JP2008252021A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画撮影時のスミアの発生を抑制することが可能な固体撮像素子を提供する。
【解決手段】それぞれ異なる色成分の光を透過する分光フィルタ4r,g,bを上方に備えた光電変換素子10r,g,bを格子状に配列した第1の光電変換素子群と、輝度フィルタ4wを上方に備えた光電変換素子10wを格子状に配列した第2の光電変換素子群とを備え、第1の光電変換素子群と第2の光電変換素子群とは斜め45度方向にずれた位置関係となっており、各光電変換素子に対応してその側部に設けられた垂直転送チャネル30aを備え、各光電変換素子10r,g,bの両側部にある垂直転送チャネル30aのうち、各光電変換素子10r,g,bに対応する左側部の垂直転送チャネル30aから各光電変換素子10r,g,bの開口端までの距離(K1)が右側部の垂直転送チャネル30aから各光電変換素子10r,g,bの開口端までの距離(K2)よりも長くなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に格子状に配列された光電変換素子からなる第1の光電変換素子群と、前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子の形成位置から所定方向にずらした位置に形成された光電変換素子からなる第2の光電変換素子群とを有する固体撮像素子に関する。
特許文献1には、シリコン基板上に、輝度成分を検出する感光素子(緑色光を検出する感光素子)を格子状に配列した第1の感光素子群と、赤色成分(R)、緑色成分(G)、及び青色成分(B)を検出する3種類の感光素子を格子状に配列した第2の感光素子群とを互いに隣接する位置にずらして配置した構成の固体撮像素子が開示されている。
このように構成した固体撮像素子によれば、三原色の二次元カラー撮像素子を実現することができ、第1の感光素子群から輝度成分を取ることによって、水平解像度及び垂直解像度の高い輝度成分を得ることができる。
特開平11−355790号公報(図3(a))
特許文献1の図3(a)に例示された固体撮像素子では、第1の感光素子群と第2の感光素子群からそれぞれ信号を取り出してこれらを合成処理することで高画質のカラー静止画撮影を行い、第2の感光素子群のみから信号を取り出してカラー動画撮影を行うといった使い方も可能となる。固体撮像素子がCCD型である場合、動画撮影時のスミアを抑制することが重要な課題となるため、前述したような使い方を想定した場合、第2の感光素子群を構成する感光素子で発生した電荷を転送する電荷転送路に光が入射しにくくなるような構造を実現することが、課題解決のために望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上記第1の光電変換素子群及び第2の光電変換素子群を有する固体撮像素子であって、動画撮影時のスミアの発生を抑制することが可能な固体撮像素子を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に格子状に配列された光電変換素子からなる第1の光電変換素子群と、前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子の形成位置から所定方向にずらした位置に形成された光電変換素子からなる第2の光電変換素子群とを有する固体撮像素子であって、前記第1の光電変換素子群は、それぞれ異なる色成分の光を透過する分光フィルタを上方に備えた少なくとも3種類の光電変換素子で構成され、
前記第2の光電変換素子群は、光の輝度成分と相関のある分光特性を持つ輝度フィルタを上方に備えた1種類の光電変換素子で構成され、前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子及び前記第2の光電変換素子群を構成する各光電変換素子のそれぞれに対応してその側部に設けられ、前記各光電変換素子で発生した電荷を前記列方向に転送する電荷転送路とを備え、前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子の両側部にある前記電荷転送路のうち、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離が、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路以外の電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離よりも長くなっている。
本発明の固体撮像素子は、前記第2の光電変換素子群を構成する各光電変換素子の両側部にある前記電荷転送路のうち、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離が、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路以外の電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離よりも短くなっている。
本発明の固体撮像素子は、前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子及び前記第2の光電変換素子群を構成する各光電変換素子のそれぞれの上方に、それぞれに光を集光するためのレンズを備え、前記レンズの中心が、対応する前記光電変換素子の開口の中心と一致する。
