JP2008236085A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力された画像データを低価格な機器構成で高速に回転処理することができるようにする。
【解決手段】画像入力装置10に入力された画像データは画像蓄積装置20にデータバス70を介して転送され、画像蓄積手段20に転送された画像データは画像回転手段40の入力バッファメモリ41にデータバス70を介して転送される。入力バッファメモリ41に転送された画像データはライトアドレス生成手段44が生成するライトアドレスに従って画像回転用メモリ42に入力された後、リードアドレス生成手段45によって生成されるリードアドレスに従って出力され、出力バッファメモリ46に供給される。アドレス切換手段43はライトアドレスおよびリードアドレスを切り替えて画像回転用メモリ42に供給する。出力バッファメモリ46から出力された画像データはデータバス70を介して画像出力手段30に転送される。
【選択図】図1

Description

本発明は画像処理装置に関し、特に、画像に対して回転処理を行う画像処理装置に関するものである。
特許文献1記載の発明では、画像入力手段から出力された画像データを画像バッファに入力し、画像を回転するデータの順序で画像バッファからデータを出力し、バスを経由して画像蓄積手段に回転後の画像データを入力する技術が開示されている。
また、特許文献2に記載の発明では、複数の回転バッファメモリとバースト転送用の回転メモリとを組合せ、入力画像を分割して複数の回転バッファに入力し、分割画像毎に画像を回転させ、その後、後段の回転メモリに複数個の分割画像をまとめて入力し、バースト転送で回転後の画像データを出力する技術が開示されている。
特開2000−231631公報 特開2005−346436公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、画像入力手段と回転手段が直結されているので、画像蓄積手段の画像回転ができない。また、回転処理が不要な場合の画像入力が、画像バッファを通過する分だけ遅くなる。また、入力画像データをそのまま一旦画像蓄積手段に蓄積し、画像蓄積手段から読み出した画像データを回転して画像出力手段に出力する形態にも適用可能なことが記されていが、これを実現する具体的な実施例は開示されていない。また、画像蓄積手段から読み出した画像データを回転して画像出力手段に出力するためには、画像蓄積手段から画像バスを経由して、画像バッファに画像データを転送し、画像回転手段を経由して画像送出手段へ画像データを転送する必要があるが、画像蓄積手段から画像バッファへの画像データの転送経路がなく、画像入力手段と画像蓄積手段と画像バッファと画像バスと画像回転手段との接続構成が不明である。
特許文献2に記載の発明では、メモリを多く使用するため、コスト高となるという問題がある。また、回転バッファ内のデータを再び後段の回転メモリに入力しているので、処理が遅くなるという問題もある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決し、小容量メモリを使用して低価格で、回転処理を高速化でき、蓄積画像も回転でき、回転不要な画像入力を高速化する画像処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像処理装置は、画像データを入力する入力画像保持手段と、前記入力画像保持手段によって保持された前記画像データを入出力する画像回転処理手段と、前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、前記ライトアドレス生成手段によって生成されたライトアドレスと、前記リードアドレス生成手段によって生成されたリードアドレスと、を切り替えて前記画像回転処理手段に供給するアドレス切換手段と、前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段とを有し、前記画像データは連続転送により前記入力画像保持手段に入力され、前記入力画像保持手段に入力され、保持された前記画像データは、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして出力されることを特徴とする。
請求項2に記載の画像処理装置は、画像入力手段と、画像蓄積手段と、画像回転手段と、画像出力手段とからなる画像処理装置であって、前記画像回転手段は、画像データを入力する入力画像保持手段と、入力画像保持手段によって入力され、保持された前記画像データを入出力する画像回転処理手段と、前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、ライトアドレス生成手段によって生成されたライトアドレスと、リードアドレス生成手段によって生成されたリードアドレスとを切り替えて前記画像回転処理手段に供給するアドレス切換手段と、前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段とを有し、前記画像回転処理手段の前記入力画像保持手段および前記出力画像保持手段と、前記画像入力手段と、前記画像蓄積手段と、前記画像出力手段とがデータバスで接続され、前記画像データは前記画像入力手段に入力され、前記画像入力手段に入力された前記画像データは前記画像蓄積手段に転送され、前記画像蓄積手段に転送された前記画像データは前記画像回転手段の前記入力画像保持手段に入力され、前記入力画像保持手段に入力され、保持された前記画像データは、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして前記画像蓄積手段に転送され、前記画像蓄積手段に転送された前記画像データが前記画像出力手段に転送され、前記画像出力手段から前記画像データが出力されることを特徴とする。
請求項3に記載の画像処理装置は、画像データを入力する入力画像保持手段と、前記入力画像保持手段によって保持された前記画像データを入出力する画像回転処理手段と、前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、ライトアドレス生成手段によって生成された前記ライトアドレスと、リードアドレス生成手段によって生成された前記リードアドレスと、を切り替えて前記画像回転処理手段に供給するアドレス切換手段と、前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段と、を回路書き換え可能な半導体デバイスによって構成し、前記回路を、入力された前記画像データを90度回転した画像データとして出力する回路に書き換えるための第1の回路データと、入力された前記画像データを180度回転した画像データとして出力する回路に書き換えるための第2の回路データと、入力された前記画像データを270度回転した画像データとして出力する回路に書き換えるための第3の回路データとを記憶する回路データ記憶手段と、前記回路データ記憶手段に記憶されている前記第1の回路データ、または前記第2の回路データ、または前記第3の回路データに基づいて前記回路を書き換える回路書換手段とを有し、前記画像データは連続転送により前記入力画像保持手段に入力され、前記入力画像保持手段によって入力され、保持された前記画像データは、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、前記回路書換手段によって書き換えられた回路に従って、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして出力されることを特徴とする。
