JP2008236690A - 携帯通信端末及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な電気部品を用いることなく自動ロック機能を実現すること。
【解決手段】自動ロック機能を有する携帯通信端末1において、ROM5に予め登録された所定の動作に係る手順と、キー入力部9の操作に係る手順とが一致しない場合が続いたときに、使用者が正規ユーザではないと判断することにより、携帯通信端末1のロックを自動的に実施するように制御する制御部6を備える。制御部6は、前記所定の動作に係る手順と、キー入力部9の操作による手順とが一致しない場合に、一致しなかった前記所定の動作に係る手順に対応する加算ポイントを合計加算ポイントに加算し、加算後の合計加算ポイントが閾値ポイント以上の場合に、使用者が正規ユーザではないと判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動ロック機能を有する携帯通信端末及びプログラムに関する。
携帯電話機、PHS等の携帯通信端末は、通話だけでなく電子メールやインターネットの普及に伴い、広く一般に利用されている。携帯通信端末は、日常生活に密着しており、いつでも携帯できる反面、紛失、盗難といった危険が少なくない。紛失、盗難が起こる場合、使用者の目の前でなくなるというよりは、気づかないうちに紛失、盗難に遭うというケースが多い。そのため、使用者が気づいたときに初めて、遠隔操作でネットワークを使ったロック機能等で携帯通信端末を使えなくすることは可能であるが、その間に悪用、閲覧されるという課題が存在する。
そこで、従来の携帯通信端末(移動通信装置)では、通信履歴データ、登録データにない通信先への通信指示を無効にして、以降の操作部の操作を無効にすることで、他人の悪用、閲覧を防止しているものがある(特許文献1参照)。
特開2005−277929号公報 特開2001−92783号公報
しかしながら、従来の携帯通信端末では、使用者本人が、直接電話番号入力して発信することができなくなる課題があった。
そのような課題を解決すべく、最近の発売されている携帯通信端末の中には、携帯通信端末のロックを解除するための携帯可能な解除キーと携帯通信端末が互いに一定距離内に存在する場合には携帯通信端末の操作部のロックが解除され、使用者がその解除キーを持って携帯通信端末から離れると自動的に携帯通信端末の操作部をロックするものがある。これは、RFID(Radio Frequency Identification)やSPC(Secure Private Cosm)といった微小な無線チップにより人やモノを識別・管理する技術が使われている。ところが、このような技術では、解除キーだけでなく、携帯通信端末にも特別な電気部品(RFIDチップ等)を搭載する必要があり、そのコスト面や薄型の携帯通信端末に搭載する場合にはデメリットになる。
また、コンピュータシステムに関するものであるが、認証済みの正規ユーザが離席したような場合であっても、不正な第3者による不正使用を抑止する技術として、監視期間中において収集したデータと、事前に個人別ファイルに蓄積しておいたデータとを比較し、両者の差異が許容範囲内でなければ不正ユーザとして認定し、コンピュータシステムまたは該コンピュータシステムに付属する資源の使用を抑止する技術がある(特許文献2参照)。この技術によれば、特別な電気部品を用いることなく自動ロック機能を実現することができる。ところが、このような自動ロック機能を利用すると、システムを使用する前にパスワード等を入力しなければならず、正規ユーザがロック解除方法を忘れた場合にはシステムを使うことができないといった問題がある。
本発明の第1の課題は、特別な電気部品を用いることなく自動ロック機能を実現する他の手段を提供することである。
本発明の第2の課題は、セキュリティに配慮しつつ正規ユーザがロック解除方法を忘れた場合にも簡易に対応できるようにすることである。
本発明の第1の視点においては、自動ロック機能を有する携帯通信端末において、記憶部に予め登録された所定の動作に係る手順と、キー入力部の操作に係る手順とが一致しない場合が続いたときに、使用者が正規ユーザではないと判断することにより、前記携帯通信端末のロックを自動的に実施するように制御する制御部を備えることを特徴とする。
本発明の前記携帯通信端末において、前記所定の動作に係る手順は、メニュー起動に係る手順、アプリケーション起動に係る手順、アクセス又は発信の開始に係る手順、及び、番号入力発信に係る手順のいずれか又は全ての手順であることが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記記憶部には、前記所定の動作に係る手順ごとに対応する加算ポイントと、閾値ポイントとが登録されており、前記制御部は、前記所定の動作に係る手順と、前記キー入力部の操作による手順とが一致しない場合に、一致しなかった前記所定の動作に係る手順に対応する前記加算ポイントを合計加算ポイントに加算し、加算後の合計加算ポイントと前記閾値ポイントを比較して、使用者が正規ユーザであるか否かを判断することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、加算後の合計加算ポイントが前記閾値ポイント以上の場合に、使用者が正規ユーザではないと判断することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、前記携帯通信端末のロックを自動的に実施したときにパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードと、前記記憶部に予め登録されたパスワードとが一致したときに、前記ロックを解除することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記所定の動作に係