JP2008242910A - 自動販売機 - Google Patents

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Kohei Kawami
晃平 川見
Yoshiharu Hayashi
喜治 林
Masaaki Kawabe
雅章 川部
Kazuo Sano
和夫 佐野
Yoshitaka Naito
吉隆 内藤
Moriyuki Yoshida
守志 吉田
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
Takashi Nakamura
高史 中村
Masakazu Okada
征和 岡田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の自動販売機は、極力ヒートポンプ加温システムを運転し、効率の良い自動販売機とすると共に、結露検知手段を設けて運転を切り替えることにより結露を防ぎながら、運転性能の良い加温運転を行うことができる自動販売機を提供する。
【解決手段】結露検知手段38により結露有りと検知された場合、加温ヒータ39による加温運転に変更し、庫外熱交換器35を共有した左室15または中室16の冷却運転による庫外熱交換器35の熱を利用して、結露状態を乾燥させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸発器が結露を検知した場合に、結露状態を乾燥させながら、加温運転を切り換える自動販売機に関するものである。
近年、環境保護が叫ばれる中、自動販売機業界においてもトップランナー制の導入などに伴い機器の省エネルギー化が進んでいる。
自動販売機の省エネ化技術としては、特に加温側の省エネルギーが有効であり、加温ヒータを使わず、加温効率が加温ヒータの値である1以上であるヒートポンプ加温システムを用いることにより、省エネルギーを図る技術が提案されている。また、著者らは、外気の熱を利用して加温する簡便な構成を提案している。
以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機を説明する。
図13は従来の自動販売機のシステム図である。図13に示すように、従来の自動販売機は、冷却側圧縮機1、冷却側凝縮器2、第1の冷却側減圧手段3、第2の冷却側減圧手段4、第3の冷却側減圧手段5、第1の冷却側蒸発器6、第2の冷却側蒸発器7、第3の冷却側蒸発器8からなる冷却システム9と、加温側圧縮機10と、加温側凝縮器11と、加温側減圧手段12と、加温側蒸発器13とからなるヒートポンプ加温システム14を備えている。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。
加温運転時、加温側圧縮機10で圧縮された高温高圧のガス冷媒は、加温側凝縮器11で放熱し、自動販売機(図示せず)庫内を加温し凝縮した後加温側減圧手段12で減圧され、低温低圧の液冷媒となり、加温側蒸発器13で外気と熱交換し、蒸発した後、加温側圧縮機10へと吸い込まれる。
また、この時加温側蒸発器13は低温となり、外気の湿度が高く、露点温度が高い時などには表面に水分が結露する。
しかしながら本体下部に加温側蒸発器13を備えた構成の自動販売機においては結露水を排水することは困難であり、結露水が落下し床を濡らさないために、結露をさせないことが必要であった。
これに対処する手段としては、結露検知手段により庫外熱交換器の結露を検知し、運転を切り替え、結露を防止する手段があった(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−257835号公報
しかしながら、結露検知手段により結露を検知した場合、結露を防止するために除湿運転に切り替えているため、結露状態がなくなるまでの除湿運転をしている間は本来の輻射空調を行えないことになり、結露により、本来の性能が出ていないという課題があった。
本発明の目的は、加温運転において極力ヒートポンプ加温システムを運転し、効率の良い自動販売機とすると共に、結露検知手段を設けて結露を検知し、運転を切り替え、結露状態を乾燥させながら、効率良く加温運転することである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の加温運転は、コールド室の冷却側凝縮器とホット/コールド切換室の加温側蒸発器のフィンを共有した一体の庫外熱交換器と、結露検知手段を設けることにより、結露検知手段により結露状態を検知した場合において、ヒートポンプ加温システムを停止し、加温ヒータでホット/コールド切換室を加温すると同時に、結露した庫外熱交換器をコールド室の加温側蒸発器の熱を利用して乾燥させることができ、効率良い加温運転を行うことができる。
本発明の自動販売機は、極力ヒートポンプ加温システムを運転し、効率の良い自動販売機とすると共に、結露検知手段を設けて結露状態を検知し、結露有りと検知した場合には結露状態を乾燥させながら、運転効率の良い加温運転を行うことができる。
請求項1に記載の発明は、商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室がホット室として設定され、前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露有りと検知された場合、前記ヒートポンプ加温システムを停止して前記加温ヒータによる加温運転に変更し、前記コールド室の冷却運転のみ行うことで前記庫外熱交換器を共有したコールド室の冷却運転による前記庫外熱交換器の熱を利用して、前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転にて結露状態となった前記庫外熱交換器の結露状態を乾燥させることができる。
請求項2に記載の発明は、商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段と、外気温度を検知する外気温検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記加温ヒータによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露無しと検知され、前記外気温検知手段による外気温検知温度が所定温度を検知した場合、前記ホット/コールド切換室を前記加温ヒータによる加温運転から前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転に変更することで、外気温度にあった加温運転に変更することで効率の良い加温運転を行い、省エネを図ることができる。
