JP2008233259A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008233259A
JP2008233259A JP2007069520A JP2007069520A JP2008233259A JP 2008233259 A JP2008233259 A JP 2008233259A JP 2007069520 A JP2007069520 A JP 2007069520A JP 2007069520 A JP2007069520 A JP 2007069520A JP 2008233259 A JP2008233259 A JP 2008233259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
display device
counter electrode
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007069520A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiro Yamano
敦浩 山野
Shigenori Maeda
重徳 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Central Inc
Original Assignee
Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority to JP2007069520A priority Critical patent/JP2008233259A/ja
Publication of JP2008233259A publication Critical patent/JP2008233259A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

【課題】液晶表示装置からの音なりを防止し、かつ、画質的に良好な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】対向電極が走査線16と平行に形成された複数本の対向電極線30から構成され、これら対向電極線30は1本ごとに極性が異なるように対向電圧が印加され、かつ、前記極性が所定期間毎に反転するものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、対向電極の対向電圧を映像信号の極性と共に反転させる液晶表示装置に関するものである。
従来より、1フレーム毎に映像信号の極性を反転させるライン反転駆動法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
上記のようなライン反転駆動の場合において、フレームレートを60Hz程度に設定すると、対向電極の反転周波数が可聴周波数領域に入り、液晶表示装置から音なりが発生してしまう場合がある。例えば、携帯電話等に用いられている液晶表示装置においては、走査線の本数が160本のQQVGA(160x120RGB)であり、対向電極の反転周波数は、60Hzx160/2=4.8kHzとなる。
また、走査線の本数が320本のQVGA(320x240RGB)の場合には、対向電極の反転周波数は、60Hzx320/2=9.6kHzとなる。
即ち、携帯電話等に使用される走査線本数が160〜320本程度の液晶表示装置では、フレームレートが60Hzの場合、その対向電極の反転周波数は4.8kHz〜9.6kHzである。この周波数は、人間の可聴周波数領域(20〜20kHz)にあり、液晶表示装置は容量性であることから、コンデンサの音なりと同じ原理で液晶表示装置からの音なりが聞こえてしまう。特に、携帯電話の場合には人間の耳に近づけて使用するためこの音なりが問題となる。
特開平8−51584号公報
上記問題を解決するために、従来では下記のような方法が考えられている。
第1の方法は、対向電極を固定したライン反転駆動を行う。
第2の方法は、ライン反転駆動を止めてフレーム反転駆動を行う。
第3の方法は、ライン反転駆動を止めて、カラム反転駆動法やドット反転駆動を行う。
第1の方法の場合には、対向電極を固定するため原理的に液晶表示装置から音なりは発生しないが、交流駆動を実現するために信号線の駆動振幅が大きくなり、0.25μmや0.18μm等の微細加工の液晶ドライバーICでは実現できないという問題点がある。
第2の方法の場合には、対向電極の反転周波数は、60Hzx1/2=30Hzとなり、人間の可聴周波数ぎりぎりの値であり、かつ、低音側であるので殆ど音なりは聞こえないが、クロストークの発生など画質的な問題が発生する。
