JP2008242920A - 廃棄物管理方法およびシステム - Google Patents

廃棄物管理方法およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2008242920A
JP2008242920A JP2007083921A JP2007083921A JP2008242920A JP 2008242920 A JP2008242920 A JP 2008242920A JP 2007083921 A JP2007083921 A JP 2007083921A JP 2007083921 A JP2007083921 A JP 2007083921A JP 2008242920 A JP2008242920 A JP 2008242920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
writer
reader
tag
identification data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007083921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5060145B2 (ja
Inventor
Takemi Aizawa
健実 相沢
Atsuhiro Fujita
厚廣 藤田
Kotaro Fujita
晃太郎 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
Priority to JP2007083921A priority Critical patent/JP5060145B2/ja
Publication of JP2008242920A publication Critical patent/JP2008242920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5060145B2 publication Critical patent/JP5060145B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】各製造業者の負担を軽減し、廃棄物のリサイクルをより促進する廃棄物管理方法及びシステムが求められている。
【解決手段】本発明は、廃棄物の輸送状況と最終処分の画像とを製造業者1に通知する手段を備えると共に、セメント生産施設に搬入されセメントキルンに投入された廃棄物がサーマルリサイクルされ、サーマルリサイクルの過程で産出された二次廃棄物はセメントの原料としてマテリアルリサイクルされる、広域認定制度に対応した廃棄物管理システムを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、廃棄物管理方法およびシステムに関するものである。
近年、廃棄物については、製造業者が回収して処理することが求められるケースが増えてきている。例えば、特定の業種を示す制服や特定の企業のロゴを有する作業着等は、悪用されたり、オークションで売買されたりすることを防ぐために、製造業者が回収して確実に廃棄処分することが望ましい。また、ケイ酸カルシウム板等の建材を工事現場でカッティングすると、不要な端材が生じる。これらの不要な端材については、製造業者が回収して廃棄処分することを求められる場合が多い。
これらの回収した廃棄物については、自然環境に配慮してできる限りリサイクルして資源の有効活用を図る必要がある。このような製造業者による廃棄物の回収及びリサイクルを促進する制度として、改正廃棄物処理法(2003年)で新設された「広域認定制度」が挙げられる。産業廃棄物の処理には原則として地方公共団体毎の許可が必要である。しかしながら、この広域認定制度により、認定を受けた製造業者は、地方公共団体毎の許可を得る必要なく、複数の都道府県にまたがって廃棄物の回収及びリサイクルを実施することができる。
このように、製造業者が、廃棄物を回収して確実に処理すること、この廃棄物の処理に際して出来る限りリサイクルを実施することへの社会的要求はますます高まっている。廃棄物を回収して確実に処理することについては、例えば、特許文献1に廃棄物管理システム及び方法が開示されている。
特開2006−344120号公報
しかしながら、回収した廃棄物のリサイクルを実現するシステムを各製造業者がそれぞれ構築することは、各製造業者にとって負担が大きくまた困難である場合が多い。加えて、各製造業者が自社の使用済み製品を回収し、リサイクルする場合、自社製品の再生産に不要な資源については、一般的に有効活用されていない。
そこで、各製造業者の負担を軽減し、廃棄物のリサイクルをより促進するシステム及び方法が求められている。
