JP2008247258A - 車両用放熱装置 - Google Patents

車両用放熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008247258A
JP2008247258A JP2007092508A JP2007092508A JP2008247258A JP 2008247258 A JP2008247258 A JP 2008247258A JP 2007092508 A JP2007092508 A JP 2007092508A JP 2007092508 A JP2007092508 A JP 2007092508A JP 2008247258 A JP2008247258 A JP 2008247258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
airbag
exhaust
expansion
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007092508A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yamamoto
研一 山本
Hiroko Gendo
浩子 玄道
Makoto Yoshida
真 吉田
Shinji Kajimoto
進士 梶本
Taro Iwamoto
太郎 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2007092508A priority Critical patent/JP2008247258A/ja
Publication of JP2008247258A publication Critical patent/JP2008247258A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 車体外からの熱が車室内の搭載部材に蓄熱されることを極力防止して、車室内温度の上昇を極力抑制する車両用放熱装置を提供する。
【解決手段】 膨張展開可能とされるエアバッグ8と、そのエアバッグ8内に対する外気の給排を調整する給排機構4とを設け、エアバッグ8に外気を供給して膨脹展開させることにより、その膨脹展開したエアバッグ8をもってフロントウインドウ5内面を覆い、車体外から車室内の搭載部材に移動しようとする熱を遮断すると共に、その熱を吸熱する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車室内の熱を放出して車室内を快適にする車両用放熱装置に関する。
車両用放熱装置には、特許文献1に示すように、車体上部に反射機能を有する手段と、車体下部に放熱機能を有する手段を備えるものが提案されている。これによれば、太陽光の車室内への侵入及び光エネルギの熱エネルギへの変換を阻止して、車体上部から車室内に侵入する熱量を削減できると共に、放熱機能を有する手段を最も温度が低い部分に位置させて車体上部との温度差を最大にすることにより熱エネルギを放出できる。
特開2005−186662号公報
しかし、上記車両用放熱装置においては、車体上部から車室内に侵入する熱量を削減できるものの、熱は、車体上部から少なからず入り込むことになり、その熱は、対流等を通じて車体下部(放熱機能を有する手段)に向けて移動することになる。この熱移動途中においては、車室内のシート等の多くの搭載部材に熱が蓄熱され、その蓄熱された熱が、再び、車体下部(放熱機能を有する手段)に向けて移動することになり、その際に、熱抵抗(固体と気体との間の境膜伝熱係数等が関与)が生じることになる。このため、車体上部と車体下部との間の温度差を大きくても、それら熱抵抗が作用して、放熱できる熱量(熱移動量)を必ずしも大きくすることができず、これ伴い、車室内温度の上昇を十分に抑制することができない。
本発明は、車両という特有の事情を考慮してなされたもので、その技術的課題は、車体外の熱が車室内の搭載部材に蓄熱されることを極力防止して、車室内温度の上昇を極力抑制する車両用放熱装置を提供することにある。
前記技術的課題を達成するために本発明(請求項1に係る発明)においては、
車室内に設けられて膨張展開可能とされる膨張展開部材と、
前記膨張展開部材に対する吸熱用流体の給排を調整して、該膨張展開部材が膨脹展開状態と収縮格納状態とをとり得るようにする給排手段と、を備えている、
ことを特徴とする車両用放熱装置とした構成としてある。
上述の構成により、膨脹展開部材に吸熱用流体を供給することによって膨脹展開させることができ、その膨脹展開した膨脹展開部材により、適宜、車室内の搭載部材に移動しようとする熱を遮断できると共に、その熱を吸熱できる。このため、車室内の搭載部材が蓄熱されることを極力防止できる。
また、膨脹展開部材内に対して吸熱用流体の給排を行う構成であることから、車室内温度との差に基づき吸熱用流体の吸熱能力が低下したときには、簡単に新たな吸熱用流体に入れ替えることができ、常に、吸熱能力を高い状態に維持できる。