る手順は、前記キー入力部のいずれかのキーを所定時間以上長押しした操作による手順を含むことが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、所定期間内において前記所定の動作が発生するごとに前記キー入力部の操作に係る手順の回数をカウントし、カウントした集計結果に基づいて、各種手順のうち一番多いものを、対応する前記所定の動作に係る手順として決定して前記記憶部に登録することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記記憶部は、特定の携帯通信端末の電話番号と通話時間を関連付けて記憶し、前記制御部は、自身の前記携帯通信端末のロックを自動的に実施したときに、前記特定の携帯通信端末から着信を受け、前記通話時間以上の通話が成立した場合は、前記ロックを解除することが好ましい。
本発明の前記携帯通信端末において、前記制御部は、前記ロックを解除する際、前記合計加算ポイントを初期化することが好ましい。
本発明の第2の視点においては、携帯通信端末にて自動ロック機能を実行させるプログラムにおいて、記憶部に予め登録された所定の動作に係る手順と、キー入力部の操作に係る手順とが一致しない場合が続いたときに、使用者が正規ユーザではないと判断することにより、前記携帯通信端末のロックを自動的に実施するステップを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、プログラムに基づいて制御部が操作している使用者が本人かどうかを判断するので、もし本人でないと判断したときには、即座に携帯通信端末を自動的にロックすることが可能である。また、搭載している機能を制限することなく、本人以外の使用者と判断したときには、自動的にロックすることも可能である。また、個人情報に関するデータアクセスにも本人かどうかの監視が可能であるため、より幅広いセキュリティ性を実現できる。また、プログラムで自動ロックを実現させるので、特別な電気部品を必要としない。さらに、セキュリティに配慮しつつ正規ユーザがロック解除方法を忘れた場合にも簡易に対応できる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る携帯通信端末について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の内部構成を模式的に示したブロック図である。図2は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末におけるキー入力部の外観構成を模式的に示した平面図である。
携帯通信端末1は、携帯電話機、PHS等の携帯可能な通信端末である。携帯通信端末1は、プログラムに基づいて所定の動作を実行させるコンピュータ機能を有する。携帯通信端末1は、主な構成部として、アンテナ2と、無線部3と、RAM4と、ROM5と、制御部6と、表示駆動部7と、表示部8と、キー入力部9と、スピーカ部10と、マイク部11と、を有する。
アンテナ2は、無線信号を空中に放射したり、空中を伝わってくる無線信号を受けたりする装置である。無線部3は、アンテナ2を介して無線信号を送受信する装置である。RAM4は、データを一時的に記憶する装置である。ROM5は、携帯通信端末1の各種の設定情報、プログラム等の読み出し専用のデータを記憶する装置である。制御部6は、プログラムに基づいて各構成部の動作を制御するマイクロコンピュータを内蔵する装置である。表示駆動部7は、電話番号および各設定情報を表示するLCDの表示部8とこれを駆動する。表示部8は、液晶等を利用して所定の情報を表示する装置である。キー入力部9は、キー操作による押下信号を入力する装置である。キー入力部9の操作面には、第1ソフトキー91、第2ソフトキー92、センターキー93、送信キー94、数字キー95、メニューキー96、方向キー97等の各種キーが配置されている(図2参照)。スピーカ部10は、所定の音を外部に出力する装置である。マイク部11は、外部の音を入力する装置である。
次に、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の自動ロック機能の設定について図面を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の自動ロック機能の設定内容を模式的に示した表示例である。図4は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末においてメニューの中から該当機能のアプリケーションを立ち上げるときのパターンの例を示した模式図である。図5は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末においてメール送信するときのパターンの例を示した模式図である。図6は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末におけるチェックポイントの内容及び加算ポイント、閾値ポイントの一例を示した表である。
携帯通信端末1は、自動ロック機能を有効にするか無効にするかどうかの設定が可能である。無効に設定している場合は従来通りであり、有効に設定している場合は図3のような設定内容に基づいて自動ロック機能が作動する。
携帯通信端末1が他人に悪用される危険性としては、通話やメールやブラウザを使った通信と個人情報に関係する電話帳の閲覧等の諸機能が考えられる。これらの諸機能を他人が使用しようとしたときに、制御部6が自動ロック機能に基づいて他人だと判断できるように、その携帯通信端末1の所有者が一定のルールに従って自動ロック機能を設定する。そのルールに従わない場合、携帯通信端末1の使用者が所有者ではないと判断できる。所有者であるか否かの判断は、それらの諸機能を実行するまでの過程でチェックポイントを設けてチェックする。