請求項4に記載の画像処理装置は、所定のタイミングで交互に、画像データを入力する入力画像保持手段、前記入力画像保持手段によって保持された前記画像データを入力する画像回転処理手段、および前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段とからなる第1の回路と、前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、前記ライトアドレス生成手段によって生成された前記ライトアドレスに基づいて前記画像データを出力する前記画像回転処理手段と、前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段とからなる第2の回路と、を回路書き換え可能な半導体デバイスによって構成し、前記第1の回路を、入力された前記画像データを90度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第1の回路データと、前記第2の回路を、入力された前記画像データを90度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第2の回路データと、前記第1の回路を、入力された前記画像データを180度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第3の回路データと、前記第2の回路を、入力された前記画像データを180度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第4の回路データと、前記第1の回路を、入力された前記画像データを270度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第5の回路データと、前記第2の回路を、入力された前記画像データを270度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第6回路データとを記憶する回路データ記憶手段と、前記回路データ記憶手段に記憶されている前記第1の回路データ、第3の回路データ、第5の回路データに基づいて前記第1の回路を書き換え、前記第2の回路データ、前記第4の回路データ、前記第6の回路データに基づいて、前記画像回転処理手段に入力された前記画像データを保持したまま、前記第2の回路を書き換える回路書換手段と、を有し、前記第1の回路において、前記画像データが連続転送により前記入力画像保持手段に入力され、前記入力画像保持手段によって入力され、保持された前記画像データが、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、前記第2の回路において、前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして出力されることを特徴とする。
また、前記画像回転処理手段は、前記画像データを画像単位に分割して入出力するようにすることができる。
また、前記ライトアドレス生成手段は、前記画像単位に分割された前記画像データを前記画像回転処理手段に入力するときのライトアドレスを生成し、前記ライトアドレス生成手段は、前記画像単位に分割された前記画像データを前記画像回転処理手段から出力するときのリードアドレスを生成するようにすることができる。
また、前記画像データを90度回転させるときに前記ライトアドレス生成手段が生成する前記ライトアドレスは、前記画像データを前記画像回転処理手段に主走査方向の順に、かつ副走査方向の順に行が移動する方向に書き込むためのアドレスとすることができる。
また、前記画像データを90度回転させるときに前記リードアドレス生成手段が生成するリードアドレスは、前記画像回転手段から前記画像データを副走査方向の逆順に、かつ主走査方向の順に列が移動する方向に読み出すためのアドレスとすることができる。
また、前記画像データを180度回転させるときに前記ライトアドレス生成手段が生成する前記ライトアドレスは、前記画像データを前記画像回転処理手段に主走査方向の逆順にかつ副走査方向の順に行が移動する方向に書き込むためのアドレスとすることができる。
また、前記画像データを180度回転させるときに前記リードアドレス生成手段が生成するリードアドレスは、前記画像回転手段から前記画像データを主走査方向の順に、かつ副走査方向の逆順に行が移動する方向に読み出すためのアドレスとすることができる。
また、前記画像データを270度回転させるときに前記ライトアドレス生成手段が生成する前記ライトアドレスは、前記画像データを前記画像回転処理手段に主走査方向の順に、かつ副走査方向の順に行が移動する方向に書き込むためのアドレスとすることができる。
また、前記画像データを270度回転させるときに前記リードアドレス生成手段が生成するリードアドレスは、前記画像回転手段から前記画像データを副走査方向の順に、かつ主走査方向の逆順に列が移動する方向に読み出すためのアドレスとすることができる。
請求項1の画像処理装置によれば、入力画像保持手段と出力画像保持手段で、画像データの連続転送を行い、ライトアドレス生成手段が出力するライトアドレス順に画像データを画像回転処理手段に入力し、リードアドレス生成手段が出力するリードアドレス順に画像データを画像回転処理手段から出力して、入力された画像データを90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして出力しているので、画像回転処理を行う低価格で高速な画像処理装置を提供することができる。
請求項2の画像処理装置によれば、画像入力手段と、画像蓄積手段と、画像出力手段とがデータバスで接続され、画像データは入力画像保持手段に入力され、入力画像保持手段に入力された画像データは画像蓄積手段に転送され、画像蓄積手段に転送された画像データは画像回転手段の入力画像保持手段に入力されるので、画像蓄積手段に蓄積された画像データも回転させることができ、回転不要な画像データの入力を高速化する画像処理装置を提供することができる。
請求項3の画像処理装置によれば、回路書き換え可能な半導体デバイスによって、回路を入力画像を90度回転した画像データを出力する回路と、入力画像を180度回転した画像データを出力する回路と、入力画像を270度回転した画像データを出力する回路とに書き換えるので、小規模な半導体デバイスを使用して、低価格で処理が高速な画像処理装置を提供することができる。
請求項4の画像処理装置によれば、回路書き換え可能な半導体デバイスによって、入力画像保持手段と、画像回転処理手段と、画像回転処理手段に画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段とからなる第1の回路を構成して、入力された画像データをライトアドレス生成手段が出力するライトアドレス順に画像回転処理手段に入力した後、画像回転処理手段の画像データを保持したまま回路を書き換えて、出力画像保持手段と、画像回転処理手段と、画像回転処理手段から画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段とからなる第2の回路を構成し、リードアドレス生成手段が生成するリードアドレス順に画像回転処理手段から画像データを出力しているので、小規模な半導体デバイスを使用して、入力画像データを90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データを出力する低価格で処理が高速な画像処理装置を提供することができる。
また、画像回転処理手段が、画像データを画像単位に分割して入出力するようにすれば、小容量メモリによる画像回転処理を行う低価格で高速な画像処理装置を提供することができる。
図1に本発明の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。本実施の形態は、複写機、プリンタ、複合機(複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置の機能を有する機器)等における画像処理装置に適用可能である。
図1に示すように、本実施の形態は、画像を入力する画像入力手段10と、入力した画像データを蓄積する画像蓄積手段20と、蓄積された画像データを出力する画像出力手段30と、画像を90度、あるいは180度、あるいは270度回転させる画像回転手段と、画像入力手段10、画像蓄積手段20、画像出力手段30、および画像回転手段とを接続し、各種データをやり取りするためのデータバス70とから構成されている。
