JP2008255036A - 複合化粒子及びこれを含有する化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】より鮮やかな発色によって肌に透明感を与え、しみやソバカスなどの肌トラブルを目立たせない仕上がりを実現する複合化粒子を提供すること。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)屈折率1.3〜1.8の板状粒子内部に、平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子を5〜50質量%内包している、平均一次粒子径5〜25μmの板状粒子、
(B)平均一次粒子径0.1〜1μmの着色顔料、
(C)平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子、
(D)有機高分子化合物
で構成され、成分(B)の平均一次粒子径が、成分(C)の平均一次粒子径の10〜100倍であり、成分(A)の表面を成分(B)、(C)及び(D)で被覆した複合化粒子。
【選択図】なし

Description

本発明は、鮮明な発色の複合化粒子及びこれを含有する化粧料に関する。
化粧料へのニーズの多様化に伴い、各化粧成分の開発が進められている。その中でも化粧料用粉体については、その目的に応じて表面処理や複合化が注目されている。
例えば、ファンデーション等のメイクアップ化粧料においては、シミやソバカスをカバーしながら、素肌感や透明感のある仕上がりを得ることが求められている。このような化粧料を得るため、種々の複合粉体が検討されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。これらの複合粉体は、酸化鉄等の着色顔料を含むものであるが、凝集しやすいため、鮮明な色調を得ることは困難であり、くすんだ仕上がりとなり、素肌感が著しく損なわれる。そのうえ、シミやソバカスをカバーする効果も十分ではなかった。
このような凝集を少なくした複合化粒子(特許文献3)も検討されているが、鮮やかな発色は得られず、色むらや毛穴等を目立たなくする効果も十分なものではなかった。
特開2002−3744号公報 特開2003−300809号公報 特開2005−298228号公報
本発明の目的は、より鮮やかな発色によって肌に透明感を与え、シミやソバカスなどの肌トラブルを目立たせない仕上がりを実現する複合化粒子及び化粧料を提供することにある。
本発明者らは、特定の微粒子内包板状粒子を、特定の着色顔料、微粒子及び有機高分子化合物で被覆すれば、前記課題を解決した複合化粒子が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)屈折率1.3〜1.8の板状粒子内部に、平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子を5〜50質量%内包している、平均一次粒子径5〜25μmの板状粒子、
(B)平均一次粒子径0.1〜1μmの着色顔料、
(C)平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子、
(D)有機高分子化合物
で構成され、成分(B)の平均一次粒子径が、成分(C)の平均一次粒子径の10〜100倍であり、成分(A)の表面を成分(B)、(C)及び(D)で被覆した複合化粒子を提供するものである。
また、本発明は、当該複合化粒子を含有する化粧料を提供するものである。
本発明の複合化粒子は、明るく鮮明な発色で、しかもぼかし効果が高いため、これを含有する化粧料は、素肌感が得られ、シミ、ソバカスを目立たなくすることができ、しかも肌への密着感に優れたものである。
本発明において、平均粒子径は、走査型電子顕微鏡写真(倍率:25000倍)での短径と長径から算出された二軸平均粒子径について粒子10個の平均値である。
本発明で用いる成分(A)の板状粒子は、微粒子を内包するものである。板状粒子は、屈折率1.3〜1.8のもので、例えば、シリカ(屈折率1.5)、酸化アルミニウム(屈折率1.76)、硫酸バリウム(屈折率1.64)、ポリエステル樹脂(屈折率1.6〜1.7)、スチレン樹脂(屈折率1.5〜1.6)、ナイロン樹脂(屈折率1.5〜1.6)、エポキシ樹脂(屈折率1.4〜1.7)、フェノール樹脂(屈折率1.6)、シリコーン樹脂(屈折率1.4〜1.6)、アクリル酸樹脂(屈折率1.5)、ポリオレフィン樹脂(屈折率1.5)、フッ素樹脂(屈折率1.3〜1.6)、アミノ酸系粉体等が挙げられ、特にシリカが好ましい。
成分(A)の板状粒子はぎらつきのないキメ細かい仕上がりを得る観点から、平均一次粒子径が5〜25μm、好ましくは5〜15μmのものである。更に、それらの表面が疎水化処理や親水化処理などの表面処理をされているものであっても良い。
