JP2008249210A - 冷凍装置 - Google Patents

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亮佑 對比地
哲 ▲崎▼道
Satoru Sakimichi
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博之 齋
Satoru Imai
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Abstract

【課題】冷凍装置の過熱度を適切に制御し寝込みの状態に陥るのを防ぐ。
【解決手段】圧縮機11と、放熱器15と、放熱器15から流出する冷媒を減圧する減圧器19と、減圧器19で減圧後の冷媒を蒸発させ圧縮機11の吸込み側に供給する蒸発器20と、放熱器15から減圧器19に流入する冷媒と、蒸発器20から圧縮機11の吸込み側に供給される冷媒とを熱交換させる熱交換器18と、蒸発器入口温度と蒸発器出口温度とに基づいて冷媒の過熱度を求め、求めた過熱度に応じて減圧器19の開度を制御する過熱度制御を行う制御部40を有する冷凍装置において、減圧器19に流入する冷媒の温度である減圧器入口温度が予め設定された温度より低い場合に過熱度制御を行わないようにする。また減圧器19に流入する冷媒の温度である減圧器入口温度が予め設定された温度より低い場合は減圧器19の開度を減らすようにする。
【選択図】図6A

Description

この発明は、冷凍装置に関し、とくに過熱度を適切に制御する技術に関する。
冷凍装置において、安定的に冷凍能力を確保するためには蒸発器出口の冷媒の過熱度を適切に制御することが重要である。このため、冷凍装置においては、蒸発器入口/出口温度を検出して過熱度を求め、求めた過熱度に応じて膨張弁の開度を調節する、いわゆる過熱度制御が行われている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平7−98160号公報
ところで、冷媒として二酸化炭素を用いる冷凍装置においては、上記過熱度制御を行っている場合でも、冷凍負荷の変動等の影響により過熱度が取れなくなる、いわゆる「寝込み」と呼ばれる状態に陥ることがある。この寝込みの状態に陥ると、膨張弁入口の冷媒温度(以下、膨張弁入口温度と称する。)の極端な低下やハンチング(周期的な変動)等が生じて過熱度が不安定となり、その結果、液圧縮や液バック、冷凍装置の冷凍能力低下といった不具合を生じることがある。
図8に示す冷凍装置10を例に、寝込みについて詳述する。同図に示す冷凍装置10は、冷媒として二酸化炭素を用いるもので、圧縮機11、放熱器15、内部熱交換器18、膨張弁等の減圧器19、蒸発器20、蒸発器入口の冷媒温度(以下、蒸発器入口温度と称する。)を検出するためのセンサ32、蒸発器出口の冷媒温度(以下、蒸発器出口温度と称する。)を検出するためのセンサ33、逆止弁21、及びセンサ32,33の検出値に応じて減圧器19の開度を制御する図示しない制御部等を含んで構成されている。
上記構成からなる冷凍装置10において、過熱度制御が適正に行われて冷凍サイクルが安定状態にある場合、膨張弁入口温度、蒸発器入口温度、及び蒸発器出口温度の時間的な変化は、例えば図9Aに示すようであり、このように安定状態では膨張弁入口の冷媒温度は所定範囲内(10℃〜25℃)に維持されている。
一方、寝込みの状態に陥った場合、膨張弁入口温度、蒸発器入口温度、及び蒸発器出口温度の時間的な変化は、例えば、図9Bに示すようになる。すなわち、寝込みの状態に陥ると、膨張弁入口温度が不安定となり、膨張弁入口温度が相当低温まで低下し(同図の例では−10℃近くまで下がっている。)、これにより過熱度(蒸発器入口温度と蒸発器出口温度の差)が取れなくなってしまうことがわかる。
なお、上記のような内部熱交換器18を有するタイプの冷凍装置10では、膨張弁入口温度が負荷変動の影響を受けやすく、寝込みの状態に陥り易い。また冷媒として用いる二酸化炭素は流動性が高く、膨張弁の入口では高圧となるため、開度変化に対する流量変化が大きく膨張弁の開度制御が非常に厳しく、アンモニア等を冷媒とする他の冷凍装置に比べて膨張弁の開度制御が難しい。