JP2008239406A - 光学素子成形方法および光学素子 - Google Patents

光学素子成形方法および光学素子 Download PDF

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Abstract

【課題】外観不良を抑制しつつ成形工程の省力化が可能な光学素子成形方法を提供する。
【解決手段】複数の構成部分110、120に分割されて構成され、構成部分の各々が光学素子150を構成する要素164、166の各々の成形形状に対応した形状を有する成形素材を、転写面を備えた第1の成形型10に載置する載置工程と、成形素材を加熱軟化した状態で、転写面を備えた第2の成形型20により加圧し、成形素材に第1および第2の成形型の転写面を転写する転写工程と、を含む光学素子成形方法が提供される。かかる方法によれば、成形素材が光学素子を構成する各々の要素の成形形状に対応した形状を有する構成部分に分割されて構成されるので、光学素子の各々の要素に対応する成形素材の構成部分を光学素子の該当する部分の成形形状に近似するように別個に製造することが容易となり、成形素材と成形型の転写面との間の形状差を極力抑えることが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学素子成形方法および光学素子に係り、より詳しくは一対の成形型により光学素子を成形するための光学素子成形方法および同方法により成形される光学素子に関する。
近年の光学機器の小型軽量化および多機能化に伴い、光学系に用いられる様々な光学レンズが開発されている。特に、DVD(Digital Versatile Disk)など、光学機器に用いられるピックアップレンズを始めとする光ディスク用レンズを使用する製品では、光学レンズの高NA化が要求されている。さらに、「次世代DVD」規格とされるブルーレイディスク(大容量相変化光ディスク)では、高密度なデータ記録を実現するために短波長の青紫色レーザとともに高NAレンズが用いられており、光学レンズに対する高NA化の要求は今後とも一層高まるものと予想されている。
光学レンズ(以下では、「光学素子」とも称する。)の成形方法としては、光学機能転写面を含む転写面を備えた一対の成形型と、成形型が内挿される胴型とにより、成形素材から光学素子を成形するプレス成形法が多用されている。プレス成形法では、第1の成形型に成形素材を載置し、成形素材を加熱軟化した状態で第1および第2の成形型で加圧して転写面を転写し、転写を維持した状態で成形素材を冷却することにより所望の光学素子が成形される。
ここで、光学素子の光学機能面は、光学素子の有効径(その光学系で有効な光線を通す範囲)の範囲を含む外側までの範囲を示しており、有効径の範囲のみを対象とする成形では、光学素子としての機能を実現するための設計形状に従って加工することが困難であるため、有効径の範囲とともに光学素子としての機能を実現するための所定の設計形状に従って成形される範囲を意味する。
一般的に、単一レンズで高NA化の要求を満たすためには、光学機能面の曲率半径を小さくし、レンズ構成面の傾斜を大きくすることが必要となるので、光学素子の成形厚が大きくなる。このため、成形素材の曲率半径が転写面の曲率半径を上回る場合には、第1の成形型に成形素材を載置した状態で成形素材と転写面との間に密閉された空間が形成されることになり、成形後の光学素子の光学機能面にエア溜りが形成され易くなる。
この種の問題の解消策として、下記特許文献1は、複数に分割された成形素材から光学素子を成形するプレス成形法を開示している。本プレス成形法では、まず、第1の成形型に第1の成形素材を載置し、第1の成形素材を加熱軟化した状態で第1および第2の成形型で加圧することにより、第1の成形型に備えられた転写面を転写し、第1の成形素材を所定の温度まで冷却する。次に、第1の成形素材の上に第2の成形素材を載置し、第1および第2の成形素材を加熱軟化した状態で再び加圧することにより、第1および第2の成形型に備えられた転写面を転写し、第1および第2の成形素材を所定の温度まで冷却する。ここで、成形素材を複数に分割することにより、始めの載置工程に際して、第1の成形素材が第1の成形型に備えられた転写面との間に密閉された空間を形成しないように載置されるので、エア溜りの問題が解消される。
特開2004−10456号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているプレス成形法では、成形素材に対して載置−転写−冷却工程を2サイクルで施して光学素子を成形するので、成形工程が複雑となり、生産性の向上を阻害する要因となる場合がある。
