JP2008258857A - フィールド通信システム - Google Patents

フィールド通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008258857A
JP2008258857A JP2007097927A JP2007097927A JP2008258857A JP 2008258857 A JP2008258857 A JP 2008258857A JP 2007097927 A JP2007097927 A JP 2007097927A JP 2007097927 A JP2007097927 A JP 2007097927A JP 2008258857 A JP2008258857 A JP 2008258857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
field device
field
server
delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007097927A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Endo
正仁 遠藤
Hiroshi Miyata
宏 宮田
Hiroki Endo
弘樹 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2007097927A priority Critical patent/JP2008258857A/ja
Publication of JP2008258857A publication Critical patent/JP2008258857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことを可能とするフィールド通信システムを実現すること。
【解決手段】フィールド機器がネットワークを介してデータ通信を行うフィールド通信システムにおいて、ネットワークを介してデータを送信する第1のフィールド機器と、前記第1のフィールド機器から送信されたデータを記憶し予め定められた送信間隔で前記記憶されたデータを送信する遅延吸収サーバと、前記遅延吸収サーバのデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始すると共に予め定められた受信処理期間内に前記遅延吸収サーバから送信されたデータが到達した場合に前記到達したデータを受信する第2のフィールド機器とを備え、前記遅延吸収サーバが前記第2のフィールド機器の近傍に設置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フィールド機器がネットワークを介してデータ通信を行うフィールド通信システムに関して、特にフィールド機器間のデータ通信を確実に行うフィールド通信システムに関する。
従来のフィールド機器は、浄水場やプラント等に設置され、物理量(例えば、流量、水位、圧力、温度等)を計測し、その計測結果に応じた電気信号を出力するものである。
このようなフィールド機器がネットワークを介してデータ通信を行うフィールド通信システムに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平08−083389公報 特開2002−251298公報
図13は従来のフィールド通信システムの一例を示す構成ブロック図である。図13において、1、4はインターネットプロトコルを利用してデータ通信を行うフィールド機器、2、3はルータ、100、101、102はLAN(LOCAL AREA Network)、WAN(WIDE AREA NETWORK)などのネットワークである。
フィールド機器1、ネットワーク100、ルータ2、ネットワーク101、ルータ3、ネットワーク102及びフィールド機器4はフィールド通信システム110を構成する。
フィールド機器1はネットワーク100と相互に接続され、ルータ2もまたネットワーク100に相互に接続される。
ルータ2はネットワーク101と相互に接続され、ルータ3もまたネットワーク101に接続される。
また、ルータ3はネットワーク102と相互に接続され、フィールド機器4もまたネットワーク102に接続される。
図14は従来のフィールド通信システムのフィールド機器及びルータの具体的な構成ブロック図である。図14において、5、8はCPU(Central Processing Unit)などの演算制御手段、6はフィールド機器を動作させるプログラム及び経路情報などが格納された記憶手段、7、10は通信手段、9はルータを動作させるプログラム及び経路情報などが格納された記憶手段である。図14において1及び2は図13と同一符号を付してある。
演算制御手段5、記憶手段6及び通信手段7はフィールド機器1を構成する。また、図示していないが、フィールド機器4もフィールド機器1と同様の構成である。
また、演算制御手段8、記憶手段9及び通信手段10はルータ2を構成する。また、図示していないが、ルータ3もルータ2と同様の構成である。
記憶手段6の入出力は演算制御手段5に相互に接続され、通信手段7はネットワーク100に相互に接続されると共に入出力は演算制御手段5に相互に接続される。
また、記憶手段9の入出力は演算制御手段8に相互に接続され、通信手段10はネットワーク100及びネットワーク101(図示せず)にそれぞれ相互に接続されると共に入出力は演算制御手段8に相互に接続される。
ここで、図13等に示す従来のフィールド通信システムの動作について図15を用いて説明する。図15は従来のフィールド通信システムの動作を説明する処理フロー図である。
フィールド通信システム110は、フィールド機器1のデータ送信後から予め定められた時間(受信処理期間)内でフィールド機器4がデータを受信するといったリアルタイム性を有したデータ通信を行う。
そのため、フィールド機器1及びフィールド機器4は、フィールド機器1のデータの送信時刻とフィールド機器4のデータの受信処理の開始時刻とが同じ時刻になるようにそれぞれ予め設定される。
まず、図15中”S101”においてフィールド機器1は予め定められた送信間隔でネットワーク100を介してルータ2にフィールド機器4宛のデータを送信する。
例えば、フィールド機器1の演算制御手段5は記憶手段6に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、通信手段7を制御して予め定められた送信間隔(例えば、500μ秒)でネットワーク100を介してルータ2にフィールド機器4宛のデータを送信する。(これらのような演算制御手段、記憶手段、通信手段等のハードウェアはそれぞれ同様に動作するため、以下、細部の説明を省略する。)
また、特に図示しないが、フィールド機器4は、フィールド機器1のデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始し、予め設定された受信処理期間(例えば、1000μ秒)だけデータの受信を行う。
次に、図15中”S102”においてルータ2はネットワーク101を介してルータ3にデータを転送する。
例えば、ルータ2の演算制御手段8は、通信手段10を制御してネットワーク101を介してルータ3にデータを転送する。
さらに、図15中”S103”においてルータ3はネットワーク102を介してフィールド機器4にデータを転送する。例えば、ルータ3の演算制御手段8は通信手段10を制御してネットワーク102を介してフィールド機器4にデータを転送する。
そして、ルータ3からのデータがネットワーク102を介してフィールド機器4に到達する。また、フィールド機器4は、予め設定された受信処理期間内にデータが到達した場合に、フィールド機器1からのデータを受信する。
この結果、第1のフィールド機器のデータの送信時刻に第2のフィールド機器がデータの受信処理を開始し、予め設定された受信処理期間だけデータの受信を行うことにより、フィールド機器はネットワークを介してリアルタイムにデータ通信を行うことが可能になる。
