JP2008258942A - アンテナ装置及びアンテナ機能付き構造体 - Google Patents

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【課題】通信感度を確保しつつ、家具等の構造体のデザイン性を損なうことなく、空間利用を効率化することのできるアンテナ装置及びアンテナ機能付き構造体を提供する。
【解決手段】このアンテナ装置には、シート状のアンテナと、アンテナと通信機器とを接続するコネクタと、アンテナを一体的に保持する構造体本体とが備えられている。構造体本体は、家具、車両、当該車両の各部品の少なくとも1つである。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置及びアンテナ機能付き構造体に関する。
従来、金属板にスロットを形成してアンテナとして機能せしめるスロット型アンテナが知られている。例えば、特許文献1には、スロット型のボウタイアンテナにおいて、無給電素子を付加することにより比較的広帯域な特性が得られることが記載されている。このようなアンテナは、例えば特許文献2に記載されるように、プリンタ等の電子機器に内蔵されることで、機器同士の無線通信を可能としている。
特開2003−78345号公報 特開2002−103734号公報
ところで、近年においては、PCや携帯電話等の通信機器による通信が様々な場所で利用されている。このため、例えば特許文献2のように電子機器と一体化したアンテナではなく、種々の場所に設置された別体のアンテナと通信機器とを接続することで、その通信感度を確保することが考えられている。この別体のアンテナを予め卓上等に設置しておけば、ユーザが個人的にアンテナを所持していなくとも、通信機器とアンテナとを接続することができ、所望の場所で通信感度を確保することができる。しかしながら、別体のアンテナを卓上等に設置していると、このアンテナが場所をとって邪魔となったり、デザイン全体の統一感を阻害し、見栄えが悪くなってしまったり、といった問題がある。
本発明の課題は、通信感度を確保しつつ、家具等の構造体のデザイン性を損なうことなく、空間利用を効率化することのできるアンテナ装置及びアンテナ機能付き構造体を提供することである。
請求項1記載の発明に係るアンテナ装置は、
シート状のアンテナと、
前記アンテナと通信機器とを接続するコネクタと、
前記アンテナを一体的に保持する構造体本体とを備え、
前記構造体本体は、家具、車両、当該車両の各部品の少なくとも1つであることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のアンテナ装置において、
前記アンテナと前記コネクタとを結ぶケーブルを備えることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のアンテナ装置において、
前記構造体本体は、金属部を有し、当該金属部が前記アンテナを形成していることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載のアンテナ装置において、
前記アンテナは、貼付自在であって、前記構造体本体の表面に貼付されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
複数の前記アンテナが前記構造体本体により保持されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明に係るアンテナ機能付き構造体は、
シート状のアンテナと、
前記アンテナと通信機器とを接続するコネクタと、
前記アンテナを一体的に保持する構造体本体とを備え、
前記構造体本体は、家具、車両、当該車両の各部品の少なくとも1つであることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のアンテナ機能付き構造体において、
前記アンテナと前記コネクタとを結ぶケーブルを備えることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載のアンテナ機能付き構造体において、
前記構造体本体は、金属部を有し、当該金属部が前記アンテナを形成していることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項6又は7記載のアンテナ機能付き構造体において、
前記アンテナは、貼付自在であって、前記構造体本体の表面に貼付されていることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項6〜9のいずれか一項に記載のアンテナ機能付き構造体において、
複数の前記アンテナが前記構造体本体により保持されていることを特徴としている。
