JP2008242595A - プログラム検査項目生成システムと方法およびプログラムテストシステムと方法ならびにプログラム - Google Patents

プログラム検査項目生成システムと方法およびプログラムテストシステムと方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プログラムのブラックボックステストにおける検査時間の削減を可能とすると共に、検査員のスキル等に影響されない正確な検査を可能とする。
【解決手段】データ選択振分処理部104aにより、予め観点・項目DB107aに登録している汎用的な「検査目的(検査観点)」および実際の検査に必要な「検査項目」の情報を基に、ユーザ(検査者)が評価したい観点(目的)を選択するためのGUI画面を生成して表示し、このGUI画面を介してユーザ(検査者)が評価したい観点(目的)を選択することで検査項目を生成し、生成した検査項目を用いて当該プログラムの検査を行い、検査結果に基づく評価を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータシステムで用いるプログラムの品質状態をプログラムされたコンピュータにより検査する技術に係り、特に、ブラックボックステストによる当該プログラムの品質状態を、効率良く正確に分析するのに好適なプログラム検査技術に関するものである。
ブラックボックステストとは、入力と出力だけに着目し、様々な入力に対して仕様書通りの出力が得られるかどうかを確認するものであり、このブラックボックステストでのプログラム検査を実施する場合、検査に必要となる検査項目を予め作成する。従来、この検索項目の作成は、検査員の経験則を基に、あるいは、類似プログラムの検査項目を基に作成していた。そのため、このような検査項目を用いた検査では、検査員の力量に左右された一貫性のない評価になることから、信頼に欠けた検査となっていた。
また、急遽発生する検査に対しては、その機能を理解して検査項目を作成しなければならず、その機能を理解している限られた検査員以外では、適切な検査項目の作成までの所要時間が膨大にかかってしまい、迅速に評価ができない。そのため、急遽発生する検査に対しては、限られた検査員以外には対応できない状況であった。
さらに、検査のために入力する情報においても、予め設計書を準備するほか、過去の検査項目などの情報が必要であり、このような入力情報がないと、検査項目の生成も、検査評価もできない。
このような問題を解決するための技術として、例えば特許文献1においては、検査項目の生成を検査員のスキルに関係なく自動で行う技術が記載されている。しかし、この技術では、検査データの定義および入力を予め実施しなければならず、さらに、特定検査対象物に絞られた検査であるため、汎用的に検査項目を作成することができない。また、評価対象観点(検査目的)を絞った検査が実施できず、全体の検査を実施するため範囲を絞った特定の検査ができない。そのため、更なる効率向上に繋がらない。
また、特許文献2においては、品質評価を行うために、品質要素を入力し、基準値とを比較する技術が記載されている。しかし、この技術では、品質要素が設定されていない状態では評価できず、基準値が曖昧の場合には正確な評価が実施できないことがある。また、この技術では、品質要素、基準値が入力情報として必須条件であり、単独での評価は不可能である。尚、単独での評価とは、テストを実施してその結果を基に評価するものであり、第三者の情報を基に評価することではない。
特開2000−305811号公報 特開平09−265393号公報
解決しようとする問題点は、従来の技術では、プログラムのブラックボックステスト検査を実施する場合、検査員が、その機能を理解して検査項目を作成する必要があり、検査時間が膨大になってしまう点と、検査員によっては理解不足による検査項目の漏れにより正確なテストが実施できない点、および、評価方法も統一されておらず、評価結果に各検査要員でバラツキが発生してしまう点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、プログラムのブラックボックステストにおける検査時間の削減を可能とすると共に、検査員のスキル等に影響されない正確な検査を可能とすることである。
上記目的を達成するため、本発明においては、予め登録している汎用的な「検査目的(検査観点)」および実際の検査に必要な「検査項目」の情報を基に、ユーザ(検査者)が評価したい観点(目的)を選択するためのGUI画面を生成して表示し、このGUI画面を介してユーザ(検査者)が評価したい観点(目的)を選択することで検査項目を生成する。これにより、短時間での項目の消化(検査)および分析・評価が可能になる。例えば、「対象システムの入力チェックが妥当かを判定してほしい」場合、検査員が、GUI画面より、「入力チェック」に必要な観点から検査項目を選択するだけで、選択された検査項目のみを消化することとなり、不必要な観点の消化にかかる時間を軽減し、どの要員でも同じ検査項目を消化することができる。
本発明によれば、プログラム検査の準備にかかる時間を軽減させることができると共に、テスト検査項目の決定、およびテスト評価を統一的に実施することができ、効率的かつ正確なプログラム検査を実施することが可能である。
以下、本発明の実施形態について図面等を用いて詳細に説明する。まず、各図について説明する。
図1は、本発明に係るプログラムテストシステムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している観点・項目DBの構成例を示す説明図、図3は、図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している選択情報DBの構成例を示す説明図、図4は、図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している対象情報DBの構成例を示す説明図、図5は、図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している評価ポイントDBの構成例を示す説明図、図6は、図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している見解情報DBの構成例を示す説明図、図7は、図1におけるプログラムテストシステムの本発明に係る処理動作例を示すフローチャートである。
