JP2008240003A - 成膜方法、成膜装置及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の面内温度分布を基板間で揃え、これにより基板間における成膜処理のばらつきを抑えることのできる成膜方法などを提供する。
【解決手段】本成膜方法は、ステージ12の載置面の放射率分布を多数作成し(S1)、これらに基づき成膜処理時の基板の温度分布を推測した後(S2)、処理枚数ごとに成膜処理時の基板の温度分布を実測して(S3)、推測結果と実測結果とをマッチングし、基板処理枚数ごとのステージ12の放射率分布を求める(S4)。そしてこれらの放射率分布に基づいて処理枚数ごとの基板表面の温度分布が1枚目処理時のものと揃うように、ヒータ2a、2bの電力供給比を決定し、これを供給比テーブル53に記憶した後(S5)、この供給比テーブル53を参照しながらヒータ2a、2bの電力比制御を行って成膜処理を実行する(S6)。
【選択図】図9

Description

本発明は、基板に対して処理ガスにより成膜する成膜方法、その方法を実施する成膜装置に係り、特に基板の載置台に設けられたヒータの制御に関する。
半導体製造プロセスの中には、基板例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)を加熱した状態で処理を行うプロセスがあり、その一つとして例えば熱CVDが挙げられる。熱CVDでは、ヒータを埋設した載置台上にウエハを載置し、ヒータによりウエハを加熱してその熱により成膜ガスを分解して薄膜をウエハ表面に堆積するようにしている。この種のプロセスでは、成膜処理について高い面内均一性を確保するために基板の温度を均一にあるいはその装置に見合った適切な温度分布パターンに設定する必要がある。このためヒータを中央部と周縁部とに分割して温度制御を行うゾーン制御が知られている(特許文献1)。図14は、ヒータのゾーン制御系を示す図であり、H1、H2は、夫々載置台100の中央部に設けられたヒータ及び周縁部に設けられたヒータである。温度検出部101は載置台100の中央部の温度を検出しており、この温度検出値に基づいて演算部102で中央ヒータH1の供給電力(電力指令値)が求められると共に、この電力指令値に一定の供給比を掛け算して周縁ヒータH2の電力指令値が求められる。図14中、103、104は電源部、105はウエハである。
一方、成膜処理を行うと載置台100の表面にも膜が付いて放射率が初期の状態と変わることから、放射率の変化を抑えるために、載置台100の表面に予め成膜処理(プリコート)を行う。この場合、ある種の成膜処理においては例えば金属膜を成膜する処理においては、ウエハの裏面に金属が付着しないようにするために、ウエハの載置領域についてはウエハに成膜する薄膜成分を堆積しないようにしている。
しかしながらウエハを連続処理して処理枚数を重ねていくうちにウエハの面内温度分布が変わり、詳しくはウエハの周縁部の温度が低下し、これによりウエハ間で膜厚分布や膜質が変わってきてしまう現象が起こる。本発明者はこの要因を後述の検証試験から次のように推定している。即ち、ウエハは載置台100の表面に静電チャックにより吸着しているが、微視的に見るとウエハの裏面と載置台100の表面との間に微小な隙間が存在し、このため連続成膜処理中に原料ガスがこの隙間に拡散することにより、ウエハの周縁からある程度奥側(中央部寄り)に回り込んでしまう。従って載置台100の周縁部における表面には、ウエハの処理枚数を重ねていくうちに成膜が進行し、当該表面の放射率が低下する。これにより載置台100の周縁部では熱が籠もり、その熱が中央部に流れて中央部の温度が上昇しようとするので、中央部のヒータH1に対する供給電力を少なくするように制御系が働く。ところが中央部のヒータH1に対する周縁部のヒータH2の供給電力比が一定であるため、載置台100の周縁部の温度が低下し、その結果ウエハの処理枚数を重ねることにより例えば後述で説明する図10(b)に示すようにウエハの周縁部の温度が徐々に低下する。
特開2003−257873号公報:段落0020、図1
