JP2008258042A - 照明装置およびこの照明装置を用いた表示装置 - Google Patents

照明装置およびこの照明装置を用いた表示装置 Download PDF

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浩規 金子
Toshiaki Tanaka
俊明 田中
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豊 秋庭
Ikuo Hiyama
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Abstract

【課題】
光源モジュールと、拡散フィルム等の光学部材との距離を短縮し、薄型化した照明装置およびこの照明装置を用いた表示装置を提供することにある。
【解決手段】
反射板と、光学シートと、前記反射板と前記光学シートとの間に複数本を並べて配置された発光ダイオードモジュールと、を有し、前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、配線板と、前記配線板の前記反射板側の面に実装された複数の発光ダイオードと、を有する照明装置の構成をとる。
【選択図】図1

Description

本発明は発光ダイオードを用いた照明装置およびこの照明装置を非発光型表示パネルのバックライトとして用いた表示装置に関する。
近年の発光ダイオードの発光効率向上にともない、各種照明装置の光源がランプや蛍光灯から発光ダイオードへ置き換えられている。これは発光ダイオードが小さい、多色化できる、制御しやすい、低消費電力である等、多くの特徴を持つためである。そのため、高光出力が要求される照明用途、または照明装置をバックライトとして用いるディスプレイ用途などにも利用され始めている。一例を挙げると、〔特許文献1〕では液晶テレビ用のバックライトに発光ダイオードを用いている。
特開2004−319458号公報
しかし、〔特許文献1〕では複数の点光源である発光ダイオードからの光を均一にして液晶パネルに供給するために、発光ダイオードモジュールと光学部材群までの空間が必要となる。そのため反射板と同一面に発光ダイオードを配置した照明装置をバックライトとして用いると、液晶表示装置の厚さが厚くなってしまう。
本発明の目的は薄型の照明装置およびこの照明装置を用いた表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、反射板と、光学シートと、前記反射板と前記光学シートとの間に複数本を並べて配置された発光ダイオードモジュールと、を有し、前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、配線板と、前記配線板の前記反射板側の面に実装された複数の発光ダイオードと、を有する照明装置の構成をとる。また、前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、前記反射板上に設けられた複数の柱により固定され、前記配線板は前記反射板及び前記光学シートと非接触で配置された照明装置の構成をとる。また、前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、前記光学シートの前記反射板側の面に実装された照明装置の構成をとる。また、前記複数の発光ダイオードはレンズ形状の封止材で覆われている照明装置の構成をとる。また、前記配線板は前記封止材で覆われている照明装置の構成をとる。また、前記反射板は、前記発光ダイオードモジュールに対応した位置に凹部又は凸部を有する照明装置の構成をとる。また、前記発光ダイオードモジュールは、赤色の波長領域で発光する発光ダイオード、緑色の波長領域で発光する発光ダイオード、及び青色の波長領域で発光する発光ダイオードを夫々1個以上有する照明装置の構成をとる。また、前記反射板と前記発光ダイオードモジュールとの間に蛍光体層が配置し、前記蛍光体層は前記発光ダイオードからの光により発光する照明装置の構成をとる。また、前記発光ダイオードモジュールは導光体を有し、前記導光体の左右両端に前記発光ダイオード及び前記発光ダイオードを覆う封止材を配置する照明装置の構成をとる。
本発明の他の構成として、反射板と、光学シートと、前記反射板と前記光学シートとの間に複数本を並べて配置された発光ダイオードモジュールと、を有し、前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、リードフレームと、前記リードフレームに実装された複数の発光ダイオードと、前記発光ダイオードを覆う封止材と、を有する照明装置の構成をとる。