請求項3に記載の発明は、商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段と、外気温度を検知する外気温検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記加温ヒータと前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露無しと検知され、前記外気温検知手段による外気温検知温度が所定温度を検知した場合、前記ホット/コールド切換室を前記加温ヒータによる加温運転から前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転に変更することで、前記加温ヒータと前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転を必要とせず、前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転にて十分能力が得られる外気温度になった場合に、前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転で省エネを図ることができる。
請求項4に記載の発明は、商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段と、外気温度を検知する外気温検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露無しと検知され、前記外気温検知手段による外気温検知温度が所定温度を検知した場合、前記ホット/コールド切換室を前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転から前記加温ヒータと前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転に変更することで、前記加温ヒータと前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転を必要とする外気温度になった場合に、前記加温ヒータと前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転で効率良く加温運転を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、結露検知手段が異常と判断した場合、前記ホット/コールド切換室を前記加温ヒータによる加温運転に変更することで、結露した状態での前記ヒートポンプ加温システムの加温運転を回避することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機のシステム図である。図2は同実施の形態の庫外熱交換器の斜視図である。図3は同実施の形態の自動販売機の機能ブロック図である。図4は同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。
図1と図2において、冷却専用の左室15と、中室16と、冷却および加温ができる右室17を備えた自動販売機18本体は、下部に冷却加温サイクル19を備えている。冷却加温サイクル19は、冷却側圧縮機20と、冷却側凝縮器21と、第1の冷却側減圧手段22と、第2の冷却側減圧手段23と、第3の冷却側減圧手段24と、第1の冷却側蒸発器25と、第2の冷却側蒸発器26と、第3の冷却側蒸発器27とからなる冷却システム28と、加温側圧縮機29と、加温側凝縮器30と、加温側減圧手段31と、加温側蒸発器32とからなるヒートポンプ加温システム33により構成されており、冷却側凝縮器21と加温側蒸発器32はフィン34を共有することにより一体の庫外熱交換器35を構成している。
庫外熱交換器35は熱交換ファン36により周囲の空気と熱交換し、最も外側のフィン34の外側加温側蒸発器32の蒸発器入口配管37近傍には、例えば結露膜などにより結露すると抵抗値が急激に上昇するような特性を持った結露センサーなどの結露検知手段38が貼り付けられている。結露検知手段38の抵抗値が、フィン34の温度が露点温度以下になる手前、例えば湿度90%以上になると結露していると判断を行う。また、加温ヒータ39が、右室の加温システムの一部として構成されている。
図3において、ヒートポンプ加温システム33は、大気の熱を利用して右室17を加温する。結露検知手段38は庫外熱交換器35の結露を検知する。加温ヒータ39は右室17を加温する。室内温度検知手段41はヒートポンプ加温システム33および加温ヒータ39による加温による右室17の温度を検知する。演算制御部51aは、右室17がヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に、結露検知手段38により結露有りと検知された場合、右室17をヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ33とヒートポンプ加温システム33による加温運転から加温ヒータ39による加温運転に変更する。
図4において、以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。演算制御部51aは右室17がヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に、結露検知手段38により結露したかを判定し(STEP1)、結露有りと検知された場合、右室17をヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ33またはヒートポンプ加温システム33による加温運転から加温ヒータ39による加温運転に変更する(STEP2)。
以上のように本実施の形態1の自動販売機によれば、右室17がヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に、結露状態有りと検知された場合に右室17をヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33から加温ヒータ39による加温運転に変更することで、ヒートポンプ加温システム33による加温運転にて発生した庫外熱交換器35の結露状態を、庫外熱交換器35を共有した左室15または中室16の冷却運転による庫外熱交換器の熱を利用して、ヒートポンプ加温システム33による加温運転にて結露状態となった庫外熱交換器35の結露状態を乾燥させ、結露水による排水処理を不要とすることができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における自動販売機の機能ブロック図である。図6は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。図5において、ヒートポンプ加温システム33は、大気の熱を利用して右室17を加温する。結露検知手段38は庫外熱交換器35の結露を検知する。加温ヒータ39は右室17を加温する。室内温度検知手段41はヒートポンプ加温システム33および加温ヒータ39による加温による右室17の温度を検知する。外気温度検知手段42は外気温度を検知する。演算制御部51bは、右室17が加温ヒータ39による加温運転中に、結露検知手段38により結露無しと検知され、外気温度検知手段42による外気温検知温度が所定温度S2以上を検知した場合、右室17を加温ヒータ39による加温運転からヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転に変更する。
