JP2008241856A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを増加させないと共に設計の自由度を低下させることなくクロスライン点灯を目立たなくした液晶装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】下基板が、画像表示領域Aの周縁に設けられて複数のコモン電極32のそれぞれと導通する複数の引廻配線28、28Bを有し、コモン電極32が、画像表示領域Aの周縁に設けられて引廻配線28、28Bと平面視で交差する接続部32dと、接続部32dと接続してセグメント電極25と平面視で交差する帯状部32eとを有し、接続部32dの幅が、帯状部32eの幅よりも狭い。
【選択図】図4
【解決手段】下基板が、画像表示領域Aの周縁に設けられて複数のコモン電極32のそれぞれと導通する複数の引廻配線28、28Bを有し、コモン電極32が、画像表示領域Aの周縁に設けられて引廻配線28、28Bと平面視で交差する接続部32dと、接続部32dと接続してセグメント電極25と平面視で交差する帯状部32eとを有し、接続部32dの幅が、帯状部32eの幅よりも狭い。
【選択図】図4
Description
本発明は、液晶装置及び電子機器に関するものである。
携帯電話機などの表示装置として、液晶装置が広く用いられている。このような液晶装置として、液晶層を挟持する上基板及び下基板のそれぞれに帯状電極をストライプ状に複数形成し、これら帯状電極を平面視で立体的に交差させたパッシブマトリックス方式の液晶装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。このパッシブマトリックス方式の液晶装置では、立体的に交差する一対の帯状電極の交差領域によって画素領域が構成される。そして、下基板には上基板の帯状電極へ信号を伝達させるための引廻配線が設けられており、上基板の帯状電極と下基板の引廻配線とが平面視で立体的に交差している。
特開2004−133439号公報
特開2002−229050号公報
しかしながら、上記従来の液晶装置においても、以下の課題が残されている。すなわち、上記従来の液晶装置では、上基板の帯状電極に信号を供給した際、上基板の帯状電極と引廻配線との間に電位差が生じることがある。これにより、複数の画素領域からなる画像表示領域の周縁において帯状電極と引廻配線との交差部分が点灯する、いわゆるクロスライン点灯が発生することがある。そのため、帯状電極と引廻配線との交差領域に遮光膜を設けることや、駆動方法を工夫することによりクロスライン点灯を目立たなくする必要がある。したがって、製造コストの増加や設計の自由度が低下するという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、製造コストを増加させないと共に設計の自由度を低下させることなくクロスライン点灯を目立たなくした液晶装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明にかかる液晶装置は、複数の第1電極が形成された第1基板と複数の第2電極が形成された第2基板とがシール材で貼り合わされて液晶層を挟持し、前記第1及び第2電極の交差領域に対応する複数の画素領域で構成された画像表示領域を有する液晶装置であって、前記第1基板が、前記画像表示領域の周縁に設けられて前記複数の第2電極のそれぞれと導通する複数の引廻配線を有し、前記第2電極が、前記画像表示領域の周縁に設けられて前記引廻配線と平面視で交差する接続部と、該接続部を介して前記引廻配線に電気的に接続されて前記第1電極と平面視で交差する帯状部とを有し、所定の2つの前記接続部のうち、該接続部の形成面積に対する前記複数の引廻配線との交差面積の割合が小さい一方の前記接続部の幅が、他方の前記接続部の幅よりも広いことを特徴とする。
この発明では、引廻配線との交差面積の割合が小さいほど接続部の幅を広くすることで、接続部と引廻配線との各交差領域の面積の差が小さくなる。ここで、接続部の幅とは、接続部にスリットが入って複数本の線よりなる場合はそれらの合計の幅を示す。これにより、クロスライン点灯が目立たなくなる。すなわち、クロスライン点灯時の点灯面積のバラツキを小さくすることで、各交差領域での点灯状態がそろえられる。したがって、製造コストを増加させず、また設計の自由度を低下させることなくクロスライン点灯を目立たなくすることができる。
なお、
なお、
また、本発明の液晶装置は、前記接続部の幅が、前記引廻配線と前記接続部との交差面積が、ほぼ同等であることが好ましい。
この発明では、各交差領域をほぼ同等とすることで、より確実にクロスライン点灯のバラツキを抑制する。
この発明では、各交差領域をほぼ同等とすることで、より確実にクロスライン点灯のバラツキを抑制する。
また、本発明の液晶装置は、前記引廻配線と前記接続部との交差領域における電圧印加時の光強度が、前記第1電極と前記帯状部との交差領域における電圧印加時の強度と同等であることが好ましい。
この発明では、引廻配線と接続部との交差領域におけるオン状態での光強度と、第1電極と帯状部との交差領域におけるオン状態での光強度とを同等にすることで、より確実にクロスライン点灯を目立たなくすることができる。
この発明では、引廻配線と接続部との交差領域におけるオン状態での光強度と、第1電極と帯状部との交差領域におけるオン状態での光強度とを同等にすることで、より確実にクロスライン点灯を目立たなくすることができる。
また、本発明の液晶装置は、前記引廻配線の幅が、一端から他端に向かうにしたがって広くなることが好ましい。