一方、板状粒子に内包される微粒子は、当該粒子の断面を超薄切片法により顕微鏡観察することにより測定され、平均一次粒子径0.01〜0.1μm、好ましくは0.01〜0.05μmで、かつ屈折率2以上のものである。かかる微粒子としては、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、酸化鉄・酸化チタン焼結物、酸化セリウム、酸化ジルコニウム等が挙げられ、特に酸化チタンが好ましい。
このような微粒子は、板状粒子中に5〜50質量%、好ましくは20〜40質量%内包される。
このような微粒子内包板状粒子としては、例えば、酸化チタン内包シリカフレークNTS30K3TA、NPT30K3TA(日本板硝子社製)等の市販品を用いることができる。
成分(B)の着色顔料は、平均一次粒子径0.1〜1μm、好ましくは0.2μmを超え0.8μm以下のものである。かかる着色顔料としては、例えば、酸化チタン、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム等が挙げられる。着色顔料は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
特に、肌色のファンデーションを得るためには、酸化鉄を用い、より明るさをだすためには、酸化チタンを用いるのが好ましい。
成分(C)の微粒子は、平均一次粒子径0.01〜0.1μm、好ましくは0.01〜0.05μmで、かつ屈折率2以上のものである。かかる微粒子としては、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、酸化鉄・酸化チタン焼結物、酸化セリウム、酸化ジルコニウム等が挙げられ、特に酸化亜鉛が好ましい。
本発明において、成分(B)の平均一次粒子径は、成分(C)の平均一次粒子径の10〜100倍、好ましくは20〜80倍である。成分(B)と成分(C)の平均一次粒子径が、このような関係にあることにより、着色顔料が凝集することなく、均一で鮮やかな発色を得ることができる。
成分(D)の有機高分子化合物としては、複合化粒子の撥水性、感触を向上させる観点から、フッ素系高分子化合物、シリコーン系高分子化合物が好ましい。
本発明の複合化粒子は、成分(A)、(B)、(C)からなる複合粉体をポリマー溶液と混合し、スプレードライする方法;成分(A)、(B)、(C)からなる複合粉体とポリマー溶液と混合し、乾燥させた後、粉砕する方法;成分(A)、(B)、(C)からなる複合粉体と超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素の存在下に、有機高分子化合物とを接触させる方法など、種々の方法で製造することができる。後記のような、超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素を用いて製造する場合、フッ素系高分子化合物及び/又はシリコーン系高分子化合物は超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素に分散又は溶解するものが好ましい。特に、親二酸化炭素基である炭化フッ素基あるいはシリコーン基を分子内に有する物質である。これらの高分子化合物は、成分(A)〜(C)の表面の一部又は全部を被覆し、成分(A)〜(C)の構造をより強固にし、かつ複合化粒子の撥水性、感触を向上させることができる。
フッ素系高分子としては、フッ素原子を有する高分子化合物であれば良く、例えば、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルベタイン、パーフルオロアルキルアミンオキシド、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロアルキル含有オリゴマー、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩、フルオロシリコーン、フルオロアルキル基又はパーフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリレートの単独重合体又は共重合体、パーフルオロポリエーテル、ポリテトラフルオロエチレン等が挙げられる。
フッ素系高分子化合物におけるフッ素原子の含有量は、撥水性、感触の点から、9〜80質量%、特に20〜70質量%、更に40〜65質量%であるのが好ましい。
