JP2008241634A - 液晶表示装置の配向比率検出方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示装置に使用される液晶セル中の液晶分子の配向状態を、液晶表示装置が複数種のドメインを有していても高精度に検出可能な液晶表示装置の配向比率検出方法およびその装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置のミューラー行列を測定して得た実測ミューラー行列と、その液晶表示装置に対して理想のミューラー行列を解析的に求めた理想ミューラー行列とのそれぞれに対し、偏光解消成分を求め、各偏光解消成分の差分に基づいて、所定の配向方向からのずれ度合いを表す配向比率を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置の配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法およびその装置に関する。
液晶表示装置は、表面に電極が形成された2枚のガラス板の間に液晶を封入して形成され、この電極間に電圧を印加することにより、液晶分子の配向を制御している。そして、この液晶分子の配向制御とクロスニコル偏光板の液晶セル両側面への配置により、バックライトからの光の透過を調整して、表示を行うようにしている。
最近、VA(Virtical Alignment)方式の液晶セルでは、例えば、ガラス板へ形成する電極を数百μmピッチのジグザグ状とし、局所的に見ると液晶分子の傾斜方向が例えば4方向へ分散しているマルチドメイン型の液晶表示装置が多く採用されている。マルチドメイン型の液晶表示装置は、VA方式の液晶表示装置の視野角依存性を大幅に改善する効果がある。但し、液晶分子の配向が複雑となることから、配向の乱れが生じ、液晶表示装置のコントラスト低下要因の一つとされている。また、液晶表示装置の場合、液晶セル内に液晶分子の配向不良領域や乱れがあると残像が発生する。これは液晶分子の配向方向への動きが鈍くなり、応答速度が遅くなるためと推定される。この応答速度の差がコントラストに影響を与えることになり、発色性を低下させる。このような事情から、液晶セルの配向乱れを詳細に解析できる装置が切望されていた。
特許文献1では、図8に示す構成で液晶分子の配向が正常状態からずれているか否かを検知する液晶表示装置の欠陥検出装置を提案している。これにより液晶表示装置のわずかな色むらや色あせを検出できるとしている。また、非特許文献1に記載の装置等により求めた物質のミューラー行列から、リターデーション・二色性・偏光解消性のパラメータを算出する方法が、非特許文献2で提案されている。そして、上記非特許文献1,2両方の技術を組み合わせた装置(例えば、ミューラーマトリクス・ポラリメーター,Axometrcs社製)が市販されている。
特開平6−273342号公報 Mueller matrix algorithms, SPIE/VOL.1746, 1992,pp.231-246. Decomposition of Mueller matrices, SPIE/VOL.3120, 1997,pp.385-396.
しかしながら、特許文献1の欠陥検出装置の空間分解能は、被検査物体の手前に配置されているスリット4に規定され、スリット4の開口領域内における液晶配向の乱れ部分の比率を求めるまでには至っていない。さらに、複数の配向方向を有するマルチドメイン型の液晶表示装置に対しては適応していない。
また、上記の非特許文献1,2の技術を組み合わせたミューラーマトリクス・ポラリメーターは、物質の偏光特性を示すパラメータ、例えば、リターデーションや吸収軸方向、偏光解消成分(偏光解消インデックス)などの値を出力するまでにとどまり、液晶表示装置の配向乱れ等の欠陥を精査するものではない。
このように従来の方式では、複数の異なる種類のドメインを同時に測定して欠陥検出を行うには不十分であり、また、欠陥検出の分解能が照射光スリット幅に規定され高分解能を得ることができないため、複数のドメインが緻密に配列されたマルチドメイン型の液晶表示装置に対し、より詳細な液晶配向の解析を行うことが困難であった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、液晶表示装置に使用される液晶セル中の液晶分子の配向状態を、液晶表示装置が複数種のドメインを有していても高精度に測定可能な液晶表示装置の配向比率検出方法およびその装置を提供することを目的としている。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 液晶分子の配向方向が互いに異なるサブ領域を複数有した液晶表示装置に対し、液晶分子の配向比率を検出する液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
