JP2008237804A - 歩行支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱に設けられた吊棒の支点の高さを上下に変更可能な歩行支援装置を提供する。
【解決手段】本発明の歩行支援装置1は、装置基体9と、支柱2と、支柱に設けられた支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒3と、吊棒の支点よりも一方側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点4と、吊棒の支点よりも他方側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点6と、装置基体に対して吊棒の支点の位置を上下に変更可能に位置決めする支点位置決め機構20と、人体吊下げ点に吊下げられた人体の体重負荷を軽減する体重負荷軽減機構5とを備え、体重負荷軽減機構5は、機構吊下げ点4に一端が連結された弾性手段(コイルばね35)と、装置基体又は支柱に固定されて弾性手段の他端を牽引する牽引機構(巻取機構50)とにより形成された。
【選択図】図1

Description

本発明は、支柱に設けられた吊棒の支点の高さを上下に変更可能な歩行支援装置に関する。
使用者の体を吊って使用者の体重の一部を軽減(免荷)した状態で使用者の歩行を支援する歩行支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、装置基体と、装置基体に取付けられた支柱と、上下方向に往復するシーソー運動を行うように支柱の上部の支点に取付けられた吊棒と、吊棒の一端部に取付けられた体重負荷軽減機構とを備え、体重負荷軽減機構が、吊棒の他端部に吊下がる使用者(人体)の体重の一部を軽減(免荷)する歩行支援装置が本出願人により提案されている(特願2006−097045、特願2006−097054)。
特開2005−279009号公報
しかしながら、上記吊棒を備えた歩行支援装置は、支柱に設けられた吊棒の支点の高さを上下に変更できない。このため、使用者によって吊棒の他端部と人体とを繋ぐ吊ロープの長さを使用者の身長に合わせて変更しなければならなかったり、吊棒の他端部に吊下がることができないような身長の高い人は当該歩行支援装置を使用できないといった課題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、支柱に設けられた吊棒の支点の高さを上下に変更可能な歩行支援装置を提供する。
本発明の歩行支援装置は、装置基体と、支柱と、支柱に設けられた支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも一方側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、吊棒の支点よりも他方側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、装置基体に対して吊棒の支点の位置を上下に変更可能に位置決めする支点位置決め機構と、人体吊下げ点に吊下げられた人体の体重負荷を軽減する体重負荷軽減機構とを備え、体重負荷軽減機構は、機構吊下げ点に一端が連結された弾性手段と、装置基体又は支柱に固定されて弾性手段の他端を牽引する牽引機構とにより形成されたことを特徴とする。
吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長いことも特徴とする。
牽引機構が、巻取機構により形成されたことも特徴とする。
牽引機構が、上下移動機構により形成され、上下移動機構は、支柱に沿って延長するよう設けられたねじ棒と、弾性手段の他端と連結されてねじ棒の回転によりねじ棒のねじ部を上下に移動可能な上下移動体とにより形成されたことも特徴とする。
牽引機構が、支柱に固定されたことも特徴とする。
装置基体と、支柱と、支柱に設けられた支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも一方側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、吊棒の支点よりも他方側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、装置基体に対して吊棒の支点の位置を上下に変更可能に位置決めする支点位置決め機構と、人体吊下げ点に吊下げられた人体の体重負荷を軽減する体重負荷軽減機構とを備え、体重負荷軽減機構が定荷重ばね装置により形成され、定荷重ばね装置は、機構吊下げ点に一端の連結されたロープの他端が連結された軸と、軸を巻取方向に付勢するぜんまいばねとを備え、装置の筐体が装置基体又は支柱に固定されたことも特徴とする。