また、高NA化の要求を満たす上では、曲率半径が小さい上に非球面構成の光学機能面が要求されることが多く、さらに、フランジなどと光学機能面とが接する角度が小さくなるので、一般的に成形素材と成形型の転写面との間では形状差の発生が避けられない。このため、転写工程時には成形素材の形状と成形型との間の形状差の吸収のために生じる成形素材の変形量が大きくなり、変形量が成形素材の許容変形量を上回る場合には、カン(クラックやひびの総称)やカケ(微小部分の欠落)などが生じ易くなる。
さらに、高NA化の要求を満たす上では、相対的に屈折率が高く比重が大きい材料を採用することが必要となるので、一般的に光学素子自体の重量化が避けられず、光学機器の軽量化に対する要求を満たすことが難しくなる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、外観不良を抑制しつつ成形工程の省力化が可能な、新規かつ改良された光学素子成形方法および光学素子を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、一対の成形型により光学素子を成形するための光学素子成形方法が提供される。本光学素子成形方法は、複数の構成部分に分割されて構成され、構成部分の各々が光学素子を構成する要素の各々の成形形状に対応した形状を有する成形素材を、転写面を備えた第1の成形型に載置する載置工程と、成形素材を加熱軟化した状態で、転写面を備えた第2の成形型により加圧し、成形素材に第1および第2の成形型の転写面を転写する転写工程と、を含む。
かかる方法によれば、成形素材が光学素子を構成する各々の要素の成形形状に対応した形状を有する構成部分に分割されて構成されるので、光学素子の各々の要素に対応する成形素材の構成部分を光学素子の該当する部分の成形形状に近似するように別個に製造することが容易となり、成形素材の面と成形型の転写面との間の形状差を極力抑えることが可能となる。これにより、エア溜りを形成する要因となる密閉空間の形成やカンやカケなどを発生する要因となる成形素材の過剰な変形が抑えられ、光学素子の外観不良を抑制することができる。また、形状差を極力抑えながら、成形素材に対して載置−転写−冷却工程を1サイクルのみ施すことにより所定の成形形状を有する光学素子が成形されるので、成形工程の省力化が図られる。なお、転写工程が1サイクルのみであるので、再転写に伴う、外観のクモリや気泡などの有害な影響の発生も避けられる。
また、上記成形素材は、光学特性の異なる材料からなる構成部分を含むようにしてもよい。かかる方法によれば、成形素材が光学特性の異なる材料からなる構成部分を含むので、光学素子の要素毎で所定の光学特性や材料特性を有する光学素子を成形することができる。
また、上記光学素子の入射側および出射側の有効径の範囲と、入射側の有効径の範囲の輪郭と出射側の有効径の範囲の輪郭とを最短距離で結ぶ面とで区分される領域が有効光路部として規定され、成形素材は、有効光路部を含む部分の成型形状に対応した形状を有する第1の構成部分と、有効光路部以外の部分の成形形状に対応した形状を有する第2の構成部分とからなるようにしてもよい。かかる方法によれば、成形素材が光学素子の有効光路部を含む第1の構成部分と、有効光路部以外の部分に対応する第2の構成部分とに分割されるので、第1および第2の構成部分を光学素子の有効光路部を含む部分および有効光路部以外の部分の成形形状に各々に近似するように別個に製造することが容易となり、成形素材の面と成形型の転写面との間の形状差を極力抑えることが可能となる。
また、上記第1の構成部分は、光学素子の有効光路部よりも大きな体積を有し、第2の構成部分は、光学素子の有効光路部以外の部分よりも小さな体積を有するようにしてもよい。かかる方法によれば、第1の構成部分が光学素子の有効光路部よりも大きな体積を有し、第2の構成部分が有効光路部以外の部分よりも小さな体積を有するので、転写工程時には、有効光路部よりも大きな体積を有する第1の構成部分の材料が有効光路部以外の部分に流動し、第2の構成部分の材料が有効光路部の部分に流動し難くなる。これにより、光学素子の有効光路部で材料の均一化が保たれるので、所定の光学特性を有する光学素子を成形することができる。
また、上記第1の成形型には凹面からなる転写面が形成され、第1の構成部分は、第1の成形型に載置された状態で転写面に対向し、凹面の曲率半径以下の曲率半径で形成された凸面を有するようにしてもよい。かかる方法によれば、第1の構成部分が第1の成形型に載置された状態で第1の成形型の凹面からなる転写面に対向する凸面が、第1の成形型の転写面の曲率半径以下の曲率半径で形成されるので、転写工程時に第1の構成部分と第1の成形型との間には、エア溜りを形成する要因となる密閉空間が形成され難くなる。