また、図8A〜図8Fは、図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作例を示す説明図であり、図8Aは、図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における帳票出力画面例を示す説明図、図8Bは、図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作におけるキー取得動作例を示す説明図、図8Cは、図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における観点・項目データベース検索動作例を示す説明図、図8Dは、図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における選択情報データベース登録動作例を示す説明図、図8Eは、図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における選択情報データベースと観点・項目データベースの検索動作例を示す説明図、図8Fは、図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作で表示出力される帳票出力画面例を示す説明図である。
図9は、図1におけるプログラムテストシステムによる評価処理動作例を示す説明図である。図10A〜図10Dは、図9における評価処理動作の具体例例を示す説明図であり、図10Aは、図9の評価処理動作における検査開始前の重要度ランク設定動作例を示す説明図、図10Bは、図9の評価処理動作における評価ポイントの設定動作例を示す説明図、図10Cは、図9の評価処理動作における検査完了後の評価判定動作例を示す説明図、図10Dは、図9の評価処理動作における検査完了後の全体評価判定動作例を示す説明図である。
また、図11A〜図11Cは、図10Dにおける検査完了後の全体評価判定動作の具体例を示す説明図であり、図11Aは、図10Dの全体評価判定動作における機能別評価と観点別評価および総合的評価の具体的な動作例を示す説明図、図11Bは、図11Aにおける観点別・機能別評価および観点別評価の動作例を示す説明図、図11Cは、図11Aにおける機能別評価および総合評価の動作例を示す説明図である。
また、図12Aは、図11Aにおける機能別評価と観点別評価および総合的評価の動作結果に基づく個別見解処理動作例を示す説明図であり、図12Bは、図12Aにおける個別見解処理動作の具体例を示す説明図である。
また、図13は、図1におけるプログラムテストシステムによる評価結果の出力処理動作例を示す説明図である。
図1におけるプログラムテストシステムは、プログラムされたコンピュータにより、プログラムの品質評価を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置からなるコンピュータ構成からなり、光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、各処理部の機能を実行する。
すなわち、本例のプログラムテストシステムは、図1に示すように、それぞれネットワークで接続されたクライアントコンピュータ100とサーバコンピュータ105からなり、これらのクライアントコンピュータ100とサーバコンピュータ105のプログラムに基づく処理により、本発明に係るプログラムの検査用項目生成および自動評価を行う。
本例では、クライアントコンピュータ100を用いて検査担当者が検査項目の生成および自動評価を対話的に行う仕組みとしており、サーバコンピュータ105にデータ(情報)を蓄積し、負荷を軽減している。
作業時にはクライアントコンピュータ100とサーバコンピュータ105をLAN(Local Area Network)で接続し、情報のやり取りを行う。
クライアントコンピュータ100には、入出力部101、帳票出力部(図中「帳票出力」と記載)102、データ制御部103、処理部104の各処理機能部が設けられており、入出力部101の入力画面より検査担当者が投入した情報および命令をデータ制御部103が受け取り、処理部104に渡し、処理部104において、新規入力処理であるか、検査項目消化、評価分析(途中、完了)時であるかを判断する。
処理部104は、プログラムされたコンピュータの処理機能として、データ選択振分処理部(図中「データ選択振分処理」と記載)104a、評価分析1処理(残推定)部(図中「評価分析1処理(残推定)」と記載)104b、報告書編集処理部(図中「報告書編集処理」と記載)104c、情報保存処理部(図中「情報保存処理」と記載)104d、評価分析2処理(結果評価)部(図中「評価分析2処理(結果評価)」と記載)104e、観点項目編集処理部(図中「観点項目編集処理」と記載)104f、結果登録処理部(図中「結果登録処理」と記載)104g、画面帳票表示処理部(図中「画面帳票表示処理」と記載)104hを有し、判断結果に応じて、各々の処理部にデータを引き渡し、データの取得/編集を行う。
サーバコンピュータ105は、プログラムされたコンピュータの処理機能として、データ制御部106とデータ格納部107を具備する。
処理部104は、判断結果に応じて、各々の処理部(104a〜104h)でのデータの取得/編集を行う際、各処理部(104a〜104h)で必要となる情報がサーバコンピュータ105側のデータ格納部107に存在する場合は、データ制御部103,106を介してアクセスし、データの取得(読み出し)および登録(書き込み)を実施する。
処理部104は、データ編集後、その結果を入出力部101によりCRT等の表示画面に表示し、検査担当者の次処理の入力操作を促す。尚、検査担当者がキーボードやマウス等の入力装置を操作して帳票出力を要求した場合は、入出力部101を介してのその要求情報を入力し、上記同様の遷移が行われ、その処理結果が帳票出力部102を介してプリンタ等で出力される。