更に、上記の照明装置を液晶パネルのバックライトとして用いた液晶表示装置の構成をとる。
本発明により、薄型の照明装置およびこの照明装置を用いた表示装置を提供できる。
以下、本発明による照明装置および照明装置を用いた表示装置の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
[実施例1]
図1から図5は本発明の照明装置の実施例1を説明する図であり、図1に本発明の照明装置の分解斜視図、図2に本発明の照明装置の断面図、図3に従来および本発明の照明装置の断面図、図4,図5は本発明の照明装置の断面図を示す。
図1に示すように本発明の照明装置は、複数の発光ダイオードモジュール1と反射板2と光学部材群3を有している。以降の説明では図1の配置を基準として、光学部材群3側を表、反射板2側を裏、図1紙面の上下左右方向を説明における上下左右方向とする。
本実施例の特徴として、発光ダイオードモジュール1を基板等の上に実装する構成ではなく、表裏方向に対向して配置された反射板2と光学部材群3の間に、それぞれに非接触の状態に配置する構成をとる。この発光ダイオードモジュールの構成の詳細について、図2の左右方向断面図を用いて説明する。
図2において、発光ダイオードモジュール1は、配線板13上に封止剤12で覆われた複数の発光ダイオード11を搭載して構成される。発光ダイオード11の搭載面は反射板2のある裏面方向である。また、配線板13は左右方向に細長い形状を有し、図1にも示すように、反射板2の上下方向に複数本並べて配置する構造を採る。
封止剤12はレンズ形状を有しており、発光ダイオード11実装部を保護すると共に発光ダイオード11の光の指向性を制御している。各発光ダイオードモジュール1は裏面より立てられている柱4によって、空中に固定される。柱4の一部はその高さを高くして、光学部材群3の支持に用いてもよい(図示せず)。柱4は中空構造になっており、各発光ダイオードモジュールと制御基板,電源(図示せず)間を電気的につなぐリード配線5をその中に通し、反射板背面に引き出すことができる。また、柱とリード線を一体化したいわゆるコネクタ形状とし、柱側をコネクタのオス(またはメス)、基板にコネクタのメス(またはオス)を設けて、基板の固定と電気的接続を兼用し簡素化しても良い。図1,図2ではこの柱4を反射板中に複数箇所設ける構成としているが、配線板13の両端のみを固定することにより発光ダイオードモジュールを空中に固定する構成とすることもできる。
このような構成において各発光ダイオードモジュール1に電圧が印加され、各発光ダイオード11より封止剤12を介して出射した光は、反射板2によって反射され、光学部材群3を介して外部へ照明光として供給される。
図3は発光ダイオードモジュール1,反射板2,光学部材群3の配置関係を示したものである。図3(a)は従来の照明装置の構成であり、発光ダイオードモジュール1が反射板2と同一面に配置され、発光ダイオードの光出射面は光学部材群3の方向となる。このとき、発光ダイオードから光学部材群までの光路長を反射板2の面に対し垂直に測った値をLaとすると、光路長Laは図3(a)のように反射板2と光学部材群3との距離となる。
一方、図3(b)は本実施例の照明装置の構成であり、発光ダイオードモジュール1が反射板2と光学部材群3との間に配置される構造を採る。この場合、反射板2で折り返され光学部材群3に達する光路長Laは、反射板2と光学部材群3との距離Lbよりも長くなる(Lb<La)。従って、本実施例の構成では、発光ダイオードからの出射光を均一化するための距離Laを長くとることができ、結果として、照明装置の薄型化を実現することができる。
また、図3(c)は本実施例の別の構成を示したものであり、発光ダイオードモジュール1を光学部材群3の裏側の面に直接実装する構成を採る。この構成により、光路長Laを反射板2,光学部材群3間の距離Lcの約2倍とすることができ、照明装置の更なる薄型化が実現できる。但し、この構成では、発光ダイオードモジュール1が影となり光源にむらが生じる恐れがあるため、モジュールに使い配線板等の透明性を確保することが望ましい。
次に本発明の照明装置を構成する各部材中で重要な部材および関連する構造について詳細に説明する。
図2の発光ダイオードモジュール1の配線板13には複数の発光ダイオードを搭載し所定電流を流すことが可能な任意の配線板を利用可能である。配線板13としてはいわゆるプリント配線板と呼ばれるガラスエポキシ,上フェノール,メタルベース,セラミックなど各種基板を用いることができる。また他のものとしては、フィルム状のFPCなどを用いてもよい。また、図1に示すように、細長い形状の配線板を複数本並べて構成する。
