JP2008250652A - 文書保管システム - Google Patents

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純子 中河
Takashi Morita
隆士 森田
Shigeo Eida
茂生 營田
Teruo Nakamura
輝雄 中村
Satoshi Sakauchi
聡 坂内
Shinichi Koyanagi
新一 小柳
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Abstract

【課題】 内部統制が考慮されていない会計システムなどにおいて、内部統制が実施されていることを証明するデータを保持する仕組みを提供する。
【解決手段】 被監査企業に設置された情報端末から内部統制監査の対象となる会計帳票データなどの文書データを受信して保管文書保管システムにおける文書データ保管方法であって、前記被監査企業の情報端末から暗号化された監査対象の文書データを被監査企業の電子署名付で受信する第1のステップと、受信した文書データの電子署名により当該受信データの送信元を確認した後、復号し、予め設定されたフォーマットの文書データに変換の後、被監査企業毎に月毎に仕分けしてデータベースに保管する第2のステップと、被監査企業の監査を行う監査法人の情報端末からの要求に応じて、前記データベースに保管した被監査企業の監査対象データを送信する第3のステップとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内部統制監査を受けたい被監査企業における財務諸表データ等の文書データの非改ざんを支援する方法および内部統制監査を実施する監査法人が参照可能な文書保管システムに関するものである。
従来、会計監査は財務諸表に対しての監査のみであったが、会社法及び金融商品取引法などの根拠法の制定に伴い内部統制監査も行われることになっている。
企業の会計システムでは、企業活動に伴う入金・出金の記録の集積として財務諸表データを出力することが可能である。
企業の会計システムでは、決算ごとにその状態を保持する処理はそれぞれ企業の会計処理の一部として行うが、決算と決算の間の状態については保持されない。
企業の会計システムでは、決算ごとにその状態を保持する処理はそれぞれ企業の会計処理の一部として行うが、非改ざん性については公的に耐えうるものとして考慮されていないことが多い。
企業の会計システムから出力される会計帳票データを保管対象文書としてとらえ、非改ざん性などのデータの完全性について、公的に保証できるシステムが必要である。
尚、本発明に関連する公知技術文献としてドキュメント完成版の公開、検索、再利用に関するものに下記の特許文献1から3がある。
特開2005−108006号公報 特開2002−7670号公報 特開平9−311804号公報
ところで、中小企業の利用する会計システム及び中小企業の会計に関する組織・人員配置では、職務分掌の分離や会計データの非改ざん性を証明する仕組みが組み込まれていないため、内部統制が行われていることを証明できない。
本発明の目的は、内部統制監査の対象となる企業が既存の会計システムを使用し続けたまま内部統制監査に耐えうる会計データなどの文書保管方法及び文書保管システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の文書保管方法は、被監査企業に設置された情報端末から内部統制監査の対象となる会計帳票データなどの文書データを受信して保管文書保管システムにおける文書データ保管方法であって、
前記被監査企業の情報端末から暗号化された監査対象の文書データを被監査企業の電子署名付で受信する第1のステップと、
受信した文書データの電子署名により当該受信データの送信元を確認した後、復号し、予め設定されたフォーマットの文書データに変換の後、被監査企業毎に月毎に仕分けしてデータベースに保管する第2のステップと、
被監査企業の監査を行う監査法人の情報端末からの要求に応じて、前記データベースに保管した被監査企業の監査対象データを送信する第3のステップと、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る文書保管システムは、被監査企業に設置された情報端末から内部統制監査の対象となる会計帳票データなどの文書データを受信して保管文書保管システムにおける文書データ保管システムであって、
前記被監査企業の情報端末から暗号化された監査対象の文書データを被監査企業の電子署名付で受信する第1の手段と、
受信した文書データの電子署名により当該受信データの送信元を確認した後、復号し、予め設定されたフォーマットの文書データに変換の後、被監査企業毎に月毎に仕分けしてデータベースに保管する第2の手段と、
