JP2008231870A - 床材の施工方法 - Google Patents

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一 播摩
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Abstract

【課題】両面テープを用いて簡便に施工可能な床材の施工方法において、床鳴りや段差の発生を容易にかつ短時間に防止可能とする施工方法を提供すること。
【解決手段】床下地材の継ぎ目などのわずかな段差のある床面に床材を施工する床材の施工方法において、前記床材の裏面に両面接着テープを貼り、これにより前記床材を前記床面に貼り合わせる際に、前記段差から段差下への50〜200mmの間に施工される予定の前記床材裏面の両面接着テープの剥離紙を剥離しないで施工することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は下地合板やコンクリート塗工面に直接、複数の床材を併設して敷き詰めることで床を形成する床材の施工方法に関し、特には床鳴りのしない、床材の施工方法に関する。
前記のような床材は、その裏面に適宜貼り合せた両面テープにより施工することが行なわれているが、床下地材に用いられる下地合板などの継ぎ目あるいはコンクリートの繋ぎ目に発生する段差部分に両面テープがかかると、段差の低い側の下地合板等に両面テープが届かなないか、あるいは届いても十分な接着力が得られず、結果としてその部分を人が踏んだ際、下地合板と床材とがぶつかるのと、一時的に下地合板等に両面テープが接触してから剥がれる際の反り返りとで、床鳴りが発生する原因となっていた。
そこで、通常、下地合板等に段差がある場合は、想定される上記の理由による床鳴りを解消するために、段差部分にテーパーをかけたりヤスリなどで削って、パテを埋め込んでに段差部分を斜めにして解消することが行なわれてきたが、手間と時間のかかるという問題点があった。
特開2003−176618号公報
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、両面テープを用いて簡便に施工可能な床材の施工方法において、床鳴りや段差の発生を容易にかつ短時間に防止可能とする施工方法を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するものであり、すなわちその請求項1記載の発明は、床下地材の継ぎ目などのわずかな段差のある床面に床材を施工する床材の施工方法において、前記床材の裏面に両面接着テープを貼り、これにより前記床材を前記床面に貼り合わせる際に、前記段差から段差下への50〜200mmの間に施工される予定の前記床材裏面の両面接着テープの剥離紙を剥離しないで施工することを特徴とする、床材の施工方法である。
本発明の請求項1記載の発明により、簡便に施工可能であり、かつ床鳴りがしなくなる床材の施工方法を提供できるという効果を奏する。
以下に本発明を詳細に説明する。図1に本発明の床材の施工方法の一実施例にかかる断面の構造を示す。床材1を両面テープ2により下地4と接着させ施工する際、下地4の継ぎ目5による段差がある場合、段差の低い側の下地合板等にかかる両面テープ2の離型紙3を50mm〜200mm剥がさずに施工する。すると、段差5に床材1が接触している所を人が歩いても、両面テープの離型紙と床下地板とが粘着しない為、床鳴りがしなくなる。
本発明における床材1としては、その材質は特に限定しないが、熱可塑性樹脂を主成分として、木質材料や無機材料などからなるものなどが使用可能である。前記熱可塑性樹脂としては特に、安価で加工性や諸特性に優れ、焼却時に有毒ガスの発生の問題もない、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂が、最も適したものといえる。
また、上記熱可塑性樹脂は、発泡剤の添加などにより発泡させることもでき、それによって、床材1の軽量化や材料費の節減を図ると共に、断熱性を高めて素足で触れた時の冷感触を防止することができる。特に、表面を非発泡又は低発泡状態とし、内部を高発泡状態とすると、上記した発泡による利点を十分に活かしつつ、床材1の表面に要求される硬度や耐傷付き性、耐キャスター性などにも優れた床材1を得ることができる。
その他、上記熱可塑性樹脂には、必要に応じて熱安定剤、酸中和剤、紫外線吸収剤、光安定剤、顔料又は染料等の着色剤、帯電防止剤、抗菌剤、防黴剤、滑剤、造核剤、難燃剤、ブロッキング防止剤、脱水剤、光散乱剤、艶調整剤等の各種の添加剤を適宜添加することもできる。
床材1の表面には、印刷による絵柄やエンボス等の装飾加工や表面物性の付与などを目的として、化粧シートが積層されていてもよい。この化粧シートは、前記床材1の本体を構成するものと同様の、各種の熱可塑性樹脂からなるフィルムやシート類を主体として構成したものなどをしようすることができる。特に床材1の本体を構成する熱可塑性樹脂と同種ないし同系の熱可塑性樹脂を使用すると、床材1の廃棄時に本体と化粧シートとを分離する必要がなく、そのまま粉砕してリサイクル利用可能となる。
上記化粧シートの具体的構成としては、例えば、熱可塑性樹脂からなる不透明な基材シートの表面に絵柄層を設けたものや、熱可塑性樹脂からなる透明な基材シートの裏面及び/又は表面に絵柄層を設けたもの、それらの表面に表面保護層を設けたものなどの単層構成の化粧シートや、透明又は不透明の熱可塑性樹脂からなる基材シート上に、絵柄層を介して、透明な熱可塑性樹脂層を積層してなる、複層構成の化粧シートなどを使用することができ、その意匠性、接着適性、耐候性、耐溶剤性、耐磨耗性等の各種の面からは、後者である複層構成の化粧シートが有利である。
上記化粧シートには、隠蔽性を高めて意匠性を安定させるために、基材シートに酸化チタン又は酸化鉄等の不透明顔料を添加して隠蔽性に着色したり、絵柄層の裏側に不透明顔料を含む不透明印刷インキによる隠蔽層を形成したりすることもできる。また、表面にエンボス加工を施して凹凸模様を形成したり、該凹凸模様の凹部をワイピング法等により着色したり、最表面に表面保護や艶調整のためのトップコート層を施したり、裏面に床材1の本体との接着性を向上させるためのプライマー層を施したりすることも、任意に行うことができる。
床材1の本体と化粧シートとの積層方法としては、接着剤を介したウェットラミネート法又はドライラミネート法や、接着剤を介した又は介さない熱ラミネート法、両者の間に溶融押出した熱可塑性樹脂を介在させて積層するサンドラミネート法、床材1の本体の押出成形又は射出成形等による成形と同時に化粧シートを積層する成形同時ラミネート法等、従来公知の任意の積層方法を適宜採用することができる。
本発明における両面テープ2としては、不織布などが主体の基材に、その両面に粘着剤による粘着層を有し、その外面に剥離紙を有してなる市販のものが使用可能である。特には、ポリエチレンをラミネートしたクラフト紙や上質紙、グラシン紙、パーチメント紙、スーパーカレンダー紙、ポリエチレンテレフタレート、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリエチレン等に剥離剤(シリコーンなど)を処理した剥離紙を貼り合せたものがしよう可能である。
前記剥離紙3としては、その厚みが0.05〜0.2mm程度のものが好適である。厚すぎると剥離紙による段差が発生し、薄すぎると本発明の効果が得られない。
床材として、以下の工程により作成した四角形の樹脂系化粧板を用いた。
木粉樹脂ポリプロピレン樹脂を異型成形用金型から押出し機により押出した後、ポリプロピレン系樹脂の化粧シートを湿気硬化型一液ホットメルト接着剤で貼り合わせた。また、裏面に発泡倍率10倍、厚み2mmの発泡ポリエチレンシート(ハイエチレンS EF1003K:日立化成工業(株)製)を積層した。そして、両面テープ2として、発泡ポリエチレンシートの裏面に両面粘着テープ(#810両面テープ:大日本インキ化学工業(株)製)を貼り合わせた。
床下地材として、12mm普通合板の継ぎ目に意図的に1mmの段差が形成されるようにして下地をつくり、温度20℃の条件下で、上記で作成した床材を施工した。その際、段差部分の低い側にかかる両面テープ離型紙は100mm残したまま施工した。
段差部分に施工された床材の上を体重65kgの人間が歩行したが、床鳴りは発生しなかった。また、室温を0℃、40℃、(24時間サイクル)で変化させ、各温度毎(24時間毎に)に歩行したが、段差部分における床鳴りは発生しなかった。
本発明の床材の施工方法は、地合板やコンクリート塗工面に直接、複数の床材を併設して敷き詰めることで床を形成する際に利用可能である。
本発明の床材の施工方法の一実施例にかかる断面の構造を示す説明図である。
符号の説明
1…床材
2…両面テープ
3…離型紙
4…床下地材
5…段差
10…段差のある施工断面

Claims (1)

  1. 床下地材の継ぎ目などのわずかな段差のある床面に床材を施工する床材の施工方法において、前記床材の裏面に両面接着テープを貼り、これにより前記床材を前記床面に貼り合わせる際に、前記段差から段差下への50〜200mmの間に施工される予定の前記床材裏面の両面接着テープの剥離紙を剥離しないで施工することを特徴とする、床材の施工方法。
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