をFM変調して出力する。また、FM送信回路109は、AV送信回路110が用いるローカル周波数を生成する。AV送信回路110は、オーディオビジュアル機器113からのR-ch音声信号114及びL-ch音声信号115と映像信号116とをVHF帯のテレビ放送電波の周波数に変換して出力する。このAV送信回路110の出力は増幅器112により増幅される。
第1スイッチ107は、第1のアンテナ102を第2スイッチ108又は第3スイッチ111に接続するよう切り換える。第2スイッチ108は、受信回路103及びAV送信回路110と第1スイッチ107及び第2のアンテナ104との間の接続を切り換える。第3スイッチ111は、FM送信回路109を第1スイッチ107又はAV送信回路110に接続するよう切り換える。これらスイッチ群の動作は、マイクロコントローラ106により制御される。
図2に、第2スイッチ108の内部構成を示す。スイッチ108Aは、第1スイッチ107及び受信回路103間の接続をON/OFFする。スイッチ108Bは、第1スイッチ107及び増幅器112間の接続をON/OFFする。スイッチ108Cは、増幅器112及び外部アンテナコネクタ119間の接続をON/OFFする。スイッチ108Dは、外部アンテナコネクタ119及び受信回路103間の接続をON/OFFする。
図3に示すフローチャートを参照して、本実施形態の動作について説明する。まず、ユーザが送信機101Aの使用目的に応じて操作スイッチ118を選択操作する。具体的には、FM放送を聴きたい場合、オーディオビジュアル機器113からのR-ch音声信号114及びL-ch音声信号115を送信機101AでFM送信する「FM送信」を選択する。また、オーディオビジュアル機器113からの映像音声信号を送信機101Aで送信してテレビ受信機121で再生したい場合は、「映像音声送信」を選択する。
「FM送信」が選択された場合(ステップS301:「FM送信」)、マイクロコントローラ106は、第3スイッチ111を第1スイッチ107側に切り換えると共に(ステップS302)、第1スイッチ107を第3スイッチ111側に切り換える(ステップS303)。切り換えが完了すると、FM送信回路109が第1のアンテナ102によりFM送信を開始する(ステップS304)。
「映像音声送信」が選択された場合(ステップS301:「映像音声送信」)、送信機101Aは、周辺環境のVHF帯の電界レベルを測定する。この測定のため、マイクロコントローラ106は、第1スイッチ107を第2スイッチ108側に切り換え(ステップS311)、第3スイッチ111をAV送信回路110側に切り換える(ステップS312)。また、第2スイッチ108のうち、スイッチ108AをONにし、他のスイッチ(108B,108C,108D)はOFFにする(ステップS313)。これにより、受信回路103が第1のアンテナ102に接続される。
受信回路103は、第1のアンテナ102が受信したVHF帯の電波について、チャンネル単位で電界レベルを測定する。マイクロコントローラ106は、受信回路103の測定結果の中から、最大値及び最小値をとるチャンネルを検出する(ステップS314)。そして、検出した最小値のチャンネルを映像音声のための送信チャンネルに適用する(ステップS315)。
続いて、マイクロコントローラ106は、最大値の電界レベルが、予め設定された閾値以上であるか否かを判別する。最大値が閾値未満であった場合(ステップS316:No)、周囲の環境は弱電界、すなわち比較的良好に無線通信を実行できる環境であると判断する。この場合、第2スイッチ108のスイッチ108BをONにし、他のスイッチ(108A,108C,108D)をOFFにする(ステップS317)。これにより、AV送信回路110にてテレビ放送電波に変換された映像音声信号が、増幅器112にて増幅された後、第1のアンテナ102から送信される(ステップS318)。
一方、電界レベルの最大値が閾値を超える場合(ステップS316:Yes)、マイクロコントローラ106は、周囲の環境は強電界、すなわち無線通信がノイズなどの影響を受け易い環境であると判断する。この場合、第2スイッチ108のスイッチ108CをONにし、他のスイッチ(108A,108B,108D)をOFFにする(ステップS321)。これにより、AV送信回路110から出力された映像・音声信号が、同軸ケーブル120を介して、テレビ受信機121の近傍の第2のアンテナ104から送信される(ステップS322)。
