JP2008230433A - 始動性予測装置及び電源制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車載バッテリがエンジンを始動させることができるか否かを正確に予測することが可能な始動性予測装置の提供。
【解決手段】計測した車載バッテリ1の電圧値及び電流値に基づき、車載バッテリ1の電圧電流特性を算出する手段15と、算出した電圧電流特性に基づき、エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段14とを備える始動性予測装置。車載バッテリ1が充電中でないときに、車載バッテリ1の電圧値及び電流値を計測する。予測手段14は、予め定められたエンジンの始動時の始動電流値を、車載バッテリ1の電圧電流特性に適用したときの電圧値を算出する手段14と、算出した電圧値が第1電圧値より低いか否かを判定する判定手段14とを備え、第1電圧値より低いと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する構成である。
【選択図】図1
【解決手段】計測した車載バッテリ1の電圧値及び電流値に基づき、車載バッテリ1の電圧電流特性を算出する手段15と、算出した電圧電流特性に基づき、エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段14とを備える始動性予測装置。車載バッテリ1が充電中でないときに、車載バッテリ1の電圧値及び電流値を計測する。予測手段14は、予め定められたエンジンの始動時の始動電流値を、車載バッテリ1の電圧電流特性に適用したときの電圧値を算出する手段14と、算出した電圧値が第1電圧値より低いか否かを判定する判定手段14とを備え、第1電圧値より低いと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載バッテリの計測した電圧値及び電流値に基づき、車載バッテリの電圧電流特性を算出し、算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、エンジンが始動可能であるか否かを予測する始動性予測装置、及びこの始動性予測装置を備える電源制御装置に関するものである。
車両に搭載されたエンジンは、自力では始動できないので、始動用の電動モータ(スタータ、セルモータ、始動装置)を備えている。一般的には、イグニッションスイッチでエンジンの点火装置をオンにした状態で、更にイグニッションスイッチを回すことにより、車載バッテリから電力が供給され、スタータが駆動する。その際、スタータには数百アンペアの始動電流(突入電流)が瞬間的に流れ、流れた始動電流が収束した直後のスタータの最低印加電圧が低過ぎると、スタータが止まってしまい、所謂エンスト状態となる。
特許文献1には、アイドルストップ・スタート機能を有する車両に搭載されたバッテリの残容量を、エンジン始動時に算出されるバッテリの内部抵抗と、バッテリに流れる積算電流との組合せにより推定するバッテリ残容量推定方法が開示されている。
特開2004−42799号公報
上述したように、スタータ(エンジン)を始動させることが車載バッテリの重要な機能であり、エンジンを停止させたときに、エンジンを再始動させることができるか否かは最重要な情報である。エンジンを始動させることができるか否かは、車載バッテリの残容量に関係するが、車載バッテリの残容量は、バッテリ液の分極の影響により正確な測定が困難である為、車載バッテリがエンジンを始動させることができるか否かを正確に予測するのは難しいという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、第1発明乃至第6発明では、車載バッテリがエンジンを始動させることができるか否かを正確に予測することが可能な始動性予測装置を提供することを目的とする。
第7発明では、第1発明乃至第6発明の何れか1つに係る始動性予測装置を備え、始動性予測装置がエンジンは始動不能であると予測したときに、車載バッテリの充電量を増加させることができる電源制御装置を提供することを目的とする。
第7発明では、第1発明乃至第6発明の何れか1つに係る始動性予測装置を備え、始動性予測装置がエンジンは始動不能であると予測したときに、車載バッテリの充電量を増加させることができる電源制御装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る始動性予測装置は、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンの始動時の始動電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値が第1電圧値より低いか否かを判定する判定手段とを備え、該判定手段が第1電圧値より低いと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする。