本発明によれば、家具や車両、当該車両の各部品少なくとも1つにより、アンテナが保持されているので、通信感度が確保されることになる。そして、前述したように家具や車両、当該車両の各部品少なくとも1つが、シート状のアンテナを一体的に保持しているので、アンテナが出っ張ってデザイン性が損なわれることを防止することができる。また、アンテナによる出っ張りがないので、例えば卓上等に別体のアンテナを設置した場合と比較しても空間利用が効率的となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るアンテナ装置(アンテナ機能付き構造体)1の外観図を表す斜視図である。
このアンテナ装置1には、2つのアンテナ2、3と、アンテナ2,3とPCや携帯電話等の通信機器とを接続するコネクタ4と、アンテナ2,3とコネクタ4とを結ぶケーブル5と、ケーブル5を巻き取る巻き取り部6と、これらアンテナ2,3、コネクタ4、ケーブル5及び巻き取り部6を保持する構造体本体としての机7とが設けられている。
机7には、脚71と、脚71により支持された天板72と、天板72の下面に固定された棚73とが設けられている。棚73は金属製であり、その前面表面にアンテナ2,3が貼付されている。
図2はアンテナ2,3の概略構成を表す正面図である。アンテナ2,3には、図2に示すように、平板状の支持基板21が備えられている。支持基板21には、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4、シリコン等、従来より用いられている絶縁性のものを適宜用いることができる。ここで、支持基板21の一面に備えられているものは実線で示し、支持基板21の他面に備えられているものは破線で示す。
図3に示すように、支持基板21の一面(以下、「第1面」という。)には、平面視半円状の第1放射板22が備えられている。第1放射板22は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、白金等の導電性の材料により薄膜状に形成されている。第1放射板22の縁部は、弧状に形成された円弧部と、円の直径からなる直線部と、から形成されている。第1放射板22の円弧頂点は給電点23となっており、給電点23には、第1放射板22の直線部と略直交する方向に延在されている伝送線路24が接続されている。また、第1放射板22は、伝送線路24の中心線に対して線対称の形状となっている。この伝送線路24には、ケーブル5が接続されている。
図4に示すように、支持基板21の他面(以下、「第2面」という。)には、平面視略台形状の第2放射板25が備えられている。第2放射板25は、第1放射板22と同様に導電性の材料により薄膜状に形成されている。第2放射板25は、第1放射板22の円弧頂点にその上辺(上底)を対向させ、かつ、第1放射板22の直線部と第2放射板25の上辺及び下辺とが略平行になるように配置されている。第2放射板25も、伝送線路24の中心線に対して線対称の形状となっている。また、第1放射板22と第2放射板25とは、支持基板21において幅gの間隙を設けるように備えられている。
第2放射板25の下辺中心部には、平面視矩形状のインピーダンス整合部26が備えられている。インピーダンス整合部26は第2放射板25と同様の材料により形成されたものである。アンテナのインピーダンス特性によってインピーダンス整合部26の寸法は適宜変更可能であるが、本実施形態においてはインピーダンス整合部26の横幅と伝送線路24(マイクロストリップ線路のストリップ導体)の幅を調整することによってアンテナ2,3のインピーダンスを調整できるようになっている。また、インピーダンス整合部26は、支持基板21の縁部で伝送線路24と接続されている。
支持基板21の第1放射板22を備えた面(すなわち、第1面)には、第1放射板22を被覆する誘電体27が第1面全体に貼着されている。誘電体27は、伝送線路24の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。誘電体27には、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4等を適宜用いることができる。
そして、第1放射板22と第2放射板25の一方の表面には、貼付自在となるようにシール材が塗布されていて、このシール材によりアンテナ2,3が机7に貼付されることになる。
アンテナ2,3のそれぞれに接続されたケーブル5は、巻き取り部6内で連結されてコネクタ4に接続されている。この連結部には切替部が設けられており、この切替部によって、アンテナ2,3のうち通信感度の高いアンテナに切り替えられるようになっている。切替部により切り替えられたアンテナ2,3がコネクタ4に電気的に接続されることになる。
ここで、コネクタ4とケーブル5の構造には、同軸構造、マイクロストリップ路線構造、コプレーナ導波路構造などを適応することが可能である。
次に、本実施形態に係るアンテナ装置1による作用について説明する。
まず、ユーザは自身の通信機器とコネクタ4とを接続し、通信機器とアンテナ2,3とを導通させる。