このとき発光ダイオード11は、これら配線板13上に直接搭載し封止剤にて封止するか、又は図4に示す構成としてもよい。図4では、発光ダイオード11が搭載されているパッケージ14を半田などで前述の各配線板13上に搭載して用いる。
また、照明装置の構造を更に簡略化するため、図5に示す構成としてもよい。図5では、複数の発光ダイオード11,封止剤12がリードフレーム15で接続され連なって発光ダイオードモジュール1が構成されている。即ち、図2,図4のように、配線板13を用いるのではなく、リードフレームは反射板及び光学部材群に非接触の状態に吊るす構成となる。これにより、発光ダイオードモジュールを簡素化することが可能となる。
上記のいずれの場合においても、配線板の表面で光吸収が大きい光利用効率が低下する。そのため配線板の面積はできるだけ小さくした方が好ましい。また配線板での光の吸収を減らすという観点から、反射率が高い材質で覆われている方が好ましい。例えばガラスエポキシやメタルベースのプリント配線板やFPCなどではその表面に白色のレジストをコートすることにより反射率を高めることができる。あるいは反射率の高いシートを貼り付けてもよい。またセラミック基板ではアルミナ基板などを用いると反射率が高く好適である。また一方、透過率の高い基板すなわち、透明性の高い窒化アルミ基板や、フィルム基板,樹脂基板,ガラス基板などを配線板として利用して、反射板2に反射された光をできるだけ透過させて(吸収を減らす)もよい。
発光ダイオードモジュール1に搭載する発光ダイオード11は照明装置の使用目的によって任意の発光波長を選択することができる。照明用途に良く利用される白色光は、蛍光体を用いるものでは、例えば青色発光ダイオードと青色で励起される黄色の蛍光体の組み合わせや、紫外発光ダイオードとし外交で励起され赤,緑,青で発光する蛍光体などの組み合わせで実現できる。また赤,緑,青に発光する発光ダイオードを適当な光量で発光させ混色することでも白色光を実現できる。本発明においては特に断りのない限りいずれの発光ダイオードを用いても良い。また特に赤,緑,青の3色の発光ダイオードを用いる際は、赤,緑,青各1個以上を一組として図2,図3,図4に示すように同一パッケージとして封止しても良いし、各色別パッケージとして封止しても良い。また、各色発光ダイオードの光量を考慮して、例えば発光ダイオードの個数を緑の発光ダイオードを2個、赤1個,青1個を一組とするように、個数は任意に調整可能である。また赤,緑,青3色を用いる場合は少なくとも3系統分別で駆動する必要があるのは言うまでもない。
発光ダイオードモジュール1に搭載される発光ダイオード11を封止する封止剤12は透過率が高く、耐光性,耐熱性に優れるものが好ましい。また、光取り出し向上の観点から屈折率の高い材料が好ましい。例えばシリコーン,エポキシ,アクリル系などの樹脂やそれらの混合樹脂を利用することが可能である。これらに更に酸化チタン,酸化亜鉛,酸化ジリコニウムなどの高屈折率材料の微粒子を混入して、封止剤12全体もしくは発光ダイオード11の周囲の屈折率を高めても良い。また前述した蛍光体は発光ダイオード周囲に塗布後封止剤12により封止される。樹脂封止の方法としてはポッティング,印刷,ディスペンスディップする方法や、射出成型やトランスファ成型など型を利用して封止してもよい。またUV硬化型の樹脂を用いて封止しても良い。特に型を利用して封止する場合にはレンズ形状を付与することが可能であり、光の指向性や取り出し効率を向上することが可能である。
反射板2は照明装置の裏面側および周囲に配置され、発光ダイオードモジュールからの光を効率良く反射するため、反射率が高いものが好ましい。反射材としては酸化チタンや、ガラス,アルミナなどの微粒子を混入した白色樹脂をモールド成型したものや、ポリエステルなどの樹脂中に多数の微小間隙を有する反射シートなどを用いることができる。これらは拡散反射するため、光学部材群上での光を均一化する効果がある。またフィルム表面を反射率の高い銀やアルミといった金属でコートした鏡面状の反射シートを用いても良い。
光学部材群3は拡散板や拡散シート,プリズムシートや偏光反射シートといった各種シートを適宜組み合わせて使用することができる。説明図では2枚の例を示しているが、それ以上の光学部材群を利用してもよいことは言うまでもない。この時光学部材群間に1mmから数mm程度の間隙を設けることで、同じ光学シート構成でも均一性をより向上することができる。また前述した複数の光学シートの機能のいくつかを併せ持ったシート1枚を用いてもよい。
[実施例2]