本発明に係る廃棄物管理方法は、輸送業者がユーザーから廃棄物を回収する際に、該廃棄物に装着されたICタグから、該廃棄物を識別する廃棄物識別データを回収情報用リーダライタが受信するステップと、該回収情報用リーダライタと有線又は無線で接続された回収情報通知手段が、前記受信したことを前記廃棄物に係る製品を製造した製造業者の受信手段に通知するステップと、前記廃棄物がセメント生産施設に搬入される際に、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを搬入情報用リーダライタが受信するステップと、該搬入情報用リーダライタと有線又は無線で接続された搬入情報通知手段が、前記受信したことを前記製造業者の受信手段に通知するステップと、前記廃棄物が前記セメント生産施設内のセメントキルンに投入される際に、撮影用リーダライタが前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信するステップと、該撮影用リーダライタに有線又は無線で接続された制御手段が、該撮影用リーダライタから送信された前記廃棄物識別データを受信すると、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始することを指示する撮影開始指示信号を出力するステップと、前記制御手段から前記撮影指示信号を受信した撮影手段が、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始し、前記ICタグが装着された前記廃棄物がセメントキルンに投入される様子を撮影して、該撮影した映像を出力するステップと、映像送信手段が、該撮影手段から、該撮影手段が撮影した映像を受信し、該映像を前記製造業者の受信手段に送信するステップとを含み、前記セメントキルンに投入された廃棄物はサーマルリサイクルされ、サーマルリサイクルの過程で産出された二次廃棄物はセメントの原料としてマテリアルリサイクルされる、広域認定制度に対応した廃棄物管理方法である。
前記廃棄物管理方法においては、前記廃棄物が前記セメント生産施設に搬入される前に、廃棄物分別施設で廃棄物が分別される場合には、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを分別情報用リーダライタが受信して、該分別情報用リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段が、受信された前記廃棄物識別データを表示するステップをさらに含むことができる。
また、前記ICタグは、製品の性状・組成データと、処理方法の適用可否データと、容器封入時の注意事項データと、搬送上の注意事項データと、リサイクル処理時注意事項データとを予め記憶しており、廃棄物の回収、輸送及び処理時において、必要に応じて、該データを輸送業者又は処理業者のリーダライタが読み出して、該リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段が、該データを表示するステップをさらに含むことができる。
加えて、前記通知は、受信した廃棄物識別データと該廃棄物識別データが受信された時刻データとを前記製造業者の受信手段に送信することによって行うことができる。
また、本発明に係る廃棄物管理システムは、輸送業者がユーザーから廃棄物を回収する際に、該廃棄物に装着されたICタグから、該廃棄物を識別する廃棄物識別データを受信する回収情報用リーダライタと、該回収情報用リーダライタと有線又は無線で接続された回収情報通知手段であって、前記受信したことを前記廃棄物に係る製品を製造した製造業者の受信手段に通知する回収情報通知手段と、前記廃棄物がセメント生産施設に搬入される際に、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信する搬入情報用リーダライタと、該搬入情報用リーダライタと有線又は無線で接続された搬入情報通知手段であって、前記受信したことを前記製造業者の受信手段に通知する搬入情報通知手段と、前記廃棄物が、前記セメント生産施設内のセメントキルンに投入される際に、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信する撮影用リーダライタと、該撮影用リーダライタに有線又は無線で接続された制御手段であって、該撮影用リーダライタから送信された前記廃棄物識別データを受信すると、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始することを指示する撮影開始指示信号を出力する制御手段と、前記制御手段から前記撮影指示信号を受信して、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始し、前記ICタグが装着された前記廃棄物がセメントキルンに投入される様子を撮影して、該撮影した映像を出力する撮影手段と、該撮影手段から、該撮影手段が撮影した映像を受信し、該映像を前記製造業者の受信手段に送信する映像送信手段とを備え、前記セメントキルンに投入された廃棄物はサーマルリサイクルされ、サーマルリサイクルの過程で産出された二次廃棄物はセメントの原料としてマテリアルリサイクルされる、広域認定制度に対応した廃棄物管理システムである。
