JP2008250224A - 表示駆動装置及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】輪郭のがたつきを減らした拡大画像を表示することができる画像の拡大表示機能を比較的簡素な構成で実現して、コストダウンを図ることができる表示駆動装置及びそれを備える表示装置を提供すること。
【解決手段】ゲートドライバ2は、走査信号電圧を各走査ラインに印加するタイミングを設定するタイミング信号を順次シフトするシフトレジスタ12を有し、画像の拡大表示を行う場合に、ノーマル表示/拡大表示制御回路14によりシフトレジスタ12におけるタイミング信号のシフト動作を隣接する2本の走査ラインに対応する毎に順次シフトさせ、隣接ずる2本の走査ラインに対して同時に走査信号電圧を印加して元の画像を列方向に2倍に拡大する動作を行い、隣接する2本の走査ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の走査ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の走査ラインに設定する動作とをフレーム期間毎に交互に行う。
【選択図】 図1
【解決手段】ゲートドライバ2は、走査信号電圧を各走査ラインに印加するタイミングを設定するタイミング信号を順次シフトするシフトレジスタ12を有し、画像の拡大表示を行う場合に、ノーマル表示/拡大表示制御回路14によりシフトレジスタ12におけるタイミング信号のシフト動作を隣接する2本の走査ラインに対応する毎に順次シフトさせ、隣接ずる2本の走査ラインに対して同時に走査信号電圧を印加して元の画像を列方向に2倍に拡大する動作を行い、隣接する2本の走査ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の走査ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の走査ラインに設定する動作とをフレーム期間毎に交互に行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表示パネルを駆動するための表示駆動装置及びそれを備える表示装置に関する。
近年、液晶表示装置等の種々の表示装置やそれを備える電気機器の需要の増大に伴って、表示機能の多様化、電子機器の利便性の向上を図るために、種々の画像処理機能が求められている。主な画像処理機能の一つとして、画像の拡大表示機能を挙げることができる。
ところで、画像を単純に縦横方向に拡大表示した場合、輪郭のがたつき(ジャギー)が大きくなってしまい、表示品位が大きく低下する。そこで、拡大画像を得る際に、このような輪郭のがたつきを減らした、滑らかな輪郭の拡大画像を生成するための技術として、例えば特許文献1に次のような技術が開示されている。すなわち、特許文献1には、入力された画像に対し、ウェーブレット変換、逆ウェーブレット変換による画像処理を行って、輪郭のがたつきやぼけを低減させた拡大画像を得る技術が開示されている。
特開2001−8027号公報
近年、このような画像の拡大表示機能を備える表示装置やそれを備える電子機器のコストダウンを図ることが強く求められており、このために、このような拡大表示機能に係わる部分の回路規模の縮小や制御処理の簡略化が求められている。しかしながら、特許文献1に開示された技術では輪郭の比較的滑らかな拡大画像を得ることが出来るものの、複雑な演算処理を要するため、CPUによる制御や専用の画像処理回路等が必要となり、回路規模の増大や制御ソフトの増加等のためにコストダウンを図ることが難しいという問題があった。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、輪郭のがたつきを減らした拡大画像を表示することができる画像の拡大表示機能を比較的簡素な構成で実現して、コストダウンを図ることができる表示駆動装置及びそれを備える表示装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成する為に、請求項1に記載の発明は、行方向に配列された複数の走査ライン及び列方向に配列された複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列された複数の表示画素を有する表示パネルを表示信号に基づいて駆動する表示駆動装置であって、前記複数の走査ラインに所定の電圧振幅を有する走査信号電圧を順次出力して行毎の前記表示画素を順次選択状態に設定する走査駆動手段と、前記表示信号を前記複数の信号ラインに対応して取り込み、取り込んだ前記表示信号に基づく表示信号電圧を前記複数の信号ラインに印加する信号駆動手段と、備え、前記走査駆動手段は列方向への画像の拡大表示を行う列方向拡大表示制御回路を有し、前記信号駆動手段は行方向への画像の拡大表示を行う行方向拡大表示制御回路を有し、前記列方向拡大表示制御回路及び前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、元の画像を列方向及び行方向に拡大した拡大画像を表示させる動作と、前記拡大画像を行方向及び列方法の少なくとも何れか一方方向に、行単位又は列単位で所定量だけずらした位置に表示させる動作と、をフレーム期間毎に交互に行わせることを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示駆動装置において、前記列方向拡大表示制御回路及び前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、元の画像を列方向及び行方向にそれぞれ2倍に拡大した拡大画像を生成することを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示駆動装置において、前記走査駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