JP2005310037A - 貿易文書管理システムおよび貿易文書管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】船荷証券の生成および貿易文書と信用状との照合を行う。
【解決手段】
貿易文書管理システムは、貿易文書データを受信する貿易文書受信部と、貿易文書データと船荷証券データとの対応を記憶する貿易文書項目データベースと、貿易文書データと貿易文書項目データベースとに基づき船荷証券データを生成する船荷証券生成部とを備える。また、貿易文書管理システムは、信用状データを記憶する信用状記憶部と、貿易文書データおよび船荷証券データを記憶する貿易文書記憶部と、信用状データと貿易文書データとの対応を記憶する貿易文書照合データベースと、貿易文書データの識別子が設定された荷為替手形の買取依頼データを受信する買取依頼受信部と、買取依頼データに設定されている識別子が示す貿易文書データと信用状データとを貿易文書照合データベースに基づいて照合する貿易文書照合部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、輸出業務に伴う文書を管理するための、貿易文書管理システムおよび貿易文書管理方法に関する。
輸出業務においては、様々な文書が関係者間で取り交わされている。図24は、船舶にて商品を輸出する際の一般的な流れを示す図である。
まず、輸出業者と輸入業者との間で商品取引の契約が締結される。輸入業者は、輸入地にある金融機関(以後、「輸入地金融機関」と称する)に信用状(Letter of Credit:L/C)の開設を申し込む。信用状は商品代金の支払いを輸入地金融機関が保証するものである。
輸出業者は輸出地にある金融機関(以後、「輸出地金融機関」と称する)を経由して信用状を受け取ると、送り状(Invoice:I/V)、船積指示書(Shipping Instruction:S/I)等の貿易文書を作成する。そして、輸出業者は作成した貿易文書を運送人に渡して船積みの指示を行う。運送人は受領した貿易文書に基づいて商品の受け取りまたは船積みの確認を行い、陸揚港において輸入業者が商品を引き取る際に必要な有価証券である船荷証券(Bill of Lading:B/L)を作成する。
その後、輸出業者は船荷証券を含む貿易文書を輸出地金融機関に持ち込んで荷為替手形を振り出す。輸入業者は当該荷為替手形の代金を支払うことで、船荷証券を含む貿易文書を受け取ることができる。
また、輸出業者は、荷為替手形を振り出す際に船荷証券を含む貿易文書一式に買い取り依頼書を添付して輸出地金融機関に提出する。そして、輸出地金融機関は信用状の記載事項と貿易文書の記載事項とを照合し、照合結果が所定の条件に合致していれば、当該荷為替手形を買い取る。これにより、輸出業者は商品代金を回収することができる。
非特許文献1には、輸出業者における貿易文書の作成を電子的に行うサービスが開示されている。
三井住友銀行,"Global e-Tradeサービス",[online],[平成16年3月30日検索],インターネット<URL:http://www.smbc.co.jp/hojin/eb/e-trade/index.html>
しかし、非特許文献1に開示されているサービスでは、運送人における船荷証券の作成を行うことはできない。船荷証券の作成過程は、送り状や船積指示書等の貿易文書に記載されている要素の組合せおよび転記作業であり、多大な作業工数を要する。
また、輸出地金融機関が荷為替手形を買い取る際に行う貿易文書と信用状との照合は目視で行われている。そのため、記載事項の不一致による輸出業者への貿易文書の差し戻しが頻繁に発生し、荷為替手形の買い取りに至るまでに多大な作業工数を要している。
そこで本発明の目的は、船荷証券の生成および貿易文書と信用状との照合を行う貿易文書管理システムおよび貿易文書管理方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明はクライアント装置から各種貿易文書データを受信し、これに基づいて船荷証券データを生成する。また、本発明には、貿易文書データと信用状の照合を行うことも含まれる。
上記目的を達成するための本発明のうち請求項1に記載の発明は、輸出業務を管理する貿易文書管理システムであって、通信可能に接続されるクライアント装置から輸出業務において必要となる送り状データ、梱包明細書データ、及び船積指示書データを含む貿易文書データを受信する貿易文書受信部と、前記貿易文書データと船荷証券データとの対応を記憶する貿易文書項目データベースと、前記貿易文書データと前記貿易文書項目データベースとに基づき前記船荷証券データを生成する船荷証券生成部と、を備えることとする。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の貿易文書管理システムであって、前記貿易文書項目データベースには、前記船荷証券データのXBRL形式の項目が記憶されており、前記船荷証券生成部が生成する前記船荷証券データはXBRL形式であることとする。
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の貿易文書管理システムであって、前記貿易文書データのデータ形式を受け付けるデータ形式指定部を備え、前記船荷証券生成部は、前記船荷証券データを生成する際に、前記データ形式指定部が受け付けたデータ形式に基づいて前記貿易文書データを参照することとする。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の貿易文書管理システムであって、前記船荷証券生成部により生成された前記船荷証券データを所定の形式に変換して所定の出力装置に出力する船荷証券出力部を備えることとする。
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、輸出業務を管理する貿易文書管理システムであって、信用状データを記憶する信用状記憶部と、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、及び船荷証券データを含む貿易文書データを記憶する貿易文書記憶部と、前記信用状データと前記貿易文書データとの対応を記憶する貿易文書照合データベースと、通信可能に接続されるクライアント装置から前記貿易文書データの識別子が設定された荷為替手形の買取依頼データを受信する買取依頼受信部と、前記貿易文書記憶部に記憶されている前記買取依頼データに設定されている識別子が示す前記貿易文書データと、前記信用状データ記憶部に記憶されている前記信用状データとを前記貿易文書照合データベースに基づいて照合し、照合した結果を前記クライアント装置に送信する貿易文書照合部と、を備えることとする。