前記液晶表示装置の複数のサブ領域が含まれる検査領域に対し、偏光作用を表すミューラー行列を測定により求め、
前記検査領域内の複数のサブ領域に対応した理想ミューラー行列を求め、
前記測定により求めた実測ミューラー行列の偏光解消成分と前記理想ミューラー行列の偏光解消成分との差分に基づいて、前記液晶分子の配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
この液晶表示装置の配向比率検出方法によれば、液晶表示装置の検査領域に対するミューラー行列を測定し、その検査領域に対する理想ミューラー行列を求め、得られた実測ミューラー行列と理想ミューラー行列のそれぞれに対して偏光解消成分を求め、各偏光解消成分の差分に基づいて、所定の配向方向からの乱れ具合いを表す配向比率を求めることができる。これにより、液晶表示装置がマルチドメイン型であっても、液晶分子の配向比率を任意の位置、任意の範囲で高精度に定量検出することができる。
(2) (1)記載の液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
前記複数のサブ領域が、特定の配向方向に配向する第1のサブ領域と、前記第1のサブ領域とは異なる配向方向に配向する第2のサブ領域とが既知の存在比率w1(第1のサブ領域):w2(第2のサブ領域)で混在配置され、
前記第1のサブ領域に対するミューラー行列をM、前記第2のサブ領域に対するミューラー行列をM、前記実測ミューラー行列をMmeasとしたとき、
meas=w1+w2+w3
で表される第3の配向成分のミューラー行列Mの重み成分w3 に基づいて前記液晶表示装置の配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
この液晶表示装置の配向比率検出方法によれば、第1、第2のドメインの配向成分以外の第3の配向成分に対するミューラー行列Mの重み成分wを求めることで、配向乱れ成分の存在比率が得られ、配向乱れの度合いである配向比率を評価することができる。
(3) (2)記載の液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
前記実測ミューラー行列を複数の異なる波長光に対してそれぞれ測定し、
前記理想ミューラー行列を複数の異なる波長光に対してそれぞれ求め、
前記複数の波長毎に前記偏光解消成分の差分をそれぞれ求めることで、前記液晶分子の波長依存性を加味して配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
この液晶表示装置の配向比率検出方法によれば、実測ミューラー行列と理想ミューラー行列とを波長毎に複数求め、波長毎に偏光解消成分の差分を求めることにより、配向比率の波長依存性が明らかになる。。
(4) (3)記載の液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
複数の異なる波長光に対する前記実測ミューラー行列の各偏光解消成分である偏光解消インデックスに、前記理想ミューラー行列の偏光解消成分の値が一致するように、前記ミューラー行列Mの重み成分wを変更し、前記偏光解消インデックスとの差分が最小となる重み成分wに基づいて前記配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
この液晶表示装置の配向比率検出方法によれば、偏光解消インデックスとの差分が最小となるミューラー行列を重み成分wを変更しながら複数の異なる波長に対して解析的に求め、このミューラー行列に対応する重み成分wに基づいて配向比率を求めることで、液晶の配向比率がより正確に定量評価できる。
(5) 液晶分子の配向方向が互いに異なる領域を複数有した液晶表示装置に対し、液晶分子の配向比率を検出する液晶表示装置の配向比率検出装置であって、
前記液晶表示装置の複数のサブ領域が含まれる検査領域に対し、偏光作用を表すミューラー行列を測定により求めるミューラー行列測定手段と、
