JP2008257643A - 製造原価管理システム、製造原価管理方法、製造原価管理プログラム - Google Patents

製造原価管理システム、製造原価管理方法、製造原価管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】製品個々の製造原価を管理可能とする。
【解決手段】製品個々および作業者の所定媒体の読取り結果をリーダと通信してメモリ103に格納する通信処理部110と、製品個々の所定媒体の読取り結果から製品個体識別IDを読取り、作業者の所定媒体の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、製造実績管理データベースに格納する実績格納処理部111と、作業者ID毎の媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し各製品個体識別IDに作業者の前記作業時間を対応付けて製造実績管理データベース128に格納する作業時間処理部112と、作業単価を作業者の作業時間に乗じて作業コストを算定し製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し製品個体コストデータベース129に格納する原価算定部113と、製品個体識別ID毎の製造原価を出力インターフェイス106に出力する出力処理部114と、からシステム100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製造原価管理システム、製造原価管理方法、製造原価管理プログラムに関し、具体的には、製品種類だけでなく製品個体毎ないしそれを構成する部品毎の原価管理を可能とする技術に関する。
製造原価の管理を行う技術について、いくつか提案がなされている。例えば、製造上の技術デ−タに基づいた特定の製品における工程毎の原価解析を可能とすると共に、個々の工程毎の収益性評価及び異常発生原因の解析が短時間で可能な原価解析装置を提供することを課題として、複数品種の製品が複数の工程を通過する製造プラントの原価解析を行うためのコンピュータを用いた原価解析装置であって、該原価解析装置が、品種別及び製品別に、コスト情報としての通過した工程毎の実績歩留り情報、実績処理情報、及び、各種費用の単価情報を、製造プラント全体のシステムを管理している製造管理システムから取り込み、データベースに格納するコスト情報格納手段と、該コスト情報格納手段により格納されたコスト情報に基づいて、品種別及び製品別に、工程毎のコスト計算を行い、該コスト計算の結果を表示するコスト集計表を作成するコスト集計表作成手段とを有し、前記コスト集計表作成手段により作成されたコスト集計表の1つ以上の集計欄の数値には、該集計欄の数値算出の根拠となる解析データが紐付けられており、当該集計欄を選択することにより前記紐付けられた解析データの表示を可能とする手段が備えられていることを特徴とする原価解析装置(特許文献1参照)などが提案されている。
また、従来技術においては、製品生産で利用した部品が、自社生産した部品であるか、外注生産した部品であるか判断できないために、生産した製品の精度の高い原価を算出することができなかった課題に対応する下記の発明が存在する。すなわち、生産される製品または当該製品の部品である品目を識別する情報であるライン完成品目識別子と、当該ライン完成品目識別子で識別される品目の生産実績日に関する情報である生産実績日情報と、生産個数を示す情報である生産個数情報を有する生産実績データを1以上格納している生産実績データ格納部と、仕入れた部品を識別する情報である仕入品目識別子と、当該仕入品目識別子で識別される品目の仕入れされた日を示す情報である仕入実績日情報と、仕入れた個数を示す情報である仕入個数情報を有する仕入実績データを1以上格納している仕入実績データ格納部と、製品の構成を示す情報であり、ライン完成品目識別子と当該ライン完成品目識別子で識別される製品または部品を構成する部品を識別する情報である構成品目識別子を有する製品構成データを1以上格納している製品構成データ格納部と、製品と部品の対応関係を示す構成表を出力する指示である構成表出力指示であり、ライン完成品目識別子を有する構成表出力指示を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた構成表出力指示が有するライン完成品目識別子と対になる生産実績日情報を前記生産実績データ格納部から取得する完成品生産実績日情報取得部と、前記受付部が受け付けた構成表出力指示が有するライン完成品目識別子で識別される製品の子孫の部品の構成品目識別子を前記製品構成データ格納部から1以上取得する構成品目識別子取得部と、前記構成品目識別子取得部が取得した構成品目識別子と一致する仕入品目識別子と対になる仕入実績日情報を前記仕入実績データ格納部から取得する構成品仕入実績日情報取得部と、前記構成品目識別子取得部が取得した構成品目識別子と一致するライン完成品目識別子と対になる生産実績日情報を前記生産実績データ格納部から取得する構成品生産実績日情報取得部と、前記完成品生産実績日情報取得部が取得した生産実績日情報と、前記構成品仕入実績日情報取得部が取得した仕入実績日情報と、前記構成品生産実績日情報取得部が取得した生産実績日情報に基づいて、前記構成品目識別子取得部が取得した構成品目識別子で識別される部品が自社生産であるか外注生産であるかを示す種別を決定する種別決定部と、前記受付部が受け付けた構成表出力指示が有するライン完成品目識別子と、前記構成品目識別子取得部が取得した1以上の構成品目識別子と、前記種別決定部が決定した当該構成品目識別子の種別に基づいて、構成表を構成する構成表構成部と、前記構成表構成部が構成した構成表を、部品の種別を視覚的に明示可能な態様で出力する構成表出力部を具備する製品情報管理装置(特許文献2参照)なども提案されている。
また、原価要素を用いて階層構造データベースを構築することができ、階層構造データベースを過去から現在のうちの任意の時点においてリアルタイムに生成かつ出力することができる原価要素管理システムを提供することを課題とした、コンピュータ資源を利用して原価に算入すべき上位概念から下位概念に分類された複数の原価要素を管理する原価要素管理システムにおいて、前記原価要素が、その上位概念を一纏めにした第1次原価要素群から下位に向かってその下位概念を順番に一纏めにした第n次原価要素群までに区分され、前記第1次〜第n次原価要素群に区分されたそれら原価要素が、過去から現在に向かって前記システムに時系列に記憶され、前記システムが、過去から現在までに記憶した前記原価要素を用いて前記第1次〜第n次原価要素群に向かって該原価要素どうしが系列的に関連する複数の階層構造データベースを構築可能であり、過去から現在までのうちの任意の時点における前記階層構造データベースをリアルタイムに生成するデータベース生成手段と、生成した前記階層構造データベースをリアルタイムに出力するデータベース出力手段とを有することを特徴とする原価要素管理システム(特許文献3参照)なども提案されている。
特開2005−292885号公報 特開2006−18416号公報 特開2006−331060号公報
ところで、製造現場では製品の歩留まり率向上を目指して努力が続けられている。一方で、製造原価についての意識が希薄なことも状況によっては多い。例えば、日次の出荷製品の製造原価については管理するものの、個々の製品の製造原価については把握できていないといった具合である。日次による製造原価の平均値では、製造現場内における製品個別の製造原価が可視化できず、例えば、組み付けを行った部品のうちどの部品が原価高の原因となっているのかを特定できない。従って、製造した製品に製造原価のばらつきが発生したとしても早急な対策が出来ず、原価低減活動が後手になってしまう状況になりがちである。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、製品個々の製造原価を管理可能とする技術の提供を主たる目的とする。
本発明の製造原価管理システムは、製造工程において製造される各製品個体の製造原価を管理するシステムであって、製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納した第1テーブルを記憶装置に備え、製造工程中の製品個々が付帯する所定媒体および各作業者が携行する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記製品個々および作業者の所定媒体の読取り結果を前記リーダと通信してメモリに格納する、通信処理部と、前記メモリにおける前記製品個々の所定媒体の読取り結果から製品の個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取り、前記メモリにおける作業者の所定媒体の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、記憶装置中の製造実績管理データベースに格納する、実績格納処理部と、前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納する、作業時間処理部と、 前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納する、原価算定部と、前記製品個体コストデータベースより製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力する、出力処理部と、を備えることを特徴とする。これによれば、製品種別だけでなく製品個々の製造原価が管理可能となる。