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の貿易文書管理システムであって、前記信用状記憶部に記憶されている前記信用状データおよび前記貿易文書記憶部に記憶されている前記貿易文書データがXBRL形式であることとする。
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の貿易文書管理システムであって、通信可能に接続されるクライアント装置から前記信用状データの識別子が設定された信用状取得要求を受信する信用状取得要求受信部と、前記信用状記憶部に記憶されている前記信用状取得要求に設定されている識別子が示す前記信用状データを前記クライアント装置に送信する信用状送信部と、を備えることとする。
また、本発明のうち請求項8に記載の発明は、輸出業務に伴う文書の管理を、送り状データ、梱包明細書データ、及び船積指示書データを含む貿易文書データと、船荷証券データとの対応を記憶する貿易文書項目データベースを備える情報処理装置により行う貿易文書管理方法であって、前記情報処理装置が、通信可能に接続されるクライアント装置から前記貿易文書データを受信し、前記貿易文書データと前記貿易文書項目データベースとに基づき前記船荷証券データを生成することとする。
また、本発明のうち請求項9に記載の発明は、輸出業務に伴う文書の管理を、信用状データを記憶する信用状記憶部と、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、及び船荷証券データを含む貿易文書データを記憶する貿易文書記憶部と、前記信用状データと前記貿易文書データとの対応を記憶する貿易文書照合データベースと、を備える情報処理装置により行う貿易文書管理方法であって、前記情報処理装置が、通信可能に接続されるクライアント装置から前記貿易文書データの識別子が設定された荷為替手形の買取依頼データを受信し、前記貿易文書記憶部に記憶されている前記買取依頼データに設定されている識別子が示す前記貿易文書データと、前記信用状データ記憶部に記憶されている前記信用状データとを前記貿易文書照合データベースに基づいて照合し、照合した結果を前記クライアント装置に送信することとする。
船荷証券の生成および貿易文書と信用状との照合を行う貿易文書管理システムおよび貿易文書管理方法を提供することができる。
==システム構成==
図1は、本発明の一実施形態である貿易文書管理システムを含んで構成される情報処理システムの全体構成を示す図である。
輸出地金融機関には、貿易文書管理システム10および外国為替業務システム11が構築されている。貿易文書管理システム10は、輸出業者が商品を輸出する際に必要となる貿易文書を管理するためのシステムである。また、外国為替業務システム11は、外国為替業務取引の勘定記帳や、海外への送金等を行うシステムである。
輸出業者の輸出業者PC(クライアント装置)12は、インターネット等のネットワークを介して貿易文書管理システム10および外国為替業務システム11と通信可能に接続されている。また、輸入地金融機関に構築されている輸入地金融機関システム13は、SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecomunication)を用いて外国為替業務システム11と通信可能に接続されている。
貿易文書管理システム10は、信用状受信部20、信用状変換部21、貿易文書受信部30、データ形式指定部31、貿易文書変換部32、船荷証券生成部33、船荷証券出力部34、貿易文書項目データベース40、買取依頼受信部50、貿易文書照合部51、買取依頼送信部52、貿易文書照合データベース53、買取データ受信部60、買取データ照会要求受信部61、買取データ送信部62、信用状取得要求受信部70、信用状送信部71、認証データベース80、貿易文書データベース90を含んで構成されている。また、貿易文書データベース90は、信用状記憶部91、貿易文書記憶部92、買取データ記憶部93を備えている。
輸出業者と輸入業者との間で商品取引の契約が締結されると、輸入業者は輸入業者PC14を用いて輸入地金融機関システム13に信用状の開設依頼を送信する。輸入地金融機関において信用状が開設されると、信用状の内容を示す信用状データが輸入地金融機関システム13から輸出地金融機関の外国為替業務システム11に送信される。外国為替業務システム11は、信用状が到着したことの通知を電子メール等を用いて輸出業者PC12に送信する。さらに、外国為替業務システム11は、当該信用状データを貿易文書管理システム10に送信する。
貿易文書管理システム10の信用状受信部20は、外国為替業務システム11から送信されてくる信用状データを受信する。信用状変換部21は、貿易文書項目データベース40に登録されている内容に従って信用状データをXBRL形式に変換する。そして、XBRL形式に変換された信用状データは信用状記憶部91に記憶される。
輸出業者は、信用状の到着通知を受信すると、輸出業務において必要となる貿易文書の電子データを作成する。この貿易文書には送り状、梱包明細書、及び船積指示書が含まれる。そして、輸出業者は、これら貿易文書の電子データである送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データを含む貿易文書データを輸出業者PC12を用いて貿易文書管理システム10に送信する。なお、輸出業者における当該貿易文書管理システム10への対応を容易にするため、貿易文書データのデータ形式は数種類用意されている。例えば、Word(登録商標)のデータ形式であるDOC形式、Excel(登録商標)のデータ形式であるXLS形式、CSV(Comma Separated Values)形式などである。
貿易文書管理システム10の貿易文書受信部30は、輸出業者PC12から送信されてくる貿易文書データを受信する。そして、貿易文書変換部32は、貿易文書データをデータ形式指定部31が指定するデータ形式の電子データとして参照し、貿易文書項目データベース40に登録されている内容に従ってXBRL形式に変換する。XBRL形式に変換された貿易文書データは、貿易文書記憶部92に記憶される。また、船荷証券生成部33は、貿易文書データをデータ形式指定部31が指定するデータ形式の電子データとして参照し、貿易文書項目データベース40に登録されている内容に従ってXBRL形式の船荷証券データを生成する。そして、生成された船荷証券データは、貿易文書記憶部92に記憶される。船荷証券出力部34は、船荷証券生成部33により生成された船荷証券データの内容をディスプレイ等に出力する機能を備えている。
