JP2005332098A - テスト項目抽出システム、テスト項目抽出装置、及びそれに用いるテスト項目抽出方法並びにそのプログラム - Google Patents

テスト項目抽出システム、テスト項目抽出装置、及びそれに用いるテスト項目抽出方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発経験が乏しくても、利用環境や運用条件に基づいて必要十分なテスト項目を容易に生成可能なテスト項目抽出装置を提供する。
【解決手段】 テスト項目抽出部12は前提条件入力部11から入力された前提条件に基づいて、テスト項目管理部17が管理するテスト項目の中から、対象となるソフトウェアのテスト項目の候補を抽出する。テスト項目抽出部13はテスト項目抽出部12が検索したテスト候補項目を、過去の不具合発生率に応じて、不具合が発生しやすい順に操作者画面2aに表示する。テスト仕様登録部14は操作者が提示したテスト項目候補の中から、対象となるソフトウェアのテスト仕様としてテストする項目を選択し、テスト仕様管理部18に対象となるソフトウェアのテスト仕様として登録する。
【選択図】 図1

Description

本発明はテスト項目抽出システム、テスト項目抽出装置、及びそれに用いるテスト項目抽出方法並びにそのプログラムに関し、特に開発されたソフトウェア、あるいは複数のソフトウェアを組み合わせたシステムの信頼性を評価して保証する方法に関する。
開発されたソフトウェア、あるいは複数のソフトウェアを組み合わせたシステムの信頼性を評価して保証するためには、開発工程の中におけるテスト工程が重要である。
一般に、上記のテスト工程では、該当するソフトウェアあるいは複数のソフトウェアを組み合わせたシステムが満足すべき機能仕様、性能仕様等のすべての項目について実際に動作を確認し、不具合があればその原因を追究し、対応する箇所を修正することによって、いかなる状態に陥っても正しく動作することを保証しなければならない。
しかしながら、昨今の社会基盤へのIT(Information Technology)の爆発的な普及や、ソフトウェア自身の高度化・複雑化に伴って、すべての項目を網羅したテスト項目を作成することが困難になってきている。また、開発時点では想定していないネットワーク上等からの攻撃にさらされた結果、社会に多大な影響を及ぼすことが少なくない。
従来、テスト項目の作成はソフトウェアあるいはシステムの設計者や開発者が作成した仕様書を基に人手によって行われているため、非常に手間がかかってしまう。また、いかにして漏れのないテスト項目を抽出することができるかは、対象となるソフトウェア、あるいはシステムの開発を担当する技術者の経験や知識に大きく依存している。
一方、上記のような問題を解決するために、対象となるソフトウェアの仕様を状態遷移図等の曖昧さを取り除いた形式的表現によって記述し、その情報から機械的にテスト項目を抽出するといった手法も提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、これも対象とするすべての仕様を漏れなく、形式的な表現で記述しなければならず、熟練者以外には難しい作業であり、かつ多大な労力を必要とするといった問題がある。そのうえ、当然のことながら従来の自然言語による仕様書では対応することができないため、それらは必ず形式的な表現に変換しなければならないという問題もある。
特開平5−119987号公報 特開平6−110734号公報
上述した従来のテスト項目の作成では、ソフトウェアあるいは複数のソフトウェアを組み合わせたシステムの設計者や開発者が作成した仕様書を基に、人手によってテスト項目を作成するため、漏れのないテスト項目を抽出することができるか否かは、対象となるソフトウェア、あるいはシステムの開発を担当する技術者の経験や知識に大きく依存しているため、特に開発経験の少ない開発者にとって、漏れのないテスト項目を抽出することは困難であり、非常に手間のかかる作業であるという問題がある。
また、従来のテスト項目の作成では、特許文献1,2に記載された方法の場合、対象となるソフトウェアの仕様を状態遷移図等の曖昧さを取り除いた形式的表現により記述し、その情報から機械的にテスト項目を抽出しているので、その手法を忠実に実現すれば漏れのないテスト項目の抽出が可能であるが、すべての仕様を漏れなく、形式的な表現で記述するためには熟練者が必要であり、熟練者自身も定められた形式的表現で仕様を記述することをマスタしなければならず、その労力が膨大なものとなる。
さらに、当然のことながら、従来の自然言語による仕様書だけでは対象外となるため、従来の自然言語による仕様書は形式的な表現への変換が必須であり、根本的な問題の解決には至っていない。
さらにまた、従来のテスト項目の作成では、上記の理由に加え、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発を担当した技術者自身がテスト項目を列挙するため、自らが開発したソフトウェアあるいはシステムの動作そのものに着目する一方で、それらが実際に利用される局面までも考慮することを怠りがちであり、実運用者の立場に立った視点でのテスト項目が列挙されにくいので、利用局面に視点を置いたテスト項目が漏れがちとなり、開発したソフトウェアやシステムが開発者の想定外の使われ方をした時に問題が顕著になることが多い。
上記のほかに、従来のテスト項目の作成では、過去の開発事例での不具合発生理由が開発対象となる案件に該当するか否かを判断することが、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発を担当する技術者の経験や知識に大きく依存しているため、テストの実施過程において効率のよいテスト順序を定めずにテストを実施すると、いったん不具合が顕在化した時の開発工程における後戻り工数が膨大になるという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発経験が乏しくても、利用環境や運用条件に基づいて必要十分なテスト項目を容易に生成することができるテスト項目抽出システム、テスト項目抽出装置、及びそれに用いるテスト項目抽出方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明によるテスト項目抽出システムは、少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出システムであって、過去に開発された開発対象のテスト項目を管理するテスト項目管理手段と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出するテスト項目抽出手段とを備えている。
本発明によるテスト項目抽出装置は、少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出装置であって、過去に開発された開発対象のテスト項目を管理するテスト項目管理手段と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出するテスト項目抽出手段とを備えている。