また、前記製造原価管理システムにおいて、前記通信処理部が、前記製品を構成すべき部品個々が付帯する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記部品個々の所定媒体の読取り結果についても前記リーダと通信してメモリに格納するものであり、前記実績格納処理部が、前記メモリにおける前記部品個々の所定媒体の読取り結果から部品の部品IDと個体識別用情報たる部品個体識別IDとを読取り、前記部品の構成対象たる製品の製品個体識別IDと部品IDと部品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、前記製造実績管理データベースに格納するものであり、前記作業時間処理部が、前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた各部品個体識別IDと作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、各作業者IDの各部品個体識別ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の該当部品個体に関する作業時間と算定し、各部品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納するものであり、前記原価算定部が、前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各部品個体IDと各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体を構成すべき部品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを部品個体毎の製造原価として該当部品個体識別IDに対応付けて、前記製品個体コストデータベースに格納するものであり、前記出力処理部が、前記製品個体コストデータベースより部品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、部品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力するものである、としてもよい。これによれば、製品個体だけでなく、製品を構成する部品個体ごとに関する製造原価も管理することが可能となる。この場合、前記製品または他部品に部品の組付け等の各種作業を行う際に発生する製造原価を想定できる。
また、前記製造原価管理システムは、製品と当該製品を構成する部品との関係を定めた第2テーブルと、製品を構成する各部品の購入コスト、前記製品の製造工程に使用する各装置の使用コスト、前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コスト、のそれぞれのデータを格納した第3テーブルと、を記憶装置が備え、前記原価算定部が、 前記製造実績管理データベースに格納されている各製品個体識別IDを前記第2テーブルに照合して該当製品を構成する部品の情報を取得し、前記製造実績管理データベースに格納されている各製品個体識別IDを前記第3テーブルに照合して該当製品の製造工程に使用する各装置の使用コストの情報と前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コストの情報とを取得し、前記取得した前記部品の情報に基づき前記第3テーブルにて該当部品の購入コストのデータを取得し、前記各装置の使用コストと前記不動産の利用コストと前記部品の購入コストとを合計し、この合計値を前記製品個体の前記製造原価に合算し、この合算値を前記製品個体の製造原価として該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納するものである、こととしてもよい。これによれば、部品個体の購入コスト、製造に使用する装置コスト、製造工程を収容する不動産コストについても製造原価に含めることが可能となり、製造原価の正確性向上が図れる。
また、前記製造原価管理システムにおいて、前記原価算定部が、前記算定した、前記製品個体に関して各作業者が要した作業コストを、前記製品個体コストデータベースにおいて各製品個体識別IDに対応付けて製造原価として格納するものであり、前記出力処理部が、前記製品個体コストデータベースにおいて各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを読み出し、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅を高さとした棒グラフを作業時期の時系列軸上に生成し、出力インターフェイスに表示するものである、こととしてもよい。これによれば、作業者や時期により違いがある製造原価の幅を棒グラフとして認識性良好に出力インターフェイスに表示して、当該システムの利用者等に製造原価の作業者によるふれ幅とその時期的変化の様子を理解しやすく提示できる。
また、前記製造原価管理システムにおいて、前記出力処理部が、前記製品個体コストデータベースにおいて各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを所定期間毎に読み出して、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅の変化を監視し、前記ふれ幅の変化が所定閾値を越える時期を前記ふれ幅の拡大時期と特定し、前記ふれ幅の拡大時期と特定された該当製品個体識別IDを前記製品個体コストデータベースより読み出して出力インターフェイスに出力するものである、こととしてもよい。これによれば、製造原価のふれ幅が急拡大する時期を迅速かつ容易に特定し、製品個々の製造原価の推移について当該システムの利用者等に迅速かつ確実に認識させやすくできる。
また、本発明の製造原価管理方法は、製造工程において製造される各製品個体の製造原価管理を行うべく、製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納した第1テーブルを記憶装置に備えるコンピュータが、製造工程中の製品個々が付帯する所定媒体および各作業者が携行する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記製品個々および作業者の所定媒体の読取り結果を前記リーダと通信してメモリに格納し、前記メモリにおける前記製品個々の所定媒体の読取り結果から製品の個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取り、前記メモリにおける作業者の所定媒体の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、記憶装置中の製造実績管理データベースに格納し、前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納し、 前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納し、前記製品個体コストデータベースより製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力する、こととする。これによれば、製品種別だけでなく製品個々の製造原価が管理可能となる。
また、本発明の製造原価管理プログラムは、製造工程において製造される各製品個体の製造原価管理を行うべく、製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納した第1テーブルを記憶装置に備えるコンピュータに、製造工程中の製品個々が付帯する所定媒体および各作業者が携行する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記製品個々および作業者の所定媒体の読取り結果を前記リーダと通信してメモリに格納するステップと、前記メモリにおける前記製品個々の所定媒体の読取り結果から製品の個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取り、前記メモリにおける作業者の所定媒体の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、記憶装置中の製造実績管理データベースに格納するステップと、前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納するステップと、 前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納するステップと、前記製品個体コストデータベースより製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力するステップと、を実行させるプログラムである。これによれば、製品種別だけでなく製品個々の製造原価管理をコンピュータに実行させることができる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、製品個々の製造原価が管理可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における製造原価管理システム100を含むネットワーク構成図である。本実施形態における製造原価管理システム100(以下、システム100)は、製品種別だけではなく、製品個体毎、この製品を構成する部品個体毎に製造原価を管理するコンピュータシステムである。従来技術であれば、製品種別毎に例えば日次の製造原価平均を管理するといった情報処理しか考慮しなかった。しかしながら、本発明の製造原価管理システムによれば、製品個体や部品個体毎に製造原価管理を行うことが可能となる。
