JP2008239244A - 容器の蓋体 - Google Patents

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Tomomasa Deguchi
智政 出口
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Atsugi Plastics Co Ltd
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Abstract

【課題】 開口部が円形である容器フランジ部の口径に差異が発生しても、確実に嵌合できる容器蓋体を提供する。
【解決手段】 開口部が円形である容器のフランジ部2に嵌め合わされる容器蓋体1において、該蓋体の嵌合部内周壁に、周方向に沿って凹部3、凸部4が形成されてなり、該蓋体の中心部に向かって突出される、凸部4の略中央部に突部5が設けられていること特徴とする容器蓋体を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、新規な嵌合機能を備える容器蓋体に関する。詳細には、容器開口の周辺フランジ部の口径寸法差異に対応して確実に嵌合できる容器蓋体の改良に関するものである。
例えば飲料を包装する開口部が円形の合成樹脂容器、紙容器では、開口部の周辺フランジ部に密着する密封シールにより密閉され、その容器密封シールを閉塞する蓋体を装着するのが一般的である。
該蓋体においては、ストロー挿入口が開口されており、そのストロー挿入口よりストローを挿入し内容物を摂取するようになっている。
このため、密封シートを閉塞する蓋体には脱落防止を目的とし、確実な嵌合強度が強く要求される。
この要求に応えるため、飲料等を包装する開口部が円形の容器本体においては、容器開口部周辺フランジ部外径に合わせて、蓋体嵌合部の径寸法や、嵌合部内周壁に突出される突起形状や寸法等を工夫することが行われていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、径寸法の異なる嵌合部を、上下に複数設けたタイプで解決しようとする提案もあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−337900号 公報 登録実用新案第3073819号 公報
以上に述べた従来の蓋体においては、次の技術的課題があった。まず、容器蓋体が嵌合する容器フランジ部は、同一規格の容器であっても、内容物の殺菌手法(即ち、加熱温度の違い)により反り上がり等の変形が発生し、フランジ部の外口径が大きく変化するという問題があった。また、同一口径規格の容器にあっても、各容器製造会社によって容器フランジ部の外口径に微妙な差異が生じるという問題も抱えていた。
このため、同一口径規格の容器向けに成形された容器蓋体が、嵌合相手である容器内容物の殺菌手法や属性により、嵌合強度が弱くなったり強くなり過ぎたりするという事態が起こり、同一口径規格容器向け蓋体においても、一定の嵌合強度を確保することは困難を極めた。
そこで、従来は容器の殺菌手法毎に嵌合部の口径寸法や、嵌合部内周壁に突出される突起形状や、寸法等の異なる容器蓋体を用意しなければならず、生産現場のキャッピング工程(蓋体の嵌合)においては、各々の容器蓋体に合わせて機械を調整する必要があった。また、梱包工程においては、誤装着のあった容器蓋体が脱落するといった問題を常に抱えていた。更に、径寸法の異なる嵌合部を、上下に複数設けたタイプの蓋体においては、装着ストロークが違ってくる。その為、キャッピング工程で装着不良が発生することがあった。
本発明は、容器内容物の殺菌手法や容器属性による口径差異にも対応して、確実に嵌合をする容器蓋体を提供しようとするものである。
上記目的を達成して、上記技術的課題を解決するために、本発明では、次の手段を採用する。まず、本発明では、開口部円形の容器を閉塞する容器蓋体に関して、容器のフランジ部に嵌め合わされる容器蓋体において、該蓋体の嵌合部内周壁に、周方向に沿って凹凸部が形成されている。
更に、本発明では、容器蓋体の中心部に向かって突出される、凸部の略中央部に容器フランジ部に係止して、該蓋体の脱落防止機能を発揮する突部状の係止部を形成する。
この手段では、殺菌手法により嵌め合わされる容器フランジ部が変形し、外口径が規格口径より小さい場合でも、容器蓋体の中心部に向かって突出される、凸部が確実に嵌め合わされ、該蓋体の略中心部に設けられた突部形状の係止部が蓋体の脱落を防止する。
また、嵌め合わせる容器フランジ部の外口径が規格口径より微妙に大きい場合でも、該蓋体の中心部に向かって突出される、凸部が容器フランジ外周方向に沿って湾曲変形しながら広がり、容器フランジ部に確実に嵌めあわされる。
更に、容器蓋体の嵌合部内周壁に、周方向に沿って形成された凹凸部の径の大きい凹部が、凸部の湾曲変形による力を吸収し分散させ、蓋体が変形や破損することを抑止する。
この手段では、容器フランジ部の外口径が規格口径より微妙に大きい場合の嵌合強度が分散され、製造現場のキャッピング工程において、キャッピング強度を強くしたり、キャッピング時間を長くするといった、個々の調整の必要が無くなる。
以上のように、本発明に係る容器蓋体は、該蓋体の嵌合部内周壁の周方向に沿った凹凸部が、開口部が円形である容器フランジ部の口径差異を調整し、確実な嵌合を行う蓋体が得られる。従って、容器内容物の殺菌手法(即ち、加熱温度の違い)毎に、蓋体嵌合部の口径寸法や、嵌合部内周壁に突出される突起形状・寸法等の異なった、蓋体を用意するという必要性がなくなる。また、径寸法の異なる嵌合部を上下に複数設けたタイプの蓋体では、殺菌手法毎にキャッピング工程における、装着ストロークが異なってくるが、本発明の蓋体では装着ストロークの長さを調整する必要がない。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1、図2が示すように、開口部が円形である容器のフランジ部2に嵌め合わされる容器蓋体1において、該蓋体1の嵌合部内周壁に、周方向に沿って凹部3、凸部4が形成されてなり、該蓋体1の中心部に向かって突出される凸部4の略中央部に突部5が設けられている。尚、該蓋体1の嵌合部より奥部、即ち蓋体1の上部に、凹部3、凸部4と連続するように上凹部6、上凸部7が形成されている。
上記蓋体1では、図3−(1)及び図5に実線で示すように、その嵌合部が嵌め合わされる容器フランジ部2外径が、規定寸法より小さい場合、該蓋体1の凸部4略中央部の突部5に、容器フランジ部2に係止して確実に嵌め合わされる。又、フランジ部2は突部5と上凸部7によって挟持されている。
また、図4に実線で示すように、その嵌合部が嵌め合わされる容器フランジ部2外径が、規定寸法より大きい場合、凸部4が容器フランジ2外周方向に沿って湾曲変形しながら広がり(a1>a2)、図5同様に容器フランジ部2が確実に凸部5に係止されて嵌め合わされる。
該蓋体1の凹部3が湾曲変形しながら広がった凸部4の力を吸収し分散させ、蓋体1が変形や破損することを抑止する。従って、外径が規定寸法より大きい容器フランジ部2を嵌合する際にも安定的に蓋体1の嵌合が達成される。この際、上凹部6、上凸部7が形成されると湾曲変形の許容範囲が拡大し、フランジ部の誤差が大なる時も生産現場のキャッピング工程(蓋体の嵌合)で不良が起こることを大きく減少させることができる。
蓋体の一例を使用状態と共に示す底面図。 同上の蓋体を示す底面図。 図1におけるA−A線断面図(1)、B−B線断面図(2)。 図1の拡大底面図。 図4とは異なる容器フランジの嵌合状態を示す拡大底面図。
符号の説明
1 蓋体
2 容器フランジ部
3 凹部
4 凸部
5 突部
6 上凹部
7 上凸部

Claims (1)

  1. 開口部が円形である容器のフランジ部に嵌め合わされる容器の蓋体において、該蓋体の嵌合部内周壁に、周方向に沿って凹凸部が形成されてなり、該蓋体の中心部に向かって突出される凸部の略中央部に突部が設けられていることを特徴とする容器の蓋体。
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