前記検査領域内の複数のサブ領域に対応した理想ミューラー行列を求めるミューラー行列解析手段と、
前記測定により求めた実測ミューラー行列の偏光解消成分と、前記理想ミューラー行列の偏光解消成分との差分に基づいて、前記液晶分子の配向比率を求める配向比率算出手段と、
を備えたことを特徴とする液晶表示装置の配向比率検出装置。
この液晶表示装置の配向比率検出装置によれば、液晶表示装置の検査領域に対するミューラー行列をミューラー行列測定手段により測定し、その検査領域に対する理想ミューラー行列をミューラー行列解析手段により求め、得られた実測ミューラー行列と理想ミューラー行列のそれぞれに対して偏光解消成分を求め、各偏光解消成分の差分に基づいて、所定の配向方向からの乱れ具合いを表す配向比率を求めことができる。これにより、液晶表示装置がマルチドメイン型であっても、液晶分子の配向比率を任意の位置、任意の範囲で高精度に定量検出することができる。
(6) (5)記載の液晶表示装置の配向比率検出装置であって、
前記ミューラー行列測定手段が、
白色光源と、
前記白色光源からの光に対して直線偏光を行う直線偏光子と、
前記直線偏光された光に対して位相差を与えて偏光面の角度を変化させる第1の位相子と、
前記位相子からの光が前記液晶表示装置を透過した光に対して位相差を与えて偏光面の角度を変化させる第2の位相子と、
前記第2の位相子からの光の偏光方向を揃える直線検光子と、
前記直線検光子を通過した光を検出する検出器と、を備え、
前記検出器の検出信号を信号処理して前記ミューラー行列を求める液晶表示装置の配向比率検出装置。
この液晶表示装置の配向比率検出装置によれば、白色光源からの光を直線偏光し、位相差を与えた後に液晶表示装置に照射し、液晶表示装置を透過した光に対し、位相差を与えて偏光方向を揃えた後、この光を検出して得た検出信号を、信号処理してミューラー行列を求めることができる。
本発明によれば、液晶表示装置の検査領域に対してミューラー行列を測定して得た実測ミューラー行列と、その液晶表示装置の検査領域に対して理想のミューラー行列を解析的に求めた理想ミューラー行列とのそれぞれに対し、偏光解消成分を求め、各偏光解消成分の差分に基づいて配向比率を求めることにより、液晶分子の配向状態を高精度で定量評価することができる。特に、液晶表示装置がマルチドメイン型であっても、液晶分子の配向比率を任意の位置、任意の範囲で高精度に定量検出することができる。これにより、液晶表示装置における液晶配向の欠陥比率を正確に評価できる。
以下、本発明に係る液晶表示装置の配向比率検出方法およびその装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る液晶表示装置の配向比率検出装置の一例としてのブロック構成図である。
ここで、被検査対象となる液晶表示装置は、液晶分子の配向方向が互いに異なるサブ領域(ドメイン)を複数有したマルチドメイン液晶デバイス(液晶テストセル)11であり、その詳細な構造については後述する。
配向比率検出装置100は、液晶分子の所定の配向方向からの乱れ具合いを表す配向比率を検出するものであって、液晶表示装置11の複数のドメインが含まれる検査領域に対し、偏光作用を表すミューラー行列を測定により求めるミューラー行列測定部13と、液晶表示装置11の検査領域内の複数のドメインに対応した理想のミューラー行列を解析的に求めるミューラー行列解析部15と、測定により求めた実測ミューラー行列の偏光解消成分と、前記解析により求めた理想ミューラー行列の偏光解消成分をそれぞれ求める偏光解消成分算出部17と、各ミューラー行列の偏光解消成分の差分を求める配向比率算出部19と、を備える。
この偏光解消成分の差分に応じて液晶分子の配向比率が求められる。ここで配向比率とは、一般には特定の方向の配向成分と、その方向とは異なる方向の配向成分との比率を意味するが、本明細書では所定の配向方向からの乱れ具合を表すパラメータとしても表現している。つまり、各ドメインで異なる主配向方向が存在する場合、それら各ドメインの主配向方向とは異なる他の方向の配向成分を表すパラメータである。以降に本実施形態で説明するような欠陥検査においては、液晶セルの規定の配向方向からのずれ(配向乱れ成分)に相当する。