本実施形態で一例として想定する状況として、図1に示すように、製造工程が建屋A、B・・・といくつかの建屋1(不動産)に設けられており、それぞれの建屋1には製造用の装置2(A、B・・・)が備わっている状況を想定している。また、前記装置2には、製造のための各種作業を行う作業者(A、B・・・)が配置されている。前記装置2らには無線ICチップ3が備わっている。この無線ICチップ3には、装置2に固有の装置IDが少なくとも格納されている。また作業者は無線ICチップ11を付帯する認証カード5を携行している。この無線ICチップ11には、作業者IDが少なくとも格納されている。
こうした状況下において、部品5(あるいは部品5を構成に含む製品7)は、建屋1に搬入されて製造工程における装置2に載置される。前記部品5には無線ICチップ12が取り付けられており、前記製品7には無線ICチップ10が取り付けられている。従って、前記装置2に載置され、製造工程に乗って作業者による取り付けや組立作業等を受ける部品5や製品7らの無線ICチップは、装置2の周囲各所に配置された無線ICチップのリーダ200からの格納情報読取りを受けることとなる。以上が本実施形態における状況の概要である。
上述したシステム100は、本発明の製造原価管理方法を実行する機能を実現すべくハードディスクドライブ101などの記憶装置に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類といった入力インターフェイス105や、ディスプレイなどの出力インターフェイス106、ならびにリーダ200との間のデータ授受を担う通信装置107などを有している。システム100は、前記通信装置107により、前記リーダ200と例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続しデータ授受を実行する。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能につき説明を行う。なお前記システム100は、前記ハードディスクドライブ101(記憶装置)において、製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納した第1テーブル125、製品と当該製品を構成する部品との関係を定めた第2テーブル126、および製品を構成する各部品の購入コスト、前記製品の製造工程に使用する各装置の使用コスト、前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コスト、のそれぞれのデータを格納した第3テーブル127を格納しているものとする。
前記システム100は、製造工程中の製品個々が付帯する所定媒体10および各作業者が携行する所定媒体11に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体10、11のリーダ200が所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記製品個々および作業者の所定媒体10、11の読取り結果を前記リーダ200と通信してメモリ103に格納する、通信処理部110を備える。
なお前記所定媒体10、11として、例として無線ICチップやバーコードを想定できる。この場合、前記リーダ200は、前記無線ICチップやバーコードのリーダとなる。勿論、前記所定媒体10、11としては、無線ICチップやバーコードのみを想定するのではなく、製品個体識別ID、作業者ID、部品個体識別IDといった各種情報を格納ないしコード化して保持でき、更には前記各種情報がリーダで読取り可能であるものであればいずれも適用できる。
また、製造工程を流れる製品やそれを構成する部品の個々、更にはそれら製品や部品を取り扱って製造作業に従事する作業者には、前記無線ICチップが付与されており、製造工程中の各所の配置されたリーダ200が前記無線ICチップと通信してその格納情報を読み取ることとなる。
また、前記システム100は、前記メモリ103における前記製品個々の所定媒体10の読取り結果から製品の個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取り、前記メモリ103における作業者の所定媒体11の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、ハードディスクドライブ101中の製造実績管理データベース128に格納する、実績格納処理部111を備える。
また、前記システム100は、前記製造実績管理データベース128において同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベース128に格納する、作業時間処理部112を備える。
また、前記システム100は、前記製造実績管理データベース128における各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブル125に照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、ハードディスクドライブ101中の製品個体コストデータベース129に格納する、原価算定部113を備える。
また、前記システム100は、前記製品個体コストデータベース129より製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイス106に出力する、出力処理部114を備える。
なお、前記通信処理部110が、前記製品を構成すべき部品個々が付帯する所定媒体12に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体12のリーダ200が所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記部品個々の所定媒体12の読取り結果についても前記リーダ200と通信してメモリ103に格納するものであるとしてもよい。
また、前記実績格納処理部111が、前記メモリ103における前記部品個々の所定媒体12の読取り結果から部品の部品IDと個体識別用情報たる部品個体識別IDとを読取り、前記部品の構成対象たる製品の製品個体識別IDと部品IDと部品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、前記製造実績管理データベース128に格納するものであるとしてもよい。
また、前記作業時間処理部112が、前記製造実績管理データベース128において同じ製品個体識別IDに対応付けされた各部品個体識別IDと作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、各作業者IDの各部品個体識別ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の該当部品個体に関する作業時間と算定し、各部品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベース128に格納するものであるとしてもよい。
また、前記原価算定部113が、前記製造実績管理データベース128における各製品個体識別IDに対応付けされた各部品個体IDと各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブル125に照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体を構成すべき部品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを部品個体毎の製造原価として該当部品個体識別IDに対応付けて、前記製品個体コストデータベース129に格納するものであるとしてもよい。
また、前記出力処理部114が、前記製品個体コストデータベース129より部品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、部品個体毎の製造原価として出力インターフェイス106に出力するものであるとしてもよい。
また、前記システム100は、製品と当該製品を構成する部品との関係を定めた第2テーブル126と、製品を構成する各部品の購入コスト、前記製品の製造工程に使用する各装置の使用コスト、前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コスト、のそれぞれのデータを格納した第3テーブル127と、をハードディスクドライブ101に備えるとしてもよい。
