JP2008236156A - 光検出器及び人工衛星搭載光学センサ - Google Patents

光検出器及び人工衛星搭載光学センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2008236156A
JP2008236156A JP2007070604A JP2007070604A JP2008236156A JP 2008236156 A JP2008236156 A JP 2008236156A JP 2007070604 A JP2007070604 A JP 2007070604A JP 2007070604 A JP2007070604 A JP 2007070604A JP 2008236156 A JP2008236156 A JP 2008236156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
charge
signal
transferred
floating diffusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007070604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5042675B2 (ja
Inventor
Shinichi Ueno
信一 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007070604A priority Critical patent/JP5042675B2/ja
Publication of JP2008236156A publication Critical patent/JP2008236156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5042675B2 publication Critical patent/JP5042675B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】開発期間の短縮及び開発コストの低減を図ることができ、軌道上の衛星で分解能を変更することができ、さらに、小型化、軽量化を図ることができる光検出器及び人工衛星搭載光学センサを得る。
【解決手段】光検出器は、光を電荷に変換しかつ発生した電荷を垂直方向に転送するTDI機能を持つ垂直CCD部1と、前記垂直CCD部1から転送された電荷を、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間蓄積する電荷蓄積ゲート部2と、前記電荷蓄積ゲート部2から転送された電荷を水平方向に転送する水平CCD部3と、前記水平CCD部3から転送された電荷を、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換して出力するフローティングディフージョンアンプ4とを設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、人工衛星に搭載され地表面上の情報を観測する光学センサに用いる光検出器に関するものである。
人工衛星搭載光学センサを用いた地球観測に関しては、全地球的規模という広域の観測が可能であること、衛星が地球を周回することにより周期性のある観測が可能であること、人工衛星に搭載された同一センサにより均一かつ継続性のある観測が可能であることなどから既に多くの人工衛星搭載光学センサが打ち上げられ、観測データが取得されていることは周知のところである。
地表面上にある土壌、岩石、植生、水などは、これらの物質毎に異なる太陽光の反射、吸収、透過特性を示す。これらの特性を得るため、人工衛星搭載光学センサでは光を複数の波長帯域に分ける、すなわち分光を行い、それぞれの波長帯での光の強度を観測する。可視近赤外波長領域を1バンドに分光して観測するパンクロマチックセンサ、可視近赤外波長領域を2〜4程度のバンドに分光して観測するマルチスペクトルセンサや、可視近赤外波長領域を連続かつ狭波長領域の超多バンドに分光して観測する、いわゆるハイパースペクトルセンサなどがあり、単独あるいは複数のセンサを人工衛星に搭載して地表面の観測を実施している。このセンサとしてはSiCCD検出器などの光検出器が用いられる(例えば、非特許文献1参照)。
Thomas M. Lillesand and Ralph W. Kiefer著「REMOTE SENSING AND IMAGE INTERPRETATION」,third edition,John Wiley & Sons, Inc, p.352-422
従来のパンクロマチックセンサ、マルチスペクトルセンサ、ハイパースペクトルセンサを混在させた人工衛星搭載光学センサにおいては、観測波長領域幅がそれぞれのセンサで異なるため分解能が異なっていた。このため、同一光学系を用いた場合でも光検出器の画素ピッチが異なり、複数の光検出器を同時に開発する必要があり、開発期間が長期化したり、開発コストが増大したりするという問題点があった。
また、光検出器の画素ピッチが固定となるため、軌道上の衛星で分解能を変更することができないという問題点があった。
さらに、前述のように、複数の光検出器を使用するため、光検出器を駆動する検出器駆動部や、光検出器の出力信号を処理する信号処理部の規模が増大するという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、開発期間の短縮及び開発コストの低減を図ることができ、軌道上の衛星で分解能を変更することができ、さらに、小型化、軽量化を図ることができる光検出器及び人工衛星搭載光学センサを得るものである。