フッ素系高分子化合物の中では、フルオロアルキル基又はパーフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル重合体、及びフルオロアルキル基又はパーフルオロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル−長鎖アルキル(メタ)アクリレート共重合体が、二酸化炭素に分散・溶解しやすくする観点から好ましい。また、炭素数4以上のパーフルオロアルキル基、ポリフルオロアルキル基又はパーフルオロポリエーテル基を有する(メタ)アクリレートの単独重合体、及びこの化合物と炭素数8〜22のアルキル基を有する(メタ)アクリレートとの共重合体が、二酸化炭素に分散・溶解しやすく、最も好ましい。
フッ素系高分子化合物の重量平均分子量は、複合粉体をより強固に被覆し、かつ25℃において固体である観点から、好ましくは3,000〜500,000、より好ましくは5,000〜300,000である。
シリコーン系高分子化合物としては、超臨界二酸化炭素単独、液化二酸化炭素単独、又は超臨二酸化炭素若しくは液化二酸化炭素と助溶媒との混合物中に溶解ないし分散するもの。或いは、揮発性の溶剤に溶解、分散可能なものであればよく、特に限定されない。
シリコーン系高分子化合物としては、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状メチルハイドロジェンポリシロキサン、及び以下に示される変性シリコーンとして、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ポリエーテル変性シリコーン、メチルスチリル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、シリコーン変性アクリル樹脂等が挙げられる。特に、変性シリコーンが、二酸化炭素へ分散・溶解しやすく好ましい。より好ましくは、オルガノポリシロキサンの分子鎖の末端及び/又は側鎖に、式(I)又は(II):
(式中、R1 及びR2 はそれぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基又は炭素数6〜10のアリール基、X- は四級アンモニウム塩の対イオンを示し、Cl- 、Br- 等のハロゲンイオン、CH3 SO4 - 、CH3 CH2 SO4 - 等の硫酸エステルイオンが挙げられる)
(式中、R1 、R2 及びX- は前記と同じ意味を示す)
で表わされる基を介して、式(III):
(式中、R3 は水素原子、炭素数1〜22のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数7〜10のアラルキル基又は炭素数6〜10のアリール基、nは2又は3を示す)
で表わされる繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)の分子鎖が結合してなり、該ポリ(N−アシルアルキレンイミン)の分子鎖とオルガノポリシロキサンの分子鎖との重量比が1/50〜50/1であり、重量平均分子量が500〜500000であるシリコーン系高分子化合物が、二酸化炭素へ分散・溶解しやすい観点から、特に好ましい。例えば、式(I)中のR1 及びR2 がそれぞれ水素原子、X- がCH3 CH2 SO4 - 、式(III)中のR3 がCH2 CH3 、nが2であるポリ(N−プロパノイルエチレンイミン)グラフト−ジメチルシロキサン/γ−アミノプロピルメチルシロキサン共重合体が挙げられる。
シリコーン系高分子化合物の重量平均分子量は、より強固に被覆する観点から、好ましくは500〜500,000、より好ましくは1,000〜300,000である。
本発明の複合化粒子は、前記成分(A)〜(D)で構成され、成分(A)の表面が成分(B)、(C)及び(D)で被覆されたものである。ここで、被覆されているとは、成分(A)の表面に、成分(B)及び(C)が、成分(D)を介して付着している構造;成分(A)の表面に、成分(B)及び(C)が付着し、それらの一部又は全部を成分(D)が被覆している構造等のいずれでも良い。
このように、本発明の複合化粒子は、その表面の一部又は全部が高分子化合物で被覆されているため、凝集が少なく、撥水性が高い。また、ぎらつきが少なく、きめ細かく、透明感が高く、素肌感に優れており、また、手に触れた感触においてざらつき感がない。
本発明の複合化粒子において、成分(A)に対する成分(B)及び(C)の合計被覆量は、成分(A)の表面上に均一に被覆しやすくする観点から、20〜45質量%、特に25〜40質量%であるのが好ましい。
また、成分(A)に対する成分(B)の被覆量は、高い発色性を得るために10〜20質量%、特に12〜18質量%であるのが好ましく、成分(A)に対する成分(C)の被覆量は、高い光散乱性を得るために10〜35質量%、特に15〜30質量%であるのが好ましい。