この時、前記原価算定部113が、 前記製造実績管理データベース128に格納されている各製品個体識別IDを前記第2テーブル126に照合して該当製品を構成する部品の情報を取得し、前記製造実績管理データベース128に格納されている各製品個体識別IDを前記第3テーブル127に照合して該当製品の製造工程に使用する各装置の使用コストの情報と前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コストの情報とを取得し、前記取得した前記部品の情報に基づき前記第3テーブル127にて該当部品の購入コストのデータを取得し、前記各装置の使用コストと前記不動産の利用コストと前記部品の購入コストとを合計し、この合計値を前記製品個体の前記製造原価に合算し、この合算値を前記製品個体の製造原価として該当製品個体識別IDに対応付けて、ハードディスクドライブ101中の製品個体コストデータベース129に格納するものであるとしてもよい。
また、前記システム100において、前記原価算定部113が、前記算定した、前記製品個体に関して各作業者が要した作業コストを、前記製品個体コストデータベース129において各製品個体識別IDに対応付けて製造原価として格納するものであるとしてもよい。
この時、前記出力処理部114が、前記製品個体コストデータベース129において各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを読み出し、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅を高さとした棒グラフを作業時期の時系列軸上に生成し、出力インターフェイス106に表示するものであるとしてもよい。
また、前記出力処理部114が、前記製品個体コストデータベース129において各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを所定期間毎に読み出して、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅の変化を監視し、前記ふれ幅の変化が所定閾値を越える時期を前記ふれ幅の拡大時期と特定し、前記ふれ幅の拡大時期と特定された該当製品個体識別IDを前記製品個体コストデータベース129より読み出して出力インターフェイス106に出力するものである、としてもよい。
なお、これまで示したシステム100の各機能部110〜114は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク140に関しては、インターネット、LANの他、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網、シリアル・インターフェース通信線など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。なお、前記シリアル・インターフェイスは、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で、外部機器と接続するためのインターフェースを指し、通信方式としてはRS-232C、RS-422、IrDA、USB、IEEE1394、ファイバ・チャネルなどが想定できる。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態におけるシステム100が利用するテーブルの構造について説明する。図2は本実施形態における、(a)第1テーブル125、(b)第2テーブル126、の各データ構造例を示す図である。
前記第1テーブルテーブル125は、製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納したテーブルであり、例えば、作業者IDをキーとして、当該作業者の入社年月日、年齢、作業単価(単位時間当たりのコスト)、性別、国籍といった情報を対応付けたレコードの集合体となる。
また、前記第2テーブルテーブル126は、製品と当該製品を構成する部品との関係を定めたテーブルである。この第2テーブル126は、例えば、製品IDをキーとして、製品個体識別ID、該当製品の出荷日時、個体識別ID(親となる製品ないし部品のもの)、個体識別ID(子となる製品ないし部品のもの)、員数(子となる製品ないし部品のもの)を対応付けたレコードの集合体となる。
図3は本実施形態における第3テーブル127が含む、(a)部品購入コストテーブル50、(b)装置コストテーブル51、(c)不動産コストテーブル52の各データ構造例を示す図である。前記第3テーブルテーブル127は、製品を構成する各部品の購入コスト、前記製品の製造工程に使用する各装置の使用コスト、前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コスト、のそれぞれのデータを格納したテーブルの集合体である。
この第3テーブル127のうちの部品購入コストに関する部品購入コストテーブル50は、例えば、部品IDをキーとして、部品個体識別ID、該当部品の仕入れ先を示す仕入れ先ID、仕入単価、仕入日、といった情報を対応付けたレコードの集合体となる。
また、各装置の使用コストに関する装置コストテーブル51は、例えば、装置IDをキーとして、稼働単価(作業装置の減価償却費用)、稼働対象(製造工程のIDや、該当装置で取り扱う製品・部品のIDを想定できる。図中例では製品個体識別ID)の情報を対応付けたレコードの集合体となる。
また、前記不動産の利用コストに関する不動産コストテーブル52は、例えば、作業場所IDをキーとして、場所単価、収容対象(製造工程や装置のIDや、該当場所で取り扱う製品・部品のIDを想定できる。図中例では装置ID)の情報を対応付けたレコードの集合体となる。
したがって、上記第3テーブル127を構成する各テーブル50〜52は、それぞれ、製品や部品、装置のIDや製造工程のIDらにより、互いに対応付けされており、ある製品や部品について関係する情報を抽出する場合には、製品個体識別ID、部品個体識別ID、装置のIDなどをキーに検索を実行すれば必要な情報を互いに読み取ることが出来る。
図4は本実施形態における、(a)製造実績管理データベース128、(b)製品個体コストデータベース129の各データ構造例を示す図である。前記製造実績管理データベース128は、製品個体識別IDないし部品個体識別IDに、作業者ID、媒体読取り日時情報、前記作業者の前記作業時間を対応付けて格納するデータベースであり、例えば、製品IDないし部品ID(半製品も含め図中では“加工品”としている)をキーとして、個体識別IDないし部品個体識別ID、作業者ID、作業者の作業開始時間、作業終了時間、作業時間(作業終了時間−作業開始時間)、作業場所ID(前記テーブル52に対応)、装置ID(前記テーブル51に対応)、装置の稼働開始時間、稼働終了時間、稼働時間(稼働終了時間−稼働開始時間)の各情報を対応付けたレコードの集合体となる。
また、前記製品個体コストデータベース129は、製品個体識別IDないし部品個体識別IDに、製品個体毎ないし部品個体識別IDの製造原価を対応付けて格納するデータベースであり、例えば、製品IDないし部品ID(半製品も含め図中では“加工品”としている)をキーとして、製品個体識別IDないし部品個体識別ID、該当製品ないし部品に関して作業を行った作業者の作業者ID、各作業者の作業コストに応じた製造原価、他要因(部品購入、装置使用、不動産利用など)による製造原価、製品個体ないし部品個体の製造原価、の各情報を対応付けたレコードの集合体となる。
なお、図5に示すように、本実施形態におけるシステム100は、管理する製品のBOMとして、製造実績に基づくBOMを採用することができる。このBOMは、製品個体毎にそれを構成する部品個体がツリー型式で紐付いて構成されるBOMとなる。従来型のBOMであれば製品種毎でBOMは1種類しか無いが、本実施形態では、同じ製品種であっても製品個体毎にBOMが存在し、各製品個体を構成する部品についてもその個体識別IDがツリー構成の中に含まれてくる。こうした製造実績に基づくBOMをシステム100がハードディスクドライブ101にて管理し、上記各種テーブル125〜127からの情報抽出処理時に、該当製品個体ないしそれを構成する部品個体の特定を容易にする。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態における製造原価管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する製造原価管理方法に対応する各種動作は、前記システム100が、メモリ103に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6は、本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例1を示す図である。既に図1に即して上述したように、製造工程が建屋1に設けられており、それぞれの建屋1には製造用の装置2が備わっている状況を想定する。また、前記装置2には、製造のための各種作業を行う作業者が配置されている。また、前記装置2には無線ICチップ3が、作業者の携行する認証カード5には無線ICチップ11が、製品7には無線ICチップ10が取り付けられている。また、前記無線ICチップらに対する読取り動作を行うべく、装置2の周囲には無線ICチップのリーダ200が配置されている。