被監査企業の監査を行う監査法人の情報端末からの要求に応じて、前記データベースに保管した被監査企業の監査対象文書データを送信する第3の手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る文書保管システムは、前記データベースに保管する被監査企業の監査対象文書データを被監査企業が監査を依頼した監査法人に所属する監査人のみが参照可能にする第4の手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る文書保管システムは、前記データベースに保管する被監査企業の監査対象文書データを予め設定された所定のタクソノミに合わせたマークアップ言語に変換して格納する第5の手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、企業がこれまで使用してきた会計システムをそのまま使用したまま、財務諸表データなどの監査対象文書データが内部統制されていることを証明することができる。
被監査企業は、月毎に会計システムなどから出力される各種帳票データを電子データのまま確保し、また前月分の訂正情報を電子データとし、文書保管を行う装置に送信することで、会計データに対して統制されていない変更がないことを確保することができるようになる。
また、被監査企業がこれまで使用してきたメール、Web等の通信手段をそのまま用い、電子署名及び暗号化により、否認・なりすましに対し署名により本人である事を断定でき、改ざんに対しメッセージダイジェストにより検出でき、さらに盗聴に対し暗号化技術により解読できないという公証が実現できる。
また、被監査企業及び被監査企業が監査を依頼した監査法人に所属する監査人に対してのみ参照のみの許可を与えることで、非改ざん性を証明できるようになる。
さらに、被監査企業がこれまで使用してきた会計システムをそのまま使用したままで、保管前に指定のタクソノミに合わせたマークアップ言語にデータ変換されることにより、財務諸表公開のためのデータを編集する他処理装置へのデータ提供が行えるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。
図1に示す文書保管システムは、複数の企業端末10A〜10C、複数の監査法人端末12A〜12Cを備え、これら企業端末10A〜10C、監査法人端末12A〜12Cがネットワーク11を介して接続される文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14、文書保管サーバ15を備えている。
企業端末10A〜10Cは、監査を受けたい企業の担当部署に設置される情報端末である。
監査法人端末12A〜12Cは、監査法人の担当部署に設置される情報端末である。
文書受付サーバ13は、複数の企業端末10A〜10Cからの月毎会計帳票データをネットワーク11を介して受信し、その電子署名の内容を電子認証局19、時刻認証局20を参照することで確認後、文書分類・変換サーバ14に送信する。
文書分類・変換サーバ14は、企業コードデータベース16、帳票コードデータベース17、変換方法データベース18を参照し、各被監査企業における暗号化された月毎会計帳票データを復号し、解凍し、指定のタクソノミに変換した後、被監査企業毎に仕分け情報を付加して文書保管サーバ15に送信する。
文書保管サーバ15は、複数の企業端末10A〜10Cと複数の監査法人端末12A〜12Cとの間で、被監査企業と依頼された監査法人のみに参照のみの機能を提供する情報参照機能と、財務諸表公開のためのデータ編集を行う決算データ編集処理装置21へのデータ送信機能を備えている。
図2は、企業端末10A〜10Cの内部構成の一例を示すブロック図であり、CPU101、入力装置を構成するキーボード102及びマウス103、表示装置104、内部メモリ105、外部記憶装置107を備え、内部メモリ105にはプログラム群106としてWWWブラウザ1061、電子メールプログラム1062、電子署名対応文書フォーマットビューア1063が記憶されている。
また、外部記憶装置107には、図3に例示するように、月毎の会計帳票データ10711、前月訂正情報10712、電子証明書1072などが格納されている。
図4は、監査法人端末12A〜12Cの内部構成の一例を示すブロック図であり、CPU121、入力装置を構成するキーボード122及びマウス123、表示装置124、内部メモリ125、外部記憶装置127を備え、内部メモリ125にはプログラム群126としてWWWブラウザ1261、電子メールプログラム1263が記憶されている。
また、外部記憶装置127には、図5に例示するように、監査依頼元である被監査企業の会計情報について、過去の決算ごとの会計情報及び監査対象期あるいは四半期現在においての期・四半期締めを行った被監査企業会計情報1271が設けられている。
図6は、文書受付サーバ13の内部構成の一例を示すブロック図であり、CPU131、入力装置を構成するキーボード132及びマウス133、表示装置134、内部メモリ135を備え、内部メモリ135には文書受付プログラム136、電子署名可能フォーマット封筒作成プログラム137が記憶されている。
この文書受付プログラム136は、電子メール受付部1361、電子メール送信部1362、WWW情報受付部1363、電子署名確認部1364、変換前データ送信部1365から構成されている。
電子署名可能フォーマット封筒作成プログラム137は、電子署名可能フォーマット封筒作成部1371から構成されている。
図7は、文書分類・変換サーバ14の内部構成の一例を示すブロック図であり、CPU141、入力装置を構成するキーボード142及びマウス143、表示装置144、内部メモリ145を備え、内部メモリ145には復号プログラム146、解凍プログラム147、分類プログラム148、変換プログラム149が記憶されている。