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、過熱度を適切に制御することが可能な冷凍装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの主たる発明は、冷凍装置であって、ガス冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮されたガス冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器から流出するガス冷媒を減圧する減圧器と、前記減圧器で減圧されたガス冷媒を蒸発させ前記圧縮機の吸込み側に供給する蒸発器と、前記放熱器から前記減圧器に流入するガス冷媒と、前記蒸発器から前記圧縮機の吸込み側に供給するガス冷媒とを熱交換させる熱交換器と、前記蒸発器に流入する前記冷媒の温度である蒸発器入口温度と、前記蒸発器から流出する前記冷媒の温度である蒸発器出口温度とに基づいて前記冷媒の過熱度を求め、求めた前記過熱度に応じて前記減圧器の開度を制御する第1制御を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記減圧器に流入する前記冷媒の温度である減圧器入口温度が予め設定された温度より低い場合に、前記第1制御を行わないようにすることとする。
このように、本発明の冷凍装置は、減圧器(膨張弁)入口温度によって寝込み前兆の発生を監視し、前兆を検知すると蒸発器入口温度と蒸発器出口温度に基づく過熱度制御(第1制御)を行わないようにする。また減圧器に流入する冷媒の温度である減圧器入口温度が予め設定された温度より低い場合は減圧器の開度を減らすようにする。このため、冷凍装置が寝込みの状態に陥ってしまうのを防ぐことができる。また寝込みの発生が無くなることで、過熱度を安定的に確保することができ、冷凍効率が安定して維持され、これにより消費電力を低減することができる。
本発明によれば、冷凍装置の過熱度を適切に制御することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1に本発明の一実施形態として説明する冷凍装置1の構成を示している。この冷凍装置1は二酸化炭素を冷媒として用いるものである。なお、特許請求の範囲における「ガス冷媒」とは、気相状態の冷媒、液相状態の冷媒、及びそれら2層の共存状態をなす冷媒を指している。
図1に示すように、冷凍装置1は、圧縮機11、放熱器15、内部熱交換器18、減圧器19、蒸発器20、第1センサ31、第2センサ32、第3センサ33、及び制御部40を含んで構成されている。
圧縮機11は、冷媒を吸入圧縮する往復式、遠心式、又は回転式(ロータリー式)等の圧縮装置である。放熱器15(ガスクーラ)は、外気等と熱交換させることにより冷媒を冷却する。
内部熱交換器18は、放熱器15から出た冷媒と、蒸発器20から出た冷媒とを熱交換させる。内部熱交換器18によって放熱器15から蒸発器20に向けて供給される冷媒の温度が下がり、これにより蒸発器20の入口と出口における冷媒のエンタルピの差が拡大し、蒸発器20で外気等の相手方物質からの熱の汲み上げ量を増やすことができる。
減圧器19は、内部熱交換器18から流入する冷媒を減圧する。減圧器19は、例えば(EEV:Electronic Expansion Valve)等の自動制御可能な膨張弁であり、後述するように制御部40によってその開度が自動的に制御される。なお、膨張弁を用いる場合はキャピラリチューブを併用してもよい。
蒸発器20は冷媒を蒸発させる。蒸発器20としては、例えば、乾式、又は満液式のものが用いられる。逆止弁21は圧縮機11に向かう方向が順方向となるように設けられ、圧縮機11から蒸発器20側への冷媒の逆流を阻止する。
第1センサ31、第2センサ32、及び第3センサ33は、例えば、サーミスタ等の温度センサである。このうち第1センサ31は、減圧器19に流入する冷媒の温度、すなわち、減圧器19の入口における冷媒温度(以下、減圧器入口温度と称する。)を検出する。第2センサ32は、蒸発器20に流入する冷媒の温度、すなわち、蒸発器20の入口における冷媒温度(以下、蒸発器入口温度と称する。)を検出する。第3センサ33は、蒸発器20から出た冷媒の温度、すなわち、蒸発器20の出口における冷媒温度(以下、蒸発器出口温度と称する。)を検出する。なお、測定範囲において冷媒の温度と圧力が比例関係にある場合は第1センサ31、第2センサ32、及び第3センサ33として圧力センサを用いてもよい。