こうした製造工程で、例えば製品7のうちの製品個体Cに対する作業が作業者Bにより進められているとする(図1参照)。この作業は前記建屋1のうち建屋Bの装置Bで実施されているとすれば、この時、前記装置Bの周囲にあるリーダ200は、前記製品個体C、作業者B、および装置Bのそれぞれが備える無線ICチップに対して読取り動作を実行する(s100)。
このリーダ200は、無線ICチップの読取り処理に必要なハードウェアおよびソフトウェアを備えている情報処理装置であり、更には、ネットワーク140を介して前記システム100とデータ通信を行う通信装置も備えている。従って前記リーダ200は、前記読取り動作により無線ICチップらから読み取った格納情報を、読取り日時の情報(例:リーダ200が備えるクロック機能から呼び出す)と共に通信装置からネットワーク140を介して前記システム100宛てに送信する(s101)。この送信処理は、リーダ200が無線ICチップに対する読取り動作を行って、無線ICチップの格納情報を取得する毎に実行するとしてもよいし、リーダ200の備えるメモリに前記格納情報を一旦格納しておき、所定期間毎にシステム100にまとめて送信する、としてもよい。
一方、前記システム100において、前記通信処理部110は、前記リーダ200より前記製品個々および作業者の各無線ICチップ10、11、装置2の無線ICチップ3の読取り結果たる前記格納情報と前記読取り日時情報を受信し、メモリ103に格納する(s102)。
次に、前記システム100の前記実績格納処理部111が、前記メモリ103における前記製品個々の無線ICチップ10の読取り結果から、製品のIDの他、個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取る(s103)。また、前記メモリ103における作業者の無線ICチップ11の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取る(s104)。前記システム100の実績格納処理部111は、こうして読み取った製品ID、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと読取り日時情報とを互いに対応付けてハードディスクドライブ101中の製造実績管理データベース128に格納する(s105)。
次に前記システム100の前記作業時間処理部112は、前記製造実績管理データベース128において同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと前記読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定する(s106)。図4(a)の製造実績管理データベース128の例であれば、例えば、製品個体識別IDが“AS0001”のレコードに対応付けされた作業者IDは“AA111111”であり、その作業者の作業開始および作業終了の時間は、それぞれ“2007年2月10日10時12分”、“2007年2月10日11時12分”となる。したがって、前記レコードに関する前記ステップs106での作業時間算定に際しては、前記作業者“AA111111”の作業開始時間と作業終了時間の差、「11時12分−10時12分」=1.0時間を作業時間と算定できる。
なお、この図4(a)の製造実績管理データベース128の例では、製品個体“AS0001”について一人の作業者“AA111111”しか作業に携わっていない例となっているが、一つの製品個体に複数の作業者が携わることも想定されるから、その場合は、一つの製品個体のレコードに複数作業者の作業開始、作業終了の時間の情報が紐付けされる。
こうして作業者の作業時間を算定した前記作業時間処理部112は、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベース128に格納する(s107)。
次に、前記システム100の前記原価算定部113は、前記製造実績管理データベース128における各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出す(s108)。そして、ここで読み出した各作業者IDを前記第1テーブル125に照合して対応する作業単価を特定すると共に、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定する(s109)。上記の作業者ID“AA111111”の例であれば、製品個体“AS0001”に費やした作業時間は“1.0”時間であったから、これに作業者“AA111111”の作業単価“2000円”(図2(a)参照)を乗じると、“1.0時間×2000円/時間”=“2000円”と、作業コストを算定できる。
前記原価算定部113は、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定することとなる(s110)。既に述べたように、一つの製品個体に複数の作業者ないし同一作業者であっても複数回の作業があるような状況であれば、上記作業者“AA111111”の作業コストと他の作業者等を合算するのである。そして、原価算定部113は、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、ハードディスクドライブ101中の製品個体コストデータベース129に格納する(s111)。
続いて前記原価算定部113は、前記製造実績管理データベース128に格納されている各製品個体識別IDを前記第2テーブル126に照合して該当製品を構成する部品の情報を取得する(s112)。図2(b)の例であれば、例えば、製品個体識別IDが“AS0001”である時、これを親部品とする子部品は“PP0001”が3ヶ存在することがわかる。そこで、前記原価算定部113は、この“PP0001”の情報を取得することとなる。
また前記原価算定部113は、前記製造実績管理データベース128に格納されている各製品個体識別ID、装置IDを前記第3テーブル127に照合して該当製品の製造工程に使用する各装置の使用コストの情報と前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コストの情報とを取得する(s113)。図3(b)、(c)の例であれば、例えば照合する前記製品個体識別IDが“NS0001”であれば、
そして前記原価算定部113は、前記取得した前記部品の情報に基づき前記第3テーブル127にて該当部品の購入コストのデータを取得し、前記各装置の使用コストと前記不動産の利用コストと前記部品の購入コストとを合計し、この合計値を前記製品個体の前記製造原価に合算する(s114)。また、この合算値を前記製品個体の製造原価として該当製品個体識別IDに対応付けて、ハードディスクドライブ101中の製品個体コストデータベース129に格納する(s115)。
図4(b)の製品個体コストデータベース129の例であれば、例えば個体識別ID“AS0001”について、作業者“AA111111”の作用時間に基づく作業コストを製造原価“2000”円として計上し(“AS0001”に関する他作業者の製造原価も同様)、更に、部品の購入コスト“150”円、装置の使用コスト“200”円、不動産の利用コスト“100”円らを、「他要因原価」として計上している。そして、この個体識別IDが“AS0001”の製品(ないし部品)につき、全ての製造原価を合算した値として製造原価(計)“4600”円を計上している。前記原価算定部113は、こうした製造原価算定の処理を、各個体識別ID毎に実行するのである。
こうして各製品個体毎に製造原価が算定された後、前記システム100が入力インターフェイス105より、或いはネットワーク140を介した他端末より、製造原価情報のリクエストを受けたとする(s116)。このリクエストは、例えば図10(a)示すように、製品IDや対象時期(図中の例では、検索開始日、検索終了日)を指定したものが想定できる。或いは、同図(b)に示すように、作業者ID、作業場所ID、作業装置IDといった情報について検索条件を指定するものも想定できる。
こうしたリクエストを受付ける画面データは、システム100が出力インターフェイス106ないし前記他端末に対して出力すべく、あらかじめメモリ103やハードディスクドライブ101中に備えているものとする。従って、入力インターフェイス105や他端末らからの製造原価情報のリクエストを受け付けた時点で、こうした画面データをメモリ103などから読み出して返信することとなる。
この時、システム100の前記出力処理部114は、前記製品個体コストデータベース129において、前記製品IDが紐付いた製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイス106に出力する(s117)。
製造原価の情報を出力インターフェイス106に出力するに際し、前記出力処理部114は、前記製品個体コストデータベース129において各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを読み出す(s117a)。