この発明では、他方に向かうにしたがって引廻配線の幅を広くすることで、画像表示領域の周縁の領域を有効に活用できると共に引廻配線をより低抵抗とすることができる。
この発明では、他方に向かうにしたがって引廻配線の幅を広くすることで、画像表示領域の周縁の領域を有効に活用できると共に引廻配線をより低抵抗とすることができる。
また、本発明の液晶装置は、前記第2電極の前記接続部が、複数に分割されていることが好ましい。
この発明では、複数に分割された接続部により帯状部と引廻配線とが導通しているので、接続部と引廻配線との交差領域が増加するが、交差領域の面積が小さいため、交差領域における点灯は目立ちにくい状態となる。
なお、複数に分割された接続部は、それぞれの幅が同等であると共に等間隔で形成されていることが好ましい。これにより、交差領域が均一に分散して形成されており、点灯が均一に分散して発生することから、点灯をより目立たなくできる。
この発明では、複数に分割された接続部により帯状部と引廻配線とが導通しているので、接続部と引廻配線との交差領域が増加するが、交差領域の面積が小さいため、交差領域における点灯は目立ちにくい状態となる。
なお、複数に分割された接続部は、それぞれの幅が同等であると共に等間隔で形成されていることが好ましい。これにより、交差領域が均一に分散して形成されており、点灯が均一に分散して発生することから、点灯をより目立たなくできる。
また、本発明の液晶装置は、前記第1及び第2基板の少なくとも一方が、前記引廻配線と前記接続部との交差領域に設けられた減光層を有することが好ましい。
この発明では、減光層を設けることで、画像表示領域の周縁から出射する光量を減らし、クロスライン点灯をより目立たなくすることができる。
この発明では、減光層を設けることで、画像表示領域の周縁から出射する光量を減らし、クロスライン点灯をより目立たなくすることができる。
また、本発明の液晶装置は、前記減光層が、カラーフィルタ層で構成されていることが好ましい。
この発明では、カラーフィルタ層と同一材料により減光層を形成することで、製造工程の簡略化及び製造コストの削減が図れる。
この発明では、カラーフィルタ層と同一材料により減光層を形成することで、製造工程の簡略化及び製造コストの削減が図れる。
また、本発明の液晶装置は、前記第1及び第2基板が、シール材で貼り合わされており、前記引廻配線の少なくとも一部が、前記シール材の内側に形成されていることが好ましい。
この発明では、シール材の内側の領域に引廻配線を形成することで、シール材の外側領域である額縁領域の狭小化が図れる。
この発明では、シール材の内側の領域に引廻配線を形成することで、シール材の外側領域である額縁領域の狭小化が図れる。
また、本発明の液晶装置は、前記引廻配線と前記第2電極とが、前記シール材に配置された導通部材を介して導通していることが好ましい。
この発明では、シール材に導通部材を設けることで、別途他の部分に導通部材を設ける必要がなくなる。
この発明では、シール材に導通部材を設けることで、別途他の部分に導通部材を設ける必要がなくなる。
また、本発明の電子機器は、上記記載の液晶装置を備えることを特徴とする。
この発明では、上述と同様に、製造コストを増加させず、また設計の自由度を低下させることなくクロスライン点灯が目立たなくなる。
この発明では、上述と同様に、製造コストを増加させず、また設計の自由度を低下させることなくクロスライン点灯が目立たなくなる。
以下、本発明における液晶装置及びカラーフィルタ基板の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。ここで、図1は液晶装置を示す平面図、図2(a)は画素を示す平面図、図2(b)は図2(a)のA−A矢視断面図、図3は画像表示領域の周縁を示す断面図、図4(a)は下基板の画像表示領域の周縁部分を示す平面図、図4(b)は上基板の画像表示領域の周縁部分を示す平面図である。
〔液晶装置〕
本実施形態における液晶装置1は、パッシブマトリックス型のカラー液晶装置であって、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出力する3個のサブ画素領域(画素領域)で1個の画素を構成する液晶装置である。ここで、表示を構成する最小単位となる表示領域を「サブ画素領域」と称する。
液晶装置1は、図1及び図2に示すように、下基板(第1基板)11と、上基板(第2基板)12と、下基板11及び上基板12の間に挟持された液晶層13とを有しており、下基板11及び上基板12をシール材14により貼り合せている。また、液晶装置1は、下基板11に設けられて各サブ画素領域Sの表示状態を制御する駆動回路15と、下基板11の外面側(液晶層13と反対側)に設けられた偏光板16と、上基板12の外面側に設けられた偏光板17とを備えている。そして、液晶装置1は、下基板11の外側に設けられて照明光を照射する照明装置18を備えている。
本実施形態における液晶装置1は、パッシブマトリックス型のカラー液晶装置であって、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出力する3個のサブ画素領域(画素領域)で1個の画素を構成する液晶装置である。ここで、表示を構成する最小単位となる表示領域を「サブ画素領域」と称する。
液晶装置1は、図1及び図2に示すように、下基板(第1基板)11と、上基板(第2基板)12と、下基板11及び上基板12の間に挟持された液晶層13とを有しており、下基板11及び上基板12をシール材14により貼り合せている。また、液晶装置1は、下基板11に設けられて各サブ画素領域Sの表示状態を制御する駆動回路15と、下基板11の外面側(液晶層13と反対側)に設けられた偏光板16と、上基板12の外面側に設けられた偏光板17とを備えている。そして、液晶装置1は、下基板11の外側に設けられて照明光を照射する照明装置18を備えている。