しかし、図13等に示す従来例では、何らかの理由でフィールド機器1からフィールド機器4へのデータの転送時間がフィールド機器4に予め設定された受信処理期間よりも長くかかってしまう場合には、フィールド機器4の受信処理期間内にデータが到達しないことにより、フィールド機器4はデータを受信できない。
データの転送時間が受信処理期間よりも長い場合のフィールド通信システムの動作について図16及び図17を用いて説明する。図16及び図17はデータの転送時間が受信処理期間よりも長い場合の従来のフィールド通信システムの動作を説明する説明図である。
例えば、図16に示すように、ネットワーク100の構成が複雑であり、フィールド機器1からルータ2へのデータ到達時間は1000μ秒かかるものとする。
そして、ルータ2からルータ3へのデータ到達時間が20μ秒、ルータ3からフィールド機器4へのデータ到達時間が20μ秒、ルータ2及びルータ3での処理時間がそれぞれ100μ秒である場合、データがフィールド機器1からフィールド機器4に到達するまでのデータの転送時間は合計1240μ秒となる。
このような状態で、フィールド機器1は図17中”TM100”に示すタイミングでフィールド機器4にデータを送信する。
また、フィールド機器4はデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始し、予め設定された受信処理期間(1000μ秒)だけデータの受信を行う。
言い換えれば、フィールド機器4は、データが受信処理期間内に到達しない場合(データが受信処理期間よりも長い時間をかけて到達した場合)には、データを受信できない。
そして、フィールド機器1から送信されたデータは図17中”TM100”に示すタイミングから1240μ秒後にフィールド機器4に到達する。
この場合、フィールド機器1からフィールド機器4にデータが到達されるまでに1000μ秒以上の時間がかかることにより、フィールド機器4はデータを受信できない。
同様に、フィールド機器1が図17中”TM101”及び”TM102”に示すタイミングでフィールド機器4にデータを送信する場合においても、フィールド機器1からフィールド機器4にデータが到達されるまでに1000μ秒以上の時間がかかることにより、フィールド機器4はデータを受信できない。
このように、フィールド機器間のデータの転送時間が予め設定された受信処理期間よりも長い場合に送信先のフィールド機器がデータを受信できないことにより、フィールド機器間のデータ通信が確実に行えないといった問題点があった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことを可能とするフィールド通信システムを実現することにある。
上記のような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
フィールド機器がネットワークを介してデータ通信を行うフィールド通信システムにおいて、
ネットワークを介してデータを送信する第1のフィールド機器と、前記第1のフィールド機器から送信されたデータを記憶し予め定められた送信間隔で前記記憶されたデータを送信する遅延吸収サーバと前記遅延吸収サーバのデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始すると共に予め定められた受信処理期間内に前記遅延吸収サーバから送信されたデータが到達した場合に前記到達したデータを受信する第2のフィールド機器とを備え、前記遅延吸収サーバが前記第2のフィールド機器の近傍に設置されることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記遅延吸収サーバが、前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、記憶手段と、前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータを前記記憶手段に記憶し前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信する演算制御手段とを備えることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項3記載の発明は、
請求項1記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記遅延吸収サーバが、前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、記憶手段と、前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータが第2のフィールド機器宛のデータである場合に前記記憶手段に記憶し前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信し、それ以外の場合に前記受信したデータを転送する演算制御手段とを備えることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項4記載の発明は、
請求項1乃至請求項3記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記遅延吸収サーバが、既に別のデータが記憶されていた場合に、前記記憶されていた別のデータを破棄すると共に前記第1のフィールド機器から送信される最新のデータを記憶することにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項5記載の発明は、
請求項1乃至請求項3記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記遅延吸収サーバが、前記第2のフィールド機器までのデータの転送時間が前記受信処理期間よりも短くなるような位置に設置されることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項6記載の発明は、
フィールド機器がネットワークを介してデータ通信を行うフィールド通信システムにおいて、
ネットワークを介してデータを送信する第1のフィールド機器と、前記第1のフィールド機器から送信されたデータを記憶し予め定められた送信間隔で前記記憶されたデータを送信する第1の遅延吸収サーバと、前記第1のフィールド機器から送信されたデータを記憶し、前記第1遅延吸収サーバの通信不良が検出された場合に予め定められた送信間隔で前記記憶されたデータを送信する第2の遅延吸収サーバと、前記第1及び第2の遅延吸収サーバのデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始すると共に予め定められた受信処理期間内に前記第1若しくは第2の遅延吸収サーバから送信されたデータが到達した場合に前記到達したデータを受信する第2のフィールド機器とを備え、前記第1及び第2の遅延吸収サーバが前記第2のフィールド機器の近傍にそれぞれ設置されることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項7記載の発明は、
請求項6記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記第1の遅延吸収サーバが、前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、記憶手段と、前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータを前記記憶手段に記憶し、前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信する演算制御手段とを備えることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項8記載の発明は、