アンテナ2,3によって電波が送信される場合、まず、通信機器からコネクタ4を介してケーブル5内に所定の振幅及び位相で電流が流れる。すると、図3及び図4に矢印で示すように、ケーブル5から伝送線路24を介して第1放射板22及び第2放射板25に電流が流れ、アンテナ2,3から電波が出力される。
具体的には、第1放射板22側にプラスの電荷が流入し、第2放射板25に側にマイナスの電荷が流入するとき、支持基板21における第1放射板22が配置されている面においては、通信機器から出力された電流は、ケーブル5、インピーダンス整合部26を介して伝送線路24に流れ、伝送線路24から第1放射板22に流れ、さらに第1放射板22の円弧に沿って半円上端まで流れる。このとき、支持基板21における第2放射板25が配置されている面においては、電流は第2放射板25の台形側辺下端から側辺に沿って側辺上端に向かって流れ、側辺上端から上辺中心部に向かって流れた後、上辺中心部から下辺中心部に向かって流れ、インピーダンス整合部26、ケーブル5を介して、通信機器に流入する。
同様に、第1放射板22側にマイナスの電荷が流入し、第2放射板25側にプラスの電荷が流入するとき、支持基板21における第2放射板25が配置されている面においては、通信機器から出力された電流は、ケーブル5、インピーダンス整合部26を介して第2放射板25の下辺中心部から上辺中心部に向かって流れ、さらに上辺中心部から両側辺上端に向かって流れ、側辺上端から側辺に沿って側辺下端に向かって流れる。このとき、第1放射板22が配置されている面においては、電流は第1放射板22における半円上端から円弧に沿って第1放射板22の円弧中心部まで流れ、円弧中心部から伝送線路24に流れ、ケーブル5を通して通信機器に流入する。
アンテナ装置1により電波が受信される場合、第1放射板22又は第2放射板25が電波を受信すると、第1放射板22では円弧部又は直線部から円弧辺に沿って円弧頂点に、第2放射板25では両側辺に沿って上辺中心部に定在波電流が分布し、所定の振幅及び位相で電流が流れる。すると、第1放射板22からは、その円弧頂点から伝送線路24に電流が流れてケーブル5を介して通信機器まで伝送される。また、第2放射板25からは、両側辺から両辺中心部まで電流が流れると、電流は上辺中心部からインピーダンス整合部26に向かって流れる。そして、電流はインピーダンス整合部26を経由して、ケーブル5を介して通信機器に伝送される。
以上のように、本実施形態のアンテナ装置1によれば、机7により、アンテナ2,3が保持されているので、通信感度が確保されることになる。そして、前述したように机7が、シート状のアンテナ2,3を一体的に保持しているので、アンテナが出っ張ってデザイン性が損なわれることを防止することができる。また、アンテナによる出っ張りがないので、別体のアンテナを卓上に設置した場合と比較しても空間利用が効率的となる。
また、アンテナ2,3が、貼付自在であるので机7上の通信感度の高い位置へ場所を変えて貼付することもできる。
そして、複数のアンテナ2,3が机7により保持されているので、複数のアンテナ2,3から通信感度の高いアンテナを選択することができ、結果としてより高い通信感度を確保することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、アンテナ2,3として半円台形タイプのアンテナを例示して説明したが、板状ボルケーノスモークタイプのアンテナでもよい。
図5は板状ボルケーノスモークタイプのアンテナの概略構成を表す斜視図であり、図6は板状ボルケーノスモークタイプのアンテナの概略構成の正面図である。この図5に示すように、板状ボルケーノスモークタイプのアンテナ8には、平板状の支持基板81が備えられている。支持基板81には、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4、シリコン等、従来より用いられている絶縁性のものを適宜用いることができる。
支持基板81の一面には平面状の第1放射板82が備えられている。第1放射板82は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、白金等の導電性の材料により薄膜状に形成されている。第1放射板82の平面視形状は支持基板81の中央に向けて凸状となっており、その頂点部は給電点83となっている。また、電磁波の送受信効率の観点から、第1放射板82の外縁部分は弧状に形成するのが好ましい。図6に示すように本実施形態においては、第1放射板82は半長径rz1、半短径rx1(rz1>rx1)の楕円曲線に沿った形状とする。第1放射板82の外縁部分であって楕円曲線に沿った形状の端部同士を結ぶ部分は楕円曲線の短軸に該当し、支持基板81の端縁と略平行となっている。ここで、第1放射板82の半短径rx1と略平行となる方向をX軸方向とする。また、第1放射板82の半長径rz1と略平行となる方向をZ軸方向とする。また、支持基板81の厚み方向をY軸方向とする。
