JP2008239285A - ロール材巻取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール材シートを巻取りボビンで巻き取る際に、巻取りボビンに巻き崩れが起きないようにする。
【解決手段】製造ライン上で送出されるロール材シート3を巻き取る巻取りボビン7と、前記ロール材シート3のエッジ3Aを検出するセンサ31を備えたロール材端部検出装置33と、前記センサ31の位置と前記ロール材シート3のエッジ3Aとを常時一致させる方向に前記ロール材端部検出装置33と巻取りボビン7を一体的に移動せしめる可動装置25と、を備えたロール材巻取り装置において、前記ロール材シート3の搬送方向と同方向で、かつ前記ロール材端部検出装置33のセンサ31の位置を通過する直線上で前記巻取りボビン7にロール材シート3のセット位置を表示するセット位置表示手段35を設けてなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ロール材巻取り装置に関し、特に製造ライン上で送出されるロール材シートを巻取りボビンで巻き取る際に、巻取りボビンに巻き崩れが起きないようにするロール材巻取り装置に関する。
近年、プリント配線板、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)は生産量が急増している。従来、プリント配線板の製造方法としては、プリント配線板の素材としての例えば所定の幅を具備したシート状の銅張積層板(CCL)からなる薄い板状の部材の両面に回路を形成するものであり、長いシート状のCCL(ポリイミド等の薄い板状のベース部材の両面に薄い導体膜が形成されている部材)を所定の長さの単板(枚葉)に切断し、この切断された各単板を互いに重ね合わせて貫通孔を同時にあけ、この貫通孔にスルーホールメッキを施し、このスルーホールメッキが施された各単板の両面の導体膜に、エッチング等によって回路を形成する方法が知られている。
なお、上記のスルーホールメッキは、前記プリント配線板の両面に形成された回路同士を互いに電気的に接続するために行われるものである。
また、前記従来の方法では、前記スルーホールメッキが施された各単板に対して回路を設ける際に、1枚ずつ離されている各単板ごとに回路を形成している。
ところが、近年、ワークの薄板化や微細化が進行しており、従来の人手によるハンドリングでは取扱いが難しくなってきている。そのために、ロール・ツゥ・ロール(R−R)方式での工程処理が検討されており、例えば、FPCはロール状にて生産することが主流になりつつある。ロール処理の方法のメリットは、ハンドリングの容易さ、省人化がし易い、大量生産向きなどによる「生産コストの低減」、「厚みが薄い高付加価値製品の生産が可能となる」などが挙げられる。
近年、回路形成工程などにおいて、最初は従来と同じくロール状で供給される材料を最初に枚葉にカットした後、穿孔、スルーホールメッキ等の工程処理し、途中の工程で前記スルーホールメッキを施した各枚葉が接続用テープなどを用いて互いに接続(貼り合せ)して長く形成してロール状に巻かれる。この長く接続された各単板がロールから繰り出されてその長手方向に送られつつ、前記各単板の両面に回路を形成し、別のロールに巻き取られ、ある工程で枚葉に切り離すといった部分的なロール・ツゥ・ロール工程が構築されてきている。
上記のようなロール・ツゥ・ロール工程においては、例えば長く接続された各単板の両面に回路を形成した後に、ロール材巻取り装置にて別のロールに巻き取られている。したがって、ロール材巻取り装置は上記の回路形成を行う装置の直後に設置されている。なお、回路形成を行う装置は、材料整面、現像、エッチングが主な装置である。
図7及び図8を参照するに、従来のロール材巻取り装置101としては、ロール材シート103の張力を検出するための張力検出部105と、この張力検出部105を通過後のロール材シート103を巻取りボビン107に巻き取るための巻取り部109が、ベース部111の上に設けられている。
上記の張力検出部105は、張力検出部本体113がベース部111の上に固定されており、前記張力検出部本体113の側面には例えば3本の張力調整用のローラ115A〜115Cが回転自在に軸承された状態で突出している。なお、3本のローラ115A〜115Cのうちの真ん中のローラ115Bの両端にはロードセルが仕込まれており、ロール材シート103の巻取り張力を一定にするために図8において上下方向に移動する構成である。