本発明によれば、上記第1の光電変換素子群及び第2の光電変換素子群を有する固体撮像素子であって、動画撮影時のスミアの発生を抑制することが可能な固体撮像素子を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態である固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図である。図2は、図1に示した固体撮像素子の部分拡大模式図である。図3は、図2のA−A線断面模式図である。
図1に示す固体撮像素子は、シリコン基板1上の行方向Xとこれに直交する列方向Yに格子状に配列された光電変換素子(10r,10g,10b)からなる第1の光電変換素子群と、同じくシリコン基板1上の行方向Xとこれに直交する列方向Yに格子状に配列された光電変換素子(10w)からなる第2の光電変換素子群と、光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々に蓄積された電荷を列方向Yに転送する垂直電荷転送部(VCCD)30(図1では一部にのみ符号を付してある)と、VCCD30を転送されてきた電荷を行方向Xに転送する水平電荷転送部(HCCD)40と、HCCD40を転送されてきた電荷に応じた電圧信号を出力する信号出力部50とを備える。ここでいう光電変換素子は例えばフォトダイオードである。
第1の光電変換素子群は、光電変換素子10rと光電変換素子10gと光電変換素子10bとの3種類の光電変換素子で構成されている。これらの光電変換素子の特性は同一であるが、その上方に形成された分光フィルタによって検出できる色が異なっている。図2に示したように、光電変換素子10rの開口面上方には赤色成分(R)の光を透過する分光フィルタ4rが形成され、光電変換素子10gの開口面上方には緑色成分(G)の光を透過する分光フィルタ4gが形成され、光電変換素子10bの開口面上方には青色成分(B)の光を透過する分光フィルタ4bが形成されている。これら分光フィルタ4r,4g,4bの配列はベイヤー配列となっている。
第2の光電変換素子群は、光電変換素子10wの1種類の光電変換素子で構成されている。図2に示したように、光電変換素子10wの開口面上方には光の輝度成分と相関のある分光特性を持った輝度フィルタ4wが形成されている。輝度フィルタ4wは、NDフィルタや、透明フィルタ、白色フィルタ、グレーのフィルタ等が該当するが、光電変換素子10wの開口面の上方に何も設けずに光が直接開口面に入射する構成も、輝度フィルタを設けたということができる。輝度フィルタは、多くの波長成分の光を透過することができるため、分光フィルタに比べて光の減衰が少ない。
第1の光電変換素子群と第2の光電変換素子群とは、それぞれに含まれる光電変換素子の数及び配列ピッチが同一となっている。第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子と第2の光電変換素子群を構成する各光電変換素子とは、互いに配列ピッチの1/2だけ行方向X及び列方向Yにずれた位置に配列されている。つまり、第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子(10r,10g,10b)を、その形成位置から斜め45度左下に移動させた位置に第2の光電変換素子群を構成する光電変換素子10wが形成された構成となっている。ここでは、第1の光電変換素子群を斜め45度左下に移動させた位置に第2の光電変換素子群が形成された構成例を示したが、第1の光電変換素子群を任意の方向に所定量ずらした位置に第2の光電変換素子群が形成された構成であれば良い。
VCCD30は、シリコン基板1内に光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々に対応してその左側部に形成された電荷転送路である垂直転送チャネル30a(図2,3参照)と、垂直転送チャネル30aを平面視上交差するように形成された複数本の垂直転送電極101〜104(これらをまとめて転送電極100ということもある)と、光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々で発生した電荷を、該各々に対応する垂直転送チャネル30aに読み出す電荷読み出し領域(図1では、模式的に矢印で示してある)とを含む。
垂直転送チャネル30aは、列方向Yに配列された光電変換素子からなる光電変換素子列の間を全体として列方向Yに延在する蛇行形状を呈するものであり、その上方に形成された垂直転送電極101〜104によって、電荷が蓄積、転送される領域が区分される。垂直転送電極101〜104は、光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々に対応して4つ設けられ(図では、1行分の光電変換素子10wに対応するもののみに符号を付してある。)、行方向Xに配列された光電変換素子からなる光電変換素子行の間を全体として行方向Xに延在する蛇行形状を呈するものである。
垂直転送電極101〜104には、端子111〜114を介して4相の垂直転送パルスが印加され、垂直転送チャネル30aの電荷が列方向Yに転送される。垂直転送パルスは、VCCD30とHCCD40の間の転送電極105、106にも印加され、垂直転送パルスの1周期毎に、第2の光電変換素子群の1行分の光電変換素子と、それに隣接する第1の光電変換素子群の1行分の光電変換素子とで検出された電荷が、HCCD40に送られる。光電変換素子10r,10g,10bの各々から垂直転送チャネル30aへの電荷の読出しは、垂直電荷転送開始直後の第1相パルス(端子111に印加される垂直転送パルス)を読み出しパルスに重畳させることによって行い、光電変換素子10wから垂直転送チャネル30aへの電荷の読出しは、垂直電荷転送開始直後の第3相パルス(端子113に印加される垂直転送パルス)に読出しパルスを重畳させることによって行う。
光電変換素子10r,10g,10bの各々に対応する電荷読み出し領域に読み出しパルスを印加するための電極が垂直転送電極101であり、光電変換素子10wに対応する電荷読み出し領域に読み出しパルスを印加するための電極が垂直転送電極103である。
