JP2008250771A - ネットワークシステムおよび情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ネットワークにかかる負荷を軽減することができるネットワークシステムおよび情報処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】第1装置(リーダプリンタ)は、送信した検索パケットに対して第2装置(従属プリンタ)が返信する応答パケットを受信したことを条件に、応答パケットを送信した第2装置による第2情報の送信タイミングであって、第1送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報(送信指示)を決定する。第1装置は、送信タイミング情報を第2装置に送信するとともに(S14)、第1内部時計が第1送信時刻(送信時刻;S17)となったときに第1情報を管理装置に送信する。第1装置は、各情報の送信のタイミングが重複しないように制御する。第2装置は、検索パケットの受信を条件に応答パケットを第1装置に送信し、送信タイミング情報にしたがって第2情報を管理装置に送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、管理装置と、管理装置に情報を送信する複数の情報処理装置とを備えたネットワークシステムおよび情報処理装置に関する。
従来より、複数のプリンタからトナーの消費量に関する消費情報を、管理サーバに対して送信することで、この管理サーバでネットワーク内の各プリンタのトナー状況を管理する技術が知られている(特許文献1参照)。このような技術では、各プリンタは、所定の時刻となったときに、消費情報を送るようになっている。
特開2004−185351号公報
しかしながら、前記した技術では、所定の時刻となったときに各プリンタが一斉に消費情報を送るので、ネットワークに負荷がかかるといった問題があった。
そこで、本発明は、ネットワークにかかる負荷を軽減することができるネットワークシステムおよび情報処理装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、管理装置と、前記管理装置に対して自装置に係る情報を送信する第1装置及び第2装置と、を含むネットワークシステムであって、前記第1装置は、外部から入力される時間に基づき時刻調整可能な第1内部時計と、前記第1装置に係る第1情報を記憶するとともに、前記管理装置への第1情報の送信時刻を第1送信時刻として記憶する第1記憶手段と、ネットワーク上の前記第2装置を検索する検索パケットをネットワークに対して送信するパケット送信手段と、検索パケットに応じて第2装置から返信された応答パケットを受信する第1受信手段と、前記第1受信手段で応答パケットを受信したことを条件として、受信された応答パケットを送信してきた第2装置が前記管理装置に対して前記第2装置に係る第2情報を送信する送信タイミングであって、前記第1送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報を決定する送信タイミング決定手段と、前記送信タイミング情報を第2装置に送信するとともに、前記第1内部時計が前記第1送信時刻となったときに第1情報を前記管理装置に送信する第1送信手段と、検索パケット、第1情報および送信タイミング情報の送信のタイミングが重複しないように前記パケット送信手段と前記第1送信手段による送信を制御する送信制御手段と、を備え、前記第2装置は、前記第1装置から送信される検索パケットおよび送信タイミング情報を受信する第2受信手段と、前記第2情報を記憶する第2記憶手段と、前記検索パケットの受信を条件として前記応答パケットを前記第1装置に送信するとともに、前記送信タイミング情報にしたがって前記第2情報を前記管理装置に送信する第2送信手段と、前記管理装置は、前記第1送信時刻に送信される第1情報と、前記送信タイミング情報にしたがい送信される第2情報と、を受信する第3受信手段と、第3受信手段によって受信された第1情報を前記第1装置と対応して第3記憶手段に記録するとともに、前記第3受信手段によって受信された第2情報を前記第2装置と対応して第3記憶手段に記録する管理手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、第1装置のパケット送信手段で検索パケットをネットワークに対して送信し、第2装置を検索する。ネットワーク上の第2装置では、第2受信手段で検索パケットを受信し、この検索パケットの受信を条件として第2送信手段が応答パケットを第1装置に送信する。第1装置では、第1受信手段で応答パケットを受信し、この応答パケットを受信したことを条件として送信タイミング決定手段が、受信された応答パケットを送信してきた第2装置が管理装置に対して第2情報を送信する送信タイミングであって、第1送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報を決定する。
第1送信手段は、送信タイミング情報を第2装置に送信する。第2装置では、第2受信手段で送信タイミング情報を受信し、この送信タイミング情報にしたがって第2送信手段が第2記憶手段で記憶している第2情報を管理装置に送信する。これに対して、第1装置の第1送信手段は、第1内部時計が第1記憶手段に記憶された第1送信時刻となったときに第1情報を管理装置に送信する。そのため、第1送信時刻に管理装置に送信される第1情報と、第1送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報にしたがって管理装置に送信される第2情報とが、ネットワーク上に同時刻に流れることがないので、ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