請求項1の好ましい態様として、前記膨脹展開部材が、膨脹展開時に、ウインドウガラス内面に近接した状態で該ウインドウガラス内面を覆うように設定されている構成を採ることができる(請求項2対応)。この構成により、太陽光を車室内入り口(ウインドウ)で遮ると共にその際に発生する熱エネルギを吸熱することができ、太陽光に基づき車室内の搭載部材が蓄熱されることを効果的に防止できる。
請求項1の好ましい態様として、前記膨脹展開部材は、膨脹展開時に前記ウインドウガラスに臨む面が他の面よりも輻射の反射率が高い面となるように設定されている構成を採ることができる(請求項3対応)。この構成により、膨脹展開部材におけるウインドウガラスに臨む面が、輻射の反射率が高い面であることに基づき、太陽光の車室内への侵入自体を、一層抑えることができ、これに伴い、その軽減分だけ、膨脹展開部材内の吸熱用流体によって車室内の熱を吸熱できる。
また、輻射に対して反射率が高い機能が、ウインドウに直接付与されることなく、非作動時に収縮格納される膨脹展開部材に付与されることから、輻射に対して反射率が高い機能を付与する材質、物質としてどのようなものを用いようとも、運転時の視認性等に影響を与えることはない。このため、膨脹展開部材に、輻射に対して反射率が極めて高い機能を付与することができ、それをもって太陽光を効果的に反射できる。
請求項1の好ましい態様として、前記膨脹展開部材は、膨脹展開時に車室内側に臨む面が他の面よりも輻射の吸収率が高い面となるように設定されている構成を採ることができる(請求項4対応)。この構成により、ウインドウ側から入ろうとする輻射に対して反射率が高い機能に基づき対処しつつ、車室内の熱の吸熱能力を、一層高めることができる。
請求項1の好ましい態様として、前記膨脹展開部材が、膨脹展開時に、シート上面、インストロメントパネル上面の少なくともいずれかを覆うように設定されている構成を採ることができる(請求項5対応)。この構成により、車室内に入った熱が、輻射、対流に基づき、車室内の搭載部材に伝熱されることを防止でき、その車室内の搭載部材が蓄熱されることを効果的に防止できる。
請求項1の好ましい態様として、前記エアバッグに、該エアバッグの膨脹展開と収縮格納とをガイドするためのガイド部材が設けられている構成を採ることができる(請求項6対応)。この構成により、エアバッグの膨脹展開を的確に行うことができると共に、収縮格納時において、エアバッグを、常にコンパクトにまとめることができる。
請求項1の好ましい態様として、前記給排手段が、上流端側が大気に連通され他端側が前記膨脹展開部材に連通される主ダクトと、該主ダクト内に配設される単一の送風機と、該送風機を迂回するようにして両端部が前記主ダクトに接続されるバイパスダクトと、一端部が前記主ダクトに対して前記送風機よりも下流側において接続され他端部が大気に開口される排気ダクトと、前記主ダクトの送風機側を前記排気ダクト又は前記主ダクトの他端側のいずれかに連通させる第1切換弁と、前記バイパスダクトの両端側間の連通、遮断を調整する第2切換弁と、を備えており、前記第1切換弁は、前記エアバッグへの空気給気時に、前記主ダクトの送風機側を該主ダクトの他端側に連通させ、前記エアバックからの空気の排気時には、該主ダクトの送風機側を排気ダクトに連通させるように設定され、前記第2切換弁は、前記エアバッグへの空気給気時に、前記バイパスダクトの両端側間の連通を遮断し、前記エアバックからの空気の排気時には、該バイパスダクトの両端側間を連通させるように設定されている構成を採ることができる(請求項7対応)。この構成により、単一の送風機を用いて、膨脹展開部材に対して空気の給排を行うことができ、当該給排手段をコンパクトな構造にできる。
請求項1の好ましい態様として、前記給排手段として、車載用空調装置が用いられ、前記空調装置とデフロスタ吹出口とを連通させるエア供給通路に、前記膨脹展開部材が接続され、前記エア供給通路内に、前記空調装置側を前記デフロスタ吹出口又は前記膨脹展開部材のいずれかに選択的に連通させる第3切換弁が設けられ、前記エア供給通路に、前記第3切換弁よりも上流側において、排出ダクトが、その一端側をもって接続されていると共に、その他端側が大気に開口され、前記排気ダクト内に、大気と前記エア供給通路との連通、遮断を調整する開閉弁が設けられている構成を採ることができる(請求項8対応)。この構成により、既存の車載用空調装置を変更することなく利用できることになり、空気の給排に関して、最小限の変更に抑えることができる。このため、当該給排手段をコンパクトな構造にできる。
請求項1の好ましい態様として、前記給排手段から前記膨脹展開部材まで給気通路に、給気を冷却するための冷却手段が設けられている構成を採ることができる(請求項9対応)。この構成により、吸熱用流体を簡単に冷却して、膨脹展開状態の膨脹展開部材の吸熱能力を高めることができる。
請求項1の好ましい態様として、前記膨張展開部材に対して吸熱用流体を給気するための給気条件が設定されており、前記給排手段は、前記給気条件として、駐車状態にあること、乗員が車両内に乗っていないこと、日射強度が所定量を超えていること、外気温が所定温を超えていることのいずれもが満足されるとき、前記膨脹展開部材に対して吸熱用流体を給気するように設定されている構成を採ることができる(請求項10対応)。この構成により、車室内温度が高温となる状況を的確に捉えて、車室内の温度上昇を抑制できる処理を行うことができる。