本発明はこのような事情の下になされたものであり、基板の面内温度分布を基板間で揃え、これにより基板間における成膜処理のばらつきを抑えることのできる成膜方法及び成膜装置、ならびに成膜方法を実施するデータベースを作成するためのプログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の成膜方法は、処理容器内の基板載置台に設けられ、基板の中央部と周縁部とを夫々加熱するための第1のヒータ及び第2のヒータを備え、基板の中央部の温度を検出し、その温度検出値に基づいて第1のヒータの供給電力の制御を行うと共に第1のヒータの供給電力に対して決められた比率の電力を第2のヒータに供給しながら基板に対して成膜処理を行う方法において、
前記基板載置台の表面における基板載置領域の放射率分布を多数作成する工程と、
各放射率分布ごとに、前記基板載置台上の基板の温度分布を放射率分布に基づいて推測する工程と、
基板の処理枚数ごとに、前記基板載置台上の基板の温度分布を実測する工程と、
推測された基板の温度分布の中から、実測された基板の温度分布に相当する温度分布を選択し、選択された温度分布に対応する基板載置領域の放射率分布をその処理枚数における放射率分布として決定する工程と、
決定された放射率分布に基づいて、そのときの基板の温度分布が1枚目処理時の基板の温度分布と揃うように、第1のヒータに対する第2のヒータの電力供給比を決定し、これにより基板の処理枚数と前記電力供給比とを対応付けた供給比テーブルを作成する工程と、
作成された供給比テーブルを参照して、基板の処理枚数に応じた電力供給比を読み出し、その電力供給比によりヒータの電力制御を行いながら基板に対して成膜処理を行う工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の成膜装置は、処理容器内に設けられた基板載置台に基板を載置し、処理ガスによりこの基板に対して成膜処理を行う成膜装置において、
前記基板載置台に設けられ、基板の中央部と周縁部とを夫々加熱するための第1のヒータ及び第2のヒータと、
請求項1に記載された方法により作成された供給比テーブルを記憶する記憶部と、
前記基板の中央部の温度を検出し、その温度検出値に基づいて第1のヒータの供給電力の制御を行うと共に、前記供給比テーブルから基板の処理枚数に応じた電力供給比を読み出し、その電力供給比により第2のヒータの供給電力の制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。この発明において、例えば成膜処理は金属薄膜を成膜する処理であり、載置台の表面における基板載置領域には、金属薄膜がプリコートされていない。
更に他の発明は、処理容器内の基板載置台に設けられ、基板の中央部と周縁部とを夫々加熱するための第1のヒータ及び第2のヒータを備え、基板の中央部の温度を検出し、その温度検出値に基づいて第1のヒータの供給電力の制御を行うと共に、供給比テーブルから基板の処理枚数に応じた、第1のヒータに対する第2のヒータの電力供給比を読み出し、その電力供給比により第2のヒータに電力を供給しながら基板に対して成膜処理を行うときに用いられる前記供給比テーブルを作成するためのコンピュータプログラム記憶する記憶媒体において、
前記コンピュータプログラムは、請求項1に記載された工程により供給比テーブルを作成するようにステップが組まれていることを特徴とする。
本発明によれば、基板の処理枚数に応じた載置台の放射率分布データを求め、このデータに基づいて基板の中央領域と周縁側領域とにおけるヒータの電力供給比を決定しているので、成膜処理を重ねることで載置台に薄膜が堆積して表面からの放射率が変化しても、基板間にて面内温度分布が異なる現象を抑えることができ、基板間の成膜処理について高い均一性を確保することができる。
そして基板の温度分布の実測データは、温度検出部位が基板の半径方向にて飛び飛びであるし、温度検出部位の数も限界があり、また測定時の外乱などにより測定ごとに温度分布パターンが微妙に変動することもあることなどから、基板の処理枚数が同じであっても実測データが微妙にばらつくことがあり、このため実測データに基づいて基板の中央領域と周縁側領域とにおけるヒータの電力供給比を決定することは難しい。これに対して作成した載置台の放射率分布データ(これは成膜付着分布データともいえる)は、そのときの載置台の表面状態を正確に表現しているものであるから、適切なヒータの電力供給比を容易に決定することができる。
[成膜装置の全体構成]