さらに、第1装置の送信制御手段は、検索パケット、第1情報および送信タイミング情報の送信のタイミングが重複しないように、パケット送信手段と第1送信手段による送信を制御するので、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
また、前記ネットワークシステムには、一の第2装置と、他の第2装置が含まれており、前記送信タイミング決定手段は、前記第1受信手段によって前記一の第2装置および前記他の第2装置から応答パケットが受信された場合、前記一の第2装置に対して一の送信タイミング情報を決定するとともに、前記他の第2装置に対して前記一の送信タイミング情報とは時間的に重複しない他の送信タイミング情報を決定し、前記送信制御手段は、前記一の送信タイミング情報の前記一の第2装置への送信と、前記他の送信タイミング情報の前記他の第2装置への送信と、を時間的に重複しないよう制御するとともに、前記一の送信タイミング情報の送信は前記他の送信タイミング情報にしたがった前記他の第2装置に係る他の第2情報の送信と時間的に重複せず、かつ、前記他の送信タイミング情報の送信は前記一の送信タイミング情報にしたがった前記一の第2装置に係る一の第2情報の送信と時間的に重複しないタイミングとなるよう制御するように構成されていてもよい。
これによれば、第1装置の送信タイミング決定手段によって、一の送信タイミング情報と、他の送信タイミング情報と、一の第2情報と、他の第2情報とが同時刻にネットワーク上に流れることがないので、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
また、前記パケット送信手段は、ネットワーク上の前記第2装置を検索する検索パケットを所定のタイミングで繰り返してネットワークに対して送信するように構成されていてもよい。
これによれば、第1装置が検索パケットをネットワークに対して送った後に、新たな第2装置がネットワークに接続された場合であっても、第1装置が繰り返し検索パケットを送信することで、新たな第2装置にも確実に送信タイミング情報を送ることができる。そのため、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
また、前記第2装置は、外部から入力される時間に基づき時刻調整可能な第2内部時計を備え、前記第2記憶手段は、前記第2情報の送信時刻を第2送信時刻として記憶するとともに、前記第2送信手段は、前記検索パケットを受信していないことを条件として、前記第2内部時計が前記第2送信時刻となったときに、前記管理装置へ前記第2情報を送信するように構成されていてもよい。
これによれば、第2装置が第1装置からの検索パケットを受信できない場所に設置された場合には、第2装置の第2送信手段が、検索パケットを受信していないことを条件として、第2内部時計が第2送信時刻となったときに、管理装置へ第2情報を送信する。そのため、第2装置が第1装置からの検索パケットを受信できない場所に設置された場合であっても、確実に第2情報を管理装置へ送信することができる。
また、前記第1装置の第1送信手段は、前記管理装置に送信した第1情報を前回第1情報として前記第1記憶手段に記憶させるとともに、今回送信する第1情報と前回第1情報とを比較して、一致した場合には第1情報の送信を禁止するように構成されていてもよい。
これによれば、第1装置の第1送信手段が、今回送信する第1情報と前回第1情報とを比較して、一致した場合には第1情報の送信を禁止するので、余分な情報のネットワークへの流出を抑えることができ、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
前記第2装置の第2送信手段は、前記管理装置に送信した第2情報を前回第2情報として前記第2記憶手段に記憶させるとともに、今回送信する第2情報と前回第2情報とを比較して、一致した場合には第2情報の送信を禁止するように構成されていてもよい。
これによれば、第2装置の第2送信手段が、今回送信する第1情報と前回第1情報とを比較して、一致した場合には第1情報の送信を禁止するので、余分な情報のネットワークへの流出を抑えることができ、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
また、本発明は、管理装置と、ネットワークを介して管理装置に対して自装置に係る情報を送信するとともに、前記ネットワークに接続された他の情報処理装置が、前記他の情報処理装置に係る情報を送信するタイミングを指定可能な情報処理装置であって、外部から入力される時間に基づき時刻調整可能な内部時計と、自装置に係る自装置情報を記憶するとともに、前記管理装置への自装置情報の送信時刻を自装置送信時刻として記憶する記憶手段と、ネットワーク上の他の情報処理装置を検索する検索パケットをネットワークに対して送信するパケット送信手段と、検索パケットに応じて他の情報処理装置から返信された応答パケットを受信する受信手段と、前記受信手段で応答パケットを受信したことを条件として、受信された応答パケットを送信してきた他の情報処理装置が前記管理装置に対して前記他の情報処理装置に係る他装置情報を送信する送信タイミングであって、前記自装置送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報を決定する送信タイミング決定手段と、前記送信タイミング情報を他の情報処理装置に送信するとともに、前記内部時計が前記自装置送信時刻となったときに自装置情報を前記管理装置に送信する送信手段と、検索パケット、自装置情報および送信タイミング情報の送信のタイミングが重複しないように前記パケット送信手段と前記送信手段による送信を制御する送信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置は、パケット送信手段で検索パケットをネットワークに対して送信し、他の情報処理装置を検索する。