第1の実施形態によれば、周囲が強電界である場合、送信機101Aが、テレビ受信機121の近傍に配置した第2のアンテナ104を用いて映像音声を送信するよう制御することから、テレビ受信機121は、強電界の環境下でもクリアな映像と音声を再生することができる。また、電界レベルの測定値をもとに判断した空きチャンネルおよび周囲の電界状況に応じて、送信用のアンテナを切り換えるので、微弱電波機器の規定を満足しつつ強電界で使用できる送信機を提供することができる。
(第2の実施形態)
図4に示すフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は、図1に示すものと同様である。
ユーザの選択がFM送信である場合(ステップS401:「FM送信」)、送信機101Aは、前述のステップS302〜S304(図3)と同様な処理Aを実行する(ステップS402〜S404)。
映像音声送信が選択された場合(ステップS401:「映像音声送信」)、送信機101Aは、前述のステップS311〜S315(図3)と同様な処理Bを実行する(ステップS411〜S415)。これにより、映像音声のための送信チャンネルが決定される。送信機101Aは、電界レベルの測定結果の最大値が閾値以上である場合(ステップS416:Yes)、周囲の環境が強電界であると判断し、前述のステップS321〜S322(図3)と同様な処理C2を実行する(ステップS431〜S432)。これにより、第2のアンテナ104から映像音声の電波が送信される。
一方、電界レベルの最大値が閾値未満である場合(ステップS416:No)、送信機101Aは、周囲の環境が弱電界であると判断する。この場合、第2スイッチ108のスイッチ108A及びスイッチ108CをOFFにし、スイッチ108B及びスイッチ108DをONにする(ステップS417)。これにより、AV送信回路110から出力された映像音声信号が第1のアンテナ102から送信される(ステップS418)。
また、第2スイッチ108の上記切り換えにより、受信回路103が第2のアンテナ104に接続される。送信機101Aは、第1のアンテナ102から映像音声を送信する間、第2のアンテナ104が受信したVHF帯の電波について、チャンネル単位で電界レベルを測定する。そして、現行の送信チャンネルを除く測定結果の中から最大値を検出し(ステップS419)、その最大値が閾値以上であるか否かを判別する。
上記判定の結果、最大値が閾値を超えない場合(ステップS420:No)、送信機101Aは、周囲の環境は引き続き弱電界であると判断し、第1のアンテナ102から映像音声の送信を継続すると共に、第2のアンテナ104の受信電波について電界レベルの測定を継続する。
また、上記判定の結果、電界レベルの最大値が閾値を超える場合(ステップS420:Yes)、送信機101Aは、周囲の環境が弱電界から強電界に遷移したと判断する。この場合、送信機101Aは、第2スイッチ108のスイッチ108BをONにし、他のスイッチ(108A,108C,108D)をOFFにする(ステップS421)。これにより、映像音声信号を送信すべきアンテナが、第1のアンテナ102から、テレビ受信機121の近傍の第2のアンテナ104に変更される(ステップS422)。
第2の実施形態によれば、周囲の環境が弱電界から強電界へ変化したとき、第2のアンテナ104から映像音声を送信するよう制御することから、強電界の環境でも、テレビ受信機121が良好に映像音声を再生することができる。
(第3の実施形態)
図5に示すフローチャートを参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は、図1に示すものと同様である。
ユーザの選択がFM送信である場合(ステップS501:「FM送信」)、送信機101Aは、前述のステップS302〜S304(図3)と同様な処理Aを実行する(ステップS502〜S504)。
また、映像音声送信が選択された場合(ステップS501:「映像音声送信」)、送信機101Aは、前述のステップS311〜S315(図3)と同様な処理Bを実行する(ステップS511〜S515)。これにより、映像音声のための送信チャンネルが決定される。
送信機101Aは、電界レベルの測定結果の最大値が閾値未満である場合(ステップS516:No)、周囲の環境が弱電界であると判断し、前述のステップS417〜S420(図4)と同様な処理D1を実行する(ステップS517〜S520)。処理D1により、第1のアンテナ102から映像音声が送信されると共に、第2のアンテナ104の受信電波について電界レベルの測定が行われる。
