JP2008242006A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント費用を広告主が負担するプリントサービスに使用した場合に、サービス利用者による用紙サイズ選択が大きいサイズに偏ってもサービス提供者が所望の利益を得ることが容易な画像形成装置を実現する。
【解決手段】第1の画像データ出力手段によって与えられる第1属性の画像を用紙の片面にプリントしかつ第2の画像データ出力手段によって与えられる第2属性の画像を当該用紙の他の片面にプリントする複属性両面プリントモードを備える画像形成装置において、サイズの異なる用紙を給紙する複数の用紙給紙口と、用紙サイズの指定入力に応じて前記複数の用紙給紙口のいずれかを選択する用紙選択手段と、複属性両面プリントモードにおいて、前記用紙サイズの指定入力に応じて片面にプリントする第2属性の画像の個数を切り替えるプリント制御手段とを設ける。
【選択図】図29

Description

本発明は、両面プリントが可能な画像形成装置に関する。画像形成装置には、複写機、プリンタ、および複合機と呼ばれる多機能周辺機器(MFP:Multifunction Peripherals)が含まれる。
不特定の顧客が有償で利用することのできる複写機が、コンビニエンスストアをはじめとする種々の店舗に設置されている。一般に、この種の複写機は、コピー枚数、プリントの濃さ、用紙サイズといった幾つかの項目について顧客が指定や選択をすることができるように構成されている。また、モノクロ複写機としての使用も可能なカラー複写機を設置する店舗も増えつつある。カラー複写機の多くは、両面ユニットの装着によって両面プリントが可能になる多機能型である。
近年、有償のコピーサービス(以下、有料コピーという)の新たな形態として、予め片面に広告を印刷した用紙を複写機に収納しておき、広告主がコピー料金の全部または一部を負担するビジネスが注目されている。顧客が持ち込んだ原稿は広告印刷済み用紙の他の片面に複写される。顧客は無料または割引料金でコピーサービスを受けることができる。その代わり、受け取る用紙には必ず広告がプリントされる。広告主は客層に応じた効果的な宣伝を行うことができる。このビジネスは、原稿画像とは別に広告をプリントする付加機能をもたない汎用の複写機で実施することができる。
原稿を複写するときに広告画像をプリントする機能をもつ複写機は知られている。例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、広告画像を記憶するメモリを備えた複写機と料金を受け取る課金装置とから構成され、原稿を複写する用紙の裏面または別の用紙に広告画像をプリントする。また、特許文献2に記載のプリンタシステムは、片面プリントにおいて原稿画像の大きさと位置で決まる余白の大きさに応じて広告画像を縮小または拡大してプリントする。他にも、顧客が広告商品の種類を選択できるようにしたものなど種々の提案がある。
特開2000−347533号公報 特開2002−281282号公報
一般に、有料コピーには複数の用紙収納部を備える複写機が使用され、コピーサービスを利用する顧客は複数の用紙サイズの中から所望のサイズを選択することができる。原稿よりも大きい用紙を選択して拡大コピーを指定したり、逆に原稿よりも大きい用紙を選択して縮小コピーを指定したりすることもできる。近年では、モノクロプリントについてはA4サイズとその倍の大きさのA3サイズとに関わらず同一料金が設定されている場合もある。
顧客が用紙サイズを選択することのできる無償のコピーサービス(以下、無料コピーという)も考えられる。このサービスは顧客にとって有用ではあるが、サービス提供者からみるとビジネスとして成立しないおそれがある。用紙サイズが大きいほど色材の消費が多く用紙1枚あたりのプリント費用が高いので、大きいサイズの用紙を指定する顧客の割合が大きいとサービス提供者の利益が減少する。上記特許文献2の技術を適用して広告画像を拡大して大きいサイズの用紙にプリントするにしても、プリントサイズに応じて広告料金を徴収することを広告主が了承しなければサービス提供者の利益を確保することができない。
本発明は、このような事情に鑑み、プリント費用を広告主が負担するプリントサービスに使用した場合に、サービス利用者による用紙サイズ選択が大きいサイズに偏ってもサービス提供者が所望の利益を得ることが容易な画像形成装置の提供を目的としている。他の目的は、広告主からみて円滑な広告運用を可能にすることである。
上記目的を達成する画像形成装置は、第1の画像データ出力手段によって与えられる第1属性の画像を用紙の片面にプリントしかつ第2の画像データ出力手段によって与えられる第2属性の画像を当該用紙の他の片面にプリントする複属性両面プリントモードを備える画像形成装置であって、サイズの異なる用紙を給紙する複数の用紙給紙口と、用紙サイズの指定入力に応じて前記複数の用紙給紙口のいずれかを選択する用紙選択手段と、複属性両面プリントモードにおいて、前記用紙サイズの指定入力に応じて片面にプリントする第2属性の画像の個数を切り替えるプリント制御手段とを有する。