前述したように、貿易文書項目データベース40には、外国為替業務システム11から受信する信用状データおよび輸出業者PC12から受信する貿易文書データをXBRL形式に変換するための対応が登録されている。また、輸出業者PC12から受信する貿易文書データのデータ項目と船荷証券データのデータ項目との対応も貿易文書項目データベースに登録されている。
買取依頼受信部50は、輸出業者PC12から送信される買取依頼データを受信する。買取依頼データは、輸出業者が振り出す荷為替手形の買い取り依頼を示すデータであり、荷為替手形の対象となる貿易文書データを識別するための識別子が設定されている。そして、貿易文書照合データベース53には、信用状記憶部91に記憶されている信用状データのデータ項目と貿易文書記憶部92に記憶されている船荷証券データを含む貿易文書データのデータ項目との対応が登録されている。貿易文書照合部51は、買取依頼データに設定されている識別子に基づき信用状記憶部91に記憶されている信用状データと貿易文書記憶部92に記憶されている船荷証券データを含む貿易文書データとを参照する。そして、貿易文書照合部51は、貿易文書照合データベース53に登録されている内容に従って信用状データと貿易文書データとを照合する。信用状データと貿易文書データとの照合結果が所定の条件に合致している場合のみ、買取依頼送信部52は当該荷為替手形の買取処理を依頼する買取依頼データを外国為替業務システム11に送信する。
外国為替業務システム11は荷為替手形の買取処理を実行すると、為替番号、決済日、決済金額、船荷証券の所有権移転に関する管理データ等を含む買取データを貿易文書管理システム10に送信する。
貿易文書管理システム10の買取データ受信部60は、外国為替業務システム11から送信されてくる買取データを受信する。そして、当該買取データは買取データ記憶部93に記憶される。買取データ照会要求受信部61は、輸出業者PC12から、買取データ記憶部93に記憶されている買取データの照会要求を受信する。当該照会要求には、荷為替手形の為替番号が設定されている。買取データ送信部62は、買取データ記憶部93に記憶されている買取データを参照し、当該照会要求の送信元に送信する。
信用状取得要求受信部70は、輸出業者PC12から信用状記憶部91に記憶されている信用状データの取得要求を受信する。当該取得要求には、信用状データの識別子が設定されている。なお、輸入業者PC14が貿易文書管理システム10と通信可能に接続されている場合は、信用状取得要求受信部70は輸入業者PC14から信用状データの取得要求を受信することとしてもよい。信用状送信部71は、当該識別子が設定されている信用状データを信用状記憶部91から取得し、当該取得要求の送信元に送信する。
認証データベース80には、輸出業者PC12が貿易文書管理システム10に接続する際のユーザIDやパスワード等のログイン情報が記憶されている。
==ハードウェア構成==
図2は、貿易文書管理システム10が実装されている情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置100は、CPU101、メモリ102、記憶装置103、ディスプレイ(出力装置)104、通信インタフェース105、入力装置106を含んで構成される。
記憶装置103は、例えばハードディスクドライブである。記憶装置103に記憶されているプログラムがメモリ102に順次格納され、CPU101がそのプログラムを実行することにより、様々な機能が実現される。
通信インタフェース105は、ネットワークを介して輸出業者PC12や輸入地金融機関システム13等とデータの送受信を行うためのインタフェースである。入力装置106は、キーボードやマウス等の入力装置である。
貿易文書管理システム10の各部20〜93は、情報処理装置100が備えるハードウェアおよびCPU101が実行するプログラムにより実現される。
==データ構造==
次に、貿易文書データや信用状データ等のデータ構造を示す。図3は、送り状データを示す図である。送り状データには、送り状の識別子である「INVOICE No.」、送り状に対応する信用状の識別子である「L/C No.」、輸出する商品の数量や金額に関する情報等が設定されている。図4は、梱包明細書データを示す図である。梱包明細書データには、梱包明細書の識別子である「P/L No.」、「INVOICE No.」、「L/C No.」等が設定されている。図5は、船積指示書データを示す図である。船積指示書データには、「INVOICE No.」や「P/L No.」に加え、通関や船積に関する指示事項等が設定されている。図6は、船荷証券データを示す図である。船荷証券データには、船荷証券の識別子である「B/L No.」に加え、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データから転記または生成される様々な項目が設定されている。
図7は、信用状データを示す図である。信用状データには、信用状の識別子である「L/C No.」や信用状を開設した金融機関の情報等が設定されている。図8および図9は、荷為替手形の買取データに含まれる輸出手形データおよび為替予約明細データである。
また、図10は、認証データベース80に記憶されている会員データのデータ構造を示す図である。会員データは、会員を識別するためのユーザID、各会員がネットワークを介して貿易文書管理システム10にアクセスするときに用いるパスワード、連絡先としてのメールアドレス、アクセス権限等を含む。アクセス権限は、貿易文書管理システム10にアクセスするとき、そのアクセスが許容されるか否かを示す。アクセス権限には閲覧、データ入力、データ更新、データ取得などの種別がある。
==画面遷移==
次に、貿易文書管理システム10が提供する画面について説明する。図11は、輸出業者PC12が貿易文書管理システム10に接続する際のログイン画面110を示す図である。ログイン画面110には、ユーザIDの入力エリア111、パスワードの入力エリア112、ログイン処理の実行を指示するログインボタン113が設けられている。ログインボタン113が押下されると、入力エリア111,112に入力されたログイン情報であるユーザIDおよびパスワードが貿易文書管理システム10に送信され、認証データベース80の登録内容に従ってユーザ認証が行われる。