給電点83には、伝送線路84の一端部がZ軸方向に沿って電気的に接続されている。電気的接続の方法に制限はないが、本実施形態においては第1放射板82および伝送線路84は支持基板81の一面に配置されているため、第1放射板82の外縁部分に連続する薄膜状の伝送線路84を形成するだけで電気的に接続されるようになっている。
支持基板81の他面には、伝送線路84と対向しかつY軸方向において第1放射板82と重ならない位置に平面状の第2放射板85が備えられている。第2放射板85は、第1放射板82と同様に導電性の材料により薄膜状に形成されている。図6に示すように、第2放射板85の外縁部分の第1放射板82側には、X軸方向に沿って上辺部86が備えられている。第2放射板85の外縁部分であって上辺部86の両端には、Z軸方向に略平行な側辺部87がそれぞれ備えられている。また、第2放射板85の外縁部分には、側辺部87の他端同士を結ぶ下辺部88が支持基板81の端縁上に位置するように備えられている。ここで、図面においては、支持基板81の一面に備えられているものを実線で、支持基板81の他面に備えられているものを破線で示すこととする。
上辺部86には、Y軸方向において伝送線路84と重なる位置に切り欠き89が形成されている。切り欠き89の平面視形状に特に制限は無く、直線、曲線またはこれらの組み合わせとしてもよいが、伝送線路84からの給電効率の観点から第1放射板82に向けて拡開する形状が好ましい。本実施形態の切り欠き89は直線で形成されており、二等辺三角形を形成するようになっている。
そして、伝送線路84の他端および下辺部88の中心にケーブル5が接続されることになる。
また、第1放射板82と第2放射板85の一方の表面には、貼付自在となるようにシール材が塗布されていて、このシール材によりアンテナ8が机7に貼付されることになる。
なお、上述した半円台形タイプのアンテナ2,3、板状ボルケーノスモークタイプのアンテナ8は、いずれもシールタイプのアンテナであったが、スロットタイプのアンテナを適用することも可能である。
ここで、スロットタイプのアンテナを適用する場合、金属製である棚73を本発明に係る金属部としてアンテナとすることができる。図7は、スロットタイプのアンテナの概略構成を表す斜視図である。この図7に示すように、スロットタイプのアンテナ9には、平板状の金属層91が備えられている。金属層91は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、白金等の導電性の材料により形成されている。金属層91の形状や厚みに特に制限はなく、従来より装置に備えられている金属板等を金属層91として用いることとしてもよいために、本実施形態では棚73により金属層91を形成する。
金属層91には、平面視半円形状の第1スロット92と、平面視台形状の第2スロット92と、第1スロット92の円弧部頂点と第2スロット92の上辺中心とを連結するスロット状の給電部93と、が設けられている。第1スロット92の直線部と第2スロット92の下辺とは、略平行になるように形成されている。このようなスロットが設けられた金属層91はエッチング等により成形することとしてもよく、又は導電ペイントによるパターン印刷等によって成形することとしてもよい。
第1スロット92の平面視形状は半円形に限られず、給電部93が連結される辺の両端の角部が弧状に形成されていればよい。
第2スロット92の平面視形状は、第1スロット92の形状と異なるものが適用可能である。第2スロット92の形状に特に制限は無いが、第2スロット92の給電部93が連結される辺部とその端に連続する側辺の長さ寸法L2が第1スロット92の給電部93が連結される辺部とその端に連続する側辺の長さ寸法L1と異なる形状が好ましい。
金属層91の上面には、伝送線路94が給電部93と対向するように配置されている。伝送線路94の他端にはケーブル5が接続されており、これによりアンテナ9がケーブル5を介してコネクタ4に接続されることになる。
このように、スロットタイプのアンテナを適用する場合、構造体本体に備わる金属部をアンテナにすることができるので、装置全体としての部品点数を削減できる。
また、本実施形態では、コネクタ4が机7の棚73の側面に固定された場合を例示して説明したが、コネクタ4が棚73に対して着脱自在であても構わない。着脱自在であれば、巻き取り部6からケーブル5を伸ばすことでコネクタ4を天板72上に載置することも可能である。これにより、より通信機器との接続工程が容易となり、利便性を向上させることになる。
また、本実施形態では、構造体本体として机7を例示して説明したが、これ以外の家具であっても構わない。机7以外の家具としては例えば椅子、本棚、パーティション、ベッド、キャビネット等の大型家具だけでなく、電気スタンドやディスプレイ等の家電、ブックエンドや筆立て等の小型家具などが挙げられる。また、構造体本体としては、家具以外にも、例えば自転車、自動車、電車、バイク等の車両自体や、当該車両の部品等が挙げられる。車両の部品としては、自動車、電車の内装設備(椅子、フレーム等)や、外装設備(パンタグラフ等)、バイク、自転車のフレームやかご、ホイール等が挙げられる。