好ましい態様において、画像形成装置は、第2の画像データ出力手段として、第2属性の画像として同一サイズで内容の異なる複数の広告画像を記憶する不揮発性メモリを含む画像記憶手段を備える。複数の用紙給紙口のうちの1個は前記広告画像の1個分の大きさをもつ第1サイズの用紙に対応し、他の1個は前記広告画像の2個分の大きさをもつ第2サイズの用紙に対応している。プリント制御手段は、第1サイズの用紙が指定された場合には、用紙1枚あたりの広告画像のプリント数を1とし、第2サイズの用紙が指定された場合には、用紙1枚あたりの広告画像のプリント数を2とする。
この態様の画像形成装置は、例えば第1サイズをA4サイズ、第2サイズをA3サイズとすると、A4サイズの用紙には1個の広告画像をプリントし、A3サイズの用紙には内容の異なる2個の広告画像をプリントする。プリントサービス提供者はA3サイズについてはA4サイズの2倍の広告収入を見込める。
他の好ましい態様において、画像形成装置は、画像記憶手段による広告画像の記憶において3以上のグループにグループ分けが行われ、1枚の用紙にプリントする2個の広告画像を決めるグループの組合せの指定操作が可能に構成される。これによれば、1枚の用紙にプリントする2個の広告画像の広告主を異ならせたり同一にしたりすることができる。また、市場で競合する広告主の広告が1枚の用紙にプリントされないようにし、それによって広告主からみて円滑な広告運用とすることができる。逆に、広告主の要望があれば、競合する商品の広告を1枚の用紙にプリントすることもできる。
本発明によれば、プリント費用を広告主が負担するプリントサービスに使用した場合に、サービス利用者による用紙サイズ選択が大きいサイズに偏ってもサービス提供者が所望の利益を得ることが容易な画像形成装置を実現することができる。
異なる画像データ出力手段からの2種の画像を1枚の用紙の表裏にプリントするモードである"複属性両面プリントモード"が必要とされる状況の代表例は、上述したように広告主が料金を負担する無料コピーである。以下、サービスの提供を受ける顧客が無料コピーを指定した場合に複属性両面プリントを行うコピーサービスを想定し、それに使用される画像形成装置を例示する。なお、必ずしも無料である必要はなく、割引であってもよい。料金設定はサービス提供者が決めるべき事項である。
図1に示される画像形成装置10は、例えばコンビニエンスストアに設置され、不特定の顧客によってセルフサービス形式で使用される。以下、画像形成装置10の一時的な使用者である不特定の顧客を便宜的にユーザーという。ユーザーは、用紙の裏面に広告がプリントされるのを了承するのであれば、原稿を無料でコピーすることができる。広告をプリントを了承しないのであれば、原稿を有料でコピーすることができる。無料コピーのプリントモードは、原稿画像を用紙の片面にプリントしかつ他の片面に広告画像をプリントするモードである。有料コピーのプリントモードは、原稿画像のみをプリントして広告画像をプリントしないモードである。
画像形成装置10はカラープリントの可能な複合機(MFP)11と課金装置12とを備えている。図示の課金装置12は縦長の箱形状を有したコインベンダーであって、複合機11の傍らに配置され、背面から引き出されたケーブル状の中継コネクタ17を介して複合機11に接続されている。
例えば、有料コピーにおいてユーザーが硬貨を投入すると、課金装置12は投入された金額を液晶ディスプレイからなる表示部15によって逐次に表示し、投入金額が所定額に達すると複合機11に対してプリントの詳細を指定するパネル操作の受付を指示する。ユーザーは操作パネル18を操作して置数(コピー枚数)、用紙のサイズ、プリントカラー(モノクロ/カラー)などの項目について指定する。指定されたコピー内容に対応するコピー料金が投入された金額以下であれば、課金装置12は複合機11に対してコピー動作を許可する。なお、無料コピーの場合はユーザーが指定できる項目が限定されている。ユーザーが操作パネル18上のスタートキーを押すとコピー動作が始まる。複合機11は、用紙がフェースアップトレイ54(無料コピーではフェースダウントレイ53)に排出される時に、排出情報を課金装置12に送信する。排出情報を受けて課金装置12は所定のコピー料金を徴収し、残高を新たに表示する。徴収するコピー料金はコピー内容によって異なる。残高が所定の金額以下になると、課金装置12はコピー動作を禁止する。そして、硬貨が追加投入されると、課金装置12はコピー動作を再度許可する。コピー動作が停止しているときに、ユーザーが課金装置12のコイン返却ボタン14を押すと、課金装置12の内部から前面のコイン返却口16に残高分の硬貨が送り出される。
なお、コインベンダーからなる課金装置12を図示したが、金額情報を記憶したプリペイドカードなどの情報記憶媒体を用いる課金装置とすることもできる。この場合の課金装置は、挿入されたプリペイドカードに記憶されている残高情報に基づいて、コピー料金を徴収する。
図2のように複合機11は、原稿画像の入力手段としての縮小投影式フラット型のイメージスキャナ21、タンデム式のカラープリンタ23、多段式の用紙ストッカ25、2通りの排紙を可能にする排出部26、および両面ユニット27を備える。用紙ストッカ25は、3個の給紙口251,252,253および手差し給紙口254を備え、サイズの異なる複数種の用紙の択一選択が可能に構成されている。
