JP2008257530A - 電子ペン入力データ処理システム - Google Patents

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茂 大島
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Abstract

【課題】電子ペン入力用の帳票フォームをエンドユーザーでも容易に作成できるようにするとともに、帳票データ更新も容易にできるようにする。
【解決手段】データの真正性・見読性・保存性が確保されたデータベースシステムに電子ペン1で入力するための帳票フォームを、ユーザーがクライアント200上で作成して登録する。電子ペン1が座標を取得するためのドットパターンと帳票フォームを重ねて印刷して、電子ペン用紙100を作成する。ユーザーが電子ペン1で電子ペン用紙100に記入すると、記入した文字とその位置を認識する。認識した文字列と帳票の入力欄を関連付けてデータベース301に登録する。また、同一帳票データの同時更新の場合は排他制御する。エンドユーザーが独自の帳票フォームを作成して、電子ペン1でデータ入力とデータ更新が容易にできるので、ユーザーにとって使い勝手のよいペン入力データ処理システムを短期間に低コストで構築できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子ペン入力データ処理システムに関し、特に、入力用帳票フォームの作成とデータの入力や更新が容易な電子ペン入力データ処理システムに関する。
従来、業務全般の文書を公式な記録として残す電子保存システムがある。この種のシステムの代表的なものとして、医療業務における電子カルテシステムがある。電子カルテシステムでは、タブレットや電子ペンを使用して手書きデータをデータベースに登録して利用できるものがある。例えば、タブレットを使用して、手書き部分をイメージとして保存するシステムがある。電子ペン用紙と電子ペンを使用し、手書き運用を殆ど変えることなく電子化を実現したシステムもある。手書き書類とコード化したデータをデータベースに登録して利用できるシステムもある。
電子ペンで入力する文書電子化システムでは、電子ペンで紙に文字などを書くことで、データを入力できる。例えば、アノト方式デジタルペンでは、帳票のフォームを印刷したアノトパターン紙に文字などを書くことで、どこに何が書かれていたかを読み取ることができる。アノトパターン紙には、非常に小さなドット(約0.3mmの間隔で格子状)で構成されるパターンが印刷されている。このパターンで電子ペンが座標を取得する。アノト方式デジタルペンは、ペン先に超小型カメラが内蔵され、専用紙に書かれた情報をデジタル情報としてペン内に取り込む。普通のボールペンと何ら変わりなく使えるので、書いたものを普通紙の上に残すことができる。アノト方式デジタルペンが記憶できることは、ペンの位置情報、ペンの軌跡(書き順)、書く速さ、筆圧、書いた日付、ペンの傾きなどである。電子ペンから入力したデータを文字認識して文字列に変換し、帳票の座標と入力データを関連付けて、データベースで管理する。帳票のレイアウトと記録項目の定義を行うことで、紙帳票とほとんど変わらない運用ができる。
このような文書電子化システムにおいては、電子カルテ3原則として提唱されている真正性・見読性・保存性が確保されており、公式な文書として必要な特性を備えている。真正性とは、正当な人が記録し確認された情報に関し、第三者から見て作成の責任と所在が明確であり、かつ、故意または過失による虚偽入力や書き換えや消去や混同が防止されていることである。メッセージ認証などによりセキュリティを保つようにしている。見読性とは、電子媒体に保存された内容を、必要に応じて肉眼で読取可能な状態に容易にできることである。可読性あるいは易読性を保障することである。保存性とは、記録された情報が、法令等で定められた期間にわたって真正性を保ち、見読可能にできる状態で保存されることをいう。以下に、文書電子化システムに関連する従来技術の例をいくつかあげる。
特許文献1に開示された「包括的医療情報管理システム」は、各部門からのレポートと電子化カルテとを連携させて包括的に取り扱うシステムである。図6(a)に示すように、コンピュータ・ネットワーク内の医療各部門のサブシステムから、所見レポートなどを、患者識別コードと区分コードを含むファイル名が付されたプリントイメージファイルとして、サーバーに送出する。サーバーは患者識別コードを解読して、患者カルテフォルダ内の当該区分コードのフォルダにレポートを送出する。