送信機101Aは、処理D1において、電界レベルの最大値が閾値を超える場合、周囲の環境が弱電界から強電界に遷移したと判断する。この場合、送信機101Aは、第2スイッチ108のスイッチ108A及びスイッチ108CをONにし、スイッチ108B及びスイッチ108DをOFFにする(ステップS521)。これにより、映像音声信号を送信すべきアンテナが、第1のアンテナ102から、テレビ受信機121の近傍の第2のアンテナ104に変更される(ステップS522)。
送信機101Aは、第2のアンテナ104から映像音声を送信する間、第1のアンテナ102が受信したVHF帯の電波について、チャンネル単位で電界レベルを測定する。そして、現行の送信チャンネルの電界レベルを除く測定結果の中から最大値を検出し(ステップS523)、検出した値が閾値以上であるか否かを判別する。
上記判定の結果、最大値が閾値を超えない場合(ステップS524:No)、送信機101Aは、周囲の環境は強電界から弱電界に遷移したと判断し、上記処理D1を実行する(ステップS517〜S520)。これにより、映像音声信号を送信すべきアンテナが、第2のアンテナ104から第1のアンテナ102に変更される。
また、第1のアンテナ102の受信電波の最大電界レベルが閾値を超える場合(ステップS524:Yes)、送信機101Aは、周囲の環境が引き続き強電界であると判断し、第2のアンテナ104から映像音声の送信を継続すると共に、第1のアンテナ102の受信電波について電界レベルの測定を継続する。
第3の実施形態によれば、一方のアンテナで映像音声を送信する間、他方のアンテナで電波を受信して周囲の電界レベルをチェックすることから、電界レベルの変化が頻繁に生じる環境であっても、それらの変化に適切に対処することができる。
(第4の実施形態)
図6に示すフローチャートを参照して、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は、図1に示すものと同様である。本実施形態は、FM送信回路109が出力する音声信号を用いて電界レベルの測定を行う。
ユーザの選択がFM送信である場合(ステップS601:「FM送信」)、送信機101Aは、前述のステップS302〜S304(図3)と同様な処理Aを実行する(ステップS602〜S604)。
送信機101Aは、映像音声送信が選択された場合(ステップS601:「映像音声送信」)、第1スイッチ107を第3スイッチ111側に切り換えると共に、第3スイッチ111を第1スイッチ107側に切り換える(ステップS611,612)。これにより、FM送信回路109が第1スイッチ107に接続される。また、送信機101Aは、第2スイッチ108において、スイッチ108DをONにし、他のスイッチ(108A,108B,108C)をOFFにする。これにより、受信回路103が第2のアンテナ104に接続される。
上記の接続により、FM送信回路109の出力が第1のアンテナ102から送信される(ステップS614)。このときFM送信回路109が出力する信号は、周辺環境の電界レベルをチェックするためのものであり、具体的には、テレビ放送電波の各チャンネルに対応した音声信号である。この音声信号を出力するにあたっては、例えば、FM送信回路109が、発振回路(図示略)から供給される1kHz程度の基準信号をもとに、各チャンネル周波数の音声信号を生成すればよい。チャンネル周波数の情報や音声信号の出力タイミング等は、マイクロコントローラ106から供給する。
また、FM送信回路109が音声信号を出力する方法としては、上記のものに替えて、オーディオビジュアル機器113から供給される音声信号(114,115)を用いてもよい。この場合、ユーザ操作によりオーディオビジュアル機器113から音声信号を出力し、その音声信号を受けたFM送信回路109が、テレビ放送電波のチャンネル単位で音声信号を出力する。すなわち、オーディオビジュアル機器113からの入力を契機に、FM送信回路109が音声信号を出力する。
送信機101Aは、上記のような方法でFM送信回路109が出力した音声信号を第1のアンテナ102から送信する間、第2のアンテナ104で電波を受信する。そして、受信電波から電界レベルの最大値及び最小値を検出し(ステップS615)、最小電界レベルのチャンネルを送信チャンネルに適用する(ステップS616)。送信チャンネルが決定すると、送信機101Aは、第3スイッチ111をAV送信回路110側へ切り換える(ステップS617)。