画像を回転する必要がない場合、画像入力手段10により画像データが入力され、入力された画像データがデータバス70を介して画像蓄積手段20に供給され、画像蓄積手段20によって画像データが蓄積され、画像蓄積手段20からデータバス70を介して画像出力手段30に画像データが転送され、画像出力手段30によって画像データが出力される。
画像を回転する必要がある場合、画像蓄積手段20からデータバス70を介して画像回転手段に画像データが転送され、回転後の画像データが再び、画像蓄積手段20に蓄積される。その後、蓄積された回転後の画像データが、画像蓄積手段20からデータバス70を介して画像出力手段30に転送され、画像が出力される。
図1においては、データバス70を介しての画像データの転送や装置全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)やメモリ等を含む制御手段や、装置を操作するための押しボタンや表示手段等を有するマンマシンインターフェースの図示は省略している。
画像入力手段10は、例えば、書類を光学的に読取り、画像データに変換するスキャナ11とすることができる。あるいは、ネットワーク経由でパーソナルコンピュータ等から画像データを入力するネットワークインターフェース12や、電話回線経由で送信されたファクシミリデータを受信して画像データをデータバス70に出力するファクシミリデータ受信装置であっても良い。
画像蓄積手段20は、例えば、ハードディスク装置や半導体メモリや光ディスク装置等の情報記録再生装置とすることができる。画像出力手段30は、例えば、画像データを紙に印刷して出力する印刷装置31とすることができる。あるいは、ネットワーク経由でパーソナルコンピュータ等へ画像データを出力するネットワークインターフェース12や、電話回線経由でファクシミリデータとして画像データを送信するファクシミリデータ送信装置であっても良い。
図2は、図1の画像処理装置が複写機である場合の構成例を示している。この場合、画像入力手段10はスキャナ11であり、画像出力手段30は印刷装置31である。
図3は、図1の画像処理装置がプリンタである場合の構成例を示している。この場合、画像入力手段10は画像データを入力するネットワークインターフェース12であり、画像出力手段30は印刷装置31である。
図4は、図1の画像処理装置が、複写機とプリンタとファクシミリ装置の機能を有する複合機である場合の構成例を示している。この場合、スキャナ11と、画像データを入力するときのネットワークインターフェース12と、ファクシミリデータを受信するときのファクシミリデータ送受信装置13とが図1の画像入力手段10に対応する。印刷装置31と、画像データを出力するときのネットワークインターフェース12と、ファクシミリデータを送信するときのファクシミリデータ送受信装置13が図1の画像出力手段30に対応する。
次に、図1の画像回転手段の構成および動作について説明する。画像回転手段は、データバス70から画像データを入力する入力バッファメモリ41と、入力バッファメモリ41が出力した画像データを入力する画像回転用メモリ42と、画像回転用メモリ42に画像データを入力するときのアドレスを生成するライトアドレス生成手段44と、画像回転用メモリ42から画像データを出力するときのアドレスを生成するリードアドレス生成手段45と、ライトアドレス生成手段44によって生成されたアドレスと、リードアドレス生成手段45によって生成されたアドレスと、を切り替えて画像回転用メモリ42に供給するアドレス切換手段43と、画像回転用メモリ42が出力した画像データを入力し、データバス70へ出力する出力バッファメモリ46とを有する。
画像回転用メモリ42は、例えば、ランダムアクセスが可能なSRAM(Static Random Access Memory)で構成されている。データバス70上では、高速にデータを転送するために、データを連続して転送するバースト転送によりデータ転送が行われる。
入力バッファメモリ41と出力バッファメモリ46は、バースト転送するときの連続したデータを一時的に保存するためのメモリである。例えば、一例として、16個の32ビットデータ(4バイトデータ)を連続して転送する場合であれば、16個×4バイト=64バイト以上のメモリ容量を持ったFIFO(First In First Out:先入れ先出しのバッファ回路)により入力バッファメモリ41と出力バッファメモリ46を構成する。あるいは、2個の64バイト、あるいはそれ以上のメモリを使用し、一方のメモリにデータを入力した後、他方のメモリにデータを入力しながら、データを出力して、交互にメモリの入出力を行うメモリ回路でも良い。
図5は、画像回転手段が、入力画像を90度回転させて出力する場合における、入力画像データと、画像回転用メモリ42への画像データの入力(ライト)方法および出力(リード)方法と、出力画像データとの関係を示している。
図5(a)は、入力画像、図5(b)は、画像回転用メモリ42、図5(c)は、出力画像である。図5(b)において、画像回転用メモリ42は2個の矩形で表されているが、実際には1個のメモリで構成されている。画像回転用メモリ42にデータを入力(ライト)するときと、データを出力(リード)するときとで、画像回転用メモリ42のアドレスの順序が異なることを示すために、ライトとリードに分けて図示している。
入力画像は、一例として、1画素を8ビットデータとし、主走査方向の画素数を5120、副走査方向の画素数(ライン数)を7040とし、モノクロの256階調の画像とする。一般に、コンピュータシステムのメモリを使用して画像データを入出力するときは、画像データを主走査方向の連続アドレス順に入出力し、データバス70上で画像データを連続して転送するバースト転送が最も高速である。
主走査方向の逆方向や副走査方向の読出しや書込みは高速にはできない。これはコンピュータシステムのメモリとしてよく使用されるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)の一般的な特性によるものである。本実施の形態においては、図1における画像蓄積手段20がSDRAMを内蔵し、入力画像データと出力画像データとを記憶する。また、本実施の形態では、画像データを高速に入出力するために、入力画像データと出力画像データをデータバス70経由で入出力するときには、画像データをそれぞれ主走査方向の順に入出力する。
まず、入力画像を正方形の画像単位の画像データに分割する。ここでは、一例として128画素×128ラインを画像単位とする。画像回転用メモリ42に、この画像単位の画像データを入力バッファメモリ41経由で入力し、画像単位毎に90度回転させる順序で画像データを出力し、出力バッファメモリ46経由でデータバス70に出力する。1画素が8ビットデータ(1バイトデータ)であるので、画像回転用メモリ42の容量は128バイト×128ライン=16384バイト以上あれば良い。
画像回転用メモリ42に画像データを入力するときは、入力画像に対応する画像データの画像単位内の主走査方向の順に、画像回転手段に画像データを入力し、画像回転用メモリ42の主走査方向に画像データを入力する。このときは、ライトアドレス生成手段44が画像回転用メモリ42のアドレスを生成し、アドレス切換手段43によって画像回転用メモリ42のアドレス端子にアドレス値を入力する。主走査方向の画像データの入力は、副走査方向に繰り返される。即ち、主走査方向に最初の(最上部の)1ライン分の画像データの画像回転用メモリ42への入力が終了すると、次のライン(下に隣接するライン)について同様に主走査方向に画像データを画像回転用メモリ42に入力する。以下同様にして、画像単位内の画像データが画像回転用メモリ42に入力される。