請求項6記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記第2の遅延吸収サーバが、前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、記憶手段と、前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータを前記記憶手段に記憶し、前記第1の遅延吸収サーバの通信不良が検出された場合に前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信する演算制御手段とを備えることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項9記載の発明は、
請求項6乃至請求項8記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記第1及び第2の遅延吸収サーバが、既に別のデータが記憶されていた場合に、前記記憶されていた別のデータを破棄すると共に前記第1のフィールド機器から送信される最新のデータをそれぞれ記憶することにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
請求項10記載の発明は、
請求項6乃至請求項8記載の発明であるフィールド通信システムおいて、
前記第1及び第2の遅延吸収サーバが、前記第2のフィールド機器までのデータの転送時間が前記受信処理期間よりも短くなるような位置にそれぞれ設置されることにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9及び10の発明によれば、
遅延吸収サーバが自機からのデータの転送時間が送信先のフィールド機器の受信処理期間よりも短くなるような位置に設置され、遅延吸収サーバの演算制御手段が受信したデータを記憶手段に記憶し通信手段を制御して一定の間隔で記憶されたデータを送信し、フィールド機器が遅延吸収サーバのデータ送信時刻と同時にデータの受信処理を開始すると共に予め定められた受信処理期間内に遅延吸収サーバからのデータが到達した場合に到達したデータを受信することにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るフィールド通信システムの一実施例を示す構成ブロック図である。図1において、11、15はインターネットプロトコルを利用してデータ通信を行うフィールド機器、12、14はルータ、13はフィールド機器15の近傍に設置される遅延吸収サーバ、120、121、122はLAN及びWANなどのネットワークである。
フィールド機器11、ネットワーク120、ルータ12、ネットワーク121、遅延吸収サーバ13、ルータ14、ネットワーク122及びフィールド機器15はフィールド通信システム130を構成する。
フィールド機器11はネットワーク120と相互に接続され、ルータ12もまたネットワーク120と相互に接続される。
ルータ12はネットワーク121と相互に接続され、遅延吸収サーバ13及びルータ14もまたネットワーク121と相互にそれぞれ接続される。
さらに、ルータ14はネットワーク122と相互に接続され、フィールド機器15もまたネットワーク122と相互に接続される。
図2は図1のフィールド機器、ルータ及び遅延吸収サーバの具体的な構成ブロック図である。図2において、16はCPUなどの演算制御手段、17はフィールド機器を動作させるプログラム及び経路情報などが格納された記憶手段、18は通信手段である。演算制御手段16、記憶手段17及び通信手段18はフィールド機器11を構成する。また、図2において11は図1と同一符号を付してある。
19はCPUなどの演算制御手段、20はルータを動作させるプログラム及び経路情報などが格納された記憶手段、21は通信手段である。演算制御手段19、記憶手段20及び通信手段21はルータ12を構成する。また、図2において12は図1と同一符号を付してある。
22はCPUなどの演算制御手段、23は通信手段、24遅延吸収サーバを動作させるプログラム及び経路情報などが格納された記憶手段である。演算制御手段22、通信手段23及び記憶手段24は遅延吸収サーバ13を構成する。また、図2において13、120及び121は図1と同一符号を付してある。
また、図示していないが、フィールド機器15はフィールド機器11と同様の構成、ルータ14はルータ12と同様の構成である。
記憶手段17の入出力は演算制御手段16に相互に接続され、通信手段18はネットワーク120と相互に接続されると共に入出力は演算制御手段16に相互に接続される。
記憶手段20の入出力は演算制御手段19に相互に接続され、通信手段21はネットワーク120及び121にそれぞれ相互に接続されると共に入出力は演算制御手段19に相互に接続される。
記憶手段24の入出力は演算制御手段22に相互に接続され、通信手段23はネットワーク121に相互に接続されると共に入出力は演算制御手段19に相互に接続される。
また、遅延吸収サーバ13は記憶手段24上に送信元及び送信先ごとにデータを保持する領域を有している。
ここで、図1等に示す本発明に係るフィールド通信システムの一実施例の動作について図3、図4及び図5を用いて説明する。図3は本発明に係るフィールド通信システムの一実施例の動作を説明する処理フロー図である。図4及び図5は本発明に係るフィールド通信システムの一実施例の動作を説明する説明図である。
フィールド通信システム130は、遅延吸収サーバ13のデータ送信後から予め定められた時間(受信処理期間)内にフィールド機器15がデータを受信するといったリアルタイム性を有したデータ通信を行う。
そのため、遅延吸収サーバ13及びフィールド機器15は、遅延吸収サーバ13のデータの送信時刻とフィールド機器15のデータの受信処理の開始時刻とが同じ時刻になるようにそれぞれ予め設定される。
すなわち、遅延吸収サーバ13のデータの送信時刻と同時にフィールド機器15の受信処理期間が開始することになる。
また、遅延吸収サーバ13は、遅延吸収サーバ13から送信されたデータがフィールド機器15に到達するまでに要する時間(転送時間)がフィールド機器15の受信処理期間よりも短くなるような位置に設置される。
まず、図3中”S201”においてフィールド機器11は予め定められた送信間隔(データ送信間隔)でネットワーク120を介してルータ12にデータを送信する。
例えば、フィールド機器11の演算制御手段16は記憶手段17に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、通信手段18を制御して予め定められた送信間隔(例えば500μ秒)でネットワーク120を介してルータ12にフィールド機器15宛のデータを送信する。(これらのような演算制御手段、記憶手段、通信手段等のハードウェアはそれぞれ同様に動作するため、以下、細部の説明を省略する。)
また、図4に示すようにネットワーク120の構成が複雑であり、フィールド機器11から送信されたデータはルータ12に到達するまでに1000μ秒かかる。
次に、図3中”S202”においてルータ12はネットワーク121を介して遅延吸収サーバ13にデータを転送する。
例えば、ルータ12の演算制御手段19は通信手段21を制御してネットワーク121を介して遅延吸収サーバ13にデータを転送する。
また、図4に示すようにルータ12から送信されたデータは遅延吸収サーバ13に到達するまでに20μ秒かかる。
そして、遅延吸収サーバ13はルータ12によって転送されたデータを受信し、図3中”S203”のステップに移行する。
次に、図3中”S203”において遅延吸収サーバ13は記憶手段24にルータ12からのデータが既に記憶されていないか判定する。
例えば、遅延吸収サーバ13の演算制御手段22は、記憶手段24に送信元がルータ12で送信先がフィールド機器15であるデータが既に記憶されているか否かによってルータ12からのデータが既に記憶されていないか判定する。
図3中”S203”において遅延吸収サーバ13に既に別のデータが記憶されていない場合には、図3中”S205”において遅延吸収サーバ13はルータ12からのデータを記憶する。
例えば、遅延吸収サーバ13の演算制御手段22は、記憶手段24にルータ12からのデータに記憶する。
また、図3中”S203”において遅延吸収サーバ13に既に別のデータが記憶されていた場合には、図3中”S204”において遅延吸収サーバ13は既に記憶されているデータを破棄し、図3中”S205”のステップに移行する。
