JP2008238420A - 液体カートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】ステーション供給方式の液体吐出装置に適用される液体カートリッジにおいて、サブタンクに液体を供給するための圧力を発生させるポンプ手段のピストンロッドがスムーズに直線移動するように安定駆動する。
【解決手段】ポンプ機構50のピストンロッド54の上側にラックギア54Aを形成し、プリンタ本体側から、ラックギア54Aにピニオンを噛み合わせ、駆動力を伝達する。メインタンク11の上方に、ピストンロッド54に対向する保持部11Aを設ける。この保持部11A上に、ピストンロッド54が、その軸方向にスムーズに直線移動するように、ラックギア54Aとピニオンとの噛み合い部分とは反対側を支持するリブ8を設ける。
【選択図】図3
【解決手段】ポンプ機構50のピストンロッド54の上側にラックギア54Aを形成し、プリンタ本体側から、ラックギア54Aにピニオンを噛み合わせ、駆動力を伝達する。メインタンク11の上方に、ピストンロッド54に対向する保持部11Aを設ける。この保持部11A上に、ピストンロッド54が、その軸方向にスムーズに直線移動するように、ラックギア54Aとピニオンとの噛み合い部分とは反対側を支持するリブ8を設ける。
【選択図】図3
Description
本発明は、液滴吐出装置(例えば、インクジェットプリンタ)に着脱可能に装着される液体カートリッジ(例えば、インクカートリッジ)に関するものである。
従来、液滴吐出装置の一つであるインクジェットプリンタとして、記録ヘッドが搭載されたキャリッジにサブタンクを設け、インクをサブタンクに供給するときにのみ前記サブタンクにインクカートリッジを接続し、それ以外のとき(インクをサブタンクに供給しないとき)には、サブタンクにインクカートリッジを接続せず、それらを離間させることで、間欠的にインクの供給を行うステーション供給方式のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そこで、発明者は、そのようなステーション供給方式のインクジェットプリンタの開発を進めるに当たり、インクカートリッジに、サブタンクにインクを供給するためのポンプ手段を内蔵するとともに、インク供給時には、プリンタ本体側から駆動力を付与して前記ポンプ手段を作動させるインクジェットプリンタを新たに試作検討した。
このインクカートリッジのポンプ手段は、シリンダ、このシリンダ内に摺動可能に挿通され圧力室を形成するピストン、およびプリンタ本体から駆動力を受けてピストンを変位させる駆動力伝達部材(例えば、ピストンロッド)とを備える構成とした。
特開2004−181952号公報(段落0046および図1,図3)
上述した試作品では、プリンタ本体側からの駆動力を駆動力伝達部材で受けるようにしているので、プリンタ本体側の駆動部材と係合して加えられる駆動力によって、駆動力伝達部材が下方に撓む場合がある。そのように撓むと、駆動力伝達部材がスムーズに直線移動せず、安定駆動することが困難になるおそれがある。
本発明は、前述したような液滴吐出装置に適用される液体カートリッジにおいて、サブタンクに液体を供給するための圧力を発生させるポンプ手段の駆動力伝達部材がスムーズに直線移動するように安定駆動することを目的とする。
請求項1の発明は、液滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給する液体を一時的に貯留するサブタンクとを備えた液滴吐出装置に装着され、前記サブタンクに液体を供給する液体カートリッジであって、前記サブタンクへ供給する液体を貯留する液体貯留室と、前記液体貯留室から前記サブタンクに液体を供給するための圧力を発生させるポンプ手段とを備えており、前記ポンプ手段は、シリンダと、このシリンダ内に摺動可能に挿通され前記液体貯留室に連通する圧力室を形成するピストンと、このピストンに一体に結合され前記液滴吐出装置の装置本体側から駆動力を受けて前記ピストンを変位させる駆動力伝達部材と、この駆動力伝達部材が前記ピストンの摺動方向に直線移動するように、前記駆動力伝達部材を支持する支持部材とを有するものであり、前記駆動力伝達部材は、前記装置本体の駆動部材と係合して駆動力を受ける係合部分を有しており、前記支持部材は、前記駆動力伝達部材の前記係合部分とは反対側を支持することを特徴とする。
このようにすれば、装置本体の駆動部材と係合して駆動力を受ける、駆動力伝達部材の係合部分とは反対側を、支持部材にて支持するので、駆動力伝達部材がスムーズに直線移動することとなり、ピストンが安定して駆動される。
請求項2に記載のように、請求項1の液体カートリッジにおいて、前記係合部分はラックギアにより構成され、前記駆動部材は、前記ラックギアに噛み合うピニオンである構成とすることができる。
このようにすれば、ラックギアとピニオンとの噛み合いで、装置本体側からの駆動力が駆動力伝達部材に安定性よく伝達される。