図6において、以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。演算制御部51bは右室17が加温ヒータ39による加温運転中に、結露検知手段38により結露したかを判定し(STEP1)、結露無しと検知された場合、外気温度検知手段42により所定温度S2以上を検知したかを判定し(STEP2)、所定温度S2以上を検知した場合に右室17を加温ヒータ39による加温運転からヒートポンプ加温システム33による加温運転に変更し、所定温度S2未満を検知した場合に右室17を加温ヒータ39による加温運転から加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転に変更する(STEP3)。
以上のように本実施の形態2の自動販売機によれば、結露検知手段38により結露有りを検知し、右室17が加温ヒータ39による加温運転中に、結露検知手段38により結露無しと検知された場合に、極力ヒートポンプ加温システム33を動作させることで省エネ運転を図ることができる。
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3における自動販売機の機能ブロック図である。図8は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。図7において、ヒートポンプ加温システム33は、大気の熱を利用して右室17を加温する。結露検知手段38は庫外熱交換器35の結露を検知する。加温ヒータ39は右室17を加温する。室内温度検知手段41はヒートポンプ加温システム33および加温ヒータ39による加温による右室17の温度を検知する。外気温度検知手段42は外気温度を検知する。演算制御部51cは、右室17が加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に、結露検知手段38により結露無しと検知され、外気温度検知手段42による外気温検知温度が所定温度S3を検知した場合、右室17を加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転からヒートポンプ加温システム33による加温運転に変更する。
図8において、以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。演算制御部51cは右室17が加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に、結露検知手段38により結露したかを判定し(STEP1)、結露無しと検知された場合、外気温度検知手段42により所定温度S3以上を検知したかを判定し(STEP2)、所定温度S3以上を検知した場合に右室17を加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転からヒートポンプ加温システム33による加温運転に変更する(STEP3)。
以上のように本実施の形態3の自動販売機によれば、右室17が加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に、結露検知手段38により結露無しと検知され、ヒートポンプ加温システム33にて十分に能力が得られる外気温度15℃以上になった場合に右室17を加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温からヒートポンプ加温システム33による加温運転にすることで省エネを図ることができる。
(実施の形態4)
図9は本発明の実施の形態4における自動販売機の機能ブロック図である。図10は、同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。図9において、ヒートポンプ加温システム33は、大気の熱を利用して右室17を加温する。結露検知手段38は庫外熱交換器35の結露を検知する。加温ヒータ39は右室17を加温する。室内温度検知手段41はヒートポンプ加温システム33および加温ヒータ39による加温による右室17の温度を検知する。外気温度検知手段42は外気温度を検知する。演算制御部51dは、右室17が加温ヒータとヒートポンプ加温システムによる加温中に、結露検知手段38により結露無しと検知され、外気温度検知手段42による外気温度が所定温度S4を検知した場合、右室17をヒートポンプ加温システム33による加温運転から加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転に変更する。
図10において、以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。演算制御部51dは右室17が加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に、結露検知手段38により結露したかを判定し(STEP1)、結露無しと検知された場合、外気温度検知手段42により所定温度S4を検知したかを判定し(STEP2)、所定温度を検知した場合に右室17をヒートポンプ加温システム33による加温運転から加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転に変更する(STEP4)。
以上のように本実施の形態4の自動販売機によれば、右室17がヒートポンプ加温システム33により加温運転中に、結露検知手段38により結露無しと検知され、右室17が加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転を必要となる外気温度15℃未満を検知した場合に、ヒートポンプ加温システム33では運転能力が足りない温度域を加温ヒータ39により補助しながら、ヒートポンプ加温システム33による加温運転を行うことで、省エネ運転を極力図りながら、右室17の温度安定を行うことができる。
(実施の形態5)