コピー動作において、原稿画像はイメージスキャナ21によって読み取られ、カラープリンタ23でイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー像となる。所定のタイミングで形成される4色のトナー像は中間転写ベルト40に順に1次転写され、中間転写ベルト40上で重なる。重なった4色のトナー像は用紙ストッカ25からカラープリンタ23へ給紙された用紙に2次転写される。その後、トナー像は定着部を経て用紙に定着する。トナー像が定着した用紙は、排出部26を経て排紙される。両面プリントの場合には、1面目の転写の後、用紙は両面ユニット27に送られる。両面ユニット27で表裏反転された用紙が転写位置(印字位置)に戻り、2面目の転写の後に排紙される。このような複合機11の基本構成は広く知られているので、ここでは各要素の構造および機能の詳しい説明を省略する。
図3は画像形成装置10の制御系の構成を示すブロック図である。
複合機11および課金装置12は、中継コネクタ17および入出力インターフエース60a,60bを介して相互に通信する。複合機11の通信制御は複合機11に設けられた制御部61が司り、課金装置12の通信制御は課金装置12に設けられた制御部71が司る。
複合機11の制御部61には、イメージスキャナ21、カラープリンタ23、排出部26、および両面ユニット27に備わる動作機構やセンサがインタフェースを介して接続されている。また、イメージスキャナ21からの読取り信号を処理する信号処理部22および上述の操作パネル18も制御部61に接続されている。さらに、制御部61には、A4サイズの複数の広告画像を予め記憶する不揮発性メモリを含んだ広告画像用メモリ部63、広告をプリントした枚数や広告主に対する課金を累積して記憶する課金用メモリ64、画像データの一時記憶や画像合成時に使用される作業用のメモリ65、現在時刻を測定するタイマ66、広告をプリントした枚数などを積算するカウンタ67、広告画像および/または原稿画像をプリントする生産性を判別する判別部68が接続されている。
操作パネル18には、装置管理者による広告画像の管理のための操作入力手段である広告機能選択部82、原稿画像をプリントするカラーモード(モノクロコピー/カラーコピー)を設定するカラーモード設定部83、コピーの濃度や下地レベルを設定する画質設定部84、他の各種のキー85、および各種の操作画面を表示する表示部88を備える。表示部88はディスプレイとタッチパネルとからなる。画質設定部84は、有料コピーの場合のみおいて機能し、無料コピーの場合は予備走査(プレスキャン)により自動的に画質が設定される。他のキーにはユーザーによる有料コピー/無料コピーの選択のためのスタートキーが含まれる。
一方、課金装置12の制御部71には、上述した表示部15、コピー内容と料金の対応を示すテーブルデータを記憶する課金テーブルメモリ72、コピー枚数やユーザーに対する課金額を累積して記憶する課金用メモリ73などが接続されている。
以上の構成の画像形成装置10における無料コピーには幾つかの制約がある。
第1に、無料コピーモードは有料コピーモードにおける機能の一部が制限された低機能であり、ユーザーは有料コピーにはない使用上の制限を受ける。具体的には、有料コピーでは1原稿あたりのプリント枚数が「1」〜「999」の範囲内で任意であるのに対して、無料コピーでは「1」に固定されている。いわゆるマルチコピーの指定は無料コピーではできない。ただし、1枚のコピーが終わるごとにスタートキーを押すことにより、ユーザーは複数枚のコピーをとることができる。また、有料コピーではユーザーがモノクロプリントとカラープリントとの選択、用紙サイズの選択、およびコピー倍率の指定を行うことができるのに対し、無料コピーでは用紙サイズの選択は可能であるが、カラープリントとの選択およびコピー倍率の指定を行うことができない。
第2に、ユーザーは無料コピーを望む場合であっても、サービス提供者が定めた一定額以上の硬貨を保証金として課金装置12に投入しなければならない。画像形成装置10は設定額以上の硬貨の投入を確認した後に、ユーザーが無料コピーまたは有料コピーを選択する操作入力を受け付ける。ユーザーが無料コピーを選択した場合、保証金は返却される。保証金を預かることは、コピー動作をステートさせてそのまま立ち去るという悪戯を抑制する効果を奏する。
このように無料コピーにはユーザーからみた制約がある一方で、サービス提供者を支援する広告画像管理機能を備えている。広告画像管理機能は、無料コピーにおいて1枚の用紙にプリントする複数の広告画像の組合せを設定する機能である。この機能には、例えば競合する広告主の広告画像が同一の用紙にプリントされないようにするといった使い方がある。
画像形成装置10の操作の手順は次のとおりである。
図4は複合機11の操作パネル18における操作案内画面の切替わりの流れを示し、図5〜図17は各種の操作案内画面の例を示す。操作パネル18の表示部88における液晶ディスプレイには透明タッチパネルが設置されており、適時に操作キーを含む画面が液晶ディスプレイ上に表示される。入力項目に対応する画面が表示された時点で、ユーザーによる当該入力項目についての指定や選択が可能になる。