また、上記第2の構成部分は、光学素子に設けられたフランジ部の成形形状に対応した形状を有するようにしてもよい。かかる方法によれば、第2の構成部分が光学素子のフランジ部の成形形状に対応した形状を有するので、転写工程時の変形により部材厚が薄くなり易いフランジ部において、カケの発生要因となる成形素材の過剰な変形が抑えられ易くなる。
また、上記第1の構成部分は、光学素子の所定の光学特性を満たす材料からなるようにしてもよい。かかる方法によれば、第1の構成部分が光学素子の所定の光学特性を満たす材料からなるので、所定の光学特性を発揮しうる光学素子を成形することができる。また、有効光路部以外の部分に対応する第2の構成部分の材料を適宜に変更し、相対的に屈折率が低く比重が軽い材料を用いることも可能となるので、所定の光学特性を満たした上で光学素子自体を軽量化し易くなる。
また、上記第1の構成部分は、第2の構成部分の材料よりも小さな線膨張係数を伴う材料からなるようにしてもよい。かかる方法によれば、第1の構成部分が第2の構成部分の材料よりも小さな線膨張係数を伴う材料からなるので、加圧・転写工程後の冷却工程に際して、第2の構成部分の方が第1の構成部分よりも大きく収縮しようとする。このため、冷却工程に際して、第1の構成部分と第2の構成部分との収縮量の差に伴い生じる応力により、構成部分同士が分裂することを回避できる。なお、第1の構成部分は、経験的に第2の構成部分の材料の線膨張係数の1.2倍よりも小さな線膨張係数を伴う材料からなるようにしてもよい。
また、上記第1の構成部分の材料は、第2の構成部分の材料よりも高い屈伏点を有する材料であり、成形素材に転写面を転写する時の温度は、第1の構成部分の材料の屈伏点および粘度の少なくともいずれかに基づいて制御されるようにしてもよい。かかる方法によれば、転写工程時の温度が第1の構成部分の材料の屈伏点や粘度に基づいて制御されるので、過度の温度上昇に伴う光学機能面での気泡の発生を防止できるなど、光学素子の光学特性の決定に寄与しうる有効光路部を含む第1の構成部分において高い精度で転写面の転写が行われる。
また、上記光学素子は、光学素子の体積と同一体積を有する球と比較した場合に、光学素子の光学機能面の最小曲率半径が球の半径よりも小さくなるように成形されるようにしてもよい。かかる方法によれば、光学素子の体積と同一体積を有する球の半径が光学素子の光学機能面の最小曲率半径よりも大きい、すなわち、光学機能面の曲率半径が小さい光学素子において、外観不良を抑制しつつ成形工程の省力化を図ることができる。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点によれば、上記一対の成形型により成形素材から成形される光学素子が提供される。本光学素子は、複数の構成部分に分割されて構成され、構成部分の各々が光学素子を構成する要素の各々の成形形状に対応した形状を有する成形素材を、転写面を備えた第1の成形型に載置し、成形素材を加熱軟化した状態で、転写面を備えた第2の成形型により加圧し、成形素材に第1および第2の成形型の転写面を転写して成形される。
かかる構成によれば、成形素材が光学素子を構成する各々の要素の成形形状に対応した形状を有する構成部分に分割されて構成されるので、光学素子の各々の要素に対応する成形素材の構成部分を光学素子の該当する部分の成形形状に近似するように別個に製造することが容易となり、成形素材の面と成形型の転写面との間の形状差を極力抑えることが可能となる。
また、上記成形素材の境界部分に光学特性の変化する光学的境界を有しないようにしてもよい。かかる構成によれば、同一の光学特性を有する材料からなる光学素子が成形されるので、光学素子を構成する成形素材の境界部分では、光学的境界が形成されない。ここで、光学的境界とは、該境界により区分される一方の側と他方の側とで光学特性が互いに異なる場合における当該境界のことを称する。
また、上記成形素材の境界部分に光学特性の変化する光学的境界を有するようにしてもよい。かかる構成によれば、異なる光学特性を有する材料からなる光学素子が成形されるので、光学素子を構成する成形素材の境界部分では、境界により区分される一方の側と他方の側とで光学特性が変化して光学的境界が形成される。
また、上記光学素子の入射側および出射側の有効径の範囲と、入射側の有効径の範囲の輪郭と出射側の有効径の範囲の輪郭とを最短距離で結ぶ面とで区分される領域が有効光路部として規定され、光学的境界は、有効光路部を含む部分と、有効光路部以外の部分との境界部分に形成されるようにしてもよい。かかる構成によれば、有効光路部を含む部分と有効光路部以外の部分との境界部分に光学的境界が形成されるので、第1および第2の構成部分を有効光路部を含む部分および有効光路部以外の部分の成形形状に各々に近似するように別個に形成することが容易となり、成形素材の面と成形型の転写面との間の形状差を極力抑えることが可能となる。
また、上記有効光路部を含む部分は、所定の光学特性を満たす材料からなるようにしてもよい。かかる構成によれば、有効光路部を含む部分が所定の光学特性を満たす材料からなるので、所定の光学特性を発揮しうる光学素子を成形することができる。また、有効光路部以外の部分に対応する第2の構成部分の材料を適宜に変更し、相対的に屈折率が低く比重が軽い材料を用いることも可能となるので、所定の光学特性を満たした上で光学素子自体を軽量化し易くなる。
また、上記光学素子は、同一体積を有する球と比較した場合に、光学機能面の最小曲率半径が球の半径よりも小さくなるように成形されるようにしてもよい。かかる構成によれば、光学素子の体積と同じ体積を有する球の半径が光学素子の光学機能面の最小曲率半径よりも大きい、すなわち、光学機能面の曲率半径が小さい光学素子において、外観不良を抑制しつつ成形工程の省力化を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、外観不良を抑制しつつ成形工程の省力化が可能な光学素子成形方法および光学素子を提供することができる。
以下に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
(成形装置)
図1は、第1の実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形装置を示す説明図である。
本実施形態に係る光学素子成形方法では、図1に示すように、一対の成形型を構成する第1および第2の成形型10、20と胴型30とが用いられる。第1の成形型10は、光学機能面を含む凸状の成形面を成形素材に転写するための第1の転写面12と、凸状の成形面の外縁にコバやフランジなどの形状を転写するための第2の転写面14とを備える。第2の成形型20は、光学機能面を含む凸状の成形面を成形素材に転写するための第3の転写面22と、凸状の成形面の外縁にコバやフランジなどの形状を転写するための第4の転写面24とを備える。胴型30には、内面沿いに摺動可能なように、一対の成形型10、20が内挿される。
ここで、図1に示す成形型10、20では、第1および第3の転写面12、22に凸状の成形面が設けられ、第2および第4の転写面14、24にコバやフランジなどの形状の成形面が設けられているが、転写面は成形される光学素子の形状に応じて所望の形状で設けられるようにしてもよい。
(第1の実施形態で用いられる成形素材)
本実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形素材について説明する。図2は、第1の実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形素材の一例を示す説明図である。図2(a)には、成形素材110、120から成形される光学素子150が示され、図2(b)および図2(c)には、成形素材110、120の構成が各々に示されている。図2(a)〜(c)では、光学素子150および成形素材110、120の光軸断面図、上面図および側面図が各々に示されている。また、成形素材110、120の断面図には、光学素子150の断面図との対応関係が示されている。なお、図2は、あくまでも本実施形態に適用される成形素材を例示的に示すものであり、異なる形状および/または構成を有する成形素材が適用されるようにしてもよい。
本実施形態に係る光学素子成形方法は、特に、光学素子150の体積と同じ体積を有する球の半径が光学素子150の光学機能面の最小曲率半径よりも大きい、すなわち、光学機能面の曲率半径が小さい光学素子150の成形に対して好適に適用される。このため、以下では、光学機能面の曲率半径が小さい光学素子150を成形する場合について説明するが、例えば、光学機能面の曲率半径が大きい光学素子を成形する場合に適用されるようにしてもよい。
本例の光学素子150は、光学機能面152、154を備え、光学機能面152、154の外縁にはフランジ部156が形成されている。また、光学素子150は、境界162により有効光路部164と有効光路部以外の部分166とに区分されている。
本例の成形素材110、120は、光学素子150の有効光路部164を含む部分の成形形状に近似するように形成された第1の成形素材110と、有効光路部以外の部分166の成形形状に近似するように形成された第2の成形素材とに分割されて構成されている。これにより、光学素子150の各々の要素164、166に対応する成形素材の構成部分110、120を光学素子150の該当する部分の成形形状に近似するように別個に製造することが容易となるので、成形素材110、120の加工精度を向上させることができる。
ここで、本例の場合、第1および第2の成形素材110、120は、各々に楕円状および環状を呈し、第2の成形素材120には、光学素子150に設けられるフランジ部156の成形形状に近似するように形成された部分が含まれている。なお、本実施形態では、第1および第2の成形素材110、120は、同一の光学特性を有するガラス材からなる。よって、第1および第2の成形素材110、120は、いずれも光学素子150の所定の光学特性を満たす材料からなる。
なお、以下では、第1および第2の成形素材110、120が各々に楕円状および環状の形状を呈する場合について説明するが、第1および第2の成形素材110、120の形状は、例えば球状、円盤状や柱状などでもよい。すなわち、成形素材は、光学素子を構成する各々の要素の成形形状に対応した形状を有する構成部分に分割されて構成されていれば、いかなる形状を呈するようにしてもよい。また、以下では、成形素材が2つの構成部分により構成される場合について説明するが、3つ以上の構成部分により構成されるようにしてもよい。
(第1の実施形態に係る光学素子成形方法)
本実施形態に係る光学素子成形方法について説明する。図3は、第1の実施形態に係る光学素子成形方法を示す説明図である。なお、以下の説明では、成形型10、20の詳細な構成については、前述した図1が参照される。
光学素子150の成形に際して、まず、図3(a)に示すように、第1および第2の成型用素材110、120が準備される。
そして、図3(b)に示すように、第1の成形型10が胴型30に内挿された状態で、第1の成形型10に第1および第2の成形素材110、120が載置または配置される。なお、以下では、第1の成形型10に第1および第2の成形素材110、120が載置される場合について説明するが、第2の成形型20に載置される場合や、第1および第2の成形型10、20が横向きに配置されて成形素材110、120がその間に配置される場合についても同様である。
第1の成形素材110は、第1の成形型10に載置された状態で第1の転写面12に対向する凸部側に、第1の転写面12の曲率半径以下の曲率半径で形成された面を有するように形成される。これにより、第1の成形素材110は、第1の成形型110の転写面との間に密閉された空間を形成しないように第1の転写面12上に載置される。また、第2の成形素材120は、第2の転写面14上に載置される。
ここで、成形素材110、120が光学素子150を構成する各々の要素164、166の成形形状に近似する形状を有する構成部分110、120毎に分割されて構成されているので、成形素材110、120が第1の成形型10に載置された状態で、成形素材110、120と第1の成形型10の第1および第2の転写面12、14との間には、成形素材110、120と第1の成形型10との近似度に応じて最小限の空間が形成されることになる。
また、本例のような成形素材110、120を用いれば、第1の成形素材110は、第2の成形素材120に支持された状態で、第1の転写面12上に載置される。これにより、第1の成形型10に載置した成形素材110、120の位置決め精度の確保が容易となるので、光学素子150の光学機能面に過充填や転写不良が形成されるといった弊害も抑制される。
次に、第2の成形型20が胴型30に内挿され、成形素材110、120が材料の屈伏点以上の温度で加熱軟化された状態で、図3(c)に示すように、第1および第2の成形型10、20により転写面が転写されるように成形素材110、120が加圧され、第1および第2の成形型10、20に備えられた第1〜第4の転写面12、14、22、24に対応する成形面が転写される。
なお、先の載置工程に際して、転写面との間に密閉された空間を形成しないように、第1の成形素材110が第1の成形型10の第1の転写面12上に載置されている。これにより、この状態で加圧されると、第1の成形素材110および第1の転写面12が、中央部で互いに密着し、周辺部で所定の適度な間隙を維持するので、加熱時に成形素材110、120から溶出する揮発成分が間隙を介して成形型10、20の外部に排出され易くなり、エア溜りの形成が抑制される。
また、転写工程に際して、光学素子150の例えばフランジ部156などの突出部では、転写工程時の変形により部材厚が薄くなり、カケの発生要因となる成形素材110、120の過剰な変形が発生し易くなる。しかし、第2の成形素材120が光学素子150に設けられたフランジ部156の成形形状に対応するような形状で形成されているので、成形素材110、120の過剰な変形が抑えられ、カケの発生要因が生じ難くなる。
最後に、成形素材110、120が転写を維持された状態で成形素材110、120の材料の転移点以下となる所定の温度まで冷却され、第2の成形型20が胴型30から取外されて、図3(d)に示すように、光学素子150が取出される。
(第1の実施形態の効果)
以上、本発明の第1の実施形態に係る光学素子成形方法について説明した。かかる光学素子成形方法によれば、成形素材110、120が光学素子150を構成する各々の要素164、166の成形形状に対応した形状を有する複数の構成部分毎(第1および第2の成形素材110、120)に分割されて構成されるので、光学素子150の各々の要素164、166に対応する成形素材の構成部分110、120を光学素子150の該当する部分164、166の成形形状に近似するように別個に製造することが容易となり、成形素材110、120の面と成形型10、20の転写面12、14、22、24との間の形状差を極力抑えることが可能となる。
これにより、エア溜りを形成する要因となる密閉空間の形成やカンやカケなどを発生する要因となる成形素材110、120の過剰な変形が抑えられ、光学素子150の外観不良を抑制することができる。また、形状差を極力抑えながら、成形素材110、120に対して載置−転写−冷却工程を1サイクルのみ施すことにより所定の成形形状を有する光学素子150が成形されるので、成形工程の省力化が図られる。なお、転写工程が1サイクルのみであるので、再転写に伴う、外観のクモリや気泡などの有害な影響の発生も避けられる。
なお、本実施形態に係る光学素子成形方法では、第1および第2の成形素材110、120が同一の光学特性を有するガラス材からなるので、成形素材110、120の境界部分に光学的境界を有さない光学素子が成形される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。以下では、本実施形態に係る光学素子成形法について説明するが、第1の実施形態との重複部分についての説明は省略する。
(第2の実施形態で用いられる成形素材)
本実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形素材について説明する。図4は、第2の実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形素材の一例を示す説明図である。図4(a)には、成形素材210、220から成形される光学素子250が示され、図4(b)および図4(c)には、成形素材210、220の構成が各々に示されている。図4(a)〜(c)では、光学素子250および成形素材210、220の光軸断面図、上面図および側面図が各々に示されている。
本例の場合も、第1の実施形態と同様に、第1および第2の成形素材210、220は、各々に楕円状および環状を呈し、第2の成形素材220には、光学素子250に設けられるフランジ部256の成形形状に近似するように形成された部分が含まれている。
なお、本実施形態では、第1および第2の成形素材210、220は、異なる光学特性を有するガラス材からなる。特に、光学素子250の有効光路部264を含む部分に対応する第1の成形素材210は、光学素子250の所定の光学特性を満たす材料からなる。第1の成形素材210が光学素子250の所定の光学特性を満たす材料からなるので、所定の光学特性を発揮しうる光学素子250を成形することができる。また、有効光路部以外の部分266に対応する第2の成形素材220の材料を適宜に変更し、相対的に屈折率が低く比重が軽い材料を用いることも可能となるので、所定の光学特性を満たした上で光学素子250を軽量化し易くなる。また、屈折率が低い材料を用いることで、光学素子250自体の軽量化と併せて、生産コストの低減も見込まれる。
(第2の実施形態に係る光学素子成形方法)
本実施形態に係る光学素子成形方法について説明する。図5は、第2の実施形態に係る光学素子成形方法を示す説明図である。
光学素子250の成形に際して、まず、図5(a)に示すように、第1および第2の成型用素材210、220が準備される。
そして、図5(b)に示すように、第1の成形型10が胴型30に内挿された状態で、第1の成形型10に第1および第2の成形素材210、220が載置される。
次に、第2の成形型20が胴型30に内挿され、成形素材210、220が第1の成形素材210の屈伏点に基づいて設定される温度まで、および/または第1の成形素材210が所定の粘度になるまで加熱された状態で、図5(c)に示すように、第1および第2の成形型10、20により転写面が転写されるように、成形素材210、220が加圧され、第1および第2の成形型10、20に備えられた第1〜第4の転写面12、14、22、24に対応する成形面が成形素材210、220に転写される。
最後に、成形素材210、220が転写を維持された状態で成形素材210、220の材料の転移点以下となる所定の温度まで冷却され、第2の成形型20が胴型30から取外されて、図5(d)に示すように、光学素子250が取出される。
ここで、本実施系形態に係る光学素子成形方法では、第1および第2の成形素材210、220が異なる光学特性を有する材料からなるので、特に以下のような配慮がなされる。
第1に、成形素材210、220の体積については、第1の成形素材210が光学素子250の有効光路部264よりも大きな体積を有し、第2の成形素材220が有効光路部以外の部分266よりも小さな体積を有するように形成されている。これにより、成形素材210、220の転写工程時には、有効光路部264よりも大きな体積を有する第1の成形素材210の材料(所定の光学特性を有する材料)が有効光路部以外の部分266に流動し、第2の成形素材220の材料(所定の光学特性を有しなくても良い材料)が有効光路部264の部分に流動し難くなる。これにより、光学素子250の有効光路部264で材料の均一化が保たれるので、所定の光学特性を有する光学素子250を成形することができる。
第2に、成形素材210、220の材料の線膨張係数については、第1の成形素材210が第2の成形素材220の材料の線膨張係数の1.2倍よりも小さな線膨張係数を伴う材料からなるように構成されている。これにより、加圧・転写工程後の冷却工程に際して、第2の成形素材220の方が第1の成形素材210よりも大きく収縮しようとする。このため、冷却工程に際して、第1の成形素材210と第2の成形素材220との収縮量の差に伴い生じる応力により、成形素材同士が分裂することを回避できる。
第3に、第1の成形素材210の材料は、第2の成形素材220の材料よりも高い屈伏点を有する材料であり、成形素材210、220に転写面を転写する時の温度は、第1の成形素材210の材料の屈伏点および粘度の少なくともいずれかに基づいて制御される。これにより、成形素材210、220が第1の成形素材210の屈伏点に基づいて設定される温度まで、および/または第1の成形素材210が所定の粘度になるまで加熱される。このため、過度の温度上昇に伴う光学機能面での気泡の発生を防止できるなど、光学素子250の光学特性の決定に寄与しうる有効光路部264を含む第1の成形素材210において高い精度で転写面12および22(光学機能面)の転写が行われる。
(第2の実施形態の効果)
以上、本発明の第2の実施形態に係る光学素子成形方法について説明した。かかる光学素子成形方法によれば、成形素材210、220が光学特性の異なる材料からなる成形素材を含むので、光学素子250の要素264、266毎で所定の光学特性や材料特性を有する光学素子250を成形することができる。
なお、本実施形態に係る光学素子成形方法では、第1および第2の成形素材210、220が異なる光学特性を有するガラス材からなるので、成形素材210、220の境界部分に光学的境界268を有する光学素子250が成形される。また、光学的境界268は、有効光路部264を含む部分と、有効光路部以外の部分266との境界部分に形成される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態の説明では、第1の成形型10に載置された成形素材110、120、210、220を第2の成形型20により加圧し、成形素材110、120、210、220に転写面を転写する場合について説明したが、第2の成形型20により加圧する代わりに、第1および第2の成形型10、20により加圧する場合についても同様である。
第1の実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形装置を示す説明図である。 第1の実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形素材の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る光学素子成形方法を示す説明図である。 第2の実施形態に係る光学素子成形方法で用いられる成形素材の一例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る光学素子成形方法を示す説明図である。
符号の説明
110、210 第1の成形素材
120、220 第2の成形素材
150、250 光学素子
152、154、252、254 光学機能面
162、262 有効光路部と有効光路部以外との境界
164、264 有効光路部
166、266 有効光路部以外の部分
268 光学的境界

Claims (16)

  1. 一対の成形型により光学素子を成形するための光学素子成形方法であって、
    複数の構成部分に分割されて構成され、前記構成部分の各々が前記光学素子を構成する要素の各々の成形形状に対応した形状を有する成形素材を、転写面を備えた第1の成形型に載置する載置工程と、
    前記成形素材を加熱軟化した状態で、転写面を備えた第2の成形型により加圧し、前記成形素材に前記第1および第2の成形型の転写面を転写する転写工程と、
    を含むことを特徴とする、光学素子成形方法。
  2. 前記成形素材は、光学特性の異なる材料からなる構成部分を含むことを特徴とする、請求項1に記載の光学素子成形方法。
  3. 前記光学素子の入射側および出射側の有効径の範囲と、前記入射側の有効径の範囲の輪郭と前記出射側の有効径の範囲の輪郭とを最短距離で結ぶ面とで区分される領域が有効光路部として規定され、前記成形素材は、前記有効光路部を含む部分の成形形状に対応した形状を有する第1の構成部分と、前記有効光路部以外の部分の成形形状に対応した形状を有する第2の構成部分とからなることを特徴とする、請求項1または2に記載の光学素子成形方法。
  4. 前記第1の構成部分は、前記光学素子の有効光路部よりも大きな体積を有し、前記第2の構成部分は、前記光学素子の有効光路部以外の部分よりも小さな体積を有することを特徴とする、請求項3に記載の光学素子成形方法。
  5. 前記第1の成形型には凹面からなる転写面が形成され、前記第1の構成部分は、前記第1の成形型に載置された状態で前記転写面に対向し、前記凹面の曲率半径以下の曲率半径で形成された凸面を有することを特徴とする、請求項3または4に記載の光学素子成形方法。
  6. 前記第2の構成部分は、前記光学素子に設けられたフランジ部の成形形状に対応した形状を有することを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載の光学素子成形方法。
  7. 前記第1の構成部分は、前記光学素子の所定の光学特性を満たす材料からなることを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載の光学素子成形方法。
  8. 前記第1の構成部分は、前記第2の構成部分の材料よりも小さな線膨張係数を伴う材料からなることを特徴とする、請求項7に記載の光学素子成形方法。
  9. 前記第1の構成部分の材料は、前記第2の構成部分の材料よりも高い屈伏点を有する材料であり、前記成形素材に転写面を転写する時の温度は、前記第1の構成部分の材料の屈伏点および粘度の少なくともいずれかに基づいて制御されることを特徴とする、請求項8に記載の光学素子成形方法。
  10. 前記光学素子は、前記光学素子の体積と同一体積を有する球と比較した場合に、前記光学素子の光学機能面の最小曲率半径が前記球の半径よりも小さくなるように成形されることを特徴とする、請求項1に記載の光学素子成形方法。
  11. 一対の成形型により成形素材から成形される光学素子であって、
    複数の構成部分に分割されて構成され、前記構成部分の各々が前記光学素子を構成する要素の各々の成形形状に対応した形状を有する成形素材を、転写面を備えた第1の成形型に載置し、前記成形素材を加熱軟化した状態で、転写面を備えた第2の成形型により加圧し、前記成形素材に前記第1および第2の成形型の転写面を転写して成形されることを特徴とする、光学素子。
  12. 前記成形素材の境界部分に光学特性の変化する光学的境界を有しないことを特徴とする、請求項11に記載の光学素子。
  13. 前記成形素材の境界部分に光学特性の変化する光学的境界を有することを特徴とする、請求項11に記載の光学素子。
  14. 前記光学素子の入射側および出射側の有効径の範囲と、前記入射側の有効径の範囲の輪郭と前記出射側の有効径の範囲の輪郭とを最短距離で結ぶ面とで区分される領域が有効光路部として規定され、前記光学的境界は、前記有効光路部を含む部分と、前記有効光路部以外の部分との境界部分に形成されることを特徴とする、請求項13に記載の光学素子。
  15. 前記有効光路部を含む部分は、所定の光学特性を満たす材料からなることを特徴とする、請求項14に記載の光学素子。
  16. 同一体積を有する球と比較した場合に、光学機能面の最小曲率半径が前記球の半径よりも小さくなるように成形されることを特徴とする、請求項11に記載の光学素子。
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JP2009280454A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Olympus Corp 光学素子の製造方法とその製造装置

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