検索パケットに応じて他の情報処理装置から応答パケットが返信されてきた場合には、情報処理装置は、受信手段で応答パケットを受信する。その後、送信タイミング決定手段が、応答パケットを受信したことを条件として、応答パケットを送信してきた他の情報装置が管理装置に対して他装置情報を送信する送信タイミングであって、自装置送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報を決定する。
送信手段は、送信タイミング情報を他の情報処理装置に送信する。他の情報処理装置は、送信タイミング情報にしたがって他装置情報を管理装置に送信する。これに対して、送信タイミング情報を送った情報処理装置の送信手段は、内部時計が記憶手段に記憶された自装置送信時刻となったときに自装置情報を管理装置に送信する。そのため、自装置送信時刻に管理装置に送信される自装置情報と、自装置送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報にしたがって管理装置に送信される他装置情報とが、ネットワーク上に同時刻に流れることがないので、ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
本発明によれば、一の装置が、他の装置に対して一の装置の送信時刻とは異なる送信タイミング情報を送信することで、管理装置への複数の情報の送信が時間的に重複するのを抑え、ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は本発明の一実施形態に係るネットワークシステムを示す構成図であり、図2はプリンタや管理サーバの構成を示す構成図である。
図1に示すように、ネットワークシステム1は、第1装置(情報処理装置)の一例としてのリーダプリンタPLと、第2装置(情報処理装置)の一例としての従属プリンタPSおよび非従属プリンタPAと、管理装置の一例としての管理サーバ2とを主に備えて構成されている。なお、リーダプリンタPL、従属プリンタPSおよび非従属プリンタPAには、正確な時刻を提供するNTPサーバ3(図2参照)が通信可能に接続されている。
リーダプリンタPLと従属プリンタPSは、第1ルータR1および第2ルータR2を介して管理サーバ2に通信可能に接続されている。ここで、第1ルータR1は、リーダプリンタPLから送信(ブロードキャスト)される検索パケットが他の伝送経路に流れるのを許容する機能を有し、第2ルータR2は、第1ルータR1を通って送信(ブロードキャスト)されてくる検索パケットが他の伝送経路に流れるのを禁止する機能を有している。そのため、第2ルータR2によって、リーダプリンタPLと従属プリンタPSとのグループG1,G2が形成されるようになっている。
これに対し、非従属プリンタPAは、各グループG1,G2とは外れた場所に設置されている。なお、図1の構成では、非従属プリンタPAは、グループG1等に属していないプリンタを例として記載したが、グループG1等に属しているプリンタであっても、リーダプリンタがグループ形成を目的として、検索パケットをブロードキャストした際に、電源が入っていなければ、このブロードキャストを受信することができず、非従属プリンタPAとなり得る。
ここで、前記したリーダプリンタPL、従属プリンタPSおよび非従属プリンタPAは、ともに同一のプリンタPとして製造されており、その装置構成は、図2に示すような構成となっている。
図2に示すように、プリンタPは、設定部P2、表示部P3、印刷部P4、記憶部P5、内蔵タイマP6、制御部P7および送信・受信部P8を備えて構成されている。また、プリンタPには、図示はしないが、操作パネル、印刷装置、CPU、ROM、RAM、通信機器などの公知のハードウェアが設けられている。なお、図2に示す各ブロックは、前記したハードウェアや、ROMからプログラムを読み込んだCPUを、それぞれ機能的に示したものである。
設定部P2は、前記した操作パネルをユーザが操作した際に、その操作に応じた情報を記憶部P5に記録する機能を有している。特に、本実施形態においては、この設定部P2をユーザが操作することで、そのプリンタPがリーダプリンタPLとして設定されたことを示すリーダ情報が、記憶部P5にステータス情報として記録される。
表示部P3は、所定の情報を操作パネルに表示する機能を有している。特に、本実施形態においては、ユーザがリーダ情報を登録する際の情報などを操作パネルに表示している。
印刷部P4は、用紙に所定の情報を印刷するための公知の装置であり、用紙を搬送する搬送装置、感光ドラムに光を照射するスキャナ装置、感光ドラムにトナーを供給するトナー供給装置、用紙を熱定着させる定着装置、各装置を制御する制御装置などを備えている。そして、この印刷部P4は、用紙の印刷枚数に対応したトナーの消費量などのプリンタ情報を算出し、そのプリンタ情報を示すデータを記憶部P5に記憶させる。ここで、前記したプリンタ情報は、第1情報および第2情報の一例に相当する。