例えば、遅延吸収サーバ13の記憶手段24に既に別のデータが記憶されていた場合、遅延吸収サーバ13の演算制御手段22は記憶手段24に既に記憶されていた別のデータを破棄し、ルータ12からのデータを記憶手段24に記憶する。
すなわち、遅延吸収サーバ13は送信元及び送信先ごとに常に最新のデータを記憶することになる。
次に、図3中” S206”において遅延吸収サーバ13は予め定められた送信間隔でルータ14にデータを送信する。
例えば、遅延吸収サーバ13の演算制御手段22は、通信手段23を制御して予め定められた送信間隔(例えば、500μ秒)で記憶手段24に記憶されたデータをルータ14に送信する。また、図4に示すように、遅延吸収サーバ13から送信されたデータはルータ14に到達するまでに20μ秒かかる。
このため、仮に図3中”S202”において遅延吸収サーバ13が何らかの理由によりルータ12からのデータを受信できなかったとしても、遅延吸収サーバ13が既に記憶されているデータを予め定められた間隔でルータ14に送信することにより、フィールド機器15は常にデータを受信し続けることが可能となる。
また、特に図示しないが、フィールド機器15は、遅延吸収サーバ13がデータを送信するのと同時にデータの受信処理を開始し、予め設定された受信処理期間だけデータの受信を行う。
例えば、フィールド機器15の演算制御手段16は、通信手段18を制御して遅延吸収サーバ13のデータの送信時刻と同じ時刻でデータの受信処理を開始し予め設定された受信処理期間(例えば、1000μ秒)だけデータの受信を行う。
次に、図3中”S207”においてルータ14はフィールド機器15にデータを転送する。
例えば、ルータ14の演算制御手段19は、通信手段21を制御してフィールド機器15にデータを転送する。また、図4に示すようにルータ14から転送されたデータはフィールド機器15に到達するまでに20μ秒かかる。
ルータ14から転送されたデータが受信処理期間内にフィールド機器15に到達した場合には、フィールド機器15はルータ14から転送されたデータを受信する。
このような場合、ルータ12及びルータ14での処理時間が100μ秒かかるものとすると、データがフィールド機器11からフィールド機器15に到達するまでのデータの転送時間は合計1260μ秒となる。
また、遅延吸収サーバ13から送信されたデータがフィールド機器15に到達するまでのデータの転送時間は140μ秒となる。
このような状態で、フィールド機器11は予め定められた送信間隔(500μ秒)で遅延吸収サーバ13にデータを送信し、遅延吸収サーバ13はフィールド機器11からのデータを記憶手段24に記憶する。
そして、遅延吸収サーバ13は、図5中”TM110”に示すタイミングで記憶手段24に記憶されたフィールド機器11からのデータをフィールド機器15宛に送信する。
また、図5中”TM110”に示すタイミングで、フィールド機器15はデータの受信処理を開始し、予め設定された受信処理期間(1000μ秒)だけデータの受信を行う。
この場合、遅延吸収サーバ13から送信されたデータが図5中”TM110”に示すタイミングから140μ秒後にフィールド機器15に到達することにより、フィールド機器15はデータを受信することが可能となる。
同様に、遅延吸収サーバ13が図5中”TM111”及び”TM112”に示すタイミングでフィールド機器15にデータを送信する場合においても、データが遅延吸収サーバ13からフィールド機器15に140μ秒で到達することにより、フィールド機器15はデータを受信することが可能となる。
すなわち、ネットワークの構成等によりデータの転送に長い時間が必要となる場合であっても、遅延吸収サーバ13がフィールド機器11からのデータを記憶し、予め定められた送信間隔でデータをフィールド機器15に送信することにより、フィールド機器11とフィールド機器15とのデータ通信を確実に行うことが可能となる。
この結果、遅延吸収サーバが自機からのデータの転送時間が送信先のフィールド機器の受信処理期間よりも短くなるような位置に設置され送信元のフィールド機器からのデータを記憶して一定の間隔で記憶されたデータを送信し、フィールド機器が遅延吸収サーバのデータの送信時刻にデータの受信処理を開始すると共に受信処理期間内に遅延吸収サーバからのデータが到達した場合に到達したデータを受信することにより、ネットワークの構成等によりフィールド機器間のデータの転送に長い時間が必要となる場合であっても、データ通信を確実に行うことが可能となる。
なお、図1等に示す実施例では、フィールド機器11とフィールド機器15とのデータ通信を遅延吸収サーバ13がデータを記憶して一定の間隔でデータを送信すると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、フィールド機器間に互いの動作状態を監視し合う複数の遅延吸収サーバが並列に設置されるものであっても構わない。
互いの状態を監視し合う複数の遅延吸収サーバを並列に設置するフィールド通信システムの実施例について図6を用いて説明する。
図6は本発明に係るフィールド通信システムのその他の例の構成ブロック図である。図6において、25、26はフィールド機器、27、28はフィールド機器26の近傍に設置される遅延吸収サーバ、123、124はLAN、WANなどのネットワークである。また、図6は複数の遅延吸収サーバが互いの状態を監視する機能を備えた点以外は図1のフィールド通信システムと同じ構成であるため適宜説明を省略する。
フィールド機器25、ネットワーク123、遅延吸収サーバ27及び28、ネットワーク124及びフィールド機器26はフィールド通信システム131を構成する。
フィールド機器25はネットワーク123と相互に接続され、遅延吸収サーバ27及び28もまたネットワーク123とそれぞれ相互に接続される。
遅延吸収サーバ27と遅延吸収サーバ28とは相互に接続され、遅延吸収サーバ27及び28はネットワーク124とそれぞれ相互に接続され、フィールド機器26もまたネットワーク124と相互に接続される。
図7は本発明に係るフィールド通信システムのその他の例の遅延吸収サーバの具体的な構成ブロック図である。図7において、29はCPUなどの演算制御手段、30は通信手段、31はプログラム及び経路情報などが格納された記憶手段である。図7において27及び123は図6と同一符号を付してある。
演算制御手段29、通信手段30及び記憶手段31は遅延吸収サーバ27を構成する。また、図示していないが、遅延吸収サーバ28も同様の構成である。
記憶手段31の入出力は演算制御手段29に相互に接続され、通信手段30は遅延吸収サーバ28の通信手段(図示せず)、ネットワーク123及び124(図示せず)とそれぞれ相互に接続されると共に入出力は演算制御手段29に相互に接続される。
また、遅延吸収サーバ27及び28は記憶手段31に送信元及び送信先ごとにデータを保持する領域をそれぞれ有している。
ここで、図6等に示す本発明に係るフィールド通信システムのその他の例の動作について図8を用いて説明する。図8はフィールド通信システムのその他の例の動作を説明する処理フロー図である。
フィールド通信システム131は、遅延吸収サーバ27及び28のデータ送信後から予め定められた時間(受信処理期間)内にフィールド機器26がデータを受信するといったリアルタイム性を有したデータ通信を行う。
そのため、遅延吸収サーバ27、28及びフィールド機器26は、遅延吸収サーバ27及び28のデータの送信時刻とフィールド機器26のデータの受信処理の開始時刻とが同じ時刻になるようにそれぞれ予め設定される。
遅延吸収サーバ27及び28のいずれか一方は”プライマリ”として動作してフィールド機器間で送受信されるデータを記憶し予め定められた送信間隔でデータを送信し、他方は”セカンダリ”として動作しフィールド機器間で送受信されるデータを記憶する。