第3の方法の場合には、対向電極の反転周波数は、例えばQQVGAの場合において、60Hzx160x120/2=576kHzとなり、人間の可聴周波数を超えているので音なりは聞こえないが、点順次駆動が必要となり、TFTの駆動能力が低いアモルファスシリコンを用いた液晶表示装置では実現できないという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、液晶表示装置からの音なりを防止し、かつ、画質的に良好な液晶表示装置を提供する。
本発明は、絶縁基板上に配線された複数本の信号線と、前記複数本の信号線と直交するように配線された複数本の走査線と、前記信号線と前記走査線の交叉部近傍に形成されたスイッチング素子と、を含んだアレイ基板と、前記アレイ基板に液晶層を介して配され、かつ、絶縁基板上に透明な対向電極が形成された対向基板と、を有した液晶表示装置において、前記対向電極は、前記走査線と平行に形成された複数本の対向電極線から構成され、前記対向電極線はn本毎に極性が異なるように対向電圧が印加され、かつ、前記極性が所定期間毎に反転する液晶表示装置である。
本発明によれば、n本毎に対向電極線を極性反転するため、音なりが発生せず、画質の劣化もない。
本発明の実施形態を説明する前に、従来技術の問題点を具体的に説明する、
(従来技術の問題点)
上記従来技術の問題点について、図8,9に基づいてさらに説明する。
図8は、走査線の本数が220本のQCIF+(220x176RGB)の携帯電話用の液晶表示装置をフレームレート60Hzでライン反転駆動した場合の音なり測定データを示す。この測定データに示すように音圧レベルは約6.9kHzにピークがあり、その大きさは約25dB程度である。この6.9kHzにピークがあるのは、ブランキング期間を10ラインとすると、対向電極の反転周波数が60Hzx(220+10)/2=6.9kHzであるためである。
図9は、上記の液晶表示装置の74個のサンプルの音圧レベルを測定して得られた6.9kHzの最大音圧レベルの分布を示している。最大音圧レベルの分布は、22dB辺りを中心に多少ばらついているが、何れも15dB以上あり、充分人間の耳で聞き取れる音の大きさであることが分かる。特に、携帯電話では耳に近づけて使用するので、この高周波の音は携帯電話を使用する際に大きな弊害となっている。
(実施形態)
本発明の一実施形態の液晶表示装置10について図1〜図7に基づいて説明する。
この液晶表示装置10は、携帯電話に用いられるものであり、信号線の本数が176x3(RGB)本であり、走査線の本数が220本のQCIF+のものである。
(1)液晶表示装置10の構成
図1に基づいて、液晶表示装置10の構成について図1及び図2に基づいて説明する。
液晶表示装置10のアレイ基板12は、ガラス基板より形成され、縦方向に176x3本の信号線14が配線され、横方向に220本の走査線が配線されている。また、信号線14と走査線16の交叉部近傍にはアモルファスシリコンよりなる薄膜トランジスタ(以下、単にTFTという)18が形成され、このTFT18のソース電極が信号線14に接続され、ゲート電極が走査線16に形成され、ドレイン電極が画素電極に接続されている。
複数本の信号線14に映像信号を出力するためにソースドライバー20が設けられ、また、走査線16にゲート信号を出力するためにゲートドライバー22が設けられている。
このソースドライバー20とゲートドライバー22を制御するためにコントローラ24が設けられている。このコントローラ24は、ソースドライバー20に映像信号やクロック信号を供給し、ゲートドライバー22にもクロック信号を供給している。さらに、コントローラ24は後から説明する対向基板26における対向電圧を制御するための対向電圧発生回路28も制御している。
(2)対向基板26の構成
次に、対向基板26の構成について図2に基づいて説明する。
本実施形態の対向基板26は、ガラス基板上に透明電極を積層した後、エッチング等により220本の対向電極線30を形成している。そして、これら対向電極線30を1本毎にかつ、互いに異なるように櫛形形状に加工し、奇数番目の対向電極線30については左側に設けられた第1共通電極32に接続され、偶数番目の対向電極線30は対向基板26の右側に設けられた第2共通電極34に接続されている。これによって、複数本の対向電極線30は櫛形に形成されている。この対向電極線30のピッチは、アレイ基板12の220本の走査線16に対応するように、かつ、平行に設ける。
第1共通電極32と第2共通電極34は対向電圧発生回路28に接続され、互いに異なる正負の極性の対向電圧が印加される。図2(a)では第1共通電極32にVcomH(正)が印加され、第2共通電極34にはVcomL(負)が印加されている。
(3)電圧の印加状態
次に、アレイ基板12及び対向基板26に対する電圧の印加状態について説明する。
図3に示すように、信号線14に印加される階調−電圧特性(γ補正)を示す。対向電極がVcomH(正)のときは、図3の正特性のγカーブに従い、逆に、対向電極がVcomL(負)のときは、負特性のγカーブに従って階調電圧がソースドライバー20から出力される。