続いて、送信機101Aは、第2のアンテナ104の受信電波から検出した最大電界レベルが閾値以上か否かを判定する。その結果、最大電界レベルが閾値未満の場合(ステップS618:No)、送信機101Aから発信する電波がテレビ受信機121に届き難い環境であると判断する。この場合、送信機101Aは前述の処理C2(図3)を実行する(ステップS619〜S620)。これにより、映像音声の電波が、テレビ受信機121近傍の第2のアンテナ104から送信される。
また、第2のアンテナ104の受信電波の最大電界レベルが閾値以上である場合(ステップS618:Yes)、送信機101Aは、送信機101Aから発信する電波がテレビ受信機121に届きやすい環境であると判断する。この場合、送信機101Aは、前述のステップS317〜S318(図3)と同様な処理C1を実行する(ステップS631〜S632)。これにより、映像音声信号が、第1のアンテナ102から送信される。
第4の実施形態によれば、電界レベルの測定に、FM送信回路109により出力した音声信号を用いることから、VHF帯のテレビ放送を受信し難い環境でも、受信環境の測定を行うことができる。
(第5の実施形態)
図7に、本発明の第5の実施形態のシステム構成を示す。本構成は、前述の実施形態の構成(図1)にアンテナ検出回路122を付加したものと同等である。アンテナ検出回路122は、図7に示すように、外部アンテナコネクタ119と第2スイッチ108との間に挿入された回路である。送信機101Bは、アンテナ検出回路122により、送信機101Bに第2のアンテナ104が接続されているか否かを検出する。
図8に示すフローチャートを参照して、本実施形態の動作を説明する。本実施形態の動作は、前述の第1の実施形態の動作(図3)に、第2のアンテナ104の接続状況に応じた制御を加味したものである。
送信機101Bは、ユーザの選択がFM送信である場合(ステップS901:「FM送信」)、前述のステップS302〜S304(図3)と同様な処理Aを実行する(ステップS902〜S904)。また、映像音声送信が選択された場合(ステップS901:「映像音声送信」)、送信機101Bは、前述のステップS311〜S315(図3)と同様な処理Bを実行する(ステップS911〜S915)。これにより、映像音声のための送信チャンネルが決定される。
続いて、送信機101Bは、電界レベルの測定結果の最大値が閾値未満である場合(ステップS916:No)、周囲の環境が弱電界であると判断し、前述のステップS317〜S318(図3)と同様な処理C1を実行する(ステップS917〜S918)。これにより、映像音声の電波が第1のアンテナ102から送信される。
一方、電界レベルの測定結果の最大値が閾値以上である場合(ステップS916:Yes)、送信機101Bは、周囲の環境が強電界であると判断する。このとき、送信機101Bは、アンテナ検出回路122により、自機に第2のアンテナ104が接続されているか否かを判断する。その結果、第2のアンテナ104が接続されていない場合は(ステップS921:No)、第1のアンテナ102により映像音声を送信する処理C1を実行する。
また、強電界の環境において自機に第2のアンテナ104が接続されている場合(ステップS921:Yes)、送信機101Bは、前述のステップS321〜S322(図3)と同様な処理C2を実行する(ステップS922〜S923)。これにより、映像音声の電波が第2のアンテナ104から送信される。
第5の実施形態によれば、映像音声を送信するに先立ち、第2のアンテナ104の接続状況を検出することから、第2のアンテナ104が未接続であっても映像音声を送信することができる。
(第6の実施形態)
図9に示すフローチャートを参照して、本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は、図7に示すものと同様である。本実施形態の動作は、前述の第2の実施形態の動作(図4)に、第2のアンテナ104の接続状況に応じた制御を加味したものである。
送信機101Bは、ユーザの選択がFM送信である場合(ステップS1001:「FM送信」)、前述のステップS302〜S304(図3)と同様な処理Aを実行する(ステップS1002〜S1004)。また、映像音声送信が選択された場合(ステップS1001:「映像音声送信」)、送信機101Bは、前述のステップS311〜S315(図3)と同様な処理Bを実行する(ステップS1011〜S1015)。これにより、映像音声のための送信チャンネルが決定される。
続いて、送信機101Bは、自機に第2のアンテナ104が接続されているか否かを判断し、接続されていない場合は(ステップS1016:No)、第1のアンテナ102により映像音声を送信する処理C1(図3)を実行する(ステップS1041〜S1042)。