さらに、成分(B)と成分(C)の質量割合は、成分(B)の凝集を抑制し、成分(A)に対して成分(B)を均一に被覆し、発色しやすくする観点から2:1〜1:3、特に1:1〜1:2であるのが、好ましい。
本発明の複合化粒子は、成分(A)に対する成分(D)の被覆量が、0.1〜10質量%、特に3〜8質量%であるのが、良好な感触が得られるので好ましい。
二酸化炭素は、一般に無毒であり、その臨界温度が304.2Kである。臨界点近傍の超臨界二酸化炭素及び亜臨界二酸化炭素は、僅かな圧力変化によって密度が急変するという性質を有する。
流体の圧力及び/又は温度を高めると、流体の密度が急増するため、溶質がフッ素系高分子化合物及び/又はシリコーン系高分子化合物である場合、溶質の流体に対する溶解度が急激に増加し、逆に流体の圧力及び/又は温度を低下させると、溶質の流体に対する溶解度を急激に低下させることができるので、圧力及び/又は温度の操作のみで、成分(A)の板状粒子表面上への溶質の沈積、並びに溶質と流体との分離が可能となる。
超臨界二酸化炭素と、成分(A)〜(D)を接触させる際の温度は、接触後の超臨界二酸化炭素の除去や、減圧を効率的に行う観点から、308〜373Kであるのが好ましく、特に313〜353Kが好ましい。また、減圧を開始するときの超臨界二酸化炭素の初期圧力は、超臨界二酸化炭素の減圧を効率的に行う観点から、好ましくは7.2〜50MPa、より好ましくは10〜40MPaである。
一方、液化二酸化炭素と、成分(A)〜(D)を接触させる際の温度は、液化二酸化炭素の除去や、減圧を効率的に行う観点から、233〜304Kであるのが好ましく、特に273〜304Kが好ましい。また、減圧を開始するときの液化二酸化炭素の初期圧力は、液化二酸化炭素の減圧を効率的に行う観点から、好ましくは1〜50MPa、より好ましくは3.5〜40MPaである。
なお、本発明において、減圧とは、超臨界二酸化炭素、液化二酸化炭素又は二酸化炭素の圧力を低下させることをいう。
上記のように、超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素を用いた場合には、低温で操作を行なうことができるため、操作が容易であるとともに、二酸化炭素は無毒で危険性がなく、かつ安価であるので、製造コストを削減することができる。
また、超臨界二酸化炭素は、液化二酸化炭素よりも高分子化合物の溶解度を高くすることができるので、好ましい。
このようにして、超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素と、成分(A)〜(D)の混合物(以下、「混合物A」という)とが得られる。超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素と(D)高分子化合物との混合物は、温度、圧力等の条件によっては、均一相となる場合がある。このように均一相となる混合物は、形成される高分子化合物の被膜も均一となるので好ましい。
次に、得られた混合物Aから、超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素を除去する。
超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素の除去は、例えば、容器内で混合物Aを製造した後、容器に備えられている排気バルブ等を開放し、容器内を減圧させて容器内で複合化粒子を得る方法、容器内で混合物Aを製造した後、混合物Aを流体とともに該容器外に排出する方法等が挙げられる。
前者の方法によれば、熱処理等を施さなくても、成分(A)の表面に、成分(B)〜(D)が存在する複合化粒子を、溶媒を含有しない状態で容器内で得ることができる。
容器内の圧力を大気圧まで減圧するのに要する時間は、得られる複合化粒子の粒径や、高分子化合物の被覆の膜厚の制御、及び副生粒子の抑制の観点から、好ましくは2秒間〜600分間、より好ましくは5秒間〜360分間である。
減圧する方法は、特に限定されないが、減圧時の断熱膨張作用により、温度低下が生じるが、二酸化炭素の臨界温度以上であることが、流体の液化を防ぎ、液体で起こりがちな毛管現象による凝集を防止する観点から好ましい。
また、後者の方法によれば、容器内の混合物を、ノズル等を介して容器外に排出させ、ノズル等を出て瞬時に二酸化炭素を分離除去するとともに、凝集のない複合化粒子を製造することができる。
容器外に混合物Aを排出させる方法としては、混合物Aを、ノズル等を介して噴出させる方法等が挙げられる。
排出させる条件は、特に限定されないが、ノズルの流入部での温度が臨界温度以上、圧力が臨界圧力以上であることが、超臨界二酸化炭素である観点から好ましい。
前記容器の形状や大きさには限定がなく、使用する温度及び圧力に耐えるものであればよい。