特許文献2に開示された「カルテ電子化処理方法」は、真正性と見読性を満たす処理方法である。図6(b)に示すように、ペンタブレットに、カルテフォームと電子カルテを表示する。スタイラスペンによる手書き文字やスケッチ画像と、キーボード等によるテキスト文字・数値とを、診療情報として書き込む。カルテフォームと診療情報を、画像ファイルとタグ付テキストファイルの2種類で保存する。医師患者識別情報と診療時刻を連結したものをファイル名とする。
特許文献3に開示された「資料作成方法」は、コンピュータの画面の両側に分離表示した主・従データを使い、画面中央で合成することによって、個別的具体的な資料を容易に作成する方法である。図6(c)に示すように、データベースとして顧客台帳と商品台帳とを用意する。顧客検索条件に基づき顧客台帳から顧客データを検索して、表示画面の右側に表示する。顧客データを参照して、候補となる商品検索情報を作成する。商品検索条件に基づき商品台帳から顧客に関連付けたい商品を検索して、表示画面の左側に表示する。顧客データと商品を表示画面の中央に移動して詳細を合成表示し、資料として出力する。
特許文献4に開示された「電子ペン」は、書いた文字の各点の位置を検出して、ストロークを電子的に記録するペンである。図6(d)に示すように、電子ペンには、筆記手段とイメージ検出ユニットが内蔵されている。イメージ検出ユニットには、イメージセンサと、イメージに基づいてペンの位置を求めるためのプロセッサがある。用紙上に描かれている位置検出用のパターンをイメージセンサで検出して、プロセッサで認識することによりペンの位置を検出して、ペンストロークを位置の配列に変換する。
特許文献5に開示された「カルテ管理システム」は、紙のカルテを使用しても、データ管理や検索等が容易にできるようにしたものである。図6(e)に示すように、電子ペンは、カルテ用紙から光学的にドットパターンを読み取ることによって、記入内容に対応する位置データを取得して、無線で送信する。カルテ管理装置でデータを受信してデータベースに登録する。追加記入データを受信すると、対応するデータがデータベースに登録されていれば、対応付けてデータベースに登録する。
特許文献6に開示された「手書きの情報を記録する電子ペン」は、用紙上の電子ペンの移動を電子的に記録するものである。図6(f)に示すように、電子ペンは、用紙上のペンストロークを記憶する。ペンストロークには、図形情報を示すものとペンストローク処理命令を示すものがある。電子ペンの現在の作業を検出して、ペンストロークの集合を処理する。
特許文献7に開示された「電子カルテの構築システム」は、手書きカルテと同様にカルテを電子化するものである。図6(g)に示すように、手書きにより電子カルテのデータ入力を行う。手書きカルテと電子カルテを混在させながら、単一のシステムにより統一的に管理する。
特開2000-348115号公報 特開2001-084317号公報 特開2001-092828号公報 特表2004-535010号公報 特開2004-054375号公報 特表2005-510791号公報 特開2005-141537号公報
しかし、従来の電子ペン入力データ処理システムには、次のような問題がある。入力用帳票フォームをエンドユーザーが作成できても、公式な文書としてデータベースに登録して保存するには、真正性や保存性を確保できるシステムを作成する必要があり、その開発に時間とコストがかかる。また、2人が同時に同一帳票のデータを更新する際の競合排除が適切にできないので、使い勝手がよくない。
本発明の目的は、上記従来の問題を解決して、電子ペン入力データ処理システムにおいて、電子ペンの入力用帳票フォームを、エンドユーザーでも容易に作成できるようにするとともに、帳票データ更新時の使い勝手をよくすることである。
上記の課題を解決するために、本発明では、電子ペン入力データ処理システムを、電子ペン入力用の入力帳票フォームを作成する帳票作成手段と、位置座標を示すドットパターンに入力帳票フォームまたは出力帳票を重ねて印刷するように制御する手段と、ペン識別情報と筆記位置と筆圧と時刻とを含む電子ペンデータを送出する電子ペンと、電子ペンデータから軌跡情報を取得して解析するストローク解析部と、ストローク解析結果に応じて電子ペンデータを処理する手段と、軌跡情報を文字認識処理して文字列を生成する文字認識部と、文字列と対応入力欄を関連付けてデータベースに登録する手段と、帳票の更新履歴を管理する文書管理テーブルと、帳票の更新状態を管理する帳票管理テーブルと、帳票の更新における競合を排除するように制御する排他制御手段とを具備する構成とした。