また、送信機101Bに第2のアンテナ104が接続されている場合(ステップS1016:Yes)、送信機101Bは、電界レベルの測定結果の最大値が閾値以上か否かを判定する。その結果、最大電界レベルが閾値未満である場合(ステップS1017:No)、送信機101Bは、周囲の環境が弱電界であると判断し、前述のステップS417〜S422(図4)と同様な処理D2を実行する(ステップS1018〜S1023)。これにより、映像音声の電波が第1のアンテナ102から送信され、その後、周囲の環境が弱電界から強電界に遷移した場合は、第2のアンテナ104により映像音声が送信される。
さらにまた、最大電界レベルが閾値以上である場合(ステップS1017:Yes)、送信機101Bは、周囲の環境が強電界であると判断し、前述のステップS321〜S322(図3)と同様な処理C2を実行する(ステップS1031〜S1032)。これにより、映像音声の電波が第2のアンテナ104から送信される。
第6の実施形態によれば、前述の第5の実施形態と同様な効果が得られる。
(第7の実施形態)
図10に示すフローチャートを参照して、本発明の第7の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は、図7に示すものと同様である。本実施形態の動作は、前述の第3の実施形態の動作(図5)に、第2のアンテナ104の接続状況に応じた制御を加味したものである。
送信機101Bは、ユーザの選択がFM送信である場合(ステップS1101:「FM送信」)、前述のステップS302〜S304(図3)と同様な処理Aを実行する(ステップS1102〜S1104)。また、映像音声送信が選択された場合(ステップS1101:「映像音声送信」)、送信機101Bは、前述のステップS311〜S315(図3)と同様な処理Bを実行する(ステップS1111〜S1115)。これにより、映像音声のための送信チャンネルが決定される。
続いて、送信機101Bは、自機に第2のアンテナ104が接続されているか否かを判断し、接続されていない場合は(ステップS1116:No)、第1のアンテナ102により映像音声を送信する処理C1(図3)を実行する(ステップS1131〜S1132)。
また、送信機101Bに第2のアンテナ104が接続されている場合(ステップS1116:Yes)、送信機101Bは、映像音声の送信に用いるアンテナ(102,104)を周囲の電界レベルに応じて切り換える前述のステップS516〜S524(図5)と同様な処理D3を実行する(ステップS1118〜S1125)。
第7の実施形態によれば、前述の第5の実施形態と同様な効果が得られる。
(第8の実施形態)
図11に示すフローチャートを参照して、本発明の第8の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は、図7に示すものと同様である。本実施形態の動作は、前述の第4の実施形態の動作(図6)に、第2のアンテナ104の接続状況に応じた制御を加味したものである。
送信機101Bは、ユーザの選択がFM送信である場合(ステップS1201:「FM送信」)、前述のステップS302〜S304(図3)と同様な処理Aを実行する(ステップS1202〜S1204)。また、映像音声送信が選択された場合(ステップS1201:「映像音声送信」)、送信機101Bは、自機に第2のアンテナ104が接続されているか否かを判断する。
送信機101Bに第2のアンテナ104が接続されていない場合(ステップS1211:No)、送信機101Bは、第1のアンテナ102により受信した電波を用いて映像音声の送信チャンネルを決定する処理B(図3)を実行する(ステップS1231〜S1235)。また、送信機101Bに第2のアンテナ104が接続されている場合は(ステップS1211:Yes)、第1のアンテナ102から送信され且つ第2のアンテナ104で受信された測定用の音声信号を用いて送信チャンネルを決定する前述のステップS611〜S617と同様な処理Eを実行する(ステップS1212〜S1218)。
送信機101Bは、電界レベルの測定結果の最大値が閾値以上か否かを判定する。その結果、また、最大電界レベルが閾値未満である場合(ステップS1219:No)、送信機101Bは、送信機101Aから発信する電波がテレビ受信機121に届きやすい環境であると判断し、前述の処理C2(図3)を実行する(ステップS1220〜S1221)。これにより、映像音声の電波が第1のアンテナ102から送信される。