例えば、対向電極がVcomHの場合、図3の正特性のγカーブに基づくと、階調レベル0(黒)では0.8V、階調レベル63(白)では4.5Vの電圧が、ソースドライバー20から信号線14に出力される。実際に各画素に書き込まれる電圧は、突き抜け電圧δVを引いた値である。仮に、この突き抜け電圧をδV=1.9Vとすると、階調レベル0(黒)では0.8V−1.9V=−1.1Vとなる。
階調レベル63(白)では4.5V−1.9V=2.6Vとなる。そしてこれら電圧が各画素に書き込まれる。対向電圧をVcomH=3.5Vと設定すると、図4(a)の電位レベルに示すように階調レベル0(黒)では4.5Vとなり、階調レベル63(白)では0.9Vの電位差が各画素と対向電極間に発生する。
同様に、対向電極がVcomLの場合、図2の負特性のγカーブに基づくと、階調レベル0(黒)では4.5V、階調レベル63(白)では0.8Vの電圧がソースドライバー20から信号線14に出力される。実際に各画素に書き込まれる電圧は、上記と同様に突き抜け電圧δVを引いた値であるのでδV=1.9Vとすると、階調レベル0(黒)では4.5V−1.9V=2.6Vとなり、階調レベル63(白)では、0.8V−1.9V=−1.1Vとなる。そして、これら電圧が各画素に書き込まれる。
対向電圧をVcomL=−2.0Vと設定すると、図4(b)の電位レベルに示すように階調レベル0(黒)では4.6V、階調レベル63(白)では、0.9Vの電位差が各画素と対向電極間に発生する。
即ち、対向電極がVcomHであろうとVcomLであろうと、各画素と対向電極間には階調レベル0の場合は4.6V、階調レベル63の場合は0.9Vの電位差が発生する。
液晶表示装置10のT−V特性(透過率−液晶電圧)を図5に示すようなノーマリーホワイト型とすると、階調レベル0(電位差4.6V)では透過率はほぼ0であるので黒色となり、階調レベル63(電位差0.9V)では透過率は1(100%)となるので白色となり、正常に表示されることが明らかである。
(4)対向電圧
上記のような櫛形構造の対向電極線30を有する液晶表示装置10において、正特性では如何なる階調レベルにおいても、画素電圧が対向電圧より小さくなり、負特性では如何なる階調レベルにおいても画素電圧が対向電圧より大きくなる。即ち、正特性を+、負特性を−で表すと対向電極線30は走査線16毎の櫛形構造であるので、液晶表示装置10に書き込まれる電圧の極性は、図6(a)のように正負交互となる。さらに、図2(b)に示すように1フレーム毎に対向電極の極性を反転させると、液晶表示装置10に書き込まれる電圧の極性は図6(b)に示すように1フレーム毎に反転する。これは、対向電極がフレーム毎にしか反転していないのに、画質的には1ライン反転駆動を実現していることに他ならない。
この場合、対向電極の反転周波数はフレームレートが60Hzの場合、60Hzx1/2=30Hzとなり、人間の可聴周波数ぎりぎりの値であり、かつ、低音側であるので殆ど音なりは聞こえない。また、対向電極はフレーム反転駆動でありながら、画質的には1ライン反転駆動であるので、クロストークの発生等画質的な問題も発生しない。
(5)効果
上記構成の携帯電話用の液晶表示装置10をフレームレート60Hzでフレーム反転駆動した場合の音なりの測定データを図7に示す。
従来の平面構造の対向電極を有する液晶表示装置では、図8に示すようにフレームレート60Hzで1ライン反転駆動した際に発生していた6.9kHzの音圧レベルのピーク値が全く観測されていないことが図7より明らかである。即ち、音なりが発生せず、かつ、画質的には1ライン反転駆動となっているのでクロストークも発生しない。
(変更例)
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
上記実施形態では、1ライン毎に対向電極線30を極性反転させたが、これに代えて2〜3本毎に極性を反転させてもよい。
本発明の一実施形態を示す液晶表示装置のブロック図である。 対向基板の説明図である。 信号線に印加される階調−電圧特性のグラフである。 正特性及び負特性の画素電極に書き込まれる電圧の説明図である。 T−V特性のグラフである。 対向基板の対向電極線における極性を示す図である。 本実施形態の液晶表示装置における音圧レベルと周波数の関係を示すグラフである。 従来の液晶表示装置における周波数と音圧レベルの関係を示すグラフである。 従来の液晶表示装置における音なりレベルの分布図である。
符号の説明
10 液晶表示装置
12 アレイ基板
14 信号線
16 走査線
18 TFT
20 ソースドライバー
22 ゲートドライバー
24 コントローラ
26 対向基板
28 対向電圧発生回路
30 対向電極線
32 第1共通電極
34 第2共通電極

Claims (6)

  1. 絶縁基板上に配線された複数本の信号線と、
    前記複数本の信号線と直交するように配線された複数本の走査線と、
    前記信号線と前記走査線の交叉部近傍に形成されたスイッチング素子と、
    を含んだアレイ基板と、
    前記アレイ基板に液晶層を介して配され、かつ、絶縁基板上に透明な対向電極が形成された対向基板と、
    を有した液晶表示装置において、
    前記対向電極は、前記走査線と平行に形成された複数本の対向電極線から構成され、
    前記対向電極線はn本毎に極性が異なるように対向電圧が印加され、かつ、前記極性が所定期間毎に反転する、
    液晶表示装置。
  2. 前記対向電極線の極性を1フレーム毎に反転させる、
    請求項1記載の液晶表示装置。
  3. n=1、n=2、または、n=3である、
    請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 前記走査線が160本から320本である、
    請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 前記スイッチング素子がアモルファスシリコンよりなる薄膜トランジスタである、
    請求項1記載の液晶表示装置。
  6. フレーム反転駆動法で映像を表示する、
    請求項1記載の液晶表示装置。
JP2007069520A 2007-03-16 2007-03-16 液晶表示装置 Pending JP2008233259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007069520A JP2008233259A (ja) 2007-03-16 2007-03-16 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007069520A JP2008233259A (ja) 2007-03-16 2007-03-16 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008233259A true JP2008233259A (ja) 2008-10-02

Family

ID=39906156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007069520A Pending JP2008233259A (ja) 2007-03-16 2007-03-16 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008233259A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4661412B2 (ja) 液晶パネルの駆動方法および液晶表示装置
TWI262467B (en) Liquid crystal display and driving method thereof
KR101285054B1 (ko) 액정표시장치
TWI435306B (zh) 液晶顯示裝置及其驅動方法
CN104240661B (zh) 极性反转驱动方法、极性反转驱动装置和显示设备
KR100759697B1 (ko) 액정표시장치 및 그 구동방법
WO2017118100A1 (zh) 显示驱动方法、显示面板及显示装置
JP4245550B2 (ja) 動画質の向上した液晶ディスプレイ及びその駆動方法
JP2010085949A (ja) 液晶表示装置
US9847065B2 (en) Liquid crystal display apparatus
TWI300206B (en) Liquid crystal display device and method of driving the same
US8576152B2 (en) Liquid crystal display and method for driving same
KR102084714B1 (ko) 표시 장치 및 그 구동 방법
US7528815B2 (en) Driving circuit and method for liquid crystal display panel
US8299999B2 (en) Liquid crystal display with periodical changed voltage difference between data voltage and common voltage
JP4842564B2 (ja) 表示装置
JP2008233416A (ja) 液晶表示装置
KR101476882B1 (ko) 액정표시장치와 그 frc 방법
JP2008233415A (ja) 液晶表示装置
JP4270442B2 (ja) 表示装置およびその駆動方法
KR101651290B1 (ko) 액정표시장치와 그 데이터 극성 제어방법
JP2008209690A (ja) 表示装置、表示装置の駆動方法及び電子機器
JP2008233259A (ja) 液晶表示装置
JP2009008869A (ja) 液晶表示装置ならびにその駆動回路および駆動方法
JP2007139980A (ja) 液晶表示装置、およびその駆動方法