図1に示す固体撮像素子では、垂直転送電極101と垂直転送電極103とが、それぞれ異なる端子(111,113)に接続されている。このため、端子111,113に印加する読み出しパルスを制御することで、第1の光電変換素子群からの電荷と、第2の光電変換素子群からの電荷とを別々に読み出すことも、同時に読み出すことも可能である。
HCCD40は、シリコン基板1内に形成された水平転送チャネルと、この上方に形成された水平転送電極(いずれも図示せず)とを含む。水平転送電極には、端子121、122を介して2相の水平転送パルスが印加され、VCCD30から転送された電荷が、信号出力部50に転送される。
図3に示すように、光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々の上方には、各々に光を集光するためのインナーレンズ3が形成され、インナーレンズ3上方には、上述した輝度フィルタ4w及び分光フィルタ4r,4g,4bからなるフィルタ層を介して、各々に光を集光するためのマイクロレンズ5が形成されている。又、インナーレンズ3とシリコン基板1との間には、図1に示した転送電極100が形成され、この転送電極100上には、光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々の上方に開口の形成された遮光膜2が形成されている。尚、図2では、光電変換素子10w,10r,10g,10bのうち、遮光膜2に形成された開口から見える部分のみを図示してある。又、図2では、転送電極100の図示を省略してある。
以上のように構成された固体撮像素子は、被写界からの入射光の強度に応じて光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々に蓄積された電荷が、第1相及び第3相の垂直転送パルスに重畳される読み出しパルスによって、垂直転送チャネル30aに読み出される。そして、垂直転送パルスに応じて垂直転送チャネル30a内を転送され、水平転送チャネルの所定の領域に保持される。次いで、水平転送パルスが印加されると、保持された電荷は、順次信号出力部50に送られ、電荷量に対応する電圧信号51が出力される。
本実施形態の固体撮像素子は、第1の光電変換素子群と第2の光電変換素子群を有していることにより、高画質が求められる静止画撮影時には、第1の光電変換素子群と第2の光電変換素子群の両方から読み出した信号を合成してS/N向上を図り、高速動作が求められる動画撮影時には、第1の光電変換素子群のみから信号を読み出してカラー動画を生成するといった使い方をすることができる。本実施形態では、この動画撮影時におけるスミアを抑制するために、各光電変換素子の開口位置を調整している。
図2に示すように、光電変換素子10r,10g,10bの各々の開口は、該各々の両側部にある垂直転送チャネル30aのうち、該各々に対応する左側部の垂直転送チャネル30aから該各々の開口端までの距離K1が、該各々の右側部の垂直転送チャネル30aから該各々の開口端までの距離K2よりも長くなるように形成されている。図示の例では、光電変換素子10gの開口の行方向Xの端部のうち、左側の端部から該光電変換素子10gの左側部の垂直転送チャネル30aまでの距離が3L/2となり、右側の端部から該光電変換素子10gの右側部の垂直転送チャネル30aまでの距離がL/2となるように、開口位置が決められている。光電変換素子10r,10bについても同様である。
又、図2に示すように、光電変換素子10wの開口は、該光電変換素子10wの両側部にある垂直転送チャネル30aのうち、該光電変換素子10wに対応する左側部の垂直転送チャネル30aから該光電変換素子10wの開口端までの距離K3が、該光電変換素子10wの右側部の垂直転送チャネル30aから該光電変換素子10wの開口端までの距離K4よりも短くなるように形成されている。図示の例では、光電変換素子10wの開口の行方向Xの端部のうち、左側の端部から該光電変換素子10wの左側部の垂直転送チャネル30aまでの距離がL/2となり、右側の端部から該光電変換素子10wの右側部の垂直転送チャネル30aまでの距離が3L/2となるように、開口位置が決められている。
つまり、垂直転送チャネル30aの配列ピッチが同一であり、隣接する2つの垂直転送チャネル30aから均等の距離に開口端を形成したときの開口位置を基準位置とすると、第1の光電変換素子群を構成する光電変換素子の開口は、基準位置から該光電変換素子に対応する垂直転送チャネル30a側とは反対側に移動させた位置に形成され、第2の光電変換素子群を構成する光電変換素子の開口は、基準位置から該光電変換素子に対応する垂直転送チャネル30a側に移動させた位置に形成された構成となっている。
このように、本実施形態の固体撮像素子は、K1>K2の関係が成り立つように第1の光電変換素子群を構成する光電変換素子の開口位置が決められている。このため、K1<K2やK1=K2を満たすように開口位置を決める一般的な場合に比べて、第1の光電変換素子群を構成する光電変換素子の開口を、その光電変換素子に対応する垂直転送チャネル30aから遠い位置に形成することができる。これにより、第1の光電変換素子群を構成する光電変換素子に対応する垂直転送チャネル30aへのスミアの混入を抑制することができる。
又、本実施形態の固体撮像素子は、更にK3<K4の関係が成り立つように第2の光電変換素子群を構成する光電変換素子の開口位置が決められている。このため、K3>K4やK3=K4を満たすように開口位置を決める一般的な場合に比べて、第2の光電変換素子群を構成する光電変換素子の開口を、その光電変換素子の右側部にある第1の光電変換素子群に対応する垂直転送チャネル30aから遠い位置に形成することができる。これにより、第1の光電変換素子群を構成する光電変換素子に対応する垂直転送チャネル30aへのスミアの混入を、K1>K2の関係を満たしただけの場合よりも更に抑制することができる。
