JP2008241025A - ナット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ナット10は、スクリューコッタ30とホルダ40により構成される。スクリューコッタ30は、分割体30A,30Bからなり、外周面には一対の平行面37及びテーパ面38が形成される。ホルダ40は、貫通孔42のテーパ面44によりスクリューコッタ30に対して摺動可能であり、かつ、スクリューコッタ30とともに回転可能となっている。対象物20の締め込みの際は、ボルト12の軸部14に、ホルダ40を対象物20の近くまで通してから、その端部40B側に分割体30A,30Bを配置して軸部14を挟む。次に、ホルダ40を移動して分割体30A,30Bの外周面に嵌合させ、そのネジ穴32をボルト12のネジ部16に噛ませる。この状態でナット10を回転させると、ボルト12との締結が可能となる。
【選択図】図2
Description
備えるとともに、前記ナット本体とホルダは、前記ボルトのネジ部と略直交する断面形状が略同一であって、嵌合状態において同時に回転可能であることを特徴とする。
いる。
に突出する長さに設定されている。
(1)前記実施例で示した形状,寸法,デザインは一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。材料についても同様に、必要に応じて適宜変更可能である。
(2)前記実施例2で示したバネ66も一例であり、同様の効果を奏するものであれば、他の公知の各種の付勢手段を用いるようにしてよい。例えば、図8(A)に示すように、線材からなる略V字状のバネ80を用いるようにしてもよいし、図8(B)に示すバネ82のように菱形のものを用いるようにしてもよい。また、図8(C)に示すコイル状のバネ84を、スクリューコッタ52の平行面に設けられた溝64Cの上下2ヶ所に設けるようにしてもよい。更に、図8(D)に示すように、略U字状ないし略V字状のバネ86の端部近傍に、外側に突出した凸部88A及び88Bを形成するとともに、前記スクリューコッタ52の溝64Dに、穴90A及び90Bを設けて、該穴90A,90Bに前記凸部88A,88Bを差し込んで位置決めを図るようにしてもよい。前記実施例4のバネ体214も一例であり、同様の効果を奏するように、必要に応じて適宜設計変更してよい。
(4)前記実施例で示したスクリューコッタ30,52,102,202の分割状態も一例であり、平行面において2分割してあればよく、ボルト軸部14に対して斜めに分割したり、不均等に分割したりするようにしてもよい。
12:ボルト
14:軸部
14A:端部
16:ネジ部
18:頭部
20:対象物
30:スクリューコッタ(ナット本体)
30A,30B:分割体
32:ネジ穴
34,36:端部
37:平行面
38:テーパ面
40:ホルダ
40A,40B:端部
41:面取り
42:貫通孔
43:平行面
44:テーパ面
46:縁部
50:ナット
52:スクリューコッタ(ナット本体)
52A,52B:分割体
54:ネジ穴
56,58:端部
59:平行面
60:テーパ面
62:分割線
64,64C,64D:溝
66:バネ
68:プレート
70:ホルダ
70A,70B:端部
71:面取り
72:貫通孔
73:平行面
74:テーパ面
76:縁部
80,82,84,86:バネ
88A,88B:凸部
90A,90B:穴
100:ナット
102:スクリューコッタ(ナット本体)
102A,102B:分割体
104:ネジ穴
106,108:端部
110:平行面
111,112:テーパ面
114:バネ体
116A,116B:アーム
118:連結リング
120:ホルダ
120A,120B:端部
122:面取り
124:貫通孔
126:平行面
128:テーパ面
130:縁部
132:段差
134:溝部
136:セットプレート
138:開口部
140:係合溝
142:ストップリング
144:切れ目
200:ナット
202:スクリューコッタ(ナット本体)
202A,202B:分割体
204:ネジ穴
206,208:端部
210:平行面
212:テーパ面
214:バネ体
216:プレート
216A,216B:縁
217:開口部
218:板バネ
220:ホルダ
220A,220B:端部
222:面取り
224:貫通孔
226:第1収納部
226A:テーパ面
227:段差
228:第2収納部
230:縁部
232A,232B:位置決めプレート
234A,234B:平面部
236:連結部
238:爪
240:隙間
250:プレート
252:開口部
254:係合部
Claims (9)
- ボルトと組み合わせて対象物の締め付けを行うナットであって、
前記ボルトのネジ部と螺合するネジ穴を有しており、対向する一対の平行面と、前記対象物に対向する端部側から他端側へ向けて広がる一対のテーパ面からなる外周面を備えるとともに、全体が前記平行面において周方向に2分割されたナット本体,
対向する一対の平行面と、前記ナット本体のテーパ面と略同一勾配の一対のテーパ面からなる貫通孔を有しており、締め付け方向の反対側への移動により、前記貫通孔を分割されたナット本体の外周面に嵌合して、前記ネジ穴を前記ボルトのネジ部に噛ませるホルダ,
を備えるとともに、
前記ナット本体とホルダは、前記ボルトのネジ部と略直交する断面形状が略同一であって、嵌合状態において同時に回転可能であることを特徴とするナット。 - ボルトと組み合わせて対象物の締め付けを行うナットであって、
前記ボルトのネジ部と螺合するネジ穴を有しており、対向する一対の平行面と、前記対象物に対向する端部側から他端側へ向けて広がる一対のテーパ面からなる外周面を備えるとともに、全体が前記平行面において周方向に2分割されたナット本体,
対向する一対の平行面と、前記ナット本体のテーパ面と略同一勾配の一対のテーパ面からなり、前記ナット本体よりも軸方向に長い貫通孔を有するとともに、該貫通孔内に前記ナット本体を収納した状態で締め付け方向の反対側に移動させることにより、分割されたナット本体のネジ穴を前記ボルトのネジ部に噛ませるホルダ,
分割されたナット本体間に設けられており、これらを弾性力により前記貫通孔の内面に向けて付勢する付勢手段,
を備えるとともに、
前記ナット本体とホルダは、前記ボルトのネジ部と略直交する断面形状が略同一であって、嵌合状態において同時に回転可能であることを特徴とするナット。 - 前記貫通孔の締め付け方向の反対側の端部に設けられており、前記ナット本体の端面と係合するストッパ手段,
を備えたことを特徴とする請求項2記載のナット。 - 前記付勢手段が、前記ナット本体の一対の平行面に、分割部分を跨いで設けられることを特徴とする請求項2又は3記載のナット。
- 前記分割されたナット本体に対する前記付勢手段の位置を決めるための付勢手段位置決め手段,
を設けたことを特徴とする請求項4記載のナット。 - 前記付勢手段が、
一方の端部が、前記分割されたナット本体の締め付け方向の反対側の端面に固定されており、他方の端部が、前記ホルダの貫通孔から突出する一対のバネ状のアーム,
前記貫通孔から突出した前記一対のアームを連結する連結部,
を備えたことを特徴とする請求項2又は3記載のナット。 - 前記一対のアームに係合する溝部を有しており、前記付勢手段に装着可能であって、前記分割されたナット本体の位置を決めるための本体位置決め手段,
を設けたことを特徴とする請求項6記載のナット。 - ボルトと組み合わせて対象物の締め付けを行うナットであって、
前記ボルトのネジ部と螺合するネジ穴を有しており、前記対象物に対向する端部側から他端側へ向けて広がるテーパ面と、該テーパ面に形成された対向する一対の平行面とからなる外周面を備えており、全体が前記平行面において周方向に2分割されたナット本体,
該ナット本体のテーパ面と略同一勾配のテーパ面を有する第1収納部と、前記テーパ面の大径側に連続形成されており、前記ナット本体の一対の平行面と略同一間隔の一対の平行面を有する第2収納部からなり、前記ナット本体よりも軸方向に長く形成された貫通孔を備えたホルダ,
前記第2収納部に軸方向に摺動可能となるように収納され、前記第1収納部からの前記ナット本体の抜けを防止するとともに、前記軸方向に伸縮可能な付勢手段,
前記貫通孔の締め付け方向の反対側の端部に設けられており、前記付勢手段と係合するストッパ手段,
前記第1収納部内における前記ナット本体の位置決めを行う本体位置決め手段,
を備えるとともに、
前記ナット本体とホルダは、前記ナット本体を第1収納部に収納した嵌合状態において、同時に回転可能であることを特徴とするナット。 - 前記付勢手段が、
前記ボルトの軸部が貫通可能な開口部を有しており、前記第1収納部に収納されたナット本体の端面と接触する平面部,
一端が前記平面部に固定されており、他端が前記ストッパ手段に接触可能であるとともに、変形及び形状復元可能な複数のバネ,
を備えたことを特徴とする請求項8記載のナット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007196738A JP4907457B2 (ja) | 2006-07-31 | 2007-07-27 | ナット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011150537A1 (zh) * | 2010-06-03 | 2011-12-08 | 上海轩安环保科技有限公司 | 新型快速螺母 |
JP2017115995A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 三菱重工業株式会社 | 締結装置 |
Citations (4)
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JPS59168011A (ja) * | 1983-03-15 | 1984-09-21 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 芳香族共重合体 |
JPH10205513A (ja) * | 1997-01-20 | 1998-08-04 | Pop Rivet Fastener Kk | 押込み式ナット |
JP2002139011A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Nhk Spring Co Ltd | 簡易締結装置 |
-
2007
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