処理部104における、データ選択振分処理部104aは、検査の目的(検査観点)および項目を選択して検査項目を作成すると共に評価ポイントの振り分け処理等を行い、評価分析1処理(残推定)部104bは、残不良の推定処理等を行い、報告書編集処理部104cは、報告書の編集・印刷処理等を行い、情報保存処理部104dは、入力された情報(機能等)の記憶装置への保存処理等を行い、評価分析2処理(結果評価)部104eは、検査項目消化結果を用いた評価分析処理等を行い、観点項目編集処理部104fは、検査観点および項目の追加・更新・削除処理等を行い、結果登録処理部104gは、検査項目消化結果および評価結果の記憶装置への保存処理等を行い、画面帳票表示処理部104hは、各処理で使用する画面や帳票の表示処理等を行う。
また、サーバコンピュータ105におけるデータ格納部(図中「データベース」と記載)107は、データベース機能を具備し、観点・項目DB(図中「観点・項目」と記載)107a、選択情報DB(図中「選択情報」と記載)107b、対象情報DB(図中「対象情報」と記載)107c、評価ポイントDB(図中「評価ポイント」と記載)107d、見解情報DB(図中「見解情報」と記載)107eの各データベース情報を管理している。
観点・項目DB107aでは、図2に示す構成内容で全検査観点・項目が保存され、選択情報DB107bでは、図3に示す構成内容で対象システムで評価選択された情報が保存され、対象情報DB107cでは、図4に示す構成内容で対象システムの入力情報が格納され、評価ポイントDB107dでは、図5に示す構成内容で各種評価で使用する基となる情報が格納され、見解情報DB107eでは、図6に示す構成内容で観点・評価毎に決まった見解の文言が格納されている。
このような構成により本例のプログラムテストシステムでは、プログラムされたコンピュータによって、プログラムのブラックボックステストで用いる検査項目をユーザ(検査者)との対話的操作に基づき生成する。
すなわち、サーバコンピュータ105においてデータ格納部107の観点・項目DB107aで、予め、各検査項目を、検査の目的別に複数のグループに分けて階層化し、観点・項目情報として格納しておき、クライアントコンピュータ100の起動に伴い、処理部104のデータ選択振分処理部104aにより、観点・項目DB107aから観点・項目情報を読み出し参照して、各検査項目を検査目的別に階層化して選択可能に表示するGUI画面を生成して入出力部101を介して表示出力し、このGUI画面で検査者が選択した検査項目からなる検査項目一覧情報を生成する。
そして、クライアントコンピュータ100の処理部104は、評価分析2処理部104eにより、このように生成された検査項目一覧情報を入力し、この検査項目一覧情報に含まれる検査項目を基に当該プログラムの検査を行い、その検査結果を分析して当該プログラムの品質評価を行う。
尚、この際、評価分析2処理部104eは、サーバコンピュータ105が評価ポイントDB107dにおいて予め格納している検査目的別および検査項目別の重み付け情報を読み出し参照して、各検査項目の検査結果に対して当該重み付けを付加して当該プログラムの品質評価を行う。
さらに、クライアントコンピュータ100の処理部104は、評価分析1処理部104bにより、評価分析2処理部104eによるプログラムの検査の途中検査結果情報を用いた統計的手法により当該プログラムに残存する不良数の予測値を算出する。例えば、途中検査結果情報として、検査消化数と不良摘出数および危険率を含み、評価分析1処理部104bは、検査消化数と不良摘出数および危険率を用いた二項確率により当該プログラムに残存する不良数の予測値を算出する。
以下、このような構成からなるプログラムテストシステムによる検査用項目生成処理動作例および自動評価処理動作例を、図7を用いて説明する。
図7においては、クライアントコンピュータ100とサーバコンピュータ105の処理手順例を示している。
(1)検査用評価システムの起動(ステップS200)処理において、検査担当者は、クライアントコンピュータ上にある検査用項目生成、自動評価装置を起動する。
(2)評価対象のシステム情報登録(ステップS201)処理においては、今回評価対象とするシステム(対象システム)の基本情報(システム名・規模・機能名など)を初期画面より入力する。
(3)評価観点(検査の目的)の選択(観点)(項目)(ステップS202,S203)処理においては、評価対象とするシステムの検査目的(評価観点)を選択する。評価観点にはシステム全体を評価対象とする「全観点選択(ステップS204)」と評価目的に合わせた個別観点の選択が可能な「一部観点選択(ステップS205)」の2通りに分類される。
「一部観点選択」では観点の組み合わせが複数選択できるため、例えば画面機能に特化した評価を実施したい場合などは観点を個別選択することで、絞り込んだ検証(評価)が可能となっている。
評価観点の選択は大項目「観点」、小項目「項目」から成り立っており、大項目「観点」を選択することでその詳細である小項目「項目」が表示、その中からさらに評価に見合った項目を選択することができるため、複数の角度から評価分析が可能となっている。
(4)項目自動生成(ステップS206)処理は、評価観点の選択が確定した後、自動で処理される。本処理の役割は「評価観点の選択(ステップS202,S203)」で実施した観点・項目の選択結果をうけて、検査作業で必要となる「検査項目」を生成するものである。
この「検査項目」は、評価対象システムを検証する場合の検査条件となる項目と、妥当であるかを確認する項目、機能別/項目毎に誰がいつ確認したかを示す項目(確認結果が問題なしか否かを示す項目は左記に含まれる)からなっている。
(5)項目消化(ステップS207)処理においては、項目自動生成処理(ステップS206)で作成された項目を基に、実際に検証(検査)を開始する。観点/項目毎に検証を実施し、その結果を登録していく。
(6)消化完了(ステップS208)処理においては、検査項目が消化したか否かにより処理分岐する。次の(7)(8)では分岐後の処理を示す。