記憶部P5は、第1記憶手段および第2記憶手段の一例であり、前記したステータス情報、プリンタ情報を記憶する他、送信希望時刻、識別番号、ズラシパラメータ、従属プリンタリスト、前回プリンタ情報、検索パケットおよび応答パケットを記憶している。また、送信希望時刻は、前記したプリンタ情報を管理サーバ2に送信する時刻の基準となる時刻であり、各プリンタPで同一の時刻として設定されている。また、識別番号は、各プリンタP固有の番号であり、ズラシパラメータは、識別番号に対応して適宜設定される時間情報である。そして、送信希望時刻とズラシパラメータとを足し合わせた時刻が、実際にプリンタ情報を送信するための送信時刻となっている。なお、この送信時刻は、第1送信時刻および第2送信時刻の一例に相当する。
そして、前記した送信希望時刻、識別番号、ズラシパラメータは、例えば、プリンタPの工場出荷時において予め記録される。また、従属プリンタリストは、プリンタPがリーダプリンタPLとして機能する場合に、従属プリンタPSの情報が順次追加されていくテーブルである。さらに、前回プリンタ情報は、プリンタPにより定期的にプリンタ情報が送信される度に、そのときに送信したプリンタ情報が記録または上書きされたものである。また、検索パケットは、第2ルータR2(図1参照)で所定範囲に規制されたネットワーク上のプリンタP(従属プリンタPS)を検索するためのパケットである。また、応答パケットは、検索パケットを受信したプリンタP(従属プリンタPS)が、検索パケットを送信したリーダプリンタPLに対して自己の存在を知らせるために送信するパケットである。
内蔵タイマP6は、第1内部時計および第2内部時計の一例であり、年月日や曜日、時間、分、秒の計時を行う機能を有している。そして、内蔵タイマP6で常時計時されている現在時刻の情報は、制御部P7によって適宜取得されるようになっている。さらに、内蔵タイマP6は、NTPサーバ3から出力されてくる現在時刻に基づいて時刻調整可能となっている。
制御部P7は、送信・受信部P8を、記憶部P5のステータス情報に基づいて制御する。ここで、ステータス情報とは、自機がどのような立場であるかを示す情報であり、具体的には、リーダプリンタPL、従属プリンタPS、非従属プリンタPAのいずれかの情報を示している。
そして、このステータス情報が例えばリーダプリンタPLである場合には、制御部P7は、現在時刻が送信希望時刻になったときに送信タイミング情報の一例である送信指示を、記憶部P5内の従属プリンタリストに基づいて各従属プリンタPSに順に送信するよう制御する。さらに、この場合、制御部P7は、現在時刻が送信時刻(送信希望時刻+ズラシパラメータ)になったときに、第1送信手段および第2送信手段の一例である送信・受信部P8を介して記憶部P5内のプリンタ情報を管理サーバ2へ送信させる。
また、例えば、ステータス情報が従属プリンタPSである場合には、制御部P7は、送信時刻(送信希望時刻+ズラシパラメータ)は参照せずに、リーダプリンタPLから送信されてくる送信指示を受信したときに、送信・受信部P8を介して記憶部P5内のプリンタ情報を管理サーバ2へ送信させる。これにより、従属プリンタPSは、リーダプリンタPLや他の従属プリンタPSとは異なるタイミングでプリンタ情報を管理サーバ2に送信する。
さらに、例えば、ステータス情報が非従属プリンタPAである場合には、制御部P7は、現在時刻が送信時刻(送信希望時刻+ズラシパラメータ)になったときに、送信・受信部P8を介して記憶部P5内のプリンタ情報を管理サーバ2へ送信させる。
また、制御部P7は、送信制御手段の一例でもあり、前記した検索パケットや、前記したプリンタ情報や、前記した送信指示の送信のタイミングが重複しないように送信・受信部P8による送信を制御している。さらに、この制御部P7は、複数の送信指示を複数の従属プリンタPSに順次送信する際、前回送った送信指示にしたがう従属プリンタPSによるプリンタ情報の送信と時間的に重複しないタイミングで、次の送信指示を送信するように制御している。すなわち、この制御部P7は、一の送信指示の送信が他の送信指示にしたがった従属プリンタPSに係るプリンタ情報の送信と時間的に重複せず、かつ、他の送信指示の送信が前記一の送信指示にしたがった従属プリンタPSに係るプリンタ情報の送信と時間的に重複しないタイミングとなるよう制御する。
制御部P7は、記憶部P5のステータス情報に基づいて適宜異なった制御を行っている。例えば、ステータス情報がリーダプリンタPLである場合には、制御部P7は、記憶部P5内の検索パケットを送信・受信部P8を介してネットワーク上の各従属プリンタPSに送信する。さらに、この場合、制御部P7は、従属プリンタPSから送信・受信部P8を介して応答パケットを受信したことを条件として、この応答パケットを送信した従属プリンタPS固有の情報(例えば応答パケットに付加された識別番号)を、記憶部P5内の従属プリンタリストに記録する。
なお、制御部P7は、各従属プリンタPS固有の情報を記憶部P5内の従属プリンタリストに順次追加して記録することにより、各従属プリンタPSが管理サーバ2に対してプリンタ情報を送信する送信タイミングをそれぞれ異なる時間に決定している。また、従属プリンタリストに記録された各従属プリンタPSは、記憶部P5に記憶されている送信希望時刻から所定時間おきに順次リストの順に送信指示がなされるのに対して、リーダプリンタPL自体は、送信希望時刻からズラシパラメータの時間分だけ経過した時間にプリンタ情報を送信するようになっている。そのため、予めグループの総数を予測しておき、従属プリンタリストに記録される全ての従属プリンタPSへの送信指示が完了する時刻よりも遅い時刻となるように、リーダプリンタPLによるプリンタ情報の送信時刻(詳しくはズラシパラメータ)を設定することで、リーダプリンタPLと、各従属プリンタPSとの送信タイミングを異なる時間に決定することができる。すなわち、例えば、各送信指示の時間間隔が5秒であり、予測されるグループの総数がリーダプリンタPLを除いて50台である場合には、ズラシパラメータを250秒よりも大きな値に設定しておくことで、リーダプリンタPLと、各従属プリンタPSとの送信タイミングを異なる時間に決定することができる。したがって、この制御部P7は、送信タイミング決定手段の一例として機能している。
