JP2008239408A - 耐熱性セラミック部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】部分的な溶損が無く、耐熱性が高く、かつ耐熱分解性が高い耐熱性セラミック部材を提供することを目的とする。
【解決手段】組成式がAl2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)で表される固溶体からなり、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の含有量が1.0質量%以下である焼結体によって耐熱性セラミック部材1を構成することで、部分的な溶損が無く、耐熱性および耐熱分解性に優れた耐熱性セラミック部材1を提供することができる。
【選択図】図4
【解決手段】組成式がAl2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)で表される固溶体からなり、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の含有量が1.0質量%以下である焼結体によって耐熱性セラミック部材1を構成することで、部分的な溶損が無く、耐熱性および耐熱分解性に優れた耐熱性セラミック部材1を提供することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、例えば、自動車の排ガス浄化触媒担体用ハニカム構造体、ディーゼルエンジン自動車のパティキュレートトラップ(粒子状物質除去)用ハニカム構造体、脱臭用、温風用などの民生用ハニカム構造体に利用できる耐熱性および耐熱分解に優れた低熱膨張セラミックスを用いた耐熱性セラミック部材に関する。
従来、耐熱衝撃性部材のハニカム構造体として、コージェライトや、βユークリプタイト、βスポジューメンのリチウムアルミノケイ酸塩(通称:LAS)や、チタン酸アルミニウムなどの低熱膨張セラミックスが利用されている。
一般に、低熱膨張セラミックスとは20℃〜800℃の熱膨張係数が3.0×10−6/℃以下のセラミックスのことであり、これらの低熱膨張セラミックスは熱衝撃に強い材料として古くから知られており、最近では自動車の排ガス浄化触媒用ハニカム担体、セラミックスガスタービンのハウジングや熱交換体など、特に耐熱衝撃性が要求される部分への材料として使用されている。
コージェライト(2MgO・2Al2O3・5SiO2)は、優れた耐熱衝撃性を持つことから、特に自動車の排ガス浄化触媒用ハニカム担体として、多く実用化されている。
しかしながら、コージェライトの耐熱温度は1350℃程度であるため、この温度以上で利用することは困難であった。
一方、チタン酸アルミニウム(Al2TiO5)は、1860℃の高融点を持ち、コージェライトと比べて耐熱性の高い低熱膨張セラミックスであるが、900℃〜1200℃の温度に曝されると、アルミナとチタニアに熱分解するという問題があり、利用に制限があった。
そこで、このようなチタン酸アルミニウムに対して、耐熱分解性を高めるために、チタン酸アルミニウムにSiO2、Fe2O3、Al2O3、TiO2、MgO、CaOなどの添加剤を添加することが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。
また、耐熱分解性をさらに高めるために、チタン酸アルミニウムの擬ブルッカイト型結晶と同じ結晶構造を持つチタン酸鉄を固溶させたチタン酸鉄−チタン酸アルミニウム固溶体およびムライトを含み、少量の稀土類金属酸化物結晶相を含む焼結セラミック体であって、粒界および結晶内微小亀裂を有し、酸化物基準の重量%で1.5−20%のSiO2、5−25%のFe2O3、35−75%のAl2O3、10−40%のTiO2、および0.1−5%のRe2O3を含む焼結セラミック体が報告されている(例えば、特許文献2を参照。)。
この特許文献2で開示される技術により得られた焼結セラミック体は、添加物としてSiO2およびRe2O3を含有し、90〜70mol%のチタン酸アルミニウムと10〜30mol%のチタン酸鉄がお互いに固溶したものであり、1000℃〜1200℃で1024時間保持しても結晶相の分解が20%未満に抑制され、高い耐熱分解性を備えている。
特開平8−290963号公報
特許第2968534号公報
しかしながら、特許文献2で開示される技術により得られた焼結セラミック体は添加されたSiO2がチタン酸鉄−チタン酸アルミニウム固溶体内の局部に偏析して、その部位の融点が極端に下がり、1200℃以下でも焼結セラミック体が部分的に溶損する可能性があった。
本発明は、このような問題を解決すべく案出されたものであり、部分的な溶損が無く、耐熱性が高く、かつ耐熱分解性が高い低熱膨張セラミックスからなる耐熱性セラミック部材を提供することを目的とする。
本発明の耐熱性セラミック部材は、組成式がAl2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)で表される固溶体からなり、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の含有量が1.0質量%以下であることを特徴とする。
また、本発明の耐熱性セラミック部材は、前記xが0.4≦x≦0.8であることが望ましい。
本発明の耐熱性セラミック部材は、組成式がAl2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)で表される固溶体からなり、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の含有量を1.0質量%以下とするとともに、チタン酸アルミニウムと同じ擬ブルッカイト型結晶構造を持つチタン酸鉄を40〜90mol%の範囲でチタン酸アルミニウムに固溶させることで、耐熱分解性を高くすることができ、高温下での部分的な溶損を生じさせるSiO2等の他の金属成分を含有するものを添加することなく、耐熱性に優れた耐熱性セラミック部材とすることができる。
特に、前記xを0.4≦x≦0.8とすることで、耐熱分解性が高く、熱膨張係数が低い低熱膨張セラミックスからなる耐熱性セラミック部材とすることができる。
本発明の耐熱性セラミック部材は、組成式がAl2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)で表される固溶体からなり、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の含有量が1.0質量%以下であるものである。
チタン酸アルミニウムは、900℃〜1200℃の温度に曝させると、アルミナとチタニアに熱分解するという不具合があるが、本発明の耐熱性セラミック部材は、チタン酸鉄とチタン酸アルミニウムとの固溶体において、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の含有量を1質量%以下とするとともに、チタン酸アルミニウムと同じ擬ブルッカイト型結晶構造を持つチタン酸鉄を40〜90mol%の範囲でチタン酸アルミニウムに固溶させることで、Al、Fe、TiおよびOを除くSiO2等の他の金属成分の酸化物を実質的に含まない組成であるにもかかわらず、耐熱性及び耐熱分解性に優れた耐熱性セラミック部材となるという新たな知見に基づくものである。
すなわち、xが、0.4≦x≦0.9の範囲では、Al2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)で表される固溶体からなる焼結体は、チタン酸アルミニウムからなる焼結体よりも、焼結温度を下げることができ、チタン酸アルミニウムからなる焼結体よりも焼結性を高めることができる。
そのため、擬ブルッカイト型結晶からなる焼結体に対しては、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分、例えば、SiO2等の他の金属成分の酸化物を積極的に含有させる有効性は見いだせず、むしろ、SiO2等の他の金属成分の酸化物が耐熱性セラミック部材で局部的に偏析した場合、その部位の固溶体の融点が極端に下がり、1200℃以下でも部分的に溶損する可能性がある。
ただし、上記擬ブルッカイト型結晶からなる焼結体において、xを0.4未満とした場合には耐熱分解性が不十分であり、またxが0.9より大きいと熱膨張係数が高くなり不適である。そのため、xは、0.4≦x≦0.9の範囲とすることがよく、さらに、前記xを0.4≦x≦0.8の範囲とした場合には、特に耐熱分解性が高く、熱膨張係数が低い低熱膨張セラミックスからなる耐熱性セラミック部材とすることができる。
図1は、本発明の耐熱性セラミック部材のX線回折法によるピーク強度の一例を示したものである。この耐熱性セラミック部材は大気雰囲気の中で1300℃の温度、4時間で焼成し、主結晶相としてAl1.2Fe0.8TiO5(x=0.4)の結晶相が、耐熱性セラミック部材全体に対して90mol%以上含まれるものである。
また、図2は、チタン酸アルミニウムからなる焼結体のX線回折法によるピーク強度を示したものである。図1および図2から分かるように、本発明の耐熱性セラミック部材は、チタン酸アルミニウムからなる焼結体と比べて回折角2θの低角側にシフトしたピーク強度を示しており、固溶体であることがわかる。
図3は、本発明の耐熱性セラミック部材における耐熱分解試験前後のX線回折法によるピーク強度の一例を示したものである。なお、耐熱分解試験条件は大気雰囲気の中で熱分解し易いとされる1100℃の温度で300時間、保持したものである。図3から分かるように、本発明の耐熱性セラミック部材は耐熱分解試験の前後で結晶相が変化せず、耐熱分解性が高くなっている。
本発明の耐熱性セラミック部材において、Al、Fe、TiおよびOを除くSiO2等の他の金属成分の酸化物は、原料粉末中に含まれる不純物として含有するおそれがあるが、極力少ない方が望ましく、1.0質量%以下の不純物レベルであればよく、さらに、0.4質量%以下とすることが望ましい。
なお、耐熱性セラミック部材中のAl、Fe、TiおよびOを除くSiO2等の他の金属成分の酸化物の含有量は蛍光X線分析法やICP(Inductively Coupled Plasma)発光分析法を用いて測定することができる。
次に、本発明の耐熱性セラミック部材についてハニカム構造体を例に説明する。
図4は、本発明の耐熱性セラミック部材を用いたハニカム構造体の一例を示したものである。ハニカム構造体1は外周壁2、セル3および隔壁4から構成されており、外周壁2および隔壁4は本発明の耐熱性セラミック部材によって形成されている。
目的に応じて、外周壁2および隔壁4の全部または一部に本発明の耐熱性セラミック部材を適用しても良い。また、耐熱性セラミック部材の気孔径、気孔率は目的に応じて調整すればよい。
本発明の耐熱性セラミック部材を用いたハニカム構造体は、耐熱衝撃性が高く、さらに部分的な溶損が見られず耐熱性の高いものとなる。
次に、本発明の耐熱性セラミック部材の製造方法について説明する。
耐熱性セラミック部材のうち、ここでは具体的に自動車などの排ガス浄化に用いられるハニカム構造体の製造方法の一例について説明する。
まず、Al2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)からなる固溶体を形成するために必要な原料を準備する。例えば、アルミナ原料、チタニア原料、酸化鉄原料を前記組成式で表されるAl、Fe、Tiの金属成分と同じ比率となるように調合し、混合する。
なお、前記組成式の固溶体を形成できるのであれば、金属酸化物の原料の他に炭酸塩、硝酸塩などの原料を用いても良く、また、これらの化合物を用いても良い。
これらの原料としては、高純度のものを用いることが望ましく、99.0%以上、特に99.5%以上の純度のものを用いることが望ましい。
また、混合原料については、乾式で混合したり、回転ミル、振動ミル、ビーズミル等のミルに投入し、水、アセトン、イソプロピルアルコール(IPA)のうち少なくともいずれか1種とともに湿式混合したスラリーを乾燥しても良い。スラリーの乾燥方法としては、スラリーを容器に入れて加熱、乾燥させてもよいし、スプレードライヤーで乾燥させても良く、または他の方法で乾燥させても何ら問題ない。
次に、得られた混合原料に、必要に応じ成形助剤や造孔剤を添加する。成形助剤としては、周知のバインダーを用いることができ、例えばメチルセルロース、ポリビニルアルコール、パラフィンワックス、グリセリンなどが好ましい。成形助剤は混合原料100質量部に対して1〜10質量部添加、混合することが、後述する成形の際に、成形体のクラックや割れ等の発生を抑制できるので好ましい。
なお、造孔剤は、耐熱性セラミック部材を多孔質とする場合に好適に用いられるもので、焼成時に消失して造孔する機能を有するものである。造孔剤としては、例えば、活性炭、ポリエチレン樹脂および黒鉛などが好ましい。また、目的に応じて離型剤や消泡剤などを適宜添加しても良い。なお、上記造孔剤の大きさや添加量を変化させることによって、自由に低熱膨張セラミックスの気孔径、気孔率を調整することができる。
さらに、水などの溶媒を加えて万能混合機や三本ロールで予備混練した後、真空混練機などを用いて脱気混練し、押し出し成形に適した坏土を準備する。
さらに、押し出し成形法によりダイスを用いて坏土をハニカム形状に成形する。得られた成形体を充分に乾燥した後、酸化雰囲気中、1200〜1700℃で、3〜5時間程度焼成すれば、本発明の耐熱性セラミック部材からなるハニカム構造体である耐熱性セラミック部材を作製することができる。なお、ここでは、押し出し成形法によるものとしたが、成形方法はその他にプレス成形法、スリップキャスティング法、射出成形法など従来のセラミックスの成形に用いられている成形法を利用しても良い。
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
表1に示す焼結体の組成となるように、市販のアルミナ原料、チタニア原料、酸化鉄原料およびシリカ原料を調合し、溶媒にイソプロピルアルコール(IPA)、媒体にアルミナボールを用いて回転ミルで72時間混合してスラリーを作製した。
用いたアルミナ原料は、日本軽金属社製のLS110であり、平均粒径が1.5μm、不純物量が0.3質量%である。また、用いたチタニア原料は、テイカ社製のJA−3であり、平均粒径が0.2μm、不純物量が、0.4質量%である。また、用いた酸化鉄原料は、JFEケミカル社製のJC−Wであり、平均粒径が0.7μm、不純物量が、0.2質量%である。ただし、前記不純物量の中にはSiO2の他にNa、Kのアルカリ成分などの量も含まれる。
なお、試料No.5には、アルミナ原料のLS110の代わりに、平均粒径が2μm、不純物量が0.5質量%の日本軽金属社製のLS220を用い、また、試料No.7、8、9には上記のアルミナ原料、チタニア原料、酸化鉄原料の他に、平均粒子径が1.2μm、不純物量が0.1質量%の丸釜釜戸陶料社製のシリカ原料であるSP−3を添加した。これらの他の金属成分である不純物を詳細に表1に記載した。
このスラリーに成形助剤として、原料粉末の合量100質量部に対して5質量部のパラフィンワックスを添加、混合した後に乾燥して成形用粉末とした。次に、この成形用粉末を用いて、粉末加圧式成形法によって直径20mm×厚さ10mmの円板状成形体および直径10mm×長さ15mmの円柱状成形体を作製し、さらにそれぞれの成形体を大気中で1300℃、4時間の条件で焼成して、焼結体の評価用試料とした。
各焼結体の耐熱分解性は、さらに円板状焼結体の各試料を大気雰囲気の中で1100℃の温度で300時間、保持して耐熱分解試験を行い、評価した。このようにして準備した耐熱分解試験の前後の試料をX線回折法によりピーク強度を測定して、Al2(1−x)Fe2xTiO5(0≦x≦1)の固溶体のメインピーク強度(IAFT)と、TiO2相のメインピーク強度(IT)からピーク強度比のA=IAFT/(IAFT+IT)をそれぞれ算出した。さらに耐熱分解試験前および耐熱分解試験後のピーク強度比をそれぞれA0、A1としてα=(1−(A1/A0))×100(%)の式により各試料の熱分解率を求めて表1に示した。
また熱膨張率についてはJIS R1618に準拠して、昇温速度20℃/分の条件で円柱状焼結体の試料の20℃〜800℃の熱膨張係数を測定し、耐熱性については円柱状焼結体の試料を円面を底にして立てた状態で大気中の雰囲気、1200℃の温度で5時間保持して耐熱試験した後、試料の変形や溶融が無いかを観察した。
また、作製した試料については、X線回折法により、ピーク強度を分析して、結晶を同定した。また、主結晶を除く他の金属成分については、ICP(Inductively Coupled Plasma)発光分析法により分析して、表1の他の金属成分として記載した。
なお、他の金属成分のうち、比較的量の多いSiとNaとKの元素については、焼結体中のそれぞれの量を酸化物に換算して記載した。また、比較的量の少ない成分としてCaやMnが検出されたが、この数値は個別に記載せずに、他の金属成分の酸化物換算の合量を記載した。
表1に示すように、本発明の範囲外の試料であるAl2(1−x)Fe2xTiO5の組成式でxが0.3以下の試料No.1〜4は、分解率が20%以上で耐熱分解性が不十分であった。また、本発明の範囲外の試料であるx=1の試料No.13は、分解率が9%で耐熱分解性が良いものの、耐熱性に難があった。また、熱膨張係数が4.5×10−6/℃と大きかった。また、本発明の範囲外の試料であるAl、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の合量が1.5質量%以上の試料No.7〜9は変形が見られた。なお、表1における他の金属成分の合量は、酸化物換算の値である。
一方、本発明の耐熱性セラミック部材である0.4≦x≦0.9を満足し、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分量が少ない試料No.5、6、10〜12は、変形や溶融が見られず、分解率が10%以下で耐熱分解性が高くなった。
また、表1の試料5、8、10の組成からなる混合原料に成形助剤としてメチルセルロース、ポリビニルアルコールを原料100質量部に対して、それぞれ5質量部、2質量部添加し、さら溶媒の水を20質量部とポア剤の活性炭を10質量部加えて万能混合機と真空混練機で混練して押し出し成形用坏土とした。さらに、押し出し成形法によりダイスを用いて坏土を直径100mm、高さ150mmの円柱ハニカム形状に成形して充分に乾燥した後、大気中で1300℃、4時間の焼成をおこない、気孔率45%のハニカム構造体の評価用試料とした。
次に、各ハニカム構造体を大気中の雰囲気、1200℃の温度で5時間、保持して耐熱試験した後、ハニカム構造体全体の寸法変化や、外周壁、隔壁の変形や溶融が無いかを調べた。
その結果、ハニカム構造体のうち、本発明の範囲外である試料No.8の材料を用いたハニカム構造体は隔壁の一部が溶融しているのが見られたが、本発明の試料No.5、10の材料を用いたハニカム構造体は、ハニカム構造体全体の寸法変化や、外周壁、隔壁の変形や溶融が見られなかった。
1・・・ハニカム構造体
2・・・外周壁
3・・・セル
4・・・隔壁
2・・・外周壁
3・・・セル
4・・・隔壁
Claims (2)
- 組成式がAl2(1−x)Fe2xTiO5(0.4≦x≦0.9)で表される固溶体からなり、Al、Fe、TiおよびOを除く他の金属成分の酸化物換算の含有量が1.0質量%以下であることを特徴とする耐熱性セラミック部材。
- 前記xが、0.4≦x≦0.8であることを特徴とする請求項1に記載の耐熱性セラミック部材。
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JP2007082910A JP2008239408A (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | 耐熱性セラミック部材 |
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Cited By (1)
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WO2010074231A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | 住友化学株式会社 | チタン酸アルミニウム系焼成体の製造方法 |
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2007
- 2007-03-27 JP JP2007082910A patent/JP2008239408A/ja active Pending
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WO2010074231A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | 住友化学株式会社 | チタン酸アルミニウム系焼成体の製造方法 |
JP2010150088A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | チタン酸アルミニウム系焼成体の製造方法 |
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