この復号プログラム146は、変換前データ受付部1461、暗号方式確認部1462、復号部1463から構成されている。
解凍プログラム147は、圧縮方式確認部1471、解凍部1472から構成されている。
分類プログラム148は、企業コード確認部1481、帳票コード確認部1482、変換方法確認部1483、仕分けデータ送信部1484、企業コード登録部1485、帳票コード登録部1486から構成されている。
変換プログラム149は、変換部1491、変換後データ送信部1492、変換方式登録部1493から構成されている。
図8は、文書保管サーバ15の内部構成の一例を示すブロック図であり、CPU151、入力装置を構成するキーボード152及びマウス153、表示装置154、内部メモリ155を備え、内部メモリ155には文書保管プログラム156、文書公開プログラム157が記憶されている。
この文書保管プログラム156は、仕分けデータ受信部1561、変換後データ受信部1562、データ格納部1563から構成されている。
データ公開プログラム157は、利用者権限制御部1571、ログインログアウト制御部1572、リクエストデータ送出部1573、編集前データ送出部1574、利用者ログ取得部1575から構成されている。
文書受付サーバ13に接続されている企業コードデータベース16には、図9に例示するように、資金の調達を要請した企業のコードと企業情報が格納される。この企業情報は、企業名162、連絡先電子メールアドレス163、電話番号164、担当者165、利用タクソノミコード166等で構成され、企業登録ID161が付されて記憶されるようになっている。この企業情報は、企業単位に記憶される。
また、文書分類・変換サーバ14に接続された帳票コードデータベース17には、図10に例示するように、会計システムから出力される帳票のコードが格納される。この帳票コード情報は、帳票コード172、帳票名173、出力元会計システム名174、出力元会計システムバージョン番号175等で構成され、登録ID171が付されて帳票単位に記憶される。
また、文書分類・変換サーバ14に接続された変換方式データベース18には、図11に例示するように、文書受付サーバ13から登録した変換前帳票コード181、変換後タクソノミコード182、タクソノミフォーマット183が格納されている。
すなわち、あらかじめ登録した企業コード、帳票コード、変換方式にもとづいて月毎の会計データが変換されたのち、振り分けされて登録される。
図12は、図1の文書分類・変換サーバ14の変換プログラム149の機能を示したものである。
変換プログラム149は、変換部1491、企業コードデータベース16、帳票コードデータベース17、及び変換方式データベース18を備える。
企業コードデータベース16、帳票コードデータベース17は、企業端末10A〜10Cで使用している各種の電子データのフォーマットを示す情報である。
変換方式データベース18は、企業端末10A〜10Cで使用している各種の電子データの変換後フォーマットを示す情報である。
企業端末の会計帳票データ1071は、各企業で使用している会計ソフトのフォーマットで表現された各種のデータ(例えば、仕訳伝票、日計表、貸借対照表、或いは損益計算書など)である。
被監査企業の会計情報1271は、データ金庫仕様のフォーマットで表現された各種のデータであり、XBRLで表現される。
変換部1491は、入力された企業端末の会計帳票データ1071を企業コードデータベース16、帳票コードデータベース17、変換方式データベース18を利用してデータ金庫仕様の被監査企業の会計情報1271に変換し、変換データ送信部1492に出力する。
変換データ送信部1492は、入力された被監査企業の会計情報1271を文書保管サーバ15に出力する。
変換方式登録部1493は、変換方式データベース18に変換前帳票コード181、変換後タクソノミコード182、タクソノミフォーマット183を登録・編集できる。
以下、上記構成において、企業端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データの送信を行い、文書保管サーバ15に登録するまでの流れを説明する。
図13は、企業端末10A〜10Cが設置されている各被監査企業において、月毎の会計帳票データを文書受付サーバ13に送信するまでの処理手順を示すフローチャートである。
まず、文書受付サーバ13にて、過去に受け取った当該企業の月毎の文書からハッシュ値を生成する(ステップS1201)。
ステップS1201で作成したハッシュ値を格納した電子署名対応文書フォーマット封筒138を各被監査企業毎に作成し、各被監査企業の企業端末10A〜10Cに対してメール送信する(ステップS1202,S1203)。
各被監査企業に設置されている情報端末10A〜10Cは電子署名対応文書フォーマット封筒138が添付されているメールを受信する(ステップS1204)。
次に、各被監査企業の情報端末10A〜10Cにて会計システムから月毎の会計帳票データを取得する(ステップS1205)。
続いて各被監査企業にて前月分訂正情報を電子文書として情報端末10A〜10C内に作成、格納する(ステップS1206)。