いずれの構造体本体においても、上述シールタイプのアンテナ2,3,8である場合には構造体本体の表面に貼付することが可能である。一方、スロットタイプのアンテナ9である場合には構造体本体における金属部により当該アンテナ9を形成することができる。
例えば、構造体本体が自動車の車両自体である場合には、アンテナを車両自体の何れかの位置(一定の通信感度を確保することのできる位置)に一体的に保持させることになる。ここで、乗車者が所有する通信機器がアンテナに接続可能となるように、コネクタは車内の何れかの内装設備に設置されていることが好ましい。内装設備としては、例えば図8に示すダッシュボード51、図9に示すドア55、図10に示す座席58、コンソールボックス59等が挙げられる。
ダッシュボード51におけるコネクタの設置箇所としては、図8に示すようにセンターパネル52や、グローブボックス53の一側方部分54等が挙げられる。ドア55におけるコネクタの設置箇所としては、図9に示すようにドア55の前方内側面56や、上方内側面56等が挙げられる。座席58におけるコネクタの設置箇所としては、図10に示すようにヘッドレストやバックレストの背面61,62等が挙げられる。コンソールボックス59におけるコネクタの設置箇所としては当該コンソールボックス59の上面63や、背面64等が挙げられる。
本実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す斜視図である。 図1のアンテナ装置に備わるアンテナの概略構成を表す正面図である。 図2のアンテナ装置の第1放射板を表す正面図である。 図2のアンテナ装置の第2放射板を表す正面図である。 図2のアンテナの変形例としての板状ボルケーノスモークタイプのアンテナの概略構成を表す斜視図である。 図5の板状ボルケーノスモークタイプのアンテナの概略構成の正面図である。 図2のアンテナの変形例としてのスロットタイプのアンテナの概略構成を表す斜視図である。 本実施形態に係るコネクタの設置例としてのダッシュボードを示す斜視図である。 本実施形態に係るコネクタの設置例としての扉を示す正面図である。 本実施形態に係るコネクタの設置例としての座席やコンソールボックスを示す斜視図である。
符号の説明
1 アンテナ装置(アンテナ機能付き構造体)
2,3 アンテナ
4 コネクタ
5 ケーブル
6 巻き取り部
7 机(構造体本体)

Claims (10)

  1. シート状のアンテナと、
    前記アンテナと通信機器とを接続するコネクタと、
    前記アンテナを一体的に保持する構造体本体とを備え、
    前記構造体本体は、家具、車両、当該車両の各部品の少なくとも1つであることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナと前記コネクタとを結ぶケーブルを備えることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2記載のアンテナ装置において、
    前記構造体本体は、金属部を有し、当該金属部が前記アンテナを形成していることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1又は2記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナは、貼付自在であって、前記構造体本体の表面に貼付されていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
    複数の前記アンテナが前記構造体本体により保持されていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. シート状のアンテナと、
    前記アンテナと通信機器とを接続するコネクタと、
    前記アンテナを一体的に保持する構造体本体とを備え、
    前記構造体本体は、家具、車両、当該車両の各部品の少なくとも1つであることを特徴とするアンテナ機能付き構造体。
  7. 請求項6記載のアンテナ機能付き構造体において、
    前記アンテナと前記コネクタとを結ぶケーブルを備えることを特徴とするアンテナ機能付き構造体。
  8. 請求項6又は7記載のアンテナ機能付き構造体において、
    前記構造体本体は、金属部を有し、当該金属部が前記アンテナを形成していることを特徴とするアンテナ機能付き構造体。
  9. 請求項6又は7記載のアンテナ機能付き構造体において、
    前記アンテナは、貼付自在であって、前記構造体本体の表面に貼付されていることを特徴とするアンテナ機能付き構造体。
  10. 請求項6〜9のいずれか一項に記載のアンテナ機能付き構造体において、
    複数の前記アンテナが前記構造体本体により保持されていることを特徴とするアンテナ機能付き構造体。
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