初めに本発明に係る成膜装置1の全体構成について、図1〜図3を参照しながら、ウエハ10表面に熱CVDにより配線材料のタングステン膜を成膜する場合を例にとって説明する。図1中11は、例えばアルミニウムからなる真空チャンバーをなす処理容器である。この処理容器11は、上側の大径円筒部11aと、その下側の小径円筒部11bとが連設されたいわばキノコ形状に形成されており、その内壁を加熱するための図示しない加熱機構が内部に設けられている。処理容器11内には、例えば12インチのウエハ10を水平に載置するための例えばアルミニウム製の載置台である円柱状のステージ12が設けられており、このステージ12は小径円筒部11bの底部に支持部材12aを介して支持されている。
前記ステージ12には、図2(a)にも示すようにステージ12上に載置されたウエハ10の中央(センター)領域を加熱するための第1のヒータ2aと、そのウエハ10の周縁側(エッジ)領域を加熱するための第2のヒータ2bとが埋設されており、ステージ12表面からの放射熱を利用してステージ12に載置されたウエハ10を加熱することができるようになっている。この例では、これら2つのヒータ2a、2bは、各々シート状の抵抗発熱体により構成され、図3に示すようにステージ12の中心に対して同心円状に並ぶようにステージ12内に配置されているが、その形状については限定されるものではない。
ステージ12中央領域の表面近傍には、ウエハ10の中央領域の温度を検出するための熱電対18が埋設されており、ステージ12の当該部位の温度を検出することにより間接的にウエハ10中央領域の温度を検出することができるようになっている。ヒータ2a、2bの制御系については後述する。
また図面には示していないが、ステージ12の表面部には、静電チャックが設けられていてチャック電極に電圧を印加することでウエハ10がステージ12に静電吸着されるようになっている。更にステージ12には、図2(a)に示すように伝熱性の不活性ガスからなるバックサイドガス、例えばヘリウム(He)ガスなどを供給するための多数のガス供給孔17が設けられており、このガス供給孔17はバックサイドガスを供給するガス供給管17aと接続されている。なお、ガス供給孔17やガス供給管17aは図示の便宜上、図2にのみ示した。ウエハ10は静電吸着によりステージ12に押し付けられるが、ステージ12とウエハ10との間には微視的に見ると僅かな隙間が存在し、この隙間にバックサイドガスが満たされることによりウエハ10とステージ12との間の熱伝達性が高められる。またステージ12の表面に小さな円柱状の凸部を多数島状に設け、ステージ12上にパーティクルなどが付着していても、それらがウエハ10の裏面に付着しにくいように構成した静電チャックを用いてもよい。
更にまたステージ12には、ウエハ10を昇降させて外部の搬送手段と受け渡しを行うための昇降ピン13が載置面から出没自在に設けられている。この昇降ピン13は支持部材14を介して駆動部15に連結されており、この駆動部15を駆動させることで昇降ピン13を昇降させることができるように構成されている。
そして図2(b)に示すように、ステージ12表面全体は、シリコン窒化膜121、窒化タングステン膜122、シリコン膜123がこの順に積層されてプリコートされており、さらにウエハ10の載置領域を除いた領域にタングステン膜124が積層されている。
図1に戻って、処理容器11の底部には排気管41の一端側が接続され、この排気管41の他端側には真空ポンプ42が接続されている。また処理容器11の大径円筒部11aの側壁には、ゲートバルブGにより開閉される搬送口16が形成されている。
一方、処理容器11の天井部には開口部30が形成され、この開口部30を塞ぐように、かつステージ12に対向するように、例えばアルミニウム製のガスシャワーヘッド31が設けられている。ステージ12は、ガス室32aとガス供給孔32bとを備え、ガス室32aに供給されたガスはガス供給孔32bから処理容器11内に供給される。
ガス室32aには原料ガス供給路33を介して原料貯留部34が接続され、原料貯留部34にはタングステン膜の前駆体となるタングステンヘキサカルボニル(W(CO))が液体の状態で貯留されている。原料貯留部34はアルゴンガスなどによって加圧されることにより、原料をガスシャワーヘッド31へ向けて押し出すことができるようになっている。また、原料ガス供給路33には、液体マスフローコントローラやバルブを含む流量調整部36及び、原料を気化するためのベーパライザ37が上流からこの順に介設されている。図1中39は、キャリアガスの流量を調整する流量調整部である。