制御部40は、第1センサ31、第2センサ32、及び第3センサ33から入力される測定値に基づき減圧器19に開度制御のための制御信号を送信し、減圧器19の開度を制御する。図2に制御部40のハードウエア構成を示す。同図に示すように、制御部40は、バスを介して接続された、CPU411、メモリ412、入力インタフェース413、及び出力インタフェース414を有している。このうち入力インタフェース413は、第1センサ31、第2センサ32、及び第3センサ33と通信可能に接続し、各センサ31,32,33から送られてくる測定値を受信する。出力インタフェース414は、減圧器19と通信可能に接続し、減圧器19の開度を制御するための制御信号を減圧器19に送信する。
次に、図3に示すp−h線図(モリエル線図)とともに冷凍装置1の冷凍サイクルについて説明する。同図において、aは飽和液線、bは飽和蒸気線、Cは冷媒(二酸化炭素)の臨界点である。
まず圧縮機11において、冷媒は所定の圧力(以下、高圧と称する。)まで圧縮される(符号1→2の過程)。圧縮後の冷媒は放熱器15に流入する。放熱器15に流入した冷媒は、ここで外気等の相手方物質と熱交換されて所定温度まで冷却され(符号2→3の過程)、内部熱交換器18に流入する。内部熱交換器18に流入した冷媒は、ここで蒸発器20から内部熱交換器18に流入する冷媒と熱交換されてさらに冷却される(符号3→4の過程)。
内部熱交換器18から出た冷媒は、次に減圧器19において減圧されて液化し(符号4→5で示す過程)、蒸発器20に流入する。蒸発器20において、冷媒は外気等の相手方物質から熱を奪って気化し(符号5→6で示す過程)、内部熱交換器18に流入する。
内部熱交換器18に流入した冷媒は、ここで放熱器15から流入する冷媒と熱交換されて温められた後(符号6→1)、逆止弁21を通って圧縮機11の吸込み側に戻る。
以上が冷凍装置1の冷凍サイクルである。次に制御部40によって行われる減圧器19の開度制御について説明する。
図4に制御部40の機能を示している。測定値取得部421は、第1センサ31、第2センサ32、及び第3センサ33から入力される測定値を取得する。過熱度算出部422は、第2センサ32及び第3センサ33で測定した測定値から蒸発器20の出口における冷媒の過熱度を求める。具体的には、過熱度算出部422は、第2センサ32の測定値から求められる蒸発器入口温度と、第3センサ33の測定値から求められる蒸発器出口温度との差を求め、この差を過熱度とする。減圧器制御部423は、第1センサ31から入力される測定値から求まる減圧器入口温度と、過熱度算出部422によって求められる上記過熱度とに基づいて、減圧器19の開度を制御する。なお、以上に説明した制御部40の各機能は、制御部40のハードウエアにより、又は、CPU411がメモリ412に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
ところで、本発明者らは、冷凍装置1が前述した寝込み状態に陥る際、その前兆として、減圧器入口温度が極端に低下する現象が生じることを知見している。図5に寝込み状態に陥る過程における、減圧器入口温度、蒸発器入口温度、及び蒸発器出口温度の時間変化を上記実験結果の一例として示す。同図に示すように、寝込みの状態に陥る際(時間tの付近で寝込みに陥っている)は、その前兆として、減圧器入口温度が極端に低下している(例えば、時間t、t)。そこで、本実施形態の冷凍装置1では、減圧器入口温度が極端に低下した場合に、蒸発器入口温度と蒸発器出口温度とに基づく過熱度制御(第1制御)を行わないようにして、減圧器19の開度を減らす制御(以下、寝込み防止制御(第2制御)と称する。)を行うようにしている。
上記原理に基づいて、制御部40によって行われる減圧器19の開度制御に関する処理を図6Aに示すフローチャートとともに説明する。なお、同図に示す処理は、リアルタイムに実行するようにしてもよいし、例えば数秒〜数十秒程度の制御周期で定期的に実行するようにしてもよい。また圧縮機11を再始動させる直前や、冷凍装置1が冷蔵庫である場合には、除霜運転の実施直後に実行するようにしてもよい。また冷凍装置1が冷蔵庫である場合には、冷蔵庫の扉の開閉有無や開閉回数、開放時間等、冷凍負荷が大きく変動する可能性がある時点で実行するようにしてもよい。
図6Aにおいて、S611では、測定値取得部421が、第1乃至第3センサ31〜33の測定値を取得する。S612では、減圧器制御部423が、第1センサ31の測定値に基づく減圧器入口温度と、予め設定されてメモリ412に記憶されている設定温度とを比較する。なお、上記設定温度は、実験結果等に基づいて、寝込みの前兆を検出するのに適切な温度に設定する。