定荷重ばね装置を備えたものにおいて、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法よりも長いことも特徴とする。
本発明の歩行支援装置によれば、支点位置決め機構を備えたので支柱に設けられた吊棒の支点の位置を上下に変更でき、人体吊下げ点に吊下げられた使用者の人体を体重負荷軽減機構によって吊上げることができて使用者の体重の一部を軽減できる。
吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法を、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長くしたので、人体吊下げ点の上下移動可能幅を大きくできるとともに人体吊下げ点に付与される吊上力を大きくできて使用者の体重負荷を軽減できるとともに、使用者の歩行動作に伴う使用者の上下動にも追従できて自然な歩行を支援できる歩行支援装置が得られる。また、機構吊下げ点の上下移動可能幅を人体吊下げ点の上下移動可能幅よりも小さくできるので、人体吊下げ点で吊下げられた使用者の上下移動に伴う吊上力の変動を小さくできる。
牽引機構として巻取機構を使用したので、弾性手段の他端を牽引する構成を簡単にできるとともに、吊上力を変更するための操作の容易な歩行支援装置が得られる。
牽引機構として上下移動機構を使用したので、牽引機構の構成を容易にでき、牽引機構を安価にできる。
牽引機構を支柱に固定したので、複数の使用者が使用する場合に、吊上力を変えないで、支柱の上下位置だけを変更して使用できる歩行支援装置を提供できる。
体重負荷軽減機構として定荷重ばね装置を用いたので、歩行動作に伴う吊上力の変動の少ない歩行支援装置を提供できる。
定荷重ばね装置を用いた構成において、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法を、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法よりも長くしたので、定荷重ばね装置のばね力に対応した吊上力よりも大きな吊上力を吊棒の人体吊下げ点に付与でき、安価な定荷重ばね装置を搭載して大きな吊上力を実現できる安価な歩行支援装置を提供できる。
最良の形態1
図1及び図4は本発明の最良の形態1による歩行支援装置を示す。図1は歩行支援装置を横から見て示し、図2は歩行支援装置の使用状態を示し、図3は歩行支援装置の外観を示し、図4は支点位置決め機構を断面で示す。尚、図1の左側を「前」、右側を「後」、上側を「上」、下側を「下」と定めて説明する。
図1を参照し、歩行支援装置を説明する。歩行支援装置1は、装置基体9、支柱2、吊棒3、機構吊下げ点4、体重負荷軽減機構5、人体吊下げ点6、支点位置決め機構20を備える。装置基体9、支柱2、吊棒3、支点位置決め機構20は、例えば金属により形成される。
吊棒3は、吊棒3の長さ方向の中央部より一端部40に近い部分が回転中心軸41により支柱2の上端部に回転可能に取付けられることによって、回転中心軸41を支点42として一端部40と他端部45とが互いに上下方向に往復するシーソー運動を行う。
図3に示すように、装置基体9は、土台フレーム11と、機構支持フレーム12、掴みフレーム13とを備える。土台フレーム11は、上から見た場合に、前側が開口したU字形状に形成される機構支持フレーム12は、土台フレーム11の後部より上方に立ち上がるように設けられる。掴みフレーム13は、土台フレーム11の前部であるU字形状の開口部15の左右両側部16;16より上方に立ち上がるように設けられる。即ち、掴みフレーム13は、土台フレーム11の前部であるU字形状の開口部15に使用者17(図2参照)が立った場合に使用者17の左右両側にそれぞれ位置するように形成される。掴みフレーム13の上部には掴み部14が設けられる。この掴み部14は、使用者17が掴みやすいように前後方向に水平に延長する例えば丸パイプ部により形成される。土台フレーム11の下部には例えばキャスターのような車輪10が複数設けられる。例えば、車輪10は、土台フレーム11の前端部18であるU字の左右の端部、土台フレーム11の後端部19、土台フレーム11の左右における土台フレーム11の前端部18と後端部19との間にそれぞれ設けられる。上記掴みフレーム13を備えたので、歩行路に段差がある場合に使用者17が掴みフレーム13を掴んで前側の車輪10を持ち上げやすくなる。また、ロック機構付きのキャスターのような車輪10を1つ以上設ければ、歩行支援装置1を停止できて好ましい。