1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、アドレス切換手段43によって、画像回転用メモリ42のアドレス端子に、リードアドレス生成手段45が生成するアドレスが入力される。画像回転用メモリ42から画像データを出力するときは、画像回転用メモリ42の副走査方向の逆順に画像データが出力される。更に、副走査方向の逆順の画像データ出力が主走査方向に繰り返される。即ち、副走査方向の逆順に左端の1列分の画像データの画像回転用メモリ42への入力が終了すると、次の列(右隣の列)について副走査方向の逆順に画像データが画像回転用メモリ42に入力される。以下同様にして、画像単位内の画像データが画像回転用メモリ42に入力される。
このとき、リードアドレス生成手段45は、図5(b)に示すように、副走査方向の逆順に対応するアドレスを生成し、1列分の画像データの出力が終了すると、次の列について同様に副走査方向の逆順に対応するアドレスを生成する。リードアドレス生成手段45によって生成されたアドレスの順序で画像回転用メモリ42から出力された画像データは、出力バッファメモリ46経由でデータバス70に出力される。画像データの出力先のアドレスを、出力画像を画像単位に分割したときのアドレスとし、図5(c)に示すように、出力先において主走査方向順に出力することにより、1画像単位の90度回転処理が終了する。
この例では、図5(a)に示すように、入力画像は、主走査方向に5120÷128=40個の画像単位に分割し、副走査方向に7040÷128=55個の画像単位に分割しているので、40×55=2200個の画像単位に対して上記の処理が繰り返される。図5(c)に示すように、出力画像は、主走査方向に55個の画像単位、副走査方向に40個の画像単位に分割された画像になる。出力画像の各画像単位の画像は、該当する入力画像の各画像単位の画像を90度回転させた画像となる。このようにして、入力画像を90度回転して出力することができる。
図6は、画像回転手段で入力画像を180度回転させて出力するときの、入力画像データと画像回転用メモリ42への画像データの入力(ライト)方法および出力(リード)方法と、出力画像データとの関係を示している。図5の場合と同様に、図6(a)は入力画像、図6(b)は画像回転用メモリ42、図6(c)は出力画像である。図6(b)において、画像回転用メモリ42は2個の矩形で表されているが1個のメモリである。画像回転用メモリ42にデータを入力(ライト)するときと、データを出力(リード)するときとで、画像回転用メモリ42のアドレスの順序が異なることを示すために、ライトとリードに分けて図示している。
ここでも、入力画像は、1画素を8ビットデータとし、主走査方向の画素数を5120、副走査方向の画素数(ライン数)を7040とし、モノクロの256階調の画像とする。まず、入力画像を複数ライン分の画像単位に分割する。ここでは、一例として5120画素×10ラインを画像単位とする。画像回転手段のメモリに、この画像単位の画像データを入力バッファメモリ41経由で入力し、画像単位毎に180度回転させた順序で画像データを出力し、出力バッファメモリ46経由でデータバス70に出力する。1画素が8ビットデータ(1バイトデータ)であるので、画像回転用メモリ42の容量は5120バイト×10ライン=51200バイトで良い。
即ち、画像回転用メモリ42に画像データを入力するときは、入力画像の主走査方向の順に画像データを入力し、画像回転用メモリ42の主走査方向の逆方向に画像データを入力する。これにより、画像単位の画像は左右が逆転する。このときは、アドレス切換手段43によって、画像回転用メモリ42のアドレス端子に、ライトアドレス生成手段44が生成したアドレスを入力する。
1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、アドレス切換手段43によって、画像回転用メモリ42のアドレス端子に、リードアドレス生成手段45が生成するアドレスを入力する。画像回転用メモリ42から画像データを出力するときは、画像回転用メモリ42の主走査方向に出力し、1ライン分の画像データを出力し終えたら、副走査方向の逆方向に画像データを出力する。
リードアドレス生成手段45は、図6(b)に示すように、主走査方向の順に画像データを出力するようにアドレスを生成し、1ライン分の画像データが出力されたら副走査方向の逆方向の次のライン(図6(b)では上に隣接するライン)の画像データを出力するようにアドレスを生成する。以下、同様にして、図6(b)に示したような順に画像単位内の画像データを出力するためのアドレスを生成する。
これにより、画像回転用メモリ42上の画像は、上下が逆転して出力される。この順序で出力された画像データは、出力バッファメモリ46経由でデータバス70に出力される。出力先のアドレスを、出力画像を画像単位に分割したときのアドレス値とし、主走査方向順に出力することにより、1画像単位の180度回転処理が終了する。
入力画像は、副走査方向に7040÷10=704個の画像単位に分割しているので、704個の画像単位に対して上記の処理を繰り返す。出力画像は、副走査方向に704個の画像単位に分割された画像になる。出力画像の各画像単位の画像は、該当する入力画像の各画像単位の画像の左右と上下を逆転させた、つまり180度回転させた画像となる。このようにして、入力画像を180度回転して出力することができる。
図7は、画像回転手段で入力画像を270度回転させて出力するときの、入力画像データと、画像回転用メモリ42への画像データの入力(ライト)方法および出力(リード)方法と、出力画像データとの関係を示している。図5および図6の場合と同様に、図7(a)は、入力画像、図7(b)は、画像回転用メモリ42、図7(c)は、出力画像を示している。図7(b)において、画像回転用メモリ42は2個の矩形で表されているが実際には1個のメモリである。画像回転用メモリ42にデータを入力(ライト)するときと、データを出力(リード)するときとで、画像回転用メモリ42のアドレスの順序が異なることを示すために、ライトとリードに分けて図示している。
ここでも、入力画像は1画素を8ビットデータとし、主走査方向の画素数を5120、副走査方向の画素数(ライン数)を7040とし、モノクロの256階調の画像とする。まず、入力画像を正方形の画像単位に分割する。図5に示した90度回転の場合と同様に、128画素×128ラインを画像単位とする。画像回転用メモリ42に、この画像単位の画像データを入力バッファメモリ41経由で入力し、画像単位毎に270度回転させるような順序で画像データを出力し、出力バッファメモリ46経由でデータバス70に出力する。1画素が8ビットデータ(1バイトデータ)であるので、画像回転用メモリ42の容量は128バイト×128ライン=16384バイト以上あれば良い。
画像回転用メモリ42に画像データを入力するときは、入力画像データの画像単位内の主走査方向の順に、画像回転手段に画像データを入力し、画像回転用メモリ42の主走査方向に画像データを入力する。このときは、アドレス切換手段43によって、画像回転用メモリ42のアドレス端子に、ライトアドレス生成手段44が生成したアドレスを入力する。
1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、アドレス切換手段43によって、画像回転用メモリ42のアドレス端子に、リードアドレス生成手段45が生成するアドレスを入力する。画像回転用メモリ42から画像データを出力するときは、画像回転用メモリ42の副走査方向に画像データを出力する。更に、副走査方向の画像データ出力を主走査方向の逆順に繰り返す。
即ち、リードアドレス生成手段45は、図7(b)に示す方向の順に画像データを出力するようにアドレスを生成する。この順序で出力した画像データを出力バッファメモリ46経由でデータバス70に出力する。出力先の画像データのアドレスを、出力画像を画像単位に分割したときのアドレス値とし、主走査方向順に出力して、1画像単位の270度回転処理が終了する。
入力画像は、主走査方向に5120÷128=40個の画像単位に分割され、副走査方向に7040÷128=55個の画像単位に分割されているので、40×55=2200個の画像単位に対して上記の処理が繰り返される。出力画像は、主走査方向に55個の画像単位、副走査方向に40個の画像単位に分割された画像になる。出力画像の各画像単位の画像は、該当する入力画像の各画像単位の画像を270度回転させた画像である。このようにして、入力画像を270度回転して出力することができる。
