JP2008230681A - 小動物輸送装置及び小動物輸送方法 - Google Patents

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【課題】廃棄する際の費用が安く、また燃焼する場合でも環境を破壊することが少なく、しかも収容した動物に対する生理ストレスが小さくできる動物の輸送に用いられる小動物輸送装置を提供する。
【解決手段】上端に開口部23を有する動物収容用の内箱2と、内箱2の開口部23に装着される通気性を有する蓋6と、内箱2および蓋6を包装する通気性の袋体8とを有する小動物輸送装置10である。小動物を輸送する際には、内箱2内に小動物を収容した状態で内箱2および蓋6の全体が通気性の袋体8にて包装され、小動物を飼育する際には、内箱2が外箱4内に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラット、マウス、モルモット等の小動物を輸送する際に使用される小動物輸送装置およびその輸送方法に関する。本発明は、特に小動物を輸送時等において収容できる上に、目的地への輸送後にも構成部材をそのまま使用して飼育できるようにした小動物輸送装置に関する。
国内で販売される実験用小動物(以下、マウス)数は年間600万匹強(2001年度)に達し、この数が増加傾向にあると共にマウスの微生物学的品質の向上と管理が強く求められているが、繁殖業者から各実験機関及び各実験機関間のマウス輸送には、材質がダンボール製(内部にマウス逃亡防止用メッシュを装着)あるいはポリカーボネート樹脂製容器(概寸:小サイズ36×36×高さ18cmと大サイズ36×60×高さ18cmの2種類)にマウスの換気用エアーフィルターを取り付けた構造物を多用している。(例えば、特開2000−302184号公報(特許文献1)、特開2003−170982号公報(特許文献2))
しかし、臆病かつ闘争本能の強い性質を持つマウスを同じ空間に複数収容すると、闘争し・咬み合い互いが傷付くことから個別輸送が基本となっているが、これらの輸送容器は動物実験のプロセス全体を視野に入れられておらず、機能性・取り扱い性の問題や大量に産出されるゴミの処理に莫大なエネルギー・時間・労力・経費を費やしている。
さらに、以下の問題が従来から指摘されている。
(1)マウス収容空間の未統一
環境因子(温度、湿度、気流、照度、騒音、塵埃等)が生体に与える影響は自明であり、マウスの陸上輸送は空調管理された搬送車で行われているが、繁殖業者・輸送容器・各実験機関で収容する飼育ケージの空間が統一されておらず、空間変化が及ぼす影響については対策が不十分で、臆病な性格を有するマウスに与えるストレスや生理変化による実験系への影響が懸念されている。
(2)マウスよる咬傷事故
送られてきたマウスは輸送容器から一匹ずつ尻尾を指やピンセットを介し掴み各実験機関所有の飼育ケージ(樹脂製や金属製容器に金網を被せたもの)に移されるが、掴み移す作業は臆病かつ闘争本能の強いマウスに緊張と興奮を与え、生理的変化を誘引し実験系へ影響を及ぼす事になる。
また、指で尻尾を掴む方が作業性が良く、マウスへの刺激を和らげる効果もあり、指を介しての移し変えが行われるが、その際緊張したマウスによる咬傷事故が懸念される。
(3)輸送容器の消毒滅菌
送られて来た動物の移し変え作業は飼育実験室内で行われ、持ち込まれた輸送容器はバイオハザード防止の立場から感染性あるいは実験廃棄物として取り扱われるため、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を用いて滅菌処理後、外部へ搬出される。
しかし、効率よく滅菌処理を行うには容器の量または嵩を小さくする必要があるが、従来の容器はダンボールに金網が取り付けられた構造や硬化樹脂等の材質であるから、限られた飼育実験室内で量または嵩を小さくする作業は難しく、さらに、ダンボール製容器は高圧蒸気により朽ち、容器内のマウス排泄物や床敷材も滅菌装置内に散乱する。
これらを防ぐため滅菌前に耐熱性の袋や金属製の別容器に収める作業が伴う等、一連の滅菌工程に設備・光熱費・労力・時間を費やしている。
また、微生物学的に無菌に近い状態で繁殖・飼育されている無菌動物やSPF動物を輸送する場合、容器自体の消毒・滅菌が不可欠であるが、形状・材質・大きさ等からダンボール製容器の滅菌には主にエチレンオキサイドガスが用いられている。
しかし、エチレンオキサイドガスは毒性が高いため、ガス滅菌は処理工程が複雑で、残留ガスが容器に付着する等の問題が懸念される。
(4)大量に産出されるゴミ処理
販売業者から送られてくる輸送容器(小サイズ換算:年間600万個分)は大量の実験廃棄物として焼却処分されるが、これに費やす労力・設備・熱源・経費は莫大となる。