情報端末10A〜10Cでは、電子署名対応文書フォーマットビューア1063にて電子署名対応文書フォーマット封筒138を開き、電子署名対応文書フォーマット封筒138に月毎の会計帳票データに当月分の月毎の会計帳票データを封入、前月分訂正情報を封入し、電子署名する。このとき、電子署名に使用される電子証明書1072は電子認証局19に証明され、電子署名対応文書フォーマットビューア1063により時刻認証局20から署名日時を得て電子署名として電子署名対応文書フォーマット封筒138に刻印される(ステップS1207,S1208,S1209)。
情報端末10A〜10Cでは、S1208までで作成された電子署名対応文書フォーマット封筒138を、電子メール1062あるいはWWWブラウザ1061にて文書受付サーバ13に送付する(ステップS1210,S1211)。
図14は、文書受付サーバ13における、被監査企業の情報端末10A〜10Cより受け付けた電子署名対応文書フォーマット封筒138の真正性確認から文書分類・変換サーバ14への引渡しの処理手順を示すフローチャートである。
まず、被監査企業の情報端末10A〜10Cより受け付けた電子署名対応文書フォーマット封筒138を電子メール受付部1361あるいはWWW情報受付部1363にて受信する。電子署名確認部1364にて、電子署名対応文書フォーマット封筒138の電子署名と時刻打刻内容をそれぞれ電子認証局19及び時刻認証局20に照会し確認する(ステップS1301,S1302,S1303)。
署名内容にしたがって変換前データ送信部1365から文書分類・受付サーバ14の変換前データ受付部1461に変換前データを送る(ステップS1304)。
図15は、文書分類・変換サーバ14による被監査企業ごとの電子署名対応文書フォーマット封筒138への復号、解凍、帳票データ抽出、帳票データ分類とマークアップ言語へのデータ変換、文書保管サーバ15へのデータ引渡しの手順を示すフローチャートである。
文書受付サーバ13の変換前データ送信部1368から復号プログラム146に含まれる、変換前データ受付部1461にて変換前データを受け付け、暗号方式確認部1462により暗号方式を確認し、その暗号内容にしたがって復号部1463により復号を行う(ステップS1401,S1402,S1403)。
続いて、解凍プログラム147が圧縮方式確認部1471により圧縮方式を確認し、解凍部1472にて解凍する(ステップS1404,S1405)。
つぎに、分類プログラム148の企業コード確認部1481が、電子署名対応文書フォーマット封筒138と企業コードデータベース16から被監査企業の企業コード161及び利用タクソノミコード166などを取得する。帳票コード確認部1482にて帳票コードデータベース17から企業コード161に該当する帳票コード172などを取得する。
変換方法確認部1483にて利用タクソノミコード166、帳票コード172などから変換後タクソノミコード181などを取得する(ステップS1406,S1407,S1408)。
仕分けデータ送信部1484から文書保管サーバ15の文書保管プログラム156の仕分けデータ受信部1561にデータを送る(ステップS1409)。
図16は、文書保管サーバ15による被監査企業ごとの保管手順を示すフローチャートである。
前述のS1406,S1407,S1408などで取得した変換条件を元に文書保管サーバ15に保管されている変換前データに対して変換プログラム149の変換部1491がデータフォーマット変換を行い、変換後データ送信部1492から文書保管サーバ15の文書保管プログラム156の変換後データ受信部1562に変換後データを送る(ステップS1501,S1502)。
文書分類・変換サーバ14の仕分けデータ送信部1484から送られる変換前データを被監査企業ごとに仕分けて格納する(ステップS1503)。
文書分類・変換サーバ14の変換後データ送信部1492から送られる変換後データを被監査企業ごとに格納する(ステップS1504)。
図17は、文書保管サーバ15に登録した被監査企業の月毎会計帳票データを該被監査企業により監査委託される監査法人に所属する監査人に公開する手順を示すフローチャートである。
監査法人における監査人は、監査法人端末12A〜12CにおいてWWWブラウザ1261を起動し、文書保管サーバ15のデータ公開プログラム157が開設している会計帳票データ情報公開ページへのアクセス操作を行う。
資金調達情報公開ページへのアクセス操作が行われたならば、WWWブラウザ1261は資金調達情報公開ページへネットワーク11を介してアクセスする(ステップS1601,S1602)。
このアクセス操作に対し、文書保管プログラム156の構成要素であるログインログアウト制御部1572及び利用者権限制御部1571が連携してアクセス操作が正当と認められる場合のみログイン処理を行う。アクセス操作が正当と認められない場合は拒否画面を表示する(ステップS1603)。
ログイン後、利用者権限制御部1571に制御された範囲の情報参照を許可し、リクエストデータ送出部1573によりWWWブラウザ1261に対してネットワーク11を介して会計帳票データ情報の表示を行う(ステップS1604,1605、1606)。
WWWブラウザ1261における一定の無操作時間経過後、またはWWWブラウザ1261によるログアウト操作後、ログインログアウト制御部1572によるログアウト処理を行う(ステップS1607,1608)。
