JP2008244603A - 無線通信端末及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通信方式に対応した無線通信端末において、内部の基板温度が予め設定した温度を超えた場合に、より発熱の少ない通信方式へハンドオーバすることで温度上昇を抑制する。
【解決手段】複数の通信方式のうちの1つの通信方式で無線通信を行う通信部102〜104を複数備え、基地局との間の通信状態によりそのうちの1つを選択して無線通信を行う無線通信端末において、温度検出部106と、温度検出部106の検出温度に応じて、通信部を切り替える制御部105とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば携帯電話機や携帯情報通信端末装置等に好適な無線通信端末及び無線通信方法に関する。
従来、携帯電話機などの無線通信端末には、単一の通信方式ではなく、複数の通信方式を併用するものがある。例えば、PDC(Personal Digital Cellular)方式とCDMA(Code Division Multiple Access)方式を併用するデュアルモード携帯電話機などがある。これらの通信方式は、それぞれのサービスエリアが異なるが、あるエリアでは、複数の通信方式の利用が可能な場合がある。その場合、基地局と携帯電話機との間の通信品質に着目し、より高品質な通信を行うことができる通信方式へ切り替えることができる。
一般に、ある通信方式で通信している場合、1つの基地局の通信可能な範囲(以下セルと称す)から他の基地局のセルへと移動すると、中継のための基地局を切り換える(以下ハンドオーバと称す)。一方、複数の通信方式を併用する携帯電話機では、例えば、基地局から携帯電話機へのダウンリンク信号などの受信強度を検出し、複数の通信方式のうち、最も受信レベルの高い通信方式へ切り替える方法がある。これをシステム間ハンドオーバと言う。
特許文献1には、携帯電話機の移動速度に着目し、通信方式別に受信レベルの変動及びハンドオーバ回数を記憶し、それを基に移動速度を判定して、移動速度に応じた通信方式を選択する移動体通信機及び移動体通信システムの例についての開示がある。
特開2002−190769号公報
ところで、近年、携帯電話機の取り扱うデータ量は、携帯電話機の扱う情報がメール等のテキスト情報から音楽、映像等に変化することにより劇的に増加している。この膨大なデータを高速にやり取りするための高速なデータ通信や、マルチメディアを利用した各種のサービスを提供するために採用された通信方式としてCDMA方式がある。
CDMA方式では、送信電力が大きくなることに伴って発生する送信周波数のひずみが、他の携帯電話機への妨害波になるため、各携帯電話機の送信出力に対し、線形性が求められる。そのため、各携帯電話機が送信電力を適正な値に制御する送信電力制御が必要となる。送信電力制御は、基地局で測定した携帯電話機の送信電力の測定値が目標値より大きい場合は、携帯電話機に送信電力を下げるコマンドを送信し、逆に目標値より小さい場合は、送信電力を上げるコマンドを基地局から送信し、これを受信した携帯電話機が、コマンドの指示に従って送信電力を制御するなどの方法で行う。
一方、PDC方式で採用されているTDMA(Time Division Multiple Access)方式は、ピーク時の送信電力は大きいものの、時間分割で送信することで多重アクセスを実現しているため、送信電力の平均値は小さくて済む。それに対し、CDMA方式では、連続送信となるため、送信電力の平均値は大きくなる傾向にある。
これら携帯電話機の送信電力に要求される線形性や電力の増加は、特に送信部の電力増幅器の効率の低下を招き、それによって発生した熱が携帯電話機自体の温度上昇につながる。一般に3G(第3世代携帯電話)方式で採用されているCDMA方式の方が、2G(第2世代携帯電話)方式で採用されていたPDC方式などよりも携帯電話機の発熱は大きい。また、携帯電話機の受信電波の平均レベルは基地局から離れるにつれて低下し、基地局のカバーするエリア(セル)の限界付近でもっとも低くなるため、携帯電話機がセルの端部に位置する場合、送信電力を最大限上げるよう制御することになり、発熱量も多くなる。