本発明によるテスト項目抽出方法は、少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出装置を含むシステムに用いられるテスト項目抽出方法であって、前記テスト項目抽出装置側に、過去に開発された開発対象のテスト項目をテスト項目管理手段にて管理する処理と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出する処理とを備えている。
本発明によるテスト項目抽出方法のプログラムは、少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出装置を含むシステムに用いられるテスト項目抽出方法のプログラムであって、コンピュータに、過去に開発された開発対象のテスト項目をテスト項目管理手段にて管理する処理と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出する処理とを実行させている。
すなわち、本発明のテスト項目抽出システムは、ソフトウェアの開発あるいは複数のソフトウェアを組み合わせたシステムの構築において、その信頼性を向上させるためのテスト設計に関連し、開発するソフトウェアあるいはシステムの利用局面を開発者が気づきにくいテスト項目に結びつけることによって、開発者が気づきにくいテスト項目をも漏れなく抽出することを特徴とする。
また、本発明のテスト項目抽出システムは、抽出されたテスト項目において、より不具合が見つかりやすいテスト項目を抽出し、効率のよいテスト実施を操作者に促すことを特徴とする。
より具体的に説明すると、本発明のテスト項目抽出システムでは、まず操作者が前提条件入力部を介して開発するソフトウェアあるいは複数のソフトウェアを組み合わせたシステムの種別、利用環境、運用条件等を入力し、テスト項目抽出部が入力された前提条件に基づいて、テスト項目抽出部に蓄積された過去の類似例の中から対象となるソフトウェアあるいはシステムには必須となる機能とその機能に関わるテスト項目を検索結果表示部を介して順に提示する。この時、検索結果表示部は抽出したテスト項目の中から、より不具合を起こしやすいテスト項目から順に提示する。
操作者は提示されたテスト項目に基づいて、開発対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト項目を選択し、対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様を作成する。作成されたテスト仕様はテスト仕様管理部に登録される。
次に、作成されたテスト仕様に基づいて、対象となるソフトウェアあるいはシステムのテストを行った結果、該当するテスト項目に不具合があったか否かを登録する。不具合のあった項目についてはその不具合の理由も登録し、テスト項目管理部に該当するテスト項目の実績として反映される。れらの登録された内容は次回以降のテスト項目の検索時に、テスト項目として選択された実績の多いもののうち、不具合が発生しやすい項目から順次テストを実施することを操作者に促すための指標として利用される。
以上の手段によって、本発明のテスト項目抽出システムでは、操作者のテスト設計の負担を軽減することが可能となり、テスト工程での効率のよい作業が実現可能となる。
上記のように、本発明のテスト項目抽出システムでは、テスト項目管理部において過去に開発されたソフトウェアやシステムでのテスト項目が管理され、テスト項目抽出部において、類似の利用環境や運用条件等の前提条件に基づいて類似性の高いテスト項目を提示する機能を有しているので、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発経験が乏しくても、利用環境や運用条件に基づいて必要十分なテスト項目を容易に生成することが可能となる。
また、本発明のテスト項目抽出システムでは、過去の検索結果に基づいて不要なテスト項目が選択されないように、テスト候補項目として選択されにくくかつ不具合の発生率が低いテスト項目をテスト候補項目から除外し、不要なテスト候補項目がテスト仕様として選択されないように処理する機能を有しているので、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発経験が乏しくても、利用環境や運用条件に基づいて必要十分なテスト項目を容易に生成することが可能となる。
さらに、本発明のテスト項目抽出システムでは、上記の理由に加えて、過去に開発された類似のソフトウェアやシステムで抽出したテスト項目を、利用環境や運用条件等の前提条件とマッピングすることによって、効率よく再利用することが可能となるので、利用局面に視点を置いたテスト項目を漏らすことなく、開発者が思いもつかないようなテスト項目をも抽出することが可能となる。
本発明のテスト項目抽出システムでは、テスト項目管理部において、管理される個々のテスト項目に対する不具合発生率が管理され、テスト項目抽出部において不具合発生率の高いテスト項目から順に操作者に提示することによって、過去の事例に基づいて不具合が発生しやすいテスト項目からテストを実施することが可能となるので、開発したソフトウェアあるいはシステムに潜在化している不具合を効率よく発見することが可能となり、開発工程の後戻りを未然に防ぐことが可能となる。
また、本発明のテスト項目抽出システムでは、不具合理由登録部において、不具合が顕在化したテスト項目の不具合発生理由を入力し、テスト項目管理部において該当のテスト項目の不具合発生理由として登録されるため、過去の不具合理由を参照することによって、同種の不具合を見つけ出すための指標として利用することが可能となるので、開発したソフトウェアあるいはシステムに潜在化している不具合を効率よく発見することが可能となり、開発工程の後戻りを未然に防ぐことが可能となる。
さらに、本発明のテスト項目抽出システムでは、不具合理由登録部において、不具合が顕在化したテスト項目の不具合発生理由を入力し、テスト項目管理部において該当のテスト項目の不具合発生理由として登録されるため、開発部門における不具合発生理由の傾向を知ることが可能となる。
本発明のテスト項目抽出システムでは、テスト項目管理部において過去に開発されたソフトウェアやシステムでのテスト項目が管理され、テスト項目抽出部において、類似の利用環境や運用条件等の前提条件に基づいて類似性の高いテスト項目を提示する機能を有しているので、ソフトウェアあるいはシステムを利用しようとするユーザが、開発者からテスト項目の一覧を入手し、提示されたテスト項目と比較することによって、開発者が作成した開発側のテスト精度を分析することが可能となり、ユーザがより確かな製品を購入するための指針として利用することが可能となる。