記走査信号電圧を前記各走査ラインに印加するタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の走査ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記走査ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の走査ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の表示駆動装置において、前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の走査ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の走査ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の走査ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示駆動装置において、前記信号駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記表示信号を取り込むタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の信号ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記信号ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の信号ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の表示駆動装置において、前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の信号ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の信号ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の信号ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項7に記載の発明の表示装置は、行方向に配列された複数の走査ライン及び列方向に配列された複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列された複数の表示画素を有する表示パネルと、前記複数の走査ラインに所定の電圧振幅を有する走査信号電圧を順次出力して行毎の前記表示画素を順次選択状態に設定する走査駆動手段と、前記表示信号を前記複数の信号ラインに対応して取り込み、取り込んだ前記表示信号に基づく表示信号電圧を前記複数の信号ラインに印加する信号駆動手段と、を備え、前記走査駆動手段は列方向への画像の拡大表示を行う列方向拡大表示制御回路を有し、前記信号駆動手段は行方向への画像の拡大表示を行う行方向拡大表示制御回路を有し、前記列方向拡大表示制御回路及び前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、元の画像を列方向及び行方向に拡大した拡大画像を前記表示パネルに表示させる動作と、前記拡大画像を行方向及び列方法の少なくとも何れか一方方向に、行単位又は列単位で所定量だけずらした位置にて前記表示パネルに表示させる動作と、をフレーム期間毎に交互に行わせることを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の表示装置において、前記走査駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記走査信号電圧を前記各走査ラインに印加するタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の走査ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記走査ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の走査ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の表示装置において、前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の走査ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の走査ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の走査ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の表示装置において、前記信号駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記表示信号を取り込むタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の信号ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記信号ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の信号ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする。