偏光解消成分算出部17と配向比率算出部19は、上記のような液晶分子の配向比率を抽出する機能を有する。なお、本発明に係る配向比率検出装置100のミューラー行列測定部13は、図1に示す構成によらずに適宜な手段によりミューラー行列を求めるものであってよい。
この配向比率検出装置100におけるミューラー行列測定部13は、次のようにしてミューラー行列を測定する。
まず、白色光源であるキセノンランプ21の光から、分光器23により例えば5nm程度の波長帯域で特定の波長成分を取り出し、平行光へコリメート後に固定配置された直線偏光子25に照射する。直線偏光子25により直線偏光とされた光は、光の入射方向に対して垂直面内で回転自在に配置された第1波長板(位相子)27に照射された後、液晶テストセル11に照射される。液晶テストセル11を透過した光は、光の入射方向に対して垂直面内で回転自在に配置された第2波長板(位相子)29と固定配置された直線検光子31とを介して検出器33で検出される。直線偏光子25と直線検光子31は、それらの吸収軸が光の入射方向に対して垂直面内で同方向を向いている平行ニコル配置となっている。第1の波長板27と第2の波長板29は、例えばλ/3波長板である。ミューラー行列測定演算部35は、分光器23の分光波長帯域を設定して得られる検出信号から、液晶テストセル11の光照射領域に対する実測ミューラー行列を算出する。なお、第1波長板27の回転各速度ω1と第2波長板29の回転各速度ω2は、ω1:ω2=1:5に設定される。なお、ミューラー行列測定部13は、例えば、Axometrics社製のミュラーマトリクスポラリメータを用いることができる。
上記構成のミューラー行列測定部13に対応する光学系は、(1)式のように表される。
Figure 2008241634
ここで、
in:入射光のストークスベクトル
out(t):出力光のストークスベクトル
sys :光学系のミューラー行列
LP1 :直線偏光子のミューラー行列
LP2 :直線検光子のミューラー行列
LR1(t):第1波長板のミューラー行列
LR2(t):第2波長板のミューラー行列
である。
また、液晶テストセルのミューラー行列Msample は(2)式で表される。
Figure 2008241634
ミューラー行列の各要素mijは、(3)式に示される検出信号Sout(t)をフーリエ変換して得られる各フーリエ係数から求められる。
Figure 2008241634
ただし、
ω:回転角速度
t:時間
0,a1,a2,・・・、b0,b1,b2,・・・:フーリエ係数
である。
詳細なミューラー行列算出方法については、前述の非特許文献1に詳細に述べられているのでここでは省略する。
次に、マルチドメイン型の液晶表示装置である液晶テストセル11の具体的構成について説明する。
図2は液晶テストセルの一部分を拡大した平面図(a)、(a)の一部分Pareaに対する模式的なドメイン構造を示した説明図(b)であり、図3は図2に示す液晶テストセルの一断面図である。
図2,図3(a)に示すように、液晶テストセル11は、透明電極を削って形成したPVA(Patterned Vertical Alignment)と呼ばれる液晶セルであり、ジグザグ状に屈曲した帯状の第1透明電極41を有する第1の基板43と、第1電極41に対向する第2透明電極45を有する第2の基板47と、これら第1の基板43と第2の基板47との間に狭持された液晶分子を含む液晶層49とを備えている。これら第1透明電極41、第2透明電極45、および絶縁構造体51のそれぞれは、絶縁膜53,55により液晶層49と絶縁されている。なお、液晶セルとしては、これに限らず、例えば図3(b)に示すように、突起により液晶分子の配向方向を設定するものであってもよい。図3(b)の液晶セルにおいては、第2の基板47に、第1透明電極に対向するように絶縁構造体51が液晶層49側に突出して形成されている。
液晶テストセル11は、具体的には、第1透明電極41および第2透明電極45がITO膜からなり、液晶層49は、例えばメルク社製 MLC-7026-100 を第1の基板43と第2の基板47との間に注入して形成したものである。なお、各基板43,47とを周辺シール材により包囲して貼り合わせた際のセルギャップはおよそ2.7μmであり、液晶層49は液晶注入後にUV硬化樹脂により封止されている。
図2に一例として示す液晶テストセル11は、第1透明電極41が、面内形状がジグザグ状で略直角に屈曲された複数の帯状に形成されており、屈曲位置までの間で各ドメインA,Bを形成している。各透明電極41同士の隙間dは10μm、幅Wは50μm、ドメインA,Bの繰り返し周期Lは510μmとなっている。