請求項3に記載のように、請求項1または2の液体カートリッジにおいて、前記駆動力伝達部材は、前記ピストンが前記圧力室を最小容積とする位置に位置付けられているときに、その全てが前記液体カートリッジの前記摺動方向における範囲内に収まっている構成とすることができる。
このようにすれば、前記ピストンが前記圧力室を最小容積とする位置に位置付けられているときまで、支持部材によって駆動力伝達部材がスムーズに直線移動され、ピストンが安定して駆動される。
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれかの液体カートリッジにおいて、前記ポンプ手段と前記液体貯留室とは、上下に配置され、前記駆動力伝達部材は水平に直線移動するものであり、前記ポンプ手段の前記シリンダから前記駆動力伝達部材が突出する側であって、且つ前記液体貯留室の上方となる位置において、前記係合部分が前記装置本体の駆動部材と係合する構成とされ、前記液体貯留室の上方に、前記駆動力伝達部材に対向する保持部が設けられ、この保持部上に前記支持部材が設けられている構成とすることができる。
このようにすれば、液体貯留室の上方となる位置において、係合部分が装置本体の駆動部材と係合するので、前記液体貯留室の上方に、駆動力伝達部材に対向する保持部を設けることで、この保持部上に前記支持部材を簡単に設けることができる。
請求項5に記載のように、請求項1〜4のいずれかの液体カートリッジにおいて、前記支持部材は、複数または単数のリブで構成されるようにすることができる。
このようにすれば、支持部材は、複数または単数のリブで構成されるので、構成が簡単である。
請求項6に記載のように、請求項1〜4のいずれかの液体カートリッジにおいて、前記支持部材は、前記駆動力伝達部材に接触して支持する部分の接触面積が小さくなる形状である構成とすることができる。
このようにすれば、支持部材は、駆動力伝達部材に接触して支持する部分の接触面積が小さいので、駆動力伝達部材が移動する際に生ずる支持部材との間の摩擦抵抗が小さく、駆動力伝達部材がスムーズに直線移動する上で有利である。
請求項7に記載のように、請求項6の液体カートリッジにおいて、前記駆動力伝達部材に接触して支持する部分は、湾曲凸面形状となっている構成とすることができる。
このようにすれば、簡単な構成で、ロッド保持部材にて支持するために、駆動力伝達部材に接触させる部分の接触面積が小さくなる形状とすることができる。
請求項8に記載のように、請求項1〜7のいずれかの液体カートリッジにおいて、単数または複数でカートリッジケーシングに収納装着されるものであり、前記カートリッジケーシングは、前記収納装着により前記液体供給口部が着脱可能に接続されるジョイント部を一端部に有する液体供給管と、この液体供給管の他端側に設けられ前記第1のジョイントバルブに着脱可能に接続される第2のジョイントバルブと、前記駆動力伝達部材に駆動力を与えて前記ピストンを変位させる駆動手段とを備え、前記第1および第2のジョイントバルブの接続により前記液体供給管、第1および第2のジョイントバルブのバルブハウジングを通じて前記液体貯留室を前記サブタンクに連通する構成とすることができる。
このようにすれば、第1および第2のジョイントバルブの接続により、メインタンクを、液体供給管、第1および第2のジョイントバルブのバルブハウジングを通じて前記サブタンクに連通させることができる。
請求項9に記載のように、請求項8の液体カートリッジにおいて、前記液滴吐出装置の装置本体は、前記記録ヘッドおよび前記サブタンクが組み付けられたキャリッジがキャリッジ駆動機構にて主走査方向に往復移動するように構成されたインクジェットプリンタのプリンタ本体であり、前記カートリッジケーシングは、前記キャリッジ駆動機構の主走査方向の一端部側に配置される構成とすることができる。
このようにすれば、プリンタ本体における記録動作に影響を与えることなく、メインタンクを配置することができる。
請求項10の発明は、液滴吐出装置に装着される液体カートリッジであって、前記液滴吐出装置に供給する液体を貯留する液体貯留室と、前記液体貯留室から前記液滴吐出装置に液体を供給するための圧力を発生させるポンプ手段とを備えており、前記ポンプ手段は、シリンダと、このシリンダ内に摺動可能に挿通され前記メインタンクに連通する圧力室を形成するピストンと、このピストンに一体に結合され前記液滴吐出装置の装置本体側から駆動力を受けて前記ピストンを変位させる駆動力伝達部材と、この駆動力伝達部材が前記ピストンの摺動方向に直線移動するように、前記駆動力伝達部材を支持する支持部材とを有するものであり、前記駆動力伝達部材は、前記装置本体の駆動部材と係合して駆動力を受ける係合駆動部分を有しており、前記支持部材は、前記駆動力伝達部材の前記係合部分とは反対側を支持することを特徴とする。
このようにすれば、装置本体の駆動部材と係合して駆動力を受ける、駆動力伝達部材の係合部分とは反対側を、支持部材にて支持するので、駆動力伝達部材がスムーズに直線移動することとなり、ピストンが安定して駆動される。