上記ステップS1601〜S1608の全てにおいて、利用者ログ取得部1575にて利用ログ22が取得される。利用者ログ取得部1575は、時刻とログとして書き込む文章からハッシュ値を生成し、各ログとして書き込む文章末尾に付加して利用ログ22に書き込む。
利用ログ22は、監査法人端末12A〜12Cから利用者ログ参照部1576を通じて当該被監査企業分の操作情報を参照可能であり、監査に利用される。
図18は、文書保管サーバ15に登録した被監査企業の月毎会計帳票データを該被監査企業及び該被監査企業により監査委託される監査法人に所属する監査人に公開する手順を示すフローチャート図である。
被監査企業においてIDを付与された操作者は、企業端末10A〜10CにおいてWWWブラウザ1061を起動し、文書保管サーバ15の文書公開プログラム157が開設している会計帳票データ情報公開ページへのアクセス操作を行う。
会計帳票データ情報公開ページへのアクセス操作が行われたならば、WWWブラウザ1061は会計帳票データ情報公開ページへネットワーク11を介してアクセスする(ステップS1701,S1702)。
このアクセス操作に対し、文書公開プログラム157の構成要素であるログインログアウト制御部1572及び利用者権限制御部1571が連携してアクセス操作が正当と認められる場合のみログイン処理を行う。アクセス操作が正当と認められない場合は拒否画面を表示する(ステップS1703)。
ログイン後、利用者権限制御部1571に制御された範囲の情報参照を許可し、リクエストデータ送出部1573によりWWWブラウザ1061に対してネットワーク11を介して会計帳票データ情報の表示を行う(ステップS1704,S1705、S1706)。
データ公開プログラム157のリクエストデータ送出部1573にて決算データ編集処理装置21に対する編集前データ送出要求を受信した場合、編集前データ送出部1574によって決算データ編集処理装置21に対してデータ送信が行われる(ステップS1707,S1708)。
WWWブラウザ1061における一定の無操作時間経過後、またはWWWブラウザ1261によるログアウト操作後、ログインログアウト制御部1572によるログアウト処理を行う(ステップS1709、1710)。
上記ステップS1701〜S1710の全てにおいて、利用者ログ取得部1575にて利用ログ22が取得される。
図19は、月毎の会計帳票データ文書保管から四半期、半期、年単位の決算毎の処理を示すシーケンス図である。
1会計年度の一ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データを受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1801)。
1会計年度の2ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され、該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1802)。
1会計年度の3ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され、該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1803)。
第一四半期経過後、四半期決算を行う被監査企業の場合、監査法人から文書保管サーバ15に対して1ヶ月目〜3ヶ月目の会計帳票データの照会が行われ、監査情報として利用される(ステップS1804)。
1会計年度の4ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1805)。
1会計年度の5ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1806)。
1会計年度の6ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1807)。
第二四半期経過後、半期決算及び四半期決算を行う被監査企業の場合、監査法人から文書保管サーバ15に対して1ヶ月目〜3ヶ月目及び4ヶ月目〜6ヶ月目の会計帳票データの照会が行われ、監査情報として利用される(ステップS1808)。
1会計年度の7ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1809)。
1会計年度の8ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1810)。
1会計年度の9ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1811)。
第三四半期経過後、四半期決算を行う被監査企業の場合、監査法人から文書保管サーバ15に対して1ヶ月目〜6ヶ月目及び7ヶ月目〜9ヶ月目の会計帳票データの照会が行われ、監査情報として利用される(ステップS1812)。
1会計年度の10ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1813)。
1会計年度の11ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1814)。