この発熱は、データ通信のみに顕著になるわけではなく、音声通話であっても長時間であれば発生するため、通話のために携帯電話機を手に持ち、顔に近づけて使用する状況では、使用者に不快感を与えるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複数の通信方式に対応した携帯電話機などの無線通信端末において、内蔵した温度センサの検出した温度が予め設定した基準温度を超えたことをトリガとして、より発熱の少ない通信方式へハンドオーバする無線通信端末及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、複数の通信方式のうちの1つの通信方式で無線通信を行う通信部を複数備え、基地局との間の通信状態によりそのうちの1つを選択して無線通信を行う無線通信端末において、温度検出部と、温度検出部の検出温度に応じて、通信部を切り替える制御部とを備えたものである。
このようにしたことで、無線通信端末の温度が所定の値を超えた場合、より発熱の少ない通信方式へ切り替えることにより、温度上昇を抑制することが可能になる。
本発明によると、発熱による不快感を与えることなく、携帯電話機などの無線通信端末を長時間使用することが可能となる。また、発熱を少なくすることにより、消費電力も少なくなるため、無線通信端末の使用可能時間を延ばすことができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本例においては、無線通信端末として携帯電話機に本発明を適用した例について説明する。
図1は、本例による携帯電話機の構成例を示した構成図である。本例の携帯電話機100は、無線通信用の基地局と無線通信を行うための無線電話通信用アンテナ101を備え、アンテナ101は、無線通信を行う通信部と接続する。本例では、複数の通信方式すなわち通信システムに対応する通信部を備えており、それぞれシステムA通信部102、システムB通信部103、システムC通信部104とする。各通信部は、制御部105に接続し、制御部の制御によりいずれかひとつの通信部が選択され、無線通信を行う。また、携帯電話機内部の基板温度を検出する温度検出部106を設け、温度の検出結果を制御部105へ入力する。通信部102、103、104で受信した音声データは、音声処理部107で音声処理し、スピーカ108から出力する。また、使用者が発声した音声はマイクロフォン109が収集し、収集した音声を音声処理部107で音声データ化し、通信部を介して送信する。
また、携帯電話機100には、液晶表示パネルなどで構成され、文字情報や映像情報などを表示する表示部110と、数字キーや記号キーなどで構成され、使用者が操作することにより電話番号やメール文などの入力操作や各種モード設定などを行う操作部111と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの半導体メモリからなり、アドレス帳のデータやメールデータなどの情報を記憶する記憶部112を備える。
ここで、温度検出部106は、温度センサなどのように基板温度を直接検出する手段の他に、温度により変化する送信出力などを調整し、所定の出力を得られるような制御を行っているような場合は、その温度による変化量を検出し、温度に換算することで温度検出するような手段でもよい。
図2は、携帯電話機と基地局との通信状態の例を示した図である。図2を参照して、ある基地局と通信中の携帯電話機100が移動するのに伴い、別の基地局にハンドオーバする際の動作について説明する。
図2において、基地局A201はA通信方式の基地局で、その基地局のセルをセルA210とする。また、基地局B202はB通信方式の基地局で、その基地局のセルをセルB220とする。携帯電話機100がセルA210の区域内に位置し、基地局A201との間で通信が可能な場合、携帯電話機100と基地局A201との間で回線制御情報を送受信することで、発信または受信を行う。携帯電話機100は、基地局A201から情報を受信した場合、システムA通信部102でその受信電界強度を検出し、検出した受信電界強度を基地局A201へ送信する。基地局A201では、携帯電話機から送信された受信電界強度を基に、その強度が弱い場合は、携帯電話機に対して送信出力を増大するよう指示し、送信出力が上限を超える場合は、当該基地局よりも受信状態の良い他の基地局へのハンドオーバを指示し、基地局を切り替える。