例えば、同種の製品で同時期に製造作業がなされたものであっても、製品個体aの作業を担当した作業者Aでは作業コストが1000円であり、製品個体bの作業を担当したもう一人の作業者Bでは作業コストが1800円であったとすれば、前記出力処理部114は、前記製品について、製造原価のふれ幅を1000円から1800円とした高さを備える棒グラフを生成する。また別の時期についても前記出力処理部114は、同様に製造原価のふれ幅を捉え、各時期毎に棒グラフを生成する。こうして出力処理部114は、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅を高さとした棒グラフを作業時期の時系列軸上に生成し、出力インターフェイス106に表示する(s117b)。
−−−処理フロー例2−−−
図11に前記棒グラフの出力例を示している。この例では、3月1日から3月15日までの期間の各日の製品Aに関する製造原価のぶれを示すものとなっている。図7は本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例2を示す図である。この棒グラフを見た利用者が、例えばある日の製造原価を示す棒グラフに着目をしたとする。着目する理由としては、製造原価のふれ幅が減少し、製造原価自体も抑制される傾向であったのに、ある日を境にして製造原価のふれ幅が急拡大し、製造原価自体も上昇している、というトレンドを認識した場合があげられる。或いは逆に、製造原価のふれ幅が増大、製造原価自体も上昇傾向であったのに、ある日を境にして製造原価のふれ幅が急に減少し、製造原価自体も下降している、というトレンドを認識した場合もあげられる。
いずれにしても、ある棒グラフに着目した利用者が、当該グラフ500を出力している出力インターフェイス106(システム100に接続されたディスプレイ装置など)や、他端末のディスプレイ装置、での表示画像を見つつ、マウスなどの指示入力手段でもって、該当棒グラフ510にカーソル501を合わせる、あるいはクリックするなどの該当グラフの指定動作を行うとする。そしてこの動作のデータは、入力インターフェイス105や他端末などからシステム100の出力処理部114に送られる(s200)。
この時、システム100の出力処理部114は、前記該当棒グラフ520への指定動作のデータ(例:グラフ500における該当領域座標のデータなど)を入力インターフェイス105や他端末などから受け付ける(s201)。ここで受け付けた指定動作における指定位置が棒グラフの上端部520、つまり製造原価の最高値を指定するものであったならば(s202:YES)、前記出力処理部114は、製造原価の内訳として、作業コストが最高となってしまった作業者IDやその作業コストに基づく製造原価の情報650を、製品個体コストデータベース129より抽出し、出力インターフェイス106や他端末に出力する(s203)。図の例では、グラフ画面上に前記作業コスト最高の情報650をポップアップ表示する例を想定している。勿論、前記指定動作における指定位置が棒グラフの下端部530、つまり製造原価の最低値を指定するものであったならば、作業コストが最低であった作業者IDやその作業コストに基づく製造原価の情報651を、製品個体コストデータベース129より同様に抽出し、同様に出力する。
他方、前記指定動作における指定位置が棒グラフの上端部520ないし下端部530を指定するものでなければ(s202:NO)、該当棒グラフの元データを、前記製品個体コストデータベース129で認識する(s204)。そして、ここで認識したデータを出力インターフェイス106や他端末に返信する(s205)。ここで返信するデータとしては、図にも示すように、個体識別IDや製品の製造日時、製造原価といった製品個体の製造原価情報600、該当製品個体における製品や部品間の親子関係といった構成情報610、製造原価の内訳(作業コスト、部品購入コスト、装置使用コスト、不動産利用コストなど)を示す詳細原価情報620らとなる。いずれの情報も、第1〜第3の各テーブル、および製造実績管理データベース128、製品個体コストデータベース129の該当レコードと、個体識別IDなど必要なIDで結びついており、システム100が前記テーブルやデータベースからデータを読み出して生成する。
前記情報600〜620らの情報は互いにリンクしており、図に示すように、例えば該当棒グラフ510へのクリック動作があった時、システム100は最初に製造原価の情報600を、該当製品個体識別IDに基づいて製品個体コストデータベース129より読み出して出力インターフェイス106に表示する。また、この製造原価の情報600において、例えば個体識別IDの表示上で右クリックの動作があったならば、システム100は、メニュー画面601(該当データをメモリ103等に予め格納)を出力する。そのメニュー画面601で「構成情報」の表示指示を受け付けた場合、システム100は第2テーブル126から該当個体識別IDに対応する、親子の個体識別IDや員数の情報を読み出して、構成情報610として出力インターフェイス106に表示する。他方、前記製造原価の情報600において個体識別IDに対するクリック動作があった場合、システム100は、製品個体コストデータベース129から該当個体識別IDに対応する製造原価の詳細情報を読取り、製造原価詳細620として出力インターフェイス106に表示する。
その後、処理終了を利用者に問い合わせる画面表示を行い(s206)、処理終了指示がなければ(s207:NO)、処理を前記ステップs200へ戻す。他方、処理終了指示があれば(s207:YES)、処理を終了する。
こうして、製品個体毎に製造原価のふれ幅が異なる現状(従来技術では捉えられていない)をシステム100が視認性良好に棒グラフで表示することで、製造原価の変動について当該システム100の利用者が容易に認識可能である。また、前記棒グラフの上端520や下端530などといった製造原価の最高、最低に該当する箇所の指定に応じて、システム100は、該当作業者や作業コストについて製品個体コストデータベース129から抽出して表示するから、前記利用者は製造原価の変動状況を認識するだけでなく、その変動の原因についてもどの作業によるものなのか特定しやすくなるのである。
なお、製造原価の情報の出力形態としては、上述した棒グラフのようなグラフ形式ではなく、図12に示すように、各製品ID毎に、製造原価情報の提示を行う製品個体識別ID、総原価(作業コストに部品購入コスト、装置コスト、不動産コストを合算したもの)、作業者の作業開始・終了時間、作業コスト、原価比率(総原価に占める作業コストの割合)、の情報をリスト化したテーブルを出力することも想定できる。
−−−処理フロー例3−−−
図8は、本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例3を示す図である。本実施形態におけるシステム100は、上記処理フロー例2に示すように、製造原価のふれ幅を製品個体毎に管理し、利用者にわかりやすく提示することができるが、更に、こうした製造原価のふれ幅のモニタリングを行って、利用者に通知を行うこともできる。こうした処理は、製品個体毎に製造原価を確実に管理する本発明のシステム100であればこそ可能である。
この時、システム100の前記出力処理部114は、前記製品個体コストデータベース129において各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを所定期間毎に読み出してメモリ103に格納する(s300)。
これによりシステム100は、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅のデータを蓄積し、その変化を監視することができる。前記出力処理部114は、前記メモリ103に格納している製造原価の最大最小値を定期的に読み出して(s301)、ふれ幅の変化が所定閾値を越える時期を前記ふれ幅の拡大時期と特定する(s302)。
例えば、図11のグラフ500において、ある製品Aの3月5日付近における製造原価の振れ幅が約1000だとする。そして3月7日頃になった時、同製品の製造原価のふれ幅が1800になったとする。また前記所定閾値が300だとすれば、前記3月5日付近から3月7日までの間に振れ幅の変動が800であるから、システム100はこの3月7日頃をもって製造原価のふれ幅の拡大時期700であると特定できる。
そして、前記出力処理部114は、前記ふれ幅の拡大時期700と特定された該当製品個体識別IDを前記製品個体コストデータベース129より読み出して、この製品個体識別IDを含む「製造原価の急変動通知」として出力インターフェイス106に出力する(s303)。或いは、製造原価管理者の利用する端末へネットワーク140を介して前記「製造原価の急変道通知」を送信するとしてもよい。これにより、前記管理者らは、ある製品種について製造原価が急拡大した事象を認識し、更にはその急拡大の要因と思われる製品個体について情報を得ることができる。つまり、製造原価上昇の迅速なる検知と、その原因究明の措置を効率的に進めることが可能となる。
−−−処理フロー例4−−−