この液晶テストセル11の液晶層49の配向方向は、各ドメインA,Bで異なっている。さらにドメインA,B内でもそれぞれ2つのサブドメインA1,A2、B1,B2で配向方向が異なっているが、ここでは説明を簡略化するため、A1,A2をドメインA、B1,B2をドメインBとして説明することにする。
いま、図4にA,B2つのドメインのモデルを示すように、ドメインAの主軸方位を0°とし、ドメインBの主軸方位を90°とした場合、リターデーションΔ=(2π・δn・d)/λのドメインAに相当する直線位相子のミューラー行列M Δ,0は(4)式で表される。
Figure 2008241634
ドメインBに相当する直線位相子のミューラー行列M Δ,0は(5)式で表される。
Figure 2008241634
液晶表示装置がマルチドメイン型である場合、複数のドメインをまとめて測定することになるが、その場合の理想のミューラー行列MAB Δ,0は、各ドメインのミューラー行列の各要素の平均となることから、(6)式のようになる。
Figure 2008241634
図4に示すようなマルチドメイン型の液晶表示装置を通過した偏光は、必ずしも、S =S +S +S にならず、S >S +S +S になる。すなわち、偏光解消効果(Depolarization effect)と同じ効果がマルチドメインの場合に現れる。ここで、S,S,S,Sはそれぞれストークスパラメータである。
例えば、δn・d=λ/4、すなわちΔ=π/2のときcosΔ=0となる。
この場合、入射偏光の偏光方向が0°,90°の場合は、直線偏光はそのまま透過しても直線偏光のままであるが、45°偏光の場合は、ドメインAでは右回り円偏光、ドメインBでは左回り円偏光となる。つまり、マルチドメイン型の液晶表示装置の行路後方にどのような位相差板があっても、ドメインAとドメインBをまとめて測定したときには、完全な無偏光と等価な状態になっている。
一般にマルチドメイン型の液晶表示装置では、この複数のドメインをまとめた状態のミューラー行列MMDは、マルチドメインを構成する各ドメインのミューラー行列Mnの各要素の平均値として表される。
Figure 2008241634
ここで、Nはドメインの種類の数であり、図4に示す例ではN=2とされる。このMMDが各ドメインのミューラー行列を合わせた理想ミューラー行列に相当する。
次に、ドメインが2種類存在する液晶表示装置に対して配向乱れ成分を検出する具体的手順を説明する。
まず、図1に示すミューラー行列測定部13により、マルチドメイン型(ドメインA,B)の液晶テストセル11のミューラー行列を測定する。液晶テストセル11の第1透明電極41と第2透明電極45との間に4Vの電位差を印加した。このときのミューラー行列の測定結果Mmeasは、(8)式で表される。
Figure 2008241634
ここで、MはドメインAに対するミューラー行列、MはドメインBに対するミューラー行列、MはドメインA,B以外の成分(配向乱れ成分)に対するミューラー行列、wはドメインAの検査領域内における存在比率、wはドメインBの検査領域内における存在比率、wはその他の成分の検査領域内における存在比率である。つまり、wはドメインA,Bに対する配向乱れ成分の存在比率を表している。この液晶テストセル11の場合、ドメインAとドメインBは、同じ数だけ存在すると見なせるので、w:w=1:1である。また、配向乱れ成分Tは(9)式で表される。本発明は、このwの存在比率を液晶テストセル11の配向乱れ成分、つまり配向比率として検出しようとするものである。
Figure 2008241634
図2に示す電極構造に対して考えると、配向乱れ成分Tの発生要因は、次のように推定することができる。
図5に図2(b)に対応する第1透明電極と各ドメインを示した。ドメインAとドメインBとの接続部付近は、液晶分子の配向が安定しない配向不良領域61が存在する。この配向不良領域61は、ドメインA,Bの液晶配向の挙動とは異なる液晶配向の挙動をとり、これが配向の乱れを生じさせていると考えられる。その結果、配向不良領域61においては、液晶分子が配向方向への動きが鈍くなり、応答速度が遅くなる。この応答速度の差が、液晶表示装置による画像表示の際、残像を発生させたり、表示のコントラストに影響を及ぼすことになる。