前記の目的を達成する為に、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置において、前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の信号ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の信号ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の信号ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする。
本発明によれば、輪郭のがたつきを減らした拡大画像を表示することができる画像の拡大表示機能を比較的簡素な構成で実現して、コストダウンを図ることができる表示駆動装置及びそれを備える表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
まず、本一実施形態に係る表示駆動装置は、行及び列方向に配列された複数の走査ライン及び複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列された複数の表示画素を有する表示パネルを表示信号に基づいて駆動する表示駆動装置であって、本一実施形態に係る表示駆動装置に特有の表示駆動を行う駆動手段として、複数の走査ラインに所定の電圧振幅を有する走査信号電圧を順次出力して行毎の表示画素を順次選択状態に設定するゲートドライバと、複数の信号ラインの各々に表示信号に基づく表示信号電圧を印加するソースドライバと、を具備する。以下、本一実施形態に係る表示駆動装置及びそれを具備する表示装置について、詳細に説明する。
図1は、本一実施形態に係る表示駆動装置が具備するゲートドライバ2の構成を示す図である。以下、図1を参照して、ゲートドライバ2の構成を説明する。なお、以下の説明においては、表示パネルの走査ラインがY1,Y2,Y3,・・・,Y800の800本であり、信号ラインがRGB3色の画素を1つの画素としたときにX1,X2,X3,…,X480の480本(実際には、480×3=1440本)である場合について説明するが、これは一例であって、これに限定するものではない。
ゲートドライバ2は、液晶表示パネル(不図示)に配設された各走査ラインY1,Y2,Y3,・・・,Y800に対して順次走査信号を印加する為に、シフトレジスタ12と、本一実施形態の主な特徴の一つであるノーマル表示/拡大表示制御回路(列方向拡大表示制御回路)14と、レベルシフタ16と、出力アンプ18とを有する。
シフトレジスタ12は、タイミングジェネレータ(不図示)から供給される垂直制御信号及び水平制御信号に基づいて、各行の走査ラインに印加する走査信号電圧のタイミングを設定するための信号を順次シフト動作させて、タイミング信号としてレベルシフタ16に順次出力する。
なお、タイミングジェネレータ(不図示)は、ゲートドライバ2及び後述するソースドライバ4の動作タイミングを制御する為の水平同期信号HSYNCを含む複数の制御信号からなる水平制御信号、垂直同期信号VSYNCを含む複数の制御信号からなる垂直制御信号,及び水平クロック信号DOTCLOCKや、詳細は後述する制御信号GS0,GS1,DS0,DS1等を生成して、ゲートドライバ2及びソースドライバ4へ出力する。
ノーマル表示/拡大表示制御回路14は、詳細には図3(A),(B)を参照して後述するが、垂直同期信号VSYNCの奇数回目と偶数回目とを、タイミングジェネレータ(不図示)から供給された制御信号GS0,GS1に基づいて判別し、該判別に基づいた出力を行う回路である。
ここで、本一実施形態に係る表示駆動装置においては、図1に示すように第2n−1番目のノーマル表示/拡大表示制御回路14におけるEven端子及びOdd端子と、第2n番目のノーマル表示/拡大表示制御回路14におけるとEven端子とは共に、第2n−1番目のシフトレジスタ12に垂直同期信号VSYNCを入力するラインに接続されており、このラインによって前記の各端子には同時に垂直同期信号VSYNCが供給される。
レベルシフタ16は、電源回路(不図示)から供給される駆動電圧に基づいて、シフトレジスタ12から出力されるタイミング信号の信号レベルを走査信号電圧に対応する所定の信号レベルに変換する。
出力アンプ18は、垂直制御信号として供給されるゲートラインアウトプットイネーブル信号GOEに基づいて各走査ラインY1,Y2,Y3,…,Y800への走査信号電圧の印加タイミングが制御され、ハイレベルとしてVGH、ローレベルとしてVGLの走査信号を出力する。
なお、レベルシフタ16及び出力アンプ18については、本願発明の特徴部ではないので詳細な説明は省略する。
続いて、本一実施形態に係る表示駆動装置が具備するソースドライバ4の構成を、図2を参照して説明する。
すなわち、ソースドライバ4は、液晶表示パネル(不図示)に配設された各信号ラインX1R,X1G,X1B,X2R,X2G,X2B,…,X480R,X480G,X480Bに対して表示データに応じた表示信号電圧を印加する為に、シフトレジスタ22と、ノーマル表示/拡大表示制御回路(行方向拡大表示制御回路)24と、データレジスタ26と、データラッチ27と、出力アンプ28とを有する。
なお、図2において、各信号ラインX1R,X1G,X1Bはシフトレジスタ22のX1出力に対応し、X2R,X2G,X2Bはシフトレジスタ22のX2出力に対応し、X480R,X480G,X480Bはシフトレジスタ22のX480出力に対応している。
シフトレジスタ22は、タイミングジェネレータ(不図示)から供給された一水平期間の開始を示す水平同期信号HSYNCを水平クロック信号DOTCLOCKに基づいて、データレジスタ26において表示データをサンプリングするタイミングを設定するための信号を順次シフト動作させ、タイミング信号としてデータレジスタ26に順次出力する。
ノーマル表示/拡大表示制御回路24は、詳細には図3(A),(B)を参照して後述するが、水平同期信号HSYNCの奇数回目と偶数回目とを、タイミングジェネレータ(不図示)から供給された制御信号DS0,DS1に基づいて判別し、該判別に基づいた出力を行う回路である。