例えば、遅延吸収サーバ27の演算制御手段29は、記憶手段31に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、プライマリの遅延吸収サーバとして動作し、フィールド機器25からのデータを記憶手段31に記憶すると共に通信手段30を制御して予め定められた送信間隔(例えば、500μ秒)で記憶されたデータをネットワーク124を介してフィールド機器26に送信する。(これらのような演算制御手段29、通信手段30、記憶手段31のハードウェアはそれぞれ同様に動作するため、以下、細部の説明を省略する。)
また、遅延吸収サーバ28の演算制御手段29はセカンダリの遅延吸収サーバとして動作し、フィールド機器25からのデータを記憶手段31に記憶する。この時、遅延吸収サーバ28はフィールド機器26へのデータの送信は行わない。
もし、プライマリの遅延吸収サーバ27が何らかの原因により動作しない場合には、遅延吸収サーバ28が遅延吸収サーバ27の代わりにネットワーク124を介してフィールド機器26にデータを送信する。
すなわち、セカンダリの遅延吸収サーバ28はプライマリの遅延吸収サーバ27が動作しない場合に動作を代行する補助機として動作する。
また、遅延吸収サーバ27及び28は、遅延吸収サーバ27及び28から送信されたデータがフィールド機器26に到達するまでに要する時間(転送時間)がフィールド機器26の受信処理期間よりも短くなるような位置に設置される。
まず、図8中”S301”においてフィールド機器25は、一定の間隔で遅延吸収サーバ27及び28にデータをそれぞれ送信する。
そして、遅延吸収サーバ27及び28はフィールド機器25からのデータをそれぞれ受信し、図8中”S302”のステップに移行する。
次に、図8中”S302”において遅延吸収サーバ27及び28は記憶手段31に既に別のデータが記憶されていないか判定する。
例えば、遅延吸収サーバ27及び28の演算制御手段29は記憶手段31に送信元がフィールド機器25で送信先がフィールド機器26であるデータが既に記憶されているか否かによってフィールド機器25からのデータが既に記憶されていないか判定する。
図8中”S302”において遅延吸収サーバ27及び28に既に別のデータが記憶されていない場合には、図8中”S304”において遅延吸収サーバ27及び28はフィールド機器25からのデータをそれぞれ記憶する。
例えば、遅延吸収サーバ27及び28の演算制御手段29は、フィールド機器25からのデータを記憶手段31にそれぞれ記憶する。
また、図8中”S302”において遅延吸収サーバ27及び28にそれぞれ既に別のデータが記憶されていた場合に、図8中”S303”において遅延吸収サーバ27及び28は既に記憶されているデータを破棄し、図8中”S304”のステップに移行する。
例えば、遅延吸収サーバ27及び28の記憶手段31にそれぞれ既に別のデータが記憶されていた場合に、遅延吸収サーバ27及び28の演算制御手段29は、記憶手段31を制御して既に記憶されていた別のデータを破棄すると共にフィールド機器25からのデータを記憶手段31に記憶する。
すなわち、遅延吸収サーバ27及び28は送信元及び送信先ごとに常に最新のデータをそれぞれ記憶することになる。
次に、図8中”S305”において遅延吸収サーバ28は遅延吸収サーバ27が通信可能か否か判定する。
例えば、遅延吸収サーバ28の演算制御手段29は通信手段30を制御して通信状況を確認し、遅延吸収サーバ27からの応答に基づいて通信が可能であるか否かを判定する。
図8中”S305”において遅延吸収サーバ27が通信できる場合には、図8中”S306”において遅延吸収サーバ27は予め定められた送信間隔でフィールド機器26にデータを送信する。
例えば、遅延吸収サーバ27の演算制御手段29は、通信手段30を制御して予め定められた送信間隔(例えば、500μ秒)で記憶手段31上に記憶されたデータをフィールド機器26に送信する。
一方、図8中”S305”において遅延吸収サーバ27が通信可能ではないと判定された場合には、図8中”S307”において遅延吸収サーバ28はネットワーク124を介してフィールド機器26にデータを送信する。
例えば、遅延吸収サーバ27が何らかの原因により通信ができない場合には、遅延吸収サーバ28の演算制御手段29は、通信手段30を制御して予め定められた送信間隔(例えば、500μ秒)で記憶手段31上に記憶されたデータをフィールド機器26に送信する
すなわち、プライマリの遅延吸収サーバ27が何らかの原因により動作しない場合に、遅延吸収サーバ28が予め定められた送信間隔でフィールド機器26にデータを送信することになる。
また、フィールド機器26は、遅延吸収サーバ27及び28のデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始し、予め設定された受信処理期間(例えば、1000μ秒)だけデータの受信を行う。
そして、遅延吸収サーバ27及び28から送信されたデータが受信処理期間内にフィールド機器26に到達した場合には、フィールド機器26は遅延吸収サーバ27及び28からのデータを受信する。
この結果、互いに通信状況を確認し合う複数の遅延吸収サーバが自機からのデータの転送時間が送信先のフィールド機器の受信処理期間よりも短くなるような位置に並列にそれぞれ設置され、複数の遅延吸収サーバがフィールド機器からのデータを記憶し、プライマリの遅延吸収サーバが一定の間隔で記憶されたデータを送信し、プライマリの遅延吸収サーバが通信できない場合にその他の遅延吸収サーバが一定の間隔でデータを送信し、フィールド機器がプライマリ及びその他の遅延吸収サーバのデータの送信時刻にデータの受信処理を開始すると共に受信処理期間内に遅延吸収サーバからのデータが到達した場合に到達したデータを受信することにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
また、図1等に示す実施例では、フィールド機器11からフィールド機器15へ送信されるデータはルータ12及びルータ14によって転送されると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、ルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバによって転送されるものであっても構わない。
また、ルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバによってフィールド通信システムが構成されるフィールド通信システムの実施例について図9を用いて説明する。
図9はルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバによって構成されるフィールド通信システムの構成ブロック図である。図9において、32、34、35はフィールド機器、33はフィールド機器34の近傍に設置され従来のルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバ、125、126はLAN、WANなどのネットワークである。また、図9はフィールド機器の構成は図1のフィールド通信システムと同じ構成であるため適宜説明を省略する。
フィールド機器32、ネットワーク125、遅延吸収サーバ33、ネットワーク126、フィールド機器34及び35はフィールド通信システム132を構成する。
フィールド機器32はネットワーク125と相互に接続され、遅延吸収サーバ33もまたネットワーク125と相互に接続される。
遅延吸収サーバ33はネットワーク126と相互に接続され、フィールド機器34及び35もまたネットワーク126とそれぞれ相互に接続される。
また、図10はルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバの具体的な構成ブロック図である。図10において、36はCPUなどの演算制御手段、37は通信手段、38はデータを記憶し予め定められた間隔でデータを送信させる機能及びルータの機能を提供するプログラム及び経路情報などが格納された記憶手段である。図10において33及び125は図9と同一符号を付してある。
また、演算制御手段36、通信手段37及び記憶手段38は遅延吸収サーバ33を構成する。
記憶手段38の入出力は演算制御手段36に相互に接続され、通信手段37はネットワーク125及びネットワーク126(図示せず)とそれぞれ相互に接続されると共に入出力は演算制御手段36に相互に接続される。
