JP2008241156A - 空調制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が不満を抱きやすい時間帯において、利用者からの要望情報の入力数を抑制できるような制御目標値を設定して、利用者の不満を抑えつつ、省エネルギを図ることができる空調制御システムを提供することにある。
【解決手段】制御システム(II)の制御目標設定部52は、要望情報が集中し易いアクセス集中時間帯において、要望情報履歴記憶部51に記憶している過去の設定温度と要望情報の履歴情報に基づき、空調システム(I)の空調設備装置1の設定温度Tを要望情報の入力数を抑制する方向に補正量δTで補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビル等の空調制御を行う空調制御システムに関するものである。
近年、温暖化による省エネルギーの社会的要求が高まっている。現在の省エネルギー法は、民生部門に対して、機器単体の省エネルギー性能の向上だけでなく、BEMS(Building and Energy Management System)などを利用した管理面での省エネルギーも義務付けている。
しかし、ビル管理の実態として、ビル管理者は必ずしも快適性および省エネルギーの観点から冷房、暖房等の空調装置を適切に運用しているわけではない。特に、省エネルギーと快適性とが複雑に関係する居住空間の温熱環境管理(例えば、温度管理)に関しては、管理の容易さから慣習的な目標温度を設定し、温熱環境を享受する利用者からのクレームによって設定値を変更する場合が一般的である。
つまり、建物や居住者の特性を十分に考慮しないで温度管理を行うため、居住空間は必ずしも利用者の快適な状態に保たれず、さらには空調装置で消費されるエネルギーの無駄が発生する場合がある。また、利用者はビル管理者の管理する温熱環境下におり、自己の温熱環境をコントロールできないことに対して不満がある利用者もいる。
このような空調制御の温度管理がもたらす問題に対して、利用者の温熱環境に対する要望を各個人が操作するパーソナルコンピュータ端末(以下、パソコンと称す)からリアルタイムで収集し、収集された各要望に基づいて目標温度を設定する方法があり、利用者が要望する温熱環境と目標温度とをリアルタイムに関連付け、時々刻々と変化する利用者特性や、居住空間の実際の温度と検出温度との差などの各建物の特性に応じて温熱環境を変化させることを可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されている方法では、利用者が要望する温熱環境と設定温度をリアルタイムで関連付け、時々刻々と変化する利用者特性及び、温度センサの計測値と利用域の温度格差などの建物特性に応じて環境を変化させることが可能になっている。
またこの特許文献1に開示されているシステムにおいて、温度を恣意的に省エネルギ側に設定することで,利用者の不満を抑えながら省エネを満たすことができる。(例えば起動時(制御開始)の温度を省エネルギ側で且つ想定される利用者の快適幅を越えた条件に設定することで,起動時では不快感を覚えるのだが要望情報に基づく合意形成により快適側に温度がシフトしていき、例えば1日のトータルで見れば不満を抑えながら省エネルギを達成することができる。
特開2004−205202号公報
ところで前述の特許文献1に省エネルギ手法を適用した場合、利用者は恣意的に不快な環境下に置かれるため,一時的に環境への要望が集中すると予想される。
つまり、PC端末で要望情報が入力され、その要望情報がシステムを管理するサーバコンピュータ(以下サーバと略す)に集中的に送られる事態が発生し、サーバがダウンする恐れがあった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、利用者が不満を抱きやすい時間帯において、利用者からの要望情報の入力数を抑制できるような制御目標値を設定して、利用者の不満を抑えつつ、省エネルギを図ることができる空調制御システムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、所定空