前記廃棄物管理システムにおいては、前記廃棄物が前記セメント生産施設に搬入される前に、廃棄物分別施設で廃棄物が分別される場合には、ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信する分別情報用リーダライタと、該分別情報用リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段であって、前記リーダライタが受信した前記廃棄物識別データを表示する表示手段とをさらに備えることができる。
また、前記ICタグは、製品の性状・組成データと、処理方法の適用可否データと、容器封入時の注意事項データと、搬送上の注意事項データと、リサイクル処理時注意事項データとを予め記憶しており、廃棄物の回収、輸送及び処理時において、必要に応じて、該データを読み出す輸送業者又は処理業者のリーダライタと、該リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段であって、読み出した前記データを表示する表示手段とをさらに備えることができる。
加えて、前記通知は、受信した廃棄物識別データと該廃棄物識別データが受信された時刻データとを前記製造業者の受信手段に送信することによって行うことができる。
本発明にかかる廃棄物管理方法及びシステムでは、回収された廃棄物をセメント生産用の燃料及び原料として用いて、サーマルリサイクル及びマテリアルリサイクルを実現することにより、廃棄物のリサイクルをより促進することができる。なお、マテリアルリサイクルとは、製品を原料として再生利用することであり、環境負荷の少ないリサイクル方法である。サーマルリサイクルとは、廃棄物を燃料としてリサイクルし、燃焼させることによりエネルギーを回収するリサイクル方法である。
例えば、廃棄物が制服であった場合、制服をセメントキルンで焼却することによって、そこから生じる熱エネルギーをセメントの生産に用いることできる。すなわち、サーマルリサイクルが達成される。サーマルリサイクルの過程においては、焼却灰とフォックやファスナー等の金属類とが二次廃棄物として産出される。これらの二次廃棄物については、セメントの原料として用いて、マテリアルリサイクルを達成することができる。よって、より階層的で完全なリサイクルが達成できる。
セメントの原料には、上記に例示した焼却灰や金属類のほか、幅広い廃棄物を用いることが可能である。したがって、製造業者が回収して処分すべき廃棄物が、製造業者自身では、リサイクルして活用することが困難な場合、また、廃棄物の一部分しか活用できず、二次廃棄物のリサイクルが困難な場合であっても、廃棄物をセメント生産に用いることによって、より階層的で完全なリサイクルが可能となる。
製造業者にとっては、自社製品に係る廃棄物の階層的で完全なリサイクルが可能となることによって、社会的に要請に応えることができ、廃棄物や二次廃棄物の活用に関する製造業者の負担が軽減される。さらに、本発明によれば、階層的で完全なリサイクルが可能となり、製品の性状、構造を熟知している製造業者が広域的に廃棄物リサイクル処理を実行することが可能となるため、広域認定制度にも十分対応した廃棄物管理システム及び廃棄物管理方法が実現する。
加えて、製造業者は、輸送業者による廃棄物の回収状況、処理業者への搬入状況を受信手段への通知によって確認することができる。また、廃棄物がセメントキルンに投入される際の映像が、製造業者に送信されるため、回収された廃棄物が確実に処理されたかどうかを製造業者が明確に把握することができる。したがって、製造業者に合法処分のエピデンスと安心感を与えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る廃棄物管理方法の流れを示す概念図であり、図2は、図1に示す処理を実現する廃棄物管理システム10の概念図である。
[輸送業者による回収段階]
製造業者1の製造した製品はユーザー3に販売される。輸送業者5は、ユーザー3から、廃棄物となった製品を回収する。輸送業者5には、製造業者1からICタグ4、廃棄物収納容器12、回収先を記載したユーザーリスト、搬送依頼情報等が提供されている。輸送業者5は、廃棄物収納容器12に廃棄物を収納し、この容器にICタグ4を装着して、ユーザー3から回収する。
ICタグ4には、予め廃棄物を識別する廃棄物識別データが記憶されている。本実施形態において、廃棄物識別データは、廃棄物の種類識別データ(例えば、廃棄物の製品名や型番等)と、製造業者識別データを含む。この廃棄物識別データは、製造業者1がICタグ4に予め記憶させている。また、本実施形態においては、製品の性状・組成データと、処理方法の適用可否データと、容器封入時の注意事項データと、搬送上の注意事項データと、リサイクル処理時注意事項データについても、製造業者1が予めICタグ4に記憶させている。ここで、処理方法の適用可否データとは、ICタグ4を装着した廃棄物がセメント工場でのリサイクル処理を行う廃棄物であるかを示す情報である。リサイクル処理時注意事項データとは、廃棄物処理施設(すなわち、セメント工場)で廃棄物を処理する際の注意事項データである。