次に、上述したマルチドメインのミューラー行列より偏光解消インデックス(偏光解消成分)を波長毎に求める。偏光解消インデックスDIは、求められたミューラー行列を用いて(10)式により求めることができる。
Figure 2008241634
ここで、mi,j は、(2)式に示すようにミューラー行列Mの各要素である。なお、上記(10)式の詳細については非特許文献2を参照されたい。
図6に偏光解消インデックスの計算結果のグラフを示した。
(6)式に示すように、ドメインA,Bのみに対応する理想ミューラー行列MABを求め、このMABに対して偏光解消インデックスを(10)式から求めた結果を配向乱れ0%の理想状態として実線で示した。また、測定により求めた実測ミューラー行列Mmeasに対する偏光解消インデックスを実測結果として図中*印で示した。実測結果と理想状態の値とは一致しておらず、この差が配向乱れ成分に相当する。
そこで、(8)式に示すように、ドメインA,Bの配向以外の成分(配向乱れに対するミューラー行列M)がwの存在比率で混在していることを仮定し、配向乱れの存在比率wをパラメータとしてミューラー行列を解析的に求める。そして、求めた各ミューラー行列に対して偏光解消インデックスを算出する。例えば、配向乱れ成分Tが5%の場合は、図6に示す点線となる。この点線で示される算出結果は、実測により求めた結果とよく一定している。これは、非測定対象である液晶テストセル11には約5%の配向乱れ成分が含まれていることを意味する。以上のことを換言すれば、本発明の配向比率検出方法は、偏光解消インデックスが実測結果と近い値となるように配向乱れ成分のTを変化させ、最も近似度合いが高くフィッティングされる配向乱れ成分Tを、その液晶テストセルの配向比率として検出する方法である。つまり、複数の異なる波長光に対する前記実測ミューラー行列の各偏光解消成分である偏光解消インデックスに、理想ミューラー行列の偏光解消成分の値が一致するように、ミューラー行列Mの重み成分wを変更し、偏光解消インデックスとの差分が最小となる重み成分wを求め、この重み成分w基づいて配向比率を決定する。
ここで測定した液晶テストセル11は、図5に示すように、ドメインAとドメインBとの接続部付近の配向不良領域61の総面積が、検査領域全体に対して約5%を占めている。このように、液晶テストセル11の構造上認められる配向不良領域61の存在比率は、偏光解消インデックスから算出した偏光乱れ成分Tの結果とよく一致している。
ここで、ミューラー行列を測定する際の液晶テストセル11のセル厚とリターデーション値は予め求めておく。電圧無印加時のリターデーション測定値を液晶の複屈折率値δnで除算するとセル厚が求められる。液晶の複屈折率δnは、予め厚みのわかっているセルに液晶を注入し、リターデーション測定を行って求めることができる。図7に環境温度35℃下におけるδnの波長分散の値を示した。このような液晶の波長分散は、例えば、シンテック社製の複屈折測定装置Optiproにより測定することができる。
図6の測定結果は、波長550nmの場合にリターデーション値がおよそ131nm程度になるよう液晶テストセルに電圧を印加し測定している。波長550nm以外の波長帯域でのリターデーションは既に測定してあるδnの波長分散を参照し補完した。マルチドメイン型液晶テストセルの電圧印加時のリターデーションは、例えば、テストセルをクロスニコル偏光板下にセルの軸方位がクロスニコル方向に対し45degで配置し、セルへの印加電圧値(V)を変化させながら測った透過率データ(T ∝ sin(a・V)+b、a,bは任意の定数)より算出することが出来る。透過率とリターデーションはほぼ比例関係にあり、透過率最大値をとる印加電圧値でテストセルのリターデーションはλ/4と同等となることから、印加電圧値とリターデーションを対応付けることができる。
なお、上述した偏光乱れ成分の算出には、複数の光の波長域に対してそれぞれ偏光解消インデックスを求めてフィッティングしているが、これに限らず、例えば単一の波長域に対してフィッティングを実施してもよい。その場合には、演算処理量が減少でき、高速化に有利となる。
また、検査領域としては、図2(b)に示す第1透明電極41のジグザグの屈曲位置を境界として画成される同一の配向方向を有する単位ドメイン(ドメインA,B)が、所定数n個含まれる領域に設定する。この所定数nは、100以上に設定することが好ましい。例えば、各単位ドメインがそれぞれn個含まれることにより、ドメイン1つ当たりの配向乱れ成分の誤差をσ/√n(σ:標準偏差)に低減できる。従って、所定数nを、80〜100個にすることで、高い測定精度を確保することができる。今回の測定では、測定装置のビーム直径がおよそ2mmで、その範囲内におよそ90個の単位ドメインが含まれているが、十分高い精度で配向乱れ成分を検出できている。