以上説明したように、入力バッファメモリ41と出力バッファメモリ46を使用して、データバス70上はバースト転送によってデータを高速転送し、入力画像と出力画像のどちらも主走査方向順にデータを入出力し、入力画像を分割した画像単位の小容量の画像回転用メモリ42を使用して、画像単位毎の90度、あるいは180度、あるいは270度の回転処理を行うことにより、小容量メモリによる高速処理ができる。
また、図1では、画像回転手段と、画像入力手段10と、画像蓄積手段20と、画像出力手段30とをデータバス70で接続し、画像入力手段10から画像蓄積手段20への画像データ転送と、画像蓄積手段20から画像出力手段30への画像データ転送と、画像蓄積手段20と画像回転手段との間の画像データ転送ができるので、蓄積画像の回転処理ができるとともに、回転不要な画像入力を高速化することができる。
また、上述した画像回転手段は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)として実現できる。90度回転処理回路と180度回転処理回路と270度回転処理回路とを含む回路としてASIC化することができる。あるいは、90度回転処理回路と180度回転処理回路と270度回転処理回路に共通の部分は1組の回路のみを内蔵し、ライトアドレス生成手段44とリードアドレス生成手段45のみを、90度回転処理用と180度回転処理用と270度回転処理用とをそれぞれ内蔵して切換える等の方法でも実現できる。
画像回転手段は、回路書き換えが可能な半導体デバイスを使用して実現することができる。回路書き換えが可能な半導体デバイスとしては、FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)等がある。どちらも、半導体デバイス内部に回路を書き換えるための制御部を内蔵し、外部から回路データを入力することで、内部に回路を実現する。そして、異なる回路データを入力することで、内部回路の書き換えができる。
図8は、FPGA51を使用した画像回転手段50の構成例を示すブロック図である。画像回転手段50は、画像回転処理を行うFPGA51と、FPGA51に回路データを入力するための制御を行うCPU53と、回路データを記憶するCPU用メモリと54を有する。CPU用メモリ54には、90度回転処理回路データと、180度回転処理回路データと、270度回転処理回路データが記憶される。
FPGA51で行う画像回転処理の回転角度が90度の場合は、CPU用メモリ54から90度回転処理回路データを出力してFPGAの回路書き換え制御部52に入力し、回路を90度回転処理回路に書き換えて、90度回転処理を実行する。FPGA51で行う画像回転処理の回転角度が180度の場合は、CPU用メモリ54から180度回転処理回路データを出力してFPGAの回路書き換え制御部52に入力して、回路を180度回転処理回路に書き換えて、180度回転処理を実行する。FPGA51で行う画像回転処理の回転角度が270度の場合は、CPU用メモリ54から270度回転処理回路データを出力してFPGAの回路書き換え制御部52に入力して、回路を270度回転処理回路に書き換えて、270度回転処理を実行する。
このように、FPGA51に必要な回路データは、CPU用メモリ54から該当する回路データが読み出されてその都度書き換えられ、書き換えられた回路データに基づいて処理が実行される。これにより、3種類の回路を内蔵する必要がないので、小規模な半導体デバイスを使用でき、低価格で処理が高速な画像処理装置を提供できる。
回路書き換えが可能な半導体デバイスには、上記のFPGAやPLD以外にも、参考文献(Design Wave Magazine 2004年8月号 P.30-35 第2章 DAPDNAのデバイス・アーキテクチャ CQ出版社:添付のPDFファイルは、その雑誌の抜粋資料の一部分であるため、ページは P.12-17 になっている)に記載されているように、ダイナミック・リコンフィギャラブル(動的再構成可能)技術を使ったLSI(Large Scale Integrated Circuit)の一つとして「DAPDNA−2」(登録商標)がある。以下にその概要を説明する。
DAPDNA−2は、主にシーケンシャルな処理を行うRISC(Reduced Instruction Set Computer)プロセッサ・コア「DAP(Digital Application Processor)」と、大規模なデータ処理や演算処理を行う2次元アレイ構造の「DNA(Distributed Network Architecture)マトリックス」を内蔵したLSIである。DNAマトリックスが動的に回路構成を切り換えられる部分である。回路構成の切り換え制御はDAPが行う。DNAマトリックス内で構成される回路は、2次元アレイ状に並んだ演算器の接続と、各演算器の動作を設定するデータによって定義される。1つの回路構成を定義するデータをコンフィグレーションデータと呼び、外部メモリに保存できる。
DNAマトリックス内のコンフィグレーションメモリは、3個のバックグラウンド・バンクと実行用バンクからなり、外部メモリに格納されたコンフィグレーションデータは、いずれのバンクへも転送できる。実行用バンクに転送されたコンフィグレーションデータによって、DNAマトリックス内に回路が構成される。バックグラウンド・バンクから実行用バンクへコンフィグレーションデータを転送することで、DNAマトリックスの回路構成を変更できる。つまり回路を書き換えることができる。バックグラウンド・バンクから実行用バンクへのコンフィグレーションデータの転送は1クロックで行うことができる。また、DNAマトリックス内には、RAMを内蔵する演算器もあり、内部メモリとして使用できる。更に、RAMの内容は回路を書き換えても保持される。
以上概説したように、DAPDNA−2はFPGAやPLDとは異なり、高速の回路書き換えが可能で、内部のメモリの内容を保持したまま回路書き換えが可能である。
図9は、DAPDNA−2(61)を使用した画像回転手段の実施の形態を示している。画像回転手段は、DAPDNA−2(61)と、SDRAM68と、ROM(Read Only Memory)69とからなる。DAPDNA−2(61)内のPCI(Peripheral Component Interconnect)インターフェース61でデータバス70とDAPDNA−2(61)とを接続し、画像入力手段10、画像蓄積手段20、画像出力手段30との間で画像データの転送を行う。また、SDRAMインターフェース63を介してSDRAM68を接続し、データバス70から入力した画像データをSDRAM68に入力したり、SDRAM68上の画像データをデータバス70に出力したりする。また、ROMインターフェース64を介してROM69を接続し、DAP66で実行するプログラムやDNAマトリックス67内の回路を構成するためのコンフィグレーションデータをROM69からDAPDNA−2(61)に入力する。
ROM69に記憶させるコンフィグレーションデータは以下である。
(1)90度回転メモリライト処理回路データ
(2)90度回転メモリリード処理回路データ
(3)180度回転メモリライト処理回路データ
(4)180度回転メモリリード処理回路データ
(5)270度回転メモリライト処理回路データ
(6)270度回転メモリリード処理回路データ
以下に、図9の実施の形態で、入力画像を90度回転して出力するときの動作について説明する。まず、ROM69から90度回転メモリライト処理回路データと、90度回転メモリリード処理回路データとをリードし、DNAマトリックス67内の2個のバックグラウンド・バンクに格納する。次に、1個のバックグラウンド・バンク内の90度回転メモリライト処理回路データを実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、図10の上部に示す回路(入力バッファメモリ41、画像回転用メモリ42、ライトアドレス生成手段44からなる回路)が構成される。