本発明は、上記のように、装置本体の駆動部材と係合して駆動力を受ける、駆動力伝達部材の係合部分とは反対側を、支持部材にて支持するので、駆動力伝達部材がスムーズに直線移動することとなり、ピストンが安定して駆動される。
以下、本発明の実施の形態に係るインクジェットプリンタを図面に沿って説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るインクジェットプリンタの要部(プリンタ本体1)を示す模式図である。
図1に示すように、インクジェット方式のプリンタ本体1は、周知のごとく、記録用紙などの被記録媒体(紙、布、樹脂フィルム、光学式記録用ディスクなどを含む概念であるが、以下、便宜上用紙と称す。)を搬送しながら、微小なインク液滴を用紙に向けて吐出することにより用紙に画像を形成していく画像形成手段である。
このプリンタ本体1は、用紙に向けてインク液滴を吐出する記録ヘッド3およびこの記録ヘッド3に供給するインク(液体)を一時的に貯留するサブタンク5が組み付けられたキャリッジ7を備え、このキャリッジ7は、キャリッジ駆動機構9にて主走査方向(紙面左右方向)に往復移動するように構成されている。
そして、用紙に画像を形成する場合には、キャリッジ7(記録ヘッド3)は、印刷領域S1で用紙の搬送と連動して主走査方向において往復移動しながら、用紙にインクを吐出して画像を形成する。一方、画像形成を実行していない場合やサブタンク5にインクを供給するなどのメンテナンス作業が実行される場合には、キャリッジ7は、メンテナンス領域S1に移動する。
記録ヘッド3は、ピエゾ素子の変形や発熱抵抗体による気泡の体積変化などを利用した押圧手段(本実施形態では、ピエゾ素子)によって、サブタンク5から供給されたインクを吐出するものである。このサブタンク5は、記録ヘッド3から吐出されるインク色の種類に対応した本数だけ設けられている。なお、本実施形態では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、フォトブラック(PBk)およびブラック(Bk)の5色に対応した5本のサブタンク5が設けられている。
キャリッジ駆動機構9は、キャリッジ7の往復移動経路の一端側に設けられた駆動プーリ9Aと、他端側に設けられた従動プーリ9Bと、それら両プーリ9A,9Bの間に巻き掛けられ駆動モータ(図示せず)にて回転駆動される無端ベルト9Cとを備えており、その無端ベルト9Cにキャリッジ7が固定されている。そして、駆動プーリ9Aが正逆回転して無端ベルト9Cが正逆回転することで、キャリッジ7が主走査方向において往復移動する。
また、キャリッジ7の往復移動経路の一端側には、サブタンク5に供給されるインクを貯留するインクカートリッジ10を含むメインタンクユニット20が配置されている。
インクカートリッジ10は、図2〜図5に示すように、サブタンク5へ供給するインクを貯留するメインタンク11(液体貯留室)と、メインタンク11からサブタンク5にインクを供給するための圧力を発生させるピストンポンプ機構50とを備える。これらピストンポンプ機構50およびメインタンク11は、メインタンク11の上側にピストンポンプ機構50が設けられることで、図3に示すように、カートリッジケーシング12内において上下に配置される構成となっている。なお、カートリッジケーシング12は、図2(a)に示すように、第1および第2のケーシング12A,12Bとを結合することにより構成されている。
ピストンポンプ機構50は、図4及び図5に示すように、円筒状のシリンダ51と、このシリンダ51内に摺動可能に挿通されメインタンク11に連通する圧力室52を形成するピストン53と、このピストン53に一体に結合されているピストンロッド54(駆動力伝達部材)とを有する。このピストンロッド54は、水平に直線移動するもので、後述するポンプ駆動機構60から駆動力を受けてピストン53を変位させる力を、ピストン53に作用させる機能を有する。
ピストン53の外周部には凹溝が形成され、その凹溝内に、シール材としてのOリング53Aが装着されている。このOリング53Aは、シリンダ51内を、ピストン53が摺動可能に移動する際に、シリンダ51の内周面と接触することにより、圧力室52の気密性を保持するようになっている。
また、ピストン53とピストンロッド54とは合成樹脂にて一体成形されており、このピストンロッド54のうちメインタンク11と反対側の面(図5の上部側の面)には、ポンプ駆動機構60のピニオン61(駆動部材)と噛み合うラックギア54A(係合部分)が形成されている。
また、ピストンロッド54のうち、少なくともピニオン61と噛み合うラックギア54Aの部分は、ピストンロッド54を挟んでそれの両側に、図2(b)に示すように、ロッドカバー13,13が設けられ、ラックギア54Aとピニオン61とが噛み合う部分がロッドカバー13により覆われて保護されている。このロッドカバー13は、少なくとも圧力室52の体積が最も縮小したとき(つまり、図4に示すようにピストン53が最も左側に位置したとき)に、ピストンロッド54の長手方向全域を覆うように構成されている。よって、ピストンロッド54は、ピストン53が圧力室52を最小容積とする位置に位置付けられているときに、その全てがインクカートリッジ(カートリッジケーシング21)内のピストンロッド軸方向における範囲(空間部)内に収まっている。
ロッドカバー13,13各々は、ほぼ断面L字形状に形成され、ピストンロッド54の左右側面側を覆う左右の側面カバー部13A,13Aと、ラックギア54Aの上面側左右を覆うラックカバー部13B,13Bとを有する。ラックカバー部13B,13Bの間には、ピストンロッド54の幅よりやや広く、後述するピニオン61の挿入が可能である隙間13Cが形成されている。なお、左右一対のロッドカバー13(側面カバー部13A、ラックカバー部13B)それぞれは、第1および第2のケーシング12A,12Bそれぞれに一体成形されている。
メインタンク11は、サブタンク5にインクを供給するために後述する第2のジョイントバルブ30に接続されるインク供給口16を有し、そのインク供給口16近傍には、インク供給口16を開閉する開閉弁(図示せず)、メインタンク11からインク供給口16に向けて流れるインク流れのみを許容する第1の逆止弁(図示せず)、およびサブタンク5側からインク供給口16に戻ってきたインクの流れのみを許容する第2の逆止弁(図示せず)が設けられている。そして、サブタンク5側から戻ってきたインクは、リターン通路16Aを経由して、タンク上方側からメインタンク11内に流入するようになっている。なお、インク供給口16は、メインタンク11の下端部であって、ピストンポンプ機構50のピストンロッド54が突出している側に設けられている。
また、インクタンク11の上方に、ピストンロッド54に対向する保持部11Aが設けられ、この保持部11A上に、ピストンロッド54を支持するロッド支持部材としてのリブ8が設けられている。つまり、このリブ8(ロッド支持部材)は、ピニオン61とラックギア54Aとが噛み合う部分(駆動部分)とは反対側に接触することでピストンロッド54を下側から支持するようになっている。この支持により、ピストンロッド54がスムーズに直線移動することとなり、ピストンロッド54が安定して駆動される。
また、圧力室52からメインタンク11の内部に至る通路14は、図5に示すように、大気連通孔15を介して大気側と連通可能に構成されており、この大気連通孔15から通路14に至る通路には、大気連通孔15を開閉することで、メインタンク11と大気側とを連通させる連通状態と、メインタンク11と大気側とを遮断する連通遮断状態とを切り換わる大気開放弁70が設けられている。
この大気開放弁70は、大気連通孔15を開閉する有底筒状の弁体部71と、大気連通孔15を閉じる向きに弁体部71を弾性的に付勢するバネ72と、弁体部71に連接され通路14を通じて圧力室52まで延びるプッシュロッド部73とを備える。
大気連通孔15は、弁体部71の変位方向(図5の左右方向)とほぼ直交する方向の貫通孔で、カートリッジケーシング12の内部への開口が、前記連通遮断状態では、弁体部71の外周面によって閉塞される。一方、弁体部71の外筒面には、大気連通孔15が設けられた円筒状の内周面と摺動可能に接触し、かつ、この内周面と弁体部71の外周面と隙間を封止するシール材としてのOリング74が配設されている。
そして、圧力室52の体積が縮小するようにピストン53が、図5において、左方向に移動すると、大気開放弁70の弁体部71がプッシュロッド部73を介してピストン53により押圧される。これにより、弁体部71がバネ72のバネ力に抗して、図5に示す状態から紙面左方向に摺動変位するので、大気連通孔15が開放される。逆に、圧力室52の体積が拡大するようにピストン53が図5において右方向に移動すると、大気開放弁70の弁体部71がバネ72のバネ力により紙面右方向に摺動変位して、大気連通孔15が閉じる、図5に示す状態となる。
メインタンクユニット20は、図6〜図8に示すように、サブタンク5と同数のインクカートリッジ10が、角筒状のカートリッジケーシング21に対し一側から着脱可能に装着収納される構成とされる。また、カートリッジケーシング21の他側に、各インクカートリッジ10が備えるピストンポンプ機構50を駆動させるポンプ駆動機構60と、第2のジョイントバルブ30とを備える。また、メインタンクユニット20からサブタンク5にインクを供給するために、図9に示すように、第2のジョイントバルブ30を変位させることにより、第2のジョイントバルブ30を第1のジョイントバルブ40に対して接続・接続解除するためジョイントバルブ接続機構80が設けられている。なお、第2のジョイントバルブ30および第1のジョイントバルブ40は、サブタンク5の本数に対応した数(本実施形態においては5個)だけ設けられており、これら5個の第2のジョイントバルブ30は、後述するように、ジョイントバルブ接続機構80によって機械的に同期して一体的に変位するように構成されている。
ポンプ駆動機構60は、ピストン53を摺動変位させるための駆動力をピストンロッド54に付与するもので、図7に示すように、ピニオン61と、ピニオンリンク62と、第1および第2の伝達歯車63,64とを備える。
そして、第2の伝達歯車64は、用紙搬送用モータ(図示せず)から駆動力を得て回転する。この第2の伝達歯車64に伝達された駆動力は、第2の伝達歯車64と噛み合う第1の伝達歯車63、ピニオン61および第1の伝達歯車63に連結されたピニオンリンク62を介してピニオン61に伝達される。なお、用紙搬送用モータの駆動力は、具体的に図示していないが、駆動力切替ソレノイドによって、用紙搬送用ローラ(図示せず)に伝達される場合と、第1の伝達歯車63側に伝達される場合とが切り替えられる。
また、ピニオン61は、図4に示すように、ラックギア54Aと噛み合う歯部が形成された有歯部分61Aと、ラックギア54Aと噛み合う歯部が形成されていない無歯部分61Bとを有する。この無歯部分61Bには、ピストンロッド54の自由端(図4における右端)に接触してピストンロッド54(ピストン53)を、予め設定された初期位置まで変位させる突起状のロッド当接部61Cが設けられている。そして、初期化する場合には、無歯部分61Bがラックギア54Aと面するようにすれば、ラックギア54Aとピニオン61とは噛み合うことがなく、ロッド当接部61Cがピストンロッド54の先端に接触した状態でピニオン61が回転することにより、ラックギア54Aとピニオン61とが噛み合い、圧力室52の体積が縮小する方向にピストンロッド54が変位する。
また、ピニオン61は、図6に示すように、インクカートリッジ10毎に設けられている。これら複数個のピニオン61は、1本の回転軸61Dに連結されて一体的に回転するように構成されているので、複数個のピニオン61は機械的に同期して同一の回転量(回転角)だけ回転する。
また、第2のジョイントバルブ30は、インクをサブタンク5に補充供給する際に、第1のジョイントバルブ40と接続されてサブタンク5とインクカートリッジ10のメインタンク11とを連通させるものである。この第2のジョイントバルブ30の内部(弁室31a)は、図9に示すように、配管やチューブなどからなるインク供給管22(液体供給管)を介してインクカートリッジ10のメインタンク11の内部に連通している。
そして、図10に示すように、第2のジョイントバルブ30のバルブハウジング31は、ほぼ円筒形状で、そのバルブハウジング31の上側(第1のジョイントバルブ40に対向する側)には、弁室31aに連通する開口部32が設けられており、この開口部32は、バルブハウジング31内に変位可能に配設された弁体33により開閉されるようになっている。
コイルバネ34は、開口部32を閉じる方向の付勢する付勢力を弁体33に作用させる弾性手段である。弁体33は、開口部32を開閉する弁部33aと、この弁部33aと一体に設けられ開口部32を通じて第1のジョイントバルブ40側に突出する弁軸部33bとを有する。この弁体33(弁軸部33b)は、第1のジョイントバルブ40の弁体43の弁軸部43bを押圧して第1のジョイントバルブ40の開口部42を開口させるためのものである。なお、ジョイントラバー36は、第1のジョイントバルブ40と第2のジョイントバルブ30とが接続されたときに、両ジョイントバルブ30,40を液密に接続するとともに、両ジョイントバルブ30,40が接続(衝突)する際の衝撃力および接続瞬間速度を緩和させる弾性変形可能な弾性手段である。
一方、第1のジョイントバルブ40は、図10に示すように、それのバルブハウジング41の内部がサブタンク5に連通される筒状の通路部41bを有する弁室41aとして構成され、下側(第2のジョイントバルブ30に対向する側)に開口部42が形成される中空円筒形状である。この開口部42が、弁室41a内に配置される円盤状の弁部43aと、この弁部43aに連接され開口部42を通じて下方に延びる弁軸部43bとを有する弁体43によって開閉される。開口部42の上側外縁には、弁体43の弁部43aと弁室41aの底面との間には、液密に密閉するためのシール材としてOリング44が配設されている。
また、弁室41a内には、コイルバネ45は、開口部42を閉じる方向に弁体43を常時付勢するコイルバネ45が設けられている。このコイルバネ45は、バルブハウジング41内の圧力によって弁体43を閉じる方向に押圧する押圧力F1とコイルバネ45による押圧力(付勢力)F2との和(=F1+F2)が、大気圧が弁体43を開く方向に押圧する押圧力F3とほぼ等しくなるか、またはわずかに大きくなるように、初期荷重およびバネ定数が設定されている。
そして、この第1のジョイントバルブ40とサブタンク5とは、サブタンク5の上方側で連通し、サブタンク5と記録ヘッド3とは、サブタンク5の下方側で連通している。また、第1のジョイントバルブ40からサブタンク5に至るインク通路には、このインク通路内の圧力が所定圧力以上となることを防止する圧力制御弁47(図9参照)が設けられている。そして、インク通路内の圧力が所定圧力以上となると、圧力制御弁47が開いて圧力が大気側に開放される。ここで、「所定圧力」とは、記録ヘッド3のインク吐出口(ノズル)に形成されたメニスカスが破壊されない程度の圧力をいう。
ジョイントバルブ接続機構80は、図9に示すように、第2の伝達歯車63と一体的に回転するカム81と、このカム81の外周面に形成されたカム面(プロフィール)81Aと摺動可能に接触してカム面81Aに応じて軸線方向に変位するプッシュロッド82とを備える。なお、5個の第2のジョイントバルブ30は、バルブケーシング37(図8参照)に収納されて一体的に変位(上下動)するように構成されているとともに、具体的に図示していないがプッシュロッド82の軸線方向一端側(図9では、上端側)がバルブケーシング37に連結されている。
このため、第2の伝達歯車63が回転してカム81が回転すると、プッシュロッド82がカム面81Aの形状に応じて上下に変位するので、5個の第2のジョイントバルブ30がカム面81Aの形状に応じて一体的に上下に変位する。
以上に説明した構成において、インクジェットプリンタは、ステーション供給方式にてメインタンクユニット20からサブタンク5にインクを供給する構成とされる。つまり、サブタンク5内の残留インク量が所定量より少なくなり、サブタンク5にインクを供給するときに、メインタンクユニット20側とサブタンク5側とを接続して、インクを補充供給する一方、画像形成時などにおいてサブタンク5内の残留インク量が所定量以上あり、サブタンク5にインクを補充供給していないときには、メインタンクユニット20側とサブタンク5側とを離隔させた状態とするものである。
続いて、サブタンク5内のインク残量が所定量以下となった場合などにおいて、キャリッジ7がメンテナンス領域S2に待機した状態で実施されるインク供給作動について説明する。なお、サブタンク5内のインク残量は、図示しない制御装置によって、記録ヘッド3から吐出されたインクの吐出回数(パージ処理用の吐出回数も含む。)が、前回サブタンク5にインクを補充供給した時から計数して所定回数に到達したときに、所定量以下となったものと推定される。
前記制御装置によってサブタンク5内のインク残量が所定量以下となったと判定した場合には、図11(a)に示すように、両ジョイントバルブ30,40が互いに離隔した状態にあり、双方とも閉じた状態となっているので、ジョイントバルブ接続機構80により、図11(b)に示すように、第2のジョイントバルブ30を上昇させ、両ジョイントバルブ30,40を連結させる。これにより、サブタンク5とインクカートリッジ10のメインタンク11とが連通状態となる。
このときの両ジョイントバルブ30,40の動作について、図12(a)〜(d)に沿ってさらに詳述する。まず、図12(a)に示すように両ジョイントバルブ30,40が離隔した状態から、第2のジョイントバルブ30が上昇して、第1のジョイントバルブ40に接近していくと、図12(b)に示すように、弁体33により弁体43が押し上げられ、まず、第1のジョイントバルブ40の開口部42が開放される。それから、第2のジョイントバルブ30が開き始め、両ジョイントバルブ30,40の開口部32,42が大気に開放される。この時点でインクカートリッジ10側の内部残存圧力が大気圧とされる。そして、最終的には、図12(d)に示すように、両ジョイントバルブ30,40が液密に接続された状態で連通し、インクカートリッジ10のメインタンク11からのインクの供給が可能な連通状態となる。
それから、そのような連通状態において、図11(c)に示すように、各サブタンク5内のインクのほぼ全量を各メインタンク11(インクカートリッジ10)に還流させ各サブタンク5内が空になるまで、ピストンポンプ機構50を駆動して圧力室52の体積が拡大するようにピストン53を変位させて、吸引する。このピストン53の変位の際に、ラックギア54Aとピニオン61との噛み合いでピストン53を変位させるピストンロッド54は、前記噛み合い部分(駆動部分)の反対側がリブ8にて支持されているので、ピストンロッド54がスムーズに直線移動することとなり、ピストンロッド54が安定して駆動される。
一定の吸引時間経過後、図11(d)に示すように、両ジョイントバルブ30,40を接続させたまま、大気開放弁70が開放されない程度まで圧力室52の体積が縮小するようにピストン53を変位させて、各メインタンク11(インクカートリッジ10)のインクを各サブタンク5に供給する。このとき、圧力制御弁47により、インク供給圧力がメニスカスの破壊圧力以上となることが防止されるので、メニスカスが破壊されることなく、サブタンク5にインクが加圧供給される。一定の供給待ち時間の経過後、ジョイントバルブ接続機構80により、図11(e)に示すように、圧力室52の体積が縮小させたままピストン53を変位させることなく、第2のジョイントバルブ30を下降させて第2のジョイントバルブ30と第1のジョイントバルブ40とを離間(離隔)させる。
なお、画像形成時においては、第1のジョイントバルブ40と第2のジョイントバルブ30との接続状態が解除されて、第1のジョイントバルブ40および第2のジョイントバルブ30が閉じているが、サブタンク5内のインクが消費されると、サブタンク5内の圧力が低下するので、この低下したサブタンク5内の圧力(負圧)により記録ヘッド3に形成されたメニスカスが維持される。
本発明は、上述した実施の形態のほか、例えば、次のように変更して実施することができる。
本発明は、上述した実施の形態のほか、例えば、次のように変更して実施することができる。
(i)前記実施の形態においては、ロッド支持部材として、幅広のリブ8を用いているが、図13(a)に示すように、幅が狭い2つのリブ8A,8Aで構成することも可能である。
(ii)前記実施の形態においては、ロッド支持部材として、断面矩形状のリブ8を用いているが、ピストンロッドに接触して支持する部分の接触面積が小さければ、ピストンロッドが移動する際に生ずるロッド支持部材との間の摩擦抵抗が小さく、ピストンロッドがスムーズに直線移動するので、図13(b)に示すように、ピストンロッドに接触して支持する部分が湾曲凸面形状となっているリブ8Bとすることも可能である。
(iii)前記実施の形態においては、インクタンク11の上方に、ピストンロッドを支持するためのロッド支持部材を保持する保持部11Aを設けているが、必ずしも、インクタンク11の上方に設ける必要はなく、例えば第1及び第2のケーシング12A,12B(ロッドカバー13)から側部内方に突出するようにロッド支持部材を保持する保持部を設けることも可能である。
(iv)前記実施の形態においては、駆動部材としてのピニオン61は、有歯部分61Aと無歯部分61Bとを有する半円状のものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
(v)前記実施の形態においては、液体カートリッジを用いる液滴吐出装置は、サブタンクに液体を供給するときに液体カートリッジを接続するステーション供給方式のものであるが、本発明はそれに限定されるものではなく、サブタンクに液体を供給するとき以外においてもサブタンクと液体カートリッジとを接続しているチューブ供給方式のものであってもよい。
(vi)前記実施の形態においては、ピストンポンプ機構50はサブタンク5に液体を供給するためのものであったが、本発明はそれに限定されるものではなく、記録ヘッド3内に停留した気泡を排出するためのパージを行う際に、排出圧力を付与する手段としてピストンポンプ機構50を用いてもよい。そして、ピストンポンプ機構50がこの排出圧力を付与する手段として専ら用いられる液滴吐出装置であってもよい。このような液滴吐出装置としては、サブタンクを有していないチューブ供給方式の液滴吐出装置が挙げられる。
(vii)前記実施の形態は、液滴吐出装置がインクジェットプリンタであり、そのインク
ジェットプリンタに用いる液体カートリッジとしてのインクカートリッジについて説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、着色液を微小液滴として塗布、あるいは導電液を吐出して配線パターンを形成するなどする他の液滴吐出装置などに用いる液体カートリッジにも適用することができる。
ジェットプリンタに用いる液体カートリッジとしてのインクカートリッジについて説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、着色液を微小液滴として塗布、あるいは導電液を吐出して配線パターンを形成するなどする他の液滴吐出装置などに用いる液体カートリッジにも適用することができる。
1 プリンタ本体
3 記録ヘッド
5 サブタンク
8,8A,8B リブ(ロッド支持部材)
10 インクカートリッジ
11 メインタンク
11A 保持部
21 カートリッジケーシング
50 ピストンポンプ機構
51 シリンダ
53 ピストン(駆動部材)
54 ピストンロッド(駆動力伝達部材)
54A ラックギア(係合部分)
60 ポンプ駆動機構
61 ピニオン
3 記録ヘッド
5 サブタンク
8,8A,8B リブ(ロッド支持部材)
10 インクカートリッジ
11 メインタンク
11A 保持部
21 カートリッジケーシング
50 ピストンポンプ機構
51 シリンダ
53 ピストン(駆動部材)
54 ピストンロッド(駆動力伝達部材)
54A ラックギア(係合部分)
60 ポンプ駆動機構
61 ピニオン
Claims (10)
- 液滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給する液体を一時的に貯留するサブタンクとを備えた液滴吐出装置に装着され、前記サブタンクに液体を供給する液体カートリッジであって、
前記サブタンクへ供給する液体を貯留する液体貯留室と、
前記液体貯留室から前記サブタンクに液体を供給するための圧力を発生させるポンプ手段とを備えており、
前記ポンプ手段は、シリンダと、このシリンダ内に摺動可能に挿通され前記液体貯留室に連通する圧力室を形成するピストンと、このピストンに一体に結合され前記液滴吐出装置の装置本体側から駆動力を受けて前記ピストンを変位させる駆動力伝達部材と、この駆動力伝達部材が前記ピストンの摺動方向に直線移動するように、前記駆動力伝達部材を支持する支持部材とを有するものであり、
前記駆動力伝達部材は、前記装置本体の駆動部材と係合して駆動力を受ける係合部分を有しており、
前記支持部材は、前記駆動力伝達部材の前記係合部分とは反対側を支持することを特徴とする液体カートリッジ。 - 前記係合部分はラックギアにより構成され、
前記駆動部材は、前記ラックギアに噛み合うピニオンであることを特徴とする請求項1記載の液体カートリッジ。 - 前記駆動力伝達部材は、前記ピストンが前記圧力室を最小容積とする位置に位置付けられているときに、その全てが前記液体カートリッジの前記摺動方向における範囲内に収まっていることを特徴とする請求項1または2記載の液体カートリッジ。
- 前記ポンプ手段と前記液体貯留室とは、上下に配置され、前記駆動力伝達部材は水平に直線移動するものであり、
前記ポンプ手段の前記シリンダから前記駆動力伝達部材が突出する側であって、且つ前記液体貯留室の上方となる位置において、前記係合部分が前記装置本体の駆動部材と係合する構成とされ、
前記液体貯留室の上方に、前記駆動力伝達部材に対向する保持部が設けられ、この保持部上に前記支持部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体カートリッジ。 - 前記支持部材は、複数または単数のリブで構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体カートリッジ。
- 前記支持部材は、前記駆動力伝達部材に接触して支持する部分の接触面積が小さくなる形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体カートリッジ。
- 前記駆動力伝達部材に接触して支持する部分は、湾曲凸面形状となっていることを特徴とする請求項6記載の液体カートリッジ。
- 単数または複数でカートリッジケーシングに収納装着されるものであり、
前記カートリッジケーシングは、前記収納装着により前記液体供給口部が着脱可能に接続されるジョイント部を一端部に有する液体供給管と、この液体供給管の他端側に設けられ前記第1のジョイントバルブに着脱可能に接続される第2のジョイントバルブと、前記駆動力伝達部材に駆動力を与えて前記ピストンを変位させる駆動手段とを備え、前記第1および第2のジョイントバルブの接続により前記液体供給管、第1および第2のジョイントバルブのバルブハウジングを通じて前記液体貯留室を前記サブタンクに連通する構成とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液体カートリッジ。 - 前記液滴吐出装置の装置本体は、前記記録ヘッドおよび前記サブタンクが組み付けられたキャリッジがキャリッジ駆動機構にて主走査方向に往復移動するように構成されたインクジェットプリンタのプリンタ本体であり、
前記カートリッジケーシングは、前記キャリッジ駆動機構の主走査方向の一端部側に配置されることを特徴とする請求項8記載の液体カートリッジ。 - 液滴吐出装置に装着される液体カートリッジであって、
前記液滴吐出装置に供給する液体を貯留する液体貯留室と、
前記液体貯留室から前記液滴吐出装置に液体を供給するための圧力を発生させるポンプ手段とを備えており、
前記ポンプ手段は、シリンダと、このシリンダ内に摺動可能に挿通され前記メインタンクに連通する圧力室を形成するピストンと、このピストンに一体に結合され前記液滴吐出装置の装置本体側から駆動力を受けて前記ピストンを変位させる駆動力伝達部材と、この駆動力伝達部材が前記ピストンの摺動方向に直線移動するように、前記駆動力伝達部材を支持する支持部材とを有するものであり、
前記駆動力伝達部材は、前記装置本体の駆動部材と係合して駆動力を受ける係合部分を有しており、
前記支持部材は、前記駆動力伝達部材の前記係合部分とは反対側を支持することを特徴とする液体カートリッジ。
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JP2004181952A (ja) | 2002-11-20 | 2004-07-02 | Canon Inc | インク貯留部、該インク貯留部を備えたインクジェットヘッド構造体およびインクジェット記録装置 |
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