また、最大電界レベルが閾値以上である場合(ステップS1219:Yes)、送信機101Bは、送信機101Bからの電波がテレビ受信機121に届き難い環境であると判断し、前述の処理C1(図3)を実行する(ステップS1236〜S1237)。これにより、映像音声の電波が第2のアンテナ104から送信される。
第8の実施形態によれば、前述の第5の実施形態と同様な効果が得られる。
なお、図7に示す送信機101Bの構成に、第2のアンテナ104の接続状態をユーザに報知するための手段を付加してもよい。この手段としては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、あるいは、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)及びEL(Electro Luminescence)ディスプレイのような表示機器、もしくは、ブザーのような音響機器とすることができる。
上記各実施形態では、テレビ受信機121が送信機(101A,101B)からの電波をより良好に受信できるようにすることを目的として、第2のアンテナ104をテレビ受信機121の近傍に配置したが、上記目的のためには、その他の方法を用いてもよい。
その他の方法としては、例えば、映像音声を第2のアンテナ(104)から送信する場合に、第1のアンテナ(102)からの送信時よりも、出力レベル(振幅)を大きくするよう制御回路(106)が増幅器(112)を制御する。このとき、予め送信機に規定されている微弱電波の出力レベルの範囲内で制御する。増幅器としては、増幅率を変更できる構成のものを搭載する。この方法によれば、必ずしも第2のアンテナをテレビ受信機の近傍に配置しなくてもよい。
また、第2のアンテナが送信機に接続されておらず、且つ、強電界の環境下で第1のアンテナから映像音声を送信する場合、その出力レベルを弱電界時のものよりも大きくするよう制御するという方法を採用してもよい。
上記の何れの方法であっても、強電界の環境下で送信機から送信された電波をテレビ受信機が受信し易くなる。
上記各実施形態におけるオーディオビジュアル機器113としては、携帯電話機、PHS(登録商標)、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)、PC(Personal Computer)、ビデオプレーヤ、ビデオレコーダ、DVDプレーヤ/レコーダ、マルチメディアプレーヤ等の機器を用いることができる。
本発明の第1乃至第4の実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における第2スイッチの構成図である。 本発明の第1の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5乃至第8の実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第7の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第8の実施形態における送信機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100A,100B システム
101:送信機、102:第1のアンテナ、103:受信回路、104:第2のアンテナ、105:受信機用アンテナ、106:マイクロコントローラ、107:第1スイッチ、108:第2スイッチ、108A/108B/108C/108D:スイッチ、109:FM送信回路、110:AV送信回路、111:第3スイッチ、112:増幅器、113:オーディオビジュアル機器、114:R-ch音声信号、115:L-ch音声信号、116:映像信号、117:電源回路、118:操作スイッチ、119:外部アンテナコネクタ、120:同軸ケーブル、121:テレビ受信機、122:アンテナ検出回路

Claims (22)

  1. VHF通信用の第1のアンテナを具備する送信機と、前記送信機に接続されたVHF通信用の第2のアンテナと、VHF通信を行うテレビ受信機とを備え、
    前記送信機は、前記第1又は第2のアンテナが受信した電波の電界強度をチャンネル単位で検知する受信回路と、外部機器から入力された映像信号および音声信号を送信チャンネルに対応したテレビ放送電波に変換して出力するAV送信回路と、前記受信回路が検知した電界強度の中から最大値および最小値を検出し該最小値のチャンネルを前記送信チャンネルに割り当てる制御回路と、前記各アンテナと前記受信回路およびAV送信回路との接続を前記制御回路の判定に従い切り換えるスイッチ群とを有し、