本実施形態の固体撮像素子は、動画撮影時には、第1の光電変換素子群のみから信号を読み出す駆動を行うが、この場合、第1の光電変換素子群に対応する垂直転送チャネル30aにスミア電荷が混入すると、画質劣化の原因となってしまう。そこで、本実施形態のように、K1>K2、K3<K4の関係を成り立たせることで、第1の光電変換素子群に対応する垂直転送チャネル30aに混入するスミア電荷を大幅に減らすことができ、高品質の動画撮影が可能となる。
尚、本実施形態の固体撮像素子では、K1>K2、K3<K4の関係を満たすようにしているため、光電変換素子10wに対応する垂直転送チャネル30aに光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々の開口が近づいてしまい、光電変換素子10wに対応する垂直転送チャネル30aへのスミア電荷の混入は逆に多くなる。しかし、動画撮影時には、光電変換素子10wからの信号を使用しないため、上記関係が画質に影響を与えることはない。又、静止画撮影時には、露光をしてメカニカルシャッタを閉じた後、垂直転送チャネル30a内の電荷を高速掃き出ししてから、各光電変換素子から信号を得るような駆動を行うのが一般的であるため、上記関係が画質に影響を与えることはない。
又、本実施形態の固体撮像素子では、K1>K2、K3<K4の関係を満たすようにしているため、光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々の中心に、マイクロレンズ5やインナーレンズ3によって光が集光されるとは限らない。このため、更なるスミア抑制効果を得るために、光電変換素子10w,10r,10g,10bの各々の開口中心と、その上方のマイクロレンズ5やインナーレンズ3の中心とが一致するように、マイクロレンズ5やインナーレンズ3の位置も調整しておくことが好ましい。図4は、このような調整を行った場合の例を示した図であり、通常、破線の位置に形成すべきマイクロレンズ5を、下方の光電変換素子10gの開口に合わせて右に移動させて太実線の位置に形成することで、スミアの更なる抑制が可能となる。
尚、以上の説明では、第1の光電変換素子群を3種類の光電変換素子で構成するものとしたが、第1の光電変換素子群を4種類以上の光電変換素子で構成した場合でも、本発明の効果を得ることができる。
本発明の実施形態である固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図 図1に示した固体撮像素子の部分拡大模式図 図2のA−A線断面模式図 マイクロレンズの位置ずらし例を示した図
符号の説明
4r,4g,4b 分光フィルタ
4w 輝度フィルタ
10r,10g,10b 第1の光電変換素子群を構成する光電変換素子
10w 第2の光電変換素子群を構成する光電変換素子
30 垂直転送チャネル
5 マイクロレンズ

Claims (3)

  1. 半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に格子状に配列された光電変換素子からなる第1の光電変換素子群と、前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子の形成位置から所定方向にずらした位置に形成された光電変換素子からなる第2の光電変換素子群とを有する固体撮像素子であって、
    前記第1の光電変換素子群は、それぞれ異なる色成分の光を透過する分光フィルタを上方に備えた少なくとも3種類の光電変換素子で構成され、
    前記第2の光電変換素子群は、光の輝度成分と相関のある分光特性を持つ輝度フィルタを上方に備えた1種類の光電変換素子で構成され、
    前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子及び前記第2の光電変換素子群を構成する各光電変換素子のそれぞれに対応してその側部に設けられ、前記各光電変換素子で発生した電荷を前記列方向に転送する電荷転送路とを備え、
    前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子の両側部にある前記電荷転送路のうち、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離が、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路以外の電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離よりも長くなっている固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記第2の光電変換素子群を構成する各光電変換素子の両側部にある前記電荷転送路のうち、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離が、前記各光電変換素子に対応する前記電荷転送路以外の電荷転送路から前記各光電変換素子の開口端までの距離よりも短くなっている固体撮像素子。
  3. 請求項1又は2記載の固体撮像素子であって、
    前記第1の光電変換素子群を構成する各光電変換素子及び前記第2の光電変換素子群を構成する各光電変換素子のそれぞれの上方に、それぞれに光を集光するためのレンズを備え、
    前記レンズの中心が、対応する前記光電変換素子の開口の中心と一致する固体撮像素子。
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