ここで、本一実施形態に係る表示駆動装置においては、図1に示すように第2n−1番目のノーマル表示/拡大表示制御回路24におけるEven端子及びOdd端子と、第2n番目のノーマル表示/拡大表示制御回路24におけるとEven端子とは共に、第2n−1番目のシフトレジスタ22に水平同期信号HSYNCを入力するラインに接続されており、このラインによって前記の各端子には同時に水平同期信号HSYNCが供給される。
データレジスタ26は、R信号、G信号、B信号として並行して供給される表示データを、シフトレジスタ22から順に出力されるタイミング信号に同期して、画像信号として順次サンプリングして保持し、出力する。
データラッチ27は、データレジスタ26に同一水平ライン分の画像信号が保持された後に、水平制御信号により供給される制御信号のタイミングに基づいて、これら同水平一ラインの画像信号を同時にラッチする。
出力アンプ28は、データラッチ27にラッチされた同水平一ラインの画像信号に対応する表示信号電圧を各信号ラインX1R,X1G,X1B,X2R,X2G,X2B,…,X480R,X480G,X480Bに印加する。以上の動作を順次各行ごとに連続して行うことで、液晶表示パネル(不図示)における画像表示が行われる。
なお、データレジスタ26、データラッチ27、及び出力アンプ28については、本願発明の特徴部ではないので詳細な説明を省略する。
以下、本一実施形態に係る表示駆動装置による拡大表示時の表示駆動について、図3乃至図5を参照して説明する。
図3(A)は、本一実施形態に係る表示駆動装置に特有のノーマル表示/拡大表示制御回路14,24の回路構成を示す図である。図3(B)は、このノーマル表示/拡大表示制御回路14,24における論理制御の真理値表を示す図である。
なお、ゲートドライバ2におけるノーマル表示/拡大表示制御回路14と、ソースドライバ4におけるノーマル表示/拡大表示制御回路24とは、同様のセレクタ回路構成を採り且つ同様の論理制御を行うので、図3(A),(B)においては制御信号GS0,DS0を制御信号S0と総称し、制御信号GS1,DS1を制御信号S1と総称して、ノーマル表示/拡大表示制御回路14,24の回路構成を説明する。
まず、ノーマル表示/拡大表示制御回路14,24は、図3(A)に示すように、AND回路31A,31B,31Cと、OR回路33と、NOT回路35A,35Bとから構成され、次のような信号入力が行われる。
AND回路31AにおけるNormal端子には、垂直同期信号VSYNC又は水平同期信号HSYNC(ノーマル表示/拡大表示制御回路14の場合には垂直同期信号VSYNC、ノーマル表示/拡大表示制御回路24の場合には水平同期信号HSYNC;以下同様)が入力され、制御信号S0の入力端子にはNOT回路35Aにて反転された制御信号S0が入力される。
AND回路31BにおけるOdd端子には、垂直同期信号VSYNC又は水平同期信号HSYNCが入力され、制御信号S0の入力端子には制御信号S0が、制御信号S1の入力端子にはNOT回路35Bにて反転された制御信号S1が入力される。
AND回路31CにおけるEven端子には、垂直同期信号VSYNC又は水平同期信号HSYNCが入力され、制御信号S0の入力端子には制御信号S0が入力され、制御信号S1の入力端子には制御信号S1が入力される。
そして、OR回路33には、これらAND回路31A,31B,31Cのそれぞれからの出力が入力される。
ここで、ノーマル表示/拡大表示制御回路14,24における入出力の関係は、図3(B)に示す真理値表に示すようになる。
(1)制御信号S0=0が入力された場合には、入力された制御信号S1の値に関わらず(制御信号S1=0であってもS1=1であっても)、ノーマル端子に入力された信号が出力される。
(2)制御信号S0=1且つ制御信号S1=0が入力された場合には、Odd端子に入力された信号が出力される。
(3)制御信号S0=1且つ制御信号S1=1が入力された場合には、Even端子に入力された信号が出力される。
以上説明したノーマル表示/拡大表示制御回路14の入出力関係と、図1を参照して説明したゲートドライバ構成とから、各シフトレジスタ12からの信号の出力タイミングは図4(A),(B)に示すようになる。
ここで、図4(A)は、本一実施形態に係る表示駆動装置によって画像の拡大表示を行う場合において、液晶表示パネル(不図示)に配設された各走査ラインY1,Y2,Y3,・・・,Y800に対して印加する走査信号の各シフトレジスタ12からの出力タイミングのタイミングチャートを示す図である。図4(B)は、ノーマル表示(拡大表示でない表示)を行う場合において、液晶表示パネル(不図示)に配設された各走査ラインY1,Y2,Y3,・・・,Y800に対して印加する走査信号の各シフトレジスタ12からの出力タイミングのタイミングチャートを示す図である。
すなわち、ゲートドライバ2の場合、図4(A)に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路14に制御信号GS0=1且つGS1=0が入力された場合、奇数回目の垂直同期信号VSYNCによって、第2n−1番目の走査ラインと第2n番目の走査ラインとに印加する走査信号電圧に対応するタイミング信号が、水平同期信号HSYNCに同期して、それぞれ第2n−1番目のシフトレジスタ12と第2n番目のシフトレジスタ12とから同時に出力される。このようにして、第2n−1番目の走査ラインと第2n番目の走査ラインとが同時に選択される。ここで、nは、正の整数であるとする(以下、同様)。
また、ノーマル表示/拡大表示制御回路14に制御信号GS0=1且つGS1=1が入力された場合、偶数回目の垂直同期信号VSYNCによって、第2n番目の走査ラインと第2n+1番目の走査ラインとに印加する走査信号電圧に対応するタイミング信号が、水平同期信号HSYNCに同期して、それぞれ第2n番目のシフトレジスタ12と第2n+1番目のシフトレジスタ12とから同時に出力される。このようにして、第2n番目の走査ラインと第2n+1番目の走査ラインとが同時に選択される。