そして、データバス70経由で入力画像を入力し、SDRAM68に記憶する。SDRAM68は、入力画像のデータ量と、入力画像を90度回転させた後の出力画像のデータ量(入力画像と同じデータ量)とを合わせたデータ量以上のデータ容量を持つ。SDRAM68上の入力画像を、図5に示した方法で90度回転させ、出力画像をSDRAM68に出力する。90度回転処理がすべて終了した後は、SDRAM68上には、入力画像と出力画像が記憶される。
入力画像を分割した画像単位の画像データを、SDRAM68からSDRAMインターフェース63とスイッチバス65を経由して、バースト転送でDNAマトリックス67に転送する。DNAマトリックス67内の入力バッファメモリ41に入力された画像データを画像回転用メモリ42に、ライトアドレス生成手段44が生成するアドレス順に入力する。
1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、90度回転メモリリード処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、図10の下部に示す回路(出力バッファメモリ46、画像回転用メモリ42、リードアドレス生成手段45からなる回路)が構成される。つまり、回路が書き換えられる。このとき、画像回転用メモリ42内の画像データは保持されている。
その後、画像回転用メモリ42内の画像データをリードアドレス生成手段45が生成するアドレス順に出力し、出力バッファメモリ46に入力する。そして、出力バッファメモリ46からSDRAM68へ、スイッチバス65とSDRAMインターフェース63を介してバースト転送で画像データを転送する。1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42からSDRAM68へ転送し終えたら、再び、90度回転メモリライト処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、再び図10の上部に示す回路が構成される。即ち、再び回路が書き換えられる。
そして、次の画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力する。1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、90度回転メモリリード処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送し、DNAマトリックス67内の回路を図10の下部に示す回路に書き換える。そして、画像回転用メモリ42内の画像データを出力する。このようにして、1画像単位毎に、図10の上部と下部に示した回路に書き換え、画像回転用メモリ42への画像データの入出力を行って、入力画像の90度回転処理を行う。
以下に、図9の実施の形態で、入力画像を180度回転して出力するときの動作を説明する。まず、ROM69から180度回転メモリライト処理回路データと、180度回転メモリリード処理回路データとをリードし、DNAマトリックス67内の2個のバックグラウンド・バンクに格納する。次に、1個のバックグラウンド・バンク内の180度回転メモリライト処理回路データを実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、図10の上部に示す回路が構成される。
そして、データバス70経由で入力画像を入力し、SDRAM68に記憶する。SDRAM68上の入力画像を、図6に示した方法で180度回転させ、出力画像をSDRAM68に出力する。180度回転処理がすべて終了した後は、SDRAM68上には、入力画像と出力画像が記憶される。
入力画像を分割した画像単位の画像データを、SDRAM68からSDRAMインターフェース63とスイッチバス65を経由して、バースト転送でDNAマトリックス67に転送する。DNAマトリックス67内の入力バッファメモリ41に入力された画像データを画像回転用メモリ42に、ライトアドレス生成手段44が生成するアドレス順に入力する。
1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、180度回転メモリリード処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、図10の下部に示す回路が構成される。つまり、回路が書き換えられる。このとき、画像回転用メモリ42内の画像データは保持されている。
その後、画像回転用メモリ42内の画像データをリードアドレス生成手段45が生成するアドレス順に出力し、出力バッファメモリ46に入力する。そして、出力バッファメモリ46からSDRAM68へ、スイッチバス65とSDRAMインターフェース63を介してバースト転送で画像データを転送する。1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42からSDRAM68へ転送し終えたら、再び、180度回転メモリライト処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、再び図10の上部に示す回路が構成される。即ち、再び回路が書き換えられる。
そして、次の画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力する。1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、180度回転メモリリード処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送し、DNAマトリックス67内の回路を図10の下部に示す回路に書き換える。そして、画像回転用メモリ42内の画像データを出力する。このようにして、1画像単位毎に、図10の上部と下部に示した回路に書き換え、画像回転用メモリ42への画像データの入出力を行って入力画像の180度回転処理を行う。
以下に、図9の実施の形態で、入力画像を270度回転して出力するときの動作を説明する。まず、ROM69から270度回転メモリライト処理回路データと、270度回転メモリリード処理回路データとをリードし、DNAマトリックス67内の2個のバックグラウンド・バンクに格納する。次に、1個のバックグラウンド・バンク内の270度回転メモリライト処理回路データを実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、図10の上部に示す回路が構成される。
そして、データバス70経由で入力画像を入力し、SDRAM68に記憶する。SDRAM68上の入力画像を、図7に示した方法で270度回転させ、出力画像をSDRAM68に出力する。270度回転処理がすべて終了した後は、SDRAM68上には、入力画像と出力画像が記憶される。
入力画像を分割した画像単位の画像データを、SDRAM68からSDRAMインターフェース63とスイッチバス65を経由して、バースト転送でDNAマトリックス67に転送する。DNAマトリックス67内の入力バッファメモリ41に入力された画像データを画像回転用メモリ42に、ライトアドレス生成手段44が生成するアドレス順に入力する。
1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、270度回転メモリリード処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、図10の下部に示す回路が構成される。つまり、回路が書き換えられる。このとき、画像回転用メモリ42内の画像データは保持されている。
その後、画像回転用メモリ42内の画像データをリードアドレス生成手段45が生成するアドレス順に出力し、出力バッファメモリ46に入力する。そして、出力バッファメモリ46からSDRAM68へ、スイッチバス65とSDRAMインターフェース63を介してバースト転送で画像データを転送する。1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42からSDRAM68へ転送し終えたら、再び、270度回転メモリライト処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送する。これにより、DNAマトリックス67内には、再び図10の上部に示す回路が構成される。即ち、再び回路が書き換えられる。
そして、次の画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力する。1画像単位の画像データを画像回転用メモリ42に入力し終えたら、270度回転メモリリード処理回路データをバックグラウンド・バンクから実行用バンクに転送し、DNAマトリックス67内の回路を図10の下部に示す回路に書き換える。そして、画像回転用メモリ42内の画像データを出力する。このようにして、1画像単位毎に、図10の上部と下部に示した回路に書き換え、画像回転用メモリ42への画像データの入出力を行って入力画像の270度回転処理を行う。
DAPDNA−2(61)は、高速の回路書き換えが可能なので、書き換えによって処理時間が長くなることはない。しかも、画像回転用メモリ42への画像データの入力時と出力時とで回路を分けているので、DNAマトリックス67の規模は小さくて済む。従って、小規模な半導体デバイスを使用して、低価格で処理が高速な90度、あるいは、180度、あるいは270度回転処理を行う画像処理装置を提供できる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明は、複写機、プリンタ、スキャナ11、ファクシミリ装置等の画像処理装置に限らず、画像に対して回転処理を行うその他の装置にも適用することができる。
本発明の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図1の画像処理装置が複写機である場合の構成例を示す図である。 図1の画像処理装置がプリンタである場合の構成例を示す図である。 図1の画像処理装置が、複写機とプリンタとファクシミリ装置の機能を有する複合機である場合の構成例を示す図である。 画像回転手段が、入力画像を90度回転させて出力する場合における、入力画像データと、画像回転用メモリ42への画像データの入力(ライト)方法および出力(リード)方法と、出力画像データとの関係を示す図である。 画像回転手段で入力画像を180度回転させて出力するときの、入力画像データと画像回転用メモリ42への画像データの入力(ライト)方法および出力(リード)方法と、出力画像データとの関係を示す図である。 画像回転手段で入力画像を270度回転させて出力するときの、入力画像データと、画像回転用メモリ42への画像データの入力(ライト)方法および出力(リード)方法と、出力画像データとの関係を示す図である。 FPGA51を使用した画像回転手段の構成例を示すブロック図である。 DAPDNA−2を使用した画像回転手段の実施の形態を示すブロック図である。 DNAマトリックスの回路構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 画像入力手段、10、11 スキャナ、11、12 ネットワークインターフェース、12、13 ファクシミリデータ送受信装置、13、20 画像蓄積手段、20、30 画像出力手段、30、31 印刷装置、31、40、50、60 画像回転手段、41 入力バッファメモリ、41、42 画像回転用メモリ、42、43 アドレス切換手段、43、44 ライトアドレス生成手段、44、45 リードアドレス生成手段、45、46 出力バッファメモリ、46、51 FPGA、52 回路書き換え制御部、53 CPU、54 CPU用メモリ、61 DAPDNA−2、62 PCIインターフェース、63 SDRAMインターフェース、64 ROMインターフェース、65 スイッチバス、66 DAP、67 DNAマトリックス、68 SDRAM、69 ROM、70 データバス

Claims (12)

  1. 画像データを入力する入力画像保持手段と、
    前記入力画像保持手段によって保持された前記画像データを入出力する画像回転処理手段と、
    前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、
    前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、
    前記ライトアドレス生成手段によって生成された前記ライトアドレスと、前記リードアドレス生成手段によって生成されたリードアドレスとを切り替えて前記画像回転処理手段に供給するアドレス切換手段と、
    前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段と、を有し、
    前記画像データは連続転送により前記入力画像保持手段に入力され、
    前記入力画像保持手段に入力され、保持された前記画像データは、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、
    前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、
    前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして出力されることを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像入力手段と、画像蓄積手段と、画像回転手段と、画像出力手段とからなる画像処理装置であって、
    前記画像回転手段は、
    画像データを入力する入力画像保持手段と、
    入力画像保持手段によって入力され、保持された前記画像データを入出力する画像回転処理手段と、
    前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、
    前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、
    ライトアドレス生成手段によって生成されたライトアドレスと、リードアドレス生成手段によって生成されたリードアドレスとを切り替えて前記画像回転処理手段に供給するアドレス切換手段と、
    前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段と、を有し、
    前記画像回転処理手段の前記入力画像保持手段および前記出力画像保持手段と、前記画像入力手段と、前記画像蓄積手段と、前記画像出力手段とがデータバスで接続され、
    前記画像データは前記画像入力手段に入力され、
    前記画像入力手段に入力された前記画像データは前記画像蓄積手段に転送され、
    前記画像蓄積手段に転送された前記画像データは前記画像回転手段の前記入力画像保持手段に入力され、
    前記入力画像保持手段に入力され、保持された前記画像データは、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、
    前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、
    前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして前記画像蓄積手段に転送され、
    前記画像蓄積手段に転送された前記画像データが前記画像出力手段に転送され、
    前記画像出力手段から前記画像データが出力されることを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像データを入力する入力画像保持手段と、
    前記入力画像保持手段によって保持された前記画像データを入出力する画像回転処理手段と、
    前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段と、