    前記制御回路は、前記最大値が閾値を下回るとき前記AV送信回路の出力を前記両アンテナのうちの一方から送信すると判定し、前記最大値が前記閾値を上回るとき前記AV送信回路の出力を前記両アンテナのうちの他方から送信すると判定することを特徴とする映像音声送信システム。
  2. 前記制御回路は、前記AV送信回路の出力が前記第1のアンテナから送信される間に前記第2のアンテナを前記受信回路に接続すると判定し、前記送信チャンネルの電波を除く前記第2のアンテナの受信電波について前記受信回路が検知した電界強度の中から最大値を検出し、前記最大値が前記閾値を上回るとき前記AV送信回路の出力先を前記第1のアンテナから第2のアンテナに変更すると判定することを特徴とする請求項1記載の映像音声送信システム。
  3. 前記送信機は、さらに、テレビ放送電波の複数のチャンネルに対応する音声信号を出力するFM送信回路を有し、
    前記制御回路は、前記FM送信回路が前記音声信号を出力するとき、前記FM送信回路の出力を前記第1のアンテナから送信すると判定し且つ前記第2のアンテナを前記受信回路に接続すると判定し、前記第2のアンテナの受信電波を用いて前記送信チャンネルの割り当てを決定することを特徴とする請求項1又は2記載の映像音声送信システム。
  4. 前記送信機は、さらに、自機に前記第2のアンテナが接続されているか否かを判別するアンテナ検出回路を有し、
    前記制御回路は、自機に前記第2のアンテナが接続されておらず且つ前記最大値が前記閾値を上回るとき、前記AV送信回路の出力を前記第1のアンテナから送信すると判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像音声送信システム。
  5. 前記送信機は、さらに、前記AV送信回路の出力を前記制御回路が設定する増幅率で増幅する増幅器を有し、
    前記制御回路は、前記最大値が前記閾値を上回るとき、前記最大値が前記閾値を下回るときの増幅率より高い増幅率を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の映像音声送信システム。
  6. 前記送信機は、さらに、前記AV送信回路の出力を前記制御回路が設定する増幅率で増幅する増幅器を有し、
    前記制御回路は、前記AV送信回路の出力を前記第2のアンテナから送信するとき、前記第1のアンテナから前記AV送信回路の出力を送信するときの増幅率より高い増幅率を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像音声送信システム。
  7. 前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナよりも、前記テレビ受信機の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の映像音声送信システム。
  8. VHF通信用の第1のアンテナおよび第2のアンテナと、前記第1又は第2のアンテナが受信した電波の電界強度をチャンネル単位で検知する受信回路と、外部機器から入力された映像信号および音声信号を送信チャンネルに対応したテレビ放送電波に変換して出力するAV送信回路と、前記受信回路が検知した電界強度の中から最大値および最小値を検出し該最小値のチャンネルを前記送信チャンネルに割り当てる制御回路と、前記各アンテナと前記受信回路およびAV送信回路との接続を前記制御回路の判定に従い切り換えるスイッチ群とを備え、
    前記制御回路は、前記最大値が閾値を下回るとき前記AV送信回路の出力を前記両アンテナのうちの一方から送信すると判定し、前記最大値が前記閾値を上回るとき前記AV送信回路の出力を前記両アンテナのうちの他方から送信すると判定することを特徴とする送信機。
  9. 前記制御回路は、前記AV送信回路の出力が前記第1のアンテナから送信される間に前記第2のアンテナを前記受信回路に接続すると判定し、前記送信チャンネルの電波を除く前記第2のアンテナの受信電波について前記受信回路が検知した電界強度の中から最大値を検出し、前記最大値が前記閾値を上回るとき前記AV送信回路の出力先を前記第1のアンテナから第2のアンテナに変更すると判定することを特徴とする請求項8記載の送信機。
  10. さらに、テレビ放送電波の複数のチャンネルに対応する音声信号を出力するFM送信回路を備え、