また、遅延吸収サーバ33は記憶手段38上に送信元及び送信先ごとにデータを保持する領域を有している。
ここで、図9等に示すルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバによって構成されるフィールド通信システムの動作について図11を用いて説明する。図11はルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバによって構成されるフィールド通信システムの動作を説明する処理フロー図である。
説明を簡単にするため、フィールド機器32とフィールド機器34とのデータ通信はリアルタイム性が要求され、フィールド機器32とフィールド機器35とのデータ通信は特にリアルタイム性が要求されていないものとする。
また、フィールド通信システム132は、遅延吸収サーバ33のデータ送信後から予め定められた時間(受信処理期間)内にフィールド機器34がデータを受信するといったリアルタイム性を有したデータ通信を行うものである。
そのため、遅延吸収サーバ33及びフィールド機器34は、遅延吸収サーバ33のデータの送信時刻とフィールド機器34のデータの受信処理の開始時刻とが同じ時刻になるようにそれぞれ予め設定される。
また、遅延吸収サーバ33は、遅延吸収サーバ33から送信されたデータがフィールド機器34に到達するまでに要する時間(転送時間)がフィールド機器34の受信処理期間よりも短くなるような位置に設置される。
まず、図11中”S401”においてフィールド機器32では一定の間隔でネットワーク125を介して遅延吸収サーバ33にデータを送信する。
例えば、フィールド機器32の演算制御手段(図示せず)は、記憶手段(図示せず)に格納されているプログラムを読み出して実行することにより、通信手段(図示せず)を制御してネットワーク125を介して遅延吸収サーバ33にフィールド機器34宛のデータを送信する。(これらのような演算制御手段、記憶手段、通信手段等のハードウェアはそれぞれ同様に動作するため、以下、細部の説明を省略する。)
そして、遅延吸収サーバ33はフィールド機器32からのデータを受信し、図11中”S402”のステップに移行する。
次に、図11中”S402”において遅延吸収サーバ33はフィールド機器32からのデータが記憶すべきデータであるか否かを判定する(言い換えれば、フィールド機器34宛のデータであるか否かを判定する)。
例えば、遅延吸収サーバ33の演算制御手段36は、記憶手段38に記憶されている送信元がフィールド機器32で送信先がフィールド機器34である場合には記憶するといったデータ情報に基づいてフィールド機器32からのデータが記憶すべきデータか否かを判定する。
図11中”S402”においてフィールド機器32からのデータが記憶すべきデータ(送信元がフィールド機器32で送信先がフィールド機器34のデータ)であると判定された場合、図11中”S403”のステップに移行する。
例えば、フィールド機器32からのフィールド機器34宛のデータが記憶すべきデータと判定された場合、図11中”S403”において遅延吸収サーバ33は記憶手段38にフィールド機器32からのデータが既に記憶されていないか判定する。
例えば、遅延吸収サーバ33の演算制御手段36は記憶手段38に送信元がフィールド機器32で送信先がフィールド機器34であるデータが既に記憶されているか否かによってフィールド機器32からのデータが既に記憶されていないか判定する。
図11中”S403”において遅延吸収サーバ33に既に別のデータが記憶されていない場合には、図11中”S406”において遅延吸収サーバ33はフィールド機器32からのデータを記憶する。
例えば、遅延吸収サーバ33の演算制御手段36は、フィールド機器32からのデータを記憶手段38に記憶する。
また、図11中”S403”において遅延吸収サーバ33に既に別のデータが記憶されている場合には、図11中”S405”において既に記憶されているデータを破棄し、図11中”S406”のステップに移行する。
例えば、遅延吸収サーバ33の記憶手段38に既に別のデータが記憶されている場合に、遅延吸収サーバ33の演算制御手段36は既に記憶されていた別のデータを破棄し、記憶手段38にフィールド機器32からのデータを記憶する。
すなわち、遅延吸収サーバ33は送信元及び送信先ごとに常に最新のデータを記憶することになる。
次に、図11中”S407”において遅延吸収サーバ33は予め定められた間隔でフィールド機器34にデータを送信する。
例えば、遅延吸収サーバ33の演算制御手段36は、通信手段37を制御して予め定められた間隔(500μ秒)で記憶手段38に記憶されているデータをフィールド機器34に送信する。
また、フィールド機器34の演算制御手段(図示せず)は、通信手段(図示せず)を制御して遅延吸収サーバ33のデータの送信時刻と同じ時刻でデータの受信処理を開始し、予め設定された受信処理期間(例えば、1000μ秒)だけデータの受信を行う。
そして、遅延吸収サーバ33からのデータが受信処理期間内にフィールド機器34に到達した場合には、フィールド機器34は遅延吸収サーバ33からのデータを受信する。
また、図11中”S402”においてフィールド機器32からのデータが記憶すべきデータではないと判定された場合、図11中”S404”において遅延吸収サーバ33はフィールド機器35にデータを送信し図11中”S401”のステップに移行する。
例えば、フィールド機器32からのデータが特にリアルタイム性を要求されていないフィールド機器35宛のデータの場合には、遅延吸収サーバ33は記憶すべきデータではないと判定し、遅延吸収サーバ33の演算制御手段36は通信手段37を制御してフィールド機器35にデータを転送する。
すなわち、フィールド機器32からのデータが記憶すべきデータではない場合、遅延吸収サーバ33はルータ機能を利用してデータをフィールド機器35に転送する。
この結果、遅延吸収サーバが自機からのデータの転送時間が送信先のフィールド機器の受信処理期間よりも短くなるような位置に設置され、受信したデータが記憶すべきデータの場合にデータを記憶して一定の間隔で記憶されたデータを送信し、記憶すべきでないデータの場合に既存のルータ機能を利用してデータを転送し、フィールド機器が遅延吸収サーバのデータの送信時刻にデータの受信処理を開始すると共に受信処理期間内に遅延吸収サーバからのデータが到達した場合に到達したデータを受信することにより、フィールド機器間のデータ通信を確実に行うことが可能となる。
また、図1等に示す実施例では、フィールド機器11、遅延吸収サーバ13及びフィールド機器15は予め定められた間隔でデータの送受信が行われると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、遅延吸収サーバの送受信間隔、送信元のフィールド機器の送信間隔及び送信先のフィールド機器の受信間隔との関係を調整することにより、フィールド機器は常に新しいデータを送受信するものであっても構わない。
送信元のフィールド機器の送信間隔と送信先のフィールド機器の受信間隔との関係を図12を用いて説明する。図12はフィールド通信システムのデータの送受信間隔の関係を説明する説明図である。
図12に示すように、遅延吸収サーバ13の送信間隔及びフィールド機器15の受信間隔が図12中”DC100”に示す間隔(例えば、1000μ秒)にそれぞれ設定され、遅延吸収サーバ13の受信間隔及びフィールド機器11の送信間隔が図12中”DC101”に示す間隔(例えば、500μ秒)にそれぞれ設定されているとする。
ちなみに、図12中”DC101”に示す間隔は図12中”DC100”に示す間隔の1/2倍の間隔である。
この場合、仮に何らかの原因で遅延吸収サーバ13がフィールド機器11からのデータの受信に失敗したとしても、図12中”DC100”に示す間隔(遅延吸収サーバ13の受信間隔及びフィールド機器11の送信間隔)が図12中”DC101”に示す間隔(フィールド機器15の受信間隔)の1/2倍と短いため、図12中”DC100”に示す間隔内にフィールド機器11が再びデータを送信すると共に遅延吸収サーバ13がデータを記憶し、図12中”DC100”に示す間隔で遅延吸収サーバ13がフィールド機器15にデータを送信することにより、フィールド機器15は常に新しいデータを受信することが可能となる。