また、例えば、ステータス情報に何も記録されていない場合には、制御部P7は、第2送信手段の一例としての送信・受信部P8を制御する。すなわち、制御部P7は、リーダプリンタPLから送信・受信部P8を介して検索パケットを受信したことを条件として、記憶部P5内の応答パケットを送信・受信部P8を介してリーダプリンタPLに送信するとともに、記憶部P5内のステータス情報を従属プリンタPSに書き換える。また、制御部P7は、グループを形成する処理中(図3参照)において、リーダプリンタPLから送信・受信部P8を介して検索パケットを受信していないことを条件として、記憶部P5内のステータス情報を非従属プリンタPAに書き換える。
また、制御部P7は、前記した送信希望時刻や送信時刻を現在時刻と比較する際に、送信・受信部P8に取得指令を出力し、送信・受信部P8を介してNTPサーバ3から現在時刻を取得し、その現在時刻を制御に用いるとともに、この現在時刻に基づいて内蔵タイマP6の時刻を調整する機能を有している。また、制御部P7は、送信・受信部P8を介して現在時刻を取得しない場合には、内蔵タイマP6から取得した現在時刻を制御に用いる機能を有している。
送信・受信部P8は、制御部P7からの取得指令を条件として、NTPサーバ3とアクセスして、NTPサーバ3から最新の現在時刻の情報を受信する機能を有している。
送信・受信部P8は、第2受信手段の一例であり、リーダプリンタPLから送信されてくる送信指示を受信して、受信した送信指示を制御部P7に出力する機能を有している。なお、前記した処理は、プリンタPが従属プリンタPSである場合にのみ行われる。
送信・受信部P8は、パケット送信手段の一例であり、制御部P7から出力されてくる検索パケットの送信指令を条件として、検索パケットを、ネットワーク上の各従属プリンタPSに送信する機能を有している。また、送信・受信部P8は、制御部P7からの応答パケットの送信指令を条件として、応答パケットを、リーダプリンタPLに送信する機能を有している。
送信・受信部P8は、第2送信手段の一例であり、リーダプリンタPLから送信されてくる検索パケットを受信し、受信した検索パケットを制御部P7に出力する機能を有している。また、送信・受信部P8は、第1受信手段の一例であり、各従属プリンタPSから送信(返信)されてくる応答パケットを受信したことを条件として、受信した応答パケットを制御部P7に出力する機能を有している。
送信・受信部P8は、第1送信手段および第2送信手段の一例である。制御部P7は、記憶部P5内の今回送信するプリンタ情報と前回プリンタ情報とを比較して、一致した場合には送信・受信部P8を介したプリンタ情報の送信を禁止する機能を有している。また、制御部P7は、送信・受信部P8を介して、管理サーバ2に送信したプリンタ情報を、前回プリンタ情報として、記憶部P5に記録または上書きする機能を有している。
管理サーバ2は、送信・受信部21、管理部22およびサーバ側記憶部23を主に備えて構成されている。また、管理サーバ2には、図示はしないが、CPU、ROM、RAM、通信機器などの公知のハードウェアが設けられている。なお、図2に示す各ブロックは、前記したハードウェアや、ROMからプログラムを読み込んだCPUを、それぞれ機能的に示したものである。
送信・受信部21は、リーダプリンタPLから所定の送信時刻に送信されるプリンタ情報と、送信指示に従う従属プリンタPSから送信されるプリンタ情報と、非従属プリンタPAから送信されるプリンタ情報とを受信し、これらのプリンタ情報を管理部22に出力する機能を有している。
管理部22は、送信・受信部21から出力されてくる各プリンタ情報を各プリンタPに対応づけて、サーバ側記憶部23で管理する機能を有している。詳しくは、管理部22は、リーダプリンタPLのプリンタ情報をリーダプリンタPLと対応させてサーバ側記憶部23に記録するとともに、従属プリンタPSのプリンタ情報を従属プリンタPSと対応させて記録する。また、管理部22は、非従属プリンタPAのプリンタ情報を非従属プリンタPAと対応させてサーバ側記憶部23に記録する。
次に、本実施形態に係るネットワークシステム1によるグループ形成方法と、プリンタ情報の送信方法について説明する。参照する図面において、図3はグループ形成方法を示すフローチャートであり、図4は図3の「1」と「2」の間のフローを示すフローチャートである。また、図5はプリンタ情報の送信方法を示すフローチャートであり、図6は図5の時刻取得処理を示すフローチャートである。また、図7は図5の「3」と「4」の間のフローを示すフローチャートであり、図8は図5および図7のプリンタ情報送信処理を示すフローチャートである。
最初に、グループ形成方法について説明する。
図3に示すように、まず、記憶部P5内のステータス情報が、リーダプリンタPLであるか否かが判断される(S1)。ステップS1において、リーダプリンタPLであると判断された場合には(Yes)、送信・受信部P8から検索パケットがネットワーク全体に送信される(S2)。
ステップS2の後は、検索パケットを送信してから所定時間が経過したか否かが判断される(S3)。ステップS3において、所定時間経過していないと判断された場合には(No)、送信・受信部P8で応答パケットを受信したか否かが判断される(S4)。
ステップS4において、応答パケットを受信したと判断された場合には(Yes)、その応答パケットを送信した従属プリンタPSの固有情報を従属プリンタリストに追加する(S5)。ステップS5の後や、ステップS4で応答パケットを受信していないと判断された場合には(No)、ステップS3に戻る。そして、ステップS3で所定時間が経過したと判断された場合には(Yes)、このフローが終了する。
また、ステップS1において、リーダプリンタPLでないと判断された場合には(No)、図4に示すフローに移り、送信・受信部P8で検索パケットを受信したか否かが判断される(S6)。ステップS6において、検索パケットを受信していないと判断された場合には(No)、所定時間が経過したか否かが判断される(S7)。ステップS7において、所定時間が経過していないと判断された場合には(No)、ステップS6に戻り、所定時間が経過したと判断された場合には(Yes)、ステップS8に進む。そして、このステップS8において、記憶部P5内のステータス情報に非従属プリンタPAであることを示す情報が記録される。
また、ステップS6において、検索パケットを受信したと判断された場合には(Yes)、記憶部P5内のステータス情報に従属プリンタPSであることを示す情報が記録される(S9)。ステップS9の後は、リーダプリンタPLに対して応答パケットを送信する(S10)。そして、ステップS10やステップS8の後は、図3に示すフローに戻って、このフローが終了する。
次に、プリンタ情報の送信方法について説明する。
図5に示すように、最初に、正確な現在時刻を取得するために時刻取得処理が実行される(S100)。図6に示すように、時刻取得処理では、まず、制御部P7から送信・受信部P8に取得命令を出力することで、送信・受信部P8から現在時刻を取得する処理が実行される(S101)。
ステップS101の後は、送信・受信部P8から現在時刻を取得できたか否かが判断される(S102)。ステップS102において、取得できなかったと判断された場合には(No)、制御部P7から内蔵タイマP6に取得命令を出力することで、内蔵タイマP6から現在時刻を取得する(S103)。そして、ステップS103の後や、ステップS102で取得できたと判断された場合には(Yes)、この時刻取得処理が終了する。
時刻取得処理が終了すると、図5に示すフローに戻って、今度は、取得した現在時刻が送信希望時刻であるか否かが判断される(S11)。ステップS11において、送信希望時刻でないと判断された場合には(No)、このフローが終了し、送信希望時刻であると判断された場合には(Yes)、ステータス情報が従属プリンタPSであるか否かが判断される(S12)。
ステップS12において、従属プリンタPSではないと判断された場合には(No)、ステータス情報がリーダプリンタPLであるか否かが判断される(S13)。ステップS13において、リーダプリンタPLであると判断された場合には(Yes)、従属プリンタリストを先頭から検索し、未抽出の従属プリンタPSの固有情報を1つ取り出し、この固有情報に対応する従属プリンタPSに送信指示を送信する(S14)。
ステップS14の後は、従属プリンタリストの最後まで処理したか否かが判断される(S15)。ステップS15において、最後まで処理していないと判断された場合には(No)、ステップS14に戻って従属プリンタリストに従って送信指示を順次行っていく。
ステップS15において最後まで処理したと判断された場合や(Yes)、ステップS13でリーダプリンタPLではないと判断された場合には(No)、送信希望時刻とズラシパラメータとを加算することで実際の送信時刻を算出する(S16)。ステップS16の後は、前記した時刻取得処理(S100)を再度行い、この時刻取得処理の後、取得した現在時刻が送信時刻になったか否かが判断される(S17)。
ステップS17において、送信時刻になってないと判断された場合には(No)、再度ステップS17の処理を繰り返す。また、ステップS17において、送信時刻になったと判断された場合には(Yes)、プリンタ情報送信処理が実行される(S200)。
プリンタ情報送信処理では、図7に示すように、まず、記憶部P5内の現在のプリンタ情報と前回プリンタ情報とが比較される(S201)。ステップS201の後は、ステップS201での処理による比較結果が、一致したことを示す結果であるか否かが判断される(S202)。
ステップS202において、一致しなかったと判断された場合には(No)、現在のプリンタ情報を管理サーバ2に送信する(S203)。そして、ステップS203の後や、ステップS202において一致したと判断された場合には(Yes)、現在のプリンタ情報が、次回の処理に備えて前回プリンタ情報に上書きされて(S204)、このフローが終了する。
プリンタ情報送信処理が終了すると、図5に示すフローに戻って、このフローが終了する。また、ステップS12において、ステータス情報が従属プリンタPSであると判断された場合には(Yes)、図8に示すフローに移り、送信・受信部P8でリーダプリンタPLからの送信指示を受信したか否かが判断される(S18)。
ステップS18において、送信指示を受信していないと判断された場合には(No)、所定時間が経過したか否かが判断される(S19)。ステップS19において、所定時間経過していないと判断された場合には(No)、再度ステップS18の処理が繰り返される。そして、ステップS19において所定時間経過したと判断された場合や(Yes)、ステップS18において送信指示を受信したと判断された場合には(Yes)、プリンタ情報送信処理が実行される(S200;図7参照)。プリンタ情報送信処理が終了すると、図5に示すフローに戻って、このフローが終了する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
送信時刻になったときにリーダプリンタPLから管理サーバ2に送信されるプリンタ情報と、送信時刻とは異なる時間に送信される送信指示にしたがって従属プリンタPSから管理サーバ2に送信されるプリンタ情報とが、ネットワーク上に同時刻に流れることがないので、ネットワークにかかる負荷を軽減することができる。
リーダプリンタPLの制御部P7が、検索パケット、プリンタ情報および送信指示の送信のタイミングが重複しないように、送信・受信部P8による送信を制御するので、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
制御部P7が、複数の送信指示を複数の従属プリンタPSに順次送信する際、前回送った送信指示にしたがう従属プリンタPSによるプリンタ情報の送信と時間的に重複しないタイミングで、次の送信指示を送信するように制御するので、送信指示と従属プリンタPSのプリンタ情報とが同時刻にネットワーク上に流れることがないので、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
非従属プリンタPAは送信時刻となったときにプリンタ情報を管理サーバ2に送信するので、プリンタPが検索パケットを受信できない場所に設置された場合であっても、そのプリンタ情報を確実に管理サーバ2へ送信することができる。
送信・受信部P8が、今回送信するプリンタ情報と前回プリンタ情報とを比較して、一致した場合にはプリンタ情報の送信を禁止するので、余分な情報のネットワークへの流出を抑えることができ、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
図3および図4に示したグループ形成のためのフローは、電源を入れたときにのみ行ってもよいし、定期的に行うようにしてもよい。言い換えると、前記した制御部P7および送信・受信部P8は、検索パケットを所定のタイミングで繰り返してネットワークに対して送信するように構成されていてもよい。なお、検索パケットを繰り返し送信する場合には、例えばリーダプリンタPLが検索パケットをネットワークに対して送った後に、新たなプリンタPがネットワークに接続された場合であっても、リーダプリンタPLが繰り返し検索パケットを送信することで、新たなプリンタPにも確実に送信タイミング情報を送ることができるので、ネットワークにかかる負荷をより軽減することができる。
前記実施形態では、従属プリンタリストの順に異なる時刻ごとに送られてくる送信指示を受信したときに従属プリンタPSでプリンタ情報の送信を行った、すなわち、送信タイミング情報として送信指示を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、リーダプリンタPLが、従属プリンタリストに各従属プリンタPSの固有情報を記録する際に、各固有情報に対応して、異なる時間を示す新ズラシパラメータをそれぞれ記録し、この新ズラシパラメータを従属プリンタPSに対して送信するようにしてもよい。この場合、従属プリンタPSは、送信されてくる新ズラシパラメータを受信したことを条件として、記憶部P5内に記憶されているズラシパラメータを新ズラシパラメータに書き換え、送信希望時刻に新ズラシパラメータを加えた時刻になったときにプリンタ情報を管理サーバ2へ送るように構成すればよい。
前記実施形態では、情報処理装置としてプリンタPを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばパソコンなどであってもよい。
本発明の一実施形態に係るネットワークシステムを示す構成図である。 プリンタや管理サーバの構成を示す構成図である。 グループ形成方法を示すフローチャートである。 図3の「1」と「2」の間のフローを示すフローチャートである。 プリンタ情報の送信方法を示すフローチャートである。 図5の時刻取得処理を示すフローチャートである。 図5の「3」と「4」の間のフローを示すフローチャートである。 図5および図7のプリンタ情報送信処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワークシステム
2 管理サーバ
3 NTPサーバ
21 送信・受信部
22 管理部
23 サーバ側記憶部
P プリンタ
P2 設定部
P3 表示部
P4 印刷部
P5 記憶部
P6 内蔵タイマ
P7 制御部
P8 送信・受信部
PA 非従属プリンタ
PL リーダプリンタ
PS 従属プリンタ

Claims (7)

  1. 管理装置と、前記管理装置に対して自装置に係る情報を送信する第1装置及び第2装置と、を含むネットワークシステムであって、
    前記第1装置は、
    外部から入力される時間に基づき時刻調整可能な第1内部時計と、
    前記第1装置に係る第1情報を記憶するとともに、前記管理装置への第1情報の送信時刻を第1送信時刻として記憶する第1記憶手段と、
    ネットワーク上の前記第2装置を検索する検索パケットをネットワークに対して送信するパケット送信手段と、
    検索パケットに応じて第2装置から返信された応答パケットを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段で応答パケットを受信したことを条件として、受信された応答パケットを送信してきた第2装置が前記管理装置に対して前記第2装置に係る第2情報を送信する送信タイミングであって、前記第1送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報を決定する送信タイミング決定手段と、