この発明に係る光検出器は、光を電荷に変換しかつ発生した電荷を垂直方向に転送するTDI機能を持つ垂直CCD部と、前記垂直CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間蓄積する電荷蓄積ゲート部と、前記電荷蓄積ゲート部から転送された電荷を水平方向に転送する水平CCD部と、前記水平CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換して出力するフローティングディフージョンアンプとを設けたものである。
この発明に係る光検出器及び人工衛星搭載光学センサは、開発期間の短縮及び開発コストの低減を図ることができ、軌道上の衛星で分解能を変更することができ、さらに、小型化、軽量化を図ることができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る光検出器について図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る光検出器の構成を示すとともに、パンクロマチックセンサとして動作する様子を示す図である。また、図2は、この発明の実施の形態1に係る光検出器の構成を示すとともに、マルチスペクトルセンサとして動作する様子を示す図である。なお、以降では、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1及び図2において、この発明の実施の形態1に係る光検出器は、光を電荷に変換しかつ発生した電荷を人工衛星の移動を合わせて転送できる機能、すなわちTDI(Time Delay & Integration)機能をもつ垂直CCD部1と、この垂直CCD部1から転送された電荷を駆動信号に基づき一定時間蓄積する電荷蓄積ゲート部2と、水平方向に電荷を転送する水平CCD部3と、この水平CCD部3で転送された電荷を電気信号に変換するフローティングディフージョンアンプ4とが設けられている。
また、10はパンクロマチックセンサの1画素相当の画素、11は垂直CCD部1の電荷転送方向、12は水平CCD部3の電荷転送方向、13は出力電圧信号、14はマルチスペクトルセンサの1画素相当の画素をそれぞれ表す。
つぎに、この実施の形態1に係る光検出器の動作について図面を参照しながら説明する。
まず、パンクロマチックセンサ用光検出器として用いる場合の動作について説明する。図1には示していないが、基準信号を発生するとともに、フローティングディフージョンアンプ4から出力される電圧信号13を処理する信号処理部と、この信号処理部からの基準信号に基づき電荷蓄積ゲート部2及びフローティングディフージョンアンプ4へ駆動信号(クロック)を出力する検出器駆動部とが人工衛星搭載光学センサに設けられている。
図1において、入射した光は、垂直CCD部1で光から電荷に変換される。この変換された電荷は、人工衛星の移動速度に略同期した速度で垂直CCD部1の電荷転送方向11に沿って転送される。
垂直CCD部1で発生し、かつ転送された電荷は電荷蓄積ゲート部2に転送され、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、1画素分の時間蓄積したのち、水平CCD部3に転送する。水平CCD部3では、電荷転送方向12に沿って順次電荷を転送し、フローティングディフージョンアンプ4に転送する。フローティングディフージョンアンプ4では、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、1画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換し信号処理部に出力する。
続いて、パンクロマチックセンサよりも分解能が略2倍大きいマルチスペクトルセンサに用いた場合の動作について説明する。図2には示していないが、基準信号を発生するとともに、フローティングディフージョンアンプ4から出力される電圧信号13を処理する信号処理部と、この信号処理部からの基準信号に基づき電荷蓄積ゲート部2及びフローティングディフージョンアンプ4へ駆動信号(クロック)を出力する検出器駆動部とが人工衛星搭載光学センサに設けられている。
図2において、入射した光は、垂直CCD部1で光から電荷に変換される。この変換された電荷は、人工衛星の移動速度に略同期した速度で垂直CCD部1の電荷転送方向11に沿って転送される。
垂直CCD部1で発生し、かつ転送された電荷は電荷蓄積ゲート部2に転送され、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、2画素分の時間蓄積したのち、水平CCD部3に転送する。水平CCD部3では、電荷転送方向12に沿って順次電荷を転送し、フローティングディフージョンアンプ4に転送する。フローティングディフージョンアンプ4では、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、2画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換し信号処理部に出力する。
なお、上記の説明では、マルチスペクトルセンサの分解能をパンクロマチックセンサの略2倍としたが、分解能比を略整数倍として、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、整数分の時間、電荷蓄積ゲート部2及びフローティングディフージョンアンプ4で電荷蓄積を実施すればよいことはいうまでもない。