下基板11は、図1に示すように、平面視(下基板11と上基板12との積層方向)でほぼ矩形状の板部材であって、上基板12から張り出す張出領域11Aが形成されている。この張出領域11Aに、駆動回路15が設けられている。
そして、下基板11は、図2(b)に示すように、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料からなる基板本体21と、基板本体21の内側(液晶層13側)の表面に順次積層された反射膜22、カラーフィルタ層(減光層)23、オーバーコート膜24、セグメント電極(第1電極)25及び配向膜26とを備えている。また、下基板11は、図1に示すように、画像表示領域Aの周縁であってオーバーコート膜24上に形成された接続配線27及び引廻配線28、29を備えている。
そして、下基板11は、図2(b)に示すように、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料からなる基板本体21と、基板本体21の内側(液晶層13側)の表面に順次積層された反射膜22、カラーフィルタ層(減光層)23、オーバーコート膜24、セグメント電極(第1電極)25及び配向膜26とを備えている。また、下基板11は、図1に示すように、画像表示領域Aの周縁であってオーバーコート膜24上に形成された接続配線27及び引廻配線28、29を備えている。
反射膜22は、図2に示すように、例えばアルミニウムや銀などの反射率の高い金属材料で構成されている。そして、反射膜22には、平面視(下基板11及び上基板12の積層方向)でほぼ矩形状の開口部22aが形成されている。そして、図2(b)に示すように、各サブ画素領域Sにおいて、開口部22aの形成領域が透過表示領域Tを構成し、反射膜22の形成領域が反射表示領域Rを構成する。
カラーフィルタ層23は、感光性を有するアクリル樹脂などの樹脂材料で構成されており、R、G、Bの各色光を出力するサブ画素領域Sに対応して設けられた3種の着色層23R、23G、23Bを備えている。
これら着色層23R、23G、23Bは、基板本体21上にサブ画素領域Sの配列状態に対応させてストライプ状にほぼ隙間なく配列されている。また、着色層23R、23G、23Bは、図3に示すように、画像表示領域Aの周縁にも設けられている。
なお、カラーフィルタ層23にサブ画素領域Sを縁取る遮光層を設けてもよい。これにより、表示のコントラストを向上させることができる。
カラーフィルタ層23は、感光性を有するアクリル樹脂などの樹脂材料で構成されており、R、G、Bの各色光を出力するサブ画素領域Sに対応して設けられた3種の着色層23R、23G、23Bを備えている。
これら着色層23R、23G、23Bは、基板本体21上にサブ画素領域Sの配列状態に対応させてストライプ状にほぼ隙間なく配列されている。また、着色層23R、23G、23Bは、図3に示すように、画像表示領域Aの周縁にも設けられている。
なお、カラーフィルタ層23にサブ画素領域Sを縁取る遮光層を設けてもよい。これにより、表示のコントラストを向上させることができる。
オーバーコート膜24は、図2(b)に示すように、例えばアクリルなどの樹脂材料で構成されている。
セグメント電極25は、図1及び図2に示すように、例えばITO(酸化インジウムスズ)などの透光性の導電材料で構成されている。そして、セグメント電極25は、隣り合う他のセグメント電極25と接触しないように間隔をあけてストライプ状に配列されている。ここで、セグメント電極25の延在方向は、着色層23R、23G、23Bの形成方向と同方向となっている。また、セグメント電極25は接続配線27を介して駆動回路15に接続されており、駆動回路15から画像信号が供給される。
配向膜26は、例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、表面に液晶層13を構成する液晶分子の初期配向方向を規制するための配向処理が施されている。
セグメント電極25は、図1及び図2に示すように、例えばITO(酸化インジウムスズ)などの透光性の導電材料で構成されている。そして、セグメント電極25は、隣り合う他のセグメント電極25と接触しないように間隔をあけてストライプ状に配列されている。ここで、セグメント電極25の延在方向は、着色層23R、23G、23Bの形成方向と同方向となっている。また、セグメント電極25は接続配線27を介して駆動回路15に接続されており、駆動回路15から画像信号が供給される。
配向膜26は、例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、表面に液晶層13を構成する液晶分子の初期配向方向を規制するための配向処理が施されている。
接続配線27は、セグメント電極25と同様にオーバーコート膜24上に形成されており、ITOなどの透光性の導電材料で構成されている。そして、接続配線27は、図1に示すように、下基板11の張出領域11Aに設けられた駆動回路15と画像表示領域A内に形成されたセグメント電極25とを接続している。
引廻配線28、29は、図1、図3及び図4(a)に示すように、セグメント電極25と同様にオーバーコート膜24上に形成されており、ITOなどの透光性の導電材料で構成されている。そして、引廻配線28、29は、駆動回路15とシール材14中に分散配置された後述する導電性粒子(導通部材)42とを接続している。また、引廻配線28、29は、後述するコモン電極(第2電極)32の形成本数と同数形成されている。そして、引廻配線28は、コモン電極32の形成本数のほぼ半数形成されている。