一般に、携帯電話機100が、セルA210からセルB220へ移動する場合、以下のようにハンドオーバを行っている。携帯電話機100がセルA210内に位置する間は基地局A201と通信し、携帯電話機100のシステムA通信部102が送受信を行う。セルA210とセルB220が重なる重複区域230(図2中、斜線で示す)へ移動すると、基地局A201と通信するA通信方式の受信強度と、基地局B202と通信するB通信方式の受信強度とを比較し、受信強度のより強い通信方式の基地局を選択し、通信する。この時、B通信方式の受信強度の方が強い場合、ハンドオーバを行い、基地局B202へ切り替える。その後、セルA210の区域を出てセルB220の区域へ移動し、基地局A201との通信ができなくなると、基地局B202とB通信方式による通信を行い、携帯電話機100のシステムB通信部103が送受信を行う。
次に本例による制御部105の通信方式の制御例について説明する。ここで、システムAの通信方式を第3世代携帯電話方式のひとつであるWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、システムBの通信方式を第2世代携帯電話方式のひとつであるGSM(Global System for Mobile Communications)方式とする。まず、携帯電話機100は、セルA210内で基地局A201とWCDMA方式で通信していたものとする。携帯電話機100では、システムA通信部102で検出した受信電界強度とともに、温度検出部106で検出した基板温度を制御部105へ入力する。WCDMA方式で送受信していた場合、使用に伴って電力増幅器などの発熱により基板温度が上昇し、携帯電話機本体の温度も上昇する。特に、基地局A201との距離が離れるほど、発熱も多くなり温度上昇が顕著になる。制御部105では、温度検出部106が検出した温度が予め設定した基準温度を超えた場合、他の通信方式の通信部で検出した受信電界強度を基に、通信可能で、現在通信中の通信方式であるWCDMA方式よりも発熱の少ない通信方式があるかを判断し、切り替え先のシステムとして選択する。ここで、携帯電話機100が、システムB通信部103の通信方式であるGSM方式での通信が可能なセルB220の区域内に位置していた場合、システムB通信部103で検出した受信電界強度に予め定めた値を加算し、基地局への受信強度の報告値を見かけ上多く通知する。
これにより、携帯電話機100がセルA210とセルB220が重なる重複区域230(斜線部)へ移動した場合に、GSM方式の基地局B202との通信による受信電界強度がWCDMA方式より強くなり、ハンドオーバが発生する。このように、温度検出部106が検出した基板温度が基準温度を超えた場合、制御部105によって受信電界強度の報告値にオフセットをかけることにより、より発熱の少ない通信方式のシステムへ切り替えることができる。
なお、オフセットをかける方法としては、より発熱量の少ない通信方式の受信電界強度の検出値に予め定めた値を加算する方法の他に、発熱量の多い通信方式の受信電界強度の検出値から予め定めた値を減算する方法でもよい。
次に、図3を参照して、制御部105の処理について説明する。図3は、制御部105における通信中の受信電界強度のオフセット処理に関する処理例を示すフローチャートである。本処理は、本例による携帯電話機が基地局との通信を開始した時に起動される。
はじめに、オフセット処理中カウンタ(t)をクリアするために初期値(0)を設定する(ステップS301)。次に現在通信中か否かを判定し(ステップS302)、通信中の場合、以下の処理を実施する。まず、各システム通信部102、103、104から受信電界強度の検出値を入力し(ステップS303)、温度検出部106から基板温度を入力する(ステップS304)。次に、現在オフセット処理実施中か否かを判定する(ステップS305)。オフセット処理実施中は、オフセット処理中カウンタ(t)をカウントアップしていくため、カウンタ値が1以上かを判定する。
ステップS305の判定の結果、オフセット処理実施中の場合(カウンタが1以上の場合)は、オフセット処理中カウンタが予め設定した上限値以上かを判定し(ステップS306)、上限値以上の場合は、カウンタをリセット(0を設定)し(ステップS307)、上限値未満の場合は、カウンタを更新(1加算)する(ステップS308)。