また、上記の説明では、「パンクロマチックセンサとマルチスペクトルセンサ」の組み合わせとしたが、「パンクロマチックセンサとハイパースペクトルセンサ」、「パンクロマチックセンサとマルチスペクトルセンサとハイパースペクトルセンサ」の組み合わせでもよいことはいうまでもない。
上記の光検出器の電荷蓄積ゲート部2、フローティングディフージョンアンプ4への駆動信号は、上述したように、人工衛星搭載光学センサの検出器駆動部より供給される。
従って、人工衛星搭載光学センサの信号処理部に、地上からの送信コマンドに応じて、基準信号(クロック)を変更する機能を持たせれば、この基準信号に基づき検出器駆動部が発生する、光検出器の電荷蓄積ゲート部2、フローティングディフージョンアンプ4への駆動信号を変更することができ、軌道上で分解能を変更できるようになることはいうまでもない。
本実施の形態1によれば、パンクロマチックセンサ、マルチスペクトルセンサ、ハイパースペクトルセンサを混在させた人工衛星搭載光学センサにおいて、観測波長領域幅がそれぞれのセンサで異なるため分解能が異なっていても、同一の光検出器を使用できるため開発期間の短縮や開発コストの低減が図れる。
また、本実施の形態1によれば、パンクロマチックセンサ、マルチスペクトルセンサ、ハイパースペクトルセンサを混在させた人工衛星搭載光学センサにおいて、電荷蓄積ゲート部2とフローティングディフージョンアンプ4の駆動信号を除いて共通化可能であるため、光検出器を駆動する検出器駆動部や、光検出器の出力電圧信号を処理する信号処理部の回路が簡素となり、人工衛星搭載光学センサとしても小型化、軽量化が可能となる。
さらに、本実施の形態1によれば、電荷蓄積ゲート部2とフローティングディフージョンアンプ4の駆動信号を変更することで、人工衛星搭載光学センサの分解能を変更することが可能となる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る光検出器について図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態2に係る光検出器の構成を示すとともに、パンクロマチックセンサとして動作する様子を示す図である。また、図4は、この発明の実施の形態2に係る光検出器の構成を示すとともに、マルチスペクトルセンサとして動作する様子を示す図である。
図3及び図4において、この発明の実施の形態2に係る光検出器は、光を電荷に変換しかつ発生した電荷を人工衛星の移動を合わせて転送できる機能、すなわちTDI(Time Delay & Integration)機能をもつ垂直CCD部1a、1bと、垂直CCD部1a、1bから転送された電荷を駆動信号に基づき一定時間蓄積する電荷蓄積ゲート部2a、2bと、水平方向に電荷を転送する水平CCD部3a、3bと、水平CCD部3a、3bで転送された電荷を電気信号に変換するフローティングディフージョンアンプ4a、4bとが設けられている。
また、垂直CCD部1aと垂直CCD部1bは、電荷転送方向11a、11bの方向に0.5+n(nは整数)画素ずれ、水平CCD部3aと水平CCD部3bは、電荷転送方向12a、12bに0.5+m(mは整数、ここではm=0)画素ずれた配置となっている。
さらに、10a、10bはパンクロマチックセンサの1画素相当の画素、13a、13bは出力電圧信号、14a、14bはマルチスペクトルセンサの1画素相当の画素をそれぞれ表す。
つぎに、この実施の形態2に係る光検出器の動作について図面を参照しながら説明する。
まず、パンクロマチックセンサ用光検出器として用いる場合の動作について説明する。図3には示していないが、基準信号を発生するとともに、フローティングディフージョンアンプ4a、4bから出力される電圧信号13a、13bを処理する信号処理部と、この信号処理部からの基準信号に基づき電荷蓄積ゲート部2a、2b及びフローティングディフージョンアンプ4a、4bへ駆動信号(クロック)を出力する検出器駆動部とが人工衛星搭載光学センサに設けられている。
図3において、入射した光は、垂直CCD部1a、1bで光から電荷に変換される。この変換された電荷は、人工衛星の移動速度に略同期した速度で垂直CCD部1a、1bの電荷転送方向11a、11bに沿って転送される。
垂直CCD部1a、1bで発生し、かつ転送された電荷は電荷蓄積ゲート部2a、2bに転送され、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、1画素分の時間蓄積したのち、水平CCD部3a、3bに転送する。水平CCD部3a、3bでは、電荷転送方向12a、12bに沿って順次電荷を転送し、フローティングディフージョンアンプ4a、4bに転送する。フローティングディフージョンアンプ4a、4bでは、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、1画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換し出力する。
続いて、パンクロマチックセンサよりも分解能が略2倍大きいマルチスペクトルセンサに用いた場合の動作について説明する。図4には示していないが、基準信号を発生するとともに、フローティングディフージョンアンプ4a、4bから出力される電圧信号13a、13bを処理する信号処理部と、この信号処理部からの基準信号に基づき電荷蓄積ゲート部2a、2b及びフローティングディフージョンアンプ4a、4bへ駆動信号(クロック)を出力する検出器駆動部とが人工衛星搭載光学センサに設けられている。