廃棄物が収納されたICタグ4装着廃棄物収納容器12が、輸送業者5に回収された時に、ICタグ4から送信された廃棄物識別データが、輸送業者5が所持するハンディ型リーダライタ(回収情報用リーダライタ)14によって受信される。廃棄物識別データが受信されると、回収情報用リーダライタ14に接続された回収情報通知部15が、受信したことを製造業者のコンピュータの受信手段に通知する。
また、輸送業者5は、処理方法の適用可否データと、容器封入時の注意事項データと、搬送上の注意事項データとをリーダライタで読み取って、該リーダライタと接続された表示手段に表示させることにより、廃棄物がセメント工場に搬入されるべきものかの確認、容器封入時及び搬送上の注意事項の確認を行うことができる。
本実施形態においては、廃棄物の種類識別データと受信した時刻データとを回収情報通知部15が製造業者の受信手段に送信することによって、製造業者への通知がなされる。加えて、回収情報通知部15は、処理業者9のコンピュータの受信手段にもこの通知を行う。ここで、処理業者9は、廃棄物の搬入先であるセメント工場の運営者を意味する。回収情報通知部15は、輸送業者の車に設置された通信設備を用いて送信を行う。
[分別処理施設段階]
輸送業者5が分別の必要な複数の廃棄物を回収した場合には、これらの廃棄物は、分別処理施設7に搬入される。廃棄物が収納されたICタグ4装着廃棄物収納容器12が、分別処理施設7に搬入された時に、ICタグ4から送信された廃棄物識別データが、分別処理施設7に設置されたリーダライタ(分別情報用リーダライタ)16によって受信される。受信された廃棄物識別データは、分別情報用リーダライタ16と接続する表示手段によって、表示される。
表示された廃棄物の種類識別データによって、回収した複数の廃棄物を種類ごとに分別することができる。また、それぞれ異なる製造業者が製造した製品に係る複数の廃棄物を回収した場合には、表示された製造業者識別データに基づいて、製造業者ごとに廃棄物を分別することもできる。
[セメント工場内への搬入段階]
廃棄物が収納されたICタグ4装着廃棄物収納容器12が、セメント工場内に搬入された時に、ICタグ4から送信された廃棄物識別データが、セメント工場の入り口に設置されたリーダライタ(搬入情報用リーダライタ)18によって受信される。廃棄物識別データが受信されると、搬入情報用リーダライタ18に接続された搬入情報通知部19によって、前記受信したことを製造業者のコンピュータの受信手段に通知する。本実施形態においては、廃棄物の種類識別データと受信した時刻データとを搬入情報通知部19が製造業者の受信手段に送信することによって、製造業者への通知がなされる。
[セメントキルンへの廃棄物投入段階]
セメント工場内に搬入されたICタグ4装着廃棄物収納容器12は、セメントキルンの投入口に続くベルトコンベヤにセットされる。ICタグ4装着廃棄物収納容器12が、このベルトコンベヤによって輸送され、ベルトコンベヤの近くに設置された撮影用リーダライタ20の傍を通過した時に、ICタグから送信された廃棄物識別データが、この撮影用リーダライタ20によって受信される。撮影用リーダライタ20が廃棄物識別データを受信すると、この撮影用リーダライタと接続された制御部21は、撮影開始指示信号を撮影部23に送信する。本実施形態において撮影部23はテレビカメラであり、このテレビカメラはセメントキルン投入口を映し出すことが可能な位置に設置されている。撮影部23は、受信した撮影開始指示信号によって起動する。
撮影部23は、ICタグ4装着廃棄物収納容器12がセメントキルンへ投入される様子を撮影録画し、撮影を開始してから一定時間経過後に撮影を終了する。この一定時間は、撮影開始時点から、ICタグ4装着廃棄物収納容器12がセメントキルン内へ投入されるまでの時間である。本実施形態では、ICタグ4装着廃棄物収納容器12がセメントキルン内へ投入される様子が確実に撮影されるように、この一定時間は予め計算され決定されている。
撮影された映像には、ICタグ4装着廃棄物収納容器12がセメントキルンの投入口に投入される様子が画像として記録されている。この映像を、送信部22が、製造業者1のコンピュータの受信手段に送信する。加えて、ユーザー3が映像の配信を希望している場合には、送信部22はユーザー3のコンピュータの受信手段にも前記映像を送信する。なお、本実施形態においては、制御部21と送信部22とは、同一のコンピュータ内に格納されている。
[リサイクル処理段階]
セメントキルンに投入されたICタグ4装着廃棄物収納容器12は焼却されて、その熱エネルギーがセメント生産に利用される。すなわち、サーマルリサイクルが達成される。次いで、サーマルリサイクルの過程で産出された焼却灰等の二次廃棄物がセメントの材料として用いられ、マテリアルリサイクルが達成される。
また、処理業者9はICタグ4から製品の性状・組成データと、リサイクル処理時注意事項データとをリーダライタで読み取って、該リーダライタに接続された表示手段に表示させることにより、これらの情報に基づいて、各廃棄物に応じた上記サーマルリサイクル及びマテリアルリサイクル処理を実行する。
