JP2008243305A - 情報記録方法、情報記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異物の付着や傷の発生を考慮した、高品質な情報記録を実現する。
【解決手段】3層以上の情報記録面を形成し得る多層光記録媒体に対する情報記録方法であって、全ての情報記録面がブランク状態である際に、光入射面から最も近い情報記録面に対してレーザー光を照射して記録を開始するようにした。
【選択図】図5

Description

本発明は複数の情報記録面が構成され得る多層光記録媒体に対する情報記録方法、該情報記録方法を実行する情報記録装置に関する。
従来、ディジタル動画コンテンツの視聴や、ディジタルデータの記録のために、CD−DA、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD+/−RW、DVD−RAMなどの光記録媒体が広く利用されている。一方、この種の光記録媒体に要求される記録容量は年々増大してきており、その要求に対応する為に、大容量の動画やデータを収録できる、いわゆる次世代型DVDの商品化が始まっている。次世代型DVDは、記録再生に用いるレーザー光の波長を405nmと短くすることで記録容量の増大を図っている。
例えば、次世代型DVD規格の一つであるBlu−ray Disc(BD)規格では、対物レンズの開口数を0.85に設定することで、1つの記録層に対して25GBもの記録再生を可能にしている。
しかし、動画やデータの容量は今後益々増大することが予想されている。従って、記録面の数を増やして光記録媒体の容量を増大させる、いわゆる多層光記録媒体に関する技術が提案されてきている。BD規格の多層光記録媒体では、6層ないし8層の記録面を設けることで、200GBの超大容量を実現する技術も提案されている。
I. Ichimura et. al., Appl. Opt., 45, 1794-1803 (2006) K. Mishima et. al., Proc. of SPIE, 6282, 62820I (2006)
多層光記録媒体においては、光入射面を基準として、この光入射面から最も遠い記録面までの距離を100μm以下に設定することが望ましい。この理由として、ピックアップの球面収差補正範囲にも制約があり、また、100μm以上になるとディスクの傾きのマージンを大きく設定しなければならないからである。また、3層以上の光記録媒体の場合、記録面の再生時に、隣接する記録層からの信号の漏れが発生して信号品質を劣化させる、いわゆる層間クロストークが発生する。本発明者らの研究によれば、層間クロストークによって、再生信号に悪影響を与えないようにするには、記録面間の距離を少なくとも10μm以上に設定する必要があることがわかった。
更に、複数の記録面間の距離が一致することによって生じる共焦点クロストークを避けるためには、この記録面間の距離を異ならせる必要がある。本発明者らの研究によると、この記録面間距離を差異は、スペーサー層の製膜時の公差を考慮すると、少なくとも2μm以上確保することが必要であることがわかった。
上記研究から、3層以上の多層光記録媒体を構成する場合、各記録面の配置は次のような制約を受ける。光入射面から最も遠い記録面は光入射面から100μmに配置され、この記録面に隣接する2番目の記録面は、光入射面から90μm(=100−10)に配置される。更にこの記録面に隣接する3番目の記録面は、光入射面から78μm(=100−10−12)に配置され、この記録面に隣接する4番目の記録面は、光入射面から66μm(=100−10−12−14)に配置される。更に、この記録面に隣接する5番目の記録面は、光入射面から50μm(=100−10−12−14−16)に配置され、この記録面に隣接する6番目の記録面は、光入射面から32μm(=100−10−12−14−16−18)に配置される。
このように、多層光記録媒体では、多層化を進展させる程、記録面の位置が光入射面から近くなる。しかし、光入射面に付着する異物、指紋、傷などが信号品質に与える影響は、記録面が光入射面に近づくほど顕著になる。この結果、記録・再生時にエラーが増大するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、多層光記録媒体の光入射面に異物や傷が存在することによる記録エラーの増大や、記録容量の低下を抑制する手法を提供することを目的としている。
本発明者らは、鋭意研究によって、上記目的を下記の手段によってすることを明らかにした。
(1)3層以上の情報記録面を形成し得る多層光記録媒体における全ての前記情報記録面がブランク状態である場合に、光入射面から最も近い前記情報記録面に対してレーザー光を照射して記録を開始することを特徴とする光記録媒体の情報記録方法。