例えば、遅延吸収サーバ13が図12中”TM121”示すタイミングでフィールド機器11からのデータの受信に失敗した場合であっても、図12中”TM122”に示すタイミングでフィールド機器11から再び送信されたデータを受信し、受信したデータを記憶すると共にフィールド機器15にデータを送信することにより、フィールド機器15は常に新しいデータを受信することが可能となる。
ちなみに、フィールド機器11の送信間隔及び遅延吸収サーバ13の受信間隔が図12中”DC100”に示す間隔の1/3倍の図12中”DC102”に示す間隔(例えば、333μ秒)である場合には、仮に何らかの原因で遅延吸収サーバ13がフィールド機器11からのデータの受信に2度連続して失敗したとしても、図12中”DC100”に示す間隔内にフィールド機器11が再びデータを送信すると共に遅延吸収サーバ13がデータを記憶し、図12中”DC100”に示す間隔で遅延吸収サーバ13がフィールド機器15にデータを送信することにより、フィールド機器15は常に新しいデータを受信することが可能となる。
この結果、送信元のフィールド機器の送信間隔が送信先のフィールド機器の受信間隔よりも1/2倍以下の間隔に設定されることにより、送信先のフィールド機器は常に新しいデータを受信することを可能とする。
また、図1等に示す実施例では、ルータ12、遅延吸収サーバ13及びルータ14を介してフィールド機器11及び15との間でデータ通信が行われると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、上述のような遅延吸収サーバの機能が組み込まれたルータによってフィールド通信システムが構成されるものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、フィールド通信システム130はルータ12、遅延吸収サーバ13及びルータ14を介してフィールド機器11及び15との間でデータ通信が行われると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、1個以上の遅延吸収サーバ、1個以上のフィールド機器から構成されるものであっても構わない。
また、図1等に示す実施例では、フィールド通信システム130はフィールド機器11がフィールド機器15にデータを送信しフィールド機器15が遅延吸収サーバ13を介してデータを受信すると例示されているが、特にこれに限定されるものではなく、フィールド機器11及び15はデータを相互に送受信するものであっても構わない。
本発明に係るフィールド通信システムの一実施例を示す構成ブロック図である。 図1のフィールド機器、ルータ及び遅延吸収サーバの具体的な構成ブロック図である。 本発明に係るフィールド通信システムの一実施例の動作を説明する処理フロー図である。 本発明に係るフィールド通信システムの一実施例の動作を説明する説明図である。 本発明に係るフィールド通信システムの一実施例の動作を説明する説明図である。 本発明に係るフィールド通信システムのその他の例の構成ブロック図である。 本発明に係るフィールド通信システムのその他の例の遅延吸収サーバの具体的な構成ブロック図である。 フィールド通信システムのその他の例の動作を説明する処理フロー図である。 ルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバによって構成されるフィールド通信システムの構成ブロック図である。 ルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバの具体的な構成ブロック図である。 ルータの機能が組み込まれた遅延機能サーバによって構成されるフィールド通信システムの動作を説明する処理フロー図である。 フィールド通信システムのデータの送受信間隔の関係を説明する説明図である。 従来のフィールド通信システムの一例を示す構成ブロック図である。 従来のフィールド通信システムのフィールド機器及びルータの具体的な構成ブロック図である。 従来のフィールド通信システムの動作を説明する処理フロー図である。 データ転送時間が受信処理期間よりも長い場合の従来のフィールド通信システムの動作を説明する説明図である。 データ転送時間が受信処理期間よりも長い場合の従来のフィールド通信システムの動作を説明する説明図である。
符号の説明
1、3、11、15、25、26、32、34、35 フィールド機器
2、4、12、14 ルータ
5、8、16、19、22、29、36 演算制御手段
6、9、17、20、24、31、38 記憶手段
7、10、18、21、23、30、37 通信手段
13、27、28、33 遅延吸収サーバ
100、101、102、120、121、122、123、124、125、126 ネットワーク
110、130、131、132 フィールド通信システム

Claims (10)

  1. フィールド機器がネットワークを介してデータ通信を行うフィールド通信システムにおいて、
    ネットワークを介してデータを送信する第1のフィールド機器と、
    前記第1のフィールド機器から送信されたデータを記憶し予め定められた送信間隔で前記記憶されたデータを送信する遅延吸収サーバと、
    前記遅延吸収サーバのデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始すると共に予め定められた受信処理期間内に前記遅延吸収サーバから送信されたデータが到達した場合に前記到達したデータを受信する第2のフィールド機器とを備え、
    前記遅延吸収サーバが前記第2のフィールド機器の近傍に設置されることを特徴とする
    フィールド通信システム。
  2. 前記遅延吸収サーバが、
    前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、
    記憶手段と、
    前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータを前記記憶手段に記憶し前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信する演算制御手段と
    を備えることを特徴とする
    請求項1記載のフィールド通信システム。
  3. 前記遅延吸収サーバが、
    前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、
    記憶手段と、
    前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータが第2のフィールド機器宛のデータである場合に前記記憶手段に記憶し前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信し、それ以外の場合に前記受信したデータを転送する演算制御手段と
    を備えることを特徴とする
    請求項1記載のフィールド通信システム。
  4. 前記遅延吸収サーバが、
    既に別のデータが記憶されていた場合に、前記記憶されていた別のデータを破棄すると共に前記第1のフィールド機器から送信される最新のデータを記憶することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載のフィールド通信システム。
  5. 前記遅延吸収サーバが、
    前記第2のフィールド機器までのデータの転送時間が前記受信処理期間よりも短くなるような位置に設置されることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載のフィールド通信システム。
  6. フィールド機器がネットワークを介してデータ通信を行うフィールド通信システムにおいて、
    ネットワークを介してデータを送信する第1のフィールド機器と、
    前記第1のフィールド機器から送信されたデータを記憶し予め定められた送信間隔で前記記憶されたデータを送信する第1の遅延吸収サーバと、