(7)評価生成(残予測型)(ステップS209)処理は、前処理(ステップS208)にて、検査項目の消化が途中段階で起動した場合の処理である。評価判定については、前述の通り処理される。さらに本処理では、検査項目の確認途中で事前に残不良を予測(自動)し、開発元へ品質改善を促すアクションをタイムリーに支援する機能を実装したものである。残不良の予測方法としては下記の(イ)、(ロ)の二通りを用意している(詳細は「図9」で説明する)。
(イ)二項確率で予測:統計学で用いられる二項確率紙を自動化したものである。
(ロ)実施面積から予測:現在までに実施した観点・規模・不良数を基に、全検査項目・全機能実施した場合の上昇率を求め、不良数に比例させて残不良を予測する
(8)自動評価&ビュー(ステップS210)処理は、前処理(ステップS208)にて全項目の消化が完了したか否かに限らず起動される処理である。検査項目内の「確認欄」に記載した検査結果合否を基に観点/項目別に集計を行い、内部で持っている評価ポイント、重要度と、自動集計された不良割合ポイントから、観点別/機能別に評価判定を実施し、さらに同様の処理で全体の評価判定を行う。尚、評価内容(結果)を画面上に表示(ビュー)する。
(9)報告(ステップS211)処理においては、評価結果を報告書として生成するか否かにより処理分岐する。次の(10)では報告書生成を選択した場合の処理を示す。
(10)報告書生成(ステップS212)処理は、前処理(ステップS211)にて、報告書生成を起動した場合の処理である。本処理は、評価結果を第三者向けに提出できる様に自動で報告書化を行う。
(11)評価システム終了(ステップS213)処理においては、検査項目消化および報告書作成等の処理が完了した場合、検査用評価システムを終了する。終了時での処理は特にない。
次に、図2、図8A〜図8F、図9、図10A〜図10D、図11A〜図11C、図12A,図12B、および図13を用いて、本例のプログラムテストシステムによる検査用項目の生成処理、自動評価処理の具体的な例を説明する。
図8A〜図8Fは、図7におけるステップS202,S203での評価観点の選択処理を行う場合の具体的な処理動作を示している。
対象システムの検査を実施する場合、検査計画時に、検査の目的に応じて、評価方法(検査観点)を決める必要がある。まず、検査担当者は「今回評価を実施したい観点」、「第三者が求める評価の観点」を受け、該当観点を、図8Aに示すGUI画面である評価観点選択画面300より選択していく。
評価観点として、大きく分けて「システム全体評価版」と「個別評価版」の二通りが選択できる(大項目)。「システム全体評価版」は評価対象とするシステムを、通常検査で実施する全観点(システムが顧客要求通りに動作すること、動作が一般的な視点で考えられていること、システムが正常動作すること、イレギュラーケースを考えた動作になっていることなどシステムをトータル的に見たもの)を設定することで製品としての評価が可能になっている。
「個別評価版」では、製品を、ある特定の観点より評価することを検査目的としている。例えば、開発途中のテスト工程において、画面入出力系で不具合が多発しており、第三者はその部分の品質に不安があると想定する。
このような状況において、早急に特定箇所の品質を見極めたいと検査部署に依頼がなされた場合、検査者が、図8Aの評価観点選択画面300において個別評価版の「画面入出力重視」(中項目)を選択することで、必要最小限の観点を自動で選別でき、効率的な評価が実現できる仕掛けとなっている。
また、「画面入出力」に関しての評価において特に「入力チェック」(小項目)に重点を置きたいなど、さらに詳細な評価観点の選択も可能となっている。
このようにして評価観点が選択された後、内部ロジックとして、図8B〜図8Fに示す、以下の処理手順301〜304を実行し検査項目305を生成する。
(a)選択された項目に応じて、図2に詳細を示す「観点・項目DB107a」から情報取得する際に使用するワークキーを設定する(図8Bの処理手順301)。
この処理手順301における“B”は、チェックされたことを示すためのフラグである。また、中項目にチェックがなされた場合には、観点・項目DB107aの「キーフラグ1」を、小項目毎にチェックがなされた場合には、観点・項目DB107aの「キーフラグ2」を参照してワークキーを設定するようになっている。尚、キーフラグ1はNO1に対応し、キーフラグ2はNO2に対応する。
(b)取得したワークキーを基に「観点・項目DB107a」を検索し、合致する情報を取得する(図8Cの処理手順302)。
この処理手順302は、どの観点が選択されたかを判別するための処理であり、例えば、「画面入力重視」と「入力チェック」がチェックされた場合には、観点・項目DB107aのキーフラグ1=“B”に対応するNO1の情報を取得し、キーフラグ2=“B”に対応するNO2の情報を取得する。
(c)取得した情報から「対象情報DB107c」を比較/マージし、その結果を「選択情報DB107b」に反映する(図8Dの処理手順303)。ここでは機能毎に観点を設定し、その情報を選択情報DB107bへ格納する。
(d)「選択情報DB107b」と「観点・項目DB107a」から、画面表示する際の情報を取得する(図8Eの処理手順304)。
(e)上述の(d)の処理手順304で取得した情報を、図8Fにおける検査項目305として生成して表示する。
この図8Fの検査項目305で表示される検査項目生成画面は、観点を選択した結果から、検査に必要な「検査項目」を自動で生成した結果である。この検査項目は、例えばExcel(登録商標)形式の表で出力されることから、他コンピュータなど外部への持込みを可能としている。
尚、図8Fおける検査項目305は、「項番」、「大項目」、「中項目」、「確認日」、「確認者」、・・・、「確認日」「確認者」からなっており、「項番」は検査項目を識別するIDであり、「大項目」は検査観点をさらに詳細の内容にしたもの、「中項目」は検査項目の確認内容、「確認日」は各検査項目を確認した日を入力する欄、「確認者」は各検査項目を確認した担当者の名前を入力する欄であり、この「確認日」と「確認者」欄は機能毎に入力する形式をとっている。
図9は、図1のクライアントコンピュータ100の処理部104における評価分析1処理(残推定)部104bによる図7のステップS209における評価生成(残不良型)を行う場合の具体的な処理動作を示す説明図である。
