JP2008255264A - 芳香族ポリエステルペレットの製造法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】芳香族ポリエステルを、ジクロルメタン、トリクロルメタン、1,2-ジクロルエタン及びクロルベンゼンより成る群から選ばれる一以上の溶剤と混合し、得られた溶液に、該溶剤に対する体積比で0.5〜3.0倍の水を混合し、次いで、該混合物を攪拌しつつ40〜60℃の温度で加熱して上記溶剤を蒸発させて芳香族ポリエステルを析出させ、得られた芳香族ポリエステル塊を切断及び/又は破砕するところの芳香族ポリエステルペレットの製造法。
【選択図】なし
Description
(1)芳香族ポリエステルを、ジクロルメタン、トリクロルメタン、1,2-ジクロルエタン及びクロルベンゼンより成る群から選ばれる一以上の溶剤と混合し、得られた溶液に、該溶剤に対する体積比で0.5〜3.0倍の水を混合し、次いで、該混合物を攪拌しつつ40〜60℃の温度で加熱して上記溶剤を蒸発させて芳香族ポリエステルを析出させ、得られた芳香族ポリエステル塊を切断及び/又は破砕するところの芳香族ポリエステルペレットの製造法である。
(2)上記溶液の濃度が、0.2〜1.0グラム/ミリリットルであるところの上記(1)記載の方法、
(3)上記溶液の濃度が、0.4〜0.8グラム/ミリリットルであるところの上記(1)記載の方法、
(4)水の混合量が、溶剤に対する体積比で0.7〜2.0倍であるところの上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の方法、
(5)水の混合量が、溶剤に対する体積比で0.8〜1.5倍であるところの上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の方法、
(6)溶剤がジクロルメタンであるところの上記(1)〜(5)のいずれか一つに記載の方法、
(7)溶剤を蒸発させる温度が43〜57℃であるところの上記(1)〜(6)のいずれか一つに記載の方法、
(8)溶剤を蒸発させる温度が45〜55℃であるところの上記(1)〜(6)のいずれか一つに記載の方法、
(9)切断して得られた芳香族ポリエステルを更に、減圧下、40〜100℃で加熱するところの上記(1)〜(8)のいずれか一つに記載の方法
を挙げることができる。
,1,3,3-テトラメチルブチル)レゾルシノール、4-(2-フェネチル)レゾルシノール、5-ノニルレゾルシノール、5-(1-メチルオクチル)レゾルシノール、5-(1,1-ジメチルヘプチル)レゾルシノール、5-(1,2-ジメチルヘプチル)レゾルシノール、5-(1,2,4-トリメチルヘキシル)レゾルシノール、4-デシルレゾルシノール、5-(1-メチルノニル)レゾルシノール、2,4-ジメチルレゾルシノール、2,5-ジメチルレゾルシノール、4,5-ジメチルレゾルシノール、4,6-ジメチルレゾルシノール、4-エチル-2-メチルレゾルシノール、5-エチル-2-メチルレゾルシノール、2-エチル-4-メチルレゾルシノール、5-エチル-4-メチルレゾルシノール、6-エチル-4-メチルレゾルシノール、5-エテニル-4-メチルレゾルシノール、2,4-ジメチルレゾルシノール、5-メチル-4-プロピルレゾルシノール、2-メチル-5-sec-ブチルレゾルシノール、4,6-ジイソプロピルレゾルシノール、4-エチル-6-ペンチルレゾルシノール、4,6-ジ-tert-ブチルレゾルシノール、2-メチル-4-(ベンジル)レゾルシノール、2,4,5-トリメチルレゾルシノール、2,4,6-トリメチルレゾルシノール、4,5,6-トリメチルレゾルシノール、4,6-ジメチル-5-sec-ブチルレゾルシノール、テトラメチルレゾルシノール、2-ヒドロキシエチルレゾルシノール、5-トリフルオロメチルレゾルシノール、n-プロピルヒドロキノン、イソプロピルヒドロキノン、1-プロペニルヒドロキノン、2-プロペニルヒドロキノン、2,5-ジイソプロピルヒドロキノン、4-ブチルヒドロキノン、4-ブチルヒドロキノン、2,3-ジ(tert-ブチル)ヒドロキノン、2,5-ジ(tert-ブチル)ヒドロキノン、2,6-ジ(tert-ブチル)ヒドロキノン、2-メチル-2-プロペニルヒドロキノン、ヘキシルヒドロキノン、4-メチルペンチルヒドロキノン、シクロヘキシルヒドロキノン、4-フェニルメチルヒドロキノン、オクチルヒドロキノン、2,2’-メチリデンビスフェノール、3,3’-メチリデンビスフェノール、4,4’-メチリデンビスフェノール、2,2’-メチリデンビス(4-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