また、本発明のテスト項目抽出システムでは、過去の検索結果に基づいて不要なテスト項目が選択されないように、テスト候補項目として選択されにくくかつ不具合の発生率が低いテスト項目をテスト候補項目から除外し、不要なテスト候補項目がテスト仕様として選択されないように処理する機能を有しているので、ソフトウェアあるいはシステムを利用しようとするユーザが、開発者からテスト項目の一覧を入手し、提示されたテスト項目と比較することによって、開発者が作成した開発側のテスト精度を分析することが可能となり、ユーザがより確かな製品を購入するための指針として利用することが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発経験が乏しくても、利用環境や運用条件に基づいて必要十分なテスト項目を容易に生成することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例によるテスト項目抽出システムはテスト項目抽出装置1と、操作者端末2とから構成されている。
テスト項目抽出装置1は前提条件入力部11と、テスト項目抽出部12と、テスト項目抽出部13と、テスト仕様登録部14と、テスト結果登録部15と、不具合登録部16と、テスト項目管理部17と、テスト仕様管理部18と、処理制御部19と、記録媒体20とから構成されており、操作者端末2は操作者画面2aを備えている。テスト項目抽出装置1及び操作者端末2は、プログラムで動作する一般的な構成の電子計算機上に構築可能である。
前提条件入力部11は、操作者が対象となるソフトウェアあるいはシステムの利用環境や運用条件等の前提条件を入力する機能を有している。テスト項目抽出部12は前提条件入力部11を介して入力された前提条件に基づいて、テスト項目管理部17が管理するテスト項目の中から、対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト項目の候補を抽出する機能を有している。
テスト項目抽出部13はテスト項目抽出部12が検索したテスト候補項目を、過去の不具合発生率に応じて、不具合が発生しやすい順に操作者画面2aに表示する機能と、テスト候補項目の過去の不具合理由を参照する機能とを有している。
テスト仕様登録部14は操作者がテスト項目抽出部13を介して提示されたテスト項目候補の中から、対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様としてテストする項目を選択し、テスト仕様管理部18に対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様として登録する機能と、テスト項目抽出部13を介して提示されたテスト項目候補以外にも新たなテスト項目をテスト仕様として含めるべきであると操作者が判断した時に、テスト項目管理部17が管理するテスト項目として新たなテスト項目を登録する機能とを有している。
テスト結果登録部15は対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト工程において、操作者がテスト項目をテストした結果を登録する機能と、対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様としてテストすべき項目とて選択されたテスト項目について、テスト項目管理部17が管理するテスト項目に対して該当のテスト項目の有効性ポイントを演算する機能とを有している。
不具合登録部16はテストの結果不具合が顕在化したテスト項目について、その不具合の理由を登録する機能と、テスト項目管理部17が管理する不具合理由テーブル17cにその情報を追加する機能とを有している。
テスト項目管理部17はテスト項目テーブル17aと、検索テーブル17bと、不具合理由テーブル17cとから構成され、過去のソフトウェアあるいはシステムの開発事例におけるテスト項目、不具合発生率、不具合理由を管理する機能を有している。テスト仕様管理部18は対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様18aを管理する機能を有している。
処理制御部19は操作者からの要求に応じて、テスト仕様を作成するか、あるいはテスト結果を登録するか、あるいは不具合理由を登録するかを判断し、記録媒体20に記録されたプログラムを実行することで、上述した各部の動作を制御する機能を有している。
図2は本発明の一実施例によるテスト仕様作成処理を示すフローチャートであり、図3は本発明の一実施例によるテスト工程管理処理を示すフローチャートであり、図4は本発明の一実施例による前提条件入力画面の一例を示す図であり、図5は本発明の一実施例によるテスト項目候補提示画面の一例を示す図である。
図6は本発明の一実施例によるテスト結果登録画面の一例を示す図であり、図7は本発明の一実施例による不具合原因登録画面の一例を示す図であり、図8は図1の検索テーブル17bの構成例を示す図であり、図9は図1の不具合理由テーブル17cの構成例を示す図であり、図10は図1のテスト候補項目テーブル17aの構成例を示す図である。これら図1〜図10を参照して、本発明の一実施例によるテスト項目抽出システムの動作について説明する。
ここで、図8において、検索テーブル17bには機能概要と、製品種別と、接続性と、設置場所と、・・・、前提条件nと、テスト項目コードと、有効性ポイントと、不具合発生率と、設計ミスと、コーディングミスと、・・・、原因Xとの各項目が格納されている。
例えば、検索テーブル17bの第1行目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「データベース」、接続性として「○○○」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、テスト項目コードとして「TEST−1」、有効性ポイントとして「10」、不具合発生率として「3」、設計ミスとして「1」、コーディングミスとして「2」、・・・、原因Xとして「0」が格納されている。
第2行目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「データベース」、接続性として「○○○」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、テスト項目コードとして「TEST−2」、有効性ポイントとして「8」、不具合発生率として「3」、設計ミスとして「1」、コーディングミスとして「0」、・・・、原因Xとして「0」が格納されている。
第3行目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「データベース」、接続性として「△△△」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、テスト項目コードとして「TEST−3」、有効性ポイントとして「3」、不具合発生率として「0」、設計ミスとして「0」、コーディングミスとして「1」、・・・、原因Xとして「0」が格納されている。
第4行目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「ファイアウォール」、接続性として「○○○」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、テスト項目コードとして「TEST−1」、有効性ポイントとして「11」、不具合発生率として「2」、設計ミスとして「0」、コーディングミスとして「0」、・・・、原因Xとして「1」が格納されている。