画像形成装置10が待機状態であるとき、複合機11の表示部88は図5に例示される入金要求画面S1を表示する。入金要求画面S1はユーザーに課金装置12への硬貨の投入を求めるメッセージ101からなる。
ユーザーが所定額の硬貨を投入すると、入金要求画面S1に代わって有料/無料選択画面S2が表示される。有料/無料選択画面S2は図6のように選択キー82A,82Bおよびユーザーに有料コピーと無料コピーのどちらかの選択を求めるメッセージ102からなる。メッセージ102は、無料コピーでは広告がプリントされることを伝える文を含む。選択キーの押下(タッチ)に呼応して画面が切り替わる。
ユーザーが有料コピーを選択した場合には、続けてユーザーは各種の指定や選択を行うことができる。まず、有料/無料選択画面S2に代わって表示されるカラーモード選択画面S3において、カラーコピーまたはモノクロコピーを選択する。図7のようにカラーモード選択画面S3は選択のための2個の操作キーを有する。次にユーザーは倍率選択画面S4においてコピー倍率を指定する。本例では図8のように1.000倍、1.414倍、0.707倍、0.900倍の拡大および縮小が選択可能である。
倍率選択画面S4に代わって表示される用紙サイズ選択画面S5において、ユーザーは用紙サイズを選択することができる。本例では図9のようにA3サイズ(1段目給紙口)、A4タテサイズ(2段目給紙口)、およびA4ヨコサイズ(3段目給紙口)の選択が可能である。「タテ」は画像配置におけるポートレイト、「ヨコ」はロケーションに対応する。
用紙サイズ選択画面S5に代わって表示される枚数指定画面S6において、ユーザーは1枚の原稿に対するコピー枚数を指定する。図10のように枚数指定画面S6は数値入力のためのテンキーとともに確定キー703を有する。本例ではユーザーは1〜999までの任意の枚数を指定することができる。枚数指定画面S6におけるメッセージ106は、現時点のコピー枚数の設定値を示す数字701を含む。図示では数字701はデフォルト値の「1」である。数字701の値はテンキー入力に呼応して逐次に替わる。
確定キー703の操作に呼応して表示される有料コピー設定表示画面S7において、ユーザーはそれまでの操作による設定の内容を確認する。図11のように有料コピー設定表示画面S7は設定内容を示すメッセージ107、リターンキー705、および濃度調整キー84A,84Bからなる。メッセージ107はコピー枚数の設定値を示す数字701bを含む。図示では、カラーコピーが選択され、倍率が1.000倍で用紙サイズがA3であり、コピー枚数が「5」である設定内容が示されている。ユーザーは濃度調整キー84A,84Bによってプリント濃度を調整することができ、リターンキー702によって有料/無料選択画面S2まで表示を戻すことができる。
一方、有料/無料選択画面S2においてユーザーが無料コピーを選択した場合には、有料/無料選択画面S2に代わって図9に示した用紙サイズ選択画面S5が表示される。ユーザーは有料コピーと同様にA3サイズ、A4タテサイズ、およびA4ヨコサイズの選択が可能である。
ユーザーが用紙サイズを指定すると、無料コピー設定表示画面S8が表示される。図12のように無料コピー設定表示画面S8は設定内容を示すメッセージ108、濃度調整キー84A,84Bおよびリターンキー805からなる。メッセージ108はコピー枚数の設定値を示す数字801を含む。無料コピーでは、モノクロコピーに限られ、倍率は1.000に固定されている。また、コピー枚数は「1」に固定されている。ただし、コピー濃度については原稿や装置の状態によっては調整が必要であるので、濃度調整キー84A,84Bが設けられている。ユーザーはリターンキー805によって有料/無料選択画面S2に表示を戻すことができる。
無料コピー設定表示画面S8が表示されている状態でユーザーが図示しないスタートキーを押すと、無料コピーモードのプリント動作が始まる。そして、コピーが終わると、無料コピー設定表示画面S8に代わって返金案内画面S9が表示される。図13のように返金案内画面S9は課金装置12のコイン返却ボタン14の操作によって返金される旨のメッセージ109からなる。
ユーザーは、コピー作業を終えるならメッセージ109に従って返金を受ければよい。原稿を替えまたは替えずにそのまま再びスタートキーを押せば、さらに1枚のコピーをすることができる。1枚のコピーが終わるごとにスタートキーを押せば、無料で複数枚のコピーを得ることができる。
図4に戻り、入金要求画面S1を表示する待機状態において、画像形成装置10の管理者が隠しボタンの押下またはパスワードの入力といった所定の操作を行うと、管理者専用の待機状態となり、上述の広告画像管理機能に関わる管理者用第1画面AS1が表示される。本例では広告画像をイメージリーダ21によって読み取って広告画像用メモリ部63に格納する構成を想定している。ただし、これに限らず、ネットワークを経由して外部のサーバから広告画像データを取り込む構成、ハードディスクドライブや他のストレージからUSBケーブル経由で取り込む構成を採用することもできる。
図14のように管理者用第1画面AS1は、画像データの読み込みを求めるメッセージ111、スタートキー911、およびリセットキー912から構成される。スタートキー911は画像の読み込みを開始させるためのキーである。リセットキー912は、プリントする広告の順番の制御に関わる後述の広告カウンタをリセットさせるためのキーである。