容器は、流体を除去した後、該容器内で複合化粒子を得る場合には、バルブ等の排気機構を有していればよい。
流体中で成分(A)〜(D)の溶解又は分散を行うため、容器は、攪拌機構を有するものが好ましい。容器の代表例としては、オートクレーブ、耐圧セル等が挙げられる。
なお、成分(A)〜(C)を容器内に投入する際、攪拌するか、あるいは剪断応力を加えることにより、単独で解砕又はこれらを混合・解砕し、凝集物をなくした後に、容器内に投入することが好ましい。
成分(A)〜(C)を混合する際には、一般に用いられている、容器回転型、固定容器型、流体運動型の混合機を用いることができる。混合機の中では、混合時のせん断力によって粒子の凝集が解砕され、より均一に混合し、成分(A)表面上での成分(B)及び(C)の分散性を高めることができる。高速流動型混合機は、高いせん断力を有するので、好ましい。
成分(A)〜(C)の予備混合物を得る際には、成分(B)及び(C)を予め混合して成分(B)の凝集物を粉砕した後、成分(A)を加え、さらに均一混合することが好ましい。
なお、混合物Aにおける(D)高分子化合物と、成分(A)〜(C)の合計量との質量割合〔(D)/((A)+(B)+(C))〕は、粒子で取り出すことができるとともに、高分子化合物の特性を発現させる観点から、1/1000〜2/1、特に3/1000〜1/1、更に3/1000〜3/10であるのが好ましい。なお、成分(B)及び(C)が成分(A)の表面をできるだけ均一に覆う観点から、(D)高分子化合物は、超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素に溶解していることが好ましい。
また、混合物Aにおける成分(A)〜(C)の合計含量は、特に限定されないが、混合物A中での分散性を良くする観点から、0.01〜70質量%であるのが好ましく、特に0.1〜50質量%が好ましい。
なお、高分子化合物を超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素に溶解又は分散しにくい場合には、助溶媒を超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素に混合することにより、高分子化合物を超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素に溶解又は分散させることができる。
助溶媒としては、極性溶媒が好ましい。極性溶媒の中では、人体にほとんど無害と考えられていることから、アルコール及び水が好ましい。アルコールとしては、メタノール、エタノール及び1−プロパノールが好ましく、中でもエタノールがより好ましい。
このように、超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素を用いる方法は、有機溶剤や樹脂エマルジョンを使用する方法とは異なり、粒子同士の凝集も少なく、しかも熱処理等による脱溶媒操作を行う必要がないので、処理工程数を削減することができ、製造効率に非常に優れている。
このようにして、成分(A)〜(D)で構成され、成分(A)の表面が成分(B)、(C)及び(D)で被覆された、本発明の複合化粒子を得ることができる。この複合化粒子は、成分(A)〜(D)のほか、これら以外の成分を1種類以上含有していても良い。かかる成分としては、例えば、安定化剤、着色剤、紫外線防御剤等が挙げられる。これらの成分は、超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素に溶解又は分散させることにより、複合化粒子に含有させることができる。
得られた複合化粒子の平均粒子径は、粒子として取り扱う観点から、0.1〜1000μmであるのが好ましく、特に0.5〜500μm、更に5〜50μmであるのが好ましい。
なお、得られた複合化粒子には、適宜、粉砕、解砕等の操作を施してもよい。
本発明の化粧料は、前記のようにして得られる複合化粒子を含有するものである。複合化粒子は、仕上がり、感触の面で当該複合化粒子の効果を発現させる観点から、化粧料の全組成中に0.01〜95質量%、特に5〜70質量%含有するのが好ましい。