(2)記録中の前記情報記録面が記録完了状態となった場合に、該情報記録面に対して前記光入射面から遠隔側に隣接する前記情報記録面に移行して、記録を継続することを特徴とする上記(1)記載の光記録媒体の情報記録方法。
(3)光入射面から最も近い前記情報記録面が、前記光入射面から70μm以内に配置されることを特徴とする上記(1)又は(2)記載の記録媒体の情報記録方法。
(4)3層以上の情報記録面を形成し得る多層光記録媒体に対してレーザー光を照射して情報を記録する情報記録装置であって、前記多層光記録媒体の前記情報記録面の記録状態を検出する記録状態検出部と、前記記録状態検出部の検出結果に基づいて記録すべき前記情報記録面を設定する記録面設定部と、前記記録面設定部からの指示に基づいて、前記情報記録面に対してレーザー光を照射して情報を記録するレーザー制御部と、を備え、前記記録状態検出部で全ての前記情報記録面がブランク状態であると検出された場合に、前記記録面設定部は、光入射面から最も近い前記情報記録面に対して情報を記録するように設定することを特徴とする情報記録装置。
(5)前記記録状態検出部において、記録中の前記情報記録面が記録完了状態になったと判断された場合に、前記記録面設定部は、該情報記録面に対して前記光入射面から遠隔側に隣接する前記情報記録面に移行するように設定することを特徴とする上記(4)記載の情報記録装置。
本発明の情報記録方法等によれば、多層光記録媒体の表面に指紋等の異物や傷が生じうることを前提に、これらの要因によって記録容量や記録速度が低下することを抑制できるという優れた効果を奏し得る。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について詳細に説明する。
まず、図1(A)により、本発明の実施形態に係る情報記録装置で用いられる多層光記録媒体1について説明する。この多層光記録媒体1は外径が約120mm、厚みが約1.2mmとなる円盤状の媒体である。図1(B)に拡大して示されるように、多層光記録媒体1は、基板10と、L0情報記録面20と、第1スペーサー層30と、L1情報記録面22と、第2スペーサー層32と、L2情報記録面24と、第3スペーサー層34と、L3情報記録面26と、カバー層36と、ハードコート層38がこの順に積層されて構成される。
第1〜第3スペーサー層30、32、34、カバー層36及びハードコート層38は、全て光透過性を有しており、外部から入射されるレーザー光を透過するようになっている。この結果、ハードコート層38の光入射面38Aから入射されるレーザー光Zを用いれば、L0〜L3情報記録面20、22、24、26、28の全てに対して、情報の記録・再生が可能となっている。
L0情報記録面20は、光入射面38Aから最も遠い光入射側情報記録面となり、L3情報記録面26が、最も光入射面38Aに近接する情報記録面となる。L0情報記録面20に対して情報の記録・再生を行う場合には、L1〜L3情報記録面22、24、26を介してL0情報記録面20にレーザー光Zを照射する。同様に、L1情報記録面22に対して情報の記録・再生を行う場合には、L2、L3情報記録面24、26を介してL1情報記録面22にレーザー光Z2を照射する。L2情報記録面24に対して情報の記録・再生を行う場合には、L3情報記録面26を介してL2情報記録面24にレーザー光を照射する。L3情報記録面26に対して情報の記録・再生を行う場合には、他の情報記録面を介することなく、L3情報記録面26にレーザー光Zを直接照射する。なお、この多層光記録媒体1では、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の全ての記録容量が25GBに設定されており、全体で100GBの記録容量が確保されている。
基板10は、厚さ約1.1mmのとなる円盤状の部材であり、その素材として例えば、ガラス、セラミックス、樹脂等の種々の材料を用いることができる。ここではポリカーボネート樹脂を用いている。なお、樹脂としてはポリカーボネート樹脂以外にも、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂、ABS樹脂、ウレタン樹脂等を採用することも出来る。中でも加工や成型の容易性から、ポリカーボネート樹脂やオレフィン樹脂が好ましい。また、基板10における情報記録面側の面には、用途に応じて、グルーブ、ランド、ピット列等が形成される。
第1〜第3スペーサー層30、32、34は、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の間に積層されており、各情報記録面20、22、24、26との間を離間させる機能を有する。各スペーサー層30、32、34の光入射面38A側表面には、グルーブ(ランド)、ピット列等が形成されている。第1〜第3スペーサー層30、32、34の材料は様々なものを用いることが出来るが、既に述べたように、レーザー光Zを透過させる為に光透過性材料を用いる必要がある。例えば、紫外線硬化性アクリル樹脂を用いることも好ましい。