ステップS305の判定の結果、オフセット処理実施中でない場合(カウンタが0の場合)は、検出した基板温度が予め設定された基準温度以上か否かを判定する(ステップS311)。基板温度が基準温度以上の場合、現在受信中のシステムの他に、受信可能なシステムがあるかを判定する(ステップS312)。ここで、受信可能か否かは、受信中以外でも基地局と通信している制御情報や受信電界強度などを基に判定し、他の通信方式の基地局が受信可能な場所に存在している場合に受信可能と判断する。ステップS312の判定の結果、受信可能なシステムがある場合、当該システムが現在受信中のシステムより発熱の小さいシステムかを判定する(ステップS313)。ここで、各システム(通信方式)の発熱の大きさは、予め記憶部112に登録しておく。例えば、発熱しやすさの度合いを数値などにより表し、システムAは10、システムBは2、システムCは4などのようにデータ化して登録しておいたり、本例のように受信可能なシステムが3つある構成の場合は、発熱のレベルを3段階に分けてそのレベルをデータ化して登録しておいたりする。ステップS313の判定の結果、受信可能なシステムで、現在受信中のシステムより発熱の小さいシステムが存在する場合、オフセット処理中カウンタ(t)に1を設定する(ステップS314)。
ステップS307、ステップS308、ステップS314のオフセット処理中カウンタの設定終了後、受信電界強度のオフセット処理を行う(ステップS309)。最後に、受信電界強度を各システムの基地局へそれぞれ送信し(ステップS310)、ステップS302に戻る。
ステップS311にて基板温度が基準温度未満の場合、またはステップS312にて現在受信中システム以外に受信可能なシステムがない場合、またはステップS313にて受信中システムより発熱の小さいシステムがない場合は、受信電界強度のオフセット処理は実施せず、受信電界強度の検出値をそのまま送信し(ステップS310)、ステップS302に戻る。
本処理は、通信中に一定の周期で繰り返し行い、ステップS302にて、通信中でないと判定した場合に、処理を終了する。
また、本例では、一旦オフセット処理を開始した場合は、オフセット処理中カウンタが予め設定した上限値に達するまではオフセット処理を継続する。これは、一定時間オフセット処理を継続させるためで、処理中カウンタをカウントアップする方法の他に、処理開始からの経過時間を監視し、一定時間経過するまで処理を継続させる方法や、基板温度を監視し、一定の温度まで低下するまでの間処理を継続させる方法などでもよい。本例では、すぐにオフセット処理を中止すると、基板温度が変化しなかったり、オフセット処理に伴って発熱の小さいシステムへハンドオーバしても、すぐに元の発熱の大きいシステムへハンドオーバしてしまったりするため、効果が得られない。そのため、一定時間オフセット処理を継続させる。一方、一定時間オフセット処理を行った後は、一旦オフセット処理をリセットし、あらためて温度や受信電界強度などの条件を判断する。
なお、オフセット処理により増減させる受信電界強度の変化量は、予めシステム(通信方式)毎に値を設定し、記憶部112に登録しておく。オフセット処理は、上記のように、現在受信中のシステムより発熱の小さいシステムの受信電界強度に予め定めた値を加算する方法や、現在受信中のシステムで検出した受信電界強度から予め定めた値を減算する方法であるが、予め設定する受信電界強度の変化量は、各システムの仕様を満たし、通信処理に支障のない範囲で設定する。
本例では、基板温度が予め設定した基準値を超えた場合に、上記オフセット処理を行うことで、より発熱の小さいシステムへのハンドオーバが行われるよう操作するが、実際のハンドオーバの処理は、従来のアルゴリズムにより行う。そのため、ハンドオーバの処理自体は、変更する必要がない。
このように、本例によると、携帯電話機の制御部に上記オフセット処理を追加するという限定的な処置のみで、携帯電話機の温度上昇を抑える効果が得られる。
なお、本例では、オフセット処理を基板温度が基準値を超えたことを条件に実施するように構成したが、使用者の熱に対する感じ方には個人差があるため、基準値を超えた場合でも熱いと感じない場合もある。逆に、基準値より温度が低くても熱いと感じる場合もある。そのため、操作者が任意にオフセット処理の起動を指示できるようにしてもよい。携帯電話機の操作部にオフセット処理を起動するための操作釦を設け、操作者が熱いと感じた時などにこの釦を操作することにより、オフセット処理を行う。この場合、基板温度によらず、オフセット処理を行うことができる。また、携帯電話機の発熱は気にならず、発熱を抑制する処置は必要ないと感じる使用者は、この釦を操作しないことでオフセット処理を起動させないことも選択できる。