    前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、
    ライトアドレス生成手段によって生成された前記ライトアドレスと、リードアドレス生成手段によって生成された前記リードアドレスとを切り替えて前記画像回転処理手段に供給するアドレス切換手段と、
    前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段と、を回路書き換え可能な半導体デバイスによって構成し、
    前記回路を、入力された前記画像データを90度回転した画像データとして出力する回路に書き換えるための第1の回路データと、入力された前記画像データを180度回転した画像データとして出力する回路に書き換えるための第2の回路データと、入力された前記画像データを270度回転した画像データとして出力する回路に書き換えるための第3の回路データとを記憶する回路データ記憶手段と、
    前記回路データ記憶手段に記憶されている前記第1の回路データ、または前記第2の回路データ、または前記第3の回路データに基づいて前記回路を書き換える回路書換手段と、を有し、
    前記画像データは連続転送により前記入力画像保持手段に入力され、
    前記入力画像保持手段によって入力され、保持された前記画像データは、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、
    前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、
    前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、前記回路書換手段によって書き換えられた回路に従って、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして出力されることを特徴とする画像処理装置。
  4. 所定のタイミングで交互に、画像データを入力する入力画像保持手段、前記入力画像保持手段によって保持された前記画像データを入力する画像回転処理手段、および前記画像回転処理手段に前記画像データを入力するときのライトアドレスを生成するライトアドレス生成手段とからなる第1の回路と、前記画像回転処理手段から前記画像データを出力するときのリードアドレスを生成するリードアドレス生成手段と、前記ライトアドレス生成手段によって生成された前記ライトアドレスに基づいて前記画像データを出力する前記画像回転処理手段と、前記画像回転処理手段が出力した前記画像データを保持して出力する出力画像保持手段とからなる第2の回路を回路書き換え可能な半導体デバイスによって構成し、
    前記第1の回路を、入力された前記画像データを90度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第1の回路データと、前記第2の回路を、入力された前記画像データを90度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第2の回路データと、前記第1の回路を、入力された前記画像データを180度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第3の回路データと、前記第2の回路を、入力された前記画像データを180度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第4の回路データと、前記第1の回路を、入力された前記画像データを270度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第5の回路データと、前記第2の回路を、入力された前記画像データを270度回転した画像データとして出力するように動作する回路に書き換えるための第6回路データとを記憶する回路データ記憶手段と、
    前記回路データ記憶手段に記憶されている前記第1の回路データ、第3の回路データ、第5の回路データに基づいて前記第1の回路を書き換え、前記第2の回路データ、前記第4の回路データ、前記第6の回路データに基づいて、前記画像回転処理手段に入力された前記画像データを保持したまま、前記第2の回路を書き換える回路書換手段と、を有し、
    前記第1の回路において、
    前記画像データが連続転送により前記入力画像保持手段に入力され、
    前記入力画像保持手段によって入力され、保持された前記画像データが、前記アドレス切換手段が出力する前記ライトアドレス順に前記画像回転処理手段に入力され、
    前記第2の回路において、
    前記アドレス切換手段が出力する前記リードアドレス順に前記画像回転処理手段から画像データが出力され、前記出力画像保持手段に入力され、
    前記出力画像保持手段から前記画像データが連続転送により、90度、あるいは180度、あるいは270度回転した画像データとして出力されることを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記画像回転処理手段は、前記画像データを画像単位に分割して入出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記ライトアドレス生成手段は、前記画像単位に分割された前記画像データを前記画像回転処理手段に入力するときのライトアドレスを生成し、前記ライトアドレス生成手段は、前記画像単位に分割された前記画像データを前記画像回転処理手段から出力するときのリードアドレスを生成することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像データを90度回転させるときに前記ライトアドレス生成手段が生成する前記ライトアドレスは、前記画像データを前記画像回転処理手段に主走査方向の順に、かつ副走査方向の順に行が移動する方向に書き込むためのアドレスであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像データを90度回転させるときに前記リードアドレス生成手段が生成するリードアドレスは、前記画像回転手段から前記画像データを副走査方向の逆順に、かつ主走査方向の順に列が移動する方向に読み出すためのアドレスであることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像データを180度回転させるときに前記ライトアドレス生成手段が生成する前記ライトアドレスは、前記画像データを前記画像回転処理手段に主走査方向の逆順にかつ副走査方向の順に行が移動する方向に書き込むためのアドレスであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像データを180度回転させるときに前記リードアドレス生成手段が生成するリードアドレスは、前記画像回転手段から前記画像データを主走査方向の順に、かつ副走査方向の逆順に行が移動する方向に読み出すためのアドレスであることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記画像データを270度回転させるときに前記ライトアドレス生成手段が生成する前記ライトアドレスは、前記画像データを前記画像回転処理手段に主走査方向の順に、かつ副走査方向の順に行が移動する方向に書き込むためのアドレスであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 前記画像データを270度回転させるときに前記リードアドレス生成手段が生成するリードアドレスは、前記画像回転手段から前記画像データを副走査方向の順に、かつ主走査方向の逆順に列が移動する方向に読み出すためのアドレスであることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
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