    前記制御回路は、前記FM送信回路が前記音声信号を出力するとき、前記FM送信回路の出力を前記第1のアンテナから送信すると判定し且つ前記第2のアンテナを前記受信回路に接続すると判定し、前記第2のアンテナの受信電波を用いて前記送信チャンネルの割り当てを決定することを特徴とする請求項8又は9記載の送信機。
  11. さらに、前記第2のアンテナを着脱可能に接続するためのコネクタを備えることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の送信機。
  12. さらに、自機に前記第2のアンテナが接続されているか否かを判別するアンテナ検出回路を備え、
    前記制御回路は、自機に前記第2のアンテナが接続されておらず且つ前記最大値が前記閾値を上回るとき、前記AV送信回路の出力を前記第1のアンテナから送信すると判定することを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の送信機。
  13. さらに、前記AV送信回路の出力を前記制御回路が設定する増幅率で増幅する増幅器を有し、
    前記制御回路は、前記最大値が前記閾値を上回るとき、前記最大値が前記閾値を下回るときの増幅率より高い増幅率を設定することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の送信機。
  14. さらに、前記AV送信回路の出力を前記制御回路が設定する増幅率で増幅する増幅器を有し、
    前記制御回路は、前記AV送信回路の出力を前記第2のアンテナから送信するとき、前記第1のアンテナから前記AV送信回路の出力を送信するときの増幅率より高い増幅率を設定することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の送信機。
  15. 前記第1のアンテナが筐体内に収納されていることを特徴とする請求項8乃至14のいずれか1項に記載の送信機。
  16. コンピュータを請求項8乃至15のいずれか1項に記載の送信機における制御回路として機能させることを特徴とするプログラム。
  17. VHF通信用の第1のアンテナ又は第2のアンテナが受信した電波の電界強度をチャンネル単位で検知し、
    チャンネル単位で検知した電界強度の中から最大値および最小値を検出し該最小値のチャンネルを送信チャンネルとして認識し、
    外部機器から入力された映像信号および音声信号を前記送信チャンネルに対応したテレビ放送電波に変換し、
    前記最大値が閾値を下回るとき前記両アンテナのうちの一方により前記テレビ放送電波を送信し、
    前記最大値が前記閾値を上回るとき前記両アンテナのうちの他方により前記テレビ放送電波を送信することを特徴とする映像音声送信方法。
  18. さらに、前記テレビ放送電波を前記第1のアンテナから送信する間に前記第2のアンテナにより電波を受信し、前記第1のアンテナからのテレビ放送電波を除く前記第2のアンテナの受信電波について検知した電界強度の中から最大値を検出し、前記最大値が前記閾値を上回るとき前記テレビ放送電波を送信すべきアンテナを前記第1のアンテナから第2のアンテナに変更することを特徴とする請求項17記載の映像音声送信方法。
  19. さらに、テレビ放送電波の複数のチャンネルに対応する音声信号を前記第1のアンテナから送信し、前記音声信号を送信する間に前記第2のアンテナにより電波を受信し、前記第2のアンテナの受信電波を用いて前記送信チャンネルを認識することを特徴とする請求項17又は18記載の映像音声送信方法。
  20. さらに、前記第2のアンテナを使用可能か否かを判別し、前記第2のアンテナが使用不可であり且つ前記最大値が前記閾値を上回るとき、前記テレビ放送電波を前記第1のアンテナから送信することを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の映像音声送信方法。
  21. 前記最大値が前記閾値を上回るとき、前記最大値が前記閾値を下回るときの増幅率より高い増幅率により前記テレビ放送電波を増幅して送信することを特徴とする請求項17乃至20のいずれか1項に記載の映像音声送信方法。
  22. 前記第2のアンテナからテレビ放送電波を送信するとき、前記第1のアンテナからテレビ放送電波を送信するときの増幅率より高い増幅率により前記テレビ放送電波を増幅して送信することを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に記載の映像音声送信方法。
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