また、上記の巻取り部109は、巻取り部本体117がベース部111の上に可動装置119を介してロール材シート103の幅方向(図7において上下方向)と同方向に揺動可能に設けられている。なお、可動装置119は、例えば図7において上下方向に延びる2本のLMガイドレールと、このLMガイドレール上を移動自在に設けた複数のLMガイドとからなり、前記各LMガイドはLMガイドレールに沿って設けたボールねじの回転によりナット部材を介して駆動される構成であり、前記巻取り部本体117は前記複数のLMガイドの上面に固定されている。したがって、前記ボールねじがサーボモータなどの回転駆動装置で正逆回転されることで、巻取り部本体117が複数のLMガイドを介して図7において上下方向に移動調整される。
さらに、前記巻取り部本体117の側面には、ガイドローラ121が回転自在に軸承された状態で突出しており、前記ガイドローラ121の前方側(図8において右方側)には、ロール材シート103を巻き取るための巻取りボビン107をセットする巻取り軸123が前記巻取り部本体117の内部に備えた図示しない巻取り用モータで回転駆動される構成で前記巻取り部本体117の側面に突出している。
さらに、前記ガイドローラ121の後方側(図7及び8において左方側)には、ロール材シート103のエッジ103Aが常に同じラインを通るように制御するためにロール材シート103のエッジ103Aを検出するセンサ125を備えたエッジポジションセンサ127(以下、「EPC」という)が前記巻取り部本体117の側面に設けられている。
また、上記の可動装置119は、EPC127の信号を受けて図7において上下方向に揺動する構成である。すなわち、ロール材シート103が矢印Aの方向へ移動したときは可動装置119により巻取り部本体117が矢印Aの方向へ動き、ロール材シート103が矢印Bの方向へ移動したときは可動装置119により巻取り部本体117が矢印Bの方向へ移動する。
したがって、ロール材シート103のエッジ103AがEPC127のセンサ125の位置から外れると、EPC127のセンサ125の位置でロール材シート103のエッジ103Aを検出する方向に前記巻取り部本体117を移動せしめるように可動装置119が作動する。これに伴って、前記巻取り部本体117の同じ側面に設けた巻取りボビン107も同じ方向に移動するので、ロール材シート103は常時巻取りボビン107の同じ位置に巻き取られることとなる。
また、従来の他の巻取り装置としては、特許文献1に示されているように、
印字媒体を巻き取るための駆動力を与える回転軸と、この回転軸に沿って摺動する第1の幅規制板を備えた支管支持部材と、この支管支持部材に沿って摺動する第2の幅規制板を備えた位置決め部材とを有することで、支管が第1及び第2の幅規制板によって長手方向のセンター振り分け位置に位置決めされるものである。
また、特許文献2では、シート巻取装置におけるシート端縁検出用センサの位置決め装置であり、シートの幅が変更されたために、シート端縁検出用センサの位置を変更させるとき、作業者が直接前記センサに触れることなく、前記センサの大移動及び微動を正確に行えるようにするものである。
また、特許文献3では、連続鋼帯の蛇行矯正装置であって、連続鋼板の巻取り機に接近してロールスタンドを設けると共に、前記連続鋼板のエッジ部を検出する鋼板エッジ検出器が設けられている。さらに、前記鋼板エッジ検出器の検出信号に従って前記ロールスタンドを連続鋼板の進行方向に対して傾斜させるロールスタンド位置制御装置が備えられている。連続鋼板を切断後に巻き取る際、この連続鋼板が蛇行を始めると、鋼板エッジ検出器によって蛇行量を検出する。この蛇行量に基づき、ロールスタンド位置制御装置でロールスタンドを傾斜させて鋼板の蛇行を最小にするものである。
また、特許文献4では、ストリップの巻取制御方法であって、ストリップの巻取機において、ストリップのエッジセンサを板の流れ方向の異なる位置に複数個設置し、各エッジセンサの出力によりテンションリールの位置におけるストリップエッジの偏位量を推定し、その偏位を相殺する方向にテンションリール(巻取り部に相当)を移動させて制御するものである。
