JP2008246877A - ビードフィラー製造装置およびビードフィラー製造方法 - Google Patents

ビードフィラー製造装置およびビードフィラー製造方法 Download PDF

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Yoshiyuki Iokura
吉幸 五百蔵
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/48Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
    • B29D2030/482Applying fillers or apexes to bead cores

Abstract

【課題】ゴム体(所定の断面形状のゴム)を積層した場合にも、肉厚が均一であり、かつゴム体同士に隙間のないビードフィラーを成形することのできるビードフィラー製造装置を提供する。
【解決手段】所定の断面形状のゴム2を吐出口1から吐出する押出機または射出成形機と、吐出口1の先端に回転可能に支持された圧着ローラ3と、ゴム2が吐出成形される成形面5を有し、かつ回転可能に設けられた型4と、を備え、型4を回転させながら、吐出されるゴム2を圧着ローラ3により成形面5に対して圧着させることで、環状のビードフィラー9を成形する。
【選択図】図2

Description

本発明は、環状のビードフィラーを製造する装置およびその方法に関するものである。
一般的に、空気入りタイヤを製造する場合には、インナーライナー、サイドウォール、ビード、トレッドなどの各タイヤ構成部材を未加硫の状態で貼り合わせてグリーンタイヤを成形し、これを金型に入れて加硫成形することで製造するようにしている。
ビードは、補強材となるビードワイヤーと、断面が三角形のゴムからなるビードフィラーとから構成されている。従来、環状のビードフィラーは、押出機から上記断面形状を有する帯状ゴムを押し出し、一旦ロール状に巻き取った後、一定の長さに切り出し、その端部同士を接合することで成形している。しかし、このような従来のビードフィラーの成形方法では、切り出された帯状ゴムの端部同士を接合し環状としているため、成形されたビードフィラーは接合部において肉厚となり、周方向で肉厚が不均一となるという問題があった。このような肉厚の不均一は、結果としてタイヤのユニフォミティの低下に繋がってしまう。
このような問題を解決するため、下記特許文献1には、軸線回りに回転している成形ディスクに未加硫の線状ゴム体を半径方向に移動させながら付着させることにより、成形ディスク上に渦巻状をした線状ゴム体を複数層積層してビードフィラーを成形する方法が開示されている。この方法によれば、成形されたビードフィラーには肉厚の厚くなった接合部は周上いずれの場所にも存在せず、しかも、線状ゴム体の始、終端に発生する部材の途切れは線状ゴム体が細いため、ビードフィラーの肉厚にほとんど影響を与えないため、ビードフィラーの肉厚を周方向にほぼ均一とすることができる。
特開平11−105155号公報
しかし、特許文献1に開示されたビードフィラーの製造方法は、回転する成形ディスクの成形面に対して、線状ゴム体を平行な方向から吐出している。その吐出された線状ゴム体をそのままディスク上に巻きつけて積層しているだけなので、成形面に対する上方からの押さえがなく、線状ゴム体同士に隙間が出来て空気が入りやすいという問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、ゴム体(所定の断面形状のゴム)を積層した場合にも、肉厚が均一であり、かつゴム体同士に隙間のないビードフィラーを成形することのできるビードフィラー製造装置およびビードフィラー製造方法を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るビードフィラー製造装置は、
所定の断面形状のゴムを吐出口から吐出する押出機または射出成形機と、
前記吐出口の先端に回転可能に支持された圧着ローラと、
前記ゴムが吐出成形される成形面を有し、かつ回転可能に設けられた型と、を備え、
前記型を回転させながら、吐出されるゴムを前記圧着ローラにより前記成形面に対して圧着させることで、環状のビードフィラーを成形することを特徴とする。
かかる構成によるビードフィラー製造装置の作用・効果を説明する。押出機または射出成形機によってその吐出口から未加硫のゴムを所定の断面形状で吐出する。この吐出口の先端には回転可能に支持された圧着ローラが設けられている。成形面を有し、かつ回転可能な型を回転させながら、ゴムを成形面に吐出させる。そして、型の回転に合わせ圧着ローラが回転しゴムを成形面に対して圧着させることで、ゴムを環状のビードフィラーに成形する。圧着ローラにより未加硫の柔らかいゴムを圧着しながら成形するので、端部も圧着され肉厚の均一なビードフィラーを成形することができる。
本発明に係るビードフィラー製造装置は、前記断面形状を略三角形状とし、前記圧着ローラにより圧着しながら上下方向に積層することで、所望のビードフィラー形状を成形することが好ましい。
吐出されるゴムの断面形状をビードフィラーの断面形状に近い略三角形状とし、吐出されるゴムを前周のゴムに対して圧着ローラにより圧着しながら上下方向に積層することで、ビードフィラーを成形するので、ゴムを積層した場合にも、ゴム同士に隙間のないビードフィラーを成形することができる。
また、本発明に係るビードフィラー製造装置は、前記押出機または射出成形機からのゴム吐出方向を、前記型の成形面に対して垂直姿勢にすることが好ましい。
押出機または射出成形機からのゴムの吐出方向を、型の成形面に対して垂直姿勢にし、さらには吐出されたゴムを圧着ローラで押さえるので、ゴム同士に隙間が出来にくい。
さらには、本発明に係るビードフィラー製造装置は、前記成形面にビードワイヤーを位置決めする位置決め部を形成したことが好ましい。
成形面に位置決め部を設けることで、ビードワイヤーとビードフィラーが一体化したビード部を精度よく成形することができる。
上記課題を解決するため本発明に係るビードフィラー製造方法は、
押出機または射出成形機の吐出口から吐出された所定の断面形状のゴムを、成形面を有する型を回転させながら、前記吐出口の先端に回転可能に支持された圧着ローラにより前記成形面に対して圧着させることで、環状のビードフィラーを成形することを特徴とする。
かかる構成によるビードフィラー製造方法の作用・効果については、すでに述べた通りであり、本発明に係るビードフィラー製造方法を用いることで、圧着ローラにより未加硫の柔らかいゴムを圧着しながら成形するので、端部も圧着され肉厚の均一なビードフィラーを成形することができる。
また、本発明に係るビードフィラー製造方法は、前記断面形状を略三角形状とし、前記圧着ローラにより圧着しながら上下方向に積層することで、所望のビードフィラー形状を成形することが好ましい。
かかる構成によるビードフィラー製造方法の作用・効果については、すでに述べた通りであり、本発明に係るビードフィラー製造方法を用いることで、ゴムを積層した場合にも、ゴム同士に隙間のないビードフィラーを成形することができる。
<構成>
本発明に係るビードフィラー製造装置およびビードフィラー製造方法について、図を用いて説明する。図1は、ビードフィラー製造装置の概略構成を示す。図2は、ビードフィラー製造装置の側断面図を示す。
吐出口1からは、押出機または射出成形機によって可塑化された未加硫のゴム2が所定の断面形状にて吐出される。また、吐出口1を備えた押出機または射出機は駆動装置により上下方向に移動できる。吐出口1の先端には回転可能に支持された圧着ローラ3が備えられている。圧着ローラ3はフリーローラであり、その回転軸は図2に示すようにビードフィラーの断面形状に対応して傾斜させることができる。回転可能な型4は、所定の断面形状のゴム2が吐出成形される成形面5を有しており、また、アーム6により移動可能である。この成形面5には、ビードワイヤー7を位置決めする位置決め部8を形成してある。位置決め部8はリング状の突起であり、ビードワイヤー7を嵌合可能に形成している。また、押出機または射出成形機からのゴム吐出方向、すなわち吐出口1の方向は、型4の成形面5に対して垂直となるようにしている。
<動作>
本発明に係るビードフィラー製造装置およびビードフィラー製造方法の動作について、図3を用いて説明する。
初めに、図3(a)のように、型4の位置決め部8に沿って、ビードワイヤー7を配置する。これにより、最終的にビードワイヤー7とビードフィラー9は一体に成形される。
次に、図3(b)のように、型4を回転させながら、吐出口1から吐出されたゴム2を圧着ローラ3により成形面5に対して圧着させていく。このとき、吐出口1から吐出されるゴム2の断面形状が、三角形状またはほぼ三角形状となるように吐出口1の形状を決めている。
次いで、図3(c)のように、型3を回転させながら、吐出口1から吐出されたゴム2を前周のゴム2に対して圧着ローラ3により圧着しながら上下方向に積層していき、図3(d)のように所望のビードフィラー9の形状を成形する。この際、駆動装置により吐出口1を上下方向に移動させるか、またはアーム6により型4を上下方向に移動させながら積層していく。これにより、ゴム2を積層した場合にも、ゴム同士に隙間のないビードフィラー9を成形することができる。なお、本実施形態では、ゴム2を2層に積層しているが、3層以上に積層してもよい。
<別実施形態>
図4は、別実施形態に係る構成を示す図である。所定の断面形状のゴム2を積層させてビードフィラー9を成形するのではなく、所定の断面形状のゴム2を1周させてビードフィラー9を成形する。この場合、1周しわずかに重なったゴム2の端部同士を圧着ローラ3により押さえつけることができ、接合部のないビードフィラー9を成形することができる。
ビードフィラー製造装置の概略構成図 ビードフィラー製造装置の側断面図 ビードフィラー製造方法の動作を示す図 別実施形態に係る構成を示す図
符号の説明
1 吐出口
2 ゴム
3 圧着ローラ
4 型
5 成形面
6 アーム
7 ビードワイヤー
8 位置決め部
9 ビードフィラー

Claims (6)

  1. 所定の断面形状のゴムを吐出口から吐出する押出機または射出成形機と、
    前記吐出口の先端に回転可能に支持された圧着ローラと、
    前記ゴムが吐出成形される成形面を有し、かつ回転可能に設けられた型と、を備え、
    前記型を回転させながら、吐出されるゴムを前記圧着ローラにより前記成形面に対して圧着させることで、環状のビードフィラーを成形するビードフィラー製造装置。
  2. 前記断面形状を略三角形状とし、前記圧着ローラにより圧着しながら上下方向に積層することで、所望のビードフィラー形状を成形することを特徴とする請求項1に記載のビードフィラー製造装置。
  3. 前記押出機または射出成形機からのゴム吐出方向を、前記型の成形面に対して垂直姿勢にすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のビードフィラー製造装置。
  4. 前記成形面にビードワイヤーを位置決めする位置決め部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のビードフィラー製造装置。
  5. 押出機または射出成形機の吐出口から吐出された所定の断面形状のゴムを、成形面を有する型を回転させながら、前記吐出口の先端に回転可能に支持された圧着ローラにより前記成形面に対して圧着させることで、環状のビードフィラーを成形するビードフィラー製造方法。
  6. 前記断面形状を略三角形状とし、前記圧着ローラにより圧着しながら上下方向に積層することで、所望のビードフィラー形状を成形することを特徴とする請求項5に記載のビードフィラー製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101215521B1 (ko) 2011-10-24 2012-12-26 한국타이어월드와이드 주식회사 중하중용 타이어의 비드필러 제조장치와 그 제조방법

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