管理者は新たに広告を記憶させたい場合には、イメージリーダ21の原稿台ガラスに広告原稿をセットしてスタートキー911を押す。リセットキー912を押すと、カウント値が1にリセットされ、カウント値順のプリント待ち行列の先頭が1番に戻る。
管理者用第1画面AS1に代わって表示される管理者用第2画面AS2は、広告画像データのグループ分けに関する画面であって、図15のようにグループの選択を求めるメッセージ121とグループ選択キー921,922,923からなる。例示でがグループ数が3であるが、実装するメモリの容量に応じてグループ数を4以上としてもよい。
グループ分け機能は競合する広告主の広告が同一用紙にプリントされるのを防ぐのに有用である。本例では1つの用紙に複数の広告をプリントする場合は異なるグループの広告を選ぶので、競合する広告主の広告を1つのグループにまとめて登録すれば、競合する広告主の広告が同一用紙にプリントされることはない。例えば、グループ1は自動車関係の企業、グループ2は食品関係の企業、グループ3は旅行関係の企業というようにグループ分けをしておけばよい。
管理者用第2画面AS2に代わって表示される管理者用第3画面AS3は、図16のように広告名の入力を求めるメッセージ131と、任意の文字列の入力を可能にするフルキーボード931とからなる。管理者は必要に応じてフルキーボード931を用いて各グループに広告名(広告主名でもよい)を登録することができる。
管理者用第3画面AS3に代わって表示される管理者用第4画面AS4は、グループに対する広告名等の登録状態を表示する画面である。図17のように管理者用第4画面AS4は各グループに登録された広告名の一覧リスト141と、リターンキー945とからなる。本例では各グループに3つまで広告名を登録することができる。リターンキー945は管理者が管理者専用モードを解除して表示を入金要求画面S1を戻すためのキーである。
図18は広告カウンタのカウント値と広告番号との対応を示す。図示において、カウント値1〜9のそれぞれに、3つのグループに分けられグループごとに登録番号の付された広告画像データが対応する。例えば、カウント値1にはグループ1の1番目である「1−1」のデータが対応し、カウント値2にはグループ2の1番目である「2−1」のデータが対応し、カウント値3にはグループ3の1番目である「3−1」のデータが対応し、カウント値4にはグループ1の2番目である「1−2」のデータが対応する。
1枚の用紙へのプリントが行われるごとに広告カウンタがインクリメントされ、カウント値に対応する広告がプリントされるので、一人のユーザーがA4サイズの複数枚のコピーをとっても9枚以下であれば、同じ広告がプリントされることはない。すなわち、9種の広告が有効に活用される。また、グループもローテーションするようにカウント値とグループとが対応付けられているので、特定のグループの広告が連続してプリントされることはない。
以下に本実施形態の画像形成装置10の動作をフローチャートに沿って説明する。
図19は複合機11の制御部61が実行する制御プログラムのメインフローチャートである。電源投入またはリセット操作に呼応して制御部61はプログラム実行を開始する。まず、制御部61は各種の制御パラメータの初期設定を行う(#101)。この後、操作パネル18による表示に関わる画面制御(#102)、プリントする広告を選択する画像データ選択処理(#103)、用紙搬送および電子写真プロセスを制御するプリント制御(#104)、および課金装置12との通信を含むその他の処理(#105)を順に実行し、1ルーチン時間長を規定する基準タイマの待ち合わせを行う(#106)。1ルーチン時間長は例えば10msに設定されており、制御に係る各種タイマやカウンタはこの1ルーチン時間長の倍数の時間を単位として動作する。
画面制御ルーチンの詳細は図20のフローチャートで示される。
当該ルーチンを電源スイッチのオンの後に初めて実行するときに、入金要求画面S1を表示する(#201、#202)。管理者モードであれば管理者画面処理に移る(#203、#204)。管理者モードでなければ、課金装置12の制御部71からの残金有り信号の受信に呼応して有料/無料選択画面S2を表示し(#203、#205、#206)、有料/無料選択画面S2でのユーザーによる選択操作をチェックする(#207)。有料コピーが選択された場合は、カラーモード選択画面S3を表示し(#208)、有料コピー画面処理ルーチンを実行する(#209)。無料コピーが選択された場合は、用紙サイズ選択画面S5を表示し(#210)、無料コピー画面処理ルーチンを実行する(#211)。課金装置12の制御部71からの残金無し信号の受信に呼応して入金要求画面S1を表示し(#212、#213)、メインルーチンへ戻る。
ここで、残金無し信号はコイン返却ボタン14が押されるか、有料コピーにおいて課金合計額が入金額に達したときに課金装置12の制御部71によって送信される。残金無し信号が送信される状況は新たに入金が必要な状況である。
図21は有料コピー画面処理ルーチンのフローチャートである。