帳票作成手段は、画面上に台紙を表示する手段と、入力欄のサンプルを表示する手段と、選択された入力欄を台紙に重ねて表示する手段と、入力欄の属性を修正するための手段と、入力欄が重ねられた台紙の位置と当該入力欄とを関連付ける手段と、入力欄に台紙の位置を関係付けたデータを入力帳票フォームとして格納する手段とを備える。排他制御手段は、文書管理テーブルと帳票管理テーブルを参照して同一帳票に対する入力データの競合発生を検知する手段と、競合発生の検知に応じて電子ペンからの入力データでは帳票を更新しないで登録保留リストに載せる手段と、登録保留リストを表示して更新の可否を選択させる手段とを備える。
上記のように構成したことにより、エンドユーザーが独自の帳票フォームを作成して、電子ペンでのデータ入力とデータ更新が容易にできるので、ユーザーに適した電子ペン入力データ処理システムを短期間に低コストで構築できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例は、電子ペン用の入力帳票フォームをユーザーが端末上で作成して、電子ペンで帳票に記入した文字とその位置を認識して、帳票に記入したデータをデータベースで管理し、同一帳票データの同時更新を排他制御する電子ペン入力データ処理システムである。
図1は、本発明の実施例における電子ペン入力データ処理システムの機能ブロック図である。電子ペン入力データ処理システムの基本的な構成は、従来のものと同じである。これに用いる電子ペンも従来のものと同じである。しかし、帳票フォームを作成する部分と、データ更新の排他制御を行う部分が、従来のものと異なる。図2は、電子ペン入力データ処理システムの2通りの入力方法を説明する図である。図3は、電子ペン入力データ処理システムの排他制御を説明する図である。図4は、電子ペン入力データ処理システムの保留状態を説明する図である。図5は、電子ペン入力データ処理システムの排他制御の処理手順を示す流れ図である。
図1〜図4において、電子ペン1は、電子ペン用紙に文字などを書くと、電子ペンのIDと、軌跡(書き順)と、位置情報(座標)と、速度と、筆圧と、書いた日時(これらを総称してPGC (Pattern Generated Coordinates) データという)を取得できる電子ペン(Anoto電子ペン)である。入力制御部2は、電子ペンからUSB経由とbluetoothなどの無線経由で入力されたデータを取りまとめる手段である。OCR3は、電子ペンから取得した情報を認識して文字列に変換する手段である。ストローク解析部4は、軌跡情報を解析してデータ処理種別を判断する手段である。文書管理部5は、帳票の更新履歴などを管理する手段である。
登録部6は、電子ペンから入力された文字列を帳票データとしてデータベースに登録する手段である。マクロ登録部7は、複数のマクロコマンドを保持する手段である。マクロ実行部8は、ストローク解析結果に対応するマクロコマンドを実行する手段である。印刷部9は、ドットパターン上に帳票フォームを印刷し、登録されたデータを帳票として印刷する手段である。パターンマージ部10は、ドットパターンや帳票フォームやデータを重ねて印刷データとする手段である。帳票管理部11は、帳票の更新状態などを管理する手段である。
電子ペン用紙100は、電子ペンが座標を取得するためのドットパターンを印刷した紙(Anoto用紙)である。クライアント200、210は、利用者端末のパソコンである。キーボード201、211は、パソコンの入力装置である。マウス202、212は、パソコンのポインティングデバイスである。プリンタ203は、電子ペン用紙などを印刷する装置である。USBインタフェース213は、電子ペンとパソコンを有線で接続する手段である。データファイル215は、電子ペンから入力したデータを一時保持するファイルである。USBドライバ216は、USBインタフェースを駆動するプログラムである。アノトSDK217は、Anoto社のSoftware Development Kitで、電子ペンのアプリケーションソフトウエアを作成するためのツールである。無線ドライバ218は、無線インタフェースを駆動するプログラムである。
編集画面220は、帳票データの書換えができる画面である。参照画面221は、帳票データの参照のみができる画面である。サーバー300は、電子ペンデータの解析とデータベースの管理をはじめとする主な情報処理を行う装置である。データベース301は、データの真正性・見読性・保存性が確保されたデータ格納装置である。帳票管理テーブル302、316は、帳票の更新を管理するためのテーブルである。文書管理テーブル303、315は、帳票の更新履歴を管理するためのテーブルである。登録保留リスト304は、排他制御のために更新情報をデータベースに登録しないで保留していることを示すリストである。排他制御部305は、ファイルに矛盾が生じないように帳票の書換えを制限する手段である。PGCファイル310は、電子ペンの出力データで構成したファイルである。ICR部312は、文字認識(Intelligent Character Recognition)を行う手段である。ネットワーク400は、インターネットやLANなどの通信網である。オペレータ501、502は、クライアント端末を操作する利用者である。