図11は本発明の実施の形態5における自動販売機の機能ブロック図である。図12は同実施の形態の自動販売機の動作を示すフローチャートである。図11において、ヒートポンプ加温システム33は、大気の熱を利用して右室17を加温する。結露検知手段38は庫外熱交換器35の結露を検知する。加温ヒータ39は右室17を加温する。室内温度検知手段41はヒートポンプ加温システム33および加温ヒータ39による加温による右室17の温度を検知する。外気温度検知手段42は外気温度を検知する。演算制御部51eは、右室17がヒートポンプ加温システム33または加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転中に結露検知手段38が異常と検知された場合、右室17を加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転またはヒートポンプ加温システム33による加温運転から加温ヒータ39による加温運転に変更する。
図12において、以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。演算制御部51eは結露検知手段38により異常かどうかを判定し(STEP1)、結露検知手段38が異常と検知された場合、右室17を加温ヒータ39とヒートポンプ加温システム33による加温運転またはヒートポンプ加温システム33による加温運転から加温ヒータ39による加温運転に変更する(STEP2)。
以上のように本実施の形態5の自動販売機によれば、結露検知手段38により結露状態を検知できなくなった場合に、加温ヒータ39による加温運転に変更することで、霜詰まり発生による故障に到ることを回避することができる。
以上のように、本発明の自動販売機は、極力ヒートポンプ加温システムを運転し、効率の良い自動販売機とすると共に、結露検知手段を設けて運転を切り替えることにより結露を防ぎながら、運転性能の良い加温運転を行うことができる自動販売機を提供する。
本発明の実施の形態1における自動販売機のシステム図 同実施の形態による庫外熱交換器の斜視図 同実施の形態による自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2による自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3による自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4による自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5による自動販売機の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の動作を示すフローチャート 従来の自動販売機のシステム図
符号の説明
15 左室
16 中室
17 右室
18 自動販売機
19 冷却加温サイクル
20 冷却側圧縮機
21 冷却側凝縮器
22 第1の冷却側減圧手段
23 第2の冷却側減圧手段
24 第3の冷却側減圧手段
25 第1の冷却側蒸発器
26 第2の冷却側蒸発器
27 第3の冷却側蒸発器
28 冷却システム
29 加温側圧縮機
30 加温側凝縮器
31 加温側減圧手段
32 加温側蒸発器
33 ヒートポンプ加温システム
34 フィン
35 庫外熱交換器
36 熱交換ファン
37 蒸発器入口配管
38 結露検知手段
39 加温ヒータ

Claims (5)

  1. 商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室がホット室として設定され、前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露有りと検知された場合、前記ヒートポンプ加温システムを停止して前記加温ヒータによる加温運転に変更し、前記コールド室の冷却運転のみ行うことを特徴とする自動販売機。
  2. 商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段と、外気温度を検知する外気温検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記加温ヒータによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露無しと検知され、前記外気温検知手段による外気温検知温度が所定温度を検知した場合、前記ホット/コールド切換室を前記加温ヒータによる加温運転から前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転に変更することを特徴とする自動販売機。
  3. 商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段と、外気温度を検知する外気温検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記加温ヒータと前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露無しと検知され、前記外気温検知手段による外気温検知温度が所定温度を検知した場合、前記ホット/コールド切換室を前記加温ヒータによる加温運転から前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転に変更すること特徴とする自動販売機。
  4. 商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段と、外気温度を検知する外気温検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、前記結露検知手段により結露無しと検知され、前記外気温検知手段による外気温検知温度が所定温度を検知した場合、前記ホット/コールド切換室を前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転から前記加温ヒータと前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転に変更することを特徴とする自動販売機。
  5. 商品を収納するホット/コールド切換室とコールド室を有する自動販売機において、前記コールド室を冷却する冷凍サイクルの凝縮器と、前記ホット/コールド切換室を加温する冷凍サイクルの蒸発器を構成するフィンを共有にした一体の庫外熱交換器を備え、大気の熱を利用して前記ホット/コールド切換室を加温するヒートポンプ加温システムと、前記ホット/コールド切換室を加温する加熱源として加温ヒータと、前記庫外熱交換器の結露を検知する結露検知手段とを備え、前記ホット/コールド切換室が前記ヒートポンプ加温システムによる加温運転中に、結露検知手段が異常と判断した場合、前記ホット/コールド切換室を前記加温ヒータによる加温運転に変更することを特徴とする自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117088A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Sanden Corp 加熱装置

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