間の空調制御を行う空調設備装置と、該空調設備装置に制御目標値を設定する空調制御装置と、前記所定空間に存在する利用者からの前記空調制御装置に対する制御要望を入力する要望入力装置と、前記要望入力装置を用いて入力された要望情報を取得する要望情報取得部と、取得した前記要望情報に基づいて前記制御目標値を導出する制御目標設定部とを有して成る空調制御システムであって、前記制御目標設定部は、要望情報が集中し易い所定時間帯において、過去の制御目標値と要望情報の履歴情報に基づき、前記制御目標値を要望情報の入力数を抑制する方向に補正することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、利用者が不満を抱きやすい時間帯において、利用者からの要望情報の入力数を抑制できるような制御目標値を設定することができ、その結果利用者の不満を抑えて要望情報の入力の集中を回避し、その他の時間帯においては、省エネルギ方向の制御目標値を導出することで省エネルギを図ることができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、過去における前記時間帯毎の要望情報の履歴を取得する要望情報履歴記憶部を備え、前記制御目標設定部は、前記要望情報履歴記憶部に記憶された最新の特定日の前記所定時間帯内の要望情報の数が、所定の最高基準数よりも多い場合に次の特定日の前記所定時間帯の制御目標値を、快適となる制御方向に所定値分補正することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、例えば、始業開始前後や、昼食後など、利用者が利用する部屋空間の空調環境に関心が高い時間帯を特定日の所定時間帯とし、最新の所定時間帯における要望情報数が最高基準数を越える場合に、次の特定日の所定時間帯において、利用者が快適と思う可能性の高い側で制御目標値を変更するので、利用者の不満を緩和させることにより要望情報の入力数を低減させることができ、その結果要望情報に対するレスポンスの向上を図ることができ、また要望情報の入力数が少なくなることで、処理能力の低い安価なプロセッサを用いて制御目標設定部を構成することができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記制御目標設定部は、前記制御目標値が前記所定値分で変更されている前記所定時間帯の経過時に、前記制御目標値を前記所定値で補正される前の制御目標値に戻すことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、所定時間帯の経過後に制御目標値を元に戻すので、所定時間帯経過後においては省エネルギを配慮した空調制御を行うことができ、快適側に制御目標値が設定され、その後要望に基づいて省エネルギ側に制御目標値が設定されるような場合のように省エネルギ側で制御目標値が安定するまでに時間を要することもなく、また所定時間帯経過後の利用者の状況も要望情報の入力を積極的に行う状況を脱しているので、快適性も保てる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、前記制御目標設定部は、前記制御目標値が前記所定値分で変更されている所定時間帯終了時に当該所定時間帯内の要望情報数が所定の最低基準数よりも少ない場合に、次の特定日の所定時間帯における前記制御目標値を前記所定値分で補正される前の制御目標値とすることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、所定時間帯での要望情報の入力を少なくするために快適側に制御目標値を設定したものの、当該所定時間帯の要望情報の入力数が最小基準数より少ない場合には、次の所定時間帯の制御目標値を省エネルギ側に戻すことで、過度のエネルギ消費を抑えることができる。
請求項5の発明では、請求項2又は3の発明において、前記制御目標設定部は、前記所定時間帯の終了時の制御目標値を記憶し、該記憶した制御目標値を次の所定時間帯における制御目標値とすることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、次の所定時間帯において、前の所定時間帯の最終の制御目標値をそのまえ制御目標値と使用することで、利用者が不快感を覚えないと考えられる制御目標値とすることができ、その結果、要望情報の入力数を確実に抑えることができる。