(5-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-メチルフェノール)、4,4’-メチリデン(2-メチルフェノール)、4,4’-メチリデン(3-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(3,5-ジメチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2,6-ジメチルフェノール)、3,3’-メチリデンビス(2,4,6-トリメチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-プロピルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-プロピルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-メチル-6-エチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(3,4,5,6-テトラメチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2,3,5,6-テトラメチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-tert-ブチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-メチル-5-イソプロピルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(3-メチル-6-イソプロピルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(5-メチル-6-イソプロピルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-tert-ブチル-6-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-tert-ブチル-4-メチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(4-tert-ブチル-6-メチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-tert-ブチル-5-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(3、4-ジメチル-6-イソプロピルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-tert-ブチル-4-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,6-ジ-tert-ブチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,6-tert-ブチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(3,5-ジ-tert-ブチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-クロロフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-クロロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-ブロモフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,6-ジクロロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,5-ジクロロフェノール)、3,3’-メチリデンビス(4,5-ジクロロフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2,5-ジクロロフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2,6-ジクロロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,6-ジブロモフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2,6-ジブロモフェノール)、2,2’-メチリデンビス(3,4,6-トリクロロフェノール)、3,3’-メチリデンビス(2,4,6-トリクロロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-ブロモ-4-クロロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-ブロモ-6-ニトロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-クロロ-4-ニトロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-ニトロフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-ニトロフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,6-ジニトロフェノール)、3,3’-メチリデンビス(6-メトキシフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-メトキシフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-クロロ-6-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-クロロ-4-メチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-クロロ-6-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-ブロモ-4-メチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(6-ブロモ-2-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-クロロ-3,5-ジメチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(3-クロロ-4,6-ジメチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-ブロモ-4,5-ジメチルフェノール)、4,4’-メチリデンビス(2-クロロ-3,5,6-トリメチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-クロロ-6-イソプロピルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-クロロ-4-tert-ブチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-クロロ-3-メチル-6-イソプロピルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4-クロロ-6-tert-ブチル-3-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(4,6-ジクロロ-3-メチルフェノール)、2,2’-メチリデンビス(6-ニトロ-4-tert-ブチルフェノール)、4,4’-イソプロピリデンビスフェノール、2,2’-イソプロピリデンビス(5-メチルフェノール)、4,4’-イソプロピリデンビス(2-メチルフェノール)、4,4’-イソプロピリデンビス(2-シクロヘキシルフェノール)、4,4’-イソプロピリデンビス(2,6-ジブロモフェノール)、4,4’-イソプロピリデンビス(2-ニトロフェノール)、4,4’-イソプロピリデンビス(2,6-ジニトロフェノール)、4,4’-ブタンジイルビス(2-メチルフェノール)、4,4’-ブチリデンビスフェノール、2,2’-ブチリデンビス(6-tert-ブチル-4-メチルフェノール)、4,4’-ブチリデンビス(6-tert-ブチル-2-メチルフェノール)、4,4’-sec-ブチリデンビスフェノール、4,4’-sec-ブチリデンビス(3-メチルフェノール)、2,2’-sec-ブチリデンビス(3-メチル-6-イソプロピルフェノール)、2,2’-sec-ブチリデンビス(6-tert-ブチル-4-メチルフェノール)、4,4’-イソブチリデンビスフェノール、4,4’-イソブチリデンビス(6-tert-ブチル-4-メチルフェノール)、4,4’-(1,3-シクロヘキサンジイル)ビスフェノール、4,4’-シクロヘキシリデンビスフェノール、4,4’-シクロヘキシリデンビス(2-クロロフェノール)、4,4’-シクロヘキシリデンビス(2,6-ジクロロフェノール)、2,2’-チオビスフェノール、4,