図6は本発明の照明装置の実施例2を説明する断面図である。図6は図1における上下方向の断面図で表しており、反射板2と光学部材群3との間に、発光ダイオードモジュールが配置する。ここで、本実施例では、反射板2に発光ダイオードモジュール1の発光角度対応した凹凸形状を設ける構成をとる。この構成以外は実施例1と同様である。
図6(a)に示すように、発光ダイオードモジュール1の各発光部直下に発光ダイオードモジュール1の発光角度にあわせて、反射板2には凸形状21が設けられる。これにより、光の角度分布を制御し、光が届きにくい各発光ダイオードモジュール1の直上部の光学部材群3に、効果的に光を供給することができる。結果、本実施例の照明装置はさらに光学部材群3における輝度分布を、より薄い照明装置にて均一化することができる。
一方、図6(b)に示すように、発光ダイオードモジュール1の各発光部直下に発光ダイオードモジュール1の発光角度にあわせて反射板凹形状22を設けることで、各発光ダイオードモジュール1からの光が広がる範囲を制限することも可能である。この場合は、特に発光ダイオードモジュールを個別に駆動制御する場合、各光の広がり範囲を限定できるため好適である。
いずれの場合においても反射板2の反射板凸形状21,反射板凹形状22は任意に設計可能であり可能であり、凹凸形状により均一分布や広がり範囲制御できる効果がある。また水平方向と垂直方向でその形状を変化させ、指向性を変えるといった利用も可能である。
[実施例3]
図7は本発明の実施例3を説明する上下方向の断面図である。本実施例は発光ダイオードモジュール1の発光ダイオード11を通過する上下方向の断面において、封止剤12が発光ダイオードモジュール1を覆う形状を有すること以外は、実施例1,2と同様である。本実施例では発光ダイオード11から出射した光の一部を封止剤12と空気との界面で発生する全反射を利用することで、発光ダイオード裏側へ導くことが可能である。封止剤12に屈折率1.5 の材質を用いると、空気界面とで発生する全反射角度θ=41.8°である。そのため図7に示したように、θ′>θ,θ″>θの関係を満たすように封止剤12を成型し、2回の全反射を利用することで発光ダイオードモジュール1上面へ一部の光を供給することが可能である。これにより光学部材群面における輝度分布をより均一化する効果がある。また本実施例に示したレンズ形状はほんの1例であり、全反射を利用して一部の光を上面に供給する他の形状も利用であることは言うまでもない。
[実施例4]
図8は本発明の実施例4を説明する左右方向の断面図である。本実施例は反射板2の光学部材群3と対向する面に蛍光体層16が配置される以外は、実施例1〜3と同様である。これにより、青や紫外発光ダイオードからの光を蛍光体層16および反射板2に反射させて、その際に光を白色光に変換して動かすことが可能である。
具体的には、青色の発光ダイオードと黄色領域の蛍光体とを組み合わせ、白色光源を得ることができる。また、紫外の発光ダイオードと赤,緑,青領域の蛍光体とを組み合わせることにより白色光源を得ることもできる。
本発明においてはあらかじめディップコート,バーコート,スピンコートなどの簡易な工程で反射板2上に蛍光体層16を均一な膜厚で配置することができる。そのため蛍光体を発光ダイオードの周囲に配置する際に問題になる蛍光体の膜厚さによる、輝度色度の角度依存性を無くすことができる。
[実施例5]
図9は本発明の実施例を説明する左右方向および上下方向の断面図である。本実施例では発光ダイオードモジュール1が導光体17を有しており、導光体17の左右両端に発光ダイオード1および封止剤12を搭載した配線板13が配置されている。発光ダイオードモジュール1は中空の柱4により固定されており、柱4の中空構造内にリード配線5を通している。各発光ダイオード11を出射した光は封止剤12を介して導光体17に入射する。導光体17はその光を概ね裏面方向に均一に放射するようにテーパ形状や微細な上下方向に溝構造(図示せず)を有する。これにより一旦導光体17より反射板2に向けて出射した光は、反射板2により反射され導光体17を透過して光学部材群3に到達する。本発明においては発光ダイオードモジュール1を構成する部材の大部分が透明であり発光ダイオード自身の影ができる要因を最小限に抑え、より薄型化可能な照明装置を得ることができる。
[実施例6]
図10本発明の表示装置の実施例5を説明する図であり、図10に本発明の表示装置の分解斜視図を示す。本発明の表示装置は前述の各実施例で説明したいずれかの照明装置