引廻配線28は、図1に示すように、下基板11のうち張出領域11Aが形成されている一辺(以下、端辺11bと称する)と隣接する2辺の一方に向けて駆動回路15から延出した後、シール材14の内側で画像表示領域Aの周縁に沿って端辺11bと対向する一辺に向けて屈曲して形成されている。そして、引廻配線28は、図4(a)に示すように、駆動回路15から離間する一端部28aがシール材14を介してコモン電極32の端部と重なっている。
また、引廻配線29は、図1に示すように、引廻配線28と同様に、駆動回路15から上記2辺の他方に向けて延出した後、シール材14の内側で画像表示領域Aの周縁に沿って端辺11bと対向する一辺に向けて屈曲して形成されている。そして、引廻配線29は、駆動回路15から離間する一端部がシール材14を介してコモン電極32の端部と重なっている。
また、引廻配線29は、図1に示すように、引廻配線28と同様に、駆動回路15から上記2辺の他方に向けて延出した後、シール材14の内側で画像表示領域Aの周縁に沿って端辺11bと対向する一辺に向けて屈曲して形成されている。そして、引廻配線29は、駆動回路15から離間する一端部がシール材14を介してコモン電極32の端部と重なっている。
また、引廻配線28、29の幅は、図4(a)に示すように、シール材14の形成領域の内側において、駆動回路15と近接する一端から他端に向かうにしたがって漸次広くなっている。
そして、引廻配線28のうち駆動回路15から最も離間した位置において後述するコモン電極32と導通する引廻配線28Bには、ダミー部28cが設けられている。このダミー部28cは、平面視でほぼ三角形状であって、引廻配線28Bと画像表示領域Aとの間を埋めるように設けられている。また、ダミー部28cは、引廻配線28Bの一端部28aの近傍に接続されており、引廻配線28Bと同電位にすると共に引廻配線28Bからダミー部28cに向けて信号が流れにくくしている。なお、引廻配線29のうち駆動回路15から最も離間した位置においてコモン電極32と導通するものにも、引廻配線28Bと同様にダミー部(図示略)が設けられている。
ここで、引廻配線28、29は、端辺11bから離間するにしたがってコモン電極32と順次接続されていくことから、その形成本数が減少する。そこで、引廻配線28の幅をシール材14の形成領域の内側において他端に向かうにしたがって増大させることで、画像形成領域Aの周縁であってシール材14の内側の領域である引廻領域を有効に利用している。したがって、端辺11bから離間するにしたがって引廻領域に対する引廻配線28、29の形成領域の割合が増大する。
そして、引廻配線28のうち駆動回路15から最も離間した位置において後述するコモン電極32と導通する引廻配線28Bには、ダミー部28cが設けられている。このダミー部28cは、平面視でほぼ三角形状であって、引廻配線28Bと画像表示領域Aとの間を埋めるように設けられている。また、ダミー部28cは、引廻配線28Bの一端部28aの近傍に接続されており、引廻配線28Bと同電位にすると共に引廻配線28Bからダミー部28cに向けて信号が流れにくくしている。なお、引廻配線29のうち駆動回路15から最も離間した位置においてコモン電極32と導通するものにも、引廻配線28Bと同様にダミー部(図示略)が設けられている。
ここで、引廻配線28、29は、端辺11bから離間するにしたがってコモン電極32と順次接続されていくことから、その形成本数が減少する。そこで、引廻配線28の幅をシール材14の形成領域の内側において他端に向かうにしたがって増大させることで、画像形成領域Aの周縁であってシール材14の内側の領域である引廻領域を有効に利用している。したがって、端辺11bから離間するにしたがって引廻領域に対する引廻配線28、29の形成領域の割合が増大する。
上基板12は、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料からなる基板本体31と、基板本体31の内側の表面に順次積層されたコモン電極(第2電極)32及び配向膜33とを備えている。
コモン電極32は、セグメント電極25と同様に例えばITOなどの透光性の導電材料で構成されている。そして、コモン電極32は、図1、図2(a)及び図4(b)に示すように、隣り合う他のコモン電極32と接触しないように間隔をあけてストライプ状に配列されている。ここで、コモン電極32の延在方向は、平面視においてセグメント電極25の延在方向と直交している。すなわち、コモン電極32の延在方向は、1つの画素を構成する3つのサブ画素領域Sの配列方向に沿っている。そして、セグメント電極25及びコモン電極32の交差部分によって各サブ画素領域Sが形成される。
また、複数のコモン電極32は、シール材14を介して引廻配線28の一端部28aと対向するコモン電極32Aと、シール材14を介して引廻配線29の一端部と対向するコモン電極32Bとを有している。そして、コモン電極32Aとコモン電極32Bとは、図4(b)に示すように、コモン電極32の配列方向において交互に配置されている。
また、複数のコモン電極32は、シール材14を介して引廻配線28の一端部28aと対向するコモン電極32Aと、シール材14を介して引廻配線29の一端部と対向するコモン電極32Bとを有している。そして、コモン電極32Aとコモン電極32Bとは、図4(b)に示すように、コモン電極32の配列方向において交互に配置されている。
また、コモン電極32は、端子部32cと接続部32dと帯状部32eとを有している。
端子部32cは、画像表示領域Aの周縁であってシール材14の形成領域に設けられており、シール材14内に配置された導電性粒子42と接触している。