図1に示すように、支点位置決め機構20は、装置基体9に対して支柱2を上下方向に移動可能に取付けるとともに支柱2に設けられた吊棒3の支点42の位置を上下に変更可能に位置決めする機構である。この支点位置決め機構20は、支柱2、支柱2を上下移動可能に支持する支柱ガイド部材としての支柱ガイド管21、位置決め孔24、基準位置孔25、位置決めピン26により形成される。
角管又は円管により形成された支柱ガイド管21は、管の中心軸が上下方向に垂直に延長するように装置基体9の機構支持フレーム12に固定される。支柱2は、支柱ガイド管21の内径より若干小さい外径の管により形成され、支柱ガイド管21内を上下に移動可能なように設けられる。
図4に示すように、位置決め孔24は支柱2の管の中心軸と直交する一直線と交わる支柱2の互いに向かい合う周面27;27に形成された互いに向かい合う一対の貫通孔24a;24bとにより形成される。位置決め孔24は、支柱2に支柱2の上下方向に沿って所定間隔を隔てて複数設けられる。
基準位置孔25は支柱ガイド管21に1つ形成される。基準位置孔25は支柱ガイド管21の管の中心軸と直交する一直線と交わる支柱ガイド管21の互いに向かい合う周面28;28に形成された互いに向かい合う一対の貫通孔25a;25bとにより形成される。
位置決めピン26が互いに位置あわせされた基準位置孔25と位置決め孔24とに嵌めこまれて支柱ガイド管21と支柱2とを横断するように貫通されることによって、支柱2が上下に移動不能となる。即ち、位置決めピン26を嵌め込む位置決め孔24を選択することにより、吊棒3の支点42の位置を上下に調整できる。
体重負荷軽減機構5は、人体吊下げ点6に吊下げられた使用者17の人体の体重負荷を軽減する機構であり、弾性手段としてのコイルばね35と、支柱ガイド管21の外面22に固定されたことで装置基体9に固定された牽引機構としての巻取機構50とにより形成される。巻取機構50としてはハンドル53を備えた例えば手巻き式ウインチ機構を用いる。コイルばね35の一端と機構吊下げ点4とが吊棒側ワイヤロープ46によって連結され、コイルばね35の他端と巻取機構50の軸51とが巻取側ワイヤロープ45によって連結される。図1では、巻取機構50を支柱ガイド管21の前側の外面22に固定したため、巻取側ワイヤロープ45が支柱ガイド管21の下端に設けられた滑車47;47でガイドされた例を示している。すなわち、巻取機構50は、巻取側ワイヤロープ45の他端を軸51で巻き取って機構吊下げ点4に一端が繋がれたコイルばね35の他端を牽引することにより人体吊下げ点6に吊上力を付与するために、その筐体52が支柱ガイド管21の外面22に止ねじや溶接などによって固定される。
吊棒3の支点42よりも前側(他方側)に位置する吊棒3の他端部45に設けられた人体吊下げ点6には、図2に示すように、吊ロープ47が吊り下げられ、吊ロープ47の下端部には装着具60が吊り下げられる。装着具60は、人体吊下げ点6に使用者の人体を支えるために吊り下げられる。尚、吊棒3の他端部45は、図3に示すように、分岐部48で左右に二股に分かれていて、使用者17の左右両側にそれぞれ左右の人体吊下げ点6;6が位置する。
人体吊下げ点6と装着具60を装着した使用者17の装着具60とを吊ロープ47で繋ぐことで人体吊下げ点6に使用者17を吊り下げた状態において、巻取機構50でワイヤロープ46の巻取量を調整することによって、人体吊下げ点6より吊下げられた使用者17を吊る吊上力を調整できる。巻取機構50は、図外のラチェット機構やロック機構のような巻取固定機構を備え、巻取固定機構によって巻取側ワイヤロープ45の巻取量を固定できる。
吊棒3の支点42から人体吊下げ点6までの他端側寸法bは、吊棒3の支点42から機構吊下げ点4までの一端側寸法aよりも長い。また、支柱2における支点42の下位置には、吊棒3の回転規制ストッパ43が設けられる。