100と非発光型表示パネル101を有している。非発光型表示パネル101は背面にある照明装置100からの光を画素ごとに透過〜遮断と任意に制御することで、任意の画像や文字を表示装置できる。本発明の非発光型表示パネル101の表示モードとしては、液晶表示モード,電気泳動表示モード,エレクトロクロミック表示モード,電子粉流体表示モードやその他自らは光を発しない透過型の表示モードを全て利用することができる。
本発明の表示装置は前述の実施例で説明したように薄型の照明装置100をバックライトとして用いるため、表示装置としても、薄くて、光均一性が良好な物を提供可能である。またさらに、前述の実施例で示したように照明装置100では光の出射方向を封止材レンズや反射板により制御できるため、広い視野角が必要とされる水平方向に光を広げ、また、あまり視野角が必要とされない上下方向では光の広がりを抑え、光を有効に使えることができる。また、従来の蛍光管を用いたバックライトと比較して、発光ダイオードはオンオフの応答速度が速いため、表示装置の動画特性やコントラスト等の画質向上に寄与できる。またこのとき、照明装置100内の発光ダイオードモジュール1を、非発光型表示パネル101の画像信号と同期させて、各発光ダイオードモジュール1の発光量を個別に調整したり、あるいは任意の行や列単位で調光かのうである。また特に赤,緑,青に発光する発光ダイオードをバックライトに用いている場合は、画像信号と同期させて各発光ダイオードモジュールの発光量と発光色を任意に調節できる。またこの時、従来の蛍光管を用いたバックライトと比較して色再現範囲が広く、非常に鮮やかな画像表示を提供できる。また発光ダイオードは蛍光管が有する水銀を含まないため環境に優しいといった利点もある。
本発明の照明装置およびこの照明装置を用いた32インチの液晶表示装置のより詳細な構成例を、図10を用いて説明する。照明装置100には発光ダイオードモジュール1が40個(8行×5列)搭載され各モジュールは柱(図示せず)により空中に配置されている。発光ダイオードモジュール1は高さ(上下方向)10mm,幅(左右方向)140mm,厚さ(表裏方向)1mmのメタルベースのプリント基板上を配線板として用い、3個のパッケージを搭載している。メタルベースプリント基板の表面は白色レジストで覆われている。各パッケージは青色発光ダイオードと蛍光体の組み合わせで白色に発光し、同一発光ダイオードモジュール1に搭載された3個のパッケージは電気的に直列に接続される。各発光ダイオードモジュール1からの配線は柱(図示せず)内部に開いている空洞に通して背面にある制御基板および電源(図示せず)に接続され、各々の発光ダイオードモジュールの光量は画像信号に同期させて個別に任意に調節できる。反射板2はポリエステル製の微細空隙を有する反射シートを利用し、光学部材群3には拡散板,プリズムシート,偏光反射シートを重ねて利用した。反射板2と光学部材群3との距離は26mmであり、各発光ダイオードモジュール1は反射板2と光学部材群3との中間に配置される。以上で構成の照明装置100をバックライトとして液晶パネル101を搭載し制御基板,電源などと接続することで液晶表示装置を構成することができる。これにより従来直下型とほぼ同等の部材構成で、薄型の液晶表示装置を得ることができた。
本発明の照明装置の実施例1を説明する斜視図である。 本発明の照明装置の実施例1を説明する断面図である。 従来の照明装置および本発明の照明装置の実施例1を説明する断面である。 本発明の照明装置の実施例1を説明する断面図である。 本発明の照明装置の実施例1を説明する断面図である。 本発明の照明装置の実施例2を説明する断面図である。 本発明の照明装置の実施例3を説明する断面図である。 本発明の照明装置の実施例4を説明する断面図である。 本発明の照明装置の実施例4を説明する断面図である。 本発明の表示装置の実施例5を説明する斜視図である。
符号の説明
1 発光ダイオードモジュール
2 反射板
3 光学部材群
4 柱
5 リード配線
11 発光ダイオード
12 封止剤(レンズ)
13 配線板
14 パッケージ
15 リードフレーム
16 蛍光体層
21 反射板凸形状
22 反射板凹形状
100 照明装置
101 液晶(非発光型表示パネル)

Claims (20)

  1. 反射板と、
    光学シートと、
    前記反射板と前記光学シートとの間に複数本を並べて配置された発光ダイオードモジュールと、を有し、
    前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、
    配線板と、前記配線板の前記反射板側の面に実装された複数の発光ダイオードと、を有する照明装置。
  2. 前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、前記反射板上に設けられた複数の柱により固定され、