図12は、ユーザ認証完了後に輸出業者PC12に表示されるメニュー画面115を示す図である。メニュー画面115には、データ送信ボタン116、L/C情報ダウンロードボタン117、輸出手形買取/為替予約明細照会ボタン118が設けられている。これらのボタン116〜118を押下すると、貿易文書管理システム10が提供する機能を利用するための画面が表示される。また、メニュー画面115にはログアウトボタン119も設けられている。ログアウトボタン119を押下すると、貿易文書管理システム10からログアウトし、メニュー画面115が閉じられる。
図13は、輸出業者PC12に表示されるデータ送信画面120を示す図である。データ送信画面120は、メニュー画面115のデータ送信ボタン116が押下されることにより表示される。データ送信画面120は、データ選択リスト121、ファイル名の入力エリア122、ファイル名の参照ボタン123、データ送信ボタン124が設けられている。データ選択リスト121で選択したデータのファイル名を入力エリア122に入力し、データ送信ボタン124を押下することで、データが貿易文書管理システム10に送信される。なお、ファイル名は参照ボタン123を押下することにより表示される一覧表から選択することも可能である。また、データ送信画面120にはメニュー画面に戻るボタン125も設けられている。ボタン125を押下することにより、データ送信画面120は閉じられ、メニュー画面115が表示される。
図14は、輸出業者PC12に表示されるL/C情報ダウンロード画面130を示す図である。L/C情報ダウンロード画面130は、メニュー画面115のL/C情報ダウンロードボタン117が押下されることにより表示される。L/C情報ダウンロード画面130には、信用状の識別子である「L/C No.」の選択リスト131、取得する信用状データのデータ形式を選択するデータ形式リスト132、ダウンロードボタン133が設けられている。ダウンロードボタン133を押下すると、選択リスト131で選択された「L/C No.」の信用状データが、データ形式リスト132で指定したデータ形式に変換されて、貿易文書管理システム10から輸出業者PC12に送信される。また、L/C情報ダウンロード画面130にはメニュー画面に戻るボタン134も設けられている。ボタン134を押下することにより、L/C情報ダウンロード画面130は閉じられ、メニュー画面115が表示される。
図15は、輸出業者PC12に表示される輸出手形買取/為替予約明細照会画面140および輸出手形買取/為替予約明細表示画面150である。図15(a)の画面140は、メニュー画面115の輸出手形買取/為替予約明細照会ボタン118が押下されることにより表示される。画面140には、「為替No.」の選択リスト141および検索ボタン142が設けられている。選択リスト141で「為替No.」を選択して検索ボタン142を押下すると、「為替No.」に該当する輸出手形および為替予約明細の内容が図15(b)の画面150に表示される。図15(b)の画面150には、輸出手形および為替予約明細に設定されている項目を表示するための表示エリア151〜155が設けられている。画面150には戻るボタン156も設けられており、戻るボタン156を押下すると画面150は閉じられ、画面140が表示される。また、画面140にはメニュー画面に戻るボタン143も設けられている。ボタン143を押下することにより、画面140は閉じられ、メニュー画面115が表示される。
図16は、貿易文書管理システム10において、船荷証券データを生成する際に情報処理装置100のディスプレイ104に表示される画面160,170,180である。図16(a)のデータ変換画面160には、データ選択リスト161、データ形式リスト162、ファイル名入力エリア163、参照ボタン164、データ変換ボタン165、Pdfデータ表示ボタン166が設けられている。データ選択リスト161で対象データの種類が選択され、データ形式リスト162で対象データのデータ形式が指定され、ファイル名入力エリア163から対象データのファイル名が入力される。送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データのデータ形式の指定およびファイル名の入力が行われた後に、データ変換ボタン165が押下されると、これらの貿易文書データをもとに、船荷証券データが生成される。なお、本実施形態におけるデータ形式指定部31はデータ形式リスト162を用いて実現されている。
生成された船荷証券データは、図16(b)のB/Lデータ表示画面170の表示エリア171にHTML形式で表示される。B/Lデータ表示画面170には、保存ボタン172および戻るボタン173が設けられている。保存ボタン172を押下すると、生成された船荷証券データがXBRL形式で貿易文書記憶部92に記憶される。戻るボタン173を押下すると、B/Lデータ表示画面170が閉じられ、データ変換画面160が表示される。
データ変換画面160のPdfデータ表示ボタン166を押下すると、貿易文書記憶部92に記憶されている船荷証券データがPDF形式に変換され、図16(c)のPdfデータ表示画面180の表示エリア181に表示される。戻るボタン182を押下すると、Pdfデータ表示画面180は閉じられ、データ変換画面160が表示される。
==信用状受信処理==
次に、貿易文書管理システム10において実行される各種の処理について説明する。まず、信用状が開設された後、輸出地金融機関および輸出業者が信用状データを受信するまでの処理について説明する。図17は、信用状受信処理のフローチャートである。まず、輸入業者PC14は、信用状の開設依頼データを輸入地金融機関システム13に送信する(S1701)。輸入地金融機関システム13は信用状の開設依頼データを受信し(S1702)、信用状を開設する(S1703)。開設された信用状の信用状データは、輸入地金融機関システム13からSWIFT経由で輸出地金融機関の外国為替業務システム11に送信される(S1704)。
外国為替業務システム11は、信用状データを受信すると(S1705)、信用状の到着通知を電子メール等にて輸出業者PC12に送信する(S1706)。輸出業者は、輸出業者PC12が当該通知を受信する(S1707)ことにより、輸入地にて開設された信用状が到着したことを確認することができる。
そして、外国為替業務システム11は、当該信用状データを貿易文書管理システム10に送信する(S1708)。貿易文書管理システム10の信用状受信部20は、当該信用状データを受信する(S1709)。信用状変換部21は、信用状データを貿易文書項目データベースに従ってXBRL形式に変換し(S1710)、信用状記憶部91に記憶する(S1711)。