次に、支点位置決め機構20による支点位置の上下調整方法及び体重免荷量設定方法を説明する。巻取機構50のハンドル53を一方向に回してコイルばね35を初期状態にして吊上力(体重免荷量)を0にし、さらに巻取機構50のハンドル53を一方向に回してワイヤロープ45;46を弛ませてから、支点位置決め機構20により支点42の高さを決める。即ち、支柱2を上下方向に移動して支柱2に設けられた支点42の位置を決め、位置決めピン26を支柱ガイド管21の基準位置孔25とこの基準位置孔25に対応する支柱2の位置決め孔24とに貫通させて支柱2を支柱ガイド管21に固定する。次に、巻取機構50のハンドル53を一方向とは反対方向に回してコイルばね35の他端を牽引して人体吊下げ点6に付与する吊上力を設定する。尚、吊上力は、コイルばね35の伸び量によって決まるので、図外の上筒及び下筒が組み合わされて伸縮可能に構成された伸縮筒の上筒の上端内面にコイルばね35を一端を連結し、伸縮筒の下筒の下端内面にコイルばね35を他端を連結した構成とし、コイルばね35の伸縮による上筒と下筒との重なり長さの違いを読み取れる目盛を筒に設け、この目盛を読み取ってコイルばね35の伸縮量を読み取れるようにしておけばよい。巻取機構50のハンドル53を一方向とは反対方向に回していくとコイルばね35が伸びて吊棒3の人体吊上げ点6に吊上力が付与され、上記目盛を確認して人体吊上げ点6に所望の吊上力(体重免荷量)が付与されたら、巻取機構50の回転動作を止め、巻取機構50の巻取軸52の回転を巻取固定機構により阻止した状態とする。以上により、人体吊下げ点6に装着具60を経由して吊り下がる使用者17の体重負荷が、設定された体重免荷量(例えば50kg)の分だけ軽減される。
尚、吊棒3の支点42の位置は、体重を免荷された状態において使用者17の腰の高さより上方の位置でかつ肩の高さより下方の位置、即ち、腰吊り最適位置に位置されるようにする。
最良の形態1によれば、吊棒3の支点42の位置を上下に調整できる。よって、吊ロープ47の長さを変更することなく、様々な身長の使用者の使用に対応可能な歩行支援装置1を提供できる。例えば、身長が高く腰位置が高い使用者であっても吊棒3の支点の位置を高くすれば使用できるようになる。
最良の形態1によれば、吊棒3の支点14から吊棒3の人体吊下げ点6までの他端側寸法bを、吊棒3の支点14から吊棒3の機構吊下げ点4までの一端側寸法aよりも長くしたので、人体吊下げ点6で吊下げられた使用者17の上下移動可能幅を大きくできる。つまり、人体吊下げ点6の上下移動可能幅=機構吊下げ点4の上下移動可能幅×(b/a)となる。したがって、使用者17の歩行動作に伴う使用者17の上下動に追従できるようになるとともに使用者17の体重負荷を軽減するための吊上力を大きくできる。よって、自力で体重を支えきれない使用者17であっても自然な歩行を行えるように歩行支援できる歩行支援装置1が得られる。また、機構吊下げ点4の上下移動可能幅を人体吊下げ点6の上下移動可能幅よりも小さくできるので、人体吊下げ点6で吊下げられた使用者17の上下移動に伴う体重負荷軽減機構5の吊上力の変動を小さくできる。
最良の形態1によれば、コイルばね35の他端を牽引する牽引機構を、コイルばねの他端に繋げた巻取側ワイヤロープ45を巻き取る巻取機構50により形成したので、コイルばね35を牽引する構成を簡単にできるとともに、巻取側ワイヤロープ45を巻取ったり、巻き戻したりすることにより人体吊下げ点6に付与する吊上力(体重免荷量)を容易に変更でき、吊上力を変更するための操作の容易な歩行支援装置1が得られる。
また、弾性手段としてコイルばね35を用いたので、体重負荷軽減機構5の構成を簡単にでき、吊上力を容易に変更可能な構成の歩行支援装置1を安価に得ることができる。
最良の形態2
最良の形態1では、巻取機構50が支柱ガイド管21に固定されているため、支点位置決め機構20によって支柱2の上下位置を調整する際において、支柱2に連結された吊棒3と支柱2に連結されていない状態の支柱ガイド管21との間にコイルばね35による力が働いている場合には、コイルばね35の力が強くて支柱2を上方に移動させることが難しい。よって、巻取機構50で巻取側ワイヤロープ45を巻き取って吊棒3にコイルばねによる吊上力を付与する前に、支柱2の上下位置を調整するようにしている。
そこで、最良の形態2では、図5に示すように、装置基体9に上下に延長するように固定された支柱ガイド管21の管内を上下に貫通するように支柱2を設けて、支柱2の下端に滑車47を設け、巻取機構50の筐体52を支柱ガイド管21より上に位置する支柱2の上部に設けられた取付部56に連結し、コイルばね35が互いに連結された吊棒3と支柱2との間を繋ぐように設けられた構成としたので、巻取機構50で巻取側ワイヤロープ45を巻き取って吊棒3にコイルばね35による吊上力を付与した後でも、支柱2の上下位置を調整できるようにした。これにより、複数の使用者が使用する場合に、吊上力を変えないで、支柱2の上下位置だけを変更して使用できる歩行支援装置1を提供できる。
最良の形態3
最良の形態1;2では、牽引機構として巻取機構50を用いたが、図6;7に示すように、牽引機構として、ねじ棒61とねじ棒61に沿って移動可能な上下移動体62とにより形成された上下移動機構70を用いてもよい。ねじ棒61は、上部が、支柱2の上部から後側に延長する上支持アーム63に設けられた上軸受64に回転可能に支持され、下端部が、支柱2の下部から後側に延長する下支持アーム65に設けられた下軸受66に回転可能に支持される。即ち、ねじ棒61は、上支持アーム63と下支持アーム65との間に位置される部分にねじ部67を備え、ねじ部67を備えない上部と下端部とが上下の軸受64;66に回転可能(ねじ棒61の軸を中心として空回り可能)に支持される。ねじ棒61の上端にはねじ棒61を回転させるためのハンドル68が設けられる。ねじ棒61のねじ部67には、ねじ部67を上下動可能な上下移動体62が設けられる。上下移動体62は、ねじ部67を上下動するナット部71とコイルねじ35の他端が連結されるアーム72とを備える。そして、コイルばね35の一端が機構吊下げ点4と連結され、コイルばね35の他端がアーム72と連結される。
最良の形態3の歩行支援措置1によれば、上下移動機構70のハンドル68を一方向に回すことで上下移動体62が下方向に移動してコイルばね35が伸びるので、人体吊下げ点6に付与される吊上力が大きくなり、逆に、ハンドル68を一方向とは反対方向に回すことで上下移動体62が上方向に移動してコイルばね35が縮むので、人体吊下げ点6に付与される吊上力が小さくなる。
最良の形態3によれば、ねじ棒61と上下移動体62とにより形成された上下移動機構70により牽引機構を構成できるので、牽引機構の構成を容易にでき、牽引機構を安価にできる。さらに、最良の形態2と同じように、コイルばね35が互いに連結された吊棒3と支柱2との間を繋ぐように設けられた構成となるので、上下移動機構70でコイルばね35を伸ばして吊棒3にコイルばね35による吊上力を付与した後でも、支柱2の上下位置を調整できるようになる。従って、複数の使用者が使用する場合に、吊上力を変えないで、支柱2の上下位置だけを変更して使用できる歩行支援装置1を提供できる。
最良の形態4
図8;9に示すように、体重負荷軽減機構5として、支柱ガイド管21に固定されることで装置基体9に固定された定荷重ばね装置5Aを用い、かつ、吊棒3の支点42から定荷重ばね装置5Aの繋がれる吊棒3の機構吊下げ点4までの一端側寸法aを、吊棒3の支点42から人体吊下げ点6までの他端側寸法bよりも長くした。定荷重ばね装置5Aは、機構吊下げ点4に一端の連結されたロープ122の他端が連結された軸114と、軸114を巻取方向に付勢するぜんまいばね115とを備える。体重負荷軽減機構5として、支柱2に固定された定荷重ばね装置5Aを用いてもよい。
以下、図9を参照し、定荷重ばね装置5Aを詳細に説明する。尚、図9(a)の左を前、図9(a)の右を後と定義して説明する。定荷重ばね装置5Aは、ばね部111、ロープ部112を備える。ばね部111は、ケース113、軸114、ぜんまいばね115を備える。ケース113は円筒箱形状である。ケース113の前板116及び後板117には軸受孔118が形成される。軸114が軸受孔118を貫通して軸受孔118に回転可能に支持される。ぜんまいばね115はケース113内に取付けられる。ぜんまいばね115の一端119は軸114に固定され、ぜんまいばね115の他端120はケース113の内面に固定される。ロープ部112は、ドラム121、ロープ122を備える。ドラム121は、中心軸123と巻枠124とを備えた独楽のような形状に形成される。巻枠124は、中心軸123を中心とした外周の径が前部から後部にかけて徐々に大きくなるように形成された円錐状の外周面125を備える。巻枠124の外周面125にはロープ巻取ガイド溝126が前部から後部にかけて螺旋状に形成される。ロープ122は、巻枠124の外周面125の前端部に始端が固定され、外周面125の前部から後部にかけて外周面125のロープ巻取ガイド溝126内に嵌り込みながら外周面125に螺旋状に巻き付けられる。ロープ122の終端には図外の係留フックのような連結具が取付けられる。軸114の前端とドラム121の中心軸123の後端とがカップリングやねじ結合のような結合装置130により互いに結合される。ぜんまいばね115は、ロープ122が矢印aの方向に引かれて中心軸123が矢印bの方向に回転した場合に渦巻きが締まってばね力fが大きくなる向きに取付けられる。