図4において、入射した光は、垂直CCD部1a、1bで光から電荷に変換される。この変換された電荷は、人工衛星の移動速度に略同期した速度で垂直CCD部1a、1bの電荷転送方向11a、11bに沿って転送される。
垂直CCD部1a、1bで発生し、かつ転送された電荷は電荷蓄積ゲート部2a、2bに転送され、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、2画素分の時間蓄積したのち、水平CCD部3a、3bに転送する。水平CCD部3a、3bでは、電荷転送方向12a、12bに沿って順次電荷を転送し、フローティングディフージョンアンプ4a、4bに転送する。フローティングディフージョンアンプ4a、4bでは、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、2画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換し出力する。
上記の説明では、マルチスペクトルセンサの分解能をパンクロマチックセンサの略2倍としたが、分解能比を略整数倍として、検出器駆動部からの駆動信号に基づいて、整数分の時間、電荷蓄積ゲート部2a、2b及びフローティングディフージョンアンプ4a、4bで電荷蓄積を実施すればよいことはいうまでもない。
また、上記の説明では、「パンクロマチックセンサとマルチスペクトルセンサ」の組み合わせとしたが、「パンクロマチックセンサとハイパースペクトルセンサ」、「パンクロマチックセンサとマルチスペクトルセンサとハイパースペクトルセンサ」の組み合わせでもよいことはいうまでもない。
光検出器の電荷蓄積ゲート部2a、2b、フローティングディフージョンアンプ4a、4bへの駆動信号は、上述したように、人工衛星搭載光学センサの検出器駆動部より供給される。
従って、人工衛星搭載光学センサの信号処理部に、地上からの送信コマンドに応じて、基準信号(クロック)を変更する機能を持たせれば、この基準信号に基づき検出器駆動部が発生する、光検出器の電荷蓄積ゲート部2a、2b、フローティングディフージョンアンプ4a、4bへの駆動信号を変更することができ、軌道上で分解能を変更できるようになることはいうまでもない。
本実施の形態2によれば、パンクロマチックセンサ、マルチスペクトルセンサ、ハイパースペクトルセンサを混在させた人工衛星搭載光学センサにおいて、観測波長領域幅がそれぞれのセンサで異なるため分解能が異なっていても、同一の光検出器を使用できるため開発期間の短縮や開発コストの低減が図れる。
また、本実施の形態2によれば、パンクロマチックセンサ、マルチスペクトルセンサ、ハイパースペクトルセンサを混在させた人工衛星搭載光学センサにおいて、電荷蓄積ゲート部2a、2bとフローティングディフージョンアンプ4a、4bの駆動信号を除いて共通化可能であるため、光検出器を駆動する検出器駆動部や、光検出器の出力電圧信号を処理する信号処理部の回路が簡素となり、人工衛星搭載光学センサとしても小型化、軽量化が可能となる。
また、本実施の形態2によれば、電荷蓄積ゲート部2a、2bとフローティングディフージョンアンプ4a、4bの駆動信号を変更することで人工衛星搭載光学センサの分解能を変更することが可能となる。
さらに、本実施の形態2によれば、垂直CCD部1aに対して垂直CCD部1bが電荷転送方向11a、11bに0.5+n(nは整数)画素ずれ、水平CCD部3aに対して水平CCD部3bが電荷転送方向12a、12bに0.5+m(mは整数)画素ずれた配置となっているため、オーバーサンプリングの状態を満足し、垂直CCD部1a、1bの信号を地上で処理することにより高分解能化可能である。
この発明の実施の形態1に係る光検出器の構成を示すとともに、パンクロマチックセンサとして動作する様子を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光検出器の構成を示すとともに、マルチスペクトルセンサとして動作する様子を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る光検出器の構成を示すとともに、パンクロマチックセンサとして動作する様子を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る光検出器の構成を示すとともに、マルチスペクトルセンサとして動作する様子を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b 垂直CCD部、2、2a、2b 電荷蓄積ゲート部、3、3a、3b 水平CCD部、4、4a、4b フローティングディフージョンアンプ。

Claims (6)

  1. 光を電荷に変換しかつ発生した電荷を垂直方向に転送するTDI機能を持つ垂直CCD部と、
    前記垂直CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間蓄積する電荷蓄積ゲート部と、
    前記電荷蓄積ゲート部から転送された電荷を水平方向に転送する水平CCD部と、
    前記水平CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換して出力するフローティングディフージョンアンプと
    を備えたことを特徴とする光検出器。
  2. 請求項1記載の光検出器と、
    基準信号を発生する信号処理部と、
    前記信号処理部からの基準信号に基づいて前記電荷蓄積ゲート部及び前記フローティングディフージョンアンプへの駆動信号を出力する検出器駆動部と