この始動性予測装置では、計測した電圧値及び電流値に基づき、車載バッテリの電圧電流特性を算出し、算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、エンジンが始動可能であるか否かを予測する。車載バッテリが充電中でないときに、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する。予め定められたエンジンの始動時の始動電流値を、算出した車載バッテリの電圧電流特性に適用したときの電圧値を算出する。算出した電圧値が第1電圧値より低いか否かを判定し、第1電圧値より低いと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する。
第2発明に係る始動性予測装置は、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値が第2電圧値より低いか否かを判定する第2判定手段とを更に備え、前記判定手段が第1電圧値より低いと判定したとき、及び/又は前記第2判定手段が第2電圧値より低いと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする。
この始動性予測装置では、予め定められたエンジンのクランキング時の電流値を、算出した車載バッテリの電圧電流特性に適用したときの電圧値を更に算出し、算出した電圧値が第2電圧値より低いか否かを更に判定する。そして、第1電圧値より低いと判定したとき、及び/又は第2電圧値より低いと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する。
第3発明に係る始動性予測装置は、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値が所定電圧値より低いか否かを判定する手段とを備え、該手段が所定電圧値より低いと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする。
この始動性予測装置では、計測した電圧値及び電流値に基づき、車載バッテリの電圧電流特性を算出し、算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、エンジンが始動可能であるか否かを予測する。車載バッテリが充電中でないときに、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する。予め定められたエンジンのクランキング時の電流値を、算出した車載バッテリの電圧電流特性に適用したときの電圧値を算出する。算出した電圧値が所定電圧値より低いか否かを判定し、所定電圧値より低いと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する。
第4発明に係る始動性予測装置は、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値に前記電流値を乗じて電力値を算出する手段と、該手段が算出した電力値が第1電力値より小さいか否かを判定する判定手段とを備え、該判定手段が第1電力値より小さいと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする。
この始動性予測装置では、計測した電圧値及び電流値に基づき、車載バッテリの電圧電流特性を算出し、算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、エンジンが始動可能であるか否かを予測する。車載バッテリが充電中でないときに、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する。予め定められたエンジンのクランキング時の電流値を、算出した車載バッテリの電圧電流特性に適用したときの電圧値を算出し、算出した電圧値にクランキング時の電流値を乗じて電力値を算出する。算出した電力値が第1電力値より小さいか否かを判定し、第1電力値より小さいと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する。
第5発明に係る始動性予測装置は、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンの始動時の始動電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値に前記始動電流値を乗じて電力値を算出する手段と、該手段が算出した電力値が第2電力値より小さいか否かを判定する第2判定手段とを更に備え、前記判定手段が第1電力値より小さいと判定したとき、及び/又は前記第2判定手段が第2電力値より小さいと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする。
この始動性予測装置では、予め定められたエンジンの始動時の始動電流値を、算出した車載バッテリの電圧電流特性に適用したときの電圧値を更に算出し、算出した電圧値にエンジンの始動時の始動電流値を乗じて電力値を更に算出し、算出した電力値が第2電力値より小さいか否かを更に判定する。第1電力値より小さいと判定したとき、及び/又は第2電力値より小さいと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する。