以上説明したマルチドメイン型の液晶表示装置の配向乱れ検出装置によれば、液晶表示装置がマルチドメイン型であっても、液晶分子の配向の乱れを任意の位置、任意の範囲で、偏光解消効果を生じさせることなく高精度に定量検出することができる。すなわち、マルチドメインを構成するドメインA,Bからの配向乱れ成分(欠陥比率)を定量的に求めることができ、詳細な液晶配向の解析を行うことができる。そして、1回で測定する検査領域としては、液晶テストセルに照射する光のスポットサイズに応じて任意に設定でき、測定の分解能を自在に調整することができる。このときのスポットサイズの変更は、レンズ等の光学手段によって集光・拡散させることで調整できる。
さらに、複数の波長に対してそれぞれ偏光解消インデックスを求め、これら複数の偏光解消インデックスを利用して、実測により求めた結果に最も近くなるミューラー行列を決定するため、配向乱れ成分の測定精度が向上して、液晶配向のより正確な評価判定が行える。
そして、上記例においては、液晶配向の乱れを液晶配向の欠陥として検出しているが、本発明はこれに限らず、液晶分子の配向状態を解析・精査するための配向比率の検出用として広く利用することができる。
次に、ミューラー行列から他の方法により偏光解消成分を求める第2の実施形態について説明する。
前述の第1実施形態においては、(10)式により偏光解消インデックスDI(λ)を求めていたが、本実施形態においては、偏光解消成分である偏光解消インデックスDI(λ)を他のパラメータで代用する。
いま、(11)式で定義される偏光角DOPを、(12)式からミューラー行列Mと関数Sを用いて、その平均値である平均偏光角DOPAVを求め、この値を偏光解消成分として扱う。ここで、関数S(θ,φ)は(13)式で表される。
Figure 2008241634
ここで、θは楕円偏光の長軸方位、φはポアンカレ球上の緯度を表しており、円偏光成分と関連がある。なお、上記の(11)〜(13)式の詳細については、非特許文献2を参照されたい。
上記のように、平均偏光角DOPAVを求め、この値を偏光解消インデックスDI(λ)の代わりにミューラー行列の偏光解消成分として用いることにより、第1の実施形態と同様に液晶テストセル11の配向乱れ成分Tを求めることができる。このように、ミューラー行列の偏光解消成分は、その他の適宜なパラメータを用いても同様にして配向乱れ成分を検出することができる。
本発明に係るマルチドメイン型の液晶表示装置の配向乱れ検出装置の一例としてのブロック構成図である。 液晶テストセルの一部分を拡大した平面図(a),(a)の一部分Pareaに対する模式的なドメイン構造を示した説明図(b)である。 図2に示す液晶テストセルの一断面図であって(a)はPVA液晶、(b)は他の液晶セルを示す断面図である。 A,B2つのドメインのモデルを示す説明図である。 図2(b)に対応する第1透明電極と各ドメインを示す平面図である。 偏光解消インデックスの計算結果のグラフである。 Δnに対する波長分散の値を示すグラフである。 従来の液晶表示装置の欠陥検出装置の構成図である。
符号の説明
11 液晶テストセル
13 ミューラー行列測定部
15 ミューラー行列解析部
17 偏光解消成分算出部
19 配向比率算出部
21 キセノンランプ
23 分光器
25 直線偏光子
27 第1波長板
29 第2波長板
31 直線検光子
33 検出器
35 ミューラー行列測定演算部
41 第1透明電極
43 第1の基板
45 第2透明電極
47 第2の基板
49 液晶層
51 絶縁構造体
53,55 絶縁膜
61 配向不良領域
100 液晶表示装置の配向比率検出装置
A,B ドメイン
1 ドメインAの存在比率
ドメインBの存在比率
ドメインA,B以外の存在比率
DI 偏光解消インデックス
DOP 偏光角
DOPAV 平均偏光角
L 周期
AB Δ,0 理想ミューラー行列
Δ,0 ドメインAのミューラー行列
Δ,0 ドメインBのミューラー行列
ドメインA,B以外の成分のミューラー行列
ij ミューラー行列の各要素
MD マルチドメインのミューラー行列
meas 実測ミューラー行列
T 配向乱れ成分