    前記第1のフィールド機器から送信されたデータを記憶し、前記第1の遅延吸収サーバの通信不良が検出された場合に予め定められた送信間隔で前記記憶されたデータを送信する第2の遅延吸収サーバと、
    前記第1及び第2の遅延吸収サーバのデータの送信時刻と同時にデータの受信処理を開始すると共に予め定められた受信処理期間内に前記第1若しくは第2の遅延吸収サーバから送信されたデータが到達した場合に前記到達したデータを受信する第2のフィールド機器とを備え、
    前記第1及び第2の遅延吸収サーバが前記第2のフィールド機器の近傍にそれぞれ設置されることを特徴とするフィールド通信システム。
  7. 前記第1の遅延吸収サーバが、
    前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、
    記憶手段と、
    前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータを前記記憶手段に記憶し、前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信する演算制御手段と
    を備えることを特徴とする
    請求項6記載のフィールド通信システム。
  8. 前記第2の遅延吸収サーバが、
    前記ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、
    記憶手段と、
    前記通信手段を制御して前記第1のフィールド機器から送信されたデータを受信すると共に前記受信したデータを前記記憶手段に記憶し、前記第1の遅延吸収サーバの通信不良が検出された場合に前記通信手段を制御して予め定められた送信間隔で前記記憶手段に記憶されたデータを前記第2のフィールド機器に送信する演算制御手段と
    を備えることを特徴とする
    請求項6記載のフィールド通信システム。
  9. 前記第1及び第2の遅延吸収サーバが、
    既に別のデータが記憶されていた場合に、前記記憶されていた別のデータを破棄すると共に前記第1のフィールド機器から送信される最新のデータをそれぞれ記憶することを特徴とする
    請求項6乃至請求項8に記載のフィールド通信システム。
  10. 前記第1及び第2の遅延吸収サーバが、
    前記第2のフィールド機器までのデータの転送時間が前記受信処理期間よりも短くなるような位置にそれぞれ設置されることを特徴とする
    請求項6乃至請求項8に記載のフィールド通信システム。
JP2007097927A 2007-04-04 2007-04-04 フィールド通信システム Pending JP2008258857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007097927A JP2008258857A (ja) 2007-04-04 2007-04-04 フィールド通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007097927A JP2008258857A (ja) 2007-04-04 2007-04-04 フィールド通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008258857A true JP2008258857A (ja) 2008-10-23

Family

ID=39982003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007097927A Pending JP2008258857A (ja) 2007-04-04 2007-04-04 フィールド通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008258857A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100070A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 横河電機株式会社 通信装置及び無線通信システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100070A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 横河電機株式会社 通信装置及び無線通信システム
WO2015076168A1 (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 横河電機株式会社 通信装置及び無線通信システム
CN105745959A (zh) * 2013-11-20 2016-07-06 横河电机株式会社 通信装置及无线通信系统
US10152392B2 (en) 2013-11-20 2018-12-11 Yokogawa Electric Corporation Communication apparatus and wireless communication system
CN105745959B (zh) * 2013-11-20 2019-06-14 横河电机株式会社 通信装置及无线通信系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6358347B2 (ja) 通信システム、制御装置、ノードの制御方法
JP4941753B2 (ja) フィールド制御システム
JP5691703B2 (ja) マルチキャストネットワークシステム
JP5464266B2 (ja) 通信システムおよびネットワーク管理方法
JP6209596B2 (ja) タイムトリガメッセージ及びイベントトリガメッセージを中継するための方法及び装置
Zhang et al. Distributed dynamic packet scheduling for handling disturbances in real-time wireless networks
US7535896B2 (en) Routing control system, routing control device, and routing control method
JP5817078B2 (ja) 伝送システム、集中制御計算機、及び伝送方法
US20090147784A1 (en) Field network system
JPWO2013141191A1 (ja) 制御装置、通信システム、ノード制御方法及びプログラム
JP2008141645A5 (ja)
JP2008022271A (ja) ネットワーク機器
JP2008258857A (ja) フィールド通信システム
JP2008072521A (ja) 通信装置、通信方法及び通信プログラム
KR101014279B1 (ko) 802.15.4 mac 및 이더넷 mac 통신 기능을 가지는 펌핑노드를 이용한 무선 센서 네트워크 시스템
JP5082986B2 (ja) 送信ノード、並びにその制御方法及び制御プログラム
JP5375833B2 (ja) ノード装置、経路制御方法、経路計算システム、及び経路計算装置
JP4390812B2 (ja) 経路制御システム、経路制御装置、及び経路制御方法
Stais et al. Error and congestion control for wireless sensor networks
JP2007013510A (ja) パケット通信システムおよびパケット通信装置
KR101884162B1 (ko) 데이터 전송 방법 및 장치
Carabelli et al. A network abstraction for control systems
JP6774093B2 (ja) 無線通信方法及びシステム、無線通信プログラム
JP2007189400A (ja) 帯域内管理網における管理トラヒックを再送する通信方法、装置及びプログラム
JP2011172020A (ja) 通信経路制御装置、通信経路制御方法、及び通信経路制御プログラム