カラーモード選択画面S3での操作入力があれば、倍率選択画面S4を表示する(#301、#305)。倍率選択画面S4での操作入力があれば、用紙サイズ選択画面S5を表示する(#302、#306)。用紙サイズ選択画面S5での操作入力があれば、枚数指定画面S6を表示する(#303、#307)。枚数指定画面S6での確定キー703の操作入力があれば、有料コピー設定表示画面S7を表示する(#304、#308)。そして、有料コピー設定表示画面S7においてリターンキー705の操作入力があれば、有料/無料選択画面S2を表示して画面制御ルーチンへ戻る(#309、#310、#311)。
図22は無料コピー画面処理ルーチンのフローチャートである。
用紙サイズ選択画面S5での操作入力があれば、無料コピー設定表示画面S8を表示する(#401、#402)。そして、無料コピー設定表示画面S8においてリターンキー805の操作入力があれば、有料/無料選択画面S2を表示して画面制御ルーチンへ戻る(#403、#404、#405)。
図23は管理者画面処理ルーチンのフローチャートである。
管理者モードへの切替え直後のタイミングであれば、管理者用第1画面AS1を表示する(#501、#502)。管理者用第1画面AS1においてリセットキー912の操作があれば、広告カウンタを1にリセットする(#503、#504、#505)。イメージスキャナ21による画像読取りの終了に呼応して、管理者用第2画面AS2を表示する(#506、#509)。管理者用第2画面AS2における所定操作入力の終了に呼応して管理者用第3画面AS3を表示する(#507、#510)。管理者用第3画面AS3における所定操作入力の終了に呼応して管理者用第4画面AS4を表示する(#508、#511)。管理者用第4画面AS4においてリターンキー945の操作があれば、有料/無料選択画面S2を表示して画面制御ルーチンへ戻る(#512、#513、#514)。
図24は画像データ選択ルーチンのフローチャートである。
無料コピーでなければ、そのままメインルーチンへ戻る(#601)。無料コピーであれば、ユーザーによる用紙サイズの選択結果をチェックする(#602)。A4サイズが選択されている場合は、広告カウンタを参照してカウント値に対応する広告画像データを広告画像用メモリ部63からワークメモリ65へロードする(#603)。そして、広告カウンタ値に1を加えるインクリメントを行う(#604)。広告カウンタ値の最大値は9であるので、インクリメントしたカウント値が10になったら1に戻す。一方、A3イズが選択されている場合は、広告カウンタを参照してその時点のカウント値に対応する広告画像データとその時点のカウント値に1を加えたカウント値に対応する広告画像データとをロードする(#605)。つまり、2個の広告画像をプリント対象として選択する。そして、広告カウンタ値に2を加える(#606)。広告カウンタ値の最大値は9であるので、加算したカウント値が10以上になったら1に戻す。なお、上述したようにA3サイズの用紙にプリントされる2つの画像データは違うグループから選ばれるように配慮されているので、同じ業界の企業の広告が並んでプリントすることはない。また、広告カウンタを電池バックアップされたSRAMに代表される不揮発性メモリにストアしておけば、複合機11の電源スイッチがオフになっても広告の順番は記憶されるので、すべての広告を同じ回数だけプリントすることが可能となる。
図25はプリント制御ルーチンのフローチャートである。
無料コピーでなければ、有料コピーのための通常のコピー処理を実行する(#701、#706)。無料コピーであれば、片面プリントモードを両面プリントモードに切り換える(#702)。1面目のプリントか否かをチェックし(#703)、1面目であれば、広告カウンタが指し示す番号の広告画像をプリントする処理を行う(#704)。1面目でなければ、すなわち2面目であれば、ユーザーがイメージスキャナ21にセットした原稿のコピー処理を行う(#705)。
コピー動作中であれば、課金装置12の制御部71へコピー中信号を発信する(#707、#708)。コピー動作中でなければ、発信中のコピー中信号をキャンセルする(#707、#709)。コピー用紙の排出タイミングであれば、制御部71へ排出タイミング信号を発信する(#710、#711)。
図26は課金装置12の制御部71が実行する制御プログラムのメインフローチャートである。電源投入またはリセット操作に呼応して制御部71はプログラム実行を開始する。まず、制御部71は各種の制御パラメータの初期設定を行う(#801)。この後、課金制御(#802)、入金制御(#803)、およびその他の処理(#804)を順に実行し、1ルーチン時間長を規定する基準タイマの待ち合わせを行う(#805)。その他の処理には、硬貨の識別、表示制御が含まれる。1ルーチン時間長は例えば10msに設定されており、制御に係る各種タイマやカウンタはこの1ルーチン時間長の倍数の時間を単位として動作する。
図27は課金制御ルーチンのフローチャートである。
複合機11の制御部61からの排出タイミング信号の受信に応答してコピーモードをチェックする(#901、#902)。有料コピーモードであれば、コピー内容に応じて課金する(#903)。課金は、例えばモノクロコピー1枚10円、カラーコピー1枚50円といった予め決められた第1料金設定に従う。課金した結果、残金が0(ゼロ)であれば、残金無し信号を制御部61へ送信する(#904、#905)。無料コピーモードであれば料金が無料である第2料金設定に従って課金を行わずにメインルーチンへ戻る。
