JP2008247776A - 水中油型乳化化粧料および水中油型乳化化粧料の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
使用時の延び広がりが良く、かつ経時で増粘せずに経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料を開発すると共に、その水中油型乳化化粧料の製造方法を提供する。
【解決手段】
成分(a)リン脂質
成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール
成分(c)コラーゲン
を配合する水中油型乳化化粧料であって、成分(c)が乳化時の水相中に含有されていることを特徴とする水中油型乳化化粧料。
【選択図】なし
使用時の延び広がりが良く、かつ経時で増粘せずに経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料を開発すると共に、その水中油型乳化化粧料の製造方法を提供する。
【解決手段】
成分(a)リン脂質
成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール
成分(c)コラーゲン
を配合する水中油型乳化化粧料であって、成分(c)が乳化時の水相中に含有されていることを特徴とする水中油型乳化化粧料。
【選択図】なし
Description
本発明は、成分(a)リン脂質、成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール、成分(c)コラーゲンを配合する水中油型乳化化粧料であって、成分(c)が乳化時の水相中に含有されていることを特徴とする水中油型乳化化粧料に関するものであり、より詳細には、使用時の延び広がりよく、経時的に粘度が増加しない安定な水中油型乳化化粧料に関するものである。また、成分(a)リン脂質及び成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールを含有する油相と、成分(c)コラーゲンを含有する水相とを混合することを特徴する水中油型乳化化粧料の製造方法に関するものであり、より詳細には、経時的に粘度が増加しない安定に優れた水中油型乳化化粧料を得るための製造方法に関するものである。
リン脂質は保湿効果の高い天然界面活性物質であり、水中油型乳化化粧料の乳化剤として用いる方法が知られている。しかし一般に、リン脂質は乳化力が弱いことから、経時安定性を向上させる多くの検討が行われている。例えば、高級アルコールとグリセリンを併用して乳化安定性を向上させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。
一方、水中油型乳化化粧料の製造方法に関する検討も多くなされている。高圧乳化処理機を用いる方法(例えば、特許文献2参照)や一相マイクロエマルションを形成させて行うO/W超微細エマルション外用剤の製造方法(例えば、特許文献3参照)などがある。
特開平5−4912号公報
特開2005−194267号公報
特開2005−194229号公報
特許文献1の技術では、高級アルコールによる経時で粘度が上昇する場合があるなど、化粧料の塗布時の延び広がりといった使用性に問題となる場合があった。特許文献2の技術では、高圧乳化機という特別な装置を用いてさらに処理温度を制御して行う技術でありより簡便な技術が求められていた。さらに特許文献3の技術では、マイクロエマルションを形成させる特定の条件を用いて製造する必要があった。本発明では、特許文献2のような特別な装置を使うことや特許文献3にあるような特定の条件を用いることなく、乳化剤としてリン脂質を用いた水中油型乳化化粧料において、化粧料塗布時の延び広がりがよく、また経時で増粘することない水中油型乳化化粧料を開発することを課題とする。
ここで水中油型乳化化粧料が、経時で増粘する現象は、乳化界面から高級アルコールが水相中に析出することによりゲル化が進行するものと考えられている。本発明では経時でこのゲル化の進行を抑制する水中油型乳化化粧料を開発し、またその水中油型乳化化粧料の製造方法を提供する。
かかる実情において、本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究した結果、(a)リン脂質、(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール、(c)コラーゲンを配合する水中油型乳化化粧料において、(c)コラーゲンを乳化時に水相中に含有させることで製造された水中油型乳化化粧料は、使用時の化粧料の延び広がりが良く、かつ経時で化粧料の粘度が上昇することなく経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料であることを見出し、該水中油型乳化化粧料の製造方法とともに提供するものである。
すなわち 次の成分(a)〜(c);
成分(a)リン脂質
成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール
成分(c)コラーゲン
を配合する水中油型乳化化粧料であって、成分(c)が乳化時の水相中に含有されていることを特徴とする水中油型乳化化粧料を提供するものである。
成分(a)リン脂質
成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール
成分(c)コラーゲン
を配合する水中油型乳化化粧料であって、成分(c)が乳化時の水相中に含有されていることを特徴とする水中油型乳化化粧料を提供するものである。