請求項6の発明では、請求項3乃至5の何れかの発明において、前記制御目標設定部は、制御目標値を各空調設備装置毎に導出するとともに、前記所定時間帯の設定時刻を各空調設備装置毎に異ならせて設定していることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、各空調設備装置の制御目標値を別々に省エネルギ側に復帰させることができ、これにより利用者の要望入力が分散し、要望入力が一度に発生して要望情報の入力数が過度に増加することを避けることができる。
請求項7の発明では、請求項2乃至6の何れかの発明において、前記所定時間帯に対する空調設備装置の空調能力を取得する空調能力取得部を備え、
前記制御目標設定部は、前記特定日の前記所定時間帯の開始時若しくは終了時の温度が、その時点で設定される制御目標値となるように、前記取得した空調能力に基づいて、前記時点の所定時間前から制御目標値を、前記空調制御装置を通じて前記空調設備装置に変更設定することを特徴とする。
請求項7の発明によれば、空調設備装置の空調能力に基づき、本来制御目標値を設定する時点よりも早めに制御目標値を変更することで、所定の時点で制御目標値が設定されても空調設備装置の空調能力によって実際の空間の温度が制御目標値に達するまでに時間がかかるという事態を避けることができ、それにより所定の時間帯での要望情報の入力数が増加することを避けることができる。
請求項8の発明では、請求項1乃至7の何れかの発明において、屋外の温熱環境に関する物理量を計測する屋外環境センサを備え、前記制御目標設定部は、前記制御目標値の変更に用いる前記所定値を前記屋外環境センサが計測する前記物理量に応じて変更することを特徴とする。
請求項8の発明によれば、利用者が屋内外の移動により,屋外の温熱環境による影響を受ける場合においても、利用者からの要望情報の入力数とエネルギ増加の双方を抑えることができる。
本発明は、制御を開始する時間帯等、利用者が不満を抱きやすい所定時間帯において、利用者からの要望情報の入力数を抑制できるような制御目標値を設定することで、利用者の不満を抑えることができ、その他の時間帯においては、省エネルギ方向の制御目標値を導出することで省エネルギを図ることができるという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
本実施形態の空調制御システムは、図1に示すように空調システム(I)と、制御システム(II)とからなり、空調システム(I)は、利用者が居住する部屋空間や事務作業者等が利用するオフィス等の部屋空間に設置される空調設備装置1と、この空調設備装置1に制御目標値(以下設定温度Tという)を設定して空調設備装置1を制御する空調制御装置2とからなり、空調設備装置1は、部屋空間に一台或いは複数設置されるものとする。
制御システム(II)は、利用者が使用するPC端末からなる要望入力装置3と、LAN等のネットワーク4を介してこれら要望入力装置3との間に接続され、また制御用の信号線(或いはネットワーク4)等によって空調システム(I)の空調制御装置2と接続されたサーバ5とで構成される。
図2はオフィスビルに設置した場合の配置例を示しており、各部屋空間(以下フロアという)A〜Dには、1台の室外機11aと、複数の室内機11bとからなる空調設備装置1を設置し、各フロアA〜Dには夫々のフロアA〜Dにおいて空調環境を享受する利用者が使用する机上には要望入力装置3として機能するアプリケーションを搭載したPC端末が設けられ、これら要望入力装置3は図1に示すようにサーバ5にネットワーク4を通じて接続されている。
サーバ5は、要望入力装置3で入力された利用者の空調環境の温度に対する要望情報を、要望入力装置3からのアクセスによって取得する通信機能を備えた要望情報取得部50と、この要望情報取得部50で取得する要望情報の内、例えば要望情報の入力が集中するオフィスの始業開始時刻前後の所定時間帯や昼休み後の所定時間帯に対応した第1の所定時間帯において入力される要望情報の履歴を記憶する要望情報履歴記憶部51と、空調制御装置2を通じて空調設備装置1に設定する設定温度Tを導出する制御目標設定部52とから構成される。