また、輸送容器内にマウスを落ち着かせたり・巣作り・排泄物や臭気の吸収などに用いる床敷材(カンナ屑やパルプの加工品)を敷いているが、通常飼育で5〜7日間の使用に比べ、輸送容器の場合は1〜2日程度で廃棄されており、年間消費量1,200万トン(小サイズ容器換算、約2億円分)が有効利用されていない。
(5)樹脂製容器の焼却処分
資源保護・環境保全の立場から輸送容器を耐熱性のポリカーボネート樹脂等を用いリサイクル活用を図っているが、高圧蒸気滅菌や薬剤消毒の劣化・変形により、容器の使用頻度も高くなく、リサイクルに伴う回収作業の労力・時間や経費の問題から、この取り組みは上手く機能しておらず、最終処理の焼却時におけるダイオキシンの発生を抑えるための設備・労力・熱源・経費等が費やされている。
(6)輸送容器の製造工程とゴミ分別処理の手間
マウスはかなり硬度な物まで齧り穴を開け逃亡することがあり、これを防ぐためダンボール容器には逃亡防止用の金属製や樹脂製のメッシュを周囲に取り付けられており、製造時だけでなくゴミ処理分別に労力・時間・経費を費やしている。
(7)輸送時の清浄度アップ
現在、マウスの微生物学的品質維持のため、捕集率90〜99.97%のフィルターを用い空気清浄度の高い無塵・無菌に近い環境下での繁殖・飼育がなされているが、従来容器の輸送容器には取り付け場所(容器の側面あるいは上部)や通気性の問題から捕集率45%と集塵能力が高くないフィルターを用いており、繁殖場・輸送環境・飼育実験における微生物学的環境が統一されておらず、実験系への影響が懸念されている。
特開2000−302184号公報 特開2003−170982号公報
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、廃棄する際の費用が安く、また燃焼する場合でも環境を破壊することが少なく、しかも、収容した動物に対する生理ストレスが小さくできる、小動物の輸送に用いられる小動物輸送装置および輸送方法を提供することを目的とする。
本発明の小動物輸送装置は、上端に開口部を有する小動物収容用の内箱と、該内箱の開口部に装着される通気性を有する蓋と、該内箱および蓋を包装する通気性の袋体とを有する小動物輸送装置であって、小動物を輸送する際には、該内箱内に小動物を収容した状態で該内箱および蓋の全体が該通気性の袋体にて包装され、小動物を飼育する際には、該内箱が外箱内に配置され、そのことにより上記目的が達成される。
一つの実施形態では、前記内箱が透明な合成樹脂よりなる。
一つの実施形態では、前記袋体が袋状のフィルタにて形成されている。
一つの実施形態では、前記蓋が、内箱の内外を連通する通気孔が穿設されている網またはメッシュである。
本発明の小動物の輸送方法は、上方が開口する透明な合成樹脂製の外箱と、該外箱内に取り外し可能に配置され上方が開口する透明な合成樹脂製の内箱と、該内箱の開口部に装着される通気孔を有する飼育用蓋と、を有する小動物飼育ケージにおいて、該内箱の開口部に輸送用の蓋を装着し、この内箱および蓋を通気性を有する袋体で覆って小動物輸送装置を構成し、この小動物輸送装置を輸送するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の小動物の輸送および飼育方法は、上端に開口部を有する透明な合成樹脂製の内箱内に小動物を収容する工程、該内箱の開口部に通気性を有する蓋を装着する工程、該内箱および蓋を通気性の袋体で包装して小動物輸送装置を構成する工程、該小動物輸送装置を目的地まで輸送する工程、および目的地にて該袋体および蓋を取り外し、該動物を収容した状態で該内箱を外箱内に配置して飼育する工程、を包含し、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上部に開口部を有する内箱の材質は透明性で焼却時にダイオキシン等が発生しないA−ポリエステル樹脂を用い、その内に床敷材を敷き、輸送マウスを収容し、その開口部に金属製あるいは樹脂製のメッシュを装着し、そして筐体全体を、集塵能力のある不織布の袋(ラップともいう)で被い、次に、ラップの口を塞ぐ。
内箱に透明性を持たすのは、飼育実験中のマウスの観察を容易に、また、ラップを不透明にするのは輸送中のマウスへの外部からの刺激を和らげるためである。
従って、本発明によれば以下の効果がある。
(1)空間変化がマウスに及ぼす影響回避
容積が統一された内箱を用いて輸送および飼育することにより、マウスへの空間変化の影響を極力回避できる。
(2)咬傷事故防止とマウスへの影響回避
輸送時に使用した内箱ごとマウスを既存の飼育ケージに移し替えることが可能となり、マウスからの咬傷防止と人からマウスへの影響を回避できる。