比較の結果、減圧器入口温度が設定温度以上である場合には(S612:NO)、S614に進む。一方、減圧器入口温度が設定温度よりも低い場合には(S612:YES)、減圧器19の開度を微少量だけ減らした後(S613)、処理を終了する。すなわち、この場合は過熱度制御(第1制御)は行われず、寝込み防止制御(第2制御)が行われる。なお、上記微少量は、例えば、電子式膨張弁の開度制御を行うステッピングモータのステップを単位として設定される。以上において、S611、S612、S613が前述した寝込み防止制御に関する処理である。
続くS614からの処理は、過熱度制御に関する処理である。まずS614では、過熱度算出部422が、第2センサ32及び第3センサ33から入力される測定値から蒸発器20の出口における冷媒の過熱度を求める。
S615では、減圧器制御部423が、過熱度算出部422によって求められた過熱度と、予め設定されてメモリ412に記憶されている上限閾値とを比較する。上限閾値は、過熱度の適正範囲における上限値に設定される。なお、過熱度の適正範囲は、冷凍装置1の冷凍能力、冷凍装置1の配管長、蒸発器20の蒸発温度、内部熱交換器18の容量や種類等、個々の冷凍装置1の属性に応じて定まる(例えば、家庭用冷蔵庫の場合は1℃〜10℃)。
比較の結果、過熱度が上限閾値を超えている場合、すなわち、過熱度が適正範囲を逸脱している場合には(S615:YES)、S616に進む。一方、過熱度が上限閾値を超えていない場合には(S615:NO)、S617に進む。
S616では、減圧器制御部423が減圧器11の開度を微少量だけ増加させる。S617では、減圧器制御部423が、過熱度算出部422によって求められた過熱度と、予め設定されてメモリ412に記憶されている下限閾値とを比較する。なお、下限閾値は、過熱度の適正範囲における下限値に設定される。比較の結果、過熱度が下限閾値よりも小さい場合、すなわち、過熱度が適正範囲を逸脱している場合には(S617:YES)、S613に進む。一方、過熱度が下限閾値以上である場合には(S617:NO)、処理を終了する。
減圧器19の開閉制御(S613やS616)は、必ずしもS612、S615、又はS617の判定が行われる度に行う必要はなく、例えばS613やS616で行われる開閉制御の実行条件を所定回数連続して満たした場合に初めて減圧器19の開閉制御を実施するようにしてもよい。また前述した寝込みの前兆(図5の時間t,t)が所定回数検出された場合に初めてS613やS616の減圧器19の開閉制御を実施するようにしてもよい。なお、S612、S615、又はS617の判定を行うタイミングや、S613やS616の減圧器19の開閉制御を行うタイミングは、個々の冷凍装置1の属性に応じて設定される。
以上の例では、過熱度制御(S614乃至S617の処理)が寝込み防止制御と同じタイミングで実行されるが、寝込み防止制御のみを独立したタイミングで実施するようにしてもよい。この場合、寝込み防止制御については、図6Aの処理を分割して独立させた、例えば、図6Bに示すフローチャートに従って実行するようにする。
以上に説明したように、本実施形態の冷凍装置1は、減圧器(膨張弁)入口温度によって寝込みの発生の前兆を監視し、前兆を検知すると蒸発器入口温度と蒸発器出口温度に基づく過熱度制御を行わないようにし、この場合は減圧器19の開度を減少させるように制御する。このため、寝込みの状態に陥ってしまうのを確実に防ぐことができる。また寝込みの状態に陥る可能性があるにも拘わらず、過熱度制御が行われて減圧器の開度が増加し寝込みを誘発してしまうのを防ぐことができる。また寝込みの発生が無くなることで、過熱度を安定的に確保することができ、これにより冷凍効率が安定して維持されて冷凍装置1の消費電力を抑えることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、以上の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また以上の説明では、冷凍装置1として一段圧縮方式のものを取り上げたが、例えば図7に示すように本発明は第1圧縮機11と第2圧縮機14を有する多段圧縮方式の冷凍装置1に適用することもできる。なお、同図に示す中間冷却器12は、第1圧縮機11から吐出された冷媒を外気等の相手方物質と熱交換させて冷却し、第2圧縮機14に吸込まれる冷媒の温度を低下させるものである。中間冷却器12を設けることで第2圧縮機14から出た冷媒の温度上昇が抑えられ、その結果冷凍装置1の冷凍効率が向上する。また液圧縮を防ぐため、蒸発器20から流出する冷媒に含まれる液体成分を分離するアキュムレータを第1圧縮機11の前段に設けてもよい。