請求項1の好ましい態様として、前記膨張展開部材から吸熱用流体を排気するための排気条件が設定されており、前記給排手段は、前記排気条件として、前記膨脹展開部材内の温度が所定温を超えたこと、該給排手段が給気を開始した後、所定時間に至ったこと、乗員が車室内への入室状況にあることのいずれかが満足されるとき、前記膨脹展開部材から吸熱用流体を排気するように設定されている構成を採ることができる(請求項11対応)。この構成により、吸熱用流体の吸熱能力状態等を的確に捉えて、車室内の温度上昇抑制処理を続行するか否かを判断できると共に、乗員の車室内への入室状況を捉えて、運転可能状態にすることができる。
本発明(請求項1に係る発明)によれば、車体外の熱が車室内の搭載部材に蓄熱されることを極力防止して、車室内温度の上昇を極力抑制する車両用放熱装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態に係る放熱装置1を搭載した車両2を示す。放熱装置1は、エアバッグ機構3(図1においては、存在を示すため誇張して図示されている)と、そのエアバッグ機構3に対する空気の給排を調整する給排手段としての給排機構4とを備えている。
エアバッグ機構3は、図3に示すように、車両衝突時に膨張展開する通常のエアバッグ装置(図示略)とは別個に、フロントウインドウ5の内側近傍におけるインストロメントパネル6内部に配置されている。エアバック機構3は、収納ケース7と、その収納ケース7内に収納されるエアバック8とを備えている。収納ケース7は、デフロスタ吹出口9に隣接しつつそれよりも車体後方側に位置されており、その上部、下部に開口10,11がそれぞれ形成されている。収納ケース7の上部開口10はインストロメントパネル6の上部に臨んでおり、そのインストロメントパネル6上部には、収納ケース7の上部開口10領域においてエアバック出入り口12が形成されている。このエアバック出入り口12は、開閉蓋13により開閉されることになっており、この開閉蓋13は、図示を略すばね材により閉じ方向に付勢されている。収納ケース7の下部開口11は、デフロスタ吹出口9に連なるエア供給通路14に連通路15を介して接続されており、その接続部には、デフロスタ吹出口9と連通路15とのを開閉を切り換える切換弁(第3切換弁)が設けられている。この切換弁16は、制御信号に基づいて作動する駆動機構により駆動されるが、その駆動機構については図示を略す(以下の切換弁についても同じ)。
エアバッグ8は、図3に示すように、その下部開口部8aが収納ケース7の下部開口11の周縁部に取付けられており、その下部開口部8aから空気が導入されることにより、図2〜図4に示すように、フロントウインドウ5内面に沿いつつ上方に膨張展開することになっている。このエアバッグ8の内面には、ばね性を有するガイド針金17が設けられており、そのガイド針金17のばね性に基づき、エアバッグ8は、その先端側ほど内部に巻回されるように付勢されている。このため、エアバッグ8は、その内部に空気が導入されていないときには、巻回状態をもって収納ケース7内に収納され、その内部に空気が導入されたときには、開閉蓋13を押し開いて収納ケース7外に膨張展開することになっている。本実施形態においては、エアバッグ8は、その膨張展開時において、表面となる面(フロントウインドウ5内面に密着する面)が、他の面よりも輻射の反射率が高い面(例えば銀色塗膜面)されて太陽光の反射を高めるようにされ、その内面(室内側面)が、他の面よりも輻射の吸収率が高い面(例えば黒色塗膜面)とされて車室内の熱を吸熱するようにされている。また、このエアバッグ8の材質として、車両衝突時に膨張展開する通常のエアバッグ装置におけるエアバッグと同じものもの(例えばナイロン(ナイロン66))が用いられるが、膨張展開に耐える耐久性を有する限り、熱伝導率ができるだけ高いものが好ましい。
前記給排機構4には、図3に示すように、車体前部に配置される既存の空調装置が一部変更して利用されている。すなわち、給排機構4は、主ダクト18を備えており、その主ダクト18の上流端側には、切換弁19により切換られる外気導入口20と内気導入口21とが形成され、主ダクト18の下流端側には、デフロスタ吹出口9及び収納ケース7の下部開口11に連なる流出入口22が形成されている。この主ダクト18内には、上流端側から下流端側に向けて順に、送風機23、冷却用熱交換器(例えばヒートポンプの蒸発器)24が設けられており、送風機23から送り出される空気は、冷却用熱交換器24を通過して流出入口22に供給されることになっている(既存の吸気装置の構成)。さらに、給排機構4には、バイパスダクト25と、排気ダクト26とが設けられている。バイパスダクト25は、その一端が主ダクト18に送風機23の上流側において接続されており、その他端は、主ダクト18に対して、送風機23と冷却用熱交換器24との間において接続されている。このバイパスダクト25の一端側と主ダクト18との接続部には切換弁27が設けられており、その切換弁27は、主ダクト18内の送風機23の吸気側を外気導入口20(大気)又はバイパスダクト25内のいずれかに切換えることになっている。排気ダクト26は、その一端が主ダクト18に対して、送風機23とバイパスダクト25の他端との間において接続されており、その他端は、車両の下方側において大気に開放されている。排気ダクト26の一端と主ダクト18との接続部には、切換弁28が設けられており、その切換弁28は、主ダクト18内の送風機23の吐出側を大気又は冷却用熱交換器24側のいずれかに切り換えることになっている。