(3)輸送容器の消毒滅菌の効率アップ
従来の輸送容器に比べ容積の大幅縮小化により、取り扱い性が向上し、滅菌物の容積や処理コストの問題から行えなかった電子線照射滅菌処理が楽に行え、滅菌処理に費やす労力・時間・熱源・諸経費の省力化・縮小化・削減が可能となる。
(4)大量に産出されるゴミ処理の大幅削減
従来容器の箱状に比べ、本発明のラップは袋状であり容積の大幅縮小(小サイズで比較:1/20)が可能となり、ゴミ処理に費やす熱源・労力・時間・経費等が大幅に縮小される。
また、内箱ごと輸送時の床敷材を既存の飼育ケージに簡単に移し変え、有効利用できる事から、廃棄処分されていた年間約1,200万トン(約2億円分)の経費削減も可能となる。
(5)焼却処理における有害物質の大幅抑制
従来の容器に比べ、ゴミ容積の大幅減少と、内箱の材質にポリエステル樹脂を採用すると、焼却時に生じる有害物質(ダイオキシン、窒素酸化物、二酸化炭素など)の発生を極力抑えられる。
(6)容器のコストダウンと軽量化
内箱の場合、ダンボール製容器に比べ製造工程の単純化による製造コストダウンが図れる。
また、従来に比べマウス逃亡防止の金属製メッシュの使用量が6分の1以下となり、大幅な軽量化に伴い取り扱い性が向上する。
(7)輸送時の清浄度アップ
従来は、換気の開口部が容器全体の2〜10%しか確保されておらず、集塵能力の高いフィルターを用いると圧損が生じ単位面積あたりの通気性が低下するが、本発明ではラップ全体が換気のための開口部に相当するため、ラップに浄化能力の高いフィルターの材質を用いても通気性が低下しないため、従来に比べ清浄度の高い環境を作り出すことが可能となり、収容するマウスの微生物学的品質低下を回避できる。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の小動物輸送装置は、図1に示すように、上端に開口部23を有する動物収容用の内箱2と、該内箱2の開口部23に装着される通気性を有する蓋6と、該内箱2および蓋6を包装する通気性の袋体8とを有する。
内箱2はポリエステル樹脂などの透明な合成樹脂にて形成されている。内箱2は、図5に示すように、内箱本体20の上端縁に外側方向へ鍔部21を延設し、該鍔部21から垂直片22を上方へ延設して形成されている。
この内箱2は、後述する外箱4に比べて厚みが薄く安価で廃棄可能な材料にて形成するのが良い。また、内箱2のサイズは、外箱4内に配置できるように、外箱4に比べてやや小寸法に形成されている。
該内箱2の上端開口部23に装着される輸送用の蓋6は、合成樹脂製または金属製の網、メッシュなどで形成することができ、内箱2内の通気を確保すると同時に、内箱2内に収容された小動物が内箱2から逃げるのを防止するものであれば、どのような材質、形状の蓋6を使用することもできる。
また、蓋6は、多数の通孔を有する蓋体と、その蓋6体に張着されたフィルタとで形成することもできる。フィルタとしては、例えば、織布、不織布、紙などで形成することができる。
上記袋体8は、内箱2およびこの内箱2の開口部23に装着された蓋6の全体を包装して、内箱2内に収容された小動物を外部から遮蔽、保護するものである。袋体8は上端が開口する袋で構成し、この袋内に蓋6が装着された内箱2を入れた後、袋の上端の口を公知の方法で閉じるようにしてもよく、または逆に下端が開口する袋で構成し、この袋内に蓋6が装着された内箱2を入れた後、袋の下端を閉じるようにしてもよい。さらに、袋体8を、上端が開口する袋と下端が開口する袋の二つの袋で構成し、それぞれを蓋6が装着された内箱2の上部および下部に被せるようにしてもよい。
袋体8の材質としては、従来から公知の通気性を有するフィルタ材料を使用することができ、例えば、合成樹脂または天然繊維よりなる織布、不織布、紙などがあげられる。
上記内箱2は、小動物を輸送する際には、その内箱2内に床敷材24とともに小動物を収容し、内箱2の開口部23に蓋6を装着し、さらに内箱2および蓋6の全体を袋体8にて包装した状態で行われる(図1(a))。この内箱2、蓋6および袋体8よりなる小動物輸送装置10を目的地まで輸送した後、袋体8を外し(図1(b))、内箱2を外箱4内に配置するものである(図1(c))。その際、蓋6を図4および図5に示すような飼育用の蓋(金網)12と取り替えてもよい。この金網12は、従来の飼育ケージにて使用されているものを使用することができる。
外箱4は、内箱2に比べて硬質の合成樹脂にて形成されている。例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂などで形成することができる。外箱4は内箱2よりややサイズが大きく形成され、図5に示すように、外箱4内に内箱2を配置できるようになっている。