接続部32dは、画像表示領域Aの周縁であってシール材14の形成領域の内側に複数(図4(b)では4本)に分割されており、端子部32cと帯状部32eとを接続している。
ここで、コモン電極32Aにおいて接続部32dの形成領域における引廻配線28の形成領域の割合は、図5に示すように、端辺11bから離間するにしたがって増大している。これは、引廻配線28は、端辺11bから離間するにしたがってコモン電極32Aと順次接続されていくことから、その形成本数が減少していると共に、引廻配線28の幅をシール材14の形成領域の内側において他端に向かうにしたがって増大させているためである。そして、接続部32dの幅(4本に分割された接続部32dの合計の幅)は、図6に示すように、端辺11bから離間するにしたがって狭くなっている。すなわち、端辺11bから離間する位置に配置されるほど、コモン電極32Aの接続部32dの幅を狭くしている。したがって、各接続部32dの形成領域において、接続部32dと引廻配線28との交差面積は同等となる。
なお、コモン電極32Bを構成する接続部32dの幅も、コモン電極32Aを構成する接続部32dと同様に、端辺11bから離間するにしたがって狭くなっている。また、1つのコモン電極32の接続部32dを構成する複数に分割された接続部32dの幅は、同等となっていて、また等間隔に形成されている。したがって、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域が画像表示領域Aの周縁において均一に分散して形成されている。
また、接続部32dと引廻配線28との交差領域における電圧印加時の光強度と、サブ画素領域Sにおける電圧印加時の光強度とは、接続部32dと引廻配線28との電界強度などを調整することにより、同等となっている。
帯状部32eは、画像表示領域A内に設けられており、その幅が例えば218μmとなっている。
端子部32cは、画像表示領域Aの周縁であってシール材14の形成領域に設けられており、シール材14内に配置された導電性粒子42と接触している。
接続部32dは、画像表示領域Aの周縁であってシール材14の形成領域の内側に複数(図4(b)では4本)に分割されており、端子部32cと帯状部32eとを接続している。
ここで、コモン電極32Aにおいて接続部32dの形成領域における引廻配線28の形成領域の割合は、図5に示すように、端辺11bから離間するにしたがって増大している。これは、引廻配線28は、端辺11bから離間するにしたがってコモン電極32Aと順次接続されていくことから、その形成本数が減少していると共に、引廻配線28の幅をシール材14の形成領域の内側において他端に向かうにしたがって増大させているためである。そして、接続部32dの幅(4本に分割された接続部32dの合計の幅)は、図6に示すように、端辺11bから離間するにしたがって狭くなっている。すなわち、端辺11bから離間する位置に配置されるほど、コモン電極32Aの接続部32dの幅を狭くしている。したがって、各接続部32dの形成領域において、接続部32dと引廻配線28との交差面積は同等となる。
なお、コモン電極32Bを構成する接続部32dの幅も、コモン電極32Aを構成する接続部32dと同様に、端辺11bから離間するにしたがって狭くなっている。また、1つのコモン電極32の接続部32dを構成する複数に分割された接続部32dの幅は、同等となっていて、また等間隔に形成されている。したがって、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域が画像表示領域Aの周縁において均一に分散して形成されている。
また、接続部32dと引廻配線28との交差領域における電圧印加時の光強度と、サブ画素領域Sにおける電圧印加時の光強度とは、接続部32dと引廻配線28との電界強度などを調整することにより、同等となっている。
帯状部32eは、画像表示領域A内に設けられており、その幅が例えば218μmとなっている。
そして、コモン電極32は、セグメント電極25と同様に駆動回路15から走査信号が供給される。そして、セグメント電極25及びコモン電極32は、供給された画像信号及び走査信号に応じてセグメント電極25及びコモン電極32間に電圧を印加し、電圧が印加されたサブ画素領域Sの液晶層13に電界を発生させる。
配向膜33は、図2及び図3に示すように、配向膜26と同様に例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、表面に配向処理が施されている。
液晶層13は、例えばSTN(Super Twisted Nematic)モード液晶で構成されており、そのツイスト角度が240°となっている。
シール材14は、絶縁性の樹脂材料で構成されており、平面視で矩形の枠状に形成されている。そして、シール材14のうち端辺11bと対向する一辺に臨む一部には液晶層13を構成する液晶分子を注入するための注入口が形成されており、封止材41により封止されている。
また、シール材14は、端辺11bと隣接する2辺に臨む部分に導電性粒子42が分散配置されている。この導電性粒子42は、下基板11に形成された引廻配線28、29と上基板12に形成されたコモン電極32の端子部32cとにそれぞれ接触している。そして、導電性粒子42により、引廻配線28、29とコモン電極32との導通が図られる。
偏光板16の内側には、1/4波長板41が設けられている。また、偏光板17の内側には、位相差板42が設けられている。
シール材14は、絶縁性の樹脂材料で構成されており、平面視で矩形の枠状に形成されている。そして、シール材14のうち端辺11bと対向する一辺に臨む一部には液晶層13を構成する液晶分子を注入するための注入口が形成されており、封止材41により封止されている。