次にステージ12の内部に設けられているヒータ2a、2bの制御系について図4を参照しながら説明する。図4中の5は、例えばコンピュータからなる制御部であり、制御部5は、中央演算処理装置(CPU)51と、ヒータ制御プログラム52と、例えば書き換え可能なメモリに格納された供給比テーブル53とを備えている。供給比テーブル53は、第1のヒータ2aの供給電力に対する第2のヒータ2bの供給電力の比率を処理枚数に対応させて記載したデータベースである。なお図4に示した供給比は説明のための模式的な値である。前記プログラム52は、例えば既述の図14に示すように、熱電対18によるウエハ10中央領域の温度検出値と温度目標値との偏差を求め、その偏差をPID演算して中央部の第1のヒータ2aの供給電力指令値を演算して電源部54aに出力すると共に、供給比テーブル53からそのときの処理枚数に応じた電力供給比を読み出して、既に演算された供給電力指令値にその電力供給比を掛けて第2のヒータ2bの電力指令値を求め、電源部54bに出力するようにステップ群が組まれている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカードなどの記憶媒体に記憶され、そこからコンピュータにインストールされる。
[電力供給比テーブルの作成]
以下に前記供給比テーブル53を作成するための方法について説明する。この作成方法は、ステージ12の表面におけるウエハ10の載置領域の放射率分布を求めることから始まるが、先ず放射率分布とウエハ10の面内温度分布とが対応していること、言い換えると放射率分布の変化により前記面内温度分布が変わることに関する検証結果について述べる。
図5は、成膜装置1内の熱バランスを模式的に示した説明図であり、図5(a)は成膜装置1内をクリーニングし、更に既述のようにしてタングステンを装置内にプリコートしてスタンバイ状態としてから1枚目のウエハを成膜処理ときの熱バランス、図5(b)は例えば525枚目のウエハ10処理時の熱バランスを示している。図中、ステージ12やウエハ10、ガスシャワーヘッド31の左隣に記載した数値はウエハ10処理中の各部材の温度を示し、これらの部材の上面側または下面側に示した数値は、その数値近傍の部材表面の放射率を示している。
ここでQA1及びQA2は、ウエハ10からガスシャワーヘッド31へ移動する単位時間あたりの熱量であり、夫々1枚目の処理時及び525枚目の処理時の値である。またQB1及びQB2は、ステージ12からウエハ10へ移動する単位時間あたりの熱量であり、夫々1枚目の処理時及び525枚目の処理時の値である。QA1−QA2 で表される熱量差、及びQB1−QB2 で表される熱量差は、先の電力供給比kを一定にしてヒータ制御を行い、1枚目から525枚目に至るまでウエハ10に対して連続成膜処理を行い、1枚目時におけるヒータ2a、2bへの全供給電力量と525枚目における全供給電力量との差に対応するものである。
そしてこの全供給電力量の情報に基づき(1)式を適用して放射率を求めた。
1→2=σ(T −T )[(1/A・F)+Z1/A +Z2/A ]−1 Z1=(1/ε )−1
Z2=(1/ε )−1 ………(1)
Qは放射伝熱量(W)、σは伝熱量(W/m)、Tは温度(K)、Aは面積(m)、Fは形態係数、εは放射率、添え字1、2は夫々高温側、低温側である。
こうしてステージ12のウエハ10の載置領域における1枚目処理時の放射率及び525枚目の放射率は夫々0.6及び0.33の値として求められる。求められた放射率の値は前記載置領域における平均放射率であるが、525枚の処理時においては載置領域の周縁部のみの放射率が低くなる。即ち、ウエハ10とステージ12の表面との間の隙間は非常に狭く、またウエハ10の裏面にはガス供給孔17よりバックサイドガスが供給されて周縁側へ向けて流れているため、この隙間からウエハ10の裏面に原料ガスが入り込んでも、ステージ12の中央領域まで到達することは困難である。このためステージ12表面とウエハ10裏面との隙間には、原料ガスの流れに対して開口部の役割を果たすウエハ10周縁側ほど原料ガス濃度が高く、中央側へ行くほどその濃度の低い径方向への濃度分布が形成され、中心に近い領域までは原料ガスが到達しないと推測できる。そしてステージ12上に堆積するタングステン層について観察したところ、この濃度分布に対応して、周縁側ほど厚く、中央側へいくほど薄いリング状となっていた。従って、525枚目における前記載置領域の平均放射率の値から、図6に示す放射率分布を推定することができる。図6に記載した525枚目における放射率分布は、径方向の積分値が放射率の平均値レベルにおける径方向の積分値と等しくなるように、また表面を目視で観察した結果に対応するように放射率の折曲点を設定しており、かなり精度の高い放射率分布であると思われる。