評価分析1処理(残推定)部104bは、検査途中での処理において、図9における情報400を基に残不良予測を導き出す。尚、情報算出の際はシステム全体/機能毎で算出を行う。また、機能毎の算出では「機能情報」をキーとして情報取得する。
図9における情報400は、不良件数(不良n件)、全項目数(全項目数m件)、未消化項目数(未消化項目数x件)、機能数(機能数y件)、危険率(危険率5%)、規模(規模a step)からなる。
「不良件数」は、検査項目の確認日が「NG」の項目であり、図3の選択情報DB107bにおける「確認日」より「NG」件数のSUM算出により取得する。
「全項目数」は、選択した観点から生成された検査項目の全件であり、図3の選択情報DB107bにおける行数をカウントし取得する。
「未消化項目数」は、検査項目の確認日が未入力の項目であり、図3の選択情報DB107bにおける「確認日」よりNULL件数のSUM算出により取得する。
「機能数」は、初回にシステム情報で登録した機能数であり、図4の対象情報DB107cにおける「機能情報」の全件数を取得する。
「危険率」は、図1の評価分析1処理(残推定)部104bがプログラム検査の途中検査結果情報を基に当該プログラムに残存する不良数の予測値を算出する際に用いる統計的手法の内の「二項確率」での算出時に必要となる情報であり、本例では、一般的な数値の5%を設定する。
「規模」は、評価対象のプログラムの開発ステップ数であり、図4の対象情報DB107cにおける「規模」よりSUM算出して取得する。
尚、図1の評価分析1処理(残推定)部104bによる残不良予測には「二項確率」での予測と「実施面積」からの予測の二通りの統計的手法から算出できる。担当者(検査者)は、いずれか当該評価に適した予測手法を選択し、使うことができる。
以下に「二項確率での予測」および「実施面積からの予測」手順について説明する。
まず、「二項確率で予測」の算出手順401では、必要情報として、「全項目数」、「未消化項目数」、「不良件数:n」、「危険率:X」、「全項目数:m」を用い、これらの必要情報を下記のように、各計算式に代入して残不良(システム/機能毎)を算出する。
(1)a=全項目数−未消化項目数
(2)A'=a/不良件数n
(3)A1=A'+(危険率X×(SQRT(A'(1−A')/a)))
(4)A2=A'−(危険率X×(SQRT(A'(1−A')/a)))
(5)残不良1=全項目数m×A1
(6)残不良2=全項目数m×A2
(7)「残不良1」を残不良件数とする。また、「残不良2」は、図9に示す二項確率紙403を作成するときの数値である。
次に、「実施面積から予測」の算出手順402では、必要情報として、「機能毎の全項目数m1」、「機能毎の未消化項目数r1」、「不良件数n」、「全規模d」を用い、これらの必要情報を下記のように、各計算式に代入して残不良(システム/機能毎)を算出する。
(1)b=SUM(機能毎の全項目で(機能毎の全項目数m1−機能毎の未消化項目数r1>0)の規模
(2)c=SUM(b×(1−(r1/m1)))
(3)B=不良件数n/b×全規模d
(4)e=1−(SUM(1−(r1/m1)))
(5)B1=e×B
(6)このようにして求めた「B」は対象機能に対しての残不良件数であり、「B1」は、システム全体での残不良件数である。尚、「B」、「B1」、「c」を基に、図9に示す実施面積図404を作成する。
上述の計算ロジック処理を実施後、例えばExcel(登録商標)のグラフ機能を用いてグラフ作成処理を行う。
次に、図10A〜図10Dを用いて、図1におけるクライアントコンピュータ100の処理部104における評価分析2処理(結果評価)部104eによる、図7のステップS210における評価生成(完了型)処理を行う場合の具体的な処理動作を説明する。
検査開始前に、対象機能毎で重要度ランクを設定しておく。重要度ランクの設定基準は、図10Aに示す重要度ランク情報500の通り、その機能が顧客に与える影響を考慮して設定する。
また、選択された観点・項目のそれぞれには、図10Bの評価ポイント情報501に示す各評価ポイントが予め振り分けられており、観点・項目毎に自動的に重み付けを設定する。
検査完了後、検査結果(検査項目毎のOK/NG)および図10Cに示す不良割合ポイント情報502を基に自動判定を行い、機能別およびシステム全体の評価を実施し、そのシステムの良し悪しを、図10Dの機能毎及び総合で評価処理手順503を実行して、機能別およびシステム全体の評価を視覚的にできるようにする。
尚、本処理は検査項目の全項目消化に関係なく実施されるものである。
図10Dの機能毎及び総合で評価処理手順503について、図11A〜図11Cと図12A,図12Bを用いて説明する。
「前提」:評価基準として情報を保持するものは以下の通りとする。
(i)重要度ランク(手入力):A〜Dの4種類。
(ii)評価ポイント(自動設定):a〜eの5種類。
(iii)不良割合ポイント(自動集計):0〜10のポイントを上記「二項確率で予測」と「実施面積から予測」における処理を基に振り分ける。
(iv)不良割合パーセント(自動集計):0%〜100%で範囲設定。
(v)ランク重み付け(自動集計):0%〜15%で、図11Aの評価表601における丸1のランクに振り分ける。
(vi)評価判定(自動判定):「丸」、「三角」、「×」等の5種類で機能別、システム全体で判定する。
まず、「評価方法1」を、図11A〜図11Cを用いて説明する。この「評価方法1」では、上記前提を基に集計を行い、下記のようにして評価判定を実施し、図11Aに示す評価表601を生成する。
(1)図11Bに示す手順により観点別・機能別に評価を算出する。
まず、検査対象に選定された図11Aに示す検索項目602の評価ポイントを1観点/1機能毎に合計し、このようにして集計された評価ポイント(小計)に対して関連する不良割合ポイントを乗算し、図11Bの検査項目集計表603に示すように、Aポイント(小計/合計)を求める。
次に、検査項目602における不良が摘出された検査項目の評価ポイントを1観点/1機能毎に合計し、このようにして集計された評価ポイント(小計)に対して関連する不良割合ポイントを乗算し、図11Bの不良件数集計表604に示すようにBポイント(小計/合計)を求める。
そして、Aポイント(合計)を母数としてBポイント(合計)の割合を求め、この割合が内部データである不良割合パーセントと比較し、図11Bの評価集計表605に示すように、該当する範囲の評価判定を1観点/1機能毎に振り分けていく。
(2)観点別に評価を算出する場合にも、図11Bの観点別評価集計表606の通り、上記(1)での観点別・機能別に評価を算出する処理と同様の処理を全機能に対して行う。
(3)機能別に評価を算出する場合、図11Cに示す手順により以下のようにして算出する。
すなわち、検査対象に選定された機能の観点数を1機能毎に合計し、次に、上記(1)の処理で振り分けられた評価判定を機能毎/評価判定別に合計し、上記で集計された評価判定(小計)に対して関連する不良割合ポイントを乗算し、Cポイント(合計)を求める。この処理の結果を図11Cにおける観点別集計表607に示す。
さらに、観点数の合計に対して不良割合ポイント(最大値)を乗算し、Zポイントを求める。この処理の結果を図11Cにおける母数点算出表608に示す。
そして、求めたZポイントを母数としてCポイント(合計)の割合を求め、その算出結果を割合Xとする。この処理の結果を図11Cにおける評価集計表609に示す。
図11Cにおけるランク重み付け条件表610に示すように、求めた割合Xが0%、または50%以上であった場合は、ランク重み付けを加味させないが、それ以外であれば、図11Cにおけるランク重み付け表611に示すように、機能毎に振り分けされたランク重み付けを割合Xに加味する。
このようにしてランク重み付けされた割合Xを内部データである不良割合パーセントと比較し、該当する範囲の評価判定を1機能毎に振り分けていく。この処理の結果を図11Cにおける評価集計表612に示す。
(4)総合評価を算出する処理では、図11Cの総合評価集計表613の通り、上記(3)の機能別評価で算出した評価判定の悲観値とする。
次に、「評価方法2」を、図12A,図12Bを用いて説明する。この「評価方法2」では、上記「評価方法1」を基に、以下の処理により、個別見解を取得し、図12Aにおける評価表620を生成する。
(1)観点別の見解を算出する処理では、図12Bの観点別見解算出処理手順621に示すように、振り分けられた評価判定の最低評価の上位5つを観点別に取得する。
尚、最低評価が6つ以上存在した場合、取得した観点から機能毎に最低評価数を算出し、多いものを採用する。さらに、上記処理の採用数が同数の場合は、評価ポイント数を算出し、多いものを採用する。
また、最低評価が4つ以下の場合には、取得した観点を採用、さらに次に最低評価のものを取得する。全取得数が5つになるまで、本処理を繰り返す。
さらに、最低評価が0の場合には、「問題なし」との固定文字を採用し、次処理での図6における見解情報DB107eを参照する処理は実施しない。
その次処理として、上記処理で取得した観点毎の評価判定を基に、図12Bに示す見解情報DB622を参照して、該当する見解内容を取得する。
(2)機能別の見解を設定する処理では、図12Bの機能別見解算出処理手順623に示すように、まず、上記(1)における観点別の見解を設定する処理と同様の処理で、振り分けられた評価判定の最低評価上位5つを機能別に取得し、次に、取得した機能名称を基に固定文字を作成する。
(3)総合評価の見解を算出する処理では、図12Bの総合評価見解算出処理手順624に示すように、総合評価の評価判定を基に、図12Bにおける見解情報DB625を参照して該当する見解内容を取得する。
次に、図13を用いて、図1のクライアントコンピュータ100における処理部104の報告書編集処理部104cによる、図7におけるステップS212での報告書を自動作成する処理動作を具体的例で説明する。
図9,図10A〜図10D,図11A〜図11C,図12A,図12Bでの処理で算出した情報(残不良件数、評価判定、見解)および事前に設定した情報(対象機能、観点)を基に、予め生成されている報告書フォーマット700の各エリアに、その内容を埋め込み、報告書として作成する。
すなわち、報告書フォーマット700のエリアAには、図11A〜図11C,図12A,図12Bで求めた情報(ワークエリアの評価表)を埋め込み(*残不良件数は図9の情報から埋め込む)、エリアB(検査観点エリア)には、選択情報DB107bの「選択NO1」をキーとして観点・項目DB107aの「NO1」と比較し、合致した場合は「観点」項目を抽出し(尚、同一情報があった場合はUNIQ処理を行う)、結果を埋め込む。
また、エリアC(全体見解エリア)には、図12Bの総合評価見解算出処理手順624(「(3)総合評価の見解の算出」)で求めた見解内容を埋め込み、エリアD(個別見解エリア)には、図12Bの機能別見解算出処理手順623(「(2)機能別の見解の設定」)で求めた見解内容を埋め込む。
尚、本処理では報告書作成を任意にしており、使用する側の判断で作成有無を決めている。
以上、図1〜図13を用いて説明したように、本例では、機能仕様を理解せずに行うブラックボックス型のプログラム検査において、検査員の力量にかかわらず統一的な検査を実現する。そのために、予め登録されている汎用的な「検査観点」および実際の項目消化に必要な「検査項目」の情報をもとに、標準的な検査を実行し、項目消化や不良箇所といった検査実績情報を記憶装置に登録し、予め設定登録されている評価ポイントなどから自動的に分析/評価を行う。尚、その際、検査が途中経過であってもそれまでに登録した情報から残存不良数の予測を行う。そして、評価結果に対する統一的な見解を導き出し、自動的に報告書作成を行う。
本例のプログラムテストシステムは、対話型の各種システムに対応しており、あらゆるシステムのプログラム検査に適用できる。
特に本例のシステムでは、過去から蓄積した「検査に必要な観点」および、「プログラム検査実施時のチェック内容としている検査項目」が予め記憶装置に登録されており、必要な情報(評価に用いたい観点)を選択することでプログラム検査対象のシステムにあった確認内容を自動で生成でき、どのようなシステムでも対話型であればプログラム検査が実現できる。尚、各システムによって第三者がどのように評価したいかを選択できるため、選択方法によっては数十通りの評価が実現できる。
また、本例では、検査観点/標準検査項目を基にプログラム検査(実機検証)を実施し、その結果(OK/NG)を観点、項目毎に登録することで、観点の重み付けポイントとプログラム不良の重要度、および機能別ポイントから独自の評価を自動で行い、不良摘出要求件数、見直し観点などを判定し、一貫性のある品質評価が行える。
また、本例のプログラムテストシステムでは、作業途中にあって、検査観点/標準検査項目の消化状況から現在までの進捗を算出および消化状況とプログラム不良摘出数、危険率から統計的手法を用いた残不良予測が算出でき、開発元へのタイムリーな品質確保要求が実現できる。
また、評価結果から、予め決まったフォーマットに量的、質的情報とそれぞれの見解を、表とグラフを用いて自動的に報告書が作成できる。
このように、本例では、予め登録している汎用的な「検査目的(検査観点)」および実際の検査に必要な「検査項目」の情報を基に、ユーザ(検査者)が評価したい観点(目的)を選択するためのGUI画面を生成して表示し、このGUI画面を介してユーザ(検査者)が評価したい観点(目的)を選択することで検査項目を生成する。これにより、短時間での項目の消化(検査)および分析・評価が可能になる。
例えば、「対象システムの入力チェックが妥当かを判定してほしい」場合、検査員が、GUI画面より、「入力チェック」に必要な観点から検査項目を選択するだけで、選択された検査項目のみを消化することとなり、不必要な観点の消化にかかる時間を軽減し、どの要員でも同じ検査項目を消化することができる。尚、単独評価のみでなくシステム全体の観点評価も可能である。
また、評価処理としては、検査途中および検査完了後のどのタイミングにおいても評価が自動で実施でき、タイムリーな状況把握が実現できる。自動評価については、検査項目消化時のOK、NGの検査結果から、内部でもっている評価ポイントを基に、観点の重み付けポイントとプログラム不良の重要度、および機能別ポイントを加味して、評価を求める。評価においては、どの観点、操作が弱いかを評価ポイントを基に見解テーブルから導き出し、総括として報告書に自動で纏める。尚、見解を表やグラフでも表示させ、一目で強い、弱い箇所がわかるようにしている。
これにより、本例のプログラムテストシステムでは、評価観点を予め限定しておき、この限定した項目で検査項目を自動作成、自動評価することができる。そのため必要最小限にものに絞り込むこと、また検査項目を作成する必要がなく、評価も自動作成するため、プログラム検査の準備にかかる時間を軽減させることができると共に、テスト検査項目の決定、およびテスト評価を統一的に実施することができ、効率的かつ正確なプログラム検査を実施することが可能であり、その分の効率をあげることができる。さらに、評価内容においても視覚的に見ることができ、残不良も予測できることから、今後の品質向上に大きく貢献できる。
尚、本発明は、図1〜図13を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、本発明に係わる処理プログラムをクライアントコンピュータ100に置き、データをサーバコンピュータ105に置いてネットワークを介して1:1で処理する仕掛けとしているが、複数台のクライアントコンピュータ100を介した情報共有も可能であり、かつ、データと処理プログラムを1台のクライアントコンピュータ100に置いて処理することも可能である。
また、本例のコンピュータ構成に関しても、キーボードや光ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例では、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
本発明に係るプログラムテストシステムの構成例を示すブロック図である。 図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している観点・項目DBの構成例を示す説明図である。 図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している選択情報DBの構成例を示す説明図である。 図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している対象情報DBの構成例を示す説明図である。 図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している評価ポイントDBの構成例を示す説明図である。 図1におけるサーバコンピュータのデータ格納部が管理している見解情報DBの構成例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムの本発明に係る処理動作例を示すフローチャートである。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における帳票出力画面例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作におけるキー取得動作例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における観点・項目データベース検索動作例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における選択情報データベース登録動作例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作における選択情報データベースと観点・項目データベースの検索動作例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価観点の選択動作で表示出力される帳票出力画面例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価処理動作例を示す説明図である。 図9の評価処理動作における検査開始前の重要度ランク設定動作例を示す説明図である。 図9の評価処理動作における評価ポイントの設定動作例を示す説明図である。 図9の評価処理動作における検査完了後の評価判定動作例を示す説明図である。 図9の評価処理動作における検査完了後の全体評価判定動作例を示す説明図である。 図10Dの全体評価判定動作における機能別評価と観点別評価および総合的評価の具体的な動作例を示す説明図である。 図11Aにおける観点別・機能別評価および観点別評価の動作例を示す説明図である。 図11Aにおける機能別評価および総合評価の動作例を示す説明図である。 図11Aにおける機能別評価と観点別評価および総合的評価の動作結果に基づく個別見解処理動作例を示す説明図である。 図12Aにおける個別見解処理動作の具体例を示す説明図である。 図1におけるプログラムテストシステムによる評価結果の出力処理動作例を示す説明図である。