また、シール材14は、端辺11bと隣接する2辺に臨む部分に導電性粒子42が分散配置されている。この導電性粒子42は、下基板11に形成された引廻配線28、29と上基板12に形成されたコモン電極32の端子部32cとにそれぞれ接触している。そして、導電性粒子42により、引廻配線28、29とコモン電極32との導通が図られる。
偏光板16の内側には、1/4波長板41が設けられている。また、偏光板17の内側には、位相差板42が設けられている。
この液晶装置1では、引廻配線28、29を介してコモン電極32に走査信号を供給するとき、引廻配線28、29とコモン電極32の接続部32dとの交差領域において引廻配線28、29と接続部32dとの間に電位差が発生することがある。反射表示モードでは、この交差領域において、上基板12側から入射した外光が液晶層13を透過した後、反射膜22により反射されて再び液晶層13及び上基板12を透過する。また、透過表示モードでは、下基板11に設けられた反射膜22により反射されて液晶層13に入射しない。
ここで、引廻配線28、29との交差面積が同等であって引廻配線28、29が引廻領域の全体に形成されているため、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域が画像表示領域Aの周縁において均一に分散して形成される。これにより、画像表示領域Aの周縁においてクロスライン点灯が均一に分散して発生する。また、反射表示モードにおいて入射した光がカラーフィルタ層23を透過するため、着色層23R、23G、23Bにより光の強度が減少する。これにより、交差領域における点灯の強度が減少する。そして、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域は、その点灯輝度がサブ画素領域Sと同等となっている。
以上より、強度を低減させたクロスライン点灯が均一に分散した状態で発生するため、クロスライン点灯が目立たなくなる。
ここで、引廻配線28、29との交差面積が同等であって引廻配線28、29が引廻領域の全体に形成されているため、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域が画像表示領域Aの周縁において均一に分散して形成される。これにより、画像表示領域Aの周縁においてクロスライン点灯が均一に分散して発生する。また、反射表示モードにおいて入射した光がカラーフィルタ層23を透過するため、着色層23R、23G、23Bにより光の強度が減少する。これにより、交差領域における点灯の強度が減少する。そして、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域は、その点灯輝度がサブ画素領域Sと同等となっている。
以上より、強度を低減させたクロスライン点灯が均一に分散した状態で発生するため、クロスライン点灯が目立たなくなる。
〔電子機器〕
以上のような構成の液晶装置1は、例えば図7に示すような携帯電話機100の表示部101として適用される。この携帯電話機100は、複数の操作ボタン102、受話口103、送話口104及び上記表示部101を有する本体部を備えている。
以上のような構成の液晶装置1は、例えば図7に示すような携帯電話機100の表示部101として適用される。この携帯電話機100は、複数の操作ボタン102、受話口103、送話口104及び上記表示部101を有する本体部を備えている。
以上のように、本実施形態における液晶装置1及び携帯電話機100によれば、引廻配線28、29との交差面積の割合が小さいほど接続部32dの幅を広くすることで、接続部32dと引廻配線28、29との各交差領域の面積の差が小さくなる。クロスライン点灯時の点灯面積のバラツキが小さくなる。
そして、引廻配線28、29の幅を一端部に向かうにしたがって広くすることで、引廻配線28、29を低抵抗とし、信号の波形の崩れを抑制してクロストークの発生を防止できる。
さらに、複数の接続部32dにより引廻配線28、29と帯状部32eとを接続することで、接続部32dにおける波形の崩れを防止できる。ここで、複数の接続部32dを等間隔に形成することで、画像表示領域Aの周縁であってシール材14の内側の領域に接続部32dと引廻配線28、29との交差領域が均一に分散して形成される。これにより、クロスライン点灯は、均一に発生して目立たなくなる。
また、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域は、その点灯輝度がサブ画素領域Sと同等にすることで、クロスライン点灯をより目立たなくすることができる。
そして、画像表示領域Aの周縁にカラーフィルタ層23を設けることで、反射表示モードにおけるクロスライン点灯の輝度が減少するので、クロスライン点灯がより目立たなくなる。ここで、カラーフィルタ層23と同一材料で構成することにより、製造工程や製造コストを増大させることがない。
さらに、シール材の内側の領域に引廻配線を形成することで、画像表示領域とシール材との間の領域を有効活用できる。
さらに、複数の接続部32dにより引廻配線28、29と帯状部32eとを接続することで、接続部32dにおける波形の崩れを防止できる。ここで、複数の接続部32dを等間隔に形成することで、画像表示領域Aの周縁であってシール材14の内側の領域に接続部32dと引廻配線28、29との交差領域が均一に分散して形成される。これにより、クロスライン点灯は、均一に発生して目立たなくなる。
また、引廻配線28、29と接続部32dとの交差領域は、その点灯輝度がサブ画素領域Sと同等にすることで、クロスライン点灯をより目立たなくすることができる。