上記のように構成された本発明の実施例におけるペン入力データ処理システムの機能と動作を説明する。最初に、ペン入力データ処理システムの機能の概要を説明する。クライアント端末の画面上に台紙を表示し、入力欄のサンプルも表示する。入力欄が選択されると、選択された入力欄を台紙に重ねて表示する。必要に応じて入力欄の属性を修正する。入力欄が重ねられた台紙の位置と当該入力欄とを関連付け、入力欄に台紙の位置を関係付けたデータを入力帳票フォームとして格納する。このようにして、ユーザーは電子ペン入力用の帳票フォームを作成して登録しておく。
電子ペンが座標を取得するためのドットパターンに帳票フォームを重ねて、電子ペン用紙を印刷する。追記や修正などの更新入力の場合は、既入力データを記載した出力帳票をドットパターンに重ねて印刷する。電子ペンで電子ペン用紙に文字を書くと、電子ペンから、ペン識別情報と筆記位置と筆圧と時刻とを含む電子ペンデータをクライアント端末に送出する。ストローク解析部で、電子ペンデータから軌跡情報を抽出してストローク解析をする。ストローク解析結果に応じて、文字認識などのデータ処理を実行する。文字認識部で、軌跡情報を認識して文字列を生成する。文字列と電子ペン用紙の入力欄を関連付けて、帳票データとしてデータベースに登録する。
キーボードまたはマウスを含む他の入力手段からも、帳票にデータを入力できるので、同一帳票に対する同時入力データの競合を防止するために、排他制御を行う。文書管理テーブルと帳票管理テーブルを参照して、同一帳票に対する入力データの競合発生を調べる。競合が発生した場合は、電子ペンからの入力データによる上書き更新をしないで、入力データを登録保留リストに載せる。登録保留リストを表示して、更新の可否を選択させる。
次に、図1を参照しながら、具体的な動作を説明する。図1(a)、(b)に示すように、電子ペン1で電子ペン用紙100に文字などを書くと、電子ペン1のIDと、軌跡(書き順)と、位置情報(座標)と、速度と、筆圧と、書いた日時が取得される。電子ペン用紙100から電子ペン1の軌跡座標を読み取り、暗号化されたバイナリ形式のデータとして、USBまたは無線によってクライアント200にデータを送る。電子ペン1からは、USB経由と無線経由のいずれでも入力でき、データは入力制御部2に入力される。入力制御部2でPGCファイルを作成してサーバー300に送る。ここまでが、クライアント200での処理である。
サーバー300では、入力制御部2で作成されたPGCファイルから、文字変換すべき入力欄に対応する部分を切り出して、電子ペン1の軌跡情報をOCR部3で認識して文字列に変換する。ストローク解析部4で、PGCファイルから軌跡情報を切り出してストローク解析する。ストローク解析の結果に基づいてデータ処理種別を判断し、対応するマクロコマンドを実行する。これにより、電子ペンデータから未処理の入力欄のデータを見つけ出して、その属性に応じた処理をする。
文書管理部5では、紙の帳票と同じレイアウトで文書を管理して、データベース301に保存する。電子ペン1の出力データのPGCファイルを、管理されている帳票情報と照合して、帳票毎のIDで管理して保存する。紙ベースのレイアウトの文書であるため、帳票の見読性が高い。この部分には、Yahgee Small Cabinetという既存システムを利用できる。これは、台紙と呼ばれる背景画像とフィールド項目名とそのレイアウトおよびデータベースの定義を、ユーザーが構造を理解せずとも自動的に構築できるツールである。
登録部6で、データベース301に登録するデータを転送し格納する。Yahgee Document Viewという既存システムを利用できる。これは、台紙と呼ばれる背景画像、レイアウト、入力項目の3階層でデータを処理することで、帳票イメージでデータベースへの入出力を行うツールである。マクロ登録部7に、ストローク解析結果に対するマクロコマンドを登録しておく。例えば、Yahgeeシリーズの個別の操作を自動的に実行するための手続きを登録する。マクロ実行部8で、ストローク解析で得られた結果に対応するマクロコマンドを実行する。