そして図6に示した1枚目処理時の放射率分布(点線)及び525枚目処理時の放射率分布(実線)の各々について、図7の熱移動モデルを適用してシミュレーションを行ったところ、図8に示すウエハ10の面内温度分布が得られた。
ここで図7の熱移動モデルの作成にあたっては、成膜装置1内のステージ12や支持部材12a、ガスシャワーヘッド31間の熱伝導、対流伝熱、放射伝熱の各種の熱移動を考慮した。また図7左側の拡大図に示すように、ステージ12の載置領域表面からウエハ10への熱移動は、熱伝導と放射伝熱とにより行われるものとし、放射伝熱量の計算にあたっては図6に示した各処理枚数時の放射率分布を使用した。
そして、このような熱移動モデルを用いて得られたシミュレーション結果を検証するため、1枚目処理時及び525枚目処理時のウエハ10面内の温度分布を実測したところ図8にプロットした温度分布が得られた。ここで「×」のプロットは1枚目処理時の温度分布を示し、「●」のプロットは525枚目処理時のものを示している。また成膜処理時のウエハ10表面温度は、1枚目処理前及び525枚処理後の各々の時点で、リンなどのドーピング原子をドープしたシリコン層が形成された温度測定用ウエハを搬入し、このウエハを加熱した後、ドーピング原子の拡散の状態を計測することにより、拡散状態に応じた温度を決定している。
図8に示した結果によれば、ウエハ表面温度の実測値は、1枚目処理時、525枚目処理時のいずれもシミュレーション結果とよく一致している。このことからウエハ10への連続成膜処理において、(1)原料ガスはウエハ10周縁部にてステージ12との隙間に回り込み、その領域での成膜の進行によりステージ12表面の放射率が変化すること、(2)その結果、成膜処理中のウエハ10の表面温度が経時的に変化すること、を検証できた。また、シミュレーション結果が実測値とよく一致したことにより、図6の放射率分布は実際の放射率分布に酷似しているといえる。
図8のシミュレーションの結果によれば、525枚目のウエハ10処理時にはステージ12の周縁側領域における放射率が低下しているため、この領域において放射による熱の移動が減少し、1枚目のウエハ10処理時と比較するとウエハ10周縁側領域の温度が低下している。この結果、1枚目と525枚目とではウエハ10表面の温度分布に大きな相違を生じ、ウエハ10面間で均一な膜を成膜することができないことがわかる。
こうして、525枚目のウエハ10処理時のようにウエハ10の周縁側領域の温度が変化してしまった場合(実線)には、この領域に対応する第2のヒータ2bの発熱量を増やすことにより、ウエハ10の温度分布を1枚目のウエハ10処理時の温度分布(破線)に近づけ、ウエハ10面間の成膜条件の均一性を高めることができる。
本実施の形態では、このような検証結果に基づき既述の供給比テーブル53を次のようにして作成している。供給比テーブル53は、例えば成膜装置のコンピュータとは別個のコンピュータによりプログラムを用いて作成される。図9は、供給比テーブルを決定する動作の流れを示したフロー図であり、先ず、図10(a)に示すようにステージ12における種々の放射率分布を作成する(ステップS1)。
この放射率分布の作成は、図6に示した放射率分布において、例えば折曲点の位置を変化させずに周縁部の放射率の大きさを種々変えることにより行われる。図10(a)においては図示の便宜上、R1〜R4の4本の放射率分布のみを示したが、実際には例えば数百本の放射率分布を作成するようになっている。種々の放射率分布を作成したら、図10(b)に示すように、各放射率分布に応じたウエハ10の温度分布を既述のようにしてシミュレーションする(ステップS2)。
一方で、今回のクリーニング前のウエハ10処理においては、図11に示すように、予め決めたウエハ10の処理枚数ごとにウエハ10の径方向の温度分布を測定し、記憶しておく(ステップS3)。温度分布の取得は、既述のように温度測定用のウエハ10を用いてウエハ10上の所定位置のドーピング剤の拡散に基づいて各位置の温度を決定することにより行われる。
そして、ステップS3で得た実測のデータがステップS2で得たシミュレーションデータのいずれに相当するかを例えばパターンマッチングにより判断し、図10(b)の温度分布と図10(a)の放射率分布との対応関係(例えば温度分布T1は、放射率分布R1に対応)から逆算して、図12に示すようにウエハ10処理枚数ごとのステージ12の放射率分布を求める(ステップS4)。
こうして得られたステージ12の放射率分布に基づいて、各処理枚数ごとのウエハ10温度分布と1枚目処理時のウエハ10温度分布とが揃うように、電力供給比「k」を決定し、その結果を供給比テーブル53に記憶する(ステップS5)。以上のステップにより、ウエハ10処理枚数の増加に応じて第2のヒータ2bへの電力供給比「k」を増加させるような供給比テーブル53が作成される。
供給比テーブル53が作成されたら、成膜装置1のコンピュータ内にこの供給比テーブル53をロードする。なお供給比テーブル53の作成プログラムは、成膜装置1のコンピュータ内にインストールされていて、当該コンピュータにより供給比テーブル53を作成するようにしてもよい。供給比テーブル53の作成は、成膜装置1の立ち上げ時やステージ12の交換時などに行われる。
こうして得られた電力供給比に基づいて第2のヒータ2bの供給電力を制御しながら各ウエハ10についての成膜処理を実行する(ステップS6)。即ち、外部から搬入されたウエハ10をステージ12上に載置して、処理容器11内を真空雰囲気とながら、原料ガスをガス供給孔32bより処理容器11内に導入し、これと同時にステージ12内のヒータ2a、2bによってウエハ10を面内平均温度で例えば500℃まで加熱することにより、ウエハ10表面にタングステン膜を成膜する。
本実施の形態に係る成膜装置1によれば以下のような効果がある。ウエハ10の処理枚数に応じたステージ12の放射率分布データを求め、このデータに基づいてウエハ10の中央領域と周縁側領域とにおけるヒータ2a、2bの電力供給比を決定しているので、成膜処理を重ねることでステージ12に薄膜が堆積して表面からの放射率が変化しても、ウエハ10間にて面内温度分布が変化する現象を抑えることができ、ウエハ10間の成膜処理について高い均一性を確保することができる。
そしてウエハ10の温度分布の実測データは、温度検出部位がウエハ10の半径方向にて飛び飛びであるし、温度検出部位の数も限界があり、また測定時の外乱などにより測定ごとに温度分布パターンが微妙に変動することもあることなどから、ウエハ10の処理枚数が同じであっても実測データが微妙にばらつくことがあり、このため実測データのみに基づいてウエハ10の中央領域と周縁側領域とにおけるヒータ2a、2bの電力供給比を決定することは難しい。これに対して作成したステージ12の放射率分布データ(これは成膜付着分布データともいえる)は、そのときのステージ12の表面状態を正確に表現しているものであるから、適切なヒータ2a、2bの電力供給比を容易に決定することができる。
本実施の形態に係る成膜方法は、金属膜の成膜処理など、ステージ12のウエハ載置領域にプロセスを行う膜と同一の膜をプリコートしない場合に特に有効であるが、この金属膜は実施の形態中に例示したタングステン以外の金属であってもよい。
以上に説明してきたように、ステージ12周縁側領域における放射率の低下は、ステージ12表面とウエハ10裏面との隙間に原料ガスが進入してくることにより引き起こされる。そこで、図13に示すようにステージ12に載置されるウエハ10を取り囲むようにリング部材19を配置し、前記の隙間への原料ガスの進入を抑えると共に、このリング部材19に既述のバックサイドガス供給管17aと接続したシールドガス供給孔19aを設け、前記の隙間へ向けてガスを吹き付け原料ガスの進入を防止できるように構成すると、ステージ12表面の周縁側領域における放射率低下が抑えられ、例えばクリーニングの間隔を長くすることができる。
実施の形態に係る成膜装置の縦断面図である。 前記成膜装置に設置されるステージの構成及びプリコートの状態を示す縦断面図である。 前記ステージの透視平面図である。 前記成膜装置の電気的構成に係るブロック図である。 前記成膜装置を用いた成膜処理において、ウエハの処理枚数の増加に応じて観察される熱バランスの変化を模式的に表した説明図である。 ウエハの処理枚数の増加に応じて観察されるステージ表面の放射率の変化の様子を表した説明図である。 ウエハへの成膜処理中の成膜処理装置内の様子を模式的に示した説明図である。 ウエハの処理枚数の増加に応じて観察されるウエハ表面温度分布の変化の様子を表した説明図である。 ウエハの処理枚数に応じたヒータへの電力供給比を決定する動作の流れを示したフロー図である。 上記電力供給比の決定動作にて作成される放射率分布及びウエハ温度分布である。 上記電力供給比の決定動作にて実測されるウエハ温度分布である。 上記電力供給比の決定動作にて決定される、実測したウエハ温度分布に基づく放射率分布である。 前記ステージの変形例を示した縦断面図である。 前記ステージの従来例を示した縦断面図である。
符号の説明
G ゲートバルブ
1 成膜装置
2a 第1のヒータ
2b 第2のヒータ
5 制御部
10 ウエハ
11 処理容器
11a 大径円筒部
11b 小径円筒部
12 ステージ
12a 支持部材
13 昇降ピン
14 支持部材
15 駆動部
16 搬送口
17 ガス供給孔
17a ガス供給管
18 熱電対
19 リング部材
19a シールドガス供給孔
30 開口部
31 ガスシャワーヘッド
32a ガス室
32b ガス供給孔
33 原料ガス供給路
34 原料貯留部
35 加圧部
36 流量調整部
37 ベーパライザ
38 キャリアガス供給部
39 流量調整部
41 排気管
42 真空ポンプ
51 中央演算処理装置(CPU)
52 ヒータ制御プログラム
53 供給比テーブル
54a 第1のヒータコントローラ
54b 第2のヒータコントローラ

Claims (4)

  1. 処理容器内の基板載置台に設けられ、基板の中央部と周縁部とを夫々加熱するための第1のヒータ及び第2のヒータを備え、基板の中央部の温度を検出し、その温度検出値に基づいて第1のヒータの供給電力の制御を行うと共に第1のヒータの供給電力に対して決められた比率の電力を第2のヒータに供給しながら基板に対して成膜処理を行う方法において、
    前記基板載置台の表面における基板載置領域の放射率分布を多数作成する工程と、
    各放射率分布ごとに、前記基板載置台上の基板の温度分布を放射率分布に基づいて推測する工程と、
    基板の処理枚数ごとに、前記基板載置台上の基板の温度分布を実測する工程と、
    推測された基板の温度分布の中から、実測された基板の温度分布に相当する温度分布を選択し、選択された温度分布に対応する基板載置領域の放射率分布をその処理枚数における放射率分布として決定する工程と、
    決定された放射率分布に基づいて、そのときの基板の温度分布が1枚目処理時の基板の温度分布と揃うように、第1のヒータに対する第2のヒータの電力供給比を決定し、これにより基板の処理枚数と前記電力供給比とを対応付けた供給比テーブルを作成する工程と、
    作成された供給比テーブルを参照して、基板の処理枚数に応じた電力供給比を読み出し、その電力供給比によりヒータの電力制御を行いながら基板に対して成膜処理を行う工程と、を含むことを特徴とする成膜方法。
  2. 処理容器内に設けられた基板載置台に基板を載置し、処理ガスによりこの基板に対して成膜処理を行う成膜装置において、
    前記基板載置台に設けられ、基板の中央部と周縁部とを夫々加熱するための第1のヒータ及び第2のヒータと、
    請求項1に記載された方法により作成された供給比テーブルを記憶する記憶部と、
    前記基板の中央部の温度を検出し、その温度検出値に基づいて第1のヒータの供給電力の制御を行うと共に、前記供給比テーブルから基板の処理枚数に応じた電力供給比を読み出し、その電力供給比により第2のヒータの供給電力の制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする成膜装置。
  3. 成膜処理は金属薄膜を成膜する処理であり、載置台の表面における基板載置領域には、金属薄膜がプリコートされていないことを特徴とする請求項2記載の成膜装置。
  4. 処理容器内の基板載置台に設けられ、基板の中央部と周縁部とを夫々加熱するための第1のヒータ及び第2のヒータを備え、基板の中央部の温度を検出し、その温度検出値に基づいて第1のヒータの供給電力の制御を行うと共に、供給比テーブルから基板の処理枚数に応じた、第1のヒータに対する第2のヒータの電力供給比を読み出し、その電力供給比により第2のヒータに電力を供給しながら基板に対して成膜処理を行うときに用いられる前記供給比テーブルを作成するためのコンピュータプログラム記憶する記憶媒体において、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1に記載された工程により供給比テーブルを作成するようにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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