第5の項目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「ファイアウォール」、接続性として「△△△」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、テスト項目コードとして「TEST−5」、有効性ポイントとして「9」、不具合発生率として「1」、設計ミスとして「2」、コーディングミスとして「1」、・・・、原因Xとして「0」が格納されている。
上記と同様に、第l行目には機能概要として「検索機能」、製品種別として「データベース」、接続性として「×××」、設置場所として「×××」、・・・、前提条件nとして「×××」、テスト項目コードとして「TEST−N」、有効性ポイントとして「12」、不具合発生率として「1」、設計ミスとして「0」、コーディングミスとして「1」、・・・、原因Xとして「0」が格納されている。
第m行目には機能概要として「検索機能」、製品種別として「ディレクトリサーバ」、接続性として「×××」、設置場所として「×××」、・・・、前提条件nとして「×××」、テスト項目コードとして「TEST−M」、有効性ポイントとして「4」、不具合発生率として「3」、設計ミスとして「1」、コーディングミスとして「2」、・・・、原因Xとして「0」が格納されている。
第n行目には機能概要として「検索機能」、製品種別として「ディレクトリサーバ」、接続性として「×××」、設置場所として「×××」、・・・、前提条件nとして「×××」、テスト項目コードとして「TEST−M」、有効性ポイントとして「12」、不具合発生率として「2」、設計ミスとして「0」、コーディングミスとして「1」、・・・、原因Xとして「0」が格納されている。
図9において、不具合理由テーブル17cには機能概要と、製品種別と、テスト項目コードと、接続性と、設置場所と、・・・、前提条件nと、不具合原因との各項目が格納されている。
第1行目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「データベース」、テスト項目コードとして「TEST−1」、接続性として「○○○」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、不具合原因として「設計ミス」がそれぞれ格納されている。
第2行目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「ファイアウォール」、テスト項目コードとして「TEST−1」、接続性として「○○○」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、不具合原因として「コーディングミス」がそれぞれ格納されている。
第3行目には機能概要として「ログ機能」、製品種別として「データベース」、テスト項目コードとして「TEST−3」、接続性として「△△△」、設置場所として「○○○」、・・・、前提条件nとして「○○○」、不具合原因として「設計ミス」がそれぞれ格納されている。
さらに、第n行目には機能概要として「検索機能」、製品種別として「ディレクトリサーバ」、テスト項目コードとして「TEST−M」、接続性として「×××」、設置場所として「×××」、・・・、前提条件nとして「×××」、不具合原因として「コーディングミス」がそれぞれ格納されている。
図10において、テスト候補項目テーブル17aにはテスト項目コードと、テスト候補項目とが格納されている。テスト項目コード「TEST−1」としては「○○○が△△△であることを確認する」が、テスト項目コード「TEST−2」としては「×××が○○○であることを確認する」が、・・・、テスト項目コード「TEST−N」としては「□□□が○○○であることを確認する」がそれぞれ格納されている。
まず、操作者は処理制御部19の機能を利用して、テスト仕様の作成を行うか、あるいはテスト結果の登録を行うか、あるいは不具合理由を登録するかを選択する。
テスト仕様の作成を選択した場合、操作者は、図4に示すような前提条件入力画面21aを介し、対象となるソフトウェアあるいはシステムの利用環境や運用条件等を前提条件101として選択してテスト項目抽出装置1に入力する(図2ステップS1)。
ここで、図4において、前提条件入力画面21aは、製品種別として「ファイアウォール」が、機能概要として「−−−−−−−−」が、管理形態として「入退管理された部屋」が、接続形態として「管理端末からの操作」が、条件aとして「・・・・・」が、条件Bとして「・・・・・」がそれぞれ入力されている様子を示している。
次に、前提条件101を受け取ったテスト項目抽出部12は、前提条件入力部11を介して入力された前提条件101に基づいて、テスト項目管理部17が管理するテスト項目の中から、対象となるソフトウェアあるいはシステムが具備すべき機能と、その機能の正当性をテストするために必須となるテスト項目とを検索する(図2ステップS2)。
そして、検索の結果、テスト項目抽出装置1は、図5に示すようなテスト項目候補提示画面22aとして、テスト項目抽出部13が具備すべき機能毎に不具合発生率の高いテスト項目から順に、テスト項目候補102として提示する(図2ステップS3)。
ここで、図5において、テスト項目候補提示画面22aは、機能Aにおいて、テスト項目の新規追加として、テスト項目A−1(「・・・のとき、○○○であることを確認する」、「不具合発生頻度A」、「主な事由」)が選択され、機能Bにおいて、テスト項目の新規追加として、テスト項目B−1(「・・・のとき、○○○であることを確認する」、「不具合発生頻度A」、「主な事由」)、テスト項目B−2(「・・・のとき、×××であることを確認する」、「不具合発生頻度A」、「主な事由」)、・・・、テスト項目B−n(「・・・のとき、△△△であることを確認する」、「不具合発生頻度C」、「主な事由」)が選択されている様子を示している。
次に、テスト項目抽出装置1は、提示されたテスト項目候補102の中から、操作者は対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様18aとして採用するテスト項目103を登録する(図2ステップS4)。
そして、テスト項目抽出装置1は、対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト項目として採用するすべてのテスト項目の選択を終えると(図2ステップS5)、対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様18Aとしてテスト仕様管理部18に管理する(図2ステップS6)。
一方、テスト結果の登録を選択した場合、テスト項目抽出装置1は、テスト仕様管理部18から対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様18aを読み取り、図6に示すようなテスト結果登録画面23aを表示する(図3ステップS11)。
ここで、図6において、テスト結果登録画面23aは、機能Aにおいて、『テスト項目A−1(「・・・のとき、○○○であることを確認する」)』のテスト結果として「不具合がなかった」が選択され、『テスト項目A−2(「・・・のとき、×××であることを確認する」)』として「不具合があった」が選択され、・・・、『テスト項目A−n(「・・・のとき、△△△であることを確認する」)』として「不具合がなかった」が選択されている様子を示している。
また、テスト結果登録画面23aは、機能Bにおいて、『テスト項目B−1(「・・・のとき、○○○であることを確認する」)』として「不具合がなかった」が選択され、『テスト項目B−2(「・・・のとき、×××であることを確認する」)』として「不具合があった」が選択され、・・・、『テスト項目B−n(「・・・のとき、△△△であることを確認する」)』として「テストできなかった」が選択されている様子を示している。
次に、操作者は図6に示すようなテスト結果登録画面23aを介して、テストの結果、不具合が顕在化したかどうか、あるいは何らかの理由によってその項目をテストすることができなかったかを登録する(図3ステップS12)。
すべてのテスト項目のテスト結果が登録されると(図3ステップS13)、テスト結果登録部15は入力された前提条件101の下でのテスト項目として、どのテスト項目が有効であるか否かを示す指標として、テスト項目管理部17が管理する該当のテスト項目の有効性ポイントを演算する(図3ステップS14)。
有効性ポイントの演算としては、より不具合が見つかりやすいテスト項目の重要性を増すための演算を実施する。例えば、「テスト項目として選択され不具合が見つかった項目は5点」、「テスト項目として選択され不具合が見つからなかった項目は3点」、「テスト項目として選択されたが、実際にはテストすることができなかった項目は1点」といったような重み付けを行ったうえで、テスト項目として選択された回数での加重平均をとるといったような演算が該当する。この有効性ポイントは、改めてテスト仕様を抽出する際に、同じ前提条件化でのテスト項目として有効なテスト項目であると判定するために用いる。
次に、テスト項目抽出装置1は、図7に示すような不具合原因登録画面24aを表示する。操作者は、図7に示すような不具合原因登録画面24aを介して、不具合が顕在化したテスト項目の不具合原因を登録する(図3ステップS15)。
図7において、不具合原因登録画面24aは、不具合1として、『テスト項目A−2(「・・・のとき、×××であることを確認する」)』の「コーディングミス」、不具合2として、『テスト項目B−2(「・・・のとき、×××であることを確認する」)』の「設計ミス」、不具合nとして、『テスト項目M−x(「・・・のとき、×××であることを確認する」)』の「設計ミス」がそれぞれ選択されている様子を示している。
テスト項目抽出装置1は、すべての不具合原因が登録されると(図3ステップS16)、該当のテスト項目の不具合発生率を演算し(図3ステップS17)、より不具合が見つかりやすいテスト項目であるとして、テスト項目管理部17が管理するテスト候補項目テーブル17aを変更する。
不具合発生率の演算としては、テスト項目として選択された回数に依存しないように、「不具合が見つかった回数」を「テスト項目として選択された回数」で割るといったような演算を行う。
これらの演算の結果、検索項目として選択されることが少なく、不具合発生率も充分に低いテスト項目については、特殊事例の下でのテスト項目であり、かつ不具合も起こりにくいテスト項目であると判断し、テスト項目管理部17が管理するテスト候補項目から削除し、無駄なテスト項目がテスト仕様18aとして盛り込まれることがないように処理する(図3ステップS18〜S20)。
次に、図1と図4〜図10とを参照し、本発明の一実施例によるテスト項目抽出装置1の動作について具体例を用いて説明する。
まず、あるソフトウェアのテスト仕様を作成することを想定する。操作者画面2aに、図4に示すような前提条件入力画面21aが表示され、前提条件入力部11の機能を利用して、開発者は、開発するソフトウェアの製品分類、機能概要、管理形態、接続形態等の前提条件を選択し、「検索」ボタンを押し下げることによって、開発するソフトウェアの前提条件を特定する。
前提条件を受け取ったテスト項目抽出部12は、テスト項目管理部17が管理する図8に示すような検索テーブル17bの中から、入力された前提条件101を基に開発するソフトウェアが具備すべき機能と、その機能の正当性をテストするために必要となるテスト項目とを検索し、テスト結果表示部13が図5に示すようなテスト項目提示画面22aとして抽出したテスト項目候補のリストを、不具合の発生率に応じてランク付けし、具備すべき機能ごとに不具合の発生率が高いものから順に提示する。
この時、開発するソフトウェアやシステムがまったく新しい部類の製品である場合には、製品分類は特定せずに、機能概要から選択するといったように、必ずしもすべての前提条件を特定する必要はなく、選択された残りの前提条件から類似性の高いテスト項目を提示する。
開発者は、提示されたテスト項目候補のリストの中から、開発対象となるソフトウェアのテスト仕様として採用するものをすべて選択し、「登録」ボタンを押し下げることによって、テスト仕様18aを確定する。この時、提示されたテスト項目候補のリストの他に、テスト項目として挙げるべきテスト項目がある場合には、「テスト項目の新規追加」を選択することによって、新たなテスト項目を登録することが可能となる。
新たに追加されたテスト項目については、テスト項目管理部17によって新たなテスト候補項目となるように、図10に示すようなテスト候補項目テーブル17a、及び図8に示すような検索テーブル17bの新しいレコードとして追加され、あらためてテスト項目を検索する際にはテスト候補項目としての検索対象として利用される。上記の処理によって確定したテスト仕様は、テスト仕様管理部18によって管理される。
次に、あるソフトウェアのテスト結果の登録場面を想定する。テスト結果登録部15はテスト仕様管理部18から対象となるソフトウェアのテスト仕様18aを読み取り、操作者画面2aに、図6に示すようなテスト結果登録画面23aを表示する。
開発者は、図6に示すようなテスト結果登録画面23aを介してテスト仕様として選択された各テスト項目のテストの結果、不具合が顕在化したかどうか、あるいは何らかの理由によりその項目のテスト自身を行うことができなかったかを選択し、「登録」ボタンを押し下げることによって、テスト仕様管理部18が管理する対象となるソフトウェアのテスト仕様18aとして登録されたテスト項目のテスト結果として登録する。
この時、テスト結果登録部15は入力された前提条件101の下でのテスト項目として、いずれのテスト項目が有効であるか否かを示す指標として、テスト項目管理部17が管理する該当のテスト項目の有効性ポイントを演算し、図8に示すような検索テーブル17bの有効性ポイントを書き換える。
ここで、有効性ポイントとは、「テスト項目として選択され不具合が見つかった回数」をA回、「テスト項目として選択され不具合が見つからなかった回数」をB回、「テスト項目として選択されたが、実際にはテストすることができなかった回数」をC回とすると、
有効性ポイント=(5×A+3×B+C)÷(A+B+C)
という式から算出される指標値である。
テストの結果、不具合が顕在化したものに対しては、図7に示すような不具合原因登録画面24aを表示する。開発者は、図7に示すような不具合原因登録画面24aを介して、不具合が顕在化したテスト項目に対する不具合発生理由を選択し、「登録」ボタンを押し下げる。
すると、テスト項目管理部17は管理する図9に示すような不具合理由テーブル17cのレコードを追加し、検索テーブル17bの中から対応するテスト項目の不具合発生率を演算し、更新する。
ここで、不具合発生率は、
不具合発生率=「不具合が発見された回数」÷「テストされた回数」
という式から算出される指標値である。
不具合発生率が書き換えられた、図8に示すような検索テーブル17bは、改めて開発するソフトウェアあるいはシステムのテスト項目として該当するテスト項目が選択された時に、不具合が発生しやすいテスト項目であるとして優先的に開発者に提示することによって、不具合を早期に見つけることを支援する。
さらに、テスト項目管理部17は、検索項目として選択されることが少なく、不具合発生率も充分に低いテスト項目については、検索テーブル17bから削除し、無駄なテスト項目がテスト仕様18aとして盛り込まれることがないように処理する。
このように、本実施例では、テスト項目管理部17において過去に開発されたソフトウェアやシステムでのテスト項目が管理され、テスト項目抽出部12において、類似の利用環境や運用条件等の前提条件に基づいて類似性の高いテスト項目を提示する機能を有しているので、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発経験が乏しくても、利用環境や運用条件に基づいて必要十分なテスト項目を容易に生成することができる。
また、本実施例では、過去の検索結果に基づいて不要なテスト項目が選択されないように、テスト候補項目として選択されにくくかつ不具合の発生率が低いテスト項目をテスト候補項目から除外し、不要なテスト候補項目がテスト仕様として選択されないように処理する機能を有しているので、対象となるソフトウェアあるいはシステムの開発経験が乏しくても、利用環境や運用条件に基づいて必要十分なテスト項目を容易に生成することができる。
本実施例では、上記の理由に加えて、過去に開発された類似のソフトウェアやシステムで抽出したテスト項目を、利用環境や運用条件等の前提条件とマッピングすることによって、効率よく再利用することができるので、利用局面に視点を置いたテスト項目を漏らすことなく、開発者が思いもつかないようなテスト項目をも抽出することができる。
本実施例では、テスト項目管理部17において、管理される個々のテスト項目に対する不具合発生率が管理され、テスト項目抽出部12において不具合発生率の高いテスト項目から順に操作者に提示することによって、過去の事例に基づいて不具合が発生しやすいテスト項目からテストを実施することができるので、開発したソフトウェアあるいはシステムに潜在化している不具合を効率よく発見することができ、開発工程の後戻りを未然に防ぐことができる。
また、本実施例では、不具合登録部16において、不具合が顕在化したテスト項目の不具合発生理由を入力し、テスト項目管理部17において該当のテスト項目の不具合発生理由として登録されるため、過去の不具合理由を参照することによって、同種の不具合を見つけ出すための指標として利用することができるので、開発したソフトウェアあるいはシステムに潜在化している不具合を効率よく発見することができ、開発工程の後戻りを未然に防ぐことができる。
本実施例では、不具合登録部16において、不具合が顕在化したテスト項目の不具合発生理由を入力し、テスト項目管理部17において該当のテスト項目の不具合発生理由として登録されるので、開発部門における不具合発生理由の傾向を知ることができる。
本実施例では、テスト項目管理部17において過去に開発されたソフトウェアやシステムでのテスト項目が管理され、テスト項目抽出部12において、類似の利用環境や運用条件等の前提条件に基づいて類似性の高いテスト項目を提示する機能を有しているので、ソフトウェアあるいはシステムを利用しようとするユーザが、開発者からテスト項目の一覧を入手し、提示されたテスト項目と比較することによって、開発者が作成した開発側のテスト精度を分析することができ、ユーザがより確かな製品を購入するための指針として利用することができる。
また、本実施例では、過去の検索結果に基づいて不要なテスト項目が選択されないように、テスト候補項目として選択されにくくかつ不具合の発生率が低いテスト項目をテスト候補項目から除外し、不要なテスト候補項目がテスト仕様として選択されないように処理する機能を有しているので、ソフトウェアあるいはシステムを利用しようとするユーザが、開発者からテスト項目の一覧を入手し、提示されたテスト項目と比較することによって、開発者が作成した開発側のテスト精度を分析することができ、ユーザがより確かな製品を購入するための指針として利用することができる。
図11は本発明の他の実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。図11において、本発明の他の実施例は、テスト項目抽出装置3に着目点入力部31を追加した以外は図1に示す本発明の一実施例によるテスト項目抽出システムと同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素は本発明の一実施例と同様の動作となっている。
本発明の他の実施例では、テスト項目抽出装置3に着目点入力部31を追加することで、前提条件が合致する度合いや不具合の発生頻度等のテスト項目を取捨選択する判定基準を可変にすることによって、テスト項目抽出部12が検索結果として得られるテスト項目候補を制御することができる。
本実施例では、着目点入力部31において、操作者が作成したいテスト仕様として、前提条件が合致する度合いを緩和したテスト仕様とするか、不具合が発生しやすいテストのみに限定してテストを行うためのテスト仕様とするか、特定の機能に着目してテストを行うためのテスト仕様とするか、特定の不具合原因に着目してテストを行うためのテスト仕様とするか、それらの組み合わせを指定することができるようにしている。
テスト項目抽出部12は、操作者が指定した着目点201に応じて、前提条件が合致する度合いを緩和したテスト仕様とすることを指定された時に、必ずしもすべての前提条件に該当しないテスト項目であってもテスト候補項目として抽出し、不具合が発生しやすいテストのみに限定してテストを行うと指定された時に、テスト項目管理部17が管理するテスト項目の中から不具合発生率の特に高いテスト項目のみを抽出する。
また、テスト項目抽出部12は、ある特定機能に着目したテストを行うと指定された時に、その指定された機能に関連するテスト項目のみを抽出し、ある不具合原因に着目してテストを行うと指定された時に、テスト項目管理部17が管理するテスト項目の中から指定された不具合原因が高いテスト項目のみを抽出する。
その結果、操作者がテスト工程に割くことができる工数が限られているために、より不具合が発生しやすいテスト項目に着目したテストを実施したり、開発するソフトウェアやシステムの中核となる機能のみにウェイトを置いたテストを実施する等、テスト工程における操作者の立場・視点に応じて適切なテスト項目を抽出することができるといった新しい利点を生む。
これは着目点入力部31を介して入力された着目点201に応じて、前提条件の適合率や不具合発生率の高さ、機能概要、不具合理由毎の不具合発見回数を判定材料として、テスト項目抽出部12が動的にテスト項目を選択することができるためである。
図12は本発明の別の実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。図12において、本発明の別の実施例は、図1のテスト項目抽出装置1をテスト項目抽出サーバ4とし、操作者端末2を操作端末5−1,5−2としてクライアントサーバシステムを構築し、テスト項目抽出サーバ4と操作端末5−1,5−2との間で通信路301,302を介して通信を行う点が本発明の一実施例と異なる。但し、本発明の別の実施例の動作は、上述した本発明の一実施例の動作と同様である。
本実施例では、テスト項目抽出サーバ4が操作端末5−1,5−2とは独立した計算機環境で構成され、テスト項目抽出サーバ4と操作端末5−1,5−2との間で通信を行うため、複数の操作端末5−1,5−2から個々にテスト項目を検索し、テスト仕様を作成することができるといった新しい利点を生む。
図13は本発明のさらに別の実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。図13において、本発明のさらに別の実施例は、図11のテスト項目抽出装置3をテスト項目抽出サーバ6とし、操作者端末2を操作端末7−1,7−2としてクライアントサーバシステムを構築し、テスト項目抽出サーバ6と操作端末7−1,7−2との間で通信路401,402を介して通信を行う点が本発明の他の実施例と異なる。但し、本発明のさらに別の実施例の動作は、上述した本発明の第二の実施例の動作と同様である。
本実施例では、操作者がテスト工程に割くことができる工数が限られているために、より不具合が発生しやすいテスト項目に着目したテストを実施したり、開発するソフトウェアやシステムの中核となる機能のみにウェイトを置いたテストを実施する等、テスト工程における操作者の立場・視点に応じて適切なテスト項目を抽出することができるといった新しい利点を生むとともに、複数の操作端末7−1,7−2から個々にテスト項目を検索し、テスト仕様を作成することができるといった新しい利点を生む。
本発明は、開発者が開発対象となるソフトウェアあるいはシステムのテスト仕様を作成するといった用途に適用可能であり、開発部門において、開発部門における不具合発生理由の傾向を把握し、開発手法の改善を図るといった用途にも適用可能である。
また、本発明は、ソフトウェアあるいはシステムを利用するユーザが、開発者から提供されたテスト仕様と本発明によるテスト仕様とを比較することによって、より信頼のおけるソフトウェアあるいはシステムを選定するといった用途にも適用可能である。
本発明の一実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるテスト仕様作成処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例によるテスト工程管理処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による前提条件入力画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例によるテスト項目候補提示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例によるテスト結果登録画面の一例を示す図である。 本発明の一実施例による不具合原因登録画面の一例を示す図である。 図1の検索テーブルの構成例を示す図である。 図1の不具合理由テーブルの構成例を示す図である。 図1のテスト候補項目テーブルの構成例を示す図である。 本発明の他の実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施例によるテスト項目抽出システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,3 テスト項目抽出装置
2 操作者端末
2a 操作者画面
4,6 テスト項目抽出サーバ
5−1,5−2,
7−1,7−2 操作端末
11 前提条件入力部
12 テスト項目抽出部
13 テスト項目抽出部
14 テスト仕様登録部
15 テスト結果登録部
16 不具合登録部
17 テスト項目管理部
17a テスト項目テーブル
17b 検索テーブル
17c 不具合理由テーブル
18 テスト仕様管理部
18a テスト仕様
19 処理制御部
20 記録媒体
21a 前提条件入力画面
22a テスト項目候補提示画面
23a テスト結果登録画面
24a 不具合原因登録画面
31 着目点入力部
101 前提条件入力
102 テスト項目候補提示
103 テスト項目登録
104 テスト結果登録
105 不具合原因登録
201 着目点入力
301,302,
401,402 通信路

Claims (30)

  1. 少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出システムであって、過去に開発された開発対象のテスト項目を管理するテスト項目管理手段と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出するテスト項目抽出手段とを有することを特徴とするテスト項目抽出システム。
  2. 前記前提条件は、少なくとも類似の利用環境と運用条件とを含むことを特徴とする請求項1記載のテスト項目抽出システム。
  3. 過去の検索結果に基づいて不要なテスト項目が選択されないように処理する手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載のテスト項目抽出システム。
  4. 前記不要なテスト項目は、少なくともテスト候補項目として選択されにくくかつ不具合の発生率が低いテスト項目であることを特徴とする請求項3記載のテスト項目抽出システム。
  5. 過去に開発された類似の開発対象で抽出したテスト項目と前記前提条件とをマッピングすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載のテスト項目抽出システム。
  6. 前記テスト項目管理手段が前記テスト項目個々に対する不具合発生率を管理し、前記テスト項目抽出手段が前記不具合発生率の高いテスト項目から順に抽出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載のテスト項目抽出システム。
  7. 不具合が顕在化したテスト項目の不具合発生理由を入力する不具合登録手段を含み、
    前記テスト項目管理手段は、前記不具合登録手段から入力される不具合発生理由をそれに該当するテスト項目の不具合発生理由として登録することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載のテスト項目抽出システム。
  8. 前記開発対象は、複数のソフトウェアを組み合わせて構築されるシステムを含むことを特徴とすることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか記載のテスト項目抽出システム。
  9. 前記テスト項目管理手段と前記テスト項目抽出手段とを含むテスト項目抽出サーバと、前記テスト項目抽出サーバとの間で通信を行う操作端末とからなるクライアントサーバシステムであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか記載のテスト項目抽出システム。
  10. 前記テスト項目を取捨選択する判定基準を可変するための着目点を入力する着目点入力手段を含み、
    前記テスト項目抽出手段は、前記着目点入力手段から入力される着目点に基づいて前記テスト項目を抽出することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか記載のテスト項目抽出システム。
  11. 少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出装置であって、過去に開発された開発対象のテスト項目を管理するテスト項目管理手段と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出するテスト項目抽出手段とを有することを特徴とするテスト項目抽出装置。
  12. 前記前提条件は、少なくとも類似の利用環境と運用条件とを含むことを特徴とする請求項11記載のテスト項目抽出装置。
  13. 過去の検索結果に基づいて不要なテスト項目が選択されないように処理する手段を含むことを特徴とする請求項11または請求項12記載のテスト項目抽出装置。
  14. 前記不要なテスト項目は、少なくともテスト候補項目として選択されにくくかつ不具合の発生率が低いテスト項目であることを特徴とする請求項13記載のテスト項目抽出装置。
  15. 過去に開発された類似の開発対象で抽出したテスト項目と前記前提条件とをマッピングすることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか記載のテスト項目抽出装置。
  16. 前記テスト項目管理手段が前記テスト項目個々に対する不具合発生率を管理し、前記テスト項目抽出手段が前記不具合発生率の高いテスト項目から順に抽出することを特徴とする請求項11から請求項15のいずれか記載のテスト項目抽出装置。
  17. 不具合が顕在化したテスト項目の不具合発生理由を入力する不具合登録手段を含み、
    前記テスト項目管理手段は、前記不具合登録手段から入力される不具合発生理由をそれに該当するテスト項目の不具合発生理由として登録することを特徴とする請求項11から請求項16のいずれか記載のテスト項目抽出装置。
  18. 前記開発対象は、複数のソフトウェアを組み合わせて構築されるシステムを含むことを特徴とすることを特徴とする請求項11から請求項17のいずれか記載のテスト項目抽出装置。
  19. 前記テスト項目を取捨選択する判定基準を可変するための着目点を入力する着目点入力手段を含み、
    前記テスト項目抽出手段は、前記着目点入力手段から入力される着目点に基づいて前記テスト項目を抽出することを特徴とする請求項11から請求項18のいずれか記載のテスト項目抽出装置。
  20. 少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出装置を含むシステムに用いられるテスト項目抽出方法であって、前記テスト項目抽出装置側に、過去に開発された開発対象のテスト項目をテスト項目管理手段にて管理する処理と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出する処理とを有することを特徴とするテスト項目抽出方法。
  21. 前記前提条件は、少なくとも類似の利用環境と運用条件とを含むことを特徴とする請求項20記載のテスト項目抽出方法。
  22. 過去の検索結果に基づいて不要なテスト項目が選択されないように処理することを特徴とする請求項20または請求項21記載のテスト項目抽出方法。
  23. 前記不要なテスト項目は、少なくともテスト候補項目として選択されにくくかつ不具合の発生率が低いテスト項目であることを特徴とする請求項22記載のテスト項目抽出方法。
  24. 過去に開発された類似の開発対象で抽出したテスト項目と前記前提条件とをマッピングすることを特徴とする請求項20から請求項23のいずれか記載のテスト項目抽出方法。
  25. 前記テスト項目管理手段が前記テスト項目個々に対する不具合発生率を管理し、その不具合発生率の高いテスト項目から順に抽出することを特徴とする請求項20から請求項24のいずれか記載のテスト項目抽出方法。
  26. 前記テスト項目抽出装置側に、不具合が顕在化したテスト項目の不具合発生理由を入力する処理を含み、
    前記テスト項目管理手段は、その入力される不具合発生理由をそれに該当するテスト項目の不具合発生理由として登録することを特徴とする請求項20から請求項25のいずれか記載のテスト項目抽出方法。
  27. 前記開発対象は、複数のソフトウェアを組み合わせて構築されるシステムを含むことを特徴とすることを特徴とする請求項20から請求項26のいずれか記載のテスト項目抽出方法。
  28. 前記テスト項目抽出装置は、操作端末との間で通信を行うクライアントサーバシステムを構成するサーバであることを特徴とする請求項20から請求項27のいずれか記載のテスト項目抽出方法。
  29. 前記テスト項目抽出装置側に、前記テスト項目を取捨選択する判定基準を可変するための着目点を入力する処理を含み、その入力される着目点に基づいて前記テスト項目を抽出することを特徴とする請求項20から請求項28のいずれか記載のテスト項目抽出方法。
  30. 少なくともソフトウェアを含む開発対象の信頼性を向上させるためのテスト設計におけるテスト項目を抽出するテスト項目抽出装置を含むシステムに用いられるテスト項目抽出方法のプログラムであって、コンピュータに、過去に開発された開発対象のテスト項目をテスト項目管理手段にて管理する処理と、外部からの前提条件に基づいて前記テスト項目管理手段で管理されるテスト項目の中から類似性の高いテスト項目を抽出する処理とを実行させるためのプログラム。
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