そして、画像表示領域Aの周縁にカラーフィルタ層23を設けることで、反射表示モードにおけるクロスライン点灯の輝度が減少するので、クロスライン点灯がより目立たなくなる。ここで、カラーフィルタ層23と同一材料で構成することにより、製造工程や製造コストを増大させることがない。
さらに、シール材の内側の領域に引廻配線を形成することで、画像表示領域とシール材との間の領域を有効活用できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、コモン電極を構成する接続部の幅は、端辺から離間する位置に配置されたコモン電極を構成する接続部ほど狭くなっているが、接続部の形成領域における引廻配線との交差面積の割合が小さいほど広くなっていればよい。すなわち、図8(a)に示すように、引廻配線110の幅が駆動回路から離間する一端部まで同等である場合、引廻配線110の形成面積は、端辺から離間するにしたがって減少する。したがって、図8(b)に示すように、コモン電極111が端辺から離間して配置されるほど、このコモン電極111を構成する接続部111aの幅を広くする。これにより、接続部111aと引廻配線110との交差面積が同等となる。
例えば、コモン電極を構成する接続部の幅は、端辺から離間する位置に配置されたコモン電極を構成する接続部ほど狭くなっているが、接続部の形成領域における引廻配線との交差面積の割合が小さいほど広くなっていればよい。すなわち、図8(a)に示すように、引廻配線110の幅が駆動回路から離間する一端部まで同等である場合、引廻配線110の形成面積は、端辺から離間するにしたがって減少する。したがって、図8(b)に示すように、コモン電極111が端辺から離間して配置されるほど、このコモン電極111を構成する接続部111aの幅を広くする。これにより、接続部111aと引廻配線110との交差面積が同等となる。
また、接続部と引廻配線との交差領域における電圧印加時の点灯輝度をサブ画素領域における点灯輝度と同等にしているが、クロスライン点灯が目立たなければ、同等としなくてもよい。
そして、接続部と引廻配線との交差面積を同等としているが、交差面積のバラツキを抑えて画像表示領域の周縁におけるクロスライン点灯が目立たなければ、交差面積を同等としなくてもよい。
さらに、コモン電極が複数の接続部を有しているが、接続部における走査信号波形の崩れを抑制できれば、少なくとも1本の接続部を有していればよい。
また、引廻配線の幅を駆動回路から離間するにしたがって広くしているが、引廻配線における走査信号波形の崩れを抑制できれば、全体にわたって同一幅としてもよい。
そして、接続部と引廻配線との交差面積を同等としているが、交差面積のバラツキを抑えて画像表示領域の周縁におけるクロスライン点灯が目立たなければ、交差面積を同等としなくてもよい。
さらに、コモン電極が複数の接続部を有しているが、接続部における走査信号波形の崩れを抑制できれば、少なくとも1本の接続部を有していればよい。
また、引廻配線の幅を駆動回路から離間するにしたがって広くしているが、引廻配線における走査信号波形の崩れを抑制できれば、全体にわたって同一幅としてもよい。
また、カラーフィルタ層を下基板に設けているが、上基板に設けてもよい。
そして、画像表示領域の周縁に3色の着色層を設けているが、クロスライン点灯による輝度を減少させることができれば、赤色、緑色及び青色の着色層の少なくとも1層を設けてもよい。
さらに、カラーフィルタ層によって液晶層を透過する光の強度を減少させているが、他の部材によって光の強度を減少させてもよい。
また、クロスライン点灯が十分に目立たなくすることができれば、画像表示領域の周縁にカラーフィルタなどの減光層を設けない構成としてもよい。
そして、画像表示領域の周縁に3色の着色層を設けているが、クロスライン点灯による輝度を減少させることができれば、赤色、緑色及び青色の着色層の少なくとも1層を設けてもよい。
さらに、カラーフィルタ層によって液晶層を透過する光の強度を減少させているが、他の部材によって光の強度を減少させてもよい。
また、クロスライン点灯が十分に目立たなくすることができれば、画像表示領域の周縁にカラーフィルタなどの減光層を設けない構成としてもよい。
また、引廻配線の一部をシール材の内側に形成しているが、シール材の外側に形成してもよい。
そして、シール材に分散配置された導電性粒子によって引廻配線とコモン電極とを導通させているが、別途設けた導通部材により引廻配線とコモン電極とを導通させてもよい。
そして、シール材に分散配置された導電性粒子によって引廻配線とコモン電極とを導通させているが、別途設けた導通部材により引廻配線とコモン電極とを導通させてもよい。
また、パッシブマトリックス型の液晶装置としているが、アクティブマトリックス型の液晶装置であってもよい。
そして、半透過反射型の液晶装置としているが、透過型や反射型の液晶装置であってもよい。
さらに、液晶装置は、R、G、Bの3色の色表示を行うカラー液晶装置としているが、2色や4色以上の色表示を行う液晶装置や、カラーフィルタ層が設けられていないモノクロ表示を行う液晶装置であってもよい。
そして、半透過反射型の液晶装置としているが、透過型や反射型の液晶装置であってもよい。
さらに、液晶装置は、R、G、Bの3色の色表示を行うカラー液晶装置としているが、2色や4色以上の色表示を行う液晶装置や、カラーフィルタ層が設けられていないモノクロ表示を行う液晶装置であってもよい。
また、電子機器は、液晶装置を備えていれば上述した携帯電話機に限らず、電子ブックやパーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型またはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器などの画像表示手段であってもよい。