さらに成分(a)リン脂質及び成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールを含有する油相と、成分(c)コラーゲンを含有する水相とを混合することを特徴とする水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに前記油相を前記水相中に添加し、混合することを特徴とする水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに前記水相を前記油相中に添加し、混合することを特徴とする水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに前記油相及び前記水相を50〜90℃に加熱して、混合することを特徴とする水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールを含有する油相と、成分(a)リン脂質及び成分(c)コラーゲンを含有する水相とを混合することを特徴する水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに前記油相を前記水相中に添加し、混合することを特徴する請求項6記載の水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに前記水相を前記油相中に添加し、混合することを特徴する請求項6記載の水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに前記油相及び前記水相を50〜90℃に加熱して、混合することを特徴する請求項5〜8の何れかの項記載の水中油型乳化化粧料の製造方法を提供するものである。
さらに前記請求項2〜9の何れかの項記載の製造方法により製造されることを特徴とする水中油型乳化化粧料を提供するものである。
本発明の水中油型乳化化粧料は、使用時の延び広がりよく、経時的に粘度が増加しない安定性に優れた水中油型乳化化粧料を得ることができる。また本発明の水中油型乳化化粧料の製造方法は、経時的に粘度が増加しない安定性に優れた水中油型乳化化粧料を得ることができる。
以下、まず本発明の水中油型乳化化粧料について説明する。
本発明に用いられる成分(a)リン脂質は、本発明の水中油型乳化化粧料において、乳化剤として配合されるものであり、通常の化粧料に用いられるリン脂質であれば何れのものも用いることができる。具体的には、大豆由来リン脂質、大豆由来水素添加リン脂質、大豆由来リゾリン脂質、大豆由来水素添加リゾリン脂質、卵黄由来リン脂質、卵黄由来水素添加リン脂質、卵黄由来リゾリン脂質、卵黄由来水素添加リゾリン脂質等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
本発明に用いられる成分(a)リン脂質は、本発明の水中油型乳化化粧料において、乳化剤として配合されるものであり、通常の化粧料に用いられるリン脂質であれば何れのものも用いることができる。具体的には、大豆由来リン脂質、大豆由来水素添加リン脂質、大豆由来リゾリン脂質、大豆由来水素添加リゾリン脂質、卵黄由来リン脂質、卵黄由来水素添加リン脂質、卵黄由来リゾリン脂質、卵黄由来水素添加リゾリン脂質等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
本発明に用いられる成分(a)の配合量は特に限定されないが、0.005〜10質量%(以下「質量%」は単に「%」と略す)であり、0.5〜5%がより好ましい。成分(a)の配合量がこの範囲であると、経時安定性に優れる水中油型乳化化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(b)の炭素数16〜22の直鎖型飽和高級アルコールは、水中油型乳化化粧料の界面を安定にする乳化助剤として配合され、通常の化粧料に用いられる高級アルコールであれば特に限定されない。このような成分(b)は、25℃のおける性状は固形状であり、不飽和高級アルコールや分岐高級アルコールなどは本発明では含まれない。炭素数が16より小さいと乳化助剤として充分に機能せず、また炭素数が22より大きいと使用時の感触上好ましくない。このような成分(b)としては、具体的には、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。これらの中でもベヘニルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコールの何れかを選択すると、使用時の延び広がりに優れ、経時安定性が特に良好な水中油型乳化化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(b)の炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールの配合量は特に限定されないが、0.01〜10%が好ましく、0.1〜5%がより好ましい。成分(b)の炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールの含有量がこの範囲であると、より経時安定性に優れる水中油型乳化化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(c)のコラーゲンは、本発明の水中油乳化型化粧料において、経時での化粧料の粘度が上昇をするのをおさえるために配合されるものである。成分(c)のコラーゲンは、動物の骨、皮などの結合組織に豊富に含まれており、成分(c)のコラーゲンを抽出する原料としては、特に限定されないが、サケ、タラといった寒流魚から抽出されたコラーゲンを配合することが好ましい。一般に寒流魚から抽出されるコラーゲンは一般に16〜20℃付近でゼラチン化し水溶性となるため、成分(c)のコラーゲンがこれら寒流魚から抽出されたものであると、使用時に皮膚上での延び広がりに優れた水中油型化粧料を得ることができる。本発明の成分(c)の市販品は、PANCOGENE MARIN(GATTEFOSSE社製)が挙げられる。これは純分0.3%の水溶液として提供されている。