又この多層光記録媒体1では、第1スペーサー層30の厚みが17μm、第2スペーサー層32の厚みが20μm、第3スペーサー層34の厚みが13μmに設定されており、少なくとも10μm以上になるように設定されている。また、このように複数のスペーサー層30、32、34の厚みを互いに異ならせることで、再生信号の干渉が低減し、読み取り信号のノイズを低減させることができる。この厚みの差異は少なくとも2μm以上確保することが好ましい。なお、ハードコート層38の厚みは2μm、カバー層36の厚みは48μmに設定されている。このように、情報記録面20、22、24、26を多層にする場合、光入射面38Aから最も遠いL0情報記録面20に対して十分な強度のレーザー光Zを到達させるために、他の情報記録面22、24、26の光透過特性を高める必要がある。
従って、この多層光記録媒体1では、光入射面38AからL3情報記録面26までの距離は約50μm、光入射面38AからL2情報記録面24までの距離は約63μm、光入射面38AからL1情報記録面22までの距離は約83μm、光入射面38AからL0情報記録面20までの距離は約100μmとなっている。L0情報記録面20については、記録容量(25GB)を含めてブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc)の規格に整合していることになる。
これらのL0〜L3情報記録面20、22、24、26は、データを保持する層である。データの保持形態としては、利用者による書き込みが可能ないわゆる記録型である。この記録型の場合、詳細には、一度データを書き込んだエリアに再度データの書き込みが出来ない追記型と、データを書き込んだエリアに対してデータを消去し、再度書き込みが可能な書換型があるが、いずれであっても構わない。又、情報記録面20、22、24、26において、データの保持形態を互いに異ならせることも可能である。
なお、特に図示しないが、L0〜L3情報記録面20、22、24、26には、螺旋状のグルーブ及びランドが形成される。グルーブは、データ記録時におけるレーザー光Zのガイドトラックとしての役割を果たし、このグルーブに沿って進行するレーザー光Zのエネルギー強度が変調される事によって、グルーブ上の情報記録面20、22、24、26に記録マークが形成される。なお、データ保持態様が追記型の場合は、この記録マークが不可逆的に形成され、消去することが出来ない。一方、データ保持態様が書き換え型の場合は、記録マークが可逆的に形成され、消去及び再形成可能となっている。記録マークはランド上に形成しても良く、グルーブとランドの双方に形成することも可能である。
次に、多層光記録媒体1に信号を記録する際に表面に付着する異物の影響について説明する。
本構造の多層光記録媒体1にデータを記録する場合、光入射面38Aから入射させる記録用のレーザー光Zの焦点を、L0〜L3情報記録面20、22、24、26に合わせる。例えば図2(A)に示されるように、L3情報記録面26に記録する場合、このL3情報記録面26において、レーザー光Z3のビームスポットSが実質的に最小となるようにフォーカス制御される。この際、光入射面38Aには、ビームスポットSよりも大きな中間ビームスポットS3がレーザー光Z3により形成されている。また、図2(B)に示されるように、L2情報記録面24に記録する場合、このL2情報記録面24において、レーザー光Z2のビームスポットが実質的に最小となるようにフォーカス制御される。この際、光入射面38Aには、ビームスポットSよりも大きな中間ビームスポットS2がレーザー光Z2により形成されている。図2(C)に示されるように、L1情報記録面22に記録する場合、このL1情報記録面22において、レーザー光Z1のビームスポットが実質的に最小となるようにフォーカス制御される。この際、光入射面38Aには、ビームスポットSよりも大きな中間ビームスポットS1がレーザー光Z1により形成されている。図2(D)に示されるように、L0情報記録面20に記録する場合、このL0情報記録面20において、レーザー光Z0のビームスポットが実質的に最小となるようにフォーカス制御される。この際、光入射面38Aには、ビームスポットSよりも大きな中間ビームスポットS0がレーザー光Z0により形成されている。
図3には、光入射面38Aに形成される中間ビームスポットS0〜S3のサイズが比較されている。中間ビームスポットS3が最も小さく、S2、S1、S0の順に大きくなっていることがわかる。これは、光入射面38Aから情報記録面20、22、24、26までの距離が大きくなるほど、焦点(レーザースポットS)が光入射面38Aから離反する為である。多層光記録媒体1を利用者が持ち歩いたり、記録再生機に挿入したりする作業により、光入射面38Aに指紋や埃等の異物50が付着したり、傷がついたりする。この異物50は多層光記録媒体1の記録特性を悪化させる。特に、光入射面38Aに形成される中間ビームスポットS0〜S3に対する異物50の比率が大きくなる程、記録用のレーザー光Zのエネルギーが異物50によって遮られてしまうので、記録マークの形成が不十分となる。従ってL3情報記録面26については、異物50の影響を受けやすいことになる。特に、BD規格の場合、情報記録面が光入射面38Aから70μm以内に配置されると、異物50の比率が無視できない程度に大きくなる。
次に、図4を参照して、本実施形態の情報記録方法を実現する情報記録装置100について説明する。この情報記録装置100は、記録・再生に利用するレーザー光Zを発生させるレーザー光源102、レーザー光源102を制御するレーザーコントローラ104、レーザー光Zを多層光記録媒体1に導く光学機構106、レーザー光Zの反射光を検出する光検出装置108、多層光記録媒体1を回転させるスピンドルモータ112、スピンドルモータ112を回転制御するスピンドルドライバ114、特に図示しないCPU(中央演算装置)との間で信号データのやり取りを行い、記録信号データ及び再生信号データに基づいて記録再生制御を行う信号処理装置116を備える。信号処理装置116は、多層光記録媒体1の情報記録面の記録状態を検出する記録状態検出部116Aと、複数の情報記録面の中から、記録を開始する情報記録面を設定する記録面設定部116Bを備えている。
レーザー光源102は半導体レーザーであり、レーザーコントローラ104によって制御されてレーザー光Zを発生させる。光学機構106は、特に図示しないハーフミラーや対物レンズを備え、レーザー光Zの焦点をL0〜L3情報記録面20、22、24、26に適宜合わせることが可能となっている。なお、ハーフミラーは、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の反射光を取り出して光検出装置108に導くようにする。光検出装置108はフォトディテクタであり、レーザー光Zの反射光を受光して信号として出力する。この信号は信号処理装置116に提供され、制御用データや再生信号データとして用いられ、その一部は特に図示しないCPUに出力される。
CPUから提供された信号データを多層光記録媒体1に記録する際には、この信号データを受け取った信号処理装置116の指示に基づいて、レーザーコントローラ104がレーザー光源102を制御して、所定のレーザー光Zを発生させる。このレーザー光Zは、光学機構106によって案内されて、L0〜L3情報記録面20、22、24、26のいずれかにレーザースポットとして照射される。このレーザースポットのエネルギーによってL0〜L3情報記録面20、22、24、26に記録マークが形成される。
一方、多層光記録媒体1に記録された情報を再生するには、レーザー光源102から再生レーザー光を発生させて、この再生レーザー光をL0〜L3情報記録面20、22、24、26の特性の場所に照射する。再生レーザー光はL0〜L3情報記録面20、22、24、26で反射されて、光学機構106を介して取り出されて光検出装置108に導かれ、信号処理装置116を経て再生信号となってCPUに提供される。
記録状態検出部116Aは、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の情報の記録状態を検出する。具体的には、前回の情報記録作業を終了したのがL0〜L3情報記録面20、22、24、26のいずれかを検出したり、L0〜L3情報記録面20、22、24、26のそれぞれの記録容量(残容量)を検出したりすることが可能となっている。なお、本実施形態における「ブランク状態」とは、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の夫々において、ユーザーデータが記録されていない状態をいう。また、本実施形態における「記録完了状態」とは、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の夫々において、ユーザーデータを保持可能な全領域に亘って記録作業が完了している状態をいう。
これらの記録状態の検出は、前回の情報記録完了時にリードイン領域又はリードアウト領域に記録されている各種情報を読み出すことによって実現することが好ましいが、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の記録状態を直接読み出して検出することも可能である。L0〜L3情報記録面20、22、24、26のいずれにも情報を記録した履歴が無い場合、この多層光記録媒体1は完全なブランクディスクであると判断できる。