例えば、通常、ある機能を実行して終了する一連の手順として、A:メニューを立ち上げるメニュー起動手順、B:メニューの中から該当する機能のアプリケーションを立ち上げるアプリケーション起動手順、C:準備を整えて通信、アクセスの開始を行う開始手順の順となる。機能によってはCの開始手順を行わないアプリケーションもある。このA〜Cのそれぞれの動作でチェックポイントを設ける。
まず、チェックポイントAのメニュー起動手順としては、待ち受けの状態から次の2通りのパターンが考えられる。
(A−1)センターキー93を押す。
(A−2)メニューキー96を押す。
使用者は、メニューの立ち上げ方を(A−1)か(A−2)のどちらか一方を選択して自動ロック機能を設定することができ(図3(A)参照)、使用者はその動作に従う必要がある。例えば、(A−2)のパターンでメニューを立ち上げるように自動ロック機能を設定した場合、(A−1)のパターンでメニューを立ち上げてしまったら、使用者本人ではないとする判断材料になる。
次に、チェックポイントBのアプリケーション起動手順としては、図4のように次の3通りのパターンが考えられる。
(B−1)該当アプリケーションまでカーソルを移動してセンターキー93を押す。
(B−2)該当アプリケーションまでカーソルを移動して第1ソフトキー91を押す。
(B−3)該当アプリケーションまでカーソルを移動させずに数字キー95を押す。
チェックポイントAと同様に、使用者は、上記3つのパターンから選択する必要がある(図3(A)参照)。もし、設定したアプリケーション起動パターンと異なる場合は、使用者本人ではないとする判断材料になる。
次に、チェックポイントCの開始手順としては、以下のようにする。まず、図5(A)のように送信キーを押せば送信される画面のときに使用者が送信を選択した場合には、図5(B)のように本当に送信してよいか?の確認メッセージを表示することで、すぐに送信しない仕様とする。そして、図5(B)のメッセージが表示されている状態で数字キー95のいずれかを押すことにより、条件を満たせば送信を可能にする。この送信を実行できる数字キー95は使用者が1〜9、+、*等の数字キーのうちから設定できるものとする(図3(B)参照)。もし、設定した数字キー以外の数字キー95やセンターキー93や第1ソフトキー91を押した場合はエラー表示を行い、送信を行わないようにする。この場合は、使用者本人ではないとする判断材料になる。
これらのチェックポイントA、B、Cで設定通りの手順を行っていない動作が続いた場合に怪しいと判断する。怪しさについては、チェックポイントA、B、Cにて正しくない動作の時には加算ポイントを加算して合計加算ポイントが閾値ポイントを超えた場合に怪しいとみなし、携帯通信端末1をロックする。
具体例として、図6のようにチェックポイントAについては20ポイント、チェックポイントBについては40ポイント、チェックポイントCについては80ポイント等のように割り振っている。合計加算ポイントが100ポイントとなったときを閾値ポイントとする。
次に、具体的にメール送信動作を例に説明する。図7は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の自動ロック機能の設定例を模式的に示した表示例である。図8は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末においてメール送信するときの操作パターンの例を示した模式図である。
前提として、自動ロック機能の設定内容が図7(A)のようにメニュー起動手順を「メニューキー」、アプリケーション起動手順を「数字キー」、図7(B)のように開始手順を「4キー」のように設定しているものとする。
まず、メニュー起動にあたって、メニューキー96を押下して図8(A)のようにメニュー画面を表示させる。このとき、メニューキー96を押下してメニューを起動しているので、図7(A)のメニュー起動手順の設定内容と同じメニューキーを押下していることから、図6のチェックポイントAによる加算ポイントが0pで、合計加算ポイントは0pとなる。
次に、メニューアイコンのメールを選択するにあたって、方向キー97の左を押下して、図8(B)のように画面を表示させる。このとき、特に自動ロック機能の設定内容と比較するものがないので、合計加算ポイントは0pのままである。
次に、メールのアプリケーション起動にあたって、センターキー93を押下して図8(C)のように画面を表示させる。このとき、センターキー93を押下してメールのアプリケーションを起動しているので、図7(A)のアプリケーション起動手順の設定内容の数字キーと異なるメニューキーを押下していることから、図6のチェックポイントBによる加算ポイントが40pで、合計加算ポイントは40pとなり、合計加算ポイントが閾値ポイント100pを超えず、自動ロック機能が作動せずロック状態にならない。
次に、メールの新規作成にあたって、図8(C)の画面で方向キー97及びセンターキー93を適宜押下して「新規作成」を選択し、図8(D)のようにメールの宛先、件名、及び内容を作成する。このとき、特に自動ロック機能の設定内容と比較するものがないので、合計加算ポイントは40pのままである。
次に、メールの送信にあたって、第1ソフトキー91を押下して送信しようとしたときに図8(E)のように「送信しますか?」というメッセージが表示される。このとき、第1ソフトキー91を押した場合は、ただちにロック状態になる。つまり、「送信しますか?」という確認メッセージが表示された後においても、第1ソフトキー91を押下してメールの送信動作(アプリケーション動作)を実行させた場合は、図7(B)の開始手順の設定内容の4キーと異なる第1ソフトキーを押下していることから、図6のチェックポイントCによる加算ポイントが80pで、合計加算ポイントは120pとなり、合計加算ポイントが閾値ポイント100pを超え、自動ロック機能が作動してロック状態になる。