    を備えたことを特徴とする人工衛星搭載光学センサ。
  3. 前記信号処理部は、地上からのコマンドにより前記基準信号を変化させ、
    前記検出器駆動部は、変化した基準信号に基づいて前記電荷蓄積ゲート部及び前記フローティングディフージョンアンプへの駆動信号を変化させる
    ことを特徴とする請求項2記載の人工衛星搭載光学センサ。
  4. 光を電荷に変換しかつ発生した電荷を垂直方向に転送するTDI機能を持つ第1の垂直CCD部と、
    前記第1の垂直CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間蓄積する第1の電荷蓄積ゲート部と、
    前記第1の電荷蓄積ゲート部から転送された電荷を水平方向に転送する第1の水平CCD部と、
    前記第1の水平CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換して出力する第1のフローティングディフージョンアンプとを有する第1の光検出器と、
    光を電荷に変換しかつ発生した電荷を垂直方向に転送するTDI機能を持つ第2の垂直CCD部と、
    前記第2の垂直CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間蓄積する第2の電荷蓄積ゲート部と、
    前記第2の電荷蓄積ゲート部から転送された電荷を水平方向に転送する第2の水平CCD部と、
    前記第2の水平CCD部から転送された電荷を、外部からの駆動信号に基づいて、1画素分又は複数画素分の時間の電荷蓄積を行い、蓄積された電荷量に応じた強度の電圧信号に変換して出力する第2のフローティングディフージョンアンプとを有する第2の光検出器とを備え、
    前記第1の垂直CCD部に対して第2の垂直CCD部が垂直方向に0.5+n(nは整数)画素ずれ、前記第1の水平CCD部に対して第2の水平CCD部が水平方向に0.5+m(mは整数)画素ずれて配置された
    ことを特徴とする光検出器。
  5. 請求項4記載の光検出器と、
    基準信号を発生する信号処理部と、
    前記信号処理部からの基準信号に基づいて前記第1及び第2の電荷蓄積ゲート部、並びに前記第1及び第2のフローティングディフージョンアンプへの駆動信号を出力する検出器駆動部と
    を備えたことを特徴とする人工衛星搭載光学センサ。
  6. 前記信号処理部は、地上からのコマンドにより前記基準信号を変化させ、
    前記検出器駆動部は、変化した基準信号に基づいて前記第1及び第2の電荷蓄積ゲート部、並びに前記第1及び第2のフローティングディフージョンアンプへの駆動信号を変化させる
    ことを特徴とする請求項5記載の人工衛星搭載光学センサ。
JP2007070604A 2007-03-19 2007-03-19 光検出器及び人工衛星搭載光学センサ Expired - Fee Related JP5042675B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070604A JP5042675B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 光検出器及び人工衛星搭載光学センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007070604A JP5042675B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 光検出器及び人工衛星搭載光学センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008236156A true JP2008236156A (ja) 2008-10-02
JP5042675B2 JP5042675B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=39908442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007070604A Expired - Fee Related JP5042675B2 (ja) 2007-03-19 2007-03-19 光検出器及び人工衛星搭載光学センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5042675B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011010641A1 (ja) * 2009-07-21 2011-01-27 Nec東芝スペースシステム株式会社 撮像装置、撮像方法、撮像回路及びプログラム
US20130076956A1 (en) * 2011-09-28 2013-03-28 Truesense Imaging, Inc. Time-delay-and-integrate image sensors having variable intergration times
JP2016082251A (ja) * 2014-10-09 2016-05-16 三菱電機株式会社 Ccdイメージセンサ及びその画素群の配置方法
WO2020158000A1 (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 三菱電機株式会社 監視制御装置、人工衛星および監視システム