制御目標設定部52は、各要望入力装置3から任意に入力される利用者の要望情報を所定の時間間隔で収集してその要望情報の内容に基づいて設定温度Tの変化量ΔTを決定し、この変化量ΔTで現在の設定温度Tを補正して新らたな設定温度Tを決定する利用者の要望の合意形成を行う機能を基本機能とともに、空調制御装置11の当該サーバ5に対するアクセスが集中する上述の第1の所定時間帯における制御目標値(制御目標温度値)を補正してアクセス集中を回避するための処理を行う機能とを備えている。
次に本実施形態の空調制御システムの動作を図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずシステムが動作を開始(S1)すると、サーバ5の制御目標設定部52は、要望入力装置3を通じて送られてきた利用者の空調環境に対する要望情報を取得する要望情報取得部50を通じて所定の時間間隔で収集する処理を行う(S2)。この収集した要望情報の内容で温度を上げたいとする要望数と、温度を下げたいとする要望数とから現在の設定温度T(例えば26℃)を変化させる変化量ΔT(例えば0.5)を決定する処理を行う(S3)。要望数が基準数より少ない場合や、両者の要望数の比率等からみて現状維持なども決定される。
そして変化量ΔTを決定すると、制御目標設定部52は、現在設定されている最新の設定温度T(例えば26℃)を取得する(S4)。そして現在の時刻が予め登録しているオフィスの出勤日(特定日)に対応するアクセス集中時間帯(始業開始前後、昼食後等の所定時間帯)であるか否かチェックし(S5)、アクセス集中時間帯でなければ、変化量ΔTを現在の設定温度Tに加え、新たな設定温度(T=T+ΔT)を決定する(S6)。この場合温度を下げる要望に基づく場合にはΔTの符号はマイナスであるので、決定された設定温度Tは現在の設定温度Tより低くなり、逆に温度を上げる要望に基づく場合にはΔTに符号はプラスであるので、決定された設定温度Tは現在の設定温度Tより高くなる。
この導出された設定温度Tのデータを制御目標設定部5は空調制御装置2へ送信し(S7)、空調制御装置2は受け取った設定温度Tを空調設備装置1の新しい設定温度として設定し、ステップS2の処理に戻る。尚変化量ΔTは、要望を取り入れる場合にあっても省エネルギを考慮したものとする。
一方、制御目標設定部53は、上述の設定温度決定処理以外に、最新のアクセス集中時間帯における要望履歴情報を要望情報履歴記憶部15から収集し(S8)、この収集した要望情報において快適側を求める要望数が予め設定してある所定の最高基準数(LH)より多いか否かをチェックし(S9)、最高基準数(LH)よりも多い場合には、次の特定日(例えば翌日)の補正量δTを快適側方向に設定する(S10)。ここで基準となる初期の補正量δTを−1.0とすると、快適方向の補正量δTとして冷房であれば0.5を引いた値−1.5を、快適側の補正量δTとする。
逆に最高基準数(LH)より多くない場合には、ステップS11で予め設定してある諸所定の最低基準値(LL)よりも少ない否かをチェックし、少ない場合には補正量δTを省エネルギ方向に設定する(S12)。つまり、基準の補正量δT(−1.0)から例えば0.5を加算し、この加算して得られた−0.5を省エネルギ方向の補正量δTとする。
一方最低基準値(LL)よりも多く、最高基準値(LH)よりも少ない、つまり多くもなく少なくもない場合には基準となる初期の補正量δT(=−1.0)を変更しないで設定する(S13)。
尚システムの初期稼動時には前のアクセス集中時間帯の要望情報の履歴が無いため、無条件で快適側方向に設定することを決定するものとする。
さて上述のようにS10,S12、S13で設定した補正量δTを、アクセス集中時間帯の補正量δTとして決定し(S14)、この決定した補正量δTを内蔵メモリに記憶する(S15)。