本発明に用いられる成分(c)のコラーゲンの配合量は特に限定されないが、0.0001〜1質量%が好ましく、0.001〜0.5%がより好ましい。成分(c)のコラーゲンの含有量がこの範囲であると、より安定性に優れる水流油方乳化化粧料を得ることができる。
本発明の成分(c)は、乳化時の水相に含有されていることが必須である。ここで乳化時とは全ての水相区分と全ての油相区分が混合攪拌するまでのことをいう。また乳化時の水相区分は一区分だけでもよいし、複数の区分にわけて混合攪拌することもいずれの場合でも可能である。これら水相区分に含有する成分(c)はひとつの水相区分に全量含有されていてもよいが、複数の水相区分に分量されていても何れでもよい。
本発明の水中油型乳化化粧料において成分(a)と共に多価アルコールを含有させておくことも可能である。多価アルコールは成分(a)のリン脂質を油相中及び又は水相中に分散させる溶媒として優れていている。
このような多価アルコールは特に限定されず、通常の化粧料に用いられ、成分(a)と混合することができれば、飽和又は不飽和の直鎖状或いは分岐鎖を有する多価アルコールのいずれのものも用いることができ、具体的には1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,2−ペンチレングリコール、1,6−ヘキサメチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン等が例示され、これらを1種又は2種以上を用いることができる。これらの中でも、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコールが特に好ましく用いることができる。
本発明によって得られる水中油型乳化化粧料において、その特性を損なわない範囲において水溶性高分子などを追加配合して粘性を付与したり、また美容剤や保湿剤等を含む水系に分散することができる。また、上記した必須成分の他に通常の化粧料に使用される成分、例えば、成分(b)以外の油性成分、アルコール類、多価アルコール以外の水性成分、成分(a)以外の界面活性剤、粉体、紫外線吸収剤、保湿剤、酸化防止剤、美白や抗酸化等を目的とした美容剤、防腐剤、香料、清涼剤等を本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
本発明の水中油型乳化化粧料の製造方法は、分散乳化、転相乳化の他にもゲル乳化、D相乳化などの一般に知られた手法にて調製可能であるが、いずれの場合においても水相にあらかじめ成分(c)を含有されているものを用いることで得られる。
続いて、本発明の水中油型乳化化粧料の製造方法について説明する。
なお、以下の説明に用いられる成分(a)リン脂質、成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール、成分(c)コラーゲンは前記記載のものと同一である。
なお、以下の説明に用いられる成分(a)リン脂質、成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール、成分(c)コラーゲンは前記記載のものと同一である。
本発明の水中油型乳化化粧料の製造方法は、成分(a)リン脂質及び成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールを含有する油相と、成分(c)コラーゲンを含有する水相とを混合することを特徴としている。
すなわち成分(a)、成分(b)を含む油相中にあらかじめ混合溶解し調製しておく。このとき油相の温度は50〜90℃であり、好ましくは60〜80℃である。次に成分(c)を含む水相を混合させ調製しておく。このときの水相の温度は50〜90℃であり、好ましくは60〜80℃である。前記油相と前記水相混合することで水中油型乳化化粧料を得ることができる。また前記油相と前記水相を混合する機器としては特に限定されないが、通常乳化工程を行う際に用いられるものであればいずれのものでも使用することができる。具体的には、ホモミキサー、ディスパーミキサーなどを用いることができる。また注入速度等は特に限定されことなく製造することができる。
さらに本発明の水中油型乳化化粧料の製造方法は、油相を水相中に添加し、混合することを特徴としている。
前記同様、成分(a)、成分(b)を含む油相及び成分(c)を含む水相を前記記載の方法及び条件においてあらかじめ調製しておく。続いて前記油相を攪拌している前記水相中に添加混合していくことで本発明の水中油型乳化化粧料を得ることができる。
さらに本発明の水中油型乳化化粧料の製造方法は、前記水相を前記油相中に添加し、混合することを特徴としている。
前記同様、成分(a)、成分(b)を含む油相及び成分(c)を含む水相を前記記載の方法及び条件においてあらかじめ調製しておく。続いて前記水相を攪拌している前記油相中に添加混合していくことで本発明の水中油型乳化化粧料を得ることができる。
前記油相及び前記水相を50〜90℃に加熱して、混合することを特徴する前記記載の水中油型乳化化粧料の製造方法である。