1 液晶装置、11 下基板(第1基板)、12 上基板(第2基板)、13 液晶層、14 シール材、23 カラーフィルタ層(減光層)、25 セグメント電極(第1電極)、28,28B,29,110 引廻配線、32,32A,32B,111 コモン電極(第2電極)、32d 接続部、32e 帯状部、42 導電性粒子(導通部材)、100 携帯電話機(電子機器)、A 画像表示領域
Claims (10)
- 複数の第1電極が形成された第1基板と複数の第2電極が形成された第2基板とがシール材で貼り合わされて液晶層を挟持し、前記第1及び第2電極の交差領域に対応する複数の画素領域で構成された画像表示領域を有する液晶装置であって、
前記第1基板が、前記画像表示領域の周縁に設けられて前記複数の第2電極のそれぞれと導通する複数の引廻配線を有し、
前記第2電極が、前記画像表示領域の周縁に設けられて前記引廻配線と平面視で交差する接続部と、該接続部を介して前記引廻配線に電気的に接続されて前記第1電極と平面視で交差する帯状部とを有し、
所定の2つの前記接続部のうち、該接続部の形成面積に対する前記複数の引廻配線との交差面積の割合が小さい一方の前記接続部の幅が、他方の前記接続部の幅よりも広いことを特徴とする液晶装置。 - 前記引廻配線と前記接続部との交差面積が、ほぼ同等であることを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
- 前記引廻配線と前記接続部との交差領域における電圧印加時の光強度が、前記第1電極と前記帯状部との交差領域における電圧印加時の強度と同等であることを特徴とする請求項1または2に移載の液晶装置。
- 前記引廻配線の幅が、一端から他端に向かうにしたがって広くなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 前記第2電極の前記接続部が、複数に分割されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 前記第1及び第2基板の少なくとも一方が、前記引廻配線と前記接続部との交差領域に設けられた減光層を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 前記減光層が、カラーフィルタ層で構成されていることを特徴とする請求項6に記載の液晶装置。
- 前記第1及び第2基板が、シール材で貼り合わされており、
前記引廻配線の少なくとも一部が、前記シール材の内側に形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の液晶装置。 - 前記引廻配線と前記第2電極とが、前記シール材に配置された導通部材を介して導通していることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の液晶装置。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の液晶装置を備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007079054A JP2008241856A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 液晶装置及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007079054A JP2008241856A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 液晶装置及び電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008241856A true JP2008241856A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39913331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007079054A Withdrawn JP2008241856A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 液晶装置及び電子機器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008241856A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010156024A (ja) * | 2008-12-29 | 2010-07-15 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | 冷間プレス成形用アルミニウム合金板の製造方法、および冷間プレス成形方法 |
WO2013021661A1 (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-14 | 日本メクトロン株式会社 | タッチパネル及びその製造方法 |
-
2007
- 2007-03-26 JP JP2007079054A patent/JP2008241856A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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