本発明の化粧料は、複合化粒子以外に、通常の化粧料に用いられる成分を含有することができる。かかる成分としては、例えば、アルミナ、シリカ、ジルコニア、酸化チタン、ゼオライト、硫酸バリウム等の無機粉体や、着色顔料、パール光沢顔料等の粉体;ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、ワセリン等の炭化水素類;リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール等のエステル油;キャンデリラワックス、ホホバ油、オリーブ油等の植物油脂;シクロメチコン、ジメチコン等のシリコーン油;セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類;ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸;グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類;非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;エタノール等の低級アルコール類;カーボポール等の増粘剤;メトキシケイヒ酸オクチル等の紫外線吸収剤;防腐剤、抗酸化剤、色素、保湿剤、美白剤、血行促進剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤等の薬効成分、香料などが挙げられる。
本発明の化粧料は、例えばディスパー、ホモミキサー、コンビミックス、アジホモミキサー、ヘンシェルミキサー、レトロミキサー、ホバートミキサー、プラネタリーミキサー、ニーダー、エクストルーダー、ナウターミキサー、ロッキングミキサー等を用いて常法に従って製造することができ、例えば、ファンデーション、粉おしろい、固形おしろい、化粧下地、アイシャドー、口紅、頬紅、アイブロウ、保湿クリーム、UV防御クリーム、美白クリーム、化粧水、乳液、洗顔料、パック剤等の各種化粧料とすることができる。特に、ファンデーション、粉おしろい、固形おしろい、化粧下地、アイシャドー、口紅、頬紅、アイブロウ等のメイクアップ化粧料として好適である。
実施例1
〔溶解・分散工程〕
図1に示す装置を用いた。
酸化亜鉛〔平均粒子径約0.01μm、堺化学社製〕4.51g、黄酸化鉄〔平均粒子径約0.35μm、チタン工業社製〕0.9g、酸化鉄・酸化チタン焼結物〔平均粒子径約0.24μm、日興リカ社製〕0.7g、酸化チタン〔平均粒子径約0.31μm、石原産業社製〕1.37gを、スーパーミキサー〔カワタ社製〕にて均質に混合したのち、酸化チタン内包シリカフレークNTS30K3TA〔平均粒子径約10μm、日本板硝子社製〕22.53gを追加してさらに混合し、予備混合粉を得た。
オートクレーブ10〔内容量500mL:AKICO社製〕内に、予備混合粉20gと、シリコーン系高分子化合物〔(N−プロパノイルエチレンイミン)グラフト−ジメチルシロキサン/γ−アミノプロピルメチルシロキサン共重合体(分子量:1×105)〕0.46gを充填した。なお、(N−プロパノイルエチレンイミン)グラフト−ジメチルシロキサン/γ−アミノプロピルメチルシロキサン共重合体の分子構造は、以下の式(IV)で表されるものである。
(式中、p:q:r=270:0.3:0.1であり、x=12である)
充填後、ボンベ1よりフィルター2を通して二酸化炭素ガス又は液化二酸化炭素内のゴミを除去した後、クーラー5から−5℃に制御された冷媒が通液されているコンデンサー3で二酸化炭素を凝縮し、その後ポンプヘッドが冷却された昇圧ポンプ4で昇圧した。昇圧時の圧力は、圧力計6aにより測定した。なお、安全性を確保するために、圧力計6aの下流部には、安全弁7aを配設した。圧力の調整は保圧弁V−1で行った。
バルブV−2を開放して二酸化炭素は予熱器8を通して、所定の温度まで予熱されて送られ、バルブV−3を介して安全弁7bが付属するオートクレーブ10に導入した。カートリッジヒーター12を使用し、温度調節器13によりオートクレーブ10内の温度調節を行い、温度計11及び圧力計6bにより、セル内の温度及び圧力をそれぞれ温度338K及び圧力25MPaに調節し、超臨界二酸化炭素状態とした。この条件下で攪拌機9を回転し、0.5時間溶解・分散を行い、混合物を得た。
〔複合化工程〕
排気バルブV−4を徐々に開放し、排気ライン15(内径2.5mm)より排気し、15分間で減圧を行った。この時断熱膨張により容器内温度が低下するが、容器内温度は、313.2K以下にならないように減圧を行った。また、排気ラインの凍結を防ぐために、ヒーター14により加熱した。また、排気ライン15から若干漏出してくる複合化粒子に関しては、バグフィルター16で捕捉される。オートクレーブ10内の容器圧を大気圧まで減圧した後、オートクレーブ10内から複合化粒子17を得た。
得られた複合化粒子の走査型電子顕微鏡写真を図2(倍率:3000倍)に示す。図2の写真より、粒径約15μmの酸化チタン内包シリカ上に微粒子酸化亜鉛および着色顔料が分散している複合化粒子が得られたことがわかる。
実施例2〜4、比較例1〜4
表1に示す組成に代える以外は、実施例1と同様にして、複合化粒子を製造した。
試験例1(複合化粒子の鮮やかさの評価)