上記実施形態では、処理業者が回収された廃棄物をセメント生産用の燃料及び原料として用いて、サーマルリサイクル及びマテリアルリサイクルを実現することにより、廃棄物の階層的で完全なリサイクルが達成される。したがって、製造業者にとっては、廃棄物や二次廃棄物の活用に関する負担が軽減される。
また、サーマルリサイクルによる焼却処理後の二次廃棄物について、焼却灰、汚泥、鋳物砂、鉄滓等幅広い廃棄物をセメントの原料として用いることができるため、広い地域に亘って複数種類の廃棄物を回収する場合であっても、上記実施形態に示す処理が可能である。したがって、上記実施形態に示す廃棄物管理システムは、広域認定制度の認可を受けて廃棄物処理を行う場合にも十分対応できるシステムとなっている。
加えて、製造業者は、輸送業者による廃棄物の回収状況、処理業者への搬入状況等をリアルタイムで確認することができる。更に、セメントキルンへ廃棄物が投入される状況を、画像データによって確実に確認することができるため、製造業者に合法処分のエピデンスと安心感を与えることができる。
上記実施形態における処理は、製造業者から輸送業者及び処分業者への委託処理が前提となっており、製造業者はこの処理を統括して管理する体制になっている。上記処理は製造業者とユーザー間の協力で実施され、製品を回収すべきユーザーリストは、輸送業者と製造業者に予め提供されている。なお、輸送業者及び処理業者から見ると、複数の製造業者について、上記処理を実行することが可能となる。すなわち、多様な製造元の廃棄物を取り扱う上で、ICタグの情報を元に、情報のやりとり先(各製造業者)を自動的に切り替えて処理を行っていくことになる。
[他の実施形態]
ICタグは、製造業者が販売する製品に予め組み込まれていてもよい。ICタグに記憶されたデータは、輸送業者及び処理業者が適宜必要な作業段階においてリーダライタで読み出して、表示手段に表示させることにより、確認することができる。また、上記各通知部及び表示部は、演算手段を有するコンピュータの一部として実現される。
製造業者は、廃棄物の種類識別データと、製品の性状・組成データと、処理方法の適用可否データと、容器封入時の注意事項データと、搬送上の注意事項データと、リサイクル処理時注意事項データ等を格納したデータベースを記憶するサーバを備えることができる。この場合、ICタグに格納された廃棄物識別データは、前記データベースのデータとリンクするIDデータと製造業者識別データとを備えており、輸送業者又は処理業者のリーダライタによってICタグからIDデータが読み取られると、該リーダライタに接続されたコンピュータが、前記製造業者のサーバのデータベースにアクセスして、IDデータと対応する上記各種データをコンピュータの表示手段に表示することができる。
ICタグに格納された廃棄物識別データをリーダライタが読み取り、廃棄物を追跡管理する際に、リーダライタで情報をよみとって、製造業者、処理業者、ユーザー等に通知する処理は、必要に応じて、様々な段階で実行することができる。例えば、セメント工場内において、廃棄物の受付段階、廃棄物の保管段階、廃棄物をセメントキルンへ移動する段階等において、上記処理を実行することができる。
廃棄物をセメントキルンでリサイクル処理する際に、処理業者のリーダライタでICタグに記憶されたリサイクル処理時注意事項データを読み出すと、該リーダライタにコンピュータを介して接続された各種装置が該データに対応して作動するように構成することができる。ここで、各種装置とは、セメントキルンで廃棄物を処理するために用いられる各種装置である。
送信部は、セメントキルンに投入される廃棄物の映像を製造業者に送信する際に、撮影用リーダライタが受信した廃棄物識別データと受信した時刻データについても製造業者の受信手段に送信することができる。また、必要に応じて、ユーザーの受信手段にも上記データを送信することができる。
本発明において用いられるICタグは、通信距離と確実性を担保するために、従来の135KHz、13.56MHz、及び2.45GHz帯よりも比較的長距離の通信が可能な950MHz帯のパッシブタグを用いるのが好ましい。
また、セメントキルンに、ICタグ装着廃棄物処理容器が投入されることによって、リーダライタ2を介したICタグ1からの送信が途絶えると、制御手段3が撮影手段4の撮影を終了させる撮影終了指示信号を撮影手段4に出力し、撮影手段4がそれを受信して撮影を終了してもよい。この場合、ICタグ1からの送信が途絶える原因は、セメントキルンにICタグからの送信を阻まれるからであってもよく、セメントキルンの中でICタグが破壊されるからであってもよい。
本発明の一実施形態に係る廃棄物管理方法の流れを示す概念図である。 図2は、図1に示す処理を実現する廃棄物管理システムの概念図である。
符号の説明
1 製造業者
3 ユーザー
4 ICタグ
5 輸送業者
7 分別施設
9 処理業者
10 廃棄物管理システム
12 廃棄物収納容器
14 回収情報用リーダライタ
15 回収情報通知部