尚、図3において、符号29は暖房用熱交換器、30は暖房用熱交換器29を経由させるか否かを決める切換ダンパ(非経由を選択状態)、31はインストロメントパネル6における吹出口に連なる流出口、32はその流出口31を開閉する開閉弁(閉状態)、33は足元用吹出口に連なる流出口、34はその流出口33を開閉する開閉弁(閉状態)である。これらは、車室内の空調制御において用いられるものであり、本発明においては関係しないので、詳細は省略する。
図3において、符号Uは制御ユニットを示す。この制御ユニットUには、センサ35〜40からの出力信号が入力されている。センサ35は、駐車状態か否か判別するものであり、センサ36は、乗員が車室内に存在しているか否か(例えば乗員がシートに着座しているか否か)を判別するものであり、センサ37は、日射強度又は日射強度(日射量)が所定量(例えば単位時間当たり0.5kw/m2)を超えているか否かを判断するものである。また、センサ38は、外気温がいくらか又は外気温が所定温(例えば25℃)を超えているか否かを判断するものであり、センサ39は、エアバッグ8内の温度がいくらか又はエアバッグ8内の温度が所定温(例えば40℃)を超えているか否かを判断するものであり、センサ40は、乗員が車室内に入室しようとしているか否かを判別するもの(例えばドアが開いたか否かを判別するもの)である。
上記制御ユニットUは、概略的には、次の制御内容を行う。
乗員が車両から降りて駐車する場合において、そのまま駐車しておくと、車室内が高温になると判断されるときには、送風機23が駆動されて、外気(吸熱用流体)が主ダクト18内に導入され、その導入外気は、冷却用熱交換器24、流出入口22を経由して収納ケース7内のエアバッグ8に送り込まれる。
これにより、エアバッグ8は、その空気(外気)の流入により膨張展開され、フロントウインドウ5の内面は、膨張展開されたエアバッグ8により密着された状態で覆われる(図3,図4参照)。太陽光は、このエアバッグ8により遮られ、そのとき変換された熱エネルギはエアバッグ8内の空気に吸熱される。このため、フロントウインドウ5から車室内(空気)への熱の侵入が抑制され、太陽光に基づく輻射熱、太陽光から変換された熱が車室内に入り込んで生じる対流により、シート等の搭載部材に蓄熱されることが抑えられる。
またこのとき、エアバッグ8の膨張展開している表面が、他の面よりも輻射の反射率が高い面(例えば銀色塗膜面)とされていることから、太陽光は反射され、エアバッグ8内の空気は、その軽減分だけ、車室内の熱を余分に吸熱する。このため、車室内への熱の侵入は、一層、抑制され、これに伴い、シート等の搭載部材に蓄熱されることが、より抑えられる。
さらに、車室内に入り込んだ熱(空気の保有熱)については、膨張展開中のエアバッグ8を介してその内部の空気に伝達されるが、エアバッグ8に導入される空気が冷却用熱交換器24を経由されて、その冷却用熱交換器24により冷却されることから、エアバッグ8内の空気の温度と車室内温度との差が高められる。このため、車室内からエアバッグ8内の空気への熱移動量を高めることができることになり、車室内の搭載部材に熱が蓄熱されることが、この点からも抑制される。
さらにまた、膨張展開中のエアバッグ8の内面が、他の面に比して輻射の吸収率が高い面(例えば黒色塗膜面)とされており、車室内の搭載部材からの輻射熱も吸熱する。このため、エアバッグ8内面における輻射の吸収率が高い面によっても、車室内の搭載部材の蓄熱が抑制される。
一方、乗員が車両に戻ってきたとき、車室内の温度が高くなるおそれがなくなったとき等には、図5に示すように、エアバッグ8から空気は排気される。また、エアバッグ8の空気の温度が所定温以上になり、吸熱が期待できなくなったときも、再度、新たな外気をエアバッグ8に取り込んで、車室内の熱を吸熱すべく、エアバッグ8内の空気は排気される。
上記制御内容を、図6に示すフローチャートに基づき具体的に説明する。尚、図6中、Sはステップを示す。
先ず、S1において、各センサ類から各種情報が読み込まれる。そして、車両が駐車状態か(S2)、車室内に乗員はいないか(S3)、日射強度(日射量)が所定量(例えば単位時間当たり0.5kw/m2)を超えているか(S4)、外気温が所定温(例えば25℃)を超えているか(S5)が判別される。S2,S3を判別するのは、乗員が車両に乗っていない車両の駐車状態において、車室内の温度が高温になることに対処しようとしているからである。S4を判別するのは、太陽光による輻射熱を考慮したためである。S5を判別するのは、外気が車室内の温度に影響を与えることを考慮したためである。これらS2〜S5のいずれか一つがNOのときには、次の処理に進まず、S2に戻される一方、S2〜S5のいずれもがYESのときには、S6において、エアバッグ8に外気が導入(エアバッグ給気)され、次のS7において、タイマがセットされる。
