JP2008246479A - 混練機 - Google Patents

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Abstract

【課題】混練物を入れるケーシングと、同ケーシングの内部で回転する混練用ロータとを有する混練機において、ケーシングとロータ端面との隙間に混練物が侵入しにくく、また、何らかの原因で侵入しても、それ以上のロータ軸中心側への侵入を防止でき、混練物が混練機外部へ漏洩するのを防止できる混練機を提供する。
【解決手段】混練物を入れるケーシングと、ケーシングの内部で回転する混練用ロータとを有する混練機において、ロータの端面またはケーシングのロータ端面と相対する面に、少なくとも一箇所の段差と、段差の下部から徐々に高くなり段差の頂部に達する傾斜面とを設けたことで、ケーシングとロータ端面との隙間に侵入した混練物が、段差部分によって捉えられると共に、ロータの回転に伴なって周縁方向へ導かれて、隙間から排出することができる。
【選択図】図8

Description

本発明はゴム、プラスチック、食品等の混練に使用する混練機に関する。
従来の一般的な混練機の断面図を図12に示す。図12において、1は混練機のケーシング、2は該ケーシング1およびフローティングウェイト25、ドロップドア26とによって密閉される混練室、3は混練用のロータ、4は該ロータ3の軸である。2本のロータ3は混練室2内に互いに平行に配設されており、ロータ軸4の端部に設置された図示しない駆動装置(モータ、動力伝達用歯車等)により、互いに異なる方向に回転する。また、ロータ3には一部が半径方向に突出した突出部5が形成されており、混練室2の内壁は上記突出部5の回転時の軌跡に対応する曲面形状になっている。
本混練機では、昇降可能なフローティングウェイト25が上昇した状態(図12の二点鎖線)で、ゴム、プラスチック等の原料および薬品等の添加物(以後、単に混練物と称す)をホッパ27の投入口28から混練室2内に投入し、フローティングウェイト25が下降して混練物を加圧する。その状態にてロータ3を回転させ、ロータ3の間に混練物を噛み込むことによって、混練作業が行なわれる。そして、混練が終了すると混練物はケーシング1下部のドロップドア26を開放することにより外部に排出される。
本混練機においては、ロータ軸4が混練室2を貫通するように配置されているため、加圧状態で混練される混練物が混練室2の端部から外部へ漏洩しないよう、ロータ軸4やロータ3の端面に漏洩防止手段を設ける必要がある。したがって、従来の装置では、例えば図13の混練機端部の概略構造図に示すようなダストシール22を用いて密封している。該ダストシール22はバネ24のバネ力により押え金23を介して、常にロータ3の端面に押し付けられているから、ラビリンス等他の漏洩防止手段と比べて非常に効果的である。
しかしながら、回転を伴うロータ3の端面と固定のケーシング1との間には寸法精度の問題等から隙間B(0.5〜1.0mm程度)が不可欠であり、隙間Bに混練物が侵入することが考えられる。さらに、ケーシング1とダストシール22との隙間Aにまで混練物が達してしまうと、ダストシール22とケーシング1とが固着してしまうため、バネ24により力を加えても、ダストシール22がロータ3の端面に十分接触しなくなるという不具合が生じる。その結果、ロータ3の端面とダストシール22との間に生じる隙間から混練物が漏洩してしまう。
したがって本発明の目的はケーシング1とロータ3との隙間Bに混練物が侵入しにくく、また、何らかの原因で侵入しても、ケーシング1とダストシール22との隙間Aにまで混練物が到達することを防止して、混練機外部への混練物の漏洩を防止できる混練機を提供することにある。
本発明は、上述した課題を解決するため、以下のような手段を提供するものである。
混練物を入れるケーシングと、同ケーシングの内部で回転する混練用ロータとを有する混練機において、
(1)上記ロータの端面または上記ケーシングの上記ロータ端面と相対する面に、少なくとも一箇所の段差と、該段差の下部から徐々に高くなり該段差の頂部に達する傾斜面とを設けたことを特徴とする混練機。
(2)上記段差を、ロータ中心部側から周縁部に向かうように形成したことを特徴とする上記(1)に記載の混練機。
(3)上記段差を、上記ロータの回転に伴なって混練物が周縁方向へ導かれるように傾斜させたことを特徴とする上記(2)に記載の混練機。