16 分別情報用リーダライタ
17 表示部
18 搬入情報用リーダライタ
19 搬入情報通知部
20 撮影用リーダライタ
21 制御部
22 送信部
23 撮影部

Claims (8)

  1. 輸送業者がユーザーから廃棄物を回収する際に、該廃棄物に装着されたICタグから、該廃棄物を識別する廃棄物識別データを回収情報用リーダライタが受信するステップと、
    該回収情報用リーダライタと有線又は無線で接続された回収情報通知手段が、前記受信したことを前記廃棄物に係る製品を製造した製造業者の受信手段に通知するステップと、
    前記廃棄物がセメント生産施設に搬入される際に、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを搬入情報用リーダライタが受信するステップと、
    該搬入情報用リーダライタと有線又は無線で接続された搬入情報通知手段が、前記受信したことを前記製造業者の受信手段に通知するステップと、
    前記廃棄物が前記セメント生産施設内のセメントキルンに投入される際に、撮影用リーダライタが前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信するステップと、
    該撮影用リーダライタに有線又は無線で接続された制御手段が、該撮影用リーダライタから送信された前記廃棄物識別データを受信すると、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始することを指示する撮影開始指示信号を出力するステップと、
    前記制御手段から前記撮影指示信号を受信した撮影手段が、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始し、前記ICタグが装着された前記廃棄物がセメントキルンに投入される様子を撮影して、該撮影した映像を出力するステップと、
    映像送信手段が、該撮影手段から、該撮影手段が撮影した映像を受信し、該映像を前記製造業者の受信手段に送信するステップと
    を含み、
    前記セメントキルンに投入された廃棄物はサーマルリサイクルされ、サーマルリサイクルの過程で産出された二次廃棄物はセメントの原料としてマテリアルリサイクルされる、広域認定制度に対応した廃棄物管理方法。
  2. 前記廃棄物が前記セメント生産施設に搬入される前に、廃棄物分別施設で廃棄物が分別される場合には、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを分別情報用リーダライタが受信して、該分別情報用リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段が、受信された前記廃棄物識別データを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の広域認定制度に対応した廃棄物管理方法。
  3. 前記ICタグは、製品の性状・組成データと、処理方法の適用可否データと、容器封入時の注意事項データと、搬送上の注意事項データと、リサイクル処理時注意事項データとを予め記憶しており、廃棄物の回収、輸送及び処理時において、必要に応じて、該データを輸送業者又は処理業者のリーダライタが読み出して、該リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段が、該データを表示するステップをさらに含む、請求項1又は2に記載の広域認定制度に対応した廃棄物管理方法。
  4. 前記通知は、受信した廃棄物識別データと該廃棄物識別データが受信された時刻データとを前記製造業者の受信手段に送信することによって行われる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の広域認定制度に対応した廃棄物管理方法。
  5. 輸送業者がユーザーから廃棄物を回収する際に、該廃棄物に装着されたICタグから、該廃棄物を識別する廃棄物識別データを受信する回収情報用リーダライタと、
    該回収情報用リーダライタと有線又は無線で接続された回収情報通知手段であって、前記受信したことを前記廃棄物に係る製品を製造した製造業者の受信手段に通知する回収情報通知手段と、
    前記廃棄物がセメント生産施設に搬入される際に、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信する搬入情報用リーダライタと、
    該搬入情報用リーダライタと有線又は無線で接続された搬入情報通知手段であって、前記受信したことを前記製造業者の受信手段に通知する搬入情報通知手段と、
    前記廃棄物が、前記セメント生産施設内のセメントキルンに投入される際に、前記ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信する撮影用リーダライタと、