また、基板温度は、周囲の気温によっても影響を受ける。そのため、オフセット処理を起動する条件となる基準温度を気温により変更するようにしてもよい。本例の携帯電話機にGPS(Global Positioning System)などの位置検出(測位)機能と、データ通信受信部とを備え、位置検出機能により携帯電話機の位置を検出し、その位置情報をデータ通信により気温情報などを提供するシステムへ送信し、携帯電話機の位置する地域の現在の気温情報を入手するよう構成する。そして、入手した気温に予め定めた値を加えてオフセット処理を開始するための基準温度として設定する。このように構成することで、気温の条件を加味した基準温度を設定することができる。
また、基準温度を複数設定し、オフセット処理を起動する条件である基準温度を高めや低めなど複数のレベルからひとつを選択できるようにしてもよい。選択方法としては、季節などの条件により自動的に設定する方法や、携帯電話機の操作部に温度レベルの設定釦を設け、使用者が任意に設定する方法などが可能である。
また、上述した実施の形態では、携帯電話機が備える通信方式として、WCDMA方式とGSM方式を例にしたが、その他の通信方式にも適用可能である。
本発明の一実施の形態による構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による通信状態の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるオフセット処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
100…携帯電話機、101…アンテナ、102…システムA通信部、103…システムB通信部、104…システムC通信部、105…制御部、106…温度検出部、107…音声処理部、108…スピーカ、109…マイクロフォン、110…表示部、111…操作部、112…記憶部、201…基地局A、202…基地局B、210…セルA、220…セルB、230…セルAとセルBの重複区域

Claims (6)

  1. 複数の通信方式のうちの1つの通信方式で無線通信を行う通信部を複数備え、基地局との間の通信状態によりそのうちの1つを選択して無線通信を行う無線通信端末において、
    温度検出部と、
    前記温度検出部の検出温度に応じて、前記通信部を切り替える制御部とを備えたことを特徴とする
    無線通信端末。
  2. 請求項1記載の無線通信端末において、
    前記制御部の切り替えは、発熱の少ない通信方式の通信部への切り替えであることを特徴とする
    無線通信端末。
  3. 請求項1記載の無線通信端末において、
    前記通信部に基地局との間で行う無線通信の受信強度を検出する手段を備え、
    前記制御部の切り替えは、前記検出した受信強度の測定値に、予め定めた値を加算または減算することにより所定の通信方式の通信部への切り替えを行うことを特徴とする
    無線通信端末。
  4. 請求項1記載の無線通信端末において、
    前記制御部の切り替えを、使用者の指定により行うことを特徴とする
    無線通信端末。
  5. 請求項1記載の無線通信端末において、
    GPS機能部と、
    データ通信受信部とを備え、
    前記GPS機能部により検出した無線通信端末の現在位置を基に、現在位置における気温情報を前記データ通信受信部で受信し、受信した気温を基に、通信方式の切り替えを開始する基準温度を設定することを特徴とする
    無線通信端末。
  6. 複数の通信方式の基地局との間で無線通信を行う無線通信端末の無線通信方法において、
    各基地局との間の受信強度の検出手段と、
    検出した受信強度を基に通信を行う通信方式を変更する切り替え手段と、
    温度検出手段とを備え、
    前記温度検出手段により検出した温度が予め設定した基準温度を超えた場合に、前記検出した受信強度に予め定めた値を加算または減算することにより、所定の通信方式への切り替えを行うことを特徴とする
    無線通信方法。
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