本願の請求項1に記載された発明によると、上記ロータの端面または上記ケーシングの上記ロータ端面と相対する面に、少なくとも一箇所の段差と、該段差の下部から徐々に高くなり該段差の頂部に達する傾斜面とを設けることにより、ケーシングとロータ端面との隙間に侵入した混練物が、段差部分によって捉えられると共に、ロータの回転に伴なって周縁方向へ導かれて、上記隙間から排出することができる。
また、本願の請求項2に記載された発明によると、ケーシングとロータ端面との隙間に侵入した混練物が、ロータ中心部から周縁部に向かうように形成された段差によって周縁方向へ導かれて、上記隙間から排出することができる。
また、本願の請求項3に記載された発明によると、ケーシングとロータ端面との隙間に侵入した混練物が、上記ロータの回転に伴なって混練物が周縁方向へ導かれるように傾斜させた段差によって周縁部へ導かれて、上記隙間から排出することができる。
そして、本願の請求項1ないし請求項3に記載された発明によると、ケーシングとダストシールとの隙間にまで混練物が侵入するのを防止できるから、混練物が混練機外部へ漏洩するのを防止することができる。
まず、参考例1につき、図1ないし図3により説明する。図1ないし図3において、1は混練機のケーシング、2は混練室、3は混練用のロータ、4は該ロータ3の軸、5は該ロータ3の突出部、21は該ロータ3の回転方向、22はダストシール、そして6aは該ロータ3の端面に設けられた溝である。なお、図1ないし図3では省略されているが、図12に示す従来例と同様に、ダストシール22はバネ24のバネ力により押え金23を介して、常にロータ3の端面に押し付けられており、図中の矢印aはバネの押し付け力の方向を示す(以下同様)。また、混練室2はケーシング1およびフローティングウェイト25、ドロップドア26とによって密閉され、内壁は上記ロータ突出部5の回転時の軌跡に対応する曲面形状になっている。さらに、ロータ3は混練室2内に2本平行に配設され、ロータ軸4の端部に設置された図示しない駆動装置(モータ、動力伝達用歯車等)によって、互いに異方向に回転する構成になっており、従来例と同様の混練作業が行なわれる。
図2における上記溝6aは、ダストシール22側の端部が閉口しており、該端部からロータ3の周縁部に行くに連れて回転方向21とは逆方向の螺旋を描きながら、ロータの周縁部まで伸びて、そこで開口している。つまり、その位置で開口することにより、溝6aと混練室2とが連通されている。
また、上記図2と異なる一例を示す図3の溝6bは、ロータ3の突出部5の根元部分に形成され、ロータの回転方向21側の端部が閉口しており、該端部から突出部方向に凸状の山形を描きながら、ロータの周縁部まで伸びて、そこで開口している。つまり、その位置で開口することにより、溝6bと混練室2とが連通されている。
図2に示す溝6aによれば、混練作業に伴なってロータ3の端面とケーシング1との隙間に混練物が侵入しても、混練物は溝6aに入り込み、ロータ3の回転に伴なって周縁方向へ導かれる。さらに溝6aはダストシール22側の端部が閉口すると共にロータ3の周縁部側の端部が開口して混練室2と連通しているから、混練物は順次混練室内に戻り、ケーシング1とダストシール22との隙間にまで混練物が侵入するのを防止することができる。
また、図3に示す溝6bによれば、ロータ3の突出部5の根元部分に形成されているから、混練作業中に最も高圧になる突出部5とケーシング1との隙間から侵入してくる混練物を効果的に捕らえて、混練室2内に戻すことができ、ケーシング1とダストシール22との隙間にまで混練物が侵入するのを防止することができる。
なお、図2の溝6aは螺旋状に形成されているが、直線状に設けても良い。この場合、半径方向に対して平行の位置から回転方向手前側に若干傾斜して設けると効果的である。また、図3の溝6bはロータ3の突出部方向に凸状の山形を描いているが、直線状または曲線状に設けても良い。
参考例1に係る混練機では、ロータ3の端面に溝6a、6bを設けた例で説明しているが、ケーシング1の上記ロータ3の端面と相対する面に溝を設ける場合、溝はダストシール22の外周面からロータの周縁部より若干外側にまで形成され、ロータ3の周縁部に行くに連れて回転方向と同方向の螺旋を描くように形成するか、半径方向に対して平行の位置から回転方向側に若干傾斜した直線状に設ける。