上記S6のエアバッグ給気に際しては、制御ユニットUの制御信号に基づき、図3に示すように、切換弁19は内気導入口21を閉じ、切換弁27はバイパスダクト25の一端開口を閉じ、切換弁28は排気ダクト26を閉じる。また、切換弁16は、収納ケース7の下部開口11を開く一方で、デフロスタ吹出口9側へのエア供給通路14を閉じ、送風機23は駆動されて外気を取り込む。これにより、外気は、主ダクト18内を冷却用熱交換器24を経由して収納ケース7内のエアバッグ8内に導入され、エアバッグ8は、膨張展開されて、フロントウインドウ5の内面に密着した状態で覆うことになる。この膨張展開されたエアバッグ8は、その表面(輻射の反射率が高い面)により太陽光を反射し、その内部の空気が、太陽光から変換された熱を吸熱することになり、フロントウインドウ5から車室内への熱の侵入は抑制される。しかも、この膨脹展開されたエアバッグ8内の空気は、車室内の熱を吸熱すると共に、そのエアバッグ8の内面(輻射の吸収率が高い面)により、車室内における搭載部材からの輻射熱を吸熱する。
S7において、タイマがセットされると、次のS8において、エアバッグ8内の温度が所定温(例えば40℃)を超えたか否かが判別される。これは、エアバッグ8内の空気に実際的な熱交換(吸熱)が期待できるか否かの観点から判断するものである。S8がNOのときには、S9において、未だ熱交換できるとして、エアバッグ8の膨張展開状態が保持される。このエアバッグ8の膨張展開状態を保持するに際しては、制御ユニットUからの制御信号に基づき、切換弁16は、図4の状態から収納ケース7の下部開口11を閉じ、送風機23の駆動は停止される。これにより、エアバッグ8は、膨脹展開した状態を維持しつつ、前記機能を発揮し続ける。
この後、車両が駐車状態か(S10)、車室内に乗員が入室状況にあるか(S11)、日射強度(日射量)が所定量(例えば単位時間当たり0.5kw/m2)を超えているか(S12)、外気温が所定温(例えば25℃)を超えているか(S13)、エアバッグ8への給気開始から所定時間Δtに至ったか(S14)が判別される。S10,S12,S13のいずれもがYES、S11,S14のいずれもがNOと判断されたときには、未だエアバッグ8による処理を継続する必要があると共に継続できる状況にあるとして、S8に戻される。一方、S10,S12,S13のいずれかがNO、或いはS11,S14のいずれかがYESと判断されたときには、エアバッグ8による反射、吸熱を行う状況になくなったとして、S15において、エアバッグ8からその内部の空気が排気される(エアバッグ8排気)。このS15のエアバッグ8排気に際しては、制御ユニットUからの制御信号に基づき、切換弁16は収納ケース7の下部開口11を開き、切換弁27はバイパスダクト25の一端開口を開いて外気導入口20を閉じ、切換弁28は、排気ダクト26を大気に開放して冷却用熱交換器24側への通路を遮断する。切換弁21は内気導入口21を閉じた状態を維持し、送風機23は駆動される。これにより、図5の矢印で示すように、エアバッグ8内の空気が、冷却用熱交換器24、バイパスダクト25、送風機23、排気ダクト26を経由して大気に排出される。これにより、エアバッグ8は、ガイド針金17のばね性に基づき、巻回された状態で収納ケース7に戻り、開閉蓋13はエアバッグ出入り口12を閉じる。この場合、送風機23を駆動しなくても、ガイド針金17のばね性及びエアバッグ8内の空気圧に基づき、そのエアバッグ8内の空気を排気できるが、送風機23を駆動する方が、確実性、迅速性の点で好ましい。
図7,図8は第2実施形態、図9,図10は第3実施形態、図11は第4実施形態、図12は第5実施形態、図13は第6実施形態、図14は第7実施形態を示す。この各実施形態において、前記第1実施形態と同一構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図7,図8に示す第2実施形態は、後付けできるエアバッグ機構3を示す。このエアバッグ機構3は、インストロメントパネル6等の支持台41の上面に取付けられ、作動時には、そのエアバッグ8の下部開口部8aからそのエアバッグ8内に空気(外気)が導入される。このエアバッグ8は、その内面に骨材42が膨張展開方向(図7中、上下方向)に所定間隔毎に取付けられている一方、そのエアバッグ8の外面に複数の骨材43がパンダグラフ状に起倒伏可能に取付けられており、その編まれた状態の骨材43に基づいてエアバッグ8は、その幅方向(図7,図8中、左右方向)全体が一緒になって膨脹展開できることになっている。しかも、この編まれた骨材43に、エアバッグ8の先端側において、複数の起立ピン44がエアバッグ8の幅方向に間隔をあけて取付けられている一方、支持台41には、駆動装置(図示略)により駆動される巻き取りリール45が取付けられている。この各起立ピン44と巻き取りリール45との間にはガイド糸46がそれぞれ延ばされており、その各ガイド糸46の一端部は各起立ピン44に取付けられ、その各他端側は巻き取りリール45に取付けられている。このため、エアバッグ8に給排機構4に基づき外気が導入されたときには、エアバッグ8は、編まれた状態の骨材43に基づき形を整えられつつ(幅方向全体が一緒になって)膨脹展開することになり、これに伴い、各ガイド糸46は巻き取りリール45から引き出される。この後、エアバッグ8内から空気が排気されるときには、エアバッグ8は、編まれた状態の骨材43に基づき形を整えられつつ(ガイドされつつ)、自重と、巻き取りリール45によるガイド糸46の巻き取りとにより、図8に示すように、格納状態となる。この格納状態においては、巻き取りリール45の回転がロックされて、各ガイド糸46の引き出しができないことになっており、これにより、格納されたエアバッグ8は、各ガイド糸46によりその格納状態が保持される。
図9,図10に示す第3実施形態は、第2実施形態の変形例を示す。この第3実施形態においては、パンダグラフ状に編まれた骨線43に換えて、エアバッグ8に支持台41上に伸縮可能な一対の伸縮ポール47が設けられている。この一対の伸縮ポール47は、エアバッグ8の幅方向両側に取付けられており、この一対の伸縮ポール47も、膨脹展開、収縮格納に際して、エアバッグ8が形を整えた状態になるようにガイドする。
図11に示す第4実施形態は、給排機構4の変形例を示す。この第4実施形態においては、デフロスタ吹出口9に連なる前記エア供給通路14に、前記切換弁16の上流側において排気ダクト48を接続し、その排気ダクト48の下流端に、排気時に開く開閉弁49を設けたものが示されている。このものにおいては、エアバッグ8内からの空気の排気時には、切換弁16が収納ケース7の下部開口11を開くと共に開閉弁49が排気ダクト48を大気に開放することになり、ガイド針金17のばね性に基づき、エアバッグ8内の空気は押し出される。このとき、エアバッグ8内の空気が送風機23側に逆流することを防ぐために送風機48により空気が送り出されており、その空気流が、図11に示すように排気ダクト26を通って大気に送り出される流れを作っていることから、エアバッグ8内の空気に対して吸引作用が働き、エアバッグ8内からの空気の排気は円滑に行われる。
エアバッグ8内の空気の排気を終えると、エアバッグ8は収納ケース7に戻ることになる。この結果、排気ダクト48と開閉弁49とを設けるだけで、エアバッグ8内の空気の排気ができることになり、給排機構4として、既存の空調装置に、バイパスダクト25、排気ダクト26等の変更を加える必要がなくなり、既存の空調装置そのものを給排機構4として利用できる。
尚、上記実施形態においては、エアバッグ8内の空気の排気に際して、送風機23から空気を送り出す構成を採っているが、それに換えて、エアバッグ8内の空気の逆流防止のために、収納ケース7の下部開口11よりも上流側に切換弁を設けるようにしてもよい。
図12に示す第5実施形態は、エアバッグ機構3(エアバッグ8)の配置位置の変形例を示すものである。この第5実施形態においては、シート50のクッション51上にエアバッグ機構3が配置されたものが示されている。これによれば、膨脹展開されたエアバッグ8がクッション51を覆うことになり、対流、輻射に基づき、クッション51が蓄熱することが抑制される。勿論、膨脹展開されたエアバッグ8内の空気は、車室内の熱も吸熱する。
図13に示す第6実施形態は、第5実施形態の変形例を示す。この第6実施形態においては、エアバッグ機構3がシート50(クッション51)内部に設けたものが示されている。これによれば、シート50の外観に影響を与えることなく、シート50の熱、シート50を介して車室内の熱を吸熱できる。
図14に示す第7実施形態は、エアバッグ機構3(エアバッグ8)をサイドドア52に近接して配置し、そのエアバッグ8を膨脹展開することにより、サイドドア52及びサイドガラス53を内面側から覆うようにしたものが示されている。これにより、車両2の側部側からの熱(特に輻射熱)を遮ることができると共に、車室内の熱を吸熱できる。
以上実施形態について説明したが本発明においては、次のよう態様を包含する。
(1)車両2の衝突時に膨張展開する通常のエアバッグを本発明におけるエアバッグ8と兼用すること。
(2)膨脹展開したエアバッグ8によりリアウインドウガラス内面を覆うこと。
第1実施形態に係る放熱装置が設けられている車両を示す図。 図1において、第1実施形態に係る放熱装置が作動した状態を示す図。 第1実施形態に放熱装置を示す全体構成図。 図3の状態からエアバッグがさらに膨脹展開する状態を示す図。 第1実施形態に係る放熱装置において、排気時におけるエアバッグ内の空気の流れを説明する説明図。 第1実施形態に係る放熱装置の制御例を示すフローチャート。 第2実施形態に係るエアバッグ機構を説明する説明図。 第2実施形態に係るエアバッグが格納された状態を示す図。 第3実施形態に係るエアバッグ機構を説明する説明図。 第3実施形態に係るエアバッグが格納された状態を示す図。 第4実施形態を説明する説明図。 第5実施形態を説明する説明図。 第6実施形態を説明する説明図。 第7実施形態を説明する説明図。
符号の説明
1 放熱装置
2 車両
3 エアバッグ機構
4 給排機構
5 フロントウインドウ(ウインドウガラス)
6 インストロメントパネル
8 エアバッグ(膨脹展開部材)
9 デフロスタ吹出口
14 エア供給通路
16 切換弁(第3切換弁)
17 ガイド針金(ガイド部材)
18 主ダクト
23 送風機
24 冷却用熱交換器(冷却手段)
25 バイパスダクト
26 排気ダクト
27 切換弁(第2切換弁)
28 切換弁(第1切換弁)
43 骨材
47 伸縮ポール
48 排気ダクト(排出ダクト)
49 開閉弁
50 シート
51 クッション
53 サイドガラス(ウインドウガラス)



Claims (11)

  1. 車室内に設けられて膨張展開可能とされる膨張展開部材と、
    前記膨張展開部材に対する吸熱用流体の給排を調整して、該膨張展開部材が膨脹展開状態と収縮格納状態とをとり得るようにする給排手段と、を備えている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  2. 請求項1において、
    前記膨脹展開部材が、膨脹展開時に、ウインドウガラス内面に近接した状態で該ウインドウガラス内面を覆うように設定されている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  3. 請求項2において、
    前記膨脹展開部材は、膨脹展開時に前記ウインドウガラスに臨む面が他の面よりも輻射の反射率が高い面となるように設定されている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  4. 請求項3において、
    前記膨脹展開部材は、膨脹展開時に車室内側に臨む面が他の面よりも輻射の吸収率が高い面となるように設定されている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  5. 請求項1において、
    前記膨脹展開部材が、膨脹展開時に、シート上面、インストロメントパネル上面の少なくともいずれかを覆うように設定されている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  6. 請求項1において、
    前記膨脹展開部材が、エアバッグであり、
    前記エアバッグに、該エアバッグの膨脹展開と収縮格納とをガイドするためのガイド部材が設けられている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  7. 請求項1において、
    前記給排手段が、上流端側が大気に連通され他端側が前記膨脹展開部材に連通される主ダクトと、該主ダクト内に配設される単一の送風機と、該送風機を迂回するようにして両端部が前記主ダクトに接続されるバイパスダクトと、一端部が前記主ダクトに対して前記送風機よりも下流側において接続され他端部が大気に開口される排気ダクトと、前記主ダクトの送風機側を前記排気ダクト又は前記主ダクトの他端側のいずれかに連通させる第1切換弁と、前記バイパスダクトの両端側間の連通、遮断を調整する第2切換弁と、を備えており、
    前記第1切換弁は、前記エアバッグへの空気給気時に、前記主ダクトの送風機側を該主ダクトの他端側に連通させ、前記エアバックからの空気の排気時には、該主ダクトの送風機側を排気ダクトに連通させるように設定され、
    前記第2切換弁は、前記エアバッグへの空気給気時に、前記バイパスダクトの両端側間の連通を遮断し、前記エアバックからの空気の排気時には、該バイパスダクトの両端側間を連通させるように設定されている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  8. 請求項1において、
    前記給排手段として、車載用空調装置が用いられ、
    前記空調装置とデフロスタ吹出口とを連通させるエア供給通路に、前記膨脹展開部材が接続され、
    前記エア供給通路内に、前記空調装置側を前記デフロスタ吹出口又は前記膨脹展開部材のいずれかに選択的に連通させる第3切換弁が設けられ、
    前記エア供給通路に、前記第3切換弁よりも上流側において、排出ダクトが、その一端側をもって接続されていると共に、その他端側が大気に開口され、
    前記排気ダクト内に、大気と前記エア供給通路との連通、遮断を調整する開閉弁が設けられている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  9. 請求項1において、
    前記給排手段から前記膨脹展開部材まで給気通路に、給気を冷却するための冷却手段が設けられている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  10. 請求項1において、
    前記膨張展開部材に対して吸熱用流体を給気するための給気条件が設定されており、
    前記給排手段は、前記給気条件として、駐車状態にあること、乗員が車両内に乗っていないこと、日射強度が所定量を超えていること、外気温が所定温を超えていることのいずれもが満足されるとき、前記膨脹展開部材に対して吸熱用流体を給気するように設定されている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
  11. 請求項1において、
    前記膨張展開部材から吸熱用流体を排気するための排気条件が設定されており、
    前記給排手段は、前記排気条件として、前記膨脹展開部材内の温度が所定温を超えたこと、該給排手段が給気を開始した後、所定時間に至ったこと、乗員が車室内への入室状況にあることのいずれかが満足されるとき、前記膨脹展開部材から吸熱用流体を排気するように設定されている、