記録面設定部116Bは、情報の記録開始時等において、上記記録状態検出部116Aの検出結果を利用して、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の中から、記録すべき情報記録面を選定する。例えば、情報記録装置100に多層光記録媒体1が挿入されて、情報の記録を開始する際は、記録を開始するべき情報記録面をL0〜L3情報記録面20、22、24、26の中から選定する。又例えば、特定の情報記録面に対して情報を記録している最中に、この情報記録面が記録完了状態、即ち全記録領域に対する記録作業が完了した状態になった場合に、次に記録すべき情報記録面を、L0〜L3情報記録面20、22、24、26から選定する。
特に、この記録面設定部116Bは、第1機能として、記録状態検出部116AにおいてL0〜L3情報記録面20、22、24、26の全てがブランク状態であると検出された際、光入射面38Aから最も近いL3情報記録面26に情報を記録するように決定する。既に述べたように、L3情報記録面26は、光入射面38Aから70μm以内に位置するため、表面の異物や傷の存在によって情報の記録品質が悪化しやすい。従って、未使用状態の最初からL3情報記録面26に積極的に記録していくことで、指紋や傷が比較的少ない段階での記録を可能にしている。
更に、この記録面設定部116Bは、第2機能として、L0〜L3情報記録面20、22、24、26における特定の情報記録面が記録完了状態となる場合に、この情報記録面に対して光入射面38Aから遠隔側に隣接するL0〜L3情報記録面20、22、24、26に情報を継続して記録するように設定する。例えば、上記第1機能によって、L3情報記録面26から記録を開始した後、L3情報記録面26が記録完了状態となった場合、第2機能によって、L3情報記録面26に隣接するL2情報記録面24で情報の記録を継続する。更にその後、L2情報記録面24が記録完了状態になった場合には、L2情報記録面24に隣接するL1情報記録面22で情報の記録を継続する。
従って、上記第1機能と第2機能の作用よって、光入射面38A側から近い順番に各情報記録面に情報を記録していくことが可能となっている。
なお、本情報記録装置110とは異なる装置によって、多層光記録媒体1のL0〜L3情報記録面20、22、24、26に分散して情報が記録される場合も考えられる。このような多層光記録媒体1が本情報記録装置110に挿入された場合、記録状態検出部116Aは、L0〜L3情報記録面20、22、24、26のそれぞれの残存記録領域を検出する。記録面設定部116Bは、この検出結果に基づいて、残存している記録領域の中で最も光入射面38Aに近い情報記録面を記録開始面に設定する。このようにすることで、残存記録領域に対しても、光入射面38Aから近い順に記録していくことが可能になる。
図5は、この情報記録装置100を利用して情報を記録する手順を示したフローチャートである。
まず、ステップ200において、記録対象となる多層光記録媒体1が挿入されたか否かを判定する。その後、ステップ202に進んで、記録状態検出部116Aが、この多層光記録媒体1のリードイン領域またはリードアウト領域を読み出して、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の記録状態を検出する。
ステップ204では、記録面設定部116Bが、多層光記録媒体1の全てのL0〜L3情報記録面20、22、24、26がブランク状態か否かを判定する。ブランク状態である場合には、ステップ206に進んで、光入射面38Aに最も近いL3情報記録面26を記録開始面に設定する。一方、ステップ204でL0〜L3情報記録面20、22、24、26がブランク状態で無いと判定された場合には、ステップ208に進んで、L0〜L3情報記録面20、22、24、26の空き領域に基づいて、この空き領域の中で光入射面38Aに最も近い情報記録面を記録開始面に設定する。
記録開始面が決定したら、ステップ210に進んで、設定された記録開始面に対する情報の記録を開始する。その後、ステップ212において、記録中の情報記録面が記録完了状態であると判断された場合には、ステップ214に進んで、この情報記録面に対して光入射面38Aから遠隔側に隣接する情報記録面に移行して、情報の記録を継続していく。移行後の情報記録面が記録完了状態になった場合には、当該情報記録面に対して光入射面38Aから遠隔側に隣接する情報記録面に移行して情報の記録を継続していき、情報の記録を完了させる。
本情報記録方法では、3層以上の情報記録面を有する多層光記録媒体1に対して、光入射面38Aから近い側から順番に記録する。光入射面38Aに近い情報記録面に記録する場合、既に述べたように、記録用レーザー光のエネルギーが異物等の存在によって大きく変動するので、記録が不安定になりやすい。従って、この情報記録方法を採用する結果、多層光記録媒体1に指紋等の異物が付着したり、傷が形成されたりする前に、光入射面38Aに近い情報記録面(例えばL2、L3情報記録面24、26)に対する情報の記録を完了させることが可能となり、情報の記録品質を高めることができるようになる。