そして、上述のステップS5でアクセス集中時間帯と判断されると、アクセス集中時間帯の開始時刻か否かをチェックし(S16)、開始時刻であれば、上述の内蔵メモリに記憶した補正量δTを現在の設定温度Tに加えた設定温度(T+δT)を当該時間帯の設定温度Tとする不満緩和のための補正処理を行い(S17)、この補正した設定温度TをステップS6でアクセス集中時間帯の開始時の設定温度と決定し、ステップS7で空調制御装置2へ送信する。
この送信後ステップS2に戻り、アクセス集中時間帯の終了まで、補正量δTによって補正された設定温度Tをベースに、アクセス集中時間帯内で収集した要望情報に基づいて決定される変化量ΔTによって設定温度Tを変更する処理を行う。
ステップS16のチェックでアクセス集中時間帯の終了時刻と判定されると、現在の設定温度Tをアクセス集中時間帯前の設定温度T(=T−δT)に戻す補正の終了処理を行い(S18)、この終了処理後の設定温度Tをアクセス集中時間帯以後の設定温度Tとして決定し(S6)、ステップS7で空調制御装置2へ送信する。
このように利用者が不満を抱きやすい特定日に対応する時間帯(アクセス集中時間帯)において、利用者からの要望情報の入力数を抑制できるようにより快適側の設定温度Tを設定することで、利用者の不満を抑え、これによりアクセス集中を回避することができる。その他の時間帯においてはアクセス集中時間帯に比べて省エネルギ方向の設定温度Tを利用者の要望に即して設定することで省エネルギを図ることができる。
図4(a)はアクセス集中時間帯(ta)における設定温度Tを、同図(b)はアクセス状況を示しており、アクセス集中時間帯(ta)の開始前の冷房の設定温度Tが例えば28℃とすると、アクセス集中時間帯になると、補正量δT(例えば−(2℃))により26℃と快適側に補正され、この補正後の設定温度Tをベースとして設定温度Tはアクセス集中時間帯(ta)における要望情報の入力に基づいて変化量ΔTで変更されることになる。そしてアクセス集中時間帯(ta)が終了すると、設定温度Tは元の28℃に戻ることになる。図4(b)中Xはサーバ5のアクセス許容数を示しており、Yは要望情報数の遷移を示す。尚▼は温度を下げたいとする要望情報を示す。
また、図5に示すようにアクセス集中時間帯Tac以外の時刻別の申告数が基準値αを上回った場合、その期間Ta自動的にアクセス集中時間帯と判別し、アクセス集中時間帯Tacとしての処理を行う。
(実施形態2)
実施形態1では、前日の最終の設定温度Tから所定の補正量δTで補正した設定温度Tをアクセス集中時間帯開始時の設定温度のベースとしているが、本実施形態では図6に示すようにアクセス集中時間帯taの終了時刻となるとそのときの設定温度Tを制御目標設定部52が内蔵メモリで記憶し(S20)、この記憶した設定温度Tを次回のアクセス集中時間帯の開始時刻の設定温度Tとする点に特徴がある。
つまり、制御目標設定部52は、次のアクセス集中時間帯の開始時に対応して内蔵メモリに、前のアクセス集中時間帯の終了時の設定温度Tが記憶されているか否かのチェックを行い(S21)、記憶されていない場合、つまりシステムの初期稼動時には内蔵メモリには前のアクセス集中時間帯の終了時の設定温度Tは記録されていないため実施形態1と同様に温度設定を快適側としてその補正量δTを決定し(S22)。この補正量δTを内蔵メモリに記憶し(S23)、この記憶した補正量δTと現在の設定温度Tとを加算する補正処理(T=T+δT)を行い、実施形態1と同様にこの補正処理されて得られた設定時間Tをアクセス集中時間帯の設定温度の不満緩和のための設定時間とする(S24)。
この補正処理後の設定温度Tを実施形態1と同様にステップS6で新たな設定温度として決定し、この設定温度Tを空調制御装置2へステップS7で送信する。
一方、ステップS21で内蔵メモリに前のアクセス集中時間帯の終了時の設定温度Tが記憶されている場合、上述の補正処理のステップS24において、設定温度Tをアクセス集中時間帯の設定温度Tの不満緩和のための設定温度とし、この設定温度TをステップS6で新たな設定温度として決定し、この設定温度Tを空調制御装置2へステップS7で送信する。