図28は入金制御ルーチンのフローチャートである。
ユーザーによる硬貨の投入に応答して複合機11の制御部61に残金有り信号を送信する(#1001、#1002)。複合機11の制御部61からのコピー中信号の状態をチェックし(#1003)、コピー中信号が発信状態(アクティブ)であれば、そのままメインルーチンへ戻る。
コピー中信号がキャンセル状態(ノンアクティブ)であれば、コイン返却ボタン14の操作に応答して残金を返却し(#1004、#1005)、残金無し信号を複合機11の制御部61へ送信する(#1006)。
以上の実施形態においては、図29(A)に模式的に示すように、選択可能な用紙サイズのうちの小サイズである第1サイズ(例えばA4サイズ)の用紙に第1サイズ用の広告画像を1個だけプリントするものとして説明したが、図30(A)のように2個以上の小さな広告画像を第1サイズの用紙に並べてプリントする構成としてもよい。この構成では図30(B)のように大サイズである第2サイズ(例えばA3サイズ)の用紙には第1サイズにおける広告画像数の最大2倍の個数の広告画像をプリントすることになる。例えば、画像形成装置10を設置する店舗の近隣の商店の広告をプリントするという応用が考えられる。
また、1枚の用紙にプリントする広告画像を異なるグループから選択するものとして説明したが、逆に1つのグループから複数の広告画像を選択する構成としてもよい。例えば、病院、喫茶店、美容院など業種ごとに同業者の広告を1つのグループにまとめ、特定の業種を特集する形の一覧広告をプリントする応用が考えられる。
用紙サイズについては、第1サイズはA4サイズに限らず、B5やレターサイズなどの用途に応じて選定することができる。第2サイズは第1サイズの2倍以上の面積をもつサイズであればよく、A3サイズに限らず、B4や11×17inchサイズなどでもよい。また、第1サイズと第2サイズの組合せは、B5とA3というように第2サイズが第1サイズの2倍サイズでない組合せでもよい。
上記実施形態において、課金装置12はコインベンダーに限らず、コインベンダーに代えてまたはコインベンダーとともに、プリペイドカードやクレジットカードにアクセスするカードリーダ、または精算機能付き携帯電話と通信する手段を備えたものでもよい。また、大学や企業などに設置されてユーザーが識別コードで管理され、プリント料金の支払いが識別コードに対応付けられる精算システム環境で使用される場合には、識別コードのキー入力や識別カードの挿入、指紋や静脈パターンなどの生態情報の認識装置への入力を金銭の投入と見做す構成としてもよい。
上記画像形成装置の構成は、イメージリーダ21によって原稿画像を入力する構成に限らない。画像のプリントを要求するパーソナルコンピュータやメモリ装置も原稿入力手段となり得る。例えば、画像形成装置にコンピュータを接続しておき、顧客が原稿として画像データをリムーバブルメモリに記憶させて持参するプリントサービスが考えられる。
無料コピーをモノクロプリントに限る必要はなく、料金が無料である必要もない。例えば、モノクロプリント機能をもたないカラー複写機を用いて画像形成装置を構成し、広告がプリントされない1枚が例えば50円の第1料金設定カラーコピーサービスと、広告がプリントされる1枚が例えば10円の第2料金設定カラーコピーサービスとに使用してもよい。
無料コピーにおける1原稿あたりのコピー枚数の設定値は1に限らず、2以上であってもよい。また、投入する保証金の金額に応じてコピー枚数の制限を変更してもよい。例えば、10円では1、100円では20、500円では100という設定が考えられる。
図13の返金案内画面S9に、表示を有料/無料選択画面S2に戻すリターンキーを設け、ユーザーが硬貨の再投入を行うことなく、無料コピーと有料コピーとを相互に切り替えることができるようにしてもよい。
広告画像データ出力手段として、メモリ部63に代えてまたはそれとともに、外部の画像サーバから広告画像データを取得する通信手段を備えてもよい。画像形成装置10を、図示しないネットワークを介して、複数の店舗に設置された画像形成装置を一箇所で統括的に管理する管理施設内の端末に接続してもよい。そして、この管理施設において、各画像形成装置の稼動状況を把握したり、複合機に記憶されている広告画像を遠隔操作により定期的に入れ替えたりすることができる。
カラープリンタ23はタンデム式に限らず、ロータリー式やその他の形式であってもよい。電子写真プロセス以外のインクジェットなどの方法でカラープリントおよびモノクロプリントを行うものでもよい。画像形成装置10の構成は本発明に沿う範囲内で適宜変更が可能である。