符号の説明
100:クライアントコンピュータ、101:入出力部、102:帳票出力部(「帳票出力」)、103:データ制御部、104:処理部、104a:データ選択振分処理部(「データ選択振分処理」)、104b:評価分析1処理(残推定)部(「評価分析1処理(残推定)」)、104c:報告書編集処理部(「報告書編集処理」)、104d:情報保存処理部(「情報保存処理」)、104e:評価分析2処理(結果評価)部(「評価分析2処理(結果評価)」)、104f:観点項目編集処理部(「観点項目編集処理」)、104g:結果登録処理部(「結果登録処理」)、104h:画面帳票表示処理部(「画面帳票表示処理」)、105:サーバコンピュータ、106:データ制御部、107:データ格納部(「データベース」)、107a:観点・項目DB、107b:選択情報DB、107c:対象情報DB、107d:評価ポイントDB、107e:見解情報DB、300:評価観点選択画面、301〜304:処理手順、305:検査項目、400:情報(残不良予測のための情報)、401:算出手順(二項確率計算)、402:算出手順(実施面積計算)、403:二項確率紙、404:実施面積図、500:重要度ランク情報、501:評価ポイント情報、502:不良割合ポイント情報、503:評価処理手順、601:評価表、602:検査項目、603:検査項目集計表、604:不良件数集計表、605:評価集計表、606:観点別評価集計表、607:観点別集計表、608:母数点算出表、609:評価集計表、610:ランク重み付け条件表、611:ランク重み付け表、612:評価集計表、613:総合評価集計表、620:評価表、621:観点別見解算出処理手順、622:見解情報DB、623:機能別見解算出処理手順、624:総合評価見解算出処理手順、625:見解情報DB、700:報告書フォーマット。

Claims (9)

  1. プログラムされたコンピュータによって、プログラムのブラックボックステストで用いる検査項目を生成するシステムであって、
    予め、各検査項目を、検査の目的別に複数のグループに分けて階層化した観点・項目情報を記憶装置に格納する第1の処理手段と、
    上記記憶装置から上記観点・項目情報を読み出し参照して、各検査項目を検査目的別に階層化して選択可能に表示するGUI画面を生成して出力する第2の処理手段と、
    上記GUI画面で選択された検査項目からなる検査項目一覧情報を生成する第3の処理手段と
    を有することを特徴とするプログラム検査項目生成システム。
  2. プログラムされたコンピュータによって、プログラムのブラックボックステストを行うシステムであって、
    請求項1に記載のプログラム検査項目生成システムで生成された検査項目一覧情報を入力する第4の処理手段と、
    該検査項目一覧情報に含まれる検査項目を基に当該プログラムの検査を行う第5の処理手段と、
    該第5の処理手段の検査結果を分析して当該プログラムの品質評価を行う第6の処理手段と
    を有することを特徴とするプログラムテストシステム。
  3. 請求項2に記載のプログラムテストシステムであって、
    上記第6の処理手段は、
    予め記憶装置に格納された検査目的別および検査項目別の重み付け情報を読み出し参照して、各検査項目の検査結果に対して当該重み付けを付加して当該プログラムの品質評価を行うことを特徴とするプログラムテストシステム。
  4. 請求項2もしくは請求項3のいずれかに記載のプログラムテストシステムであって、
    上記第5の処理手段によるプログラムの検査の途中検査結果情報を用いた統計的手法により当該プログラムに残存する不良数の予測値を算出する第7の処理手段
    を有することを特徴とするプログラムテストシステム。
  5. 請求項4に記載のプログラムテストシステムであって、
    上記第5の処理手段の途中検査結果情報は、検査消化数と不良摘出数および危険率を含み、
    上記第7の処理手段は、検査消化数と不良摘出数および危険率を用いた二項確率により上記プログラムに残存する不良数の予測値を算出することを特徴とするプログラムテストシステム。
  6. コンピュータを、請求項1に記載のプログラム検査項目生成システムにおける各処理手段として機能させるためのプログラム。
  7. コンピュータを、請求項2から請求項5のいすれかに記載のプログラムテストシステムにおける各処理手段として機能させるためのプログラム。
  8. プログラムされたコンピュータによって、プログラムのブラックボックステストで用いる検査項目を生成する方法であって、
    予め、各検査項目を、検査の目的別に複数のグループに分けて階層化した観点・項目情報を記憶装置に格納する第1の手順と、
    上記記憶装置から上記観点・項目情報を読み出し参照して、各検査項目を検査目的別に階層化して選択可能に表示するGUI画面を生成して出力する第2の手順と、
    上記GUI画面で選択された検査項目からなる検査項目一覧情報を生成する第3の手順と
    を有することを特徴とするプログラム検査項目生成方法。
  9. プログラムされたコンピュータによって、プログラムのブラックボックステストを行う方法であって、
    請求項1に記載のプログラム検査項目生成システムにおける各処理手段による処理手順と、
    請求項2から請求項5のいずれかに記載のプログラムテストシステムにおける各処理手段による処理手順と
    を有することを特徴とするプログラムテスト方法。
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