4’-チオビスフェノール、4,4’-チオビス(2-メチルフェノール)、2,2’-チオビス(4,5-ジメチルフェノール)、2,2’-チオビス(4,6-ジメチルフェノール)、4,4’-チオビス(2,6-ジメチルフェノール)、2,2’-チオビス(6-tert-ブチル-4-メチルフェノール)、4,4’-チオビス(2-tert-ブチル-5-メチルフェノール)、2,2’-チオビス(4-フルオロフェノール)、2,2’-チオビス(4-クロロフェノール)、4,4’-チオビス(3-クロロフェノール)、2,2’-チオビス(4-クロロ-5-メチルフェノール)、2,2’-チオビス(4,6-ジクロロフェノール)、4,4’-チオビス(2-ブロモフェノール)、2,2’-チオビス(5-ニトロフェノール)、4,4’-スルフィニルビスフェノール、4,4’-スルフィニルビス(2-メチルフェノール)、4,4’-スルフィニルビス(2-tert-ブチル-5-メチルフェノール)、4,4’-スルフィニルビス(2-クロロフェノール)、4,4’-スルフィニルビス(4-クロロフェノール)、2,2’-スルフィニルビス(4,6-ジクロロフェノール)、4,4’-スルフィニルビス(2-ブロモフェノール)、2,2’-スルホニルビスフェノール、4,4’-スルホニルビスフェノール、4,4’-スルホニルビス(2-メチルフェノール)、4,4’-スルホニルビス(2,5-ジメチルフェノール)、4,4’-スルホニルビス(2-tert-ブチル-5-メチルフェノール)、4,4’-スルホニルビス(2-クロロフェノール)、4,4’-スルホニルビス(3-クロロフェノール)、4,4’-スルホニルビス(2-ブロモフェノール)、4,4’-スルホニルビス(2-ニトロフェノール)、2,3’-オキシビスフェノール、2,2’-エタンジイルジメルカプトビスフェノール、4,4’-メチリデンビスカテコール、4,4’-メチリデンビスレゾルシン、4,4’-エチリデンビスレゾルシン、2,2’-プロパンジイルビスレゾルシン、2,2’-ブタンジイルビスレゾルシン、2,2’-ペンタンジイルビスレゾルシン、2,2’-メチリデンビス(6-クロロレゾルシン)、2,2’-メチリデンビス(4-クロロ-6-ニトロレゾルシン)、4,4’-スルフィンビスレゾルシン、2,2’-エタンジイルビスヒドロキノン、4,4’-スルホニルビスヒドロキノン等が挙げられる。この内でも、2,2’-ビス-(4-ヒドロキシフェニル)プロパン[ビスフェノールA]が特に好ましく、その他、主鎖中にアルキレン鎖を含まない剛直な分子構造を持つ全芳香族水酸基含有化合物、例えば、ビフェノール類、ビナフタレンジオール類、ジヒドロキシナフタレン類、ジヒドロキシフルオレン類、ジヒドロキシオキソフルオレン類、カテコール類、レゾルシノール類、ヒドロキノン類等が好ましく使用される。
ルボン酸、1,6-ジベンゾ[1,4]ジオキシンジカルボン酸ジメチル、2,7-ジベンゾ[1,4]ジオキシンジカルボン酸、2,7-ジベンゾ[1,4]ジオキシンジカルボン酸ジメチル、2,8-ジベンゾ[1,4]ジオキシンジカルボン酸、2,8-ジベンゾ[1,4]ジオキシンジカルボン酸ジメチル、1,6-フェノキサチインジカルボン酸、4,6-フェノキサチインジカルボン酸、4,6-フェノキサチインジカルボン酸ジメチル、10,10-ジオキソ-1,6-フェノキサインジカルボン酸、10,10-ジオキソ-1,6-フェノキサインジカルボン酸ジメチル、10,10-ジオキソ-1,9-フェノキサインジカルボン酸、10,10-ジオキソ-1,9-フェノキサインジカルボン酸ジメチル、10,10-ジオキソ-2,8-フェノキサインジカルボン酸、10,10-ジオキソ-2,8-フェノキサインジカルボン酸ジメチル、10,10-ジオキソ-4,6-フェノキサインジカルボン酸、2,7-チアントレンジカルボン酸、2,7-チアントレンジカルボン酸ジメチル、10,10-ジオキソ-1,9-チアントレンジカルボン酸、5,5,10,10-テトラオキソ-2,7-チアントレンジカルボン酸、5,5,10,10-テトラオキソ-2,7-チアントレンジカルボン酸ジメチル、10-オキソ-10-フェニル-2,8-フェノキサホスフィンジカルボン酸、9-オキサビシクロ[3.3.1]ノナン-2,6-ジカルボン酸ジメチル、9-オキサビシクロ[3.3.1]ノナン-2,6-ジカルボン酸ジフェニル、2,4,6,8-テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン-3,9-ジカルボン酸、2,4,6,8-テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン-3,9-ジカルボン酸ジメチル、2,4,6,8-テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン-3,9-二酢酸、2,4,6,8-テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン-3,9-二酢酸ジエチル、2,3-ピロ−ルジカルボン酸、2,3-ピロ−ルジカルボン酸ジメチル、2,4-ピロ−ルジカルボン酸、2,4-ピロ−ルジカルボン酸ジメチル、2,5-ピロ−ルジカルボン酸、2,5-ピロ−ルジカルボン酸ジメチル、1-メチル-2,5-ピロ−ルジカルボン酸、1-メチル-2,5-ピロ−ルジカルボン酸ジメチル、1-フェニル-2,5-ピロ−ルジカルボン酸、1-フェニル-2,5-ピロ−ルジカルボン酸ジメチル、3,4-ピロ−ルジカルボン酸、3,4-ピロ−ルジカルボン酸ジメチル、1-メチル-3,4-ピロ−ルジカルボン酸、1-メチル-3,4-ピロールジカルボン酸ジエチル、1-フェニル-3,4-ピロ−ルジカルボン酸、1-フェニル-3,4-ピロ−ルジカルボン酸ジエチル、3,5-ジメチル-2,4-ピロ−ルジカルボン酸ジエチル、2,5-ジメチル-3,4-ピロ−ルジカルボン酸、2,5-ジメチル-3,4-ピロ−ルジカルボン酸ジエチル、1,2,5-トリメチル-3,4-ピロ−ルジカルボン酸、1,2,5-トリメチル-3,4-ピロ−ルジカルボン酸ジエチル、1-メチル-2,5-ピロール二酢酸、1-メチル-2,5-ピロール二酢酸ジメチル、3,3’‐(2,5-ピロール)ジプロピオン酸ジメチル、3,3’‐(1‐メチル‐2,5‐ピロール)ジプロピオン酸、3,3’‐(1‐メチル‐2,5‐ピロール)ジプロピオン酸ジメチル、3,3’‐(1‐フェニル‐2,5‐ピロール)ジプロピオン酸ジエチル、1‐メチル‐2,5‐cis‐ピロリジンジカルボン酸ジエチル、1‐フェニル‐2,5‐cis‐ピロリジンジカルボン酸ジエチル、1‐メチル‐2,5‐ピロリジン二酢酸ジエチル、3,3’‐(1‐メチル‐2,5‐ピロリジン)ジプロピオン酸、3,3’‐(1‐メチル‐2,5‐ピロリジン)ジプロピオン酸ジエチル、2,5‐インドールジカルボン酸ジエチル、2,6‐インドールジカルボン酸、2,6‐インドールジカルボン酸ジエチル、9‐メチル‐1,8‐カルバゾールジカルボン酸、2,6‐カルバゾールジカルボン酸、2,6‐カルバゾールジカルボン酸ジエチル、3,6‐カルバゾールジカルボン酸、3,6‐カルバゾールジカルボン酸ジエチル、9‐メチル‐3,6‐カルバゾールジカルボン酸、9‐メチル‐3,6‐カルバゾールジカルボン酸ジエチル、3,4‐ピラゾールジカルボン酸、3,4‐ピラゾールジカルボン酸ジメチル、2‐メチル‐3,4‐ピラゾールジカルボン酸、1‐フェニル‐3,4‐ピラゾールジカルボン酸、1‐フェニル‐3,4‐ピラゾールジカルボン酸ジメチル、2‐フェニル‐3,4‐ピラゾールジカルボン酸、2‐フェニル‐3,4‐ピラゾールジカルボン酸ジメチル、3,5‐ピラゾールジカルボン酸、3,5‐ピラゾールジカルボン酸ジメチル、1‐メチル‐3,5‐ピラゾールジカルボン酸、1‐メチル‐3,5‐ピラゾールジカルボン酸ジメチル、1‐フェニル‐3,5‐ピラゾールジカルボン酸、1‐フェニル‐3,5‐ピラゾールジカルボン酸ジメチル、4,5‐イミダゾールジカルボン酸、4,5‐イミダゾールジカルボン酸ジフェニル、1‐メチル‐4,5‐イミダゾールジカルボン酸、1‐メチル‐4,5‐イミダゾールジカルボン酸ジメチル、1‐フェニル‐4,5‐イミダゾールジカルボン酸、1‐フェニル‐4,5‐イミダゾールジカルボン酸ジエチル、2,3‐ピリジンジカルボン酸、2,3‐ピリジンジカルボン酸ジメチル、2,3‐ピリジンジカルボン酸ジフェニル、2,4‐ピリジンジカルボン酸、2,4‐ピリジンジカルボン酸ジメチル、2,4‐ピリジンジカルボン酸ジフェニル、2,5‐ピリジンジカルボン酸、2,5‐ピリジンジカルボン酸ジメチル、2,5‐ピリジンジカルボン酸ジフェニル、2,6‐ピリジンジカルボン酸、2,6‐ピリジンジカルボン酸ジメチル、2,6‐ピリジンジカルボン酸ジフェニル、3,4‐ピリジンジカルボン酸、3,4‐ピリジンジカルボン酸ジメチル、3,5‐ピリジンジカルボン酸、3,5‐ピリジンジカルボン酸ジフェニル、2,6‐ジメチル‐3,5‐ピリジンジカルボン酸、2,4,6‐トリメチル‐3,5‐ピリジンジカルボン酸、2,5‐ピペリジンジカルボン酸ジメチル、2,3‐ピペリジンジカルボン酸ジエチル、2,6‐cis‐ピペリジンジカルボン酸、2,6‐cis‐ピペリジンジカルボン酸ジメチル、1‐メチル‐2,6‐cis‐ピペリジンジカルボン酸、1‐メチル‐2,6‐cis‐ピペリジンジカルボン酸ジメチル、3,