    前記送信タイミング情報を第2装置に送信するとともに、前記第1内部時計が前記第1送信時刻となったときに第1情報を前記管理装置に送信する第1送信手段と、
    検索パケット、第1情報および送信タイミング情報の送信のタイミングが重複しないように前記パケット送信手段と前記第1送信手段による送信を制御する送信制御手段と、を備え、
    前記第2装置は、
    前記第1装置から送信される検索パケットおよび送信タイミング情報を受信する第2受信手段と、
    前記第2情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記検索パケットの受信を条件として前記応答パケットを前記第1装置に送信するとともに、前記送信タイミング情報にしたがって前記第2情報を前記管理装置に送信する第2送信手段と、
    前記管理装置は、
    前記第1送信時刻に送信される第1情報と、前記送信タイミング情報にしたがい送信される第2情報と、を受信する第3受信手段と、
    第3受信手段によって受信された第1情報を前記第1装置と対応して第3記憶手段に記録するとともに、前記第3受信手段によって受信された第2情報を前記第2装置と対応して第3記憶手段に記録する管理手段と、を備えていることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記ネットワークシステムには、一の第2装置と、他の第2装置が含まれており、
    前記送信タイミング決定手段は、前記第1受信手段によって前記一の第2装置および前記他の第2装置から応答パケットが受信された場合、前記一の第2装置に対して一の送信タイミング情報を決定するとともに、前記他の第2装置に対して前記一の送信タイミング情報とは時間的に重複しない他の送信タイミング情報を決定し、
    前記送信制御手段は、前記一の送信タイミング情報の前記一の第2装置への送信と、前記他の送信タイミング情報の前記他の第2装置への送信と、を時間的に重複しないよう制御するとともに、前記一の送信タイミング情報の送信は前記他の送信タイミング情報にしたがった前記他の第2装置に係る他の第2情報の送信と時間的に重複せず、かつ、前記他の送信タイミング情報の送信は前記一の送信タイミング情報にしたがった前記一の第2装置に係る一の第2情報の送信と時間的に重複しないタイミングとなるよう制御することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記パケット送信手段は、ネットワーク上の前記第2装置を検索する検索パケットを所定のタイミングで繰り返してネットワークに対して送信する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記第2装置は、
    外部から入力される時間に基づき時刻調整可能な第2内部時計を備え、
    前記第2記憶手段は、前記第2情報の送信時刻を第2送信時刻として記憶するとともに、
    前記第2送信手段は、前記検索パケットを受信していないことを条件として、前記第2内部時計が前記第2送信時刻となったときに、前記管理装置へ前記第2情報を送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記第1装置の第1送信手段は、
    前記管理装置に送信した第1情報を前回第1情報として前記第1記憶手段に記憶させるとともに、今回送信する第1情報と前回第1情報とを比較して、一致した場合には第1情報の送信を禁止することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  6. 前記第2装置の第2送信手段は、
    前記管理装置に送信した第2情報を前回第2情報として前記第2記憶手段に記憶させるとともに、今回送信する第2情報と前回第2情報とを比較して、一致した場合には第2情報の送信を禁止することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  7. ネットワークを介して管理装置に対して自装置に係る情報を送信するとともに、前記ネットワークに接続された他の情報処理装置が、前記他の情報処理装置に係る情報を送信するタイミングを指定可能な情報処理装置であって、
    外部から入力される時間に基づき時刻調整可能な内部時計と、
    自装置に係る自装置情報を記憶するとともに、前記管理装置への自装置情報の送信時刻を自装置送信時刻として記憶する記憶手段と、
    ネットワーク上の他の情報処理装置を検索する検索パケットをネットワークに対して送信するパケット送信手段と、
    検索パケットに応じて他の情報処理装置から返信された応答パケットを受信する受信手段と、
    前記受信手段で応答パケットを受信したことを条件として、受信された応答パケットを送信してきた他の情報処理装置が前記管理装置に対して前記他の情報処理装置に係る他装置情報を送信する送信タイミングであって、前記自装置送信時刻とは異なる時間である送信タイミング情報を決定する送信タイミング決定手段と、
    前記送信タイミング情報を他の情報処理装置に送信するとともに、前記内部時計が前記自装置送信時刻となったときに自装置情報を前記管理装置に送信する送信手段と、
    検索パケット、自装置情報および送信タイミング情報の送信のタイミングが重複しないように前記パケット送信手段と前記送信手段による送信を制御する送信制御手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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