    前記配線板は前記反射板及び前記光学シートと非接触で配置された
    請求項1記載の照明装置。
  3. 前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、前記光学シートの前記反射板側の面に実装された
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記複数の発光ダイオードはレンズ形状の封止材で覆われている
    請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記配線板は前記封止材で覆われている
    請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記反射板は、前記発光ダイオードモジュールに対応した位置に凹部又は凸部を有する
    請求項1に記載の照明装置。
  7. 前記発光ダイオードモジュールは、
    赤色の波長領域で発光する発光ダイオード、緑色の波長領域で発光する発光ダイオード、及び青色の波長領域で発光する発光ダイオードを夫々1個以上有する
    請求項1に記載の照明装置。
  8. 前記反射板と前記発光ダイオードモジュールとの間に蛍光体層が配置し、
    前記蛍光体層は前記発光ダイオードからの光により発光する
    請求項1に記載の照明装置。
  9. 前記発光ダイオードモジュールは導光体を有し、
    前記導光体の左右両端に前記発光ダイオード及び前記発光ダイオードを覆う封止材を配置する
    請求項1に記載の照明装置。
  10. 反射板と、
    光学シートと、
    前記反射板と前記光学シートとの間に複数本を並べて配置された発光ダイオードモジュールと、を有し、
    前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、
    リードフレームと、前記リードフレームに実装された複数の発光ダイオードと、前記発光ダイオードを覆う封止材と、を有する照明装置。
  11. 前記リードフレームは両端に配置する柱により固定され、
    前記反射板及び前記光学シートと非接触で配置された
    請求項10記載の照明装置。
  12. 液晶パネルと、前記液晶パネルに光を供給する照明装置と、を有する液晶表示装置であり、
    前記液晶パネルは、一対の基板と、前記一対の基板間に配置する液晶層と、を有し、
    前記照明装置は、
    反射板と、
    光学シートと、
    前記反射板と前記光学シートとの間に複数本を並べて配置された発光ダイオードモジュールと、を有し、
    前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、
    配線板と、前記配線板の前記反射板側の面に実装された複数の発光ダイオードと、を有する液晶表示装置。
  13. 前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、前記反射板上に設けられた複数の柱により固定され、
    前記配線板は前記反射板及び前記光学シートと非接触で配置された
    請求項12記載の照明装置。
  14. 前記複数本の発光ダイオードモジュールの夫々は、前記光学シートの前記反射板側の面に実装された
    請求項12に記載の照明装置。
  15. 前記複数の発光ダイオードはレンズ形状の封止材で覆われている
    請求項12に記載の照明装置。
  16. 前記配線板は前記封止材で覆われている
    請求項15に記載の照明装置。
  17. 前記反射板は、前記発光ダイオードモジュールに対応した位置に凹部又は凸部を有する
    請求項12に記載の照明装置。
  18. 前記発光ダイオードモジュールは、
    赤色の波長領域で発光する発光ダイオード、緑色の波長領域で発光する発光ダイオード、及び青色の波長領域で発光する発光ダイオードを夫々1個以上有する
    請求項12に記載の照明装置。
  19. 前記反射板と前記発光ダイオードモジュールとの間に蛍光体層が配置し、
    前記蛍光体層は前記発光ダイオードからの光により発光する
    請求項12に記載の照明装置。
  20. 前記発光ダイオードモジュールは導光体を有し、
    前記導光体の左右両端に前記発光ダイオード及び前記発光ダイオードを覆う封止材を配置する
    請求項12に記載の照明装置。
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