WO2020217340A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29 三菱電機株式会社 衛星コンステレーション、地上設備および人工衛星
JP2021114652A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 三菱電機株式会社 Tdi方式イメージセンサ、及び撮像装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06319080A (ja) * 1993-05-10 1994-11-15 Mitsubishi Electric Corp プッシュブルーム走査型撮像装置
JPH11103369A (ja) * 1996-12-13 1999-04-13 Fuji Xerox Co Ltd 固体撮像素子およびその駆動方法、並びに画像読取装置および画像読取方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06319080A (ja) * 1993-05-10 1994-11-15 Mitsubishi Electric Corp プッシュブルーム走査型撮像装置
JPH11103369A (ja) * 1996-12-13 1999-04-13 Fuji Xerox Co Ltd 固体撮像素子およびその駆動方法、並びに画像読取装置および画像読取方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024167A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Nec Toshiba Space Systems Ltd 撮像装置、撮像方法、撮像回路及びプログラム
US9160950B2 (en) 2009-07-21 2015-10-13 Nec Toshiba Space Systems, Ltd. Image capturing apparatus, image capturing method, image capturing circuit, and program
WO2011010641A1 (ja) * 2009-07-21 2011-01-27 Nec東芝スペースシステム株式会社 撮像装置、撮像方法、撮像回路及びプログラム
US9503606B2 (en) 2011-09-28 2016-11-22 Semiconductor Components Industries, Llc Time-delay-and-integrate image sensors having variable integration times
US20130076956A1 (en) * 2011-09-28 2013-03-28 Truesense Imaging, Inc. Time-delay-and-integrate image sensors having variable intergration times
US20130076949A1 (en) * 2011-09-28 2013-03-28 Truesense Imaging, Inc. Time-delay-and-integrate image sensors having variable intergration times
US8736924B2 (en) 2011-09-28 2014-05-27 Truesense Imaging, Inc. Time-delay-and-integrate image sensors having variable integration times
US8964088B2 (en) * 2011-09-28 2015-02-24 Semiconductor Components Industries, Llc Time-delay-and-integrate image sensors having variable intergration times
US9049353B2 (en) * 2011-09-28 2015-06-02 Semiconductor Components Industries, Llc Time-delay-and-integrate image sensors having variable integration times
JP2016082251A (ja) * 2014-10-09 2016-05-16 三菱電機株式会社 Ccdイメージセンサ及びその画素群の配置方法
WO2020158000A1 (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 三菱電機株式会社 監視制御装置、人工衛星および監視システム
JPWO2020158000A1 (ja) * 2019-01-28 2021-09-09 三菱電機株式会社 監視制御装置、人工衛星および監視システム
JP7023389B2 (ja) 2019-01-28 2022-02-21 三菱電機株式会社 監視制御装置、人工衛星および監視システム
WO2020217340A1 (ja) * 2019-04-24 2020-10-29 三菱電機株式会社 衛星コンステレーション、地上設備および人工衛星
JPWO2020217340A1 (ja) * 2019-04-24 2021-10-14 三菱電機株式会社 衛星コンステレーション、地上設備および人工衛星
EP3960637A4 (en) * 2019-04-24 2022-04-13 Mitsubishi Electric Corporation CONSTELLATIONS OF SATELLITES, GROUND EQUIPMENT AND ARTIFICIAL SATELLITES
JP7139089B2 (ja) 2019-04-24 2022-09-20 三菱電機株式会社 衛星コンステレーション、地上設備および人工衛星
JP2021114652A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 三菱電機株式会社 Tdi方式イメージセンサ、及び撮像装置
JP7278226B2 (ja) 2020-01-16 2023-05-19 三菱電機株式会社 Tdi方式イメージセンサ、及び撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5042675B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5042675B2 (ja) 光検出器及び人工衛星搭載光学センサ
US20200162693A1 (en) Digital readout method and apparatus
EP3353572B1 (en) Time of flight distance sensor
US20140198183A1 (en) Sensing pixel and image sensor including same
EP1659380A1 (en) Optical spectrum sensor being switchable between hayperspectral and multispectral observation
US20140166858A1 (en) Methods of Operating Depth Pixel Included in Three-Dimensional Image Sensor and Methods of Operating Three-Dimensional Image Sensor
Wright et al. HYTI: thermal hyperspectral imaging from a CubeSat platform
US12020406B2 (en) Image signal processing method, image sensing device including an image signal processor
Gupta Acousto-optic tunable filters for infrared imaging
Hong et al. Airborne single-photon LiDAR towards a small-sized and low-power payload
JP2019514307A (ja) 撮像センサおよび画像情報を読み出すための方法
Ashcroft et al. Developments in HgCdTe avalanche photodiode technology and applications
Blommaert et al. CHIEM: A new compact camera for hyperspectral imaging
Nelms et al. Visible and infrared detector developments supported by the European Space Agency
Zheng et al. Analyses of infrared focal plane array figure of merit and its impact on sensor system trades
Livens et al. Advancing hyperspectral CubeSat monitoring with the CSIMBA IOD mission
US11974059B2 (en) Image sensor, method of sensing image, and electronic device including the same with different resolutions
Nesher et al. SCD solutions for missile warning system applications
Pratlong LiDAR Technologies and Detector Solutions
Corson et al. The HICO program-hyperspectral imaging of the coastal ocean from the international space station
WELLMAN et al. Experiments in infrared multispectral mapping of earth resources
Jerram et al. Design of image sensors for hyperspectral applications
Cai et al. FLAMES—High Speed Flash-LiDAR CMOS Imager for Landing Missions
Taylor et al. The Brazilian tunable filter imager for SOAR
Holman et al. A TESS Search for Distant Solar System Planets: A Feasibility Study

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees