JP2008242401A - レンズ装置及び撮像装置 - Google Patents
レンズ装置及び撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008242401A JP2008242401A JP2007086948A JP2007086948A JP2008242401A JP 2008242401 A JP2008242401 A JP 2008242401A JP 2007086948 A JP2007086948 A JP 2007086948A JP 2007086948 A JP2007086948 A JP 2007086948A JP 2008242401 A JP2008242401 A JP 2008242401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- movable
- imaging
- camera
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cameras In General (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
【課題】バックフォーカスが短いレンズ装置と可動ミラーとの干渉を回避し、レンズ装置のバックフォーカスが長い場合は電源OFF状態でも光学ファインダを使用可能とする。
【解決手段】レンズ装置141は、レンズ装着マウント145と撮像面8との間の光路用空間1aに対して進退可能な可動ミラー5を有する撮像装置1に着脱可能である。レンズ装置は、レンズ装着マウントに装着される本体142と、該本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒143と、該可動鏡筒を第1の位置でロックするロック機構148と、該ロック機構の動作を制御する制御手段146とを有する。制御手段は、撮像装置から、可動ミラーが光路用空間から退避した状態で出力される第1の信号を受けることに応じてロック機構にロック解除動作を行わせる。
【選択図】図2
【解決手段】レンズ装置141は、レンズ装着マウント145と撮像面8との間の光路用空間1aに対して進退可能な可動ミラー5を有する撮像装置1に着脱可能である。レンズ装置は、レンズ装着マウントに装着される本体142と、該本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒143と、該可動鏡筒を第1の位置でロックするロック機構148と、該ロック機構の動作を制御する制御手段146とを有する。制御手段は、撮像装置から、可動ミラーが光路用空間から退避した状態で出力される第1の信号を受けることに応じてロック機構にロック解除動作を行わせる。
【選択図】図2
Description
本発明は、レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを備えた撮像装置及びこれに着脱可能なレンズ装置に関する。
一眼レフカメラには、交換レンズが装着されるレンズ装着マウントと撮像面(撮像素子の受光面)との間の光路用空間に対して進退移動可能な可動ミラーが設けられている。可動ミラーには、被写体観察状態において光路空間内に配置され(以下、ダウン状態という)、被写体からの光束を光学ファインダに導くメインミラーや焦点検出ユニットに導くサブミラーが含まれる。可動ユニットは、撮像時(記録用画像の取得時)には、光路用空間から退避する。
また最近では、可動ミラーを光路用空間から退避させた状態(以下、アップ状態という)でレンズ装着マウントに装着可能なバックフォーカスが短い交換レンズ(以下、短BFレンズという)が使用される場合がある。バックフォーカスを短くすることで、交換レンズの小型化や性能向上を図ることができる。
ただし、短BFレンズは、通常のバックフォーカスを有する交換レンズ(以下、通常BFレンズという)に比べて鏡筒の撮像面側への突出量が大きい。このため、短BFレンズを使用する場合は、使用者は、カメラに設けられたミラーアップ/ダウン設定用のスイッチを通じて可動ミラーをアップ状態に設定し、該レンズの鏡筒と可動ミラーとの接触により可動ミラーが破損することを防止する必要がある。
特許文献1には、通常は可動ミラーがアップ状態に設定され、通常BFレンズが装着された場合にのみ可動ミラーがダウン状態となるカメラが開示されている。このカメラでは、スイッチ操作によって可動ミラーをダウン状態からアップ状態に切り換えなくても、短BFレンズを装着することができる。
特開平11−352585号公報
しかしながら、特許文献1にて開示されたカメラでは、通常BFレンズが装着されている場合においてカメラの電源がOFFされていると、可動ミラーがアップしたまま保持されている。このため、カメラの電源をONする前に、被写体、背景及び構図の確認を行うために光学ファインダを使用することができず、不便である。
本発明は、バックフォーカスが短いレンズ装置と可動ミラーとの干渉を回避できるとともに、レンズ装置のバックフォーカスが長い場合は、電源がOFFの状態でも光学ファインダの使用が可能な撮像装置及びレンズ装置を提供する。
本発明の一側面としてのレンズ装置は、レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有する撮像装置に着脱可能なレンズ装置である。該レンズ装置は、レンズ装着マウントに装着される本体と、該本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、該可動鏡筒を第1の位置でロックするロック機構と、該ロック機構の動作を制御する制御手段とを有する。そして、制御手段は、撮像装置から、可動ミラーが光路用空間から退避した状態で出力される第1の信号を受けることに応じて、ロック機構にロック解除動作を行わせることを特徴とする。
また、本発明の他の側面としてのレンズ装置は、レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有する撮像装置に着脱可能なレンズ装置である。該レンズ装置は、レンズ装着マウントに装着される本体と、該本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、可動鏡筒を第1の位置でロックするロック機構と、該ロック機構の動作を制御する制御手段とを有する。撮像装置は、電源を遮断するための操作又は該レンズ装置を取り外すための操作が行われ、かつ可動鏡筒が第1の位置にある場合に第2の信号を出力する。そして、制御手段は、第2の信号を受けることに応じて、ロック機構にロック動作を行わせることを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての撮像装置は、レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有し、レンズ装置の着脱が可能な撮像装置である。レンズ装置は、レンズ装着マウントに装着される本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、可動鏡筒を前記第1の位置でロックするロック機構とを有し、撮像装置から第1の信号を受けることに応じてロック機構のロック解除動作を行う。そして、該撮像装置は、可動ミラーが光路用空間から退避した状態にある場合に第1の信号を出力する制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての撮像装置は、レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有し、レンズ装置の着脱が可能な撮像装置である。レンズ装置は、レンズ装着マウントに装着される本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、可動鏡筒を第1の位置でロックするロック機構とを有し、撮像装置から第2の信号を受けることに応じてロック機構のロック動作を行う。そして、制御手段は、電源を遮断するための操作又は該レンズ装置を取り外すための操作が行われ、かつ可動ミラーが光路用空間から退避した状態にある場合に、第2の信号を出力することを特徴とする。
さらに、本発明の他の側面としての撮像装置は、レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有し、レンズ装置の着脱が可能な撮像装置である。レンズ装置は、レンズ装着マウントに装着される本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒を有する。そして、撮像装置は、電源を遮断するための操作又は該レンズ装置を取り外すための操作が行われ、かつ可動ミラーが光路用空間に配置されている場合は、レンズ装置の取り外しを制限する動作を行う制御手段を有することを特徴とする。
本発明では、バックフォーカスを長い状態(第1の位置)と短い状態(第2の位置)とに変更可能なレンズ装置を使用する場合において、該レンズ装置のロック機構を制御したり撮像装置からのレンズ装置の取り外しを制限したりする。これにより、バックフォーカスが短い状態のレンズ装置と可動ミラーとの干渉を回避できる。しかも、該レンズ装置のバックフォーカスが長い場合は、撮像装置の電源がOFFされていても、可動ミラーをダウン状態とすることができ、光学ファインダの使用も可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1及び図2には、それぞれ本発明の実施例である交換レンズ(レンズ装置)と一眼レフデジタルカメラ(撮像装置)とにより構成される撮像システムを示している。また、図3には、該撮像システムの電気的構成を示している。
1はカメラであり、その前面(被写体側の面)には、交換レンズが着脱可能に装着されるレンズ装着マウント(以下、カメラマウントという)2が固定されている。カメラ1内におけるカメラマウント2と撮像素子8の受光面である撮像面との間には、交換レンズが装着されることで撮像光路となる光路用空間1aが形成されている。
メインミラー(可動ミラー)5は、軸6回りでダウン位置(図1)とアップ位置(図2)との間で回動することで、光路用空間1aに対して進退可能である。
図1に示すミラーダウン状態では、交換レンズからの光がメインミラー5により反射されて光学ファインダ13に導かれる。光学ファインダ13は、焦点板10と、ペンタプリズム11と、接眼レンズ12により構成され、使用者は、焦点板10に形成された被写体像をペンタプリズム11及び接眼レンズ12を通して観察できる。なお、ミラーダウン状態では、メインミラー5の背後に不図示のサブミラーも配置され、ハーフミラーであるメインミラー5を透過した光がサブミラーで反射されて、不図示の焦点検出ユニットにも導かれる。これにより、交換レンズの焦点状態を検出することができる。
また、図2に示すミラーアップ状態では、交換レンズからの光が不図示の開放状態のシャッタを介して撮像素子8に到達する。撮像素子8は、CCDセンサやCMOSセンサ等により構成され、その受光面上に形成された被写体像を光電変換する。撮像素子8からの出力信号がカメラマイクロコンピュータ9内の画像処理部によってA/D変換や画像処理を受けることで映像信号が生成される。カメラ1においてライブビューモードが設定されている場合、映像信号は、カメラ1の背面に設けられたLCD等のディスプレイ素子4に電子ビューファインダ映像として表示される。
また、図1に示す光学ファインダモードから撮像を行う場合は、図3に示す操作回路3内に設けられたレリーズボタン3aが操作されることに応じて、図2に示すミラーアップ状態に切り換わるとともにシャッタの開閉が制御される。そして、撮像素子8からの出力信号から画像処理回路9によって静止画像が生成される。生成された静止画像は、ディスプレイ素子4に所定時間の間表示されたり、不図示の記録媒体(半導体メモリや光ディスク等)に記録されたりする。
カメラマイクロコンピュータ9は、カメラ1の各種動作を制御したり交換レンズとの通信を行ったりするカメラ側の制御手段である。カメラマイクロコンピュータ9は、CPUやMPU等の演算処理回路により構成されている。カメラマイクロコンピュータ9は、ミラー駆動回路7を通じてミラー駆動用アクチュエータ(図示せず)を動作させることで、メインミラー5(及びサブミラー)のアップ及びダウン動作を制御する。
図3において、3bは操作回路3内に設けられた電源スイッチであり、カメラ1の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。
3cはレンズ取り外しボタンである。レンズ取り外しボタン3cは、これが操作されることで、カメラマウント2に装着された交換レンズのマウント(以下、レンズマウントという)のメカニカルロックを解除するためのボタンである。レンズ取り外しボタン3cが操作されると、上記ロック解除のためのメカニカルな動作が生じるとともに、カメラマイクロコンピュータ9に対して操作信号が入力される。
14はモード切換スイッチであり、上述した光学ファインダモードとライブビューモードとを切り換えるために使用者により操作される。ライブビューモードが選択されると、モード切換スイッチ14からはライブビュー選択信号がカメラマイクロコンピュータ9に入力される。これを受けたカメラマイクロコンピュータ9は、それまで光学ファインダモードにおいてダウン位置に配置されていたメインミラー5(及びサブミラー)をアップ位置に上昇させるための信号をミラー駆動回路7に出力する。これにより、ミラー駆動回路7は、ミラー駆動用アクチュエータを動作させてメインミラー5(及びサブミラー)をアップ位置に回動(退避)させる。
カメラマイクロコンピュータ9は、その内部メモリ(図示せず)に、後述する処理を行うためのコンピュータプログラムを格納している。
一方、図1〜3において、141は交換レンズである。本実施例の交換レンズ141は、ズーム光学系としての撮像光学系を収容したズーム鏡筒144を収容する本体142を有する。また、交換レンズ141は、ズームポジション(焦点距離)に応じて、本体142に対して像面側に突出したり像面側とは反対側に向かって移動したりする可動鏡筒143を有する。すなわち、撮像光学系は、そのズームポジションの変更(焦点距離の変化)に応じてバックフォーカスが変化する光学系である。バックフォーカスは、交換レンズ141の最終レンズ面から像面(撮像素子8の受光面)までの距離である。
可動鏡筒143が図1に示すように本体142に対して格納位置又はそれに近い位置に位置することで、交換レンズ141のバックフォーカスは、該バックフォーカスの可変範囲内で長い側の長さとなる。以下、この可動鏡筒143の位置(第1の位置)を長BF位置という。長BF位置での可動鏡筒143は、カメラ1の光路用空間1aにおけるメインミラー5の回動領域外に位置する。
また、可動鏡筒143が図2に示すように本体142に対して長BF位置よりも像面側に突出することで、交換レンズ141のバックフォーカスは、該バックフォーカスの可変範囲内で短い側の長さとなる。以下、この可動鏡筒143の位置(第2の位置)を短BF位置という。短BF位置での可動鏡筒143は、カメラ1の光路用空間1aにおけるメインミラー5の回動領域内まで突出する。
なお、長BF位置も短BF位置も、交換レンズ141の複数のズームポジションに対応した複数の位置を意味する。ただし、ある1つ長いバックフォーカスを有する状態とある1つの短いバックフォーカスを有する状態との2位置切り換えが可能な交換レンズでは、長BF位置と短BF位置をそれぞれ1つの位置としてもよい。
145は本体142の後端に取り付けられたカメラ装着用マウント(以下、レンズマウントという)であり、カメラ1のカメラマウント2にバヨネット機構によりメカニカルに結合(装着)される。図5に示すように、レンズマウント145には、電気接点145aが設けられており、カメラマウント2に設けられた電気接点2aに電気的に接続される。カメラマイクロコンピュータ9と交換レンズ141内に設けられたレンズ側の制御手段としてのレンズマイクロコンピュータ146とは、これら電気接点2a,145aを通じて通信を行う。
また、レンズマウント145とカメラマウント2には不図示の電源供給接点も設けられており、カメラ1の電源スイッチ3bがONされることで、該電源供給接点を通じてカメラ1から交換レンズ141への電源供給も行われる。
レンズマイクロコンピュータ146は、カメラマイクロコンピュータ9から送信されたフォーカス制御信号に応じて、レンズ駆動アクチュエータ147を動作させ、交換レンズ141内のフォーカスレンズを移動させる。
また、レンズマイクロコンピュータ146は、カメラマイクロコンピュータ9から送信されたロックON信号(第2の信号)に応じて、ロック機構148をロック動作させ、可動鏡筒143を長BF位置にてロックする。ここでのロックは、複数の長BF位置の範囲内でのみ可動鏡筒143を移動可能とするロック(すなわち、可動鏡筒143の可動範囲の制限)としてもよいし、最もバックフォーカスが長い位置からの可動鏡筒143の動きを阻止するロックでもよい。
ロック機構148は、図示しないが、可動鏡筒143の長BF位置から短BF位置への移動をメカニカルに阻止するロック部材と、このロック部材を駆動するアクチュエータとを含む。
さらに、レンズマイクロコンピュータ146は、カメラマイクロコンピュータ9から送信されたロック解除信号(第1の信号)に応じて、ロック機構148をロック解除動作させ、可動鏡筒143を長BF位置から短BF位置への移動を許容する。
可動鏡筒143は、不図示のバックフォーカス切換操作機構が使用者によって操作されることで、長BF位置と短BF位置との間で移動する。ただし、モータ等のアクチュエータを用いて可動鏡筒143を移動させるようにしてもよい。
146aはメモリであり、交換レンズ141のズームポジション毎のバックフォーカスに応じたレンズモードの情報が記憶されている。レンズモード1は、可動鏡筒143がカメラ1のメインミラー5の回動領域外に位置するバックフォーカスに応じた状態を意味する。また、レンズモード2は、可動鏡筒143がカメラ1のメインミラー5の回動領域内に入り込むバックフォーカスに応じた状態を意味する。言い換えれば、レンズモード1は、可動鏡筒143が長BF位置にある状態を、レンズモード2は、可動鏡筒143が短BF位置にある状態にそれぞれ対応する。
また、メモリ146aには、レンズマイクロコンピュータ146が後述する処理を行う際に使用するコンピュータプログラムも格納されている。
次に、図4〜図7を用いて、カメラマイクロコンピュータ9及びレンズマイクロコンピュータ146が行う処理について説明する。
まず、図4には、交換レンズ141がカメラ1に装着される際の交換レンズ141とカメラ1の状態について説明する。
ステップ(図にはSと略記する)101では、交換レンズ141がカメラ1に装着される。このとき、カメラ1は、電源OFF状態、かつ図1に示すミラーダウン状態にある。このため、交換レンズ141により形成された被写体像や背景像を光学ファインダ13を通して観察することができる。
また、このとき交換レンズ141は、ロック機構148によって可動鏡筒143が長BF位置(レンズモード1)にロックされた状態にある。これにより、ダウン位置にあるメインミラー5に可動鏡筒143が干渉することはない。つまり、正常に交換レンズ141をカメラ1に装着することができる。
図5には、交換レンズ141がカメラ1に装着された後の電源ON時に行われるロック解除処理のフローチャートを示している。
ステップ201で、カメラ1の電源がON(投入)される。このとき、図4にて説明したように、カメラ1はミラーダウン状態にあり、交換レンズ141は可動鏡筒143が長BF位置(レンズモード1)にロックされた状態にある(ステップ301)。
次に、ステップ202では、カメラマイクロコンピュータ9は、モード切換スイッチ14によってライブビューモードが選択されているか否かを確認する。ライブビューモードが選択されている場合は、ステップ203で、メインミラー5をアップ位置に回動させ、ステップ204に進む。一方、ライブビューモードが選択されていない場合、すなわち光学ファインダモードが選択されている場合は、そのままステップ205にジャンプする。メインミラー5は、ダウン位置に保持される。
こうしてミラーアップ状態となることで、ディスプレイ素子4に表示された電子ビューファインダ映像を見ながら被写体を観察したり撮像構図を決定したりすることができる。
ステップ204において、カメラマイクロコンピュータ9は、レンズマイクロコンピュータ146に対して、ロック解除信号を送信する。そして、ステップ205に進む。
ステップ302では、レンズマイクロコンピュータ146は、ロック解除信号を受信することに応じて、ロック機構148にロック解除動作を行わせる。これにより、ステップ303において、使用者は、可動鏡筒143を長BF位置させたまま(レンズモード1)にすることも、図2に示すように短BF位置に突出させた状態(レンズモード2)にすることもできる。メインミラー5はアップ位置に退避しているため、可動鏡筒143を短BF位置に突出させてもメインミラー5との干渉は回避される。
ステップ303では、使用者は、交換レンズ141上に設けられたズーム操作部材やフォーカス操作部材(いずれも図示せず)を操作して、変倍レンズやフォーカスレンズを移動させ、変倍やフォーカシングを行う。また、交換レンズ141において、オートフォーカスが選択されている場合には、レンズマイクロコンピュータ146は、カメラ1からのフォーカス制御信号に応じてフォーカスレンズを移動させる。
次に、ステップ205では、カメにマイクロコンピュータ9は、レリーズボタン3aが操作されたか否かを判別し、操作された場合はステップ206に進み、前述したように静止画像の生成とその記録を行う。
図6には、カメラ1の電源OFF(遮断)時に行われるロック処理のフローチャートを示している。
ステップ210では、カメラマイクロコンピュータ9は、電源スイッチ3bがOFF操作されたか否かを判別する。OFF操作された場合は、レンズマイクロコンピュータ146に対して、現在のレンズモードがモード1かモード2かを確認するための情報の送信を要求する。
該送信要求を受けたレンズマイクロコンピュータ146は、ステップ310にて、現在の交換レンズ141のモードを示す情報をカメラマイクロコンピュータ9に送信する。
ステップ211では、カメラマイクロコンピュータ9は、レンズマイクロコンピュータ146から受信した情報から交換レンズ141のモードを判別する。交換レンズ141がモード2である場合は、ステップ212に進む。
ステップ212では、カメラマイクロコンピュータ9は、ディスプレイ素子4に、使用者にモード1への切り換えを促す警告を表示する。すなわち、交換レンズ141のカメラ1からの取り外しを制限する動作を行う。このとき、警告表示に代えて又は警告表示とともに、音声による警告(制限動作)を行ってもよい。
この警告を受けた使用者が、交換レンズ141の可動鏡筒143を長BF位置(モード1)に戻すと(ステップ311)、レンズマイクロコンピュータ146は、ステップ310に戻る。そして、カメラマイクロコンピュータ9に対してレンズモードがモード1であることを示す情報を送信する。
モード1の情報を受けたカメラマイクロコンピュータ9は、ステップ211からステップ213に進み、レンズマイクロコンピュータ146に対してロックON信号を送信する。
このロックON信号を受けたレンズマイクロコンピュータ146は、ステップ312にて、ロック機構148をロック動作させ、可動鏡筒143を長BF位置にてロックする。これにより、可動鏡筒143の短BF位置への突出が阻止される。
そして、ロックON信号を送信したカメラマイクロコンピュータ9は、メインミラー5をダウン位置に回動させる。既に可動鏡筒143がメインミラー5の回動領域から出ているので、両者の干渉は回避される。
また、カメラマイクロコンピュータ9は、ミラーダウン状態に移行したことに応じて、カメラ1の電源を遮断する。
このように、カメラ1の電源を遮断するための操作が行われることに応じて、使用者に可動鏡筒143を長BF位置に戻させ、その状態でロックするため、カメラ1から取り外される交換レンズ141は必ずモード1になる。このため、図4で説明したように、次に交換レンズ141がカメラ1に装着される場合にカメラ1がミラーダウン状態であっても、可動鏡筒143をメインミラー5に干渉させることなく、正常に交換レンズ141をカメラ1に装着することができる。
上記ステップ311では、交換レンズ141の可動鏡筒143を長BF位置(モード1)へ戻す操作を使用者が行うこととしたが、可動鏡筒143を駆動するアクチュエータを交換レンズ141に設けて自動的にモード1へ戻る構成としてもよい。
図7には、カメラ1は電源ON状態のままで交換レンズ141が取り外される場合のロック処理のフローチャートを示している。
ステップ220では、カメラマイクロコンピュータ9は、レンズ取り外しボタン3cが操作されたか否かを判別する。レンズ取り外しボタン3cが操作された場合は、レンズマイクロコンピュータ146に対して、現在のレンズモードがモード1かモード2かを確認するための情報の送信を要求する。
該送信要求を受けたレンズマイクロコンピュータ146は、ステップ320にて、現在の交換レンズ141のモードを示す情報をカメラマイクロコンピュータ9に送信する。
ステップ221では、カメラマイクロコンピュータ9は、レンズマイクロコンピュータ146から受信した情報から交換レンズ141のモードを判別する。交換レンズ141がモード2である場合は、ステップ222に進む。
ステップ222では、カメラマイクロコンピュータ9は、ディスプレイ素子4に、使用者にモード1への切り換えを促す警告を表示する。すなわち、交換レンズ141のカメラ1からの取り外しを制限する動作を行う。このとき、警告表示に代えて又は警告表示とともに、音声による警告を行ってもよい。
この警告を受けた使用者が、交換レンズ141の可動鏡筒143を長BF位置(モード1)に戻すと(ステップ321)、レンズマイクロコンピュータ146は、ステップ320に戻る。そして、カメラマイクロコンピュータ9に対してモード1であることを示す情報を送信する。
モード1の情報を受けたカメラマイクロコンピュータ9は、ステップ221からステップ223に進み、レンズマイクロコンピュータ146に対してロックON信号を送信する。
このロックON信号を受けたレンズマイクロコンピュータ146は、ステップ322にて、ロック機構148をロック動作させ、可動鏡筒143を長BF位置にてロックする。これにより、可動鏡筒143の短BF位置への突出が阻止される。
そして、ロックON信号を送信したカメラマイクロコンピュータ9は、メインミラー5をダウン位置に回動させる。既に可動鏡筒143がメインミラー5の回動領域から出ているので、両者の干渉は回避される。
こうして、レンズ取り外しのためのロック処理が終了すると、ステップ225にて交換レンズ141をカメラ1から取り外すことができる。
このように、カメラ1において交換レンズ141を取り外すための操作が行われることに応じて、使用者に可動鏡筒143を長BF位置に戻させ、その状態でロックするため、カメラ1から取り外される交換レンズ141は必ずモード1になる。このため、図4で説明したように、次に交換レンズ141がカメラ1に装着される場合にカメラ1がミラーダウン状態であっても、可動鏡筒143をメインミラー5に干渉させることなく、正常に交換レンズ141をカメラ1に装着することができる。
上記ステップ321では、交換レンズ141の可動鏡筒143を長BF位置(モード1)へ戻す操作を使用者が行うこととしたが、可動鏡筒143を駆動するアクチュエータを交換レンズ141に設けて自動的にモード1へ戻る構成としてもよい。
以下に、本実施例の交換レンズ141に搭載される撮像光学系の具体的な数値例について説明する。
数値例において、fは撮像光学系全系の焦点距離(mm)、ωは半画角(°)、FNoはFナンバーである。riは物体側(被写体側)から順にi番目のレンズ面の曲率半径を示す。diはi番目のレンズ面を有するレンズエレメントの厚さ及びi+1番目のレンズ面との空気間隔を示す。niとνiはそれぞれi番目のレンズ面を有するレンズエレメントの材料であるガラスの屈折率とアッベ数を示す。
また、非球面であるレンズ面の形状は、以下の関数により表される。Xは光軸方向の座標、Hは光軸直交方向の高さである。A,B,C,D,Eは非球面係数であり、「e−M」は、「×10−M」を示す。
H2/r
X = ――――――――――――――――
1+{1−(H/r)2}1/2
+A・H3+B・H4+C・H6+D・H8+E・H10
(数値例1)
図8には、数値例1の撮像光学系を示す。本数値例の撮像光学系は、焦点距離が可変であるズームレンズである。図8の上から、広角端、中間焦点距離及び望遠端での撮像光学系を構成する5つのレンズユニットの位置を示す。
X = ――――――――――――――――
1+{1−(H/r)2}1/2
+A・H3+B・H4+C・H6+D・H8+E・H10
(数値例1)
図8には、数値例1の撮像光学系を示す。本数値例の撮像光学系は、焦点距離が可変であるズームレンズである。図8の上から、広角端、中間焦点距離及び望遠端での撮像光学系を構成する5つのレンズユニットの位置を示す。
図中のSは絞り、Iは正の屈折力を有する第1レンズユニット、IIは負の屈折力を有する第2レンズユニット、IIIは正の屈折力を有する第3レンズユニットである。さらに、IVは負の屈折力を有する第4レンズユニット、Vは正の屈折力を有する第5レンズユニットである。IPは像面である。
図9には、図8の撮像光学系の近軸配置を示し、上から広角端及び望遠端での近軸配置である。また、上下に伸びる実線は広角端から望遠端への変倍に際しての各レンズユニットの移動軌跡を示す。
本数値例において、
広角端では、焦点距離17.7mm、バックフォーカス27.5mm、
中間焦点距離では、焦点距離40.5mm、バックフォーカス33.0mm、
望遠端では、焦点距離72.7mm、バックフォーカス36.7mm、
である。
広角端では、焦点距離17.7mm、バックフォーカス27.5mm、
中間焦点距離では、焦点距離40.5mm、バックフォーカス33.0mm、
望遠端では、焦点距離72.7mm、バックフォーカス36.7mm、
である。
本数値例の撮像光学系は、広角端から中間焦点距離までの各ズームポジション(すなわち短BF位置)ではバックフォーカスが短く、第5レンズユニットVが、図2に示すようにメインミラー5の回動領域に入る。一方、広角端から望遠端への変倍に際しては、第5レンズユニットVは物体側へ移動してバックフォーカスが長くなり、中間焦点距離から望遠端までの各ズームポジション(すなわち長BF位置)では第5レンズユニットVはメインミラー5の回動領域外に出る。
[表1]
f= 17.7〜72.7 FNo=1:3.6〜5.8 2ω=75.3°〜21.3°
r 1= 99.694 d 1= 1.43 n 1=1.84666 ν 1=23.8
r 2= 37.935 d 2= 5.07 n 2=1.65160 ν 2=58.5
r 3= -2723.023 d 3= 0.11
r 4= 28.764 d 4= 3.26 n 3=1.77250 ν 3=49.6
r 5= 62.467 d 5= 可変
r 6= 42.864 d 6= 0.86 n 4=1.80610 ν 4=41.0
r 7= 8.237 d 7= 3.15
r 8= -43.326 d 8= 0.79 n 5=1.80400 ν 5=46.6
r 9= 18.270 d 9= 0.08
r10= 13.481 d10= 2.57 n 6=1.84666 ν 6=23.9
r11= -35.400 d11= 0.20
r12= -25.252 d12= 0.79 n 7=1.83481 ν 7=42.7
r13= 61.353 d13= 可変
r14= 0.000(絞り) d14= 0.38
r15= 18.076 d15= 0.79 n 8=1.84666 ν 8=23.8
r16= 10.093 d16= 2.50 n 9=1.51633 ν 9=64.2
r17= -96.008 d17= 0.11
r18= 24.624 d18= 1.64 n10=1.71300 ν10=53.8
r19= -35.334 d19= 可変
r20= -24.178 d20= 2.21 n11=1.80518 ν11=25.4
r21= -10.801 d21= 0.86 n12=1.80400 ν12=46.6
r22= 105.986 d22= 可変
r23= 30.055 d23= 4.93 n13=1.48749 ν13=70.2
r24= -21.549 d24= 0.11
r25= 52.708 d25= 3.57 n14=1.60311 ν14=60.7
r26= -26.829 d26= 2.18
r27= -19.661(非球面) d27= 1.07 n15=1.84666 ν15=23.8
r28= -455.646 d28= 可変
焦点距離 17.72 40.54 72.71
/可変間隔
d 5 1.00 13.45 21.34
d 13 7.89 3.65 1.23
d 19 1.02 6.29 9.14
d 22 8.97 3.70 0.85
skinf 27.50 33.00 36.68
非球面係数
第27面
A B C D E
2.876130e-05 -4.326227e-05 -9.366405e-09 1.055629e-09 -6.922028e-12
(数値例2)
図10には、数値例2の撮像光学系を示す。本数値例の撮像光学系は、焦点距離が可変であるズームレンズである。図10の上から、広角端、中間焦点距離及び望遠端での撮像光学系を構成する4つのレンズユニットの位置を示す。
f= 17.7〜72.7 FNo=1:3.6〜5.8 2ω=75.3°〜21.3°
r 1= 99.694 d 1= 1.43 n 1=1.84666 ν 1=23.8
r 2= 37.935 d 2= 5.07 n 2=1.65160 ν 2=58.5
r 3= -2723.023 d 3= 0.11
r 4= 28.764 d 4= 3.26 n 3=1.77250 ν 3=49.6
r 5= 62.467 d 5= 可変
r 6= 42.864 d 6= 0.86 n 4=1.80610 ν 4=41.0
r 7= 8.237 d 7= 3.15
r 8= -43.326 d 8= 0.79 n 5=1.80400 ν 5=46.6
r 9= 18.270 d 9= 0.08
r10= 13.481 d10= 2.57 n 6=1.84666 ν 6=23.9
r11= -35.400 d11= 0.20
r12= -25.252 d12= 0.79 n 7=1.83481 ν 7=42.7
r13= 61.353 d13= 可変
r14= 0.000(絞り) d14= 0.38
r15= 18.076 d15= 0.79 n 8=1.84666 ν 8=23.8
r16= 10.093 d16= 2.50 n 9=1.51633 ν 9=64.2
r17= -96.008 d17= 0.11
r18= 24.624 d18= 1.64 n10=1.71300 ν10=53.8
r19= -35.334 d19= 可変
r20= -24.178 d20= 2.21 n11=1.80518 ν11=25.4
r21= -10.801 d21= 0.86 n12=1.80400 ν12=46.6
r22= 105.986 d22= 可変
r23= 30.055 d23= 4.93 n13=1.48749 ν13=70.2
r24= -21.549 d24= 0.11
r25= 52.708 d25= 3.57 n14=1.60311 ν14=60.7
r26= -26.829 d26= 2.18
r27= -19.661(非球面) d27= 1.07 n15=1.84666 ν15=23.8
r28= -455.646 d28= 可変
焦点距離 17.72 40.54 72.71
/可変間隔
d 5 1.00 13.45 21.34
d 13 7.89 3.65 1.23
d 19 1.02 6.29 9.14
d 22 8.97 3.70 0.85
skinf 27.50 33.00 36.68
非球面係数
第27面
A B C D E
2.876130e-05 -4.326227e-05 -9.366405e-09 1.055629e-09 -6.922028e-12
(数値例2)
図10には、数値例2の撮像光学系を示す。本数値例の撮像光学系は、焦点距離が可変であるズームレンズである。図10の上から、広角端、中間焦点距離及び望遠端での撮像光学系を構成する4つのレンズユニットの位置を示す。
図中のSは絞り、Iは負の屈折力を有する第1レンズユニット、IIは正の屈折力を有する第2レンズユニット、IIIは負の屈折力を有する第3レンズユニットである。さらに、IVは正の屈折力を有する第4レンズユニット、IPは像面である。
図11には、図10の撮像光学系の近軸配置を示し、上から広角端及び望遠端での近軸配置である。また、上下に伸びる実線は広角端から望遠端への変倍に際しての各レンズユニットの移動軌跡を示す。
本数値例において、
広角端では、焦点距離13.0mm、バックフォーカス23.9mm、
中間焦点距離では、焦点距離23.8mm、バックフォーカス31.9mm、
望遠端では、焦点距離36.1mm、バックフォーカス39.8mm、
である。
広角端では、焦点距離13.0mm、バックフォーカス23.9mm、
中間焦点距離では、焦点距離23.8mm、バックフォーカス31.9mm、
望遠端では、焦点距離36.1mm、バックフォーカス39.8mm、
である。
本数値例の撮像光学系は、広角端から中間焦点距離までの各ズームポジション(すなわち短BF位置)ではバックフォーカスが短く、第4レンズユニットIVが、図2に示すようにメインミラー5の回動領域に入る。一方、広角端から望遠端への変倍に際しては、第4レンズユニットIVは物体側へ移動してバックフォーカスが長くなり、中間焦点距離から望遠端までの各ズームポジション(すなわち長BF位置)では第4レンズユニットIVはメインミラー5の回動領域外に出る。
[表2]
f= 13.0〜36.1 FNo=1: 3.9〜5.9 2ω=93.0°〜41.5°
r 1= 23.871 d 1= 1.06 n 1=1.83481 ν 1=42.7
r 2= 10.083 d 2= 5.96
r 3= -1754.899 d 3= 0.88 n 2=1.77250 ν 2=49.6
r 4= 13.488(非球面) d 4= 0.20
r 5= 15.533 d 5= 3.12 n 3=1.80518 ν 3=25.4
r 6= 89.016 d 6= 可変
r 7= 0.000 d 7= 可変
r 8= 25.192 d 8= 0.69 n 4=1.84666 ν 4=23.8
r 9= 9.722 d 9= 2.56 n 5=1.54814 ν 5=45.8
r10= -55.968 d10= 0.09
r11= 13.857 d11= 2.00 n 6=1.69680 ν 6=55.5
r12= -63.767 d12= 可変
r13= 0.000(絞り) d13= 0.75
r14= -34.570 d14= 1.38 n 7=1.78472 ν 7=25.7
r15= -10.234 d15= 0.62 n 8=1.77250 ν 8=49.6
r16= 25.807 d16= 可変
r17= -58.530 d17= 1.56 n 9=1.55963 ν 9=61.2
r18= -11.837 d18= 0.09
r19= -55.149 d19= 1.44 n10=1.65160 ν10=58.5
r20= -15.067 d20= 1.12
r21= -11.639 d21= 0.75 n11=1.84666 ν11=23.8
r22= -28.786(非球面) d22= 可変
焦点距離 12.96 23.77 36.05
/可変間隔
d 6 11.75 3.26 1.90
d 7 6.25 3.12 0.00
d 12 1.25 3.63 6.01
d 16 5.67 3.29 0.91
skinf 23.91 31.86 39.81
非球面係数
第4面 B C D E
-6.572759e-05 -4.195918e-07 2.524757e-09 -3.293225e-11
第22面 B C D
4.820690e-05 4.382308e-07 7.510939e-09
なお、上記実施例では、カメラ1と交換レンズ141との間で電気接点2a,145aを介した通信によりレンズモード情報、ロック解除信号及びロックON信号をやり取りする場合について説明した。しかし、他の実施例として、カメラと交換レンズとの間で無線通信によりレンズモード情報、ロック解除信号及びロックON信号をやり取りするようにしてもよい。
f= 13.0〜36.1 FNo=1: 3.9〜5.9 2ω=93.0°〜41.5°
r 1= 23.871 d 1= 1.06 n 1=1.83481 ν 1=42.7
r 2= 10.083 d 2= 5.96
r 3= -1754.899 d 3= 0.88 n 2=1.77250 ν 2=49.6
r 4= 13.488(非球面) d 4= 0.20
r 5= 15.533 d 5= 3.12 n 3=1.80518 ν 3=25.4
r 6= 89.016 d 6= 可変
r 7= 0.000 d 7= 可変
r 8= 25.192 d 8= 0.69 n 4=1.84666 ν 4=23.8
r 9= 9.722 d 9= 2.56 n 5=1.54814 ν 5=45.8
r10= -55.968 d10= 0.09
r11= 13.857 d11= 2.00 n 6=1.69680 ν 6=55.5
r12= -63.767 d12= 可変
r13= 0.000(絞り) d13= 0.75
r14= -34.570 d14= 1.38 n 7=1.78472 ν 7=25.7
r15= -10.234 d15= 0.62 n 8=1.77250 ν 8=49.6
r16= 25.807 d16= 可変
r17= -58.530 d17= 1.56 n 9=1.55963 ν 9=61.2
r18= -11.837 d18= 0.09
r19= -55.149 d19= 1.44 n10=1.65160 ν10=58.5
r20= -15.067 d20= 1.12
r21= -11.639 d21= 0.75 n11=1.84666 ν11=23.8
r22= -28.786(非球面) d22= 可変
焦点距離 12.96 23.77 36.05
/可変間隔
d 6 11.75 3.26 1.90
d 7 6.25 3.12 0.00
d 12 1.25 3.63 6.01
d 16 5.67 3.29 0.91
skinf 23.91 31.86 39.81
非球面係数
第4面 B C D E
-6.572759e-05 -4.195918e-07 2.524757e-09 -3.293225e-11
第22面 B C D
4.820690e-05 4.382308e-07 7.510939e-09
なお、上記実施例では、カメラ1と交換レンズ141との間で電気接点2a,145aを介した通信によりレンズモード情報、ロック解除信号及びロックON信号をやり取りする場合について説明した。しかし、他の実施例として、カメラと交換レンズとの間で無線通信によりレンズモード情報、ロック解除信号及びロックON信号をやり取りするようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、種類の変形及び変更が可能である。
1 カメラ
2 カメラマウント
4 ディスプレイ素子
5 メインミラー
7 ミラー駆動回路
8 撮像素子
9 カメラマイクロコンピュータ
13 光学ファインダ
14 モード切換スイッチ
141 交換レンズ
142 本体
143 可動鏡筒
2 カメラマウント
4 ディスプレイ素子
5 メインミラー
7 ミラー駆動回路
8 撮像素子
9 カメラマイクロコンピュータ
13 光学ファインダ
14 モード切換スイッチ
141 交換レンズ
142 本体
143 可動鏡筒
Claims (6)
- レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有する撮像装置に着脱可能なレンズ装置であって、
前記レンズ装着マウントに装着される本体と、
該本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、
前記可動鏡筒を前記第1の位置でロックするロック機構と、
該ロック機構の動作を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記撮像装置から、前記可動ミラーが前記光路用空間から退避した状態で出力される第1の信号を受けることに応じて、前記ロック機構にロック解除動作を行わせることを特徴とするレンズ装置。 - レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有する撮像装置に着脱可能なレンズ装置であって、
前記レンズ装着マウントに装着される本体と、
該本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、
前記可動鏡筒を前記第1の位置でロックするロック機構と、
該ロック機構の動作を制御する制御手段とを有し、
前記撮像装置は、電源を遮断するための操作又は該レンズ装置を取り外すための操作が行われ、かつ前記可動鏡筒が前記第1の位置にある場合に第2の信号を出力し、
前記制御手段は、前記第2の信号を受けることに応じて、前記ロック機構にロック動作を行わせることを特徴とするレンズ装置。 - 該レンズ装置は、焦点距離の変化に応じてバックフォーカスが変化することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
- レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有し、レンズ装置の着脱が可能な撮像装置であって、
前記レンズ装置は、前記レンズ装着マウントに装着される本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、前記可動鏡筒を前記第1の位置でロックするロック機構とを有し、前記撮像装置から第1の信号を受けることに応じて前記ロック機構のロック解除動作を行い、
該撮像装置は、前記可動ミラーが前記光路用空間から退避した状態にある場合に前記第1の信号を出力する制御手段を有することを特徴とする撮像装置。 - レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有し、レンズ装置の着脱が可能な撮像装置であって、
前記レンズ装置は、前記レンズ装着マウントに装着される本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒と、前記可動鏡筒を前記第1の位置でロックするロック機構とを有し、前記撮像装置から第2の信号を受けることに応じて前記ロック機構のロック動作を行い、
前記制御手段は、電源を遮断するための操作又は該レンズ装置を取り外すための操作が行われ、かつ前記可動ミラーが前記光路用空間から退避した状態にある場合に、前記第2の信号を出力することを特徴とする撮像装置。 - レンズ装着マウントと撮像面との間の光路用空間に対して進退可能な可動ミラーを有し、レンズ装置の着脱が可能な撮像装置であって、
前記レンズ装置は、前記レンズ装着マウントに装着される本体に対して第1の位置と該第1の位置よりも像面側に突出した第2の位置とに移動可能な可動鏡筒を有し、
該撮像装置は、電源を遮断するための操作又は該レンズ装置を取り外すための操作が行われ、かつ前記可動ミラーが前記光路用空間に配置されている場合は、前記レンズ装置の取り外しを制限する動作を行う制御手段を有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007086948A JP2008242401A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | レンズ装置及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007086948A JP2008242401A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | レンズ装置及び撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008242401A true JP2008242401A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39913779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007086948A Pending JP2008242401A (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | レンズ装置及び撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008242401A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111433672A (zh) * | 2017-11-30 | 2020-07-17 | 富士胶片株式会社 | 投影机 |
WO2023272484A1 (en) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Imaging lens assembly, camera module and imaging device |
-
2007
- 2007-03-29 JP JP2007086948A patent/JP2008242401A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111433672A (zh) * | 2017-11-30 | 2020-07-17 | 富士胶片株式会社 | 投影机 |
US11194235B2 (en) | 2017-11-30 | 2021-12-07 | Fujifilm Corporation | Projector |
CN111433672B (zh) * | 2017-11-30 | 2022-01-11 | 富士胶片株式会社 | 投影机 |
US11899346B2 (en) | 2017-11-30 | 2024-02-13 | Fujifilm Corporation | Projector with rotatable projection lens |
WO2023272484A1 (en) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Imaging lens assembly, camera module and imaging device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4346988B2 (ja) | 撮影装置および撮影装置の光学調整方法 | |
US7277237B2 (en) | AF control apparatus for zoom lens system | |
JP3862356B2 (ja) | レンズ駆動制御装置及びそれを有した撮影装置 | |
JP7484982B2 (ja) | レンズ鏡筒及び撮像装置 | |
JPH10254055A (ja) | 多焦点カメラ | |
US7254322B2 (en) | Drive controller of a lens apparatus | |
JP4826262B2 (ja) | 鏡筒の退避方法および撮像装置 | |
JP2008242401A (ja) | レンズ装置及び撮像装置 | |
US7652830B2 (en) | Lens barrel and photographing apparatus | |
US9060132B2 (en) | Imaging apparatus | |
JP5875885B2 (ja) | 撮影装置 | |
JP2009181102A (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
JP2008051928A (ja) | 切替変倍光学系及び撮像装置 | |
JP2015118131A (ja) | 撮像装置 | |
JP3038595B2 (ja) | フォーカスレンズ制御装置 | |
JP4555606B2 (ja) | ズームレンズにおけるaf制御装置 | |
JP5157123B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4923965B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4694291B2 (ja) | カメラ及び一眼レフカメラ | |
JP4874186B2 (ja) | 自動合焦装置、自動合焦制御方法 | |
JP2001255444A (ja) | 光学鏡筒および光学装置 | |
JP2024126983A (ja) | 光学装置、撮像装置および制御方法 | |
JP2014048365A (ja) | 撮像装置およびミラー装置 | |
JP2005326520A (ja) | ズームレンズにおけるaf制御装置 | |
JPH11311741A (ja) | カメラ |