以上の実施形態では、蒸発器20における熱交換により外気等の被冷却物質を冷却する冷凍装置1について説明したが、本発明は放熱器15から放熱される熱を利用して給湯水の温度を上昇させる給湯器等に適用することもできる。
本発明の一実施形態として示す冷凍装置1の構成を示す図である。 本発明の一実施形態として示す制御部40のハードウエア構成である。 本発明の一実施形態として示す冷凍装置1のp−h線図(モリエル線図)である。 本発明の一実施形態として示す制御部40の機能である。 寝込み状態に陥る過程における、減圧器入口温度、蒸発器入口温度、及び蒸発器出口温度の時間変化の一例である。 本発明の一実施形態として示す、制御部40によって行われる減圧器19の開度制御に関する処理を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態として示す、制御部40によって行われる寝込み防止制御を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態として示す、冷凍装置1の他の構成である。 冷凍装置の一例を示す図である。 冷凍装置の過熱度制御が適正に行われ、冷凍サイクルが安定状態にある際の膨張弁入口温度、蒸発器入口温度、及び蒸発器出口温度の時間的な変化の実測値を示すグラフである。 冷凍装置が寝込み状態に陥った際の膨張弁入口温度、蒸発器入口温度、及び蒸発器出口温度の時間的な変化の実測値を示すグラフである。
符号の説明
1 冷凍装置
11 圧縮機
15 放熱器
18 内部熱交換器
19 減圧器
20 蒸発器
31 第1センサ
32 第2センサ
33 第3センサ
40 制御部
421 測定値取得部
422 過熱度算出部
423 減圧器制御部

Claims (5)

  1. ガス冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮されたガス冷媒を放熱させる放熱器と、
    前記放熱器から流出するガス冷媒を減圧する減圧器と、
    前記減圧器で減圧されたガス冷媒を蒸発させ前記圧縮機の吸込み側に供給する蒸発器と、
    前記放熱器から前記減圧器に流入するガス冷媒と、前記蒸発器から前記圧縮機の吸込み側に供給するガス冷媒とを熱交換させる熱交換器と、
    前記蒸発器に流入する前記冷媒の温度である蒸発器入口温度と、前記蒸発器から流出する前記冷媒の温度である蒸発器出口温度とに基づいて前記冷媒の過熱度を求め、求めた前記過熱度に応じて前記減圧器の開度を制御する第1制御を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記減圧器に流入する前記冷媒の温度である減圧器入口温度が予め設定された温度より低い場合に、前記第1制御を行わないようにすること
    を特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1に記載の冷凍装置であって、
    前記制御部は、前記減圧器に流入する前記冷媒の温度である減圧器入口温度が予め設定された温度より低い場合に、前記減圧器の開度を減らすように制御する第2制御を行うこと
    を特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項2に記載の冷凍装置であって、
    前記減圧器入口温度を測定する第1センサと、
    前記蒸発器入口温度を測定する第2センサと、
    前記蒸発器出口温度を測定する第3センサと、を有し、
    前記制御部は、前記第1センサ、前記第2センサ、及び前記第3センサの測定値に基づいて、前記第1制御、及び前記第2制御を行うこと
    を特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍装置であって、
    前記圧縮機は、
    前記蒸発器から出た前記冷媒を圧縮する第1圧縮機と
    前記第1圧縮機で圧縮された冷媒をさらに圧縮して前記放熱器に供給する第2圧縮機と、を含むことを
    特徴とする冷凍装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の冷凍装置であって、
    前記冷媒は二酸化炭素であることを特徴とする冷凍装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010134509A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

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