このようにして前のアクセス集中時間帯の終了時の設定温度Tを次のアクセス集中時間帯の開始時の設定温度Tとすることで、補正処理の計算を行うことなく、利用者が不快感を覚えないと考えられる設定温度Tをアクセス集中時間帯の設定温度として設定することができるのである。
尚、図6のフローチャート中、上述の処理以外においてl実施形態1と同じ処理ステップには同じ符号を付して説明は省略する。
図7はこの前のアクセス集中時間帯(ta)の終了時の設定温度Tを次のアクセス集中時間帯(ta)の開始時の設定温度としている様子を示す。尚▼は温度を下げたいとする要望情報の入力を示す。
而して本実施形態ではアクセス集中時間帯における要望情報の入力数を確実に抑えることができることになる。
尚アクセスが集中しやすい時間帯の設定温度とアクセス(単位時間当たりの要望数)の関係から図8に示すようにアクセス数が基準値α以下で最も省エネルギとなる設定温度Tに設定することもできる。また設定温度とアクセス数の履歴は現在に近いものに重みをつける。
(実施形態3)
ところで、図2に示すようにフロアA〜D毎に空調設備装置1が設けられているが、上述のようなアクセス集中時間帯を設定し、このアクセス集中時間帯の終了と同時に全空調設備装置1の設定温度Tを省エネルギ側に戻した場合、各フロアA〜Dの利用者からの要望情報入力が一度に発生し、そのため要望情報入力数が過度に増える恐れがある。
そこで、本実施形態では、制御目標設定部52が、各フロアA〜Dのアクセス集中時間帯の終了時刻を設定管理して、各フロアA〜D毎にアクセス集中時間帯の終了時刻をずらし、これによって各フロアA〜Dの空調設備装置1の設定温度Tが省エネルギ側に設定する時刻がずれ、その結果、利用者からの要望情報の入力数の増加が一度に集中することを無くすことができる。
また、本実施形態では制御目標設定部52に各空調設備装置1の空調能力を取得する空調能力取得部53を図9に示すように付設し、この空調能力取得部53で取得した各空調設備装置1の空調能力により、アクセス集中時間帯の終了時刻より前の所定時刻より空調設備装置1の設定温度Tを変更させる処理を行い、この変更により終了時点での部屋空間の温度を終了時刻に設定される設定温度Tと一致させるのである。
これにより所定する時刻(アクセス集中時間帯の終了時刻)において空調設備装置1の空調能力によって実際の部屋空間の温度が、終了時刻に設定される設定温度Tに達するまでに時間がかかるという事態を避けることができる。これにより要望情報の入力数が一度に増加することを確実に避けることができる。
尚アクセス集中時間帯の開始時刻において、アクセス集中時間帯の開示時刻に本来設定しする設定温度Tに部屋空間の温度が達するように、開始時刻よりも早めに、設定温度Tを変更しても良い。
図10は本実施形態における各フロア(図ではA〜C)の空間温度(破線)Txと設定温度(実線)Tの遷移を示す。尚tA〜tCはフロアA〜Cにおけるアクセス集中時間帯の終了時刻を示す。
尚本実施形態のその他の構成は実施形態1と同じ構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。またアクセス集中時間帯における設定温度Tの設定処理は実施形態1、2の何れでも良い。
(実施形態4)
本実施形態は図11に示すように、屋外の温熱環境に関する物理量を計測する屋外環境センサとして温度センサ6を備え、制御目標設定部52は、設定温度Tの変更に用いる補正量δTを温度センサ6が計測する外気温度に応じて変更することを特徴とする。尚本実施形態のその他の構成は実施形態1と同じ構成であるので、同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。またアクセス集中時間帯における設定温度Tの設定処理は実施形態1、2の何れでも良い。
図12は本実施形態を用いた外気温度に応じて変更される補正量δTに基づく設定温度Tと外気温度との関係を示す。
本実施形態によれば、利用者が屋内外の移動により,屋外の温熱環境による影響を受ける場合においても、利用者からの要望情報の入力数とエネルギ増加の双方を抑えることができる。
実施形態1のシステム構成図である。 実施形態1のシステムのレイアウト例図である。 実施形態1の動作説明用フローチャートである。 実施形態1におけるアクセス集中時間帯の設定温度と、アクセス状況の関係説明図である。 実施形態1における単位時間当たり要望数によるアクセス集中時間帯としての見なし処理の説明図である。 実施形態2の動作説明用フローチャートである。 実施形態2におけるアクセス集中時間帯の終了時の設定温度を次のアクセス集中時間帯の開始時の設定温度とする様子を示すタイミングチャートである。 実施形態2のアクセス数と設定温度の関係説明図である。 実施形態3のシステム構成図である。 実施形態3における空間温度と設定温度の遷移図である。 実施形態4のシステム構成図である。 実施形態4における外気温度と設定温度との関係説明図である。
符号の説明
(I) 空調システム
1 空調設備装置
2 空調制御装置
(II) 制御システム
3 要望入力装置
4 ネットワーク
5 サーバ
50 要望情報取得部
51 要望情報履歴記憶部
52 制御目標設定部

Claims (8)

  1. 所定空間の空調制御を行う空調設備装置と、該空調設備装置に制御目標値を設定する空調制御装置と、前記所定空間に存在する利用者からの前記空調制御装置に対する制御要望を入力する要望入力装置と、前記要望入力装置を用いて入力された要望情報を取得する要望情報取得部と、取得した前記要望情報に基づいて前記制御目標値を導出する制御目標設定部とを有して成る空調制御システムであって、
    前記制御目標設定部は、要望情報が集中し易い所定時間帯において、過去の制御目標値と要望情報の履歴情報に基づき、前記制御目標値を要望情報の入力数を抑制する方向に補正することを特徴とする空調制御システム。
  2. 過去における前記時間帯毎の要望情報の履歴を取得する要望情報履歴記憶部を備え、
    前記制御目標設定部は、前記要望情報履歴記憶部に記憶された最新の特定日の前記所定時間帯内の要望情報の数が、所定の最高基準数よりも多い場合に次の特定日の前記所定時間帯の制御目標値を、快適となる制御方向に所定値分補正することを特徴とする請求項1記載の空調制御システム。
  3. 前記制御目標設定部は、前記制御目標値が前記所定値分で変更されている前記所定時間帯の経過時に、前記制御目標値を前記所定値で補正される前の制御目標値に戻すことを特徴とする請求項2記載の空調制御システム。
  4. 前記制御目標設定部は、前記制御目標値が前記所定値分で変更されている所定時間帯終了時に当該所定時間帯内の要望情報数が所定の最低基準数よりも少ない場合に、次の特定日の所定時間帯における前記制御目標値を前記所定値分で補正される前の制御目標値とすることを特徴とする請求項3記載の空調制御システム。
  5. 前記制御目標設定部は、前記所定時間帯の終了時の制御目標値を記憶し、該記憶した制御目標値を次の特定日の所定時間帯における制御目標値とすることを特徴とする請求項2又は3記載の空調制御システム。
  6. 前記制御目標設定部は、制御目標値を各空調設備装置毎に導出するとともに、前記所定時間帯の設定時刻を各空調設備装置毎に異ならせて設定していることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の空調制御システム。
  7. 前記所定時間帯に対する空調設備装置の空調能力を取得する空調能力取得部を備え、
    前記制御目標設定部は、前記特定日の前記所定時間帯の開始時若しくは終了時の温度が、その時点で設定される制御目標値となるように、前記取得した空調能力に基づいて、前記時点の所定時間前から制御目標値を、前記空調制御装置を通じて前記空調設備装置に変更設定することを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の空調制御システム。
  8. 屋外の温熱環境に関する物理量を計測する屋外環境センサを備え、
    前記制御目標設定部は、前記制御目標値の変更に用いる前記所定値を前記屋外環境センサが計測する前記物理量に応じて変更することを特徴とする請求項乃至7の何れか記載の空調制御システム。
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