パターンマージ部10で、入力したデータにドットパターンを重ねて印刷するための印刷データを作成する。例えば、Anoto FDT (Forms Design Tool、SDKの一部)により作成されたアノト用紙(Postscript形式のファイル)に、電子ペン1から入力されたストローク情報(ペンの軌跡)を反映し、Yahgee Document Viewで、入力されたデータをアノト用紙に反映し、新たなアノト用紙を作成する。印刷部9で、電子ペン1が座標を取得するためのドットパターンを重ねた帳票フォームなどを印刷する。帳票管理部11で、帳票の座標と入力データを関連付けて管理する。例えば、Anoto FDTで作成されたアノト用紙(Postscript)とその制御情報(PAD)とYahgee Document Viewの文書情報との関連付けを管理する。
次に、帳票フォームを作成する方法を説明する。クライアントの画面上に、電子ペン入力用の台紙の枠を表示する。また、入力欄のサンプルも表示する。入力欄のサンプルを1つ選んで、台紙上にドラッグして重ねる。必要に応じて、入力欄の属性を選択あるいは修正する。手書き文字を認識して入力する欄の場合は、属性として文字認識を選ぶ。入力欄の属性を選択するのみで、その欄に入力されたデータが、属性に従って処理されてデータベースに格納されるようになる。入力欄が重ねられた台紙の位置と当該入力欄とが関連付けられる。これを必要なだけ繰り返す。完成したら、入力欄に台紙の位置を関係付けられたデータを、入力帳票フォームとして登録しておく。サンプル帳票フォームをそのまま利用することもできる。また、サンプル帳票フォームを修正する方法で作成することもできる。新規な入力欄を作成することもできる。
次に、図2を参照しながら、電子ペンとキーボード/マウスとの2通りの入力方法について説明する。図2(a)に示すように、オペレータ501は、電子ペン用紙100に電子ペン1で記入して、ネットワーク400を介してサーバー300のデータベース301に格納する。その後、オペレータ502が、クライアント210でデータベース301を開いて編集作業を行う場合がある。サーバー/クライアントシステムの場合、ここでデータベース301に排他ロックをかける。例えば、オペレータ501は、クライアント200では、データベース301の保存データを編集することはできない。しかし、電子ペン用紙100と電子ペン1は、サーバー300と直接には接続されていないため、通常の排他制御を適用することはできない。
また、サーバー300に接続されているシステムの時計と、電子ペン1に内蔵されている時計が、完全に一致しているとは限らないため、入力の順序性に問題が発生することがある。電子ペン1が内蔵している時計の時刻は、データ送信あるいは充電のためにUSBインタフェースに接続したときに、クライアント200のシステム時刻との同期処理が行われる。無線によりデータ送信する場合には、電子ペン1の内蔵時計の時刻データをそのまま使って記録する。このため、入力されたデータの時刻とは別に、クライアント200に送信された時点での時刻を、公的時刻認証機関からの認証データとともに保存し、その時点の時刻の差を考慮して、入力の順序性を確立する。
図2(b)に示すように、編集画面220と参照画面221を同時に開いて、キーボードやマウスを使って参照項目をコピーして編集できる。このように、電子ペン入力とキーボード入力を、同じ紙ベースのレイアウトに対して行うことができるので、電子ペン入力とキーボードとマウスによる入力を自由に使い分けしながら運用できる。入力した内容をいつでも紙に印刷でき、追記や修正入力もできるので、入力と印刷を繰り返すターンアラウンド運用が可能である。電子ペンによる入力と、テキストや写真やグラフや動画や音声やその他のデジタルデータなど、帳票単位のデータ項目を共通の内容として関連付けできるので、複雑な構成のデータを容易に管理できる。テキストマイニングを含む種々の検索機能を備えているので、必要なデータを容易に探し出すことができる。
次に、図3、図4、図5を参照しながら、同一帳票の同時更新における排他制御方法を説明する。図3に示すように、電子ペン1で電子ペン用紙100へ文字などを書くと、電子ペン1からのデータは、クライアント200のUSBインタフェース213とUSBドライバ216を経て、アノトSDK217に入力される。あるいは、無線ドライバ218経由で、データファイル215に入力される。入力された手書き情報は入力制御部2で統合されて、共通のデータ形式のPGCファイル310にされる。共通のPGCファイル310は、入力制御部2からネットワーク400を通して、サーバー300に送られる。