次に参考例2を、図4および図5により説明する。図4および図5において、1は混練機のケーシング、2は混練室、3は混練用のロータ、4は該ロータ3の軸、5は該ロータ3の突出部、21はロータ3の回転方向、22はダストシール、そして7は該ロータ3の端面に設けられた凸部である。なお、図4および図5では省略されているが、その他の構成は図12に示す従来例と同様であり、従来例と同様の混練作業が行なわれる。
図4および図5の凸部7は、ダストシール22側の外周面からロータ3の周縁部まで、半径方向に対して平行の位置から回転方向手前側に若干傾斜した直線状に設けられている。
図4および図5に示す凸部7によれば、混練作業に伴なってロータ3の端面とケーシング1との隙間に混練物が侵入しても、混練物は凸部7によって捉えられると共に、ロータ3の回転に伴なって周縁方向へ導かれる。さらに凸部7はロータ3の周縁部まで形成されているから、混練物は順次混練室内に戻り、ケーシング1とダストシール22との隙間にまで混練物が侵入するのを防止することができる。
なお、図4および図5の凸部7は直線状に形成されているが、ロータ3の周縁部に行くに連れて回転方向とは逆方向の螺旋を描くような曲線状に設けても良い。
また、図4および図5の凸部7の材質は、混練物の物性により、耐摩耗性や耐腐食性等を考慮して適宜決定され、例えばゴムであればステンレス鋼が一般的に使用される。また、凸部7は鋳造等でロータ3と一体に成形しても、溶接等により別途取付けても良く、凸部7の寸法を調整することで凸部7とケーシング1との隙間を調整することも可能である。
参考例2に係る混練機では、ロータ3の端面に凸部7を設けた例で説明しているが、ケーシング1の上記ロータ3端面と相対する面に凸部を設ける場合は、ロータ3の周縁部に行くに連れて回転方向と同方向の螺旋を描くよう形成するか、半径方向に対して回転方向側に若干傾斜した直線状に設けると効果的である。
次にその他の検討例1を、図6および図7により説明する。図6および図7において、1は混練機のケーシング、2は混練室、3は混練用のロータ、4は該ロータ3の軸、5は該ロータ3の突出部、21はロータ3の回転方向、22はダストシール、そして8は該ロータ3の端面に設けられたブラシ状のシール部材である。なお、図6および図7では省略されているが、その他の構成は図12に示す従来例と同様であり、従来例と同様の混練作業が行なわれる。
図6および図7のブラシ状シール部材8は、ダストシール22の外周面からロータ3の周縁部の間にドーナツ状に形成されている。
図6および図7に示すブラシ状シール部材8によれば、混練作業に伴なってロータ3の端面とケーシング1との隙間に混練物が侵入しても、混練物はブラシ状シール部材8の周縁部に堆積し、その後もブラシ状シール部材8と堆積した混練物とによってせき止められるから、ケーシング1とダストシール22との隙間にまで混練物が侵入するのを防止することができる。
なお、図6および図7に示すブラシ状シール部材8の材質は混練物の物性により、耐摩耗性や耐腐食性等を考慮して適宜決定され、例えばゴムであればステンレス鋼が一般的に使用される。また、ブラシ状シール部材8の取付方法は、ロータ3の端面に多数の穴を開孔し、ブラシ状シール部材8を植え付けてスポット溶接しても、別途製作したものを溶接等で取付けても良く、ブラシ状シール部材8の寸法を調整することでブラシ状シール部材8とケーシング1との隙間を調整することも可能である。
その他の検討例1に係る混練機では、ロータ3の端面にブラシ状シール部材7を設けた例で説明しているが、ケーシング1の上記ロータ3の端面と相対する面にブラシ状シール部材7を設けても良い。
次に本発明の実施の形態を、図8および図9により説明する。図8および図9において、1は混練機のケーシング、2は混練室、3は混練用のロータ、4は該ロータ3の軸、5は該ロータ3の突出部、21は該ロータ3の回転方向、そして9は該ロータ3の端面に設けられた段差であり、10は該ロータ3の端面に設けられた傾斜部である。なお、図8および図9では省略されているが、その他の構成は図12に示す従来例と同様であり、従来例と同様の混練作業が行なわれる。
図8および図9の段差9は、ダストシール22の外周面からロータ3の周縁部に渡って、ロータ3の半径方向に対して平行に形成されており、傾斜面10は段差9の下部からロータの回転方向21に進むに連れて徐々に高くなり段差9の頂部に達するよう形成されている。
図8および図9に示す段差9および傾斜面10によれば、混練作業に伴なってロータ3の端面とケーシング1との隙間に混練物が侵入しても、混練物は段差9によって捉えられると共に、ロータの回転に伴なって周縁方向へ導かれる。さらに段差9はロータ3の周縁部まで形成されているから、混練物は順次混練室内に戻り、ケーシング1とダストシール22との隙間にまで混練物が侵入するのを防止することができる。
なお、図8および図9の段差9は、ロータ3の半径方向に対して平行に形成されているが、半径方向に対して回転方向手前側に若干傾斜した直線状に設けてもよい。また、傾斜面10はロータ3の半径方向に対してダストシール22の外周面からロータ3の周縁部に行くに連れて、ケーシング1との隙間が広がる方向に傾斜していると効果的である。
本発明の実施の形態に係る混練機では、ロータ3の端面に段差9と傾斜面10を設けた例で説明しているが、ケーシング1の上記ロータ3の端面と相対する面に段差9と傾斜面10を設ける場合、傾斜面10は段差9の頂部からロータの回転方向21に進むにつれて徐々に低くなり段差9の下部に達するよう形成される。
次にその他の検討例2を、図10および図11により説明する。図10および図11において、1は混練機のケーシング、2は混練室、3は混練用のロータ、4は該ロータ3の軸、5は該ロータ3の突出部、21はロータ3の回転方向、22はダストシール、そして11は該ロータの端面に設けられた段差である。なお、図10および図11では省略されているが、その他の構成は図12に示す従来例と同様であり、従来例と同様の混練作業が行なわれる。
図10および図11の段差11は、ロータ3の突出部5の根元部分に円形に設けられており、ケーシング1とロータ3端面との隙間は突出部5の根元部分から先端部分までが広く形成されている。
図10および図11の段差11によれば、混練作業に伴なってロータ3端面の突出部5とケーシング1との隙間に混練物が侵入しても、突出部5の根元部分から先端部分までの隙間が広いために、侵入してきた混練物の圧力が低下する。よって混練物は上記隙間より狭い段差11の内側部分まで入り込まず混練室2内に戻るから、ケーシング1とダストシール22との隙間にまで混練物が侵入するのを防止することができる。
なお、図10および図11に示す段差11の高低差は混練物の物性等により、隙間に侵入した際の抵抗等を考慮して適宜決定され、例えばゴムであれば2mm程度が適当である。また、段差11の形状は円形に限定されず、直線状に設けてもよい。
その他の検討例2に係る混練機では、ロータ3の端面に段差11を設けてケーシング1とロータ3端面との隙間を広くした例を説明しているが、ケーシング1の上記ロータ3端面と相対する面に段差を設けて隙間を広くする場合、ロータ3の回転によるロータ3の突出部5の軌跡に対応する部分にリング状の溝を形成すれば良い。
参考例1に係る混練機端部の概略構造図である。 図1のII−II線矢視図である。 参考例1に係る混練機のロータ端面において、図1、図2と異なる溝配置の一例を示す図である。 参考例2に係る混練機端部の概略構造図である。 図4のV−V線矢視図である。 その他の検討例1に係る混練機端部の概略構造図である。 図6のVII−VII線矢視図である。 本発明の実施の形態に係る混練機端部の概略構造図である。 図8のIX−IX線矢視図である。 その他の検討例2に係る混練機端部の概略構造図である。 図10XI−XI線矢視図である。 従来の一般的な混練機の断面図である。 従来の混練機端部の概略構造図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 混練室
3 ロータ
4 ロータ軸
5 突出部
6a、6b 溝
7 凸部
8 ブラシ状シール部材
9 段差
10 傾斜面
11 段差
21 ロータ回転方向
22 ダストシール

Claims (3)

  1. 混練物を入れるケーシングと、同ケーシングの内部で回転する混練用ロータとを有する混練機において、上記ロータの端面または上記ケーシングの上記ロータ端面と相対する面に、少なくとも一箇所の段差と、該段差の下部から徐々に高くなり該段差の頂部に達する傾斜面とを設けたことを特徴とする混練機。
  2. 上記段差を、ロータ中心部側から周縁部に向かうように形成したことを特徴とする請求項1に記載の混練機。
  3. 上記段差を、上記ロータの回転に伴なって混練物が周縁方向へ導かれるように傾斜させたことを特徴とする請求項2に記載の混練機。
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