    該撮影用リーダライタに有線又は無線で接続された制御手段であって、該撮影用リーダライタから送信された前記廃棄物識別データを受信すると、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始することを指示する撮影開始指示信号を出力する制御手段と、
    前記制御手段から前記撮影指示信号を受信して、前記ICタグが装着された前記廃棄物に対する撮影を開始し、前記ICタグが装着された前記廃棄物がセメントキルンに投入される様子を撮影して、該撮影した映像を出力する撮影手段と、
    該撮影手段から、該撮影手段が撮影した映像を受信し、該映像を前記製造業者の受信手段に送信する映像送信手段と
    を備え、
    前記セメントキルンに投入された廃棄物はサーマルリサイクルされ、サーマルリサイクルの過程で産出された二次廃棄物はセメントの原料としてマテリアルリサイクルされる、広域認定制度に対応した廃棄物管理システム。
  6. 前記廃棄物が前記セメント生産施設に搬入される前に、廃棄物分別施設で廃棄物が分別される場合には、ICタグから送信された前記廃棄物識別データを受信する分別情報用リーダライタと、
    該分別情報用リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段であって、前記リーダライタが受信した前記廃棄物識別データを表示する表示手段とをさらに備える、請求項5に記載の広域認定制度に対応した廃棄物管理システム。
  7. 前記ICタグは、製品の性状・組成データと、処理方法の適用可否データと、容器封入時の注意事項データと、搬送上の注意事項データと、リサイクル処理時注意事項データとを予め記憶しており、廃棄物の回収、輸送及び処理時において、必要に応じて、該データを読み出す輸送業者又は処理業者のリーダライタと、
    該リーダライタと有線又は無線で接続された表示手段であって、読み出した前記データを表示する表示手段とをさらに備える、請求項5又は6に記載の広域認定制度に対応した廃棄物管理システム。
  8. 前記通知は、受信した廃棄物識別データと該廃棄物識別データが受信された時刻データとを前記製造業者の受信手段に送信することによって行われる、請求項5〜7のいずれか1項に記載の広域認定制度に対応した廃棄物管理システム。
JP2007083921A 2007-03-28 2007-03-28 廃棄物管理方法およびシステム Expired - Fee Related JP5060145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007083921A JP5060145B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 廃棄物管理方法およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007083921A JP5060145B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 廃棄物管理方法およびシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008242920A true JP2008242920A (ja) 2008-10-09
JP5060145B2 JP5060145B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=39914171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007083921A Expired - Fee Related JP5060145B2 (ja) 2007-03-28 2007-03-28 廃棄物管理方法およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5060145B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012522701A (ja) * 2009-04-03 2012-09-27 マリキャップ オーワイ 廃棄物処理における方法及び手段
CN111674791A (zh) * 2020-06-04 2020-09-18 江苏荣泽信息科技股份有限公司 一种基于区块链的垃圾分类系统
CN112361348A (zh) * 2020-11-19 2021-02-12 上海电气集团股份有限公司 危险废物水泥窑焚烧处置的排产方法、系统、设备及介质
DE102021200831A1 (de) 2021-01-29 2022-08-18 Trumpf Schweiz Ag Verfahren und System zum effizienten Recycling von Restmaterial

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230088A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Sato Corp バーコードを用いたユニフォームの管理方法