前記同様、成分(a)、成分(b)を含む油相及び成分(c)を含む水相を前記記載の方法及び条件においてあらかじめ調製しておく。乳化をする時の前記油相と前記水相を混合する時の温度はそれぞれ50〜90℃であり、好ましくは60〜80℃である。この範囲製造することにより、経時で化粧料の粘度が上昇することなく経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料を製造することができる。
成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールを含有する油相と、成分(a)リン脂質及び成分(c)コラーゲンを含有する水相とを混合することを特徴する水中油型乳化化粧料の製造方法である。
すなわち成分(b)を含む油相中にあらかじめ混合溶解し調製しておく。このとき油相の温度は50〜90℃であり、好ましくは60〜80℃である。次に成分(a)、成分(c)を含む水相を混合させ調製しておく。このときの水相の温度は50〜90℃であり、好ましくは60〜80℃である。前記油相と前記水相混合することで水中油型乳化化粧料を得ることができる。また前記油相と前記水相を混合する機器としては特に限定されないが、通常乳化工程を行う際に用いられるものであればいずれのものでも使用することができる。具体的には、ホモミキサー、ディスパーミキサーなどを用いることができる。また注入速度等は特に限定されことなく製造することができる。
前記油相を前記水相中に添加し、混合することを特徴する請求項6記載の水中油型乳化化粧料の製造方法である。
前記同様、成分(b)を含む油相及び成分(a)、成分(c)を含む水相を前記記載の方法及び条件においてあらかじめ調製しておく。続いて前記油相を攪拌している前記水相中に添加混合していくことで本発明の水中油型乳化化粧料を得ることができる。
前記水相を前記油相中に添加し、混合することを特徴する前記記載の水中油型乳化化粧料の製造方法である。
前記同様、成分(b)を含む油相及び成分(a)、成分(c)を含む水相を前記記載の方法及び条件においてあらかじめ調製しておく。続いて前記水相を攪拌している前記油相中に添加混合していくことで本発明の水中油型乳化化粧料を得ることができる。
前記油相及び前記水相を50〜90℃に加熱して、混合することを特徴する前記記載の水中油型乳化化粧料の製造方法である。
前記同様、成分(b)を含む油相及び成分(a)、成分(c)を含む水相を前記記載の方法及び条件においてあらかじめ調製しておく。乳化をする時の前記油相と前記水相を混合する時の温度はそれぞれ50〜90℃であり、好ましくは60〜80℃である。この範囲製造することにより、経時で化粧料の粘度が上昇することなく経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料を製造することができる。
上記製造方法にて得られた水中油型乳化化粧料は、使用時の化粧料の延び広がりが良く、かつ経時で化粧料の粘度が上昇することなく経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料とすることができる。
本発明の水中油型乳化化粧料の製造に用いられる乳化機器としては、上記記載のものを使用することが可能である。具体的には、ホモミキサー、ディスパーミキサーなどを用いることができる。またこれら以外としてもホモミキサーよりも強力な剪断力をかけられる乳化機、例えばコロイドミル、マイクロフルイダイザー、超音波乳化機など、強力な剪断力で処理することによっても調製可能である。
本発明の水中油型乳化化粧料の用途は、美容液、ボディローション、乳液、等を例示することができる、その使用法は、手で使用する方法、不織布に含浸させて使用する方法等があげられる。
以下、実施例によって本発明効果をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
水中油型乳化化粧料:本発明品1〜7及び比較品1〜5
表1、表2に示す成分(a)リン脂質を油相に配した組成の水中油型乳化化粧料を以下に示す製造方法により調製し、「使用時の延び広がりの良さ」、「経時での粘度の増加率」について、以下に示す評価方法及び判断基準により評価し、結果は表1、表2に示した。
表1、表2に示す成分(a)リン脂質を油相に配した組成の水中油型乳化化粧料を以下に示す製造方法により調製し、「使用時の延び広がりの良さ」、「経時での粘度の増加率」について、以下に示す評価方法及び判断基準により評価し、結果は表1、表2に示した。
(製造方法)
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11〜16を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11〜16を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを冷却し容器に充填して完成品とした。
(評価方法)
前記、本発明品1〜7及び比較品1〜5について、「使用時の延び広がりの良さ」については、20名の専門パネルにより使用テストを行い、以下の基準で評価を行い、その平均点で判定した。
前記、本発明品1〜7及び比較品1〜5について、「使用時の延び広がりの良さ」については、20名の専門パネルにより使用テストを行い、以下の基準で評価を行い、その平均点で判定した。
(評価項目)
a.使用時の延び広がりの良さ
(絶対評価基準)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(判定基準)
(判定):(評点の平均点)