画像形成装置の構成を示す図である。 複合機の構成を示す図である。 画像形成装置の制御系の構成を示す図である。 複合機の操作パネルにおける操作案内画面の切替わりの流れを示す図である。 入金要求画面の例を示す図である。 有料/無料選択画面の例を示す図である。 カラーモード選択画面の例を示す図である。 倍率選択画面の例を示す図である。 用紙サイズ選択画面の例を示す図である。 枚数指定画面の例を示す図である。 有料コピー設定表示画面の例を示す図である。 無料コピー設定表示画面の例を示す図である。 返金案内画面の例を示す図である。 管理者用第1画面の例を示す図である。 管理者用第2画面の例を示す図である。 管理者用第3画面の例を示す図である。 管理者用第4画面の例を示す図である。 広告カウンタのカウント値と広告画像データの登録番号との対応の一例を示す図である。 複合機の制御部が実行する制御プログラムのメインフローチャートである。 複合機における画面制御ルーチンのフローチャートである。 複合機における有料コピー画面処理ルーチンのフローチャートである。 複合機における無料コピー画面処理ルーチンのフローチャートである。 管理者画面処理ルーチンのフローチャートである。 画像データ選択ルーチンのフローチャートである。 プリント制御ルーチンのフローチャートである。 課金装置の制御部が実行する制御プログラムのメインフローチャートである。 課金装置における課金制御ルーチンのフローチャートである。 課金装置における入金処理ルーチンのフローチャートである。 用紙サイズのプリントされる第2属性画像の個数との対応を示す図である。 用紙サイズのプリントされる第2属性画像の個数との対応の他の例を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
18 操作パネル(用紙選択手段)
71 制御部(プリント制御手段)
82 広告機能選択部
21 イメージスキャナ(第1の画像データ出力手段)
63 広告画像用メモリ部(第2の画像データ出力手段)
251,252,253 用紙給紙口

Claims (7)

  1. 第1の画像データ出力手段によって与えられる第1属性の画像を用紙の片面にプリントしかつ第2の画像データ出力手段によって与えられる第2属性の画像を当該用紙の他の片面にプリントする複属性両面プリントモードを備える画像形成装置であって、
    サイズの異なる用紙を給紙する複数の用紙給紙口と、
    用紙サイズの指定入力に応じて前記複数の用紙給紙口のいずれかを選択する用紙選択手段と、
    複属性両面プリントモードにおいて、前記用紙サイズの指定入力に応じて片面にプリントする第2属性の画像の個数を切り替えるプリント制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の画像データ出力手段として、前記第2属性の画像としてグループ分けされた複数の広告画像を記憶する不揮発性メモリをもつ画像記憶手段を備え、
    前記複数の用紙給紙口のうちの1個は前記広告画像の少なくとも1個分の大きさをもつ第1サイズの用紙に対応し、他の1個は前記広告画像の複数個分の大きさをもつ第2サイズの用紙に対応しており、
    前記第1サイズの用紙の片面には少なくとも1個の広告画像をプリントし、前記第2サイズの用紙の片面にはクループの異なる複数個の広告画像をプリントする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の画像データ出力手段として、前記第2属性の画像としてグループ分けされた複数の広告画像を記憶する不揮発性メモリをもつ画像記憶手段を備え、
    前記複数の用紙給紙口のうちの1個は前記広告画像の少なくとも1個分の大きさをもつ第1サイズの用紙に対応し、他の1個は前記広告画像の複数個分の大きさをもつ第2サイズの用紙に対応しており、
    前記第1サイズの用紙の片面には少なくとも1個の広告画像をプリントし、前記第2サイズの用紙の片面には同一クループの複数個の広告画像をプリントする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の画像データ出力手段として、前記第2属性の画像としての広告画像を記憶する不揮発性メモリを含む画像記憶手段を備え、
    前記複数の用紙給紙口のうちの1個は前記広告画像の1個分の大きさをもつ第1サイズの用紙に対応し、他の1個は前記広告画像の2個分の大きさをもつ第2サイズの用紙に対応しており、
    前記プリント制御手段は、前記第1サイズの用紙が指定された場合には、用紙1枚あたりの前記広告画像のプリント数を1とし、前記第2サイズの用紙が指定された場合には、用紙1枚あたりの前記広告画像のプリント数を2とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像記憶手段は同一サイズで内容の異なる複数の広告画像を記憶しており、
    前記第2サイズの用紙の片面に内容の異なる2個の広告画像をプリントする
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像記憶手段はグループ分けされた複数の広告画像を記憶しており、
    前記第2サイズの用紙の片面にクループの異なる2個の広告画像をプリントする
    請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 画像記憶手段による広告画像の記憶において3以上のグループにグループ分けが行われ、1枚の用紙にプリントする2個の広告画像を決めるグループの組合せの指定操作が可能に構成されてなる
    請求項6に記載の画像形成装置。
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