外箱4は、外箱本体40の側片41の上端から水平片42を外側へ延設し、水平片42から垂直片43を上方へ延設し、さらに垂直片43の上端からフランジ44を外側へ延設して構成されている。
内箱2および外箱4は透明樹脂にて形成されているので、内箱2内に収容された小動物を内箱2および外箱4を通して外部から観察することができる。
次に、上記構成の小動物輸送装置10を用いて、小動物を繁殖業者から各実験機関及び各実験機関などの目的地まで輸送する方法を説明する。
内箱2の上端開口部23から小動物を内箱2内に入れ、蓋6を開口部23に被せて固定する。蓋6の固定は、内箱2に蓋6の端部を係合する凹部を設けて蓋6を係合させる方法や粘着テープなどを用いて行うことができる。
次に、蓋6が装着された内箱2を袋体8内に入れて、袋体8で内箱2の全体を外側から覆う。内箱2内の空気は、蓋6および袋体8を通して換気できるため支障はない。また袋体8によって内箱2内の小動物が隠されるので、輸送の際に動物が外部から見られることはなく、また動物にストレスを与えることもない。
小動物輸送装置10を目的地まで運んだ後、袋体8を取り外し、内箱2を外箱4内に配置する。通常は、蓋6に変えて別の逃亡防止用の金網12を外箱4の開口部45に装着する。
この状態で小動物を飼育する。なお図中14は給水瓶である。
内箱2が汚れた場合には、別の清掃された内箱2と交換する。なお、輸送の際に使用した袋体8、蓋6は、滅菌された後廃棄され、必要に応じて焼却処分される。
このように構成することにより、以下の利点がある。
(1)従来では、大型の輸送箱を使用し、使用後はその輸送箱を廃棄していたのに対して、本発明ではサイズが小さくかつ安価な内箱2を使用後に廃棄するため、輸送コストおよび廃棄コストが安い。また環境を汚染することが従来に比べて少ない。特に、内箱2としてリサイクル可能なポリエステル樹脂で形成すると、環境を阻害することがない。
(2)輸送時に使用した内箱2を、そのまま飼育用箱として続けて使用するため(輸送日数は1〜2日程度であるのに対して、同じ容器で1週間程度飼育する)、飼育のためのコストを低減できる上に、動物に与える生理ストレスが小さい。
生理ストレスが小さいために動物実験を早めることができる。
(3)内箱2を外箱4に配置して動物を飼育できるため、既設の飼育設備を使用できる。
(4)輸送中も、袋体にて小動物輸送装置が覆われているので、内部に塵埃や雑菌等が侵入するのを防止でき、小動物の体調を維持できる。
本発明の小動物輸送装置の概略図である。 本発明の小動物輸送装置の概略説明図である。 内箱を外箱に収容した常態の斜視図である。 飼育ケージを構成した斜視図である。 飼育ケージの分解斜視図である。
符号の説明
2 内箱
4 外箱
6 蓋
8 袋体
10 小動物輸送装置

Claims (6)

  1. 上端に開口部を有する小動物収容用の内箱と、
    該内箱の開口部に装着される通気性を有する蓋と、
    該内箱および蓋を包装する通気性の袋体とを有する小動物輸送装置であって、
    小動物を輸送する際には、該内箱内に小動物を収容した状態で該内箱および蓋の全体が該袋体にて包装され、
    小動物を飼育する際には、該内箱が外箱内に配置される、小動物輸送装置。
  2. 前記内箱が透明な合成樹脂よりなる請求項1に記載の小動物輸送装置。
  3. 前記袋体が、袋状のフィルタにて形成されている請求項1に記載の小動物輸送装置。
  4. 前記蓋が、内箱の内外を連通する通気孔が穿設されている網またはメッシュである請求項1に記載の小動物輸送装置。
  5. 上方が開口する透明な合成樹脂製の外箱と、該外箱内に取り外し可能に配置され上方が開口する透明な合成樹脂製の内箱と、該内箱の開口部に装着される通気孔を有する飼育用蓋と、を有する小動物飼育ケージにおいて、
    該内箱の開口部に輸送用の蓋を装着し、この内箱および蓋を通気性を有する袋体で覆って小動物輸送装置を構成し、この小動物輸送装置を輸送する、小動物の輸送方法。
  6. 上端に開口部を有する透明な合成樹脂製の内箱内に小動物を収容する工程、
    該内箱の開口部に通気性を有する蓋を装着する工程、
    該内箱および蓋を通気性の袋体で包装して小動物輸送装置を構成する工程、
    該小動物輸送装置を目的地まで輸送する工程、および
    目的地にて該袋体および蓋を取り外し、該小動物を収容した状態で該内箱を外箱内に配置して飼育する工程、
    を包含する小動物の輸送および飼育方法。
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