ロープ122が矢印aの方向に引かれた場合にはばね力fは大きくなるが、巻枠124の外周面125におけるロープ122の引き出し点131が巻枠124の前部側に近づくので中心軸123から引き出し点131までの距離x(即ち、中心軸123から引き出し点131までの巻枠124の半径寸法)は短くなる。例えば、図9(a)のように、ロープ122が矢印aの方向に引かれてロープの引き出し点131が実線の位置から想像線の位置まで移動した場合、ばね力fは大きくなるが、中心軸123から引き出し点131までの距離xは短くなる。定荷重ばね装置5Aによる吊上力(体重免荷量)は、ばね力f×距離xにより決まるので、引き出し点131がどこであっても吊上力が変わらないように、使用するぜんまいばね115及びドラム121の外周の大きさや外周面の勾配などが設計されることによって、使用者の上下動で引き出し点131が変わっても、使用者に常に一定の吊上力を付与できる定荷重ばね装置5Aが得られる。このような定荷重ばね装置5Aを体重負荷軽減機構5として用いることで、使用者に常に一定の吊上力を付与できる歩行支援装置1、即ち、歩行動作に伴う吊上力の変動の少ない歩行支援装置1を提供できる。
定荷重ばね装置5Aによる吊上力の変更は、ぜんまいばね115のばね力を変更することで可能である。即ち、結合装置130を解除して軸114と中心軸123とを分離し、軸114をいずれかの方向に回転させてぜんまいばね115の渦巻きが締まる方向あるいは渦巻きが緩まる方向に変更した後に軸114と中心軸123とを再び結合装置130によって互いに結合させればよい。この際、ぜんまいばね115の渦巻きの締まる方向あるいは緩まる方向に軸114を回転させてばね力を変更した後に、軸114をその位置に維持した状態で軸114と中心軸123とを結合装置130で互いに結合させるため、何らかの軸位置固定装置が必要である。この軸位置固定装置としては、例えば、係合ロック機構132を用いる。係合ロック機構132は、例えば、ケース113の後板117の外面に対向してかつ図外の固定ピン貫通孔の形成された図外の固定板を軸114に固定的に連結して軸114と一緒に回転するように設けるとともに、後板117の外面において軸114と同心円の円周上に所定間隔で図外の固定孔を形成しておき、ぜんまいばね115のばね力を変更した後に固定ピンを固定ピン貫通孔と固定孔とに嵌め込んで軸114の回転を阻止した状態で軸114と中心軸123とを互いに結合させる構成のものを用いればよい。軸114と中心軸123とを互いに結合させた後は、軸114が回転できるように固定ピンを抜き取ればよい。尚、軸114には、軸受孔118からの軸114の抜け防止のために抜止めナット133のような抜止具が取付けられる。
また、吊棒3の支点42から定荷重ばね装置5Aの繋がれる吊棒3の機構吊下げ点4までの一端側寸法aを、吊棒3の支点42から人体吊下げ点6までの他端側寸法bよりも長くしたことにより、定荷重ばね装置5Aのばね力に対応した吊上力よりも大きな吊上力を吊棒3の人体吊下げ点6に付与できる。よって、安価な定荷重ばね装置5Aを搭載して大きな吊上力を実現できる安価な歩行支援装置1を得ることができる。例えば、一端側寸法aと他端側寸法bとの比を2:1とした場合において、人体吊下げ点6に50kgの吊上力を付与したい場合は、機構吊下げ点4に25kgのばね力のぜんまいばね115を内蔵した定荷重ばね装置5Aを使用すれば良いので、25kgのばね力のぜんまいばね115を内蔵した安価な定荷重ばね装置5Aを搭載して人体吊下げ点に50kgの吊上力を付与できる安価な歩行支援装置1を得ることができる。一端側寸法aと他端側寸法bとの比を3:1とした場合において、人体吊下げ点に50kgの吊上力を付与したい場合は、50kgの1/3のばね力のぜんまいばね115を内蔵した定荷重ばね装置5Aを機構吊下げ点4に繋げればよい。すなわち、一端側寸法aを他端側寸法bよりも長くしたことによって、人体吊下げ点6に付与したい所望の吊上力×(他端側寸法b/一端側寸法a)のばね力のぜんまいばね115を内蔵した定荷重ばね装置5Aを機構吊下げ点4に繋げば、所望の吊上力に対応するばね力を内蔵した定荷重ばね装置5Aより安価な定荷重ばね装置5Aを用いて、当該安価な定荷重ばね装置5Aのばね力より大きな所望の吊上力を人体吊下げ点6に付与できる安価な歩行支援装置1を得ることができる。
支柱ガイド部材を、支柱2を上下方向に移動可能に取付けるスライドレールで形成してもよい。
支柱固定手段29は、装置基体9に対して支柱2の位置を選択的に任意に固定できる手段であればよい。