サーバー300のストローク解析部4では、共通のPGCファイル310から軌跡情報を取得して解析し、データの加工方法を決める。ICR部312では、ストローク情報を文字列に変換し、OCR部3では、イメージ情報を文字列に変換する。排他制御部305では、帳票の更新履歴を文書管理テーブル303で管理し、帳票の更新状態を帳票管理テーブル302で管理する。同一帳票に対する同時更新を監視して、競合が発生した場合は、電子ペンデータによる更新をしないで、登録保留リストに載せるように排他制御する。競合が発生するのは、以下のような場合である。
図4(a)に示すように、オペレータ501が電子ペン1で電子ペン用紙100に手書き入力すると、その情報は、クライアント200とネットワーク400を介して、サーバー300に送られる。また、他のオペレータ502が、クライアント210のキーボード211またはマウス212を使って、同じ帳票にデータを入力すると、その情報も、クライアント210とネットワーク400を介して、サーバー300に送られる。サーバー300の排他制御部305は、帳票管理テーブル302と文書管理テーブル303にアクセスして、入力に使用したアドレスと帳票の項目枠と、過去に登録されたデータの更新日時も参照して、競合をチェックする。電子ペン1からの入力が発生した時点で、他のオペレータ502がキーボード211により当該帳票のデータを更新していた場合、電子ペン1からの入力データは、保留データとして蓄積される。この排他処理の具体的なフローを、図5に示す。
図5に示す流れ図において、キーボードから帳票にデータが入力されると、ステップ1で、図5(b)に示す文書管理テーブル303の文書管理番号に基づいて帳票アドレスを取得する。ステップ2で、帳票アドレスに対応する管理レコードを取得する。ステップ3で、図5(c)に示す帳票管理テーブル302の更新番号#1に1を加算して保存する。電子ペン1から帳票にデータが入力されると、ステップ4で、PGCファイル310より帳票アドレスを取得する。ステップ5で、帳票アドレスに対応する管理レコードを取得する。ステップ6で、更新番号#1が0かどうか調べる。0であれば新規入力であるので、ステップ7で、新規入力処理を行う。0でなければ、ステップ8で、更新番号#1が更新番号#2より大きいかどうか調べる。大きければ競合が発生しているので、ステップ9で、保留処理を行う。ステップ10で、更新番号#1に1を加算し、更新番号#2を更新番号#1と同じにする。ステップ11で、今回の文書管理番号を採番して、前回の文書の有効フラグをFalseにし、今回の文書の有効フラグをtrueにする。
保留データが発生した場合、オペレータ501には、エラーが通知される。この場合のエラーは、USB接続の場合は接続端末の画面に表示される。無線接続の場合では、電子ペンの振動によりオペレータ501に通知することができる。エラーが発生した場合、クライアント200の表示装置で保留状態を確認することが可能である。図4(b)に示すように、当該文書画面を開いたときに、画面右側に保留状態のデータが表示される。更新内容を確認しながら、ドラッグ&ドロップ又はコピー&ペーストにより、簡単にマージ作業を行うことができる。
同時期に入力が発生しないように運用することで、競合問題を回避することもできるが、使い勝手がわるくなる。また、リアルタイムに電子ペンへの通信が行える環境においては、電子ペン用紙100への記入開始時に排他ロックをチェックすることにより、競合を回避することも可能であるが、使用条件が限られることになる。キーボード/マウスでデータ更新をする場合は、競合状態を確認しながら入力できるが、電子ペンで手書き入力する場合は、競合状態の確認ができないか、記入作業を中断して画面を確認する必要があり、使い勝手が悪くなる。使い勝手をよくするため、競合があっても電子ペンからは入力を完了させるようにする。入力完了後に、画面を確認して実際の更新処理を行う。このようにすることにより、電子ペンのメリットを生かして、データ更新作業ができるので、便利さが損なわれることがない。
2つのクライアントでともに電子ペンで帳票更新をする場合は、一方の入力で帳票を更新し、他方の入力を保留状態にする。また、2つのクライアントでともにキーボード/マウスで帳票更新をする場合は、一方の入力を保留状態にしてもよいし、更新禁止にしてもよい。3つのクライアントで同時に同一帳票を更新することはまずないので、3つ目のクライアントからの更新入力を禁止しても、使い勝手がわるくなることはない。
上記のように、本発明の実施例では、ペン入力データ処理システムを、電子ペン用の入力帳票フォームをユーザーが端末上で作成して、電子ペンで帳票に記入した文字とその位置を認識して、帳票に記入したデータをデータベースで管理し、同一帳票データの同時更新を排他制御する構成としたので、エンドユーザーレベルでシステムの構築と拡張ができる。