次に、電話をかける場合について説明する。図9は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末において電話をかけるときのパターンの例を示した模式図である。
電話をかける場合は、上記メール送信する場合と同様にはならない。つまり、電話を悪用する場合は、直接、数字キー95から電話番号を入力して発信することが考えられる。この場合は、以下のチェックポイントD、Eに従った場合のみ発信できるようにすることができる。
D:番号入力発信手順
E:発信開始手順
チェックポイントDの番号入力発信手順としては、図9のように次のパターンが考えられる。
(D−1)送信キー94を押下する。
(D−2)第1ソフトキー91を押下してサブメニュー中から発信を選択する。
(D−3)センターキー93を押下する。
チェックポイントDも、チェックポイントA、Bと同様に、使用者が番号入力発信手順を(D−1)、(D−2)、(D−3)の中から設定できる(図3(C)参照)。
チェックポイントEの発信開始手順については、チェックポイントCの開始手順と同様に、チェックポイントDで発信のためにキーを押したときに、「発信しますか?」の確認メッセージを表示させて、チェックポイントCで設定内容と同じ設定内容のキー(例えば、設定した数字キー)の押下でのみ発信を可能にし、設定した数字キー以外の数字キー95やセンターキー93や第1ソフトキー91を押した場合はエラー表示を行い、発信を行わないようにする。
次に、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末における自動ロック機能の動作について図面を用いて説明する。図10〜13は、本発明の実施形態1に係る携帯通信端末における自動ロック機能の動作を模式的に示したフローチャートである。
まず、携帯通信端末1の電源を投入した後、制御部6は、自動ロック機能がON(有効)であるか否かチェックする(図10のステップA1)。自動ロック機能がONでない場合(ステップA1のNO)、ステップA1に戻り、使用者が設定を無効から有効に変更するまでこのステップA1を抜けることはない。
自動ロック機能がONである場合(ステップA1のYES)、加算ポイントを初期化した後(図13のステップD4)、又は、自動ロック機能の設定が確定した後(図15のステップE6)、制御部6は、メニュー起動、及び、待ち受け画面からの番号入力の監視を開始する(図10のステップA2)。
ステップA2の後、又は、番号入力を検出できない場合(ステップA4のNO)、制御部6は、メニュー起動を検出したか否かをチェックする(図10のステップA3)。メニュー起動を検出した場合(ステップA3のYES)、メニューからアプリケーション起動手順をチェックする図11のステップB1に進む。
メニュー起動を検出できない場合(ステップA3のNO)、制御部6は、待ち受け画面からの番号入力(電話番号の入力)を検出したか否かをチェックする(図10のステップA4)。番号入力を検出できない場合(ステップA4のNO)、ステップA3に戻る。番号入力を検出した場合(ステップA4のYES)、番号入力発信手順をチェックする図12のステップC1に進む。
メニュー起動を検出した場合(図10のステップA3のYES)、制御部6は、検出されたメニュー起動手順と、ユーザが図3(A)の自動ロック機能で設定したメニュー起動手順とを比較する(図11のステップB1)。
ステップB1の後、制御部6は、検出されたメニュー起動手順と、ユーザが図3(A)の自動ロック機能で設定したメニュー起動手順とが同じか否かチェックする(図11のステップB2)。メニュー起動手順が同じ場合(ステップB2のYES)、何もアクションを起こさずにステップB5に進む。
メニュー起動手順が同じでない場合(ステップB2のNO)、使用者が本人ではないと疑い、制御部6は、図6のチェックポイントAでの加算ポイント(20p)を現在の合計加算ポイントに加算する(図11のステップB3)。
ステップB3の後、制御部6は、加算後の合計加算ポイントが図6の閾値ポイント(100p)以上であるか否かをチェックする(図11のステップB4)。閾値ポイント以上である場合(ステップB4のYES)、直ちに携帯通信端末をロックする必要があるため、図13のステップD1に進む。
閾値ポイント以上でない場合(ステップB4のNO)、又は、メニュー起動手順が同じ場合(ステップB2のYES)、制御部6は、他人に端末が悪用されて使用者本人が困る該当アプリケーションの起動の監視を開始する(図11のステップB5)。
ステップB5の後、又は、該当アプリケーションが起動していない場合(ステップB6のNO)、制御部6は、該当アプリケーションが起動したか否かをチェックする(図11のステップB6)。該当アプリケーションが起動していない場合(ステップB6のNO)、ステップB6に戻る。
該当アプリケーションが起動した場合(ステップB6のYES)、制御部6は、起動した該当アプリケーション起動手順と、ユーザが図3(A)の自動ロック機能で設定したアプリケーション起動手順とを比較する(図11のステップB7)。
ステップB7の後、制御部6は、起動した該当アプリケーション起動手順と、ユーザが図3(A)の自動ロック機能で設定したアプリケーション起動手順とが同じか否かチェックする(図11のステップB8)。アプリケーション起動手順が同じ場合(ステップB8のYES)、何もアクションを起こさずにステップB11に進む。
アプリケーション起動手順が同じでない場合(ステップB8のNO)、使用者が本人ではないと疑い、制御部6は、図6のチェックポイントBでの加算ポイント(40p)を現在の合計加算ポイントに加算する(図11のステップB9)。
ステップB9の後、制御部6は、加算後の合計加算ポイントが図6の閾値ポイント(100p)以上であるか否かをチェックする(図11のステップB10)。閾値ポイント以上である場合(ステップB10のYES)、直ちに携帯通信端末をロックする必要があるため、図13のステップD1に進む。
閾値ポイント以上でない場合(ステップB10のNO)、又は、アプリケーション起動手順が同じ場合(ステップB8のYES)、制御部6は、使用者による実際の該当アプリケーションの実行の監視を開始する(図11のステップB11)。
ステップB11の後、又は、該当アプリケーションが実行されていない場合(ステップB12のNO)、制御部6は、該当アプリケーションが実行されたか否かをチェックする(図11のステップB12)。該当アプリケーションが実行されていない場合(ステップB12のNO)、ステップB12に戻る。
該当アプリケーションが実行された場合(ステップB12のYES)、制御部6は、実行確認メッセージを表示させる(図11のステップB13)。例えば、図4のメニュー画面からアドレス帳を選択した場合は、個人情報へアクセスすることになるので、「アドレス帳を表示しますか?」の実行確認メッセージを表示させる。また、例えば、メニュー画面からメールを選択した場合はメール一覧に移り(図4(C)参照)、新規作成を選択しメール作成後に送信しようとしたときに、図5(B)のように「送信しますか?」のメッセージを表示する。このように、悪用されては困るタイミングで、その動作を実行するための実行確認メッセージを表示するものとする。
ステップB13の後、キー入力がない場合(ステップB14のNO)、又は、閾値ポイント以上でない場合(ステップB18のNO)、制御部6は、実行確認メッセージに対して使用者の応答の仕方を監視すべく、キー入力があるか否かをチェックする(図11のステップB14)。キー入力がない場合(ステップB14のNO)、ステップB14に戻る。
キー入力がある場合(ステップB14のYES)、制御部6は、キー入力による開始手順と、ユーザが図3(B)の自動ロック機能で設定した開始手順とを比較する(図11のステップB15)。
ステップB15の後、制御部6は、キー入力による開始手順と、ユーザが図3(B)の自動ロック機能で設定した開始手順とが同じか否かチェックする(図11のステップB16)。開始手順が同じ場合(ステップB16のYES)、ステップB19に進む。
開始手順が同じでない場合(ステップB16のNO)、使用者が本人ではないと疑い、制御部6は、図6のチェックポイントCでの加算ポイント(80p)を現在の合計加算ポイントに加算する(図11のステップB17)。
ステップB17の後、制御部6は、加算後の合計加算ポイントが図6の閾値ポイント(100p)以上であるか否かをチェックする(図11のステップB18)。閾値ポイント以上である場合(ステップB18のYES)、直ちに携帯通信端末をロックする必要があるため、図13のステップD1に進む。閾値ポイント以上でない場合(ステップB18のNO)、ステップB14に戻る。
開始手順が同じ場合(ステップB16のYES)、本人が操作しているものとみなし、制御部6は、開始手順の実際の動作を実行し(図11のステップB19)、終了する。
番号入力を検出した場合(ステップA4のYES)、制御部6は、入力された電話番号の携帯通信端末への発信操作の監視を開始する(図12のステップC1)。
ステップC1の後、制御部6は、入力された電話番号の携帯通信端末への発信操作がなされたか否かをチェックする(図12のステップC2)。発信操作がない場合(ステップC2のNO)、ステップC2に戻る。
発信操作がなされた場合(ステップC2のYES)、制御部6は、発信操作による番号入力発信開始手順と、ユーザが図3(C)の自動ロック機能で設定した番号入力発信手順とを比較する(図12のステップC3)。
ステップC3の後、制御部6は、発信操作による番号入力発信開始手順と、ユーザが図3(C)の自動ロック機能で設定した番号入力発信手順とが同じか否かチェックする(図12のステップC4)。番号入力発信手順が同じ場合(ステップC4のYES)、何もアクションを起こさずにステップC8に進む。
番号入力発信手順が同じでない場合(ステップC4のNO)、使用者が本人ではないと疑い、制御部6は、図6のチェックポイントDでの加算ポイント(50p)を現在の合計加算ポイントに加算する(図12のステップC5)。
ステップC5の後、制御部6は、加算後の合計加算ポイントが図6の閾値ポイント(100p)以上であるか否かをチェックする(図12のステップC6)。閾値ポイント以上である場合(ステップC6のYES)、直ちに携帯通信端末をロックする必要があるため、図13のステップD1に進む。
閾値ポイント以上でない場合(ステップC6のNO)、制御部6は、「発信しますか?」の発信確認メッセージを表示させる(図12のステップC7)。
ステップC7の後、番号入力発信手順が同じ場合(ステップC4のYES)、キー入力がない場合(ステップC8のNO)、又は、閾値ポイント以上でない場合(ステップC12のNO)、制御部6は、送信確認メッセージに対して使用者の応答の仕方を監視すべく、キー入力があるか否かをチェックする(図12のステップC8)。キー入力がない場合(ステップC8のNO)、ステップC8に戻る。
キー入力がある場合(ステップC8のYES)、制御部6は、キー入力による開始手順と、ユーザが図3(B)の自動ロック機能で設定した開始手順とを比較する(図12のステップC9)。
ステップC9の後、制御部6は、キー入力による開始手順と、ユーザが図3(B)の自動ロック機能で設定した開始手順とが同じか否かチェックする(図12のステップC10)。開始手順が同じ場合(ステップC10のYES)、ステップC13に進む。
開始手順が同じでない場合(ステップC10のNO)、使用者が本人ではないと疑い、制御部6は、図6のチェックポイントEでの加算ポイント(50p)を現在の合計加算ポイントに加算する(図12のステップC11)。
ステップC11の後、制御部6は、加算後の合計加算ポイントが図6の閾値ポイント(100p)以上であるか否かをチェックする(図12のステップC12)。閾値ポイント以上である場合(ステップC12のYES)、直ちに携帯通信端末をロックする必要があるため、図13のステップD1に進む。閾値ポイント以上でない場合(ステップC12のNO)、ステップC8に戻る。
開始手順が同じ場合(ステップC10のYES)、本人が操作しているものとみなし、制御部6は、開始手順の実際の動作を実行し(図12のステップC13)、終了する。
閾値ポイント以上である場合(ステップB4のYES、ステップB10のYES、ステップB18のYES、ステップC6のYES、ステップC12のYES)、現在の使用者が本人ではないと判断し、制御部6は、すぐに携帯通信端末をロックする(図13のステップD1)。
ステップD1の後、制御部6は、図8(F)のようにパスワード入力欄を表示させる(図13のステップD2)。
ステップD2の後、制御部6は、パスワード入力欄に入力されたパスワードが、予め登録されたパスワードと一致し、携帯通信端末のロックが解除されたか否かをチェックする(図13のステップD3)。ロックが解除されない場合(ステップD3のNO)、ステップD3に戻り、正しいパスワードを入力されない限りロックは解除できない。
ロックが解除された場合(ステップD3のYES)、制御部6は、加算ポイントの初期化(0pにする)を行ってから、図10のステップA2に進んで、再びロックすべきかどうかの監視を開始する。
実施形態1によれば、以下に記載するような効果を奏する。
第1に、使用者が利用するアプリケーションの開始までの手順をあらかじめ設定しておき、その手順に従って携帯通信端末を使うことにより、自動ロック機能をONにしていても、携帯通信端末の電話番号入力からの発信機能が使えなくなる等の機能制限がなく、使用者本人が使う場合には普段通りに使うことができる。
第2に、制御部6によるアルゴリズムで自動ロック機能を実現させているので、使用者本人と認識するための特別な電気部品を必要としない。
第3に、一般的に搭載されているPhone Lock機能の代替になる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2に係る携帯通信端末について図面を用いて説明する。図14は、本発明の実施形態2に係る携帯通信端末における方向キーを押し続けたときのカーソル移動を示した模式図であり、(A)右キーを押し続けたときのカーソル移動、(B)下キーを押し続けたときのカーソル移動である。
携帯通信端末で操作する場合は、通常、メニューを呼び出してからアプリケーションを起動する操作がよく用いられる。そのため、実施形態2では、メニュー中のアプリケーションを選択する手順を複雑化する。例えば、メニューを表示した後に、方向キー(図2の97)の上下左右キーのうち、どれかを所定時間以上押し続ける(長押し)ことで、メニュー上のカーソルが次のように移動するものとする。使用者は、起動したいところで、押し続けたキーを離して、起動したいアプリケーションを決定する。メニュー表示後にカーソルがゲームに当たっているものとし、上下左右のいずれかの方向キー(図2の97)を押し続けることで、下記のようにカーソルは移動する。
右キー:ゲーム→My Data→エンターテイメント→メール→・・・→アドレス帳→設定→ゲーム→・・・・
下キー:ゲーム→メール→ツール→My Data→・・・→ブラウザ→設定→ゲーム→・・・
左キー:ゲーム→ブラウザ→カメラ→・・・→アドレス帳→ツール→エンターテイメント→My Data→ゲーム→・・・
上キー:ゲーム→設定→ブラウザ→エンターテイメント→アドレス帳→・・・→ツール→メール→ゲーム→・・・
使用者はあらかじめ、上下左右のどのキーを押し続けてアプリケーションにたどり着くかを自動ロック機能の設定内容で設定する。このような設定は、図11のステップB7のアプリケーション起動手順の比較の際に用いられる。もし、使用者がメニューを立ち上げた後に方向キー(図2の97)の短押しの連続で移動させた場合は使用者が本人ではないと判断する。この手順が異なる場合は即座に本人でないとみなすことにして、図6での加算ポイントを100pに割り当てても構わない。その他の構成、動作は、実施形態1と同様である。
実施形態2によれば、本人以外がその手順を用いる可能性は低いため、セキュリティ性を高めることができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3に係る携帯通信端末について図面を用いて説明する。図15は、本発明の実施形態3に係る携帯通信端末における自動ロック機能の設定を自動的に学習して行う動作を模式的に示したフローチャートである。
実施形態1では、図3の自動ロック機能設定を使用者本人がどれに設定したかを覚えておく必要があるので、もし忘れてしまうとロック機能が働き、パスワード入力してロックを解除し、もう一度自動ロック機能設定を確認する必要がある。このような煩わしさを無くすために、実施形態3では、自動ロック機能の設定を自動的に学習させる。その他の構成、動作は、実施形態1と同様である。
例えば、まず、携帯通信端末1の電源を投入した後、制御部6は、自動ロック機能がON(有効)であるか否かチェックする(図15のステップE1)。自動ロック機能がONでない場合(ステップE1のNO)、ステップE1に戻り、使用者が設定を無効から有効に変更するまでこのステップE1を抜けることはない。
自動ロック機能がONである場合(ステップE1のYES)、制御部6は、手順学習機能を開始させる(図15のステップE2)。
ステップE2の後、制御部6は、図3の自動ロック機能の設定内容(メニュー起動手順、アプリケーション起動手順、開始手順、番号入力発信手順)について使用者がどのような手順で操作を行うかを監視し、メニュー起動、アプリケーション起動、開始、番号入力発信のいずれかの操作が発生したか否かをチェックする(図15のステップE3)。操作が発生しない場合(ステップE3のNO)、ステップE5進む。