◎ :5点を超える (非常に良好)
○ :3.5点を超える5点以下(良好)
△ :1.5点を超える3点以下(やや不良)
× :1.5点以下 (不良)
a.使用時の延び広がりの良さ
(絶対評価基準)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(判定基準)
(判定):(評点の平均点)
◎ :5点を超える (非常に良好)
○ :3.5点を超える5点以下(良好)
△ :1.5点を超える3点以下(やや不良)
× :1.5点以下 (不良)
「経時での粘度の増加率」については本発明品1〜7及び比較品1〜5の各試料を、15℃で24時間静置したものを翌日粘度値として測定する(粘度測定値A:測定温度15℃)。一方、−20℃と15℃を24時間ごとのサイクルを3回(計6日間)繰り返し、15℃で24時間静置したもの経時後の粘度値として測定する(粘度測定値B:測定温度15℃)。この粘度測定値Aから粘度測定値Bの増加率(%)を下記の基準に基づき評価した。なお粘度測定は芝浦システム株式会社製のB型粘度計、Model:VDA2を用い、4号ローターを使用し6回転/60秒の条件で、化粧品原料基準一般試験法に準じて測定した。
粘度の増加率(%)=(B/A)×100
粘度の増加率(%)=(B/A)×100
(評価項目)
a.経時での粘度の増加率
(判定):(評価)
◎ :110%未満
○ :110%以上130%未満
△ :130%以上150%未満
× :150%以上
a.経時での粘度の増加率
(判定):(評価)
◎ :110%未満
○ :110%以上130%未満
△ :130%以上150%未満
× :150%以上
表1、表2の結果から明らかなように、本発明品1〜7の水中油型乳化化粧料は、「使用時の延び広がりの良さ」、「経時での粘度の増加率」の点で、優れた特性を有していた。それに対し、成分(b)ではなく炭素数14の高級アルコールであるミリスチルアルコールを配合した比較品1や、分岐構造の炭素数18の高級アルコールであるイソステリルアルコールを配合した比較品2では、使用時の延び広がりが悪く、経時で増粘が見られた。成分(c)を配合しない比較品3や、成分(c)のかわりにキサンタンガムを配合した比較品5では、経時での増粘が見られた。同じく成分(c)のかわりにアルキル変性カルボキシビニルポリマーを配合した比較品4では使用時の延び広がりが悪く、経時で増粘が見られた。
水中油型乳化化粧料の製造方法:製造実施品1〜4及び製造比較品1〜4
表1の本発明品1と同一の処方を下記それぞれの製法に従って調製し、評価を行った。評価(「使用時の延び広がりの良さ」、「経時での増粘の増加率」)については前述の方法に従い、結果を表3に示した。
表1の本発明品1と同一の処方を下記それぞれの製法に従って調製し、評価を行った。評価(「使用時の延び広がりの良さ」、「経時での増粘の増加率」)については前述の方法に従い、結果を表3に示した。
(製造実施例1)
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
(製造実施例2)
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
(製造実施例3)
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
(製造実施例4)
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11〜15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
(製造比較例1)
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
(製造比較例2)
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分1〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
(製造比較例3)
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.BにAを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
(製造比較例4)
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分2〜10を加熱、70℃にて均一に溶解した(油相)。
B.成分1、11、12,14、15を加熱、70℃にて均一に溶解した(水相)。
C.AにBを混合、転相乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを45℃まで冷却し、成分13を添加し混合攪拌した。
E.Dを35℃まで冷却し容器に充填して完成品とした。
表3の結果から明らかなように、成分(c)のコラーゲンが乳化時の水相中に含有されて製造した本製造実施品1〜4いずれも使用時の延び広がりがよく、経時での粘度の増加率が低いものであった。これに対して成分(c)のコラーゲンを乳化(条件:アジディスパー、3000rpm、5min)後に添加し混合攪拌した、製造比較品1〜4は使用時の延び広がりが悪く、また経時で粘度が増加するものであった。
水中油型乳化化粧料:
1.精製水 残量
2.N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム 0.1
3.コラーゲン(注2) 3.0
4.ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸・
ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸混合物 0.1
5.水素添加大豆リン脂質 3.0
6.グリセリン 10.0
7.1、3−ブチレングリコール 15.0
8.ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0
9.流動パラフィン 12.0
10.ベヘニルアルコール 0.5
1.精製水 残量
2.N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム 0.1
3.コラーゲン(注2) 3.0
4.ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸・
ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸混合物 0.1
5.水素添加大豆リン脂質 3.0
6.グリセリン 10.0
7.1、3−ブチレングリコール 15.0
8.ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0
9.流動パラフィン 12.0
10.ベヘニルアルコール 0.5
(製造方法)
A.成分1〜4を加熱、70℃にて均一に溶解した。
B.成分5〜10を加熱、70℃にて均一に溶解する。
C.AにBを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを冷却し容器に充填して完成品とした。
A.成分1〜4を加熱、70℃にて均一に溶解した。
B.成分5〜10を加熱、70℃にて均一に溶解する。
C.AにBを混合、分散乳化した(アジディスパーにて3000rpm、5min)。
D.Cを冷却し容器に充填して完成品とした。
実施例3の水中油型乳化化粧料は、「使用時の延び広がりの良さ」、「経時での増粘の増加率」の点で、優れた特性を有していた。
Claims (10)
- 次の成分(a)〜(c);
成分(a)リン脂質
成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコール
成分(c)コラーゲン
を配合する水中油型乳化化粧料であって、成分(c)が乳化時の水相中に含有されていることを特徴とする水中油型乳化化粧料。 - 成分(a)リン脂質及び成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールを含有する油相と、成分(c)コラーゲンを含有する水相とを混合することを特徴する水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 前記油相を前記水相中に添加し、混合することを特徴する請求項2記載の水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 前記水相を前記油相中に添加し、混合することを特徴する請求項2記載の水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 前記油相及び前記水相を50〜90℃に加熱して、混合することを特徴する請求項2〜4の何れかの項記載の水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 成分(b)炭素数16〜22の直鎖型高級アルコールを含有する油相と、成分(a)リン脂質及び成分(c)コラーゲンを含有する水相とを混合することを特徴する水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 前記油相を前記水相中に添加し、混合することを特徴する請求項6記載の水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 前記水相を前記油相中に添加し、混合することを特徴する請求項6記載の水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 前記油相及び前記水相を50〜90℃に加熱して、混合することを特徴する請求項5〜8の何れかの項記載の水中油型乳化化粧料の製造方法。
- 前記請求項2〜9の何れかの項記載の製造方法により製造されることを特徴とする水中油型乳化化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007089005A JP2008247776A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 水中油型乳化化粧料および水中油型乳化化粧料の製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008247776A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011213601A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Kose Corp | 水中油型乳化化粧料 |
JP2016169209A (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-23 | 御木本製薬株式会社 | シート状化粧料 |
-
2007
- 2007-03-29 JP JP2007089005A patent/JP2008247776A/ja active Pending
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