Δ リターデーション

Claims (6)

  1. 液晶分子の配向方向が互いに異なるサブ領域を複数有した液晶表示装置に対し、液晶分子の配向比率を検出する液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
    前記液晶表示装置の複数のサブ領域が含まれる検査領域に対し、偏光作用を表すミューラー行列を測定により求め、
    前記検査領域内の複数のサブ領域に対応した理想ミューラー行列を求め、
    前記測定により求めた実測ミューラー行列の偏光解消成分と前記理想ミューラー行列の偏光解消成分との差分に基づいて、前記液晶分子の配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
    前記複数のサブ領域が、特定の配向方向に配向する第1のサブ領域と、前記第1のサブ領域とは異なる配向方向に配向する第2のサブ領域とが既知の存在比率w1(第1のサブ領域):w2(第2のサブ領域)で混在配置され、
    前記第1のサブ領域に対するミューラー行列をM、前記第2のサブ領域に対するミューラー行列をM、前記実測ミューラー行列をMmeasとしたとき、
    meas=w1+w2+w3
    で表される第3の配向成分のミューラー行列Mの重み成分w3 に基づいて前記液晶表示装置の配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
  3. 請求項2記載の液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
    前記実測ミューラー行列を複数の異なる波長光に対してそれぞれ測定し、
    前記理想ミューラー行列を複数の異なる波長光に対してそれぞれ求め、
    前記複数の波長毎に前記偏光解消成分の差分をそれぞれ求めることで、前記液晶分子の波長依存性を加味して配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
  4. 請求項3記載の液晶表示装置の配向比率検出方法であって、
    複数の異なる波長光に対する前記実測ミューラー行列の各偏光解消成分である偏光解消インデックスに、前記理想ミューラー行列の偏光解消成分の値が一致するように、前記ミューラー行列Mの重み成分wを変更し、前記偏光解消インデックスとの差分が最小となる重み成分wに基づいて前記配向比率を求める液晶表示装置の配向比率検出方法。
  5. 液晶分子の配向方向が互いに異なるサブ領域を複数有した液晶表示装置に対し、液晶分子の配向比率を検出する液晶表示装置の配向比率検出装置であって、
    前記液晶表示装置の複数のサブ領域が含まれる検査領域に対し、偏光作用を表すミューラー行列を測定により求めるミューラー行列測定手段と、
    前記検査領域内の複数のサブ領域に対応した理想ミューラー行列を求めるミューラー行列解析手段と、
    前記測定により求めた実測ミューラー行列の偏光解消成分と、前記理想ミューラー行列の偏光解消成分との差分に基づいて、前記液晶分子の配向比率を求める配向比率算出手段と、
    を備えたことを特徴とする液晶表示装置の配向比率検出装置。
  6. 請求項5記載の液晶表示装置の配向比率検出装置であって、
    前記ミューラー行列測定手段が、
    白色光源と、
    前記白色光源からの光に対して直線偏光を行う直線偏光子と、
    前記直線偏光された光に対して位相差を与えて偏光面の角度を変化させる第1の位相子と、
    前記位相子からの光が前記液晶表示装置を透過した光に対して位相差を与えて偏光面の角度を変化させる第2の位相子と、
    前記第2の位相子からの光の偏光方向を揃える直線検光子と、
    前記直線検光子を通過した光を検出する検出器と、を備え、
    前記検出器の検出信号を信号処理して前記ミューラー行列を求める液晶表示装置の配向比率検出装置。
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JP2011033564A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Sumitomo Chemical Co Ltd 光学フィルムの検査方法

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