5‐ピペリジンジカルボン酸ジエチル、2,6‐cis‐ピペリジン二酢酸、1‐メチル‐2,6‐cis‐ピペリジン二酢酸、1‐メチル‐2,6‐cis‐ピペリジン二酢酸ジエチル、2,3‐キノリンジカルボン酸、2,3‐キノリンジカルボン酸ジメチル、2,4‐キノリンジカルボン酸、2,4‐キノリンジカルボン酸ジメチル、2,6‐キノリンジカルボン酸、3,7‐キノリンジカルボン酸、4,8‐キノリンジカルボン酸、4,8‐キノリンジカルボン酸ジメチル、5,6‐キノリンジカルボン酸、5,6‐キノリンジカルボン酸ジメチル、5,8‐キノリンジカルボン酸、6,7‐キノリンジカルボン酸、6,7‐キノリンジカルボン酸ジメチル、6,8‐キノリンジカルボン酸、7,8‐キノリンジカルボン酸、2,2’‐ビピリジン‐4,4’‐ジカルボン酸、2,2’‐ビピリジン‐4,4’‐ジカルボン酸ジメチル、2,2’‐ビピリジン‐5,5’‐ジカルボン酸、2,2’‐ビピリジン‐5,5’‐ジカルボン酸ジメチル、2,2’‐ビピリジン‐6,6’‐ジカルボン酸、3,3’‐ビピリジン‐2,2’‐ジカルボン酸ジメチル、4,5‐ピリダジンジカルボン酸、4,5‐ピリミジンジカルボン酸、4,6‐ピリミジンジカルボン酸、2,3‐ピラジンジカルボン酸、2,3‐ピラジンジカルボン酸ジメチル、2,5‐ピラジンジカルボン酸、2,5‐ピラジンジカルボン酸ジメチル、2,5‐ピラジンジカルボン酸ジフェニル、2,6‐ピラジンジカルボン酸、2,6‐ピラジンジカルボン酸ジメチル、1,4‐ピペラジン二酢酸ジメチル、3,3’‐(1,4‐ピペラジン)ジプロピオン酸ジメチル、1,6‐フェナジンジカルボン酸、1,6‐フェナジンジカルボン酸ジメチル等が挙げられる。この内、主鎖中にアルキレン鎖を含まない剛直な分子構造からなる全芳香族ポリカルボン酸、例えば、フタル酸類、テレフタル酸類、イソフタル酸類、ビフェニルジカルボン酸類、ナフタレンジカルボン酸類、オキソフルオレンジカルボン酸類、アントラセンジカルボン酸類、アントラキノンジカルボン酸類、ビフェニレンジカルボン酸類、テルフェニルジカルボン酸類、クアテルフェニルジカルボン酸類、アゾベンゼンジカルボン酸類、フランジカルボン酸類、チオフェンジカルボン酸類、ピランジカルボン酸類、ジベンゾフランジカルボン酸類、ジベンゾチオフェンジカルボン酸類、キサンテンジカルボン酸類、ジベンゾ[1,4]ジオキシンジカルボン酸類、フェノキサチインジカルボン酸類、チアントレンジカルボン酸類、フェノキサホスフィンジカルボン酸類、ピロールジカルボン酸類、インドールジカルボン酸類、カルバゾールジカルボン酸類、ピラゾールジカルボン酸類、イミダゾールジカルボン酸類、ピリジンジカルボン酸類、キノリンジカルボン酸類、ビピリジンジカルボン酸類、ピリミジンジカルボン酸類、ピラジンジカルボン酸類、フェナジンジカルボン酸類等が好ましい。また、上記の芳香族ポリカルボン酸の酸ハロゲン化物又は酸無水物を使用することもできる。芳香族ポリカルボン酸の酸ハロゲン化物としては、例えば、二塩化フタロイル、二塩化ナフトイル等が挙げられる。これらのうち、好ましくは二塩化フタロイル、例えば、二塩化イソフタロイル又は二塩化テレフタロイルが使用される。
以下の実施例において、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
芳香族ポリエステルの製造
攪拌機を備えた反応器中に、水1,100質量部を仕込み、次いで、2,2‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)プロパン38質量部、p‐tert‐ブチルフェノール0.6質量部、及び水酸化ナトリウム14質量部を溶解させた(水相)。別途、他の容器中に、ジクロルメタン1,300質量部を仕込み、次いで、テレフタル酸クロリドとイソフタル酸クロリドの等モル混合物31質量部、及び塩化ベンゾイル2.1質量部を溶解させた(有機相)。該有機相を反応器中の水相に攪拌しながら添加した後、室温で1時間重縮合反応を実行した。反応後、水相と有機相とを分離し、有機相が中性になるまで水洗を繰返した。得られた芳香族ポリエステルのジクロルメタン溶液を、メタノールと純水の9/1混合物(体積比)の4,000質量部中に、攪拌下に1.3kg/時間の速度で供給し、芳香族ポリエステル粉末を析出させた。次いで、濾過して芳香族ポリエステル粉末55質量部を得た。該芳香族ポリエステル粉末の重量平均分子量は35,000であった。
合成実施例1で製造した芳香族ポリエステル粉末をジクロルメタン(塩化メチレン)に溶解し、濃度0.4グラム/ミリリットルの溶液を調製した。該溶液2リットルを10リットルのフラスコに入れ、更に、純水4リットルを加えた。該フラスコを50℃の恒温槽に設置した。次いで、該温度を維持しながら、塩化メチレンと水とが混濁するように回転数350rpmで30分間攪拌して、塩化メチレンを留去した。塩化メチレンと共に多少の水が蒸発したが、その殆どがフラスコ内に残存した。フラスコ底部に高粘性の餅状の芳香族ポリエステル塊が得られた。該芳香族ポリエステルの瞬間弾性率は2.7N/cm2であった。次いで、該芳香族ポリエステルを、内径3mmの穴から押出して平均直径2.5mmの紐状に成形した。該紐状の芳香族ポリエステルを約25℃で4時間乾燥した後、セラミックス製カッターで切断してペレットを製造した。得られたペレットを60℃で約80時間減圧乾燥して製品とした。該製品の平均粒径は2.65mmであり、嵩密度は0.49グラム/ccであった。該ペレットの吸光度(ΔI)は0.02であり、変色は見られなかった。
純水5リットルを加えたこと以外は、実施例1と同一に実施した。実施例1と同様に高粘性の餅状の芳香族ポリエステル塊が得られた。該芳香族ポリエステルの瞬間弾性率は2.68N/cm2であった。また、得られたペレットの平均粒径は2.81mであり、嵩密度は0.52グラム/ccであった。該ペレットの吸光度(ΔI)は0.02であり、変色は見られなかった。
恒温槽の温度を45℃とし、かつ90分間攪拌して、塩化メチレンを留去した以外は、実施例1と同一に実施した。実施例1と同様に高粘性の餅状の芳香族ポリエステル塊が得られた。該芳香族ポリエステルの瞬間弾性率は2.73N/cm2であった。また、得られたペレットの平均粒径は2.72mであり、嵩密度は0.55グラム/ccであった。該ペレットの吸光度(ΔI)は0.02であり、変色は見られなかった。
攪拌の回転数を400rpmとした以外は、実施例1と同一に実施した。実施例1と同様に高粘性の餅状の芳香族ポリエステル塊が得られた。該芳香族ポリエステルの瞬間弾性率は2.71N/cm2であった。また、得られたペレットの平均粒径は2.71mであり、嵩密度は0.51グラム/ccであった。該ペレットの吸光度(ΔI)は0.02であり、変色は見られなかった。
純水7リットルを加えたこと以外は、実施例1と同一に実施した。フラスコ内の液面部分で芳香族ポリエステルが発泡し、全体がスポンジ状となった。ペレットを製造することはできなかった。
純水0.8リットルを加えたこと以外は、実施例1と同一に実施した。芳香族ポリエステルはフラスコ壁に付着して凝固した。ペレットを製造することはできなかった。
恒温槽の温度を70℃としたところ、フラスコ内の液面部分で発泡し、全体がスポンジ状となった。ペレットを製造することはできなかった。
20分間攪拌して、塩化メチレンを留去した以外は、実施例1と同一に実施した。得られた芳香族ポリエステルは水あめ状となり、瞬間弾性率は0.80N/cm2であった。該製品の平均粒径は2.0mmであり、嵩密度は0.31グラム/ccであった。該ペレットの吸光度(ΔI)は0.02であり、変色は見られなかった。ペレット相互間の接着が激しかった。
60分間攪拌して、塩化メチレンを留去した以外は、実施例1と同一に実施した。芳香族ポリエステルはフラスコ内で凝集して固化した。ペレットを製造することはできなかった。
フラスコ内容物を攪拌しなかった以外は、実施例1と同一に実施した。スポンジ状とあめ状の芳香族ポリエステルが混在した。ペレットを製造することはできなかった。
2. ジクロルメタン、トリクロルメタン、1,2-ジクロルエタン及びクロルベンゼンより成る群から選ばれる一以上の溶剤
3. 溶液
4. 水
5. 容器
6. 芳香族ポリエステル塊
7. 押出機
8. 紐状の芳香族ポリエステル
9. セラミックスカッター
10.ペレット
Claims (4)
- 芳香族ポリエステルを、ジクロルメタン、トリクロルメタン、1,2-ジクロルエタン及びクロルベンゼンより成る群から選ばれる一以上の溶剤、並びに該溶剤に対する体積比で0.5〜3.0倍の水と混合し、次いで、該混合物を攪拌しつつ40〜60℃の温度で上記溶剤を蒸発させて芳香族ポリエステルを析出させ、得られた芳香族ポリエステル塊を切断及び/又は破砕するところの芳香族ポリエステルペレットの製造法。
- 芳香族ポリエステルを溶剤と混合し、得られた溶液に水を混合するところの請求項1記載の方法。
- 上記溶液の濃度が、0.2〜1.0グラム/ミリリットルであるところの請求項2記載の方法。
- 溶剤がジクロルメタンであるところの請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
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