一方、光入射面38Aから遠い情報記録面(例えばL0情報記録面20)は、光入射面38Aに指紋や傷が生じても、記録品質が悪化しにくい。従って、多層光記録媒体1の使用開始から比較的時間を経てからでも、安定して情報を記録することができる。この結果、本情報記録方法により、3層以上の多層光記録媒体1においても、記録エラーの低減によって情報の記録容量を増大させることが可能となる。
また、記録エラーを低減できるので、実質的な情報記録速度を高めることも可能になる。
本実施形態の情報記録装置100では、光入射面から約100μmという極めて狭い範囲内に4層以上配置される場合を示したが、本発明はそれに限定されず、100μmよりも遠い位置に情報記録面を配置することも可能である。また、本実施形態では、多層光記録媒体の情報記録面が4層の場合に限って示したが、本発明はそれに限定されず、3層以上であれば良い。
また、本実施形態の多層光記録媒体1は、各情報記録面に対して、レーザー光の照射によって状態変化する記録層が予め製膜されている場合を示したが、本発明はそれに限定されない。例えば、光記録媒体の基材自体は所定の厚みを有する単層であり、この基材にレーザー光が照射されると、ビームスポットの焦点部分のみが状態変化をおこしてデータが記録される、いわゆる体積型記録用の記録媒体を用いることも可能である。即ち、本発明における多層光記録媒体は、レーザー光が照射される記録層が予め多層形成されたものに限られず、光入射面から所定の距離離れた場所に記録マークが随時形成され、この記録マークの集合としての情報記録面が事後的に多層構成される場合も含んでいる。
なお、本発明の情報記録装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明によれば、3層以上の情報記録面を構成しうる多層光記録媒体に対しても、記録容量を低減させること無く、高品質な記録・再生を可能とする。
本発明の実施の形態で利用される多層光記録媒体を示す斜視図、及び拡大断面図 同多層光記録媒体の各情報記録面の情報を記録する状態を示す断面図 同多層光記録媒体の光入射面に形成されるビームスポット及び付着する異物を模式的に示す拡大平面図 本発明の実施の形態に係る情報記録装置の構成を示すブロック図 同情報記録装置によって情報を記録する手順を示すフローチャート
符号の説明
1 ・・・ 多層光記録媒体
10 ・・・ 基板
20 ・・・ L0情報記録面
22 ・・・ L1情報記録面
24 ・・・ L2情報記録面
26 ・・・ L3情報記録面
30 ・・・ 第1スペーサー層
32 ・・・ 第2スペーサー層
34 ・・・ 第3スペーサー層
36 ・・・ カバー層
38 ・・・ ハードコート層
38A ・・・ 光入射面
100 ・・・ 情報記録装置
102 ・・・ レーザー光源
104 ・・・ レーザーコントローラ
106 ・・・ 光学機構
108 ・・・ 光検出装置
112 ・・・ スピンドルモータ
114 ・・・ スピンドルドライバ
116 ・・・ 信号処理装置
116A ・・・ 記録状態検出部
116B ・・・ 記録面設定部

Claims (5)

  1. 3層以上の情報記録面を形成し得る多層光記録媒体における全ての前記情報記録面がブランク状態である場合に、光入射面から最も近い前記情報記録面に対してレーザー光を照射して記録を開始することを特徴とする光記録媒体の情報記録方法。
  2. 記録中の前記情報記録面が記録完了状態となった場合に、該情報記録面に対して前記光入射面から遠隔側に隣接する前記情報記録面に移行して、記録を継続することを特徴とする請求項1記載の光記録媒体の情報記録方法。
  3. 光入射面から最も近い前記情報記録面が、前記光入射面から70μm以内に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の記録媒体の情報記録方法。
  4. 3層以上の情報記録面を形成し得る多層光記録媒体に対してレーザー光を照射して情報を記録する情報記録装置であって、
    前記多層光記録媒体の前記情報記録面の記録状態を検出する記録状態検出部と、
    前記記録状態検出部の検出結果に基づいて記録すべき前記情報記録面を設定する記録面設定部と、
    前記記録面設定部からの指示に基づいて、前記情報記録面に対してレーザー光を照射して情報を記録するレーザー制御部と、を備え、
    前記記録状態検出部で全ての前記情報記録面がブランク状態であると検出された場合に、前記記録面設定部は、光入射面から最も近い前記情報記録面に対して情報を記録するように設定することを特徴とする情報記録装置。
  5. 前記記録状態検出部において、記録中の前記情報記録面が記録完了状態になったと判断された場合に、前記記録面設定部は、該情報記録面に対して前記光入射面から遠隔側に隣接する前記情報記録面に移行するように設定することを特徴とする請求項4記載の情報記録装置。
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