なお、図1を参照して説明したゲートドライバ構成から分かるように、第2番目及び第3番目のシフトレジスタ12から、第2番目及び第3番目の走査ラインに印加する走査信号電圧に対応するタイミング信号が出力される時には、第1番目のシフトレジスタ12からも第1番目の走査ラインに印加する走査信号電圧に対応するタイミング信号が出力される。つまり、第1番目の走査ラインは、第2番目の走査ラインと第3番目の走査ラインとが選択される時に、同時に選択される。また、第800番目の走査ラインは単独で選択される。
一方、ノーマル表示/拡大表示制御回路14に制御信号GS0=0が入力される場合には、入力された制御信号GS1の値に関わらず、図4(B)に示すような通常通りの表示駆動となる。すなわち、この場合には通常通り1行毎の走査ラインを順次選択するノーマル表示駆動を行う。なお、このノーマル表示駆動に関しては公知の技術であり、本一実施形態に係る表示駆動装置の特徴部ではないので、詳細な説明は省略する。
以上説明したように、制御信号GS0及び制御信号GS1の値を上述したように切り替えることで、拡大表示において、奇数フレームと偶数フレームとで、列方向に1行だけ互いにずれた表示とすることができる。
一方、ソースドライバ4については、上述したノーマル表示/拡大表示制御回路24の入出力関係と、図2を参照して説明したソースドライバ構成とから、各シフトレジスタ22からの信号の出力タイミングは図5(A),(B)に示すようになる。
ここで、図5(A)は、拡大表示を行う場合において、データレジスタ26における表示データのサンプリングタイミングを設定するための、シフトレジスタ22から出力されるタイミング信号のタイミングチャートを示す図である。図5(B)は、ノーマル表示(拡大表示でない表示)を行う場合において、シフトレジスタ22から出力されるタイミング信号のタイミングチャートを示す図である。なお、ここでは、便宜上、信号ラインX1R,X1G,X1Bを信号ラインX1、信号ラインX2R,X2G,X2Bを信号ラインX2、信号ラインX3R,X3G,X3Bを信号ラインX3、以下同様に信号ラインX480R,X489G,X480Bを信号ラインX480として説明する。
すなわち、図5(A)に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路24に制御信号DS0=1且つDS1=0が入力された場合、奇数回目の水平同期信号HSYNCによって、第2n−1番目の信号ラインと第2n番目の信号ラインとに印加する表示データをサンプリングするためのタイミング信号が、水平クロック信号DOTCLOCKに同期して、それぞれ第2n−1番目のシフトレジスタ22と第2n番目のシフトレジスタ22とから同時に出力される。このようにして、2つの隣り合う信号ラインに印加する表示データのサンプリングタイミングが同じタイミングに設定される。
また、ノーマル表示/拡大表示制御回路24に制御信号DS0=1且つDS1=1が入力された場合、偶数回目の水平同期信号HSYNCによって、第2n番目の信号ラインと第2n+1番目の信号ラインとに印加する表示データをサンプリングするためのタイミング信号が、水平クロック信号DOTCLOCKに同期して、それぞれ第2n番目のシフトレジスタ12と第2n+1番目のシフトレジスタ12とから同時に出力される。このようにして、2つの隣り合う信号ラインに印加する表示データのサンプリングタイミングが同じタイミングに設定される。
なお、図2を参照して説明したゲートドライバ構成から分かるように、第2番目及び第3番目のシフトレジスタ22から、第2番目及び第3番目の信号ラインに印加する表示データをサンプリングするためのタイミング信号が出力される時には、第1番目のシフトレジスタ22からも第1番目の信号ラインに印加する表示データをサンプリングするためのタイミング信号が出力される。つまり、第1番目の信号ラインに印加する表示データをサンプリングタイミングは、第2番目の信号ラインと第3番目の信号ラインと印加する表示データをサンプリングタイミングと同じタイミングに設定される。また、第480番目の信号ラインに印加する表示データをサンプリングタイミングは単独のタイミングに設定される。
一方、ノーマル表示/拡大表示制御回路24に制御信号DS0=0が入力される場合には、入力された制御信号DS1の値に関わらず、図5(B)に示すような通常通りの表示駆動となる。すなわち、この場合には通常通り表示データのサンプリングタイミングが1行毎のタイミングに設定される。なお、このノーマル表示駆動に関しては公知の技術であり、本一実施形態に係る表示駆動装置の特徴部ではないので、詳細な説明は省略する。
以上説明したように、制御信号DS0及び制御信号DS1の値を上述したように切り替えることで、拡大表示において、奇数フレームと偶数フレームとを、列方向に1列だけ互いにずれた表示とすることができる。
なお、本一実施形態においては画像の拡大表示の一例として、図6(A)に示すように、WVGA用の表示データをWQVGAで拡大表示する場合(すなわち2×2拡大表示を行う場合)を想定する。
ここで、2×2拡大表示時においては、図6(A)に示すように2行の走査ラインを同時に選択し且つ2列の信号ラインに同一の表示データを書き込む。一方、本一実施形態においても、拡大表示を行わない場合(ノーマル表示を行う場合)には、図6(B)に示すように通常通り1行の走査ラインを選択し且つ1列の信号ラインに信号データを書き込む。
ここで、図6(A),(B)に示すように、本一実施形態において想定する表示装置は800行×480列(各列はそれぞれRラインGラインBラインによって構成される)の画素数で構成される。従って、図6(A)に示すように2×2拡大表示を行う場合には、実質的な画素数は400行×240列となる。なお、図6(A),(B)において符号5が付されているのは、当該表示装置を駆動する為のドライバである。
以上説明したように、本一実施形態に係る表示駆動装置では、偶数回目の垂直同期信号VSYNCであるか奇数回目の垂直同期信号VSYNCであるかに基づいて、ゲートドライバ2における表示駆動を切り替える方式(便宜的にゲートドライバ切り替え方式と称する)と、偶数回目の水平同期信号HSYNCであるか奇数回目の水平同期信号HSYNCであるかに基づいてソースドライバ4による表示駆動を切り替える方式(便宜的にソースドライバ切り替え方式と称する)とを適宜実施することで、例えば次の3種類の拡大表示モードを実現する。
≪第1モード≫
第1モードにおいては、ゲートドライバ切り替え方式のみを用いる。
第1モードにおいては、ゲートドライバ切り替え方式のみを用いる。
すなわち、ゲートドライバ2に関しては、図7(A)に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路14に入力する制御信号を、制御信号GS0=1且つ制御信号GS1=0の組み合わせと、制御信号GS0=1且つ制御信号GS1=1の組み合わせとを奇数フレームと偶数フレームで順次切り替えて表示駆動を行う。
一方、ソースドライバ4に関しては、図7(A)に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路24に入力する制御信号を、常に制御信号DS0=1且つ制御信号DS1=0とする表示駆動を行う。
このように、第1モードによれば、制御信号GS0及び制御信号GS1の値を上述したように切り替えることで、奇数フレームと偶数フレームとを、行単位で行方向に1行だけ互いにずれた表示とする。このような表示駆動を行った場合、ユーザーには奇数フレームの表示と偶数フレームの表示とが重なって見える。これにより、図7(B)に示すように、奇数フレーム時においても偶数フレーム時においても常に表示が行われる画素と、奇数フレーム時または偶数フレーム時においてのみ表示が行われて、中間階調に見える画素とが生じる。これによって拡大表示を行なうことで、図7(B)のように斜め線を拡大表示する場合でも、斜め線のエッジ部分がぼかされて、ユーザーにとっては比較的滑らかな拡大表示として視覚的に認識される。
なお、拡大表示を行わない場合には、上述したように制御信号GS0=0且つ制御信号DS0=0をノーマル表示/拡大表示制御回路24に入力することで、図7(C)に示すように通常の表示が行われる。この際、入力する制御信号GS1及びDS1の値は0でも1でも構わない。
≪第2モード≫
第2モードにおいては、ソースドライバ切り替え方式のみを用いる。
第2モードにおいては、ソースドライバ切り替え方式のみを用いる。
すなわち、ゲートドライバ2に関しては、図8に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路14に入力する制御信号を、常に制御信号GS0=1且つ制御信号GS1=0とする表示駆動を行う。
一方、ソースドライバ4に関しては、図8(A)に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路24に入力する制御信号を、制御信号DS0=1且つ制御信号DS1=0の組み合わせと、制御信号DS0=1且つ制御信号DS1=1の組み合わせとを奇数フレームと偶数フレームで順次切り替えて表示駆動を行う。
このように、第2モードによれば、制御信号DS0及び制御信号DS1の値を上述したように切り替えることで、奇数フレームと偶数フレームとを、列単位で列方向に1列だけ互いにずれた表示とする。これにより、図8(B)に示すように、奇数フレーム時においても偶数フレーム時においても常に表示が行われる画素と、奇数フレーム時または偶数フレーム時においてのみ表示が行われて、中間階調に見える画素とが生じる。これによって拡大表示を行なうことで、図8(B)のように斜め線を拡大表示する場合でも、斜め線のエッジ部分がぼかされて、ユーザーにとっては比較的滑らかな拡大表示として視覚的に認識される。
≪第3モード≫
第3モードにおいては、ゲートドライバ切り替え方式とソースドライバ切り替え方式の両方を用いる。
第3モードにおいては、ゲートドライバ切り替え方式とソースドライバ切り替え方式の両方を用いる。
すなわち、ゲートドライバ2に関しては、図9に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路14に入力する制御信号を、制御信号GS0=1且つ制御信号GS1=0の組み合わせと、制御信号GS0=1且つ制御信号GS1=1の組み合わせとを順次切り替えて表示駆動を行う。
一方、ソースドライバ4に関しては、図9に示すようにノーマル表示/拡大表示制御回路24に入力する制御信号を、制御信号DS0=1且つ制御信号DS1=0の組み合わせと、制御信号DS0=1且つ制御信号DS1=1の組み合わせとを奇数フレームと偶数フレームで順次切り替えて表示駆動を行う。
このように、第3モードによれば、制御信号GS0、制御信号GS1、制御信号DS0、及び制御信号DS1の値を上述したように切り替えることで、奇数フレームと偶数フレームとを、行方向に1行だけ且つ列方向に1列だけ互いにずれた表示とする。これにより、図9(B)に示すように、奇数フレーム時においても偶数フレーム時においても常に表示が行われる画素と、奇数フレーム時または偶数フレーム時においてのみ表示が行われて、中間階調に見える画素とが生じる。これによって拡大表示を行なうことで、図9(B)のように斜め線を拡大表示する場合でも、斜め線のエッジ部分がぼかされて、ユーザーにとっては比較的滑らかな拡大表示として視覚的に認識される。
以上説明したように、本一実施形態によれば、画像を拡大表示させる場合に、当該拡大表示に係る画像が粗い表示にならない表示駆動をドライバのみで行うことができる表示駆動装置及びそれを備える表示装置を提供することができる。
具体的には、本一実施形態によって、以下のような効果が生まれる。すなわち、例えばWQVGA用の画像をWVGAで拡大表示を行う場合において、単純に画像を拡大表示させただけでは、WQVGAにおける1画素がWVGAにおける4画素へと拡大され、WVGAの画素が活かされない粗い表示になってしまうが、本一実施形態に係る表示駆動装置によれば、WQVGA用の画像を単純に4倍したフレームと、水平方向(列方向)及び/または垂直方向(行方向)に1ドットだけずらした画像を4倍に拡大したフレームとを、上述したように実質的に合成して表示させることで、WQVGA用の画像における1画素を実質的にWVGA表示における6画素に変換する。これにより、比較的滑らかな拡大表示画像を得ることができる。また、このような拡大画像を得るために複雑な画像処理等を行うことなく、ゲートドライバ2及びソースドライバ4に設けた回路によってこのような拡大画像を容易に得ることができるため、コストアップを抑えることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形及び応用が可能なことは勿論である。
例えば、一実施形態においては、WQVGAの表示データをWVGA表示する場合を例に説明したが、例えばQVGA用の画像をVGA表示する場合やQCIF用の画像をCIF表示する場合等にも一実施形態を適用することができることは勿論である。
さらに、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
2…ゲートドライバ、 4…ソースドライバ、 12,22…シフトレジスタ、 14,24…ノーマル表示/拡大表示制御回路、 16…レベルシフタ、 18…出力アンプ、 22…シフトレジスタ、 26…データレジスタ、 27…データラッチ、 28…出力アンプ、 31A,31B,31C…AND回路、 33…OR回路、 35A…NOT回路、 35B…NOT回路。
Claims (11)
- 行方向に配列された複数の走査ライン及び列方向に配列された複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列された複数の表示画素を有する表示パネルを表示信号に基づいて駆動する表示駆動装置であって、
前記複数の走査ラインに所定の電圧振幅を有する走査信号電圧を順次出力して行毎の前記表示画素を順次選択状態に設定する走査駆動手段と、
前記表示信号を前記複数の信号ラインに対応して取り込み、取り込んだ前記表示信号に基づく表示信号電圧を前記複数の信号ラインに印加する信号駆動手段と、
を備え、
前記走査駆動手段は列方向への画像の拡大表示を行う列方向拡大表示制御回路を有し、前記信号駆動手段は行方向への画像の拡大表示を行う行方向拡大表示制御回路を有し、前記列方向拡大表示制御回路及び前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、元の画像を列方向及び行方向に拡大した拡大画像を表示させる動作と、前記拡大画像を行方向及び列方法の少なくとも何れか一方方向に、行単位又は列単位で所定量だけずらした位置に表示させる動作と、をフレーム期間毎に交互に行わせることを特徴とする表示駆動装置。 - 前記列方向拡大表示制御回路及び前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、元の画像を列方向及び行方向にそれぞれ2倍に拡大した拡大画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記走査駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記走査信号電圧を前記各走査ラインに印加するタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の走査ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、
前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記走査ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の走査ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示駆動装置。 - 前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の走査ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の走査ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の走査ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする請求項3に記載の表示駆動装置。
- 前記信号駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記表示信号を取り込むタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の信号ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、
前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記信号ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の信号ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示駆動装置。 - 前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の信号ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の信号ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の信号ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする請求項5に記載の表示駆動装置。