操作が発生した場合(ステップE3のYES)、制御部6は、発生したメニュー起動、アプリケーション起動、開始、番号入力発信の動作ごとにキー入力部9の操作に係る手順の回数をカウントする(図15のステップE4)。
ステップE4の後、又は、操作が発生しない場合(ステップE3のNO)、制御部6は、手順学習機能の開始から所定の期間(例えば、2、3日)内にあるか否か(タイムアウトか否か)をチェックする(図15のステップE5)。タイムアウトしていない場合(ステップE5のNO)、ステップE4に戻る。
タイムアウトしている場合(ステップE5のYES)、制御部6は、カウントした集計結果に基づいて、各種手順のうち一番多いものを、対応する動作に係る手順として決定してROM5に登録し(図15のステップE6)、その後、図10のステップA2に進む。例えば、図3(A)の「アプリケーション起動手順」の設定を決定する場合に、センターキー:20回、ソフトキー:9回、数字キー:50回という集計結果の場合は、「アプリケーション起動手順」の設定には「数字キー」が採用される。
実施形態3によれば、自動ロック機能の設定を確認する煩わしさを無くすことができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4に係る携帯通信端末について説明する。実施形態4では、予めパスワードを登録する際に、あわせて、他人の携帯通信端末(電話番号等)と任意の条件(例えば、通話時間)で関連付けておく。自動ロック機能が働いてしまったときに、当該他人の携帯通信端末から着信を受け、5分以上(任意の時間を当該登録時に設定できてもよい)の通話が成立した場合は、当該ロック機能を解除する。その他の構成、動作は、実施形態1と同様である。実施形態4によれば、パスワードを忘れた場合にも簡易に解除しつつ、第三者が不正利用した場合は、当該他人との会話を成立、継続させることが困難であることからセキュリティへの配慮も可能となる。
本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の内部構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末におけるキー入力部の外観構成を模式的に示した平面図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の自動ロック機能の設定内容を模式的に示した表示例である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末においてメニューの中から該当機能のアプリケーションを立ち上げるときのパターンの例を示した模式図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末においてメール送信するときのパターンの例を示した模式図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末におけるチェックポイントの内容及び加算ポイント、閾値ポイントの一例を示した表である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末の自動ロック機能の設定例を模式的に示した表示例である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末においてメール送信するときの操作パターンの例を示した模式図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末において電話をかけるときのパターンの例を示した模式図である。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末における自動ロック機能の動作を模式的に示した第1のフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末における自動ロック機能の動作を模式的に示した第2のフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末における自動ロック機能の動作を模式的に示した第3のフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る携帯通信端末における自動ロック機能の動作を模式的に示した第4のフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る携帯通信端末における方向キーを押し続けたときのカーソル移動を示した模式図であり、(A)右キーを押し続けたときのカーソル移動、(B)下キーを押し続けたときのカーソル移動である。 本発明の実施形態3に係る携帯通信端末における自動ロック機能の設定を自動的に学習して行う動作を模式的に示したフローチャートである。
符号の説明
1 携帯通信端末
2 アンテナ
3 無線部
4 RAM(記憶部)
5 ROM(記憶部)
6 制御部
7 表示駆動部
8 表示部
9 キー入力部
10 スピーカ部
11 マイク部
91 第1ソフトキー
92 第2ソフトキー
93 センターキー
94 送信キー
95 数字キー
96 メニューキー
97 方向キー

Claims (18)

  1. 自動ロック機能を有する携帯通信端末において、
    記憶部に予め登録された所定の動作に係る手順と、キー入力部の操作に係る手順とが一致しない場合が続いたときに、使用者が正規ユーザではないと判断することにより、前記携帯通信端末のロックを自動的に実施するように制御する制御部を備えることを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記所定の動作に係る手順は、メニュー起動に係る手順、アプリケーション起動に係る手順、アクセス又は発信の開始に係る手順、及び、番号入力発信に係る手順のいずれか又は全ての手順であることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 前記記憶部には、前記所定の動作に係る手順ごとに対応する加算ポイントと、閾値ポイントとが登録されており、
    前記制御部は、前記所定の動作に係る手順と、前記キー入力部の操作による手順とが一致しない場合に、一致しなかった前記所定の動作に係る手順に対応する前記加算ポイントを合計加算ポイントに加算し、加算後の合計加算ポイントと前記閾値ポイントを比較して、使用者が正規ユーザであるか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯通信端末。
  4. 前記制御部は、加算後の合計加算ポイントが前記閾値ポイント以上の場合に、使用者が正規ユーザではないと判断することを特徴とする請求項3記載の携帯通信端末。
  5. 前記制御部は、前記携帯通信端末のロックを自動的に実施したときにパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードと、前記記憶部に予め登録されたパスワードとが一致したときに、前記ロックを解除することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の携帯通信端末。
  6. 前記所定の動作に係る手順は、前記キー入力部のいずれかのキーを所定時間以上長押しした操作による手順を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の携帯通信端末。
  7. 前記制御部は、所定期間内において前記所定の動作が発生するごとに前記キー入力部の操作に係る手順の回数をカウントし、カウントした集計結果に基づいて、各種手順のうち一番多いものを、対応する前記所定の動作に係る手順として決定して前記記憶部に登録することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の携帯通信端末。
  8. 前記記憶部は、特定の携帯通信端末の電話番号と通話時間を関連付けて記憶し、
    前記制御部は、自身の前記携帯通信端末のロックを自動的に実施したときに、前記特定の携帯通信端末から着信を受け、前記通話時間以上の通話が成立した場合は、前記ロックを解除することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の携帯通信端末。
  9. 前記制御部は、前記ロックを解除する際、前記合計加算ポイントを初期化することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一に記載の携帯通信端末。
  10. 携帯通信端末にて自動ロック機能を実行させるプログラムにおいて、
    記憶部に予め登録された所定の動作に係る手順と、キー入力部の操作に係る手順とが一致しない場合が続いたときに、使用者が正規ユーザではないと判断することにより、前記携帯通信端末のロックを自動的に実施するステップを実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 前記所定の動作に係る手順は、メニュー起動に係る手順、アプリケーション起動に係る手順、アクセス又は発信の開始に係る手順、及び、番号入力発信に係る手順のいずれか又は全ての手順であることを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 前記所定の動作に係る手順と、前記キー入力部の操作による手順とが一致しない場合に、一致しなかった前記所定の動作に係る手順に対応する加算ポイントを合計加算ポイントに加算し、加算後の合計加算ポイントと閾値ポイントを比較して、使用者が正規ユーザであるか否かを判断するステップを実行させることを特徴とする請求項10又は11記載のプログラム。
  13. 加算後の合計加算ポイントが前記閾値ポイント以上の場合に、使用者が正規ユーザではないと判断するステップを実行させることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 前記携帯通信端末のロックを自動的に実施したときにパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードと、前記記憶部に予め登録されたパスワードとが一致したときに、前記ロックを解除するステップを実行させることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一に記載のプログラム。
  15. 前記所定の動作に係る手順は、前記キー入力部のいずれかのキーを所定時間以上長押しした操作による手順を含むことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一に記載のプログラム。
  16. 所定期間内において前記所定の動作が発生するごとに前記キー入力部の操作に係る手順の回数をカウントし、カウントした集計結果に基づいて、各種手順のうち一番多いものを、対応する前記所定の動作に係る手順として決定して前記記憶部に登録することを特徴とする請求項10乃至15のいずれか一に記載のプログラム。
  17. 自身の前記携帯通信端末のロックを自動的に実施したときに、特定の携帯通信端末から着信を受け、所定時間以上の通話が成立した場合は、前記ロックを解除するステップを実行させることを特徴とする請求項10乃至16のいずれか一に記載のプログラム。
  18. 前記ロックを解除する際、前記合計加算ポイントを初期化するステップを実行させることを特徴とする請求項14乃至17のいずれか一に記載のプログラム。
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