==船荷証券生成処理==
次に、貿易文書管理システム10において、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データから船荷証券データを生成する処理について説明する。図18は、船荷証券生成処理のフローチャートである。まず、輸出業者PC12は、ログイン画面110からIDおよびパスワードを入力してログインボタン113を押下する(S1801)。貿易文書管理システム10はログイン情報を受信し(S1802)、当該ログイン情報を認証データベース80と照合する(S1803)。
ログイン情報が認証データベース80の登録と一致しない場合(S1803:NG)、貿易文書管理システム10はログイン情報が不正であることを輸出業者PCに通知し、当該通知を受信後、輸出業者PC12は再度ログインする(S1801)。
ログイン情報が認証データベース80の登録と一致する場合(S1803:OK)、貿易文書管理システム10はログインが正常に行われたことを通知する(S1804)。当該通知を受信後、輸出業者PC12でメニュー画面115のデータ送信ボタン116が選択されると(S1805)、データ送信画面120に遷移する(S1806)。そして、輸出業者PC12はデータ選択リスト121からデータを選択し、ファイル名の入力エリア122にファイル名を入力し、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データを貿易文書管理システム10に送信する(S1807)。
貿易文書管理システム10の貿易文書受信部30は、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データを受信する(S1808)。そして、データ変換画面160でこれらの貿易文書データのデータ形式およびファイル名が指定され、データ変換ボタン165が押下されると、貿易文書変換部32は貿易文書データをデータ形式指定部31(データ形式リスト162)で指定されたデータ形式に基づいて参照し、貿易文書項目データベース40に従ってXBRL形式に変換する(S1809)。また、貿易文書変換部32は、貿易文書データをデータ形式指定部31で指定されたデータ形式に基づいて参照し、貿易文書項目データベース40に従って当該貿易文書データからXBRL形式の船荷証券データを生成する(S1810)。当該貿易文書から生成される船荷証券データに船荷証券データに情報を追加するために、輸出業者PC12において船荷証券データ独自の追加項目が入力され(S1811)、輸出業者PC12は入力された追加項目に関するデータを貿易文書管理システム10に送信する(S1812)。貿易文書変換部32は、生成したXBRL形式の送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、船荷証券データを貿易文書記憶部92に記憶する(S1813)。
そして、船荷証券出力部32は、貿易文書変換部32により生成された船荷証券データをHTML形式に変換し(S1814)、B/Lデータ表示画面170に出力する(S1815)。
==買取依頼処理==
次に、輸出業者が振り出した荷為替手形を輸出地金融機関が買い取る際の処理について説明する。図19は、荷為替手形の買取処理のフローチャートである。まず、輸出業者PC12は、荷為替手形の買取依頼データを貿易文書管理システム10に送信する(S1901)。買取依頼データの送信は、データ送信画面120のデータ選択リスト121で「買取依頼」を選択し、買取依頼データのファイル名を入力エリア122に入力した上でデータ送信ボタン124を押下することにより行われる。なお、買取依頼データには、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、船荷証券データ等の貿易文書データを特定するための識別子が設定されている。この識別子とは、例えば、「L/C No.」や「INVOICE No.」等である。
貿易文書管理システム10の買取依頼受信部50は、輸出業者PC12から送信されてくる買取依頼データを受信する(S1902)。そして、貿易文書照合部51は、買取依頼データに基づいて送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、船荷証券データ等の貿易文書データと信用状データとの照合処理を行い(S1903)、貿易文書データが正しく作成されているかどうか確認する。貿易文書データと信用状データとの照合結果が正常でない場合(S1904:NO)、貿易文書照合部51は、照合結果が正常でないことを輸出業者PC12に通知する(S1905)。また、貿易文書データと信用状データとの照合結果が正常である場合(S1904:YES)、貿易文書照合部51は、照合結果が正常であることを輸出業者PC12に通知する(S1906)。輸出業者PC12は、貿易文書管理システム10から送信されてくる照合結果を受信する(S1907)。貿易文書照合部51は、照合結果が正常であった買取依頼データを買取データ記憶部に記憶する(S1908)。そして、輸出業者が来店し、輸出地金融機関は荷為替手形を買い取り、輸出業者に輸出代金を支払う。また、決済を自動で行う場合の処理を下記に述べる。
買取依頼送信部52は、買取依頼データに当該買取データを識別するための識別子を付与して外国為替業務システム11に送信する(S1909)。外国為替業務システム11は、買取依頼データを受信すると(S1910)、荷為替手形(輸出手形)の買取決済処理を行い(S1911)、決済結果を電子メール等で輸出業者PC12に通知する(S1912)。輸出業者PC12は、外国為替業務システム11から送信されてくる決済結果を受信する(S1913)。そして、外国為替業務システム11は、輸出業者に支払った代金回収のために当該荷為替手形の取立依頼データを輸入地金融機関システム13に送信し、取立依頼をする(S1914)。輸入地金融機関システム13は、外国為替業務システム11から送信されてくる取立依頼データを受信する(S1915)。前述の通り、輸出業者が受け取るメッセージは買取依頼の結果でも良いし、決済完了の情報でも良い。輸出業者は受け取ったメッセージにより、現在のステータスを把握することができる。