JP2006155492A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 廃棄物処理支援システム
JP2006344120A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Taiheiyo Cement Corp 廃棄物管理システムおよび方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230088A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Sato Corp バーコードを用いたユニフォームの管理方法
JP2006155492A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 廃棄物処理支援システム
JP2006344120A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Taiheiyo Cement Corp 廃棄物管理システムおよび方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012522701A (ja) * 2009-04-03 2012-09-27 マリキャップ オーワイ 廃棄物処理における方法及び手段
US9090399B2 (en) 2009-04-03 2015-07-28 Maricap Oy Method and means in waste handling
CN111674791A (zh) * 2020-06-04 2020-09-18 江苏荣泽信息科技股份有限公司 一种基于区块链的垃圾分类系统
CN112361348A (zh) * 2020-11-19 2021-02-12 上海电气集团股份有限公司 危险废物水泥窑焚烧处置的排产方法、系统、设备及介质
CN112361348B (zh) * 2020-11-19 2022-10-21 上海电气集团股份有限公司 危险废物水泥窑焚烧处置的排产方法、系统、设备及介质
DE102021200831A1 (de) 2021-01-29 2022-08-18 Trumpf Schweiz Ag Verfahren und System zum effizienten Recycling von Restmaterial

Also Published As

Publication number Publication date
JP5060145B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003251323A (ja) リサイクル装置およびリサイクル方法
CN109178724B (zh) 分类回收客户端、回收箱、验收装置、回收系统和方法
CN109153150A (zh) 风力涡轮机叶片回收
JP5060145B2 (ja) 廃棄物管理方法およびシステム
CN104636897A (zh) 一种邮递快件存取系统
EP1294624A1 (en) Method for tracking waste
CN103996102A (zh) 一种集装箱箱体查验方法
CN110606299A (zh) 一种垃圾分类追溯方法及系统
JP2006344120A (ja) 廃棄物管理システムおよび方法
JP2002259553A (ja) 製品のリサイクルシステム
JP2006031135A (ja) 廃棄物処理追跡証明システム
JP2004137042A (ja) 廃棄物管理装置およびそのシステム
JP2002109152A (ja) 廃棄工業製品のリサイクル方法
JP5294364B1 (ja) 廃棄物処理システム
JP2002251449A (ja) 産業廃棄物の処理プロセスを監視し管理するシステム
JP2012226448A (ja) 二次元バーコード印刷物を用いる廃棄物・資源物の監視・管理システム
JP2006301778A (ja) 機密廃棄物識別処理システム及び機密廃棄物識別処理方法
JP2002356229A (ja) 廃棄物物流管理方法
JP4306606B2 (ja) 照合データベース手段,廃棄物リサイクルシステム,比較方法,格納方法
JP6678403B2 (ja) 配達管理システム
JP2006182557A (ja) 廃棄物分別回収装置および廃棄物分別方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2004224544A (ja) 廃棄物管理装置およびそのシステム
JP4657702B2 (ja) 使用済遊技機の集荷管理方法
JP2007164731A (ja) 製品管理方法及び製品管理システム
JP2000276049A (ja) 廃棄物リサイクルシステム及び管理票,シール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees