JP2008238333A - 管の周方向破断分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、大径の管の周方向の破断を極めて作業性良く、かつ、安全に実行し得る管の周方向破断分離装置を提供するものである。
【解決手段】本発明に係る管100の周方向破断分離装置1は、枢支部2により管100の長さ方向に拡開可能に支持され、管100の周壁部に設けた受穴部101内に装着する装着部を備えた一対の拡開体3と、一対の拡開体3の外側面下部位置に各々設けた受穴部101を画する管肉厚部100aに係合して管100を抑え込む上抑え片22a、下抑え片23a及び上抑え片22b、下抑え片23bを管肉厚部100aの厚さに相当する間隔をもって対向配置した一対の管肉厚部抑え機構部21と、一対の管肉厚部抑え機構部21により管肉厚部100aを挟み込んだ状態において、一対の拡開体3を管100の長さ方向に拡開駆動し、装着部により受穴部101に連なる管肉厚部100aを周方向に沿って破断させ分離させる拡開駆動手段31と、を有するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、管の周方向破断分離装置に関し、詳しくは、例えば水道本管或いは下水圧送管等のような大径の管をその周方向に沿って破断し分離する管の周方向破断分離装置に関するものである。
一般に、水道本管或いは下水圧送管等のような大径の管は、鋳鉄製で厚さが5〜14mm位の大径管として構成されており、この大径管を地中に掘った所定の深さ溝内に敷設し、土を被せて埋設している。そして、この管は埋設後一定の耐久期間を考慮してこれを堀り出して廃棄処理、新品との交換処理等を行っている。
従来、このような管の堀り出し作業を行う際には、埋設状態にある管を地上から機械力又は人力で管の略全周囲を露出させた状態とし、管の全周をガス切断機による溶断等の手段で2〜6メートル程度の掘り出し易い長さに切断し、クレーン等の作業機械用いて切断単位毎の管を地上に取り出すようにしている。
しかし、上述した溶接機による溶断等の手段では、管の全周を溶断によって切断するため、溶断作業が煩雑、かつ、非能率で作業性が悪く、作業者は過酷な労働を強いられるという問題を包含していた。また、湧水等により溶断不可能な箇所もあった。
特許文献1には、管体の一部に周方向に沿って長穴を開け、この長穴に末広がりの楔板及び先細りの楔を挿入して、これら楔板及び楔により管体の長穴周辺の破砕と周方向への亀裂の生成を行なうことで管体を破断するように構成した管体の破断方法及び破断装置が提案されている。
しかし、この特許文献1の場合、鋳鉄管のような材質的に粘りのない管体の破断には適するものの、鋳物成分にマンガン等を加えて形成したダクタイル管等からなり3倍強の引っ張り強度と材質的に粘りのある管材で構築した水道本管等の場合には、その粘りのため上述した楔板及び楔による破断は困難である。
特開昭64−45513号公報
本発明が解決しようとする問題点は、水道本管等のような大径の管の周方向の破断を極めて作業性良く、しかも、安全に実行し得る管の周方向破断分離装置が存在しない点である。
本発明の管の周方向破断分離装置は、一端側に配設した枢支部により破断分離対象物である管の長さ方向に拡開可能に支持されるとともに、他端側に前記管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部に装着する装着部を各々備えた一対の拡開体と、前記一対の拡開体の側面下部位置に各々設けた前記拡開用受機構部を構成する受穴部を画する管肉厚部に係合して管を抑え込む一対の管肉厚部抑え機構部と、前記一対の管肉厚部抑え機構部を前記管の管肉厚部の係合した状態において、前記一対の拡開体を前記管の長さ方向に拡開駆動し、前記装着部により拡開用受機構部の受穴部に連なる管肉厚部を周方向に沿って破断させ分離させる拡開駆動手段と、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部に対して装着部を装着し、前記一対の管肉厚部抑え機構部を前記管の管肉厚部の係合した状態において、拡開駆動手段により一対の拡開体を管の長さ方向に拡開駆動することで、装着部により拡開用受機構部に連なる管肉厚部を周方向に沿って的確に破断させ分離させることができ、かつ、破断後も一対の管肉厚部抑え機構部による管の抑え込み状態は継続されるので、この装置自体が不用意に管から跳ね上がる等の不具合が無くなり、水道本管等のような大径の管の周方向の破断を極めて作業性良く、かつ、安全に実行し得る管の周方向破断分離装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部を構成する受穴部内に装着部を装着し、前記一対の管肉厚部抑え機構部の上抑え片、下抑え片により前記管肉厚部を挟み込んだ状態において、拡開駆動手段により一対の拡開体を管の長さ方向に拡開駆動することで、装着部により受穴部に連なる管肉厚部を周方向に沿って的確に破断させ分離させることができ、かつ、破断後も一対の管肉厚部抑え機構部の上抑え片、下抑え片による管の抑え込み状態は継続されるので、水道本管等のような大径の管の周方向の破断を極めて作業性良く、かつ、安全に実行し得る管の周方向破断分離装置を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部を構成する受穴部内に装着部を装着し、前記一対の管肉厚部抑え機構部のL状の上抑え片、逆L状の下抑え片により前記管肉厚部を挟み込んだ状態において、油圧シリンダ、油圧ポンプ及びこれらに接続した送油管を具備する拡開駆動手段により一対の拡開体を管の長さ方向に拡開駆動することで、請求項2記載の発明と同様、装着部により受穴部に連なる管肉厚部を周方向に沿って的確に破断させ分離させることができ、かつ、破断後も一対の管肉厚部抑え機構部の上抑え片、下抑え片による管の抑え込み状態は継続されるので、水道本管等のような大径の管の周方向の破断を極めて作業性良く、かつ、安全に実行し得る管の周方向破断分離装置を提供することができる。
本発明は、水道本管等のような大径の管の周方向の破断を極めて作業性良く、かつ、安全に実行し得る管の周方向破断分離装置を提供するという目的を、一端側に配設した枢支部により破断分離対象物である管の長さ方向に拡開可能に支持されるとともに、他端側に前記管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部を構成する受穴部内に装着する装着部を各々備えた一対の拡開体と、前記一対の拡開体の外側面下部位置に各々設けた前記拡開用受機構部を構成する受穴部を画する管肉厚部に係合して管を抑え込むL状の上抑え片、逆L状の下抑え片を前記管肉厚部の厚さに相当する間隔をもって対向配置した一対の管肉厚部抑え機構部と、前記一対の管肉厚部抑え機構部の上抑え片、下抑え片により前記管肉厚部を挟み込んだ状態において、前記一対の拡開体を前記管の長さ方向に拡開駆動し、前記装着部により前記受穴部に連なる管肉厚部を周方向に沿って破断させ分離させる油圧シリンダ、油圧ポンプ及びこれらに接続した送油管を具備する拡開駆動手段と、を有する構成により実現した。
以下に、本発明の実施例に係る管の周方向破断分離装置について図面を参照して詳細に説明する。
本実施例に係る破断分離対象物である管(例えば水道管)100の周方向破断分離装置1は、図1乃至図3に示すように、一端側に配設した直方体状の枢支部2により管100の長さ方向に拡開可能に支持した一対の拡開体3、3と、前記一対の拡開体3、3の外側面下部位置に各々設けられ、管100における拡開用受機構部を構成する受穴部101を画する管肉厚部100aに係合して管100を抑え込む一対の管肉厚部抑え機構部21、21と、前記一対の拡開体3、3を前記管100の長さ方向に拡開駆動する拡開駆動手段31と、を有している。なお、図1において、2aは枢支部2の上面央部に配置した吊下げ用金具である。
本実施例に係る周方向破断分離装置1について更に詳述すると、一方の拡開体3は、前記枢支部2の平行な両短辺の各一方側に対向配置に、かつ、例えば支持軸4を用いて各々前記管100の長さ方向に上端側を回動可能に取り付けた一対の側片5a、5bと、この一対の側片5a、5bの下側部を連結する前記管100への装着部を形成する連結片6aと、前記連結片6aの上側位置において前記一対の側片5a、5b間に例えば取付ボルト7を用いて取り付けたシリンダ支持体8と、を有している。
他方の拡開体3は、前記枢支部2の平行な両短辺の各他方側に対向配置に、かつ、例えば支持軸4を用いて各々前記管100の長さ方向に上端側を回動可能に取り付けた一対の側片5c、5dと、この一対の側片5c、5dの下側部を連結する前記管100への装着部を形成する連結片6bと、前記連結片6bの上側位置において前記一対の側片5c、5d間に例えば取付ボルト7を用いて取り付けたピストン支持体9と、を有し、前記一方の拡開体3と対称構造としている。
前記シリンダ支持体8は、図2に示すように、詳細は後述する拡開駆動手段31を構成するシリンダ32の先端を雌ネジ部を形成した取付孔部8a内に螺挿することにより取り付け、また、前記ピストン支持体9は、詳細は後述する拡開駆動手段31を構成するピストン33の先端を雌ネジ部を形成した取付孔部9a内に螺挿することによって取り付けている。
次に、前記拡開駆動手段31について説明する。前記拡開駆動手段31は、前記シリンダ32及びピストン33を含み前記拡開体3、3に取り付けた油圧シリンダ34と、手動式の操作レバー42を有する油圧ポンプ41と、油圧ポンプ41及び油圧シリンダ34に両端が接続された送油管43と、を有している。
前記送油管43は、地中に埋設され掘り起こされる管100にセットされる周方向破断分離装置1を、油圧ポンプ41を地上に設置して作業者が地中に降りて操作することなく、地上から自由に操作することができる長さに設定している。前記油圧シリンダ34は、シリンダ32の外周を囲むように取り付けた保護用の突出片35を具備している。
なお、拡開駆動手段31は、一般に市販されて土木作業時の重量物のジャッキアップ等に用いられている油圧分離式のジャッキを利用しているが、この方式に限らず、専用の油圧ポンプ41を用いる等の変形実施が可能である。
次に、一対の管肉厚部抑え機構部21について説明する。一対の管肉厚部抑え機構部21は、前記一対の拡開体3、3の外側面下部位置、すなわち、前記連結片6a、6bの外側面に各々ボルト止め、溶接等の手段で取り付けた前記受穴部101を画する管肉厚部100aに係合して管100を抑え込む前記管肉厚部100aの厚さに相当する間隔、又は、前記管肉厚部100aの厚さより若干大きい間隔をもって上下対向配置したL状の上抑え片22a、逆L状の下抑え片23a、及び、L状の上抑え片22b、逆L状の下抑え片23bを有している。
次に、本実施例に係る周方向破断分離装置1による管100の破断分離動作について図4、図5をも参照して説明する。
最初に、埋設されている管100の上方の土をパワーショベル等の掘削機械或いは人手によるショベル作業等で掘削し、管100の破断部分を露出させる。
次に、管100の周壁の上部適宜箇所に、閉じ状態にある前記拡開体3、3の下部が挿入可能な寸法の図1に示すような拡開用受機構部である受穴部101を穿設する。
前記受穴部101は、例えばタガネ或いはランス棒等を用いて、長方形状の孔を打ち抜く等の局部破壊による方法、管100が厚肉の大きいものである場合には必要に応じて溶断又はドリル穿孔等の方法等により穿設することができる。
また、前記受穴部101を穿設するに際して、受穴部101に連なる管100の径方向に切欠孔102を同時に形成しておくと、管100の亀裂103の発生箇所を位置決めさせながら破断をより省力で的確に行うことができる。
更に、切欠孔102と同周の周壁の適所に補助破断孔104を点在配置に穿設しておくようにすれば、亀裂103を少ない力で促進させて管100をより正確に破断分離することができる。
前記受穴部101を穿設した後、この受穴部101内に前記拡開体3、3の下部を挿入して周方向破断分離装置1を管100上にセットする。また、この状態で、前記一対の管肉厚部抑え機構部21における上抑え片22a、逆L状の下抑え片23aにより受穴部101を画する一方の側の管肉厚部100aを挟み、また、上抑え片22b、下抑え片23bにより受穴部101を画する他方の側の管肉厚部100aを挟み込む。
次に、地上に設置されている油圧ポンプ41の操作レバー42を往復動操作して油圧シリンダ34に圧油を送給する。これにより、該油圧シリンダ34におけるピストン33が伸び、前記拡開体3、3の装着部を構成する連結片6a、6bを各々管100の長さ方向に拡開させる。
このとき、前記シリンダ支持体8、ピストン支持体9は、前記拡開回動に伴って取付ボルト7、7を中心に回動に応動して姿勢変更するので、前記シリンダ32及びピストン33に無理な力を与えることなく連結片6a、6bの拡縮動作を円滑に行わせることができる。
この結果、管100は受穴部101に連なる管100の肉厚部にその径方向の亀裂103を全周にわたって生じさせ、この亀裂103の連続発生により鋳鉄管の場合はもちろんのこと、ダクタイル管等からなり材質的に粘りのある管100の場合であっても簡略、かつ、的確に破断分離させることができる。
前記亀裂103の両側に分離した管100の各部は、前記一対の管肉厚部抑え機構部21、21により挟み込み保持されているので、前記管100が両側に分離した後も一対の管肉厚部抑え機構部21、21による管100の抑え込み状態は継続され、この結果、周方向破断分離装置1自体が不用意に管100から跳ね上がる等の不具合が無くなり、安全性を確保した状態で管100の破断分離作業を行なうことができる。
このようにして管100の一箇所の破断、分離作業を行った後は、前記一対の管肉厚部抑え機構部21、21を各々管100から取り外すとともに、前記周方向破断分離装置1における油圧シリンダ34の圧油を抜き、一対の拡開体3、3を初期位置に戻した後前記周方向破断分離装置1を取り外し、次に破断、分離作業を行なう管100の次の箇所(2〜6メートル程度離れた箇所)に移動し、以降は上述した動作を繰り返し実行することで、管100に対する所定間隔毎の破断、分離作業を連続的に行うものである。
これにより、所定長さに破断されて取扱いが容易で、かつ、軽量化されている所定長さの破断管を得ることができ、地中から簡単に引き上げることが可能となって、極めて作業能率よく前記管100の破断、分離、更には掘り出し作業を実行することができる。
なお、本実施例において、管100を破断する上で一対の拡開体3、3を開閉駆動する手段としては、上述した場合に限定されるものではなく、一対の拡開体3、3の間に例えば楔状の作動部材(不図示)を介装し、該作動部材を油圧駆動によって一対の拡開体3、3間に強制的に押し込み、一対の拡開体3、3を管100の長さ方向に開閉動作するように構成することもできる。
また、一対の拡開体3、3は、図示例のように支持軸4を中心に開閉回動させるものに限ることなく、適宜なガイド部材並びに油圧シリンダ或いは駆動ネジ等による駆動機構によって、管100の長さ方向に平行状に開閉移動するような構成とすることもできる。
更に、前記管肉厚部抑え機構部21における上抑え片22a、下抑え片23a、及び上抑え片22b、下抑え片23bの間隔調整機構を付加し、異なる工事箇所に設置されている各管100における管肉厚部100aの厚さの相違に対応する構成とすることもできる。
本実施例の管100の周方向破断分離装置1によれば、以上のように構成したので次のような作用、効果を奏することができる。
(1)管100に形成される受穴部101を前記装着部が挿入可能な挿入孔にすることにより、受穴部101の形成を簡単にすることができると共に、挿入孔を介して亀裂103の発生が容易になり管100を確実且つ容易に破断することができる。
(2)管100の周壁に形成した受穴部101に前記装着部を係止して、前記装着部を管100の長さ方向に向かって拡開駆動することにより、管100の周壁に周方向に沿った亀裂103を生じさせることができるので、管100を溶断等の煩雑な手段に頼ることなく簡単に破断分離することができる。
(3)受穴部101の両側に形成した切欠孔102によって、拡開体3、3が拡開駆動されるとき亀裂103の発生位置を特定させて管100の破断をより正確に促進することができる。
(4)周方向破断分離装置1を管100にセットした状態で一対の拡開体3、3を管100の長さ方向に向かって拡開駆動するだけで、管100の周壁に周方向に沿った亀裂103をより少ない力で生じさせて管100を簡単に破断分離することができる。
(5)一対の拡開体3、3を回動可能に枢支し、拡開体3、3間に油圧シリンダ34を介設することにより、周方向破断分離装置1を取扱い易いコンパクトな形態に纏めることができると共に廉価に製作することができる。
(6)管100が両側に分離した後も一対の管肉厚部抑え機構部21、21による管100の嵌装保持状態は継続されるので、周方向破断分離装置1自体が不用意に管100から跳ね上がる等の不具合が無くなり、安全性を確保できる。
本発明は、上述したような水道管の破断に適用する他、下水道管、ガス管、各種プラント設備の配管の破断等に広範に適用できる。
本発明の実施例に係る管の周方向破断分離装置の概略斜視図である。 本実施例に係る管の周方向破断分離装置の要部の概略断面図である。 本実施例に係る管の周方向破断分離装置の要部の概略側面図である。 本実施例に係る管の周方向破断分離装置による管の破断分離動作を示す概略説明図である。 本実施例に係る管の周方向破断分離装置による管の破断分離後の状態を示す概略説明図である。
符号の説明
1 管の周方向破断分離装置
2 枢支部
2a 吊下げ用金具
3 拡開体
4 支持軸
5a 側片
5b 側片
5c 側片
5d 側片
6a 連結片
6b 連結片
7 取付ボルト
8 シリンダ支持体
8a 取付孔部
9 ピストン支持体
9a 取付孔部
21 管肉厚部抑え機構部
22a 上抑え片
22b 上抑え片
23a 下抑え片
23b 下抑え片
31 拡開駆動手段
32 シリンダ
33 ピストン
34 油圧シリンダ
35 突出片
41 油圧ポンプ
42 操作レバー
43 送油管
100 管
100a 管肉厚部
101 受穴部
102 切欠孔
103 亀裂
104 補助破断孔

Claims (3)

  1. 一端側に配設した枢支部により破断分離対象物である管の長さ方向に拡開可能に支持されるとともに、他端側に前記管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部に装着する装着部を各々備えた一対の拡開体と、
    前記一対の拡開体の側面下部位置に各々設けた前記拡開用受機構部を構成する受穴部を画する管肉厚部に係合して管を抑え込む一対の管肉厚部抑え機構部と、
    前記一対の管肉厚部抑え機構部を前記管の管肉厚部の係合した状態において、前記一対の拡開体を前記管の長さ方向に拡開駆動し、前記装着部により拡開用受機構部の受穴部に連なる管肉厚部を周方向に沿って破断させ分離させる拡開駆動手段と、
    を有することを特徴とする管の周方向破断分離装置。
  2. 一端側に配設した枢支部により破断分離対象物である管の長さ方向に拡開可能に支持されるとともに、他端側に前記管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部を構成する受穴部に装着する装着部を各々備えた一対の拡開体と、
    前記一対の拡開体の外側面下部位置に各々設けた前記拡開用受機構部を構成する受穴部を画する管肉厚部に係合して管を抑え込む上抑え片、下抑え片を前記管肉厚部の厚さに相当する間隔をもって対向配置した一対の管肉厚部抑え機構部と、
    前記一対の管肉厚部抑え機構部の上抑え片、下抑え片により前記管肉厚部を挟み込んだ状態において、前記一対の拡開体を前記管の長さ方向に拡開駆動し、前記装着部により前記受穴部に連なる管肉厚部を周方向に沿って破断させ分離させる拡開駆動手段と、
    を有することを特徴とする管の周方向破断分離装置。
  3. 一端側に配設した枢支部により破断分離対象物である管の長さ方向に拡開可能に支持されるとともに、他端側に前記管の周壁部に周方向に沿って設けた拡開用受機構部を構成する受穴部内に装着する装着部を各々備えた一対の拡開体と、
    前記一対の拡開体の外側面下部位置に各々設けた前記拡開用受機構部を構成する受穴部を画する管肉厚部に係合して管を抑え込むL状の上抑え片、逆L状の下抑え片を前記管肉厚部の厚さに相当する間隔をもって対向配置した一対の管肉厚部抑え機構部と、
    前記一対の管肉厚部抑え機構部の上抑え片、下抑え片により前記管肉厚部を挟み込んだ状態において、前記一対の拡開体を前記管の長さ方向に拡開駆動し、前記装着部により前記受穴部に連なる管肉厚部を周方向に沿って破断させ分離させる油圧シリンダ、油圧ポンプ及びこれらに接続した送油管を具備する拡開駆動手段と、
    を有することを特徴とする管の周方向破断分離装置。
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JP2019203522A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 株式会社アイビルド 既設管撤去工法

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