図20は、前述した照合処理(S1903)の詳細を示すフローチャートである。貿易文書照合部51は、信用状記憶部91に記憶されている信用状データを読み出す(S2001)。また、貿易文書照合部51は、買取依頼データに設定されている貿易文書データの識別子をもとに、貿易文書記憶部92から貿易文書データ(送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、船荷証券データ)を読み出す(S2002)。そして、貿易文書照合部51は、読み出した貿易文書データに対応する信用状データが存在するかどうか確認する(S2003)。なお、貿易文書データと信用状データとの対応は、送り状データ、梱包明細書データ、及び船積指示書データについては同じ「L/C No.」が設定されているかどうかで確認する。また、船荷証券データについては、送り状データと同じ「B/L No.」が設定されているかどうかで確認する。
貿易文書データに該当する信用状データが存在しない場合(S2003:NO)、貿易文書照合部51は、信用状データとの照合結果に異常であることを示す情報を設定する(S2004)。
貿易文書データに該当する信用状データが存在する場合(S2003:YES)、貿易文書照合部51は、貿易文書データと信用状データとの照合規則が登録されている貿易文書照合データベース53を参照する(S2005)。照合規則としては、例えば、信用状データおよび貿易文書データに設定されている「L/C 発行日」、「L/C 有効期限」、「明細品目名」、「明細品目数量」等が一致しているかどうか等の規則がある。また、照合規則には単なる項目の照合だけでなく、例えば、貿易文書データで示される貿易文書の枚数の指定や、輸入地銀行の指定等が含まれることとしてもよい。
貿易文書照合部51は、貿易文書照合データベース53に登録されている照合規則に従って、信用状データと貿易文書データとを照合する(S2006)。そして、全ての照合規則について正しく照合した場合(S2007:YES)、貿易文書照合部51は、信用状データと貿易文書データとの照合結果に正常であることを示す情報を設定する(S2008)。また、いずれかの照合規則について正しく照合しないものがあった場合(S2007:NO)、貿易文書照合部51は、信用状データとの照合結果に異常であることを示す情報を設定する(S2004)。
==信用状取得処理==
次に、信用状データを取得する際の処理について説明する。図21は、信用状取得処理のフローチャートである。まず、輸出業者は、輸出業者PC12のログイン画面110にてIDおよびパスワードを入力してボタン113を押下する。輸出業者PC12は、輸出業者から入力されたIDおよびパスワードを貿易文書管理システム10に送信する(S2101)。貿易文書管理システム10はログイン情報を受信し(S2102)、当該ログイン情報を認証データベース80と照合する(S2103)。
ログイン情報が認証データベース80の登録と一致しない場合(S2103:NG)、貿易文書管理システム10はログイン情報が不正であることを輸出業者PCに通知し、輸出業者PC12は再度ログインを行う(S2101)。
ログイン情報が認証データベース80の登録と一致する場合(S2103:OK)、貿易文書管理システム10はログインが正常に行われたことを通知する(S2104)。当該通知を受信後、輸入業者PC12でメニュー画面115のL/C情報ダウンロードボタン117が選択されると(S2105)、信用状送信部71は、当該ユーザIDに該当する信用状データが信用状記憶部91に記憶されているかどうか確認する(S2106)。
該当する信用状データの抽出は、図7に示す信用状データに設定されている登録ユーザIDと、認証の際に入力されたユーザIDとのマッチングにより実行する。また信用状データについては、輸入地金融機関より信用状データが送信された時点で、受益者氏名・住所をもとに、該当するユーザIDを自動で付与する。図10に示した会員データにはユーザIDごとにアクセス権限が設定されており、信用状データの抽出の際には、このアクセス権限に応じた制御が行われる。
当該ユーザIDに該当する信用状データが信用状記憶部91に記憶されていない場合(S2106:NO)、信用状送信部71は、信用状データが存在しないことを示すエラーメッセージを輸出業者PC12に送信する(S2107)。そして、輸出業者PC12は、貿易文書管理システム10から送信されてくるエラーメッセージを受信する(S2108)。
当該ユーザIDに該当する信用状データが信用状記憶部91に記憶されている場合(S2106:YES)、信用状送信部71は、該当する信用状データの「L/C No.」を選択リスト131に設定したL/C情報ダウンロード画面130を輸出業者PC12に送信し、画面に表示させる(S2109)。輸出業者は、選択リスト131に設定されている「L/C No.」のうちから一つを選択し、取得する信用状データのデータ形式をデータ形式リスト132で指定する。輸出業者PC12は、選択リスト131で選択された「L/C No.」およびデータ形式リスト132で指定されたデータ形式を貿易文書管理システム10に送信する(S2110)。信用状取得要求受信部70は、輸出業者PC12から送信されてくる「L/C No.」およびデータ形式を受信する。そして、信用状送信部71は、当該「L/C No.」の信用状データを指定されたデータ形式に変換して輸出業者PC12に送信する(S2111)。輸出業者PC12は、貿易文書管理システム10から送信されてくる信用状データを受信する(S2112)。
==買取データ受信処理==
次に、荷為替手形(輸出手形)の買取データを受信する処理について説明する。図22は、買取データ受信処理のフローチャートである。外国為替業務システム11は、荷為替手形の買取決済処理が完了すると、買取データを貿易文書管理システム10に送信する(S2201)。この買取データには、図8に示した輸出手形データおよび図9に示した為替予約明細データが含まれている。
貿易文書管理システム10の買取データ受信部60は、外国為替業務システム11から送信されてくる買取データを受信し(S2202)、当該買取データを買取データ記憶部93に記憶する(S2203)。
==買取データ照会処理==
次に、荷為替手形(輸出手形)の買取状況および為替予約明細の内容を照会する処理について説明する。図23は、買取データ照会処理のフローチャートである。まず、輸出業者は輸出業者PC12のログイン画面110にてIDおよびパスワードを入力してボタン113を押下する。輸出業者PC12は、輸出業者から入力されたIDおよびパスワードを貿易文書管理システム10に送信する(S2301)。貿易文書管理システム10はログイン情報を受信し(S2302)、当該ログイン情報を認証データベース80と照合する(S2303)。
ログイン情報が認証データベース80の登録と一致しない場合(S2303:NG)、貿易文書管理システム10はログイン情報が不正であることを輸出業者PCに通知し、輸出業者PC12は再度ログインする(S2301)。
ログイン情報が認証データベース80の登録と一致する場合(S2303:OK)、貿易文書管理システム10はログインが正常に行われたことを輸出業者PC12に通知する(S2304)。当該通知を受信後、輸入業者PC12でメニュー画面115の輸出手形買取/為替予約明細照会ボタン118が選択されると(S2305)、買取データ送信部62は、当該ユーザIDに該当する買取データが買取データ記憶部93に記憶されているかどう確認する(S2306)。
該当する買取データの抽出は、図8に示す輸出手形データに設定されている登録ユーザIDと、認証の際に入力されたユーザIDとのマッチングにより実行する。また輸出手形データについては、輸入地金融機関より輸出手形データが送信された時点で、該当するユーザIDを自動で付与する。また、買取データの抽出の際には、図10に示した会員データの設定されているアクセス権限に応じた制御が行われる。
当該ユーザIDに該当する買取データが買取データ記憶部93に記憶されていない場合(S2306:NO)、買取データ送信部62は、買取データが存在しないことを示すエラーメッセージを輸出業者PC12に送信する(S2307)。そして、輸出業者PC12は、貿易文書管理システム10から送信されてくるエラーメッセージを受信する(S2308)。
当該ユーザIDに該当する買取データが買取データ記憶部93に記憶されている場合(S2306:YES)、買取データ送信部62は、該当する買取データ(輸出手形データ)を輸出業者PC12に送信し、該当する買取データの「為替No.」を選択リスト141に設定した輸出手形買取/為替予約明細照会画面を表示させる(S2309)。輸出業者は、選択リスト131に設定されている「為替No.」のうちから一つを選択し、検索ボタン142を押下する。輸出業者PC12は、選択リスト141で選択された「為替No.」を貿易文書管理システム10に送信する(S2310)。買取データ照会要求受信部61は、輸出業者PC12から送信されてくる「為替No.」を受信する。そして、買取データ送信部62は、当該「為替No.」が設定されている輸出手形データおよび為替予約明細データを輸出業者PC12に送信する(S2311)。そして、買取データの内容が設定された輸出手形買取/為替予約明細表示画面150が輸出業者PC12に表示される(S2312)。
以上、貿易文書管理システム10において実行される各種の処理について説明した。本実施形態の貿易文書管理システム10によれば、輸出業者PC12から送信されてくる送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ等の貿易文書データをもとに、船荷証券データを生成することができる。これにより、運送人等が手作業で行っていた船荷証券の作成が不要となり、輸出業務に伴う作業負荷を軽減させることができる。
また、本実施形態においては、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、船荷証券データ等の貿易文書データが、国際的に標準化された言語であるXBRL形式で記憶されている。これにより、輸出業者、輸入地金融機関、輸入業者等に構築されている外部システムとのデータ授受を容易にすることができる。
また、本実施形態においては、輸出業者は送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データを、DOC形式、XLS形式、CSV形式等、複数種類のデータ形式の何れかのデータ形式で作成して輸出地金融機関の貿易文書管理システム10に送信すればよい。そのため、輸出業者は本実施形態の貿易文書管理システム10に貿易文書データを送信するにあたって、独自形式の貿易文書データを生成するためのプログラムを開発する必要がない。つまり、輸出業者は貿易文書管理システム10に容易に対応することができる。
また、本実施形態においては、生成された船荷証券データはXBRL形式で保存されているため、HTML形式やPDF形式等で出力することが可能である。これにより、船荷証券データが正しく生成されているかどうかを確認することができると同時に、出力先の望む形式でのデータ出力・表示が可能となる。また、表示された内容を印刷することにより、生成された船荷証券データの内容を輸出業者等に提示することができる。
また、本実施形態においては、輸出地金融機関が輸出業者から荷為替手形を買い取る際に、貿易文書データに設定されている項目と信用状データに設定されている項目とを予め定められた規則に従って照合し、貿易文書が信用状の記載内容と整合性がとれているかどうかを確認する。これにより、輸出地金融機関において、荷為替手形を買い取る際に貿易文書データおよび信用状データの多数のデータ項目を目視により照合する必要がない。そのため、荷為替手形の買い取りに伴うチェック業務を効率化することができる。
また、本実施形態においては、信用状データもXBRL形式で記憶されている。これにより、様々な形式でのデータ変換が可能なため、輸出業者、輸入地金融機関、輸入業者等に構築されている外部システムとのデータ授受を容易にすることができる。
また、本実施形態においては、輸出業者は信用状データの取得要求を輸出業者PC12を介して貿易文書管理システム10に送信することにより、信用状データを取得することができる。信用状データはXBRL形式で保存されているため、CSV形式等、輸出業者の望むデータ形式でのダウンロードができる。また、輸出業者は買取データの照会要求を輸出業者PC12を介して貿易文書管理システム10に送信することにより、荷為替手形の買い取り状況および為替予約明細の内容を容易に参照することができる。