一端側寸法aと他端側寸法bとを同じ長さにしてもよい。この場合でも、使用者17の腰に体重負荷の一部を軽減する吊上力を付与できて使用者17の歩行に伴う上下動に追従できる歩行支援装置1が得られる。
尚、特願2006−097045に記載された使用者の頭上に人体吊下げ点が位置する歩行支援装置にも本発明における吊棒の支点の位置を上下に調整できる構成を適用できる。これにより、使用者の頭上に人体吊下げ点が位置する歩行支援装置において、吊棒の支点の位置を上下に調整できるようになる。
歩行支援装置の側面図(最良の形態1)。 歩行支援装置の使用状態定図(最良の形態1)。 歩行支援装置の斜視図(最良の形態1)。 支点位置決め機構を示す断面図(最良の形態1)。 歩行支援装置の側面図(最良の形態2)。 歩行支援装置の側面図(最良の形態3)。 歩行支援装置の斜視図(最良の形態3)。 歩行支援装置の側面図(最良の形態4)。 定荷重ばね装置を示す構造図(最良の形態4)。
符号の説明
1 歩行支援装置、2 支柱、3 吊棒、4 機構吊下げ点、5 体重負荷軽減機構、5A 定荷重ばね装置、6 人体吊下げ点、9 装置基体、20 支点位置決め機構、
21 支柱ガイド管(支柱ガイド部材)、29 支柱固定手段、
35 コイルばね(弾性手段)、42 支点、50 巻取機構、70 上下移動機構、
114 軸、115 ぜんまいばね、122 ロープ、a 一端側寸法、b 他端側寸法。

Claims (7)

  1. 装置基体と、支柱と、支柱に設けられた支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも一方側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、吊棒の支点よりも他方側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、装置基体に対して吊棒の支点の位置を上下に変更可能に位置決めする支点位置決め機構と、人体吊下げ点に吊下げられた人体の体重負荷を軽減する体重負荷軽減機構とを備え、体重負荷軽減機構は、機構吊下げ点に一端が連結された弾性手段と、装置基体又は支柱に固定されて弾性手段の他端を牽引する牽引機構とにより形成されたことを特徴とする歩行支援装置。
  2. 吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の歩行支援装置。
  3. 牽引機構が、巻取機構により形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行支援装置。
  4. 牽引機構が、上下移動機構により形成され、上下移動機構は、支柱に沿って延長するよう設けられたねじ棒と、弾性手段の他端と連結されてねじ棒の回転によりねじ棒のねじ部を上下に移動可能な上下移動体とにより形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の歩行支援装置。
  5. 牽引機構が、支柱に固定されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の歩行支援装置。
  6. 装置基体と、支柱と、支柱に設けられた支点で上下方向に往復するシーソー運動を行うように取付けられた吊棒と、吊棒の支点よりも一方側に位置する一端部に設けられた機構吊下げ点と、吊棒の支点よりも他方側に位置する他端部に設けられた人体吊下げ点と、装置基体に対して吊棒の支点の位置を上下に変更可能に位置決めする支点位置決め機構と、人体吊下げ点に吊下げられた人体の体重負荷を軽減する体重負荷軽減機構とを備え、体重負荷軽減機構が定荷重ばね装置により形成され、定荷重ばね装置は、機構吊下げ点に一端の連結されたロープの他端が連結された軸と、軸を巻取方向に付勢するぜんまいばねとを備え、装置の筐体が装置基体又は支柱に固定されたことを特徴とする歩行支援装置。
  7. 吊棒の支点から吊棒の機構吊下げ点までの一端側寸法が、吊棒の支点から吊棒の人体吊下げ点までの他端側寸法よりも長いことを特徴とする請求項6に記載の歩行支援装置。
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KR20180055079A (ko) * 2016-11-16 2018-05-25 한국과학기술원 상지 재활을 위한 어깨 관절 추종 및 중력 보상 장치
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