特開平11−139634号公報 特開平5−319649号公報 特開平8−71646号公報 特開平7−39934号公報
ところで、従来のロール材巻取り装置101においては、最初に、回路形成装置から送出されてきたロール材シート103を巻取りボビン107に位置決めセットする必要がある。このセッティングは作業者が行うことになる。つまり、ロール材シート103が作業者により所定のパスラインに通された後に、ロール材シート103の先端部が接着テープなどで巻取りボビン107に貼り付けてセットされる。
このロール材シート103のセット時には、図9に示されているように、EPC127のセンサ125の位置とロール材シート103のエッジ103A(EPC127側の)をロール材シート103の搬送方向と同方向に直線で結べるように位置決めしてロール材シート103の先端部を巻取りボビン107に貼り付ける必要がある。なお、EPC127はロール材シート103の幅寸法が変わるとセンサ125の位置を変更する必要がある。
しかし、作業者がロール材シート103を巻取りボビン107に貼り付けるときに、図10に示されているように、ロール材シート103が巻取りボビン107の貼り付けるべき正規の位置から例えばズレ量Sでずれていると、ロール材シート103のエッジ103AがEPC127のセンサ125の位置からずれてしまうことになる。
すると、この後にロール材シート103が巻取りボビン107に巻き取られる場合、EPC127のセンサ125の位置がロール材シート103のエッジ103Aに入るように(エッジ103Aを捕らえるように)可動装置119が図10において下方向へ動くことになる。これに伴って、巻取り部本体117が図10において下方の二点鎖線の位置へ移動するので、巻取りボビン107も二点鎖線の位置の下方へ移動することになる。そのために、巻取りボビン107に巻き取られるロール材シート103のエッジ103Aが二点鎖線のように下方へずれることになる。
その結果、FPCなどのロール材シート103は伸び率が小さいために、ロール材シート103が例えば竹の子状に斜めに巻き崩れた状態で巻取りボビン107に巻き取られる。そのために、ロール材シート103の片側に張力がかかってしまうので、巻取りボビン107に巻き取られたロール材シート103が全て不良になってしまうという問題点があった。このような不具合の発生頻度は作業者によって異なるので、作業者の熟練度に左右するものであった。つまり、ロール材シート103を巻取りボビン107にセットする位置が作業者によって大きなバラツキがあり、作業者によってロール材シート103の巻き崩れが起きるという問題点があった。
なお、上記のロール材シート103を巻取りボビン107にセットするときは、回路形成装置から送出されるロール材シート103は停止しているのではない。すなわち、回路形成ライン上のロール材シート103が終わるまでは停止することなく、例えば2〜5m/minの速度でロール材シート103が繰り出されつづける状況にあるので、素早くセットする必要がある。
また、特許文献1の巻取り装置では、支管が第1及び第2の幅規制板によって長手方向のセンター振り分け位置に位置決めされるとしても、巻き取られる印字媒体が走行される際に印字媒体の幅方向に揺動しても、この巻取り装置には揺動によるズレを吸収するものがないために、巻き取られる印字媒体に偏りの張力がかかるので、印字媒体に少なからぬ悪影響を与えるという問題点があった。
また、特許文献2では、所謂、巻取り装置に巻き取られるシートの巻き崩れを防止するものではない。
また、特許文献3の巻取り装置では、連続鋼板を切断後に巻き取る際、連続鋼板が蛇行を始めたときに、この鋼板の蛇行を最小にするために、鋼板エッジ検出器によって検出した蛇行量に基づき、ロールスタンド位置制御装置でロールスタンドを水平に回動して傾斜させるので、大がかりな装置を必要とするためにコスト高という問題点があった。また、ロールスタンドを最適な角度で傾斜させるには、鋼板エッジ検出器によって検出した鋼帯のズレ量を最小にするように演算処理装置で演算を行い、この演算結果に基づいてロールスタンドを鋼帯の進行方向に対して角度αだけ水平に回動して傾斜させる必要があるので、演算処理装置やそれに関わる装置を必要とするために複雑でコスト高になるという問題点があった。