本発明のペン入力データ処理システムは、医療業務における電子カルテシステムのように、公式な記録として文書を残す業務全般の文書の電子保存システムとして最適である。金融や製造や流通などの分野のシステムにも適用が可能である。
本発明の実施例におけるペン入力データ処理システムの機能ブロック図である。 本発明の実施例におけるペン入力データ処理システムでの2系統の入力方法を説明する図である。 本発明の実施例におけるペン入力データ処理システムでの排他制御を説明する図である。 本発明の実施例におけるペン入力データ処理システムでの保留状態を説明する図である。 本発明の実施例におけるペン入力データ処理システムでの排他制御の処理手順を示す流れ図である。 従来のデータ処理システムと電子ペンの概念図である。
符号の説明
1 電子ペン
2 入力制御部
3 OCR部
4 ストローク解析部
5 文書管理部
6 登録部
7 マクロ登録部
8 マクロ実行部
9 印刷部
10 パターンマージ部
11 帳票管理部
100 電子ペン用紙
200,210 クライアント
201,211 キーボード
202,212 マウス
203 プリンタ
213 USBインタフェース
215 データファイル
216 USBドライバ
217 アノトSDK
218 無線ドライバ
220 編集画面
221 参照画面
300 サーバー
301 データベース
302 帳票管理テーブル
303 文書管理テーブル
304 登録保留リスト
305 排他制御部
310 PGCファイル
312 ICR部
400 ネットワーク
501,502 オペレータ

Claims (4)

  1. 電子ペン入力用の入力帳票フォームを作成する帳票作成手段と、位置座標を示すドットパターンに前記入力帳票フォームまたは出力帳票を重ねて印刷するように制御する手段と、ペン識別情報と筆記位置と筆圧と時刻とを含む電子ペンデータを送出する電子ペンと、前記電子ペンデータから軌跡情報を取得して解析するストローク解析部と、ストローク解析結果に応じて前記電子ペンデータを処理する手段と、前記軌跡情報を文字認識処理して文字列を生成する文字認識部と、前記文字列と対応入力欄を関連付けてデータベースに登録する手段と、帳票の更新履歴を管理する文書管理テーブルと、帳票の更新状態を管理する帳票管理テーブルと、帳票の更新における競合を排除するように制御する排他制御手段とを具備することを特徴とするペン入力データ処理システム。
  2. 前記帳票作成手段は、画面上に電子ペン入力用の台紙を表示する手段と、帳票の入力欄のサンプルを表示する手段と、選択された入力欄を前記台紙に重ねて表示する手段と、入力欄の属性を修正するための手段と、入力欄が重ねられた台紙の位置と当該入力欄とを関連付ける手段と、入力欄に台紙の位置を関係付けたデータを入力帳票フォームとして格納する手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のペン入力データ処理システム。
  3. 前記排他制御手段は、文書管理テーブルと帳票管理テーブルを参照して同一帳票に対する入力データの競合発生を検知する手段と、競合発生の検知に応じて電子ペンからの入力データでは帳票を更新しないで登録保留リストに載せる手段と、前記登録保留リストを表示して更新の可否を選択させる手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のペン入力データ処理システム。
  4. 画面上に帳票の台紙と入力欄のサンプルを表示し、選択された入力欄を前記台紙に重ねて表示し、属性修正指示に従って入力欄の属性を修正し、入力欄が重ねられた台紙の位置と当該入力欄とを関連付けたデータを入力帳票フォームとして登録し、位置座標を示すドットパターンに前記入力帳票フォームまたは出力帳票を重ねて印刷し、ペン識別情報と筆記位置と筆圧と時刻とを含む電子ペンデータを電子ペンから受信し、前記電子ペンデータから軌跡情報を取得して文字認識して文字列に変換し、前記文字列と対応入力欄を関連付けてデータベースに登録し、文書管理テーブルで帳票の更新履歴を管理し、帳票管理テーブルで帳票の更新状態を管理し、前記文書管理テーブルと前記帳票管理テーブルを参照して同一帳票に対する入力データの競合発生を検知し、競合発生の検知に応じて電子ペンからの入力データでは帳票を更新しないで登録保留リストに載せ、前記登録保留リストを表示して更新の可否を選択させることを特徴とするペン入力データ処理方法。
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