- 行方向に配列された複数の走査ライン及び列方向に配列された複数の信号ラインの各交点近傍にマトリクス状に配列された複数の表示画素を有する表示パネルと、
前記複数の走査ラインに所定の電圧振幅を有する走査信号電圧を順次出力して行毎の前記表示画素を順次選択状態に設定する走査駆動手段と、
前記表示信号を前記複数の信号ラインに対応して取り込み、取り込んだ前記表示信号に基づく表示信号電圧を前記複数の信号ラインに印加する信号駆動手段と、
を備え、
前記走査駆動手段は列方向への画像の拡大表示を行う列方向拡大表示制御回路を有し、前記信号駆動手段は行方向への画像の拡大表示を行う行方向拡大表示制御回路を有し、前記列方向拡大表示制御回路及び前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、元の画像を列方向及び行方向に拡大した拡大画像を前記表示パネルに表示させる動作と、前記拡大画像を行方向及び列方法の少なくとも何れか一方方向に、行単位又は列単位で所定量だけずらした位置にて前記表示パネルに表示させる動作と、をフレーム期間毎に交互に行わせることを特徴とする表示装置。 - 前記走査駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記走査信号電圧を前記各走査ラインに印加するタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の走査ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、
前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記走査ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の走査ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。 - 前記列方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の走査ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の走査ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の走査ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
- 前記信号駆動手段は、画像の拡大表示を行わない場合に、前記表示信号を取り込むタイミングを設定するタイミング信号を前記複数の信号ラインの各々に対応して順次シフトするシフト動作を行うシフトレジスタを有し、
前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記シフトレジスタにおける前記タイミング信号の前記シフト動作を制御し、前記タイミング信号を隣接ずる2本の前記信号ラインに対応して同時に出力させ、且つ、前記隣接する2本の信号ラインに対応する毎に順次シフトさせることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。 - 前記行方向拡大表示制御回路は、画像の拡大表示を行う場合に、前記隣接する2本の信号ラインを2n―1番目と2n番目(n=1、2、・・・)の信号ラインに設定する動作と、2n番目と2n+1番目の信号ラインに設定する動作と、をフレーム期間毎に交互に行うことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007094747A JP2008250224A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 表示駆動装置及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007094747A JP2008250224A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 表示駆動装置及び表示装置 |
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JP2008250224A true JP2008250224A (ja) | 2008-10-16 |
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ID=39975209
Family Applications (1)
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JP2007094747A Pending JP2008250224A (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 表示駆動装置及び表示装置 |
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JP (1) | JP2008250224A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104167195A (zh) * | 2014-08-26 | 2014-11-26 | 昆山龙腾光电有限公司 | 栅极驱动电路单元及其显示面板 |
-
2007
- 2007-03-30 JP JP2007094747A patent/JP2008250224A/ja active Pending
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