    ことを特徴とする車両用放熱装置。
JP2007092508A 2007-03-30 2007-03-30 車両用放熱装置 Pending JP2008247258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007092508A JP2008247258A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 車両用放熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007092508A JP2008247258A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 車両用放熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008247258A true JP2008247258A (ja) 2008-10-16

Family

ID=39972711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007092508A Pending JP2008247258A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 車両用放熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008247258A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108068598A (zh) * 2016-11-16 2018-05-25 浙江群实王网络科技有限公司 一种车顶隔热板
CN111761997A (zh) * 2019-04-02 2020-10-13 技嘉科技股份有限公司 空调节能充气装置及车辆
CN115445073A (zh) * 2022-09-22 2022-12-09 中国人民解放军陆军特色医学中心 一种降温理疗帽

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108068598A (zh) * 2016-11-16 2018-05-25 浙江群实王网络科技有限公司 一种车顶隔热板
CN108068598B (zh) * 2016-11-16 2023-12-19 浙江群实王网络科技有限公司 一种车顶隔热板
CN111761997A (zh) * 2019-04-02 2020-10-13 技嘉科技股份有限公司 空调节能充气装置及车辆
CN111761997B (zh) * 2019-04-02 2021-12-14 技嘉科技股份有限公司 空调节能充气装置及车辆
CN115445073A (zh) * 2022-09-22 2022-12-09 中国人民解放军陆军特色医学中心 一种降温理疗帽

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107399292B (zh) 具有独立可调隔室的安全气囊
JP2007223595A (ja) 浮動テザーを備えるエアバッグ
WO2000061397A1 (en) Vehicle cabin cooling system
US20040107713A1 (en) Vehicle air conditioner with ventilating function while parking
US5257818A (en) Apparatus for rapidly changing the temperature of a device in an inflatable restraint system
US20120068445A1 (en) Restraint system
JP2008247258A (ja) 車両用放熱装置
US7618059B2 (en) Tether venting system for airbag module
JP2017226418A (ja) 車両用空調装置
JP2007126104A (ja) シート用空調装置
JP3748312B2 (ja) 車両用空調装置
JP3960105B2 (ja) エアバッグ装置
JP4539323B2 (ja) 車両の後部車体構造
JP2007126105A (ja) シート用空調装置
JP2004123045A (ja) 車室内装構造
JPH11124002A (ja) 自動車用安全装置
JP4280576B2 (ja) 車両用空調装置
KR20180132214A (ko) 차량용 공조장치
KR20140101085A (ko) 공간 분할을 이용한 차량용 공조장치 및 그 제어방법
JP5197275B2 (ja) プリクラッシュ安全装置
JP2006341841A (ja) シート空調ユニット
JP2006341840A (ja) シート空調ユニット
JP4340869B2 (ja) 車両用空調装置
JP3996419B2 (ja) 車両用空調装置
US6370905B1 (en) Air mass isolation system