実施例1〜4、比較例1〜4で得られた複合化粒子の鮮やかさを、以下に示す方法により求めた。すなわち、複合化粒子を白色合成皮革(例えば、オカモト新和社製 ラフォーレS2923 No.1)に、各複合化粒子を1g/m2となるように化粧用スポンジで塗布し、測色装置(例えば、村上色彩科学研究所社製 変角分光測色機GCMS−4)を用い、入射光角45°、受光角0°のときの、CIE1976L*a*b*色空間の色度座標L*、a*、b*を測定する。そして、式C*ab=(a*2+b*21/2より各々の彩度を算出する。結果を表1に示す。
実施例5〜8、比較例5〜8(パウダーファンデーション)
表2に示す組成のパウダーファンデーションを製造し、得られたファンデーションの使用評価を行った。結果を表2に併せて示す。
(製法)
成分(1)〜(18)を混合し、粉砕機にて粉砕した。これを高速ブレンダーに移し、成分(19)〜(24)を80℃に混合溶解したものを加えて均一混合した。再び粉砕してふるいを通し、これを金皿に圧縮成型して、パウダーファンデーションを得た。
(評価方法)
専門パネラー10名により、顔に各パウダーファンデーションを塗布したときの使用感(肌色の鮮やかさ、シミ・ソバカスの目立たなさ、素肌感、肌への密着感)について、各項目ごとに「良い」を5点、「やや良い」を4点、「普通」を3点、「やや悪い」を2点、「悪い」を1点として官能評価し、その平均値で示した。
実施例で用いた装置の一実施態様を示す概略説明図である。 実施例1で得られた複合化粒子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。
符号の説明
1 ボンベ
2 フィルター
3 コンデンサー
4 昇圧ポンプ
5 クーラー
6a 圧力計
6b 圧力計
7a 安全弁
7b 安全弁
8 予熱器
9 攪拌機
10 オートクレーブ
11 温度計
12 カートリッジヒータ
13 温度調節器
14 ヒーター
15 排気ライン
16 バグフィルター
17 複合化粒子

Claims (9)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
    (A)屈折率1.3〜1.8の板状粒子内部に、平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子を5〜50質量%内包している、平均一次粒子径5〜25μmの板状粒子、
    (B)平均一次粒子径0.1〜1μmの着色顔料、
    (C)平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子、
    (D)有機高分子化合物
    で構成され、成分(B)の平均一次粒子径が、成分(C)の平均一次粒子径の10〜100倍であり、成分(A)の表面を成分(B)、(C)及び(D)で被覆した複合化粒子。
  2. 成分(A)に対する成分(B)及び(C)の合計被覆量が、20〜45質量%である請求項1記載の複合化粒子。
  3. 成分(A)に対する成分(B)の被覆量が、10〜20質量%である請求項1又は2記載の複合化粒子。
  4. 成分(A)に対する成分(C)の被覆量が、10〜35質量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の複合化粒子。
  5. 成分(A)に対する成分(D)の被覆量が、0.1〜10質量%である請求項1〜4のいずれか1項記載の複合化粒子。
  6. 成分(B)と成分(C)の質量割合が、2:1〜1:3である請求項1〜5のいずれか1項記載の複合化粒子。
  7. 超臨界二酸化炭素又は液化二酸化炭素の存在下に、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
    (A)屈折率1.3〜1.8の板状粒子内部に、平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子を5〜50質量%内包している、平均一次粒子径5〜25μmの板状粒子、
    (B)平均一次粒子径0.1〜1μmの着色顔料、
    (C)平均一次粒子径0.01〜0.1μmでかつ屈折率2以上の微粒子、
    (D)有機高分子化合物
    を接触させて得られる請求項1〜6のいずれか1項記載の複合化粒子。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の複合化粒子を含有する化粧料。
  9. 成分(B)及び(C)を混合し、成分(A)を加え、さらに均一混合した後、成分(D)を接触させ、複合化する請求項1〜6のいずれか1項記載の複合化粒子の製造方法。
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