以上、本実施の形態について説明したが、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施形態である貿易文書管理システムを含んで構成される情報処理システムの構成を示す図である。 貿易文書管理システムが実装されている情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 送り状データを示す図である。 梱包明細書データを示す図である。 船積指示書データを示す図である。 船荷証券データを示す図である。 信用状データを示す図である。 輸出手形データを示す図である。 為替予約明細データを示す図である。 認証情報データベースに記憶されている会員データを示す図である。 輸出業者PCに表示されるログイン画面を示す図である。 輸出業者PCに表示されるメニュー画面を示す図である。 輸出業者PCに表示されるデータ送信画面を示す図である。 輸出業者PCに表示されるL/C情報ダウンロード画面を示す図である。 輸出業者PCに表示される輸出手形買取/為替予約明細照会画面および輸出手形買取/為替予約明細表示画面を示す図である。 貿易文書管理システムにおいて、貿易文書データから船荷証券データを生成する際に情報処理装置のディスプレイに表示される画面を示す図である。 信用状受信処理のフローチャートである。 船荷証券生成処理のフローチャートである。 荷為替手形の買取処理のフローチャートである。 荷為替手形の買取処理における照合処理の詳細を示すフローチャートである。 信用状取得処理のフローチャートである。 買取データ受信処理のフローチャートである。 買取データ照会処理のフローチャートである。 船舶にて商品を輸出する際の従来の流れを示す図である。
符号の説明
10 貿易文書管理システム 11 外国為替業務システム
12 輸出業者PC 13 輸出地金融機関システム
14 輸入業者PC 20 信用状受信部
21 信用状変換部 30 貿易文書受信部
31 データ形式指定部 32 貿易文書変換部
33 船荷証券生成部 34 船荷証券出力部
40 貿易文書項目データベース 50 買取依頼受信部
51 貿易文書照合部 52 買取依頼送信部
53 貿易文書照合データベース 60 買取データ受信部
61 買取データ照会要求受信部 62 買取データ送信部
70 信用状取得要求受信部 71 信用状送信部
80 認証データベース 90 貿易文書データベース
91 信用状記憶部 92 貿易文書記憶部
92 買取データ記憶部

Claims (9)

  1. 輸出業務を管理する貿易文書管理システムであって、
    通信可能に接続されるクライアント装置から輸出業務において必要となる送り状データ、梱包明細書データ、及び船積指示書データを含む貿易文書データを受信する貿易文書受信部と、
    前記貿易文書データと船荷証券データとの対応を記憶する貿易文書項目データベースと、
    前記貿易文書データと前記貿易文書項目データベースとに基づき前記船荷証券データを生成する船荷証券生成部と、
    を備えることを特徴とする貿易文書管理システム。
  2. 請求項1に記載の貿易文書管理システムであって、
    前記貿易文書項目データベースには、前記船荷証券データのXBRL形式の項目が記憶されており、
    前記船荷証券生成部が生成する前記船荷証券データはXBRL形式であること、
    を特徴とする貿易文書管理システム。
  3. 請求項1に記載の貿易文書管理システムであって、
    前記貿易文書データのデータ形式の指定を受け付けるデータ形式指定部を備え、
    前記船荷証券生成部は、前記船荷証券データを生成する際に、前記データ形式指定部が受け付けたデータ形式に基づいて前記貿易文書データを参照すること、
    を特徴とする貿易文書管理システム。
  4. 請求項1に記載の貿易文書管理システムであって、
    前記船荷証券生成部により生成された前記船荷証券データを所定の形式に変換して所定の出力装置に出力する船荷証券出力部を備えること、
    を特徴とする貿易文書管理システム。
  5. 輸出業務を管理する貿易文書管理システムであって、
    信用状データを記憶する信用状記憶部と、
    送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、及び船荷証券データを含む貿易文書データを記憶する貿易文書記憶部と、
    前記信用状データと前記貿易文書データとの対応を記憶する貿易文書照合データベースと、
    通信可能に接続されるクライアント装置から前記貿易文書データの識別子が設定された荷為替手形の買取依頼データを受信する買取依頼受信部と、
    前記貿易文書記憶部に記憶されている前記買取依頼データに設定されている識別子が示す前記貿易文書データと、前記信用状データ記憶部に記憶されている前記信用状データとを前記貿易文書照合データベースに基づいて照合し、照合した結果を前記クライアント装置に送信する貿易文書照合部と、
    を備えることを特徴とする貿易文書管理システム。
  6. 請求項5に記載の貿易文書管理システムであって、
    前記信用状記憶部に記憶されている前記信用状データおよび前記貿易文書記憶部に記憶されている前記貿易文書データがXBRL形式であること、
    を特徴とする貿易文書管理システム。
  7. 請求項5に記載の貿易文書管理システムであって、
    通信可能に接続されるクライアント装置から前記信用状データの識別子が設定された信用状取得要求を受信する信用状取得要求受信部と、
    前記信用状記憶部に記憶されている前記信用状取得要求に設定されている識別子が示す前記信用状データを前記クライアント装置に送信する信用状送信部と、
    を備えることを特徴とする貿易文書管理システム。
  8. 輸出業務に伴う文書の管理を、送り状データ、梱包明細書データ、及び船積指示書データを含む貿易文書データと、船荷証券データとの対応を記憶する貿易文書項目データベースを備える情報処理装置により行う貿易文書管理方法であって、
    前記情報処理装置が、
    通信可能に接続されるクライアント装置から前記貿易文書データを受信し、
    前記貿易文書データと前記貿易文書項目データベースとに基づき前記船荷証券データを生成すること、
    を特徴とする貿易文書管理方法。
  9. 輸出業務に伴う文書の管理を、信用状データを記憶する信用状記憶部と、送り状データ、梱包明細書データ、船積指示書データ、及び船荷証券データを含む貿易文書データを記憶する貿易文書記憶部と、前記信用状データと前記貿易文書データとの対応を記憶する貿易文書照合データベースと、を備える情報処理装置により行う貿易文書管理方法であって、
    前記情報処理装置が、
    通信可能に接続されるクライアント装置から前記貿易文書データの識別子が設定された荷為替手形の買取依頼データを受信し、
    前記貿易文書記憶部に記憶されている前記買取依頼データに設定されている識別子が示す前記貿易文書データと、前記信用状データ記憶部に記憶されている前記信用状データとを前記貿易文書照合データベースに基づいて照合し、照合した結果を前記クライアント装置に送信すること、
    を特徴とする貿易文書管理方法。

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