また、特許文献4では、複数個のエッジセンサを必要とし、複数個のエッジセンサによるストリップの偏位量を演算処理するための制御装置を必要とするので、コスト高になるという問題点があった。
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明のロール材巻取り装置は、製造ライン上で送出されるロール材シートを巻き取る巻取りボビンと、前記ロール材シートのエッジを検出するセンサを備えたロール材端部検出装置と、前記センサの位置と前記ロール材シートのエッジとを常時一致させる方向に前記ロール材端部検出装置と巻取りボビンを一体的に移動せしめる可動装置と、を備えたロール材巻取り装置において、
前記ロール材シートの搬送方向と同方向で、かつ前記ロール材端部検出装置のセンサの位置を通過する直線上で前記巻取りボビンにロール材シートのセット位置を表示するセット位置表示手段を設けてなることを特徴とするものである。
また、この発明のロール材巻取り装置は、前記ロール材巻取り装置において、前記セット位置表示手段が、前記ロール材端部検出装置と巻取りボビンの移動と連動する構成であることが好ましい。
また、この発明のロール材巻取り装置は、前記ロール材巻取り装置において、前記セット位置表示手段が、前記巻取りボビンの表面にレーザ線を表示するレーザポインタであることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、前記巻取りボビンには、セット位置表示手段により、ロール材シートの搬送方向と同方向で、かつ前記ロール材端部検出装置のセンサの位置を通過する直線上でロール材シートのセット位置を表示するので、作業者がロール材エッジを常に巻取りボビンの同じ表示位置にセットできる。その結果、ロール材シートのセット位置は作業者の違いによるばらつきが小さくなり、ロール材の巻き崩れを防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1(A),(B)を参照するに、この実施の形態に係るロール材巻取り装置1は、製造ライン上で送出されるロール材シート3の張力を検出するための張力検出部5と、この張力検出部5を通過後のロール材シート3を巻取りボビン7に巻き取るための巻取り部9が、ベース部11の上に設けられている。
また、この実施の形態では、ロール材シート3を一時的に停留せしめるアキュームレータ13が、ロール材シート3の搬送方向で上記の張力検出部5の手前側〔図1(B)において左側〕に設けられている。すなわち、上記のアキュームレータ13を設けることで、巻取りボビン7にロール材シート3をセッティングするときに、一時的にロール材シート3が巻取りボビン7の方へ流れて来ないようにすることができる。
上記の各装置について詳しく説明すると、上記のアキュームレータ13は、図1(B)に示されているように、例えば5本のローラ15A〜15Eが回転自在に軸承された状態で、アキュームレータ本体17の側面に突出している。なお、5本のローラ15A〜15Eのうちの両外側のローラ15A、15Eはガイドローラとしての機能をもって固定されている。一方、中間の3本のローラ15B,15C,15Dは、通常では、送出されるロール材シート3の搬送に支障を来さないように実線の位置で待機している状態にあるが、ロール材シート3を一時的に停留せしめる際には図1(B)の一点鎖線上を上下方向に移動する構成である。
また、張力検出部5は、張力検出部本体19がベース部11の上に固定されており、前記張力検出部本体19の側面〔図1(A)において下側の側面〕には例えば3本の張力調整用のローラ21A〜21Cが回転自在に軸承された状態で突出している。なお、3本のローラ21A〜21Cのうちの真ん中のローラ21Bの両端には図示しないロードセルが仕込まれており、ロール材シート3の巻取り張力を一定にするために図1(B)において上下方向に移動する構成である。
巻取り部9は、巻取り部本体23がベース部11の上に可動装置25を介してロール材シート3の幅方向〔図1(A)において上下方向〕と同方向に揺動可能に設けられている。なお、可動装置25は、例えば図1(A)において上下方向に延びる2本のLMガイドレールと、このLMガイドレール上を移動自在に設けた複数のLMガイドとからなり、前記各LMガイドはLMガイドレールに沿って設けたボールねじの回転によりナット部材を介して駆動される構成であり、前記巻取り部本体23は前記複数のLMガイドの上面に固定されている。したがって、前記ボールねじがサーボモータなどの回転駆動装置で正逆回転されることで、巻取り部本体23が複数のLMガイドを介して図1(A)において上下方向に移動調整される。
さらに、前記巻取り部本体23の側面〔図1(A)において下側の側面〕には、ガイドローラ27が回転自在に軸承された状態で突出しており、前記ガイドローラ27のロール材搬送方向において前方側〔図1(B)において右方側〕には、ロール材シート3を巻き取るための巻取りボビン7をセットする巻取り軸29が前記巻取り部本体23の内部に備えた図示しない巻取り用モータで回転駆動される構成で前記巻取り部本体23の同じ側面〔図1(A)において下側の側面〕に突出している。
さらに、前記ガイドローラ27のロール材搬送方向において後方側〔図1(B)において左方側〕には、ロール材シート3のエッジ3Aが常に同じラインを通るように制御するためにロール材シート3のエッジ3Aを検出するセンサ31を備えたロール材端部検出装置としての例えばエッジポジションセンサ33(以下、「EPC」という)が前記巻取り部本体23の同じ側面〔図1(A)において下側の側面〕に設けられている。
また、巻取り軸29に装着した巻取りボビン7の上方位置には、ロール材シート3の搬送方向と同方向で、かつ前記EPC33のセンサ31の位置を通過する直線上で前記巻取りボビン7にロール材シート3のセット位置を表示するセット位置表示手段としての例えばレーザポインタ35が前記巻取り部本体23の同じ側面〔図1(A)において下側の側面〕に突出して設けられている。
なお、レーザポインタ35は、図2、図3及び図4に示されているように、巻取り部本体23の同じ側面〔図1(A)において下側の側面〕に巻取りボビン7の上方位置で突出固定されたアーム状のレーザポインタ用支持部材37に設けられており、上記の巻取りボビン7の表面にロール材シート3の搬送方向と同方向の直線状にレーザ線39を表示するものであることが望ましい。この場合は、レーザポインタ35から投光されるレーザ線39が扇形状で、かつその扇面がロール材シート3の搬送方向と同方向であることで、巻取りボビン7の表面に直線状のレーザ線表示41が映し出されることになる。したがって、巻取りボビン7の表面に例えばマーキングペンなどの筆記具で物理的にマーキングする必要がないので、幾種類もの巻取りボビン7を交換しても、容易に巻取りボビン7の表面に直線状のレーザ線表示41を映し出すことができる。
なお、レーザポインタ35からレーザ線39がピンポイントで巻取りボビン7の表面に表示されるものであっても、その目的は達成するので直線状の表示に限定されないが、直線状のレーザ線表示41の場合はロール材シート3がより一層巻取りボビン7にセッティングし易くなるという点で望ましい。
なお、上記のレーザポインタ35は、例えばレーザポインタ用支持部材37上でロール材シート3の幅方向と同方向に移動可能にして移動調整自在にすることで、ロール材シート3の搬送方向におけるレーザポインタ35の位置をEPC33のセンサ31の位置に合わせるように容易に微調整することができる。
例えば、レーザポインタ用支持部材37は、巻取り部本体23の側面に突出固定された支持シャフト37Aと、この支持シャフト37Aに例えば図示しないボールベアリングなどの軸受を介してスライド自在に設けたレーザポインタ取付部37Bと、このレーザポインタ取付部37Bを突き当てて位置決めするための第1突当てカラー37Cと、レーザポインタ取付部37Bを突き当てて位置決めするための第2突当てカラー37Dと、で構成されている。なお、レーザポインタ35はレーザポインタ取付部37Bに取り付けられており、第1,第2突当てカラー37C,37Dは支持シャフト37Aに取り付けられている。また、第1突当てカラー37Cは例えば500mm幅のロール材シート3を位置決めするための突当て部材であり、第2突当てカラー37Cは例えば250mm幅のロール材シート3を位置決めするための突当て部材である。
また、上記の可動装置25は、EPC33の信号を受けて図1(A)において上下方向(ロール材シート3の幅方向)に揺動する構成である。すなわち、ロール材シート3が搬送される過程で矢印Aの方向へ移動したときは可動装置25により巻取り部本体23が矢印Aの方向へ動き、ロール材シート3が矢印Bの方向へ移動したときは可動装置25により巻取り部本体23が矢印Bの方向へ移動する。
上記構成により、最初に、製造ライン上で例えば回路形成装置から送出されてきたロール材シート3は、アキュームレータ13の5本のローラ15A〜15Eの間を通過する。このとき、中間の3本のローラ15B,15C,15Dは図1(B)の実線の待機位置にある。さらに、前記ロール材シート3は、張力検出部5の3本の張力調整用のローラ21A〜21Cを通過し、巻取り部9のEPC33を経てガイドローラ27を通過し、巻取り軸29に装着した巻取りボビン7へ送出される。この実施の形態では回路形成装置から送出されるロール材シート3は例えば2〜5m/minの速度で繰り出される。
このようにして送出されたロール材シート3は、作業者により接着テープ43などの固定手段で巻取りボビン7に貼り付けてセットする必要がある。このロール材シート3が巻取りボビン7にセッティングされるときであっても、ロール材シート3は停止することなく送出されるので、アキュームレータ13の中間の3本のローラ15B,15C,15Dを図1(B)の実線の位置から二点鎖線へ上下方向に移動せしめて、送出されてくるロール材シート3に張力を持たせるようにしてアキュームレータ13にてロール材シート3を一時的に停留せしめるので、一時的にロール材シート3が巻取りボビン7の方へ流れて来ないようになる。したがって、ロール材シート3のセッティング作業を行い易くなる。
この間に、図2及び図4に示されているように、作業者により、ロール材シート3の先端部のエッジ3Aが巻取りボビン7の表面に直線状に表示されたレーザ線表示41に位置合わせされてから、ロール材シート3の先端が接着テープ43などの固定手段で巻取りボビン7に貼り付けられて固定セットされる。
以上のように、ロール材シート3の先端部のエッジ3Aが、作業者によってばらつくことなく、確実に巻取りボビン7の所定のセット位置、つまり、ロール材シート3の搬送方向と同方向で、かつ前記EPC33のセンサ31の位置を通過する直線上に位置決めされ、しかも、素早くセットされる。
上記の巻取りボビン7にロール材シート3の先端部をセット完了した後は、巻取りボビン7が図示しない巻取り用モータで回転駆動されることで、ロール材シート3が巻取りボビン7に巻き付けられることになる。これに伴って、張力検出部5で検出されるロール材シート3の張力が一定に保持されるようにしながら、アキュームレータ13の中間の3本のローラ15B,15C,15Dが再び図1(B)の実線の原位置へ移動する。その後は、張力検出部5で検出されるロール材シート3の張力が一定に保持されるように調整されながら、製造ライン上で送出されるロール材シート3が巻取りボビン7に巻き付けられる。
この巻取り過程において、送出されるロール材シート3のエッジ3AがEPC33のセンサ31の位置から外れると、EPC33のセンサ31の位置でロール材シート3のエッジ3Aを検出する方向に前記巻取り部本体23を移動せしめるように可動装置25が作動する。これに伴って、前記巻取り部本体23の同じ側面に設けた巻取りボビン7も同じ方向に移動するので、ロール材シート3は常時巻取りボビン7の同じ位置に巻き取られることとなる。
その結果、ロール材シート3が例えば竹の子状に斜めに巻き崩れた状態で巻取りボビン7に巻き取られる現象は生じないので、巻取りボビン7に巻き取られるロール材シート3の片側に張力がかかってしまうためにロール材シート3が不良品になるという事態は無くなる。
なお、前述した実施の形態のセット位置表示手段としては、レーザポインタ35が用いられているが、他の実施の形態のセット位置表示手段としては、機械的にセット位置(ロール材シート3の貼付位置)を指示するものであってもよい。
例えば、図5及び図6に示されているように、棒状のセット位置表示部材45が、巻取り部本体23の同じ側面(図5において左側面)に巻取りボビン7の上方位置で突出固定されたアーム状の支持部材47に、ロール材シート3の搬送方向と同方向の面で回動可能に設けられる。なお、セット位置表示部材45は図6において時計回りに回動したときに、その先端部が巻取りボビン7の表面に当接するものである。セット位置表示部材45の先端部が巻取りボビン7の表面に当接した位置がロール材シート3のセット位置になる。
したがって、ロール材シート3の先端部のエッジ3Aをセット位置表示部材45に突き当てることで、簡単にかつ確実に同じ位置でロール材シート3の先端部を巻取りボビン7の表面に位置決めセットすることができる。なお、このセッティングが完了した後は、セット位置表示部材45を図6において反時計回り方向に回動して二点鎖線の位置で待機させることで、その後のロール材シート3の巻き取りには支障を来さない。ロール材シート3の巻き取りにおける他の作用は、前述した実施の形態とほぼ同様であるので、詳しい説明は省略する。
さらに、他の実施の形態の機械的なセット位置表示手段としては、図示していないが、例えば紐などの線条体が、巻取り部本体23の側面〔図1(A)において下側の側面に該当〕に突出する2本の支持部材の先端部の間を結ぶようにして、ロール材シート3の搬送方向と同方向で、かつEPC33のセンサ31の位置を通過する直線上に張り出されると共に前記線条体が巻取りボビン7の表面に接触するように構成にすることもできる。この場合は、巻取りボビン7の表面に接触した線条体の位置がロール材シート3のセット位置になり、ロール材シート3の巻き取りにおける作用、効果は、前述した実施の形態とほぼ同様であるので、詳しい説明は省略する。
なお、前述した実施の形態ではアキュームレータ13を用いているが、アキュームレータ13はロール材シート3の先端部のエッジ3Aを巻取りボビン7にセットするときに必ずしも必要ではないので、この発明のロール材巻取り装置1にはアキュームレータ13が無くても適用されるものである。
この発明の実施の形態のロール材巻取り装置を示すもので、(A)は平面図で、(B)は正面図である。 この発明の実施の形態のセット位置表示手段の側面図である。 図2のセット位置表示手段の正面図である。 図2のセット位置表示手段の平面図である。 この発明の他の実施の形態のセット位置表示手段の側面図である。 図5のセット位置表示手段の正面図である。 従来のロール材巻取り装置の平面図である。 図7の正面図である。 従来のロール材巻取り装置の拡大平面図である。 従来のロール材巻取り装置で不具合を生じる巻き取り状態を示す平面図である。
符号の説明
1 ロール材巻取り装置
3 ロール材シート
3A エッジ(ロール材シートの)
5 張力検出部
7 巻取りボビン
9 巻取り部
11 ベース部
13 アキュームレータ
15A〜15E ローラ
17 アキュームレータ本体
19 張力検出部本体
21A〜21C ローラ
23 巻取り部本体
25 可動装置
27 ガイドローラ
29 巻取り軸
31 センサ
33 EPC(エッジポジションセンサ;ロール材端部検出装置)
35 レーザポインタ(セット位置表示手段)
37 レーザポインタ用支持部材
39 レーザ線
41 レーザ線表示
43 接着テープ

Claims (3)

  1. 製造ライン上で送出されるロール材シートを巻き取る巻取りボビンと、前記ロール材シートのエッジを検出するセンサを備えたロール材端部検出装置と、前記センサの位置と前記ロール材シートのエッジとを常時一致させる方向に前記ロール材端部検出装置と巻取りボビンを一体的に移動せしめる可動装置と、を備えたロール材巻取り装置において、
    前記ロール材シートの搬送方向と同方向で、かつ前記ロール材端部検出装置のセンサの位置を通過する直線上で前記巻取りボビンにロール材シートのセット位置を表示するセット位置表示手段を設けてなることを特徴とするロール材巻取り装置。
  2. 前記セット位置表示手段が、前記ロール材端部検出装置と巻取りボビンの移動と連動する構成であることを特徴とする請求項1記載のロール材巻取り装置。
  3. 前記セット位置表示手段が、前記巻取りボビンの表面にレーザ線を表示するレーザポインタであることを特徴とする請求項1又は2記載のロール材巻取り装置。
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