1会計年度の12ヶ月目、被監査企業に設置された情報端末10A〜10Cから月毎の会計帳票データ及び前月訂正情報を受け取り、文書受付サーバ13、文書分類・変換サーバ14を経て文書保管サーバ15に保管され該被監査企業及び該被監査企業から監査委託された監査法人に対して公開される(ステップS1815)。
第四四半期経過後、年次決算、半期決算、四半期決算を行う被監査企業の場合、監査法人から文書保管サーバ15に対して1ヶ月目〜6ヶ月目及び7ヶ月目〜9ヶ月目、10ヶ月目〜12ヶ月目の会計帳票データの照会が行われ、監査情報として利用される(ステップS1816)。
本発明の一実施の形態を示すシステム構成図である。 企業端末の内部構成の一例を示すブロック図である。 企業端末の外部記憶装置内に格納される会計帳票データ、電子証明書を示す図である。 監査法人端末の内部構成の一例を示すブロック図である。 監査法人端末の外部記憶装置内に格納される被監査企業の会計帳票データ示す図である。 文書受付サーバの内部構成の一例を示すブロック図である。 文書分類・変換サーバの内部構成の一例を示すブロック図である。 文書保管サーバの内部構成の一例を示すブロック図である。 文書分類・保管サーバの企業コードデータベースに格納される被監査企業情報を示す図である。 文書分類・保管サーバの帳票コードデータベースに格納される被監査企業の帳票情報を示す図である。 文書分類・保管サーバの変換方法データベースに格納される被監査企業の利用タクソノミを示す図である。 文書分類・保管サーバで月毎の会計帳票データを格納する被監査企業の会計情報フォーマットに変換するデータ変換機能を示す図である。 月毎の会計帳票データの送信から文書受付サーバにて受付するための処理手順を示すフローチャートである。 文書受付サーバにおける受付から文書分類・変換サーバに引き渡すまでの処理を示すフローチャートである。 文書分類・変換サーバによる復号、解凍、帳票データ抽出、帳票データ分類、マークアップ言語へのデータ変換及びデータ保管サーバへのデータ引渡しを示すフローチャートである。 文書保管サーバによる被監査企業ごとの保管手順を示すフローチャートである。 監査法人に対し文書保管サーバに保管されている会計帳票データの公開処理手順を示すフローチャートである。 被監査企業に対し文書保管サーバに保管されている会計帳票データの公開処理手順を示すフローチャートである。 月毎の会計帳票データの文書保管から四半期、半期、年単位の決算毎の処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
10A〜10C 企業端末
11 ネットワーク
12A〜12C 監査法人端末
13 文書受付サーバ
14 文書分類・変換サーバ
15 文書保管サーバ
16 企業コードデータベース
17 帳票コードデータベース
18 変換方法データベース
19 電子認証局
20 時刻認証局
21 決算データ編集処理装置
22 利用ログ

Claims (4)

  1. 被監査企業に設置された情報端末から内部統制監査の対象となる会計帳票データなどの文書データを受信して保管文書保管システムにおける文書データ保管方法であって、
    前記被監査企業の情報端末から暗号化された監査対象の文書データを被監査企業の電子署名付で受信する第1のステップと、
    受信した文書データの電子署名により当該受信データの送信元を確認した後、復号し、予め設定されたフォーマットの文書データに変換の後、被監査企業毎に月毎に仕分けしてデータベースに保管する第2のステップと、
    被監査企業の監査を行う監査法人の情報端末からの要求に応じて、前記データベースに保管した被監査企業の監査対象データを送信する第3のステップと、
    を備えることを特徴とする文書データ保管方法。
  2. 被監査企業に設置された情報端末から内部統制監査の対象となる会計帳票データなどの文書データを受信して保管文書保管システムにおける文書データ保管システムであって、
    前記被監査企業の情報端末から暗号化された監査対象の文書データを被監査企業の電子署名付で受信する第1の手段と、
    受信した文書データの電子署名により当該受信データの送信元を確認した後、復号し、予め設定されたフォーマットの文書データに変換の後、被監査企業毎に月毎に仕分けしてデータベースに保管する第2の手段と、
    被監査企業の監査を行う監査法人の情報端末からの要求に応じて、前記データベースに保管した被監査企業の監査対象文書データを送信する第3の手段と、
    を備えることを特徴とする文書データ保管システム。
  3. 前記データベースに保管する被監査企業の監査対象文書データを被監査企業が監査を依頼した監査法人に所属する監査人のみが参照可能にする第4の手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の文書データ保管システム。
  4. 前記データベースに保管する被監査企業の監査対象文書データを予め設定された所定のタクソノミに合わせたマークアップ言語に変換して格納する第5の手段を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の文書データ保管システム。
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