図9は、本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例4を示す図である。上記処理フロー例では、製造原価について製品個体に着目して管理する例を示した。しかしながら、本実施形態では、製品個体とあわせて部品個体についても製造原価の概念を適用することもできる。なお、上記処理フロー例1らと処理手順はほぼ同様であるので、共通する処理内容については省略する。また本例でもやはり、製造工程が建屋1に設けられており、それぞれの建屋1には製造用の装置2が備わっている状況を想定する。また、前記装置2には、製造のための各種作業を行う作業者が配置されている。また、前記装置2には無線ICチップ3が、作業者の携行する認証カード5には無線ICチップ11が、製品7には無線ICチップ10が、部品5には無線ICチップ112が取り付けられている。また、前記無線ICチップらに対する読取り動作を行うべく、装置2の周囲には無線ICチップのリーダ200が配置されている。
こうした製造工程で、例えば部品個体Dを製品個体Cに取付ける作業が作業者Bにより進められているとする(図1参照)。この作業は前記建屋1のうち建屋Bの装置Bで実施されているとすれば、この時、前記装置Bの周囲にあるリーダ200は、前記製品個体C、部品個体D、作業者B、および装置Bのそれぞれが備える無線ICチップに対して読取り動作を実行する(s400)。
このリーダ200は、無線ICチップの読取り処理に必要なハードウェアおよびソフトウェアを備えている情報処理装置であり、更には、ネットワーク140を介して前記システム100とデータ通信を行う通信装置も備えている。従って前記リーダ200は、前記読取り動作により無線ICチップらから読み取った格納情報を、読取り日時の情報(例:リーダ200が備えるクロック機能から呼び出す)と共に通信装置からネットワーク140を介して前記システム100宛てに送信する(s401)。この送信処理は、リーダ200が無線ICチップに対する読取り動作を行って、無線ICチップの格納情報を取得する毎に実行するとしてもよいし、リーダ200の備えるメモリに前記格納情報を一旦格納しておき、所定期間毎にシステム100にまとめて送信する、としてもよい。
ここで前記システム100の前記通信処理部110は、前記リーダ200から、前記製品個体C、部品個体D、装置Bがそれぞれ付帯する無線ICチップの格納情報(読取り結果)と読取り日時情報を取得し、メモリ103に格納する(s402)。
次に、前記実績格納処理部111が、前記メモリ103における前記各無線ICチップの読取り結果から、部品の部品ID、部品個体識別ID、製品ID、製品個体識別ID、読取り日時情報を読取り、そられを対応付けて前記製造実績管理データベース128に格納する(s403)。
続いて、前記作業時間処理部112は、前記製造実績管理データベース128において同じ製品個体識別IDに対応付けされた、各部品個体識別ID、作業者ID、読取り日時情報を特定する(s404)。そして前記作業時間処理部112は、各作業者IDの各部品個体識別ID毎の前記読取り日時情報の間隔を、該当作業者の該当部品個体に関する作業時間と算定する(s405)。さらに前記作業時間処理部112は、各部品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベース128に格納する(s406)。
そして、前記原価算定部113は、前記製造実績管理データベース128における各製品個体識別IDに対応付けされた各部品個体IDと各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブル125に照合して対応する作業単価を特定する(s407)。更に、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体を構成すべき部品個体に関して要した作業コストを算定する(s408)。そして前記原価算定部113は、この作業コストを部品個体毎の製造原価として該当部品個体識別IDに対応付けて、前記製品個体コストデータベース129に格納する(s409)。これにより、部品個体に関して、該当部品個体を製品に取り付ける等の各種作業に要した作業時間に基づく作業コストを得て、ひいては各部品個体毎の作業コストに応じた製造原価を認識・管理することが出来るのである。
また、前記出力処理部114は、前記製品個体コストデータベース129より部品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、部品個体毎の製造原価として出力インターフェイス106に出力するものとできる(s410)。この出力インターフェイス106への出力形態については、上述した棒グラフの形態とすれば好適である。
以上、本実施形態によれば、同一製品であっても製品個体毎に製造原価にばらつきが発生する現状に関して、製品個体毎ないし部品個体毎に製造原価管理を行うことが出来る。したがって、製造原価のばらつき具合を出力インターフェイス上で可視化して利用者に提示することもできる。更に、作業者間、装置間、装置間、時期などで製造原価が他より高いものを特定できるから、ここで特定した不採算部分(工程や部品、人員や場所など)についての情報を利用者に認識させ、前記不採算部門の見直し措置を促進できる。
したがって、製品個々の製造原価が管理可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における製造原価管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における、(a)第1テーブル、(b)第2テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態における第3テーブルが含む、(a)部品購入コストテーブル、(b)装置コストテーブル、(c)不動産コストテーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態における、(a)製造実績管理データベース、(b)製品個体コストデータベースの各データ構造例を示す図である。 本実施形態における、(a)従来型BOM、(b)製造実績に基づくBOMの構成例を示す図である。 本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例1を示す図である。 本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例2を示す図である。 本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例3を示す図である。 本実施形態の製造原価管理方法の処理手順例4を示す図である。 本実施形態における製造原価情報のリクエスト画面例を示す図である。 本実施形態における製造原価情報の出力例1を示す図である。 本実施形態における製造原価情報の出力例2を示す図である。
符号の説明
10、11、12…所定媒体
100…製造原価管理システム
101…ハードディスクドライブ(記憶装置)
102…プログラム
103…メモリ
104…CPU
105…入力インターフェイス
106…出力インターフェイス
107…通信装置
110…通信処理部
111…実績格納処理部
112…作業時間処理部
113…原価算定部
114…出力処理部
125…第1テーブル
126…第2テーブル
127…第3テーブル
128…製造実績管理データベース
129…製品個体コストデータベース
140…ネットワーク
200…リーダ

Claims (7)

  1. 製造工程において製造される各製品個体の製造原価を管理するシステムであって、
    製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納した第1テーブルを記憶装置に備え、
    製造工程中の製品個々が付帯する所定媒体および各作業者が携行する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記製品個々および作業者の所定媒体の読取り結果を前記リーダと通信してメモリに格納する、通信処理部と、
    前記メモリにおける前記製品個々の所定媒体の読取り結果から製品の個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取り、前記メモリにおける作業者の所定媒体の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、記憶装置中の製造実績管理データベースに格納する、実績格納処理部と、
    前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納する、作業時間処理部と、
    前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納する、原価算定部と、
    前記製品個体コストデータベースより製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力する、出力処理部と、
    を備える製造原価管理システム。
  2. 前記通信処理部が、
    前記製品を構成すべき部品個々が付帯する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記部品個々の所定媒体の読取り結果についても前記リーダと通信してメモリに格納するものであり、
    前記実績格納処理部が、
    前記メモリにおける前記部品個々の所定媒体の読取り結果から部品の部品IDと個体識別用情報たる部品個体識別IDとを読取り、前記部品の構成対象たる製品の製品個体識別IDと部品IDと部品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、前記製造実績管理データベースに格納するものであり、
    前記作業時間処理部が、
    前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた各部品個体識別IDと作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、各作業者IDの各部品個体識別ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の該当部品個体に関する作業時間と算定し、各部品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納するものであり、
    前記原価算定部が、
    前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各部品個体IDと各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体を構成すべき部品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを部品個体毎の製造原価として該当部品個体識別IDに対応付けて、前記製品個体コストデータベースに格納するものであり、
    前記出力処理部が、
    前記製品個体コストデータベースより部品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、部品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の製造原価管理システム。
  3. 製品と当該製品を構成する部品との関係を定めた第2テーブルと、
    製品を構成する各部品の購入コスト、前記製品の製造工程に使用する各装置の使用コスト、前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コスト、のそれぞれのデータを格納した第3テーブルと、を記憶装置が備え、
    前記原価算定部が、
    前記製造実績管理データベースに格納されている各製品個体識別IDを前記第2テーブルに照合して該当製品を構成する部品の情報を取得し、前記製造実績管理データベースに格納されている各製品個体識別IDを前記第3テーブルに照合して該当製品の製造工程に使用する各装置の使用コストの情報と前記製品の製造工程を収容する不動産の利用コストの情報とを取得し、前記取得した前記部品の情報に基づき前記第3テーブルにて該当部品の購入コストのデータを取得し、前記各装置の使用コストと前記不動産の利用コストと前記部品の購入コストとを合計し、この合計値を前記製品個体の前記製造原価に合算し、この合算値を前記製品個体の製造原価として該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の製造原価管理システム。
  4. 前記原価算定部が、
    前記算定した、前記製品個体に関して各作業者が要した作業コストを、前記製品個体コストデータベースにおいて各製品個体識別IDに対応付けて製造原価として格納するものであり、
    前記出力処理部が、
    前記製品個体コストデータベースにおいて各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを読み出し、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅を高さとした棒グラフを作業時期の時系列軸上に生成し、出力インターフェイスに表示するものである、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の製造原価管理システム。
  5. 前記出力処理部が、
    前記製品個体コストデータベースにおいて各製品個体毎に格納されている、各作業者の同時期の作業コストに基づく製造原価のうち、最小値の作業コストに基づく製造原価と最大値の作業コストに基づく製造原価とを所定期間毎に読み出して、前記最小値から最大値の製造原価のふれ幅の変化を監視し、前記ふれ幅の変化が所定閾値を越える時期を前記ふれ幅の拡大時期と特定し、前記ふれ幅の拡大時期と特定された該当製品個体識別IDを前記製品個体コストデータベースより読み出して出力インターフェイスに出力するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の製造原価管理システム。
  6. 製造工程において製造される各製品個体の製造原価管理を行うべく、製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納した第1テーブルを記憶装置に備えるコンピュータが、
    製造工程中の製品個々が付帯する所定媒体および各作業者が携行する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記製品個々および作業者の所定媒体の読取り結果を前記リーダと通信してメモリに格納し、
    前記メモリにおける前記製品個々の所定媒体の読取り結果から製品の個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取り、前記メモリにおける作業者の所定媒体の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、記憶装置中の製造実績管理データベースに格納し、
    前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納し、
    前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納し、
    前記製品個体コストデータベースより製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力する、
    ことを特徴とする製造原価管理方法。
  7. 製造工程において製造される各製品個体の製造原価管理を行うべく、製品の製造工程に関与する各作業者の作業者IDと当該作業者の作業単価とを格納した第1テーブルを記憶装置に備えるコンピュータに、
    製造工程中の製品個々が付帯する所定媒体および各作業者が携行する所定媒体に対し、前記製造工程の所定位置に設置された前記所定媒体のリーダが所定間隔で実行した読取り動作にて得た、前記製品個々および作業者の所定媒体の読取り結果を前記リーダと通信してメモリに格納するステップと、
    前記メモリにおける前記製品個々の所定媒体の読取り結果から製品の個体識別用情報たる製品個体識別IDを読取り、前記メモリにおける作業者の所定媒体の読取り結果から作業者IDと媒体読取り日時情報とを読取り、前記製品個体識別IDと前記作業者IDと媒体読取り日時情報とを対応付けて、記憶装置中の製造実績管理データベースに格納するステップと、
    前記製造実績管理データベースにおいて同じ製品個体識別IDに対応付けされた作業者IDと媒体読取り日時情報を特定し、作業者ID毎の前記媒体読取り日時情報の間隔を該当作業者の作業時間と算定し、各製品個体識別IDに前記作業者の前記作業時間を対応付けて前記製造実績管理データベースに格納するステップと、
    前記製造実績管理データベースにおける各製品個体識別IDに対応付けされた各作業者IDと各作業時間とを読み出し、各作業者IDを前記第1テーブルに照合して対応する作業単価を特定し、各作業単価を該当作業者の前記作業時間に乗じて各作業者が前記製品個体に関して要した作業コストを算定し、この作業コストを前記製品個体毎に合算して製品個体毎の製造原価を算定し、この製造原価を該当製品個体識別IDに対応付けて、記憶装置中の製品個体コストデータベースに格納するステップと、
    前記製品個体コストデータベースより製品個体識別ID毎の製造原価を読み出し、製品個体毎の製造原価として出力インターフェイスに出力するステップと、
    を実行させる製造原価管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009139985A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Hitachi Ltd 原価情報処理装置及び原価情報処理方法
GB2465406B (en) * 2008-10-14 2012-01-11 Gareth Loughran A process for manufacturing a bespoke woodwork product

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