第6発明に係る始動性予測装置は、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値に前記電流値を乗じて電力値を算出する手段と、該手段が算出した電力値が所定電力値より小さいか否かを判定する手段とを備え、該手段が所定電力値より小さいと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする。
この始動性予測装置では、計測した電圧値及び電流値に基づき、車載バッテリの電圧電流特性を算出し、算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、エンジンが始動可能であるか否かを予測する。車載バッテリが充電中でないときに、車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する。予め定められたエンジンのクランキング時の電流値を、算出した車載バッテリの電圧電流特性に適用したときの電圧値を算出し、算出した電圧値にクランキング時の電流値を乗じて電力値を算出する。算出した電力値が所定電力値より小さいか否かを判定し、所定電力値より小さいと判定したときに、エンジンが始動不能であると予測する。
第7発明に係る電源制御装置は、本発明に係る始動性予測装置と、該始動性予測装置がエンジンは始動不能であると予測したときに、車載バッテリに接続された電気負荷のうち、予め定められた電気負荷の前記車載バッテリからの切断、又は前記電気負荷への供給電力の削減を実行する手段とを備えることを特徴とする。
この電源制御装置では、本発明に係る始動性予測装置がエンジンは始動不能であると予測したときに、車載バッテリに接続された電気負荷のうち、予め定められた電気負荷の車載バッテリからの切断、又は電気負荷への供給電力の削減を実行する。
第1乃至第6発明に係る始動性予測装置によれば、車載バッテリの状態に応じて、車載バッテリがエンジンを始動させることができるか否かを正確に予測することが可能な始動性予測装置を実現することができる。
第7発明に係る電源制御装置によれば、始動性予測装置がエンジンは始動不能であると予測したときに、車載バッテリの充電量を増加させることができる電源制御装置を実現することができる。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る始動性予測装置及び電源制御装置の実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。
この始動性予測装置及び電源制御装置は、マイクロコンピュータを有する電源制御部12に内蔵されたパラメータ記憶部13、始動性判定部14及び電圧電流特性算出部15を備えている。電流センサ2が、バッテリ1(車載バッテリ)の入出力電流値を検出して、電圧電流特性算出部15に与え、電圧センサ3が、バッテリ1の出力電圧値を検出して、電圧電流特性算出部15に与える。
車両のオルタネータ16(交流発電機)が発電し、電圧調整及び整流した電力が、電流センサ2を通じてバッテリ1に与えられる。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る始動性予測装置及び電源制御装置の実施の形態1の概略構成を示すブロック図である。
この始動性予測装置及び電源制御装置は、マイクロコンピュータを有する電源制御部12に内蔵されたパラメータ記憶部13、始動性判定部14及び電圧電流特性算出部15を備えている。電流センサ2が、バッテリ1(車載バッテリ)の入出力電流値を検出して、電圧電流特性算出部15に与え、電圧センサ3が、バッテリ1の出力電圧値を検出して、電圧電流特性算出部15に与える。
車両のオルタネータ16(交流発電機)が発電し、電圧調整及び整流した電力が、電流センサ2を通じてバッテリ1に与えられる。
バッテリ1が出力する電力、及びオルタネータ16が発電した電力は、始動スイッチ7を通じてスタータ10(始動装置、セルモータ)に、イグニッションスイッチ8を通じて点火装置11に、アクセサリスイッチ9を通じてラジオ及びデフォッガ等の負荷5,6・・・にそれぞれ与えられる。アクセサリスイッチ9、イグニッションスイッチ8及び始動スイッチ7は、イグニッションキーが操作されることにより順次オンされる。
また、リレー4(放電手段)が、電圧電流特性算出部15から制御されて、バッテリ1を負荷5(例えばデフォッガ)にパルス放電させる。
また、リレー4(放電手段)が、電圧電流特性算出部15から制御されて、バッテリ1を負荷5(例えばデフォッガ)にパルス放電させる。
電圧電流特性算出部15は、バッテリ1が充電中でないときに、バッテリ1にパルス放電させて、その電流値I及び電圧値Vを計測する。但し、バッテリ1が充電中でなく、オルタネータ16が発電(エンジンが駆動)しているときは、バッテリ1は充分放電しているので、パルス放電させることなく、電流値I及び電圧値Vを計測する。次いで、1回前の計測電圧Vn-1 、今回の計測電流In 、及び1回前の計測電流In-1 を説明変数として、式(1)の係数x,y,z,wを最小二乗法により求めて、バッテリ1の電圧電流特性を算出する。
Vn =x・Vn-1 +y・In +z・In-1 +w (1)
Vn =x・Vn-1 +y・In +z・In-1 +w (1)
計測された電流値I及び電圧値Vにより、
V1 =x・V0 +y・I1 +z・I0 +w
V2 =x・V1 +y・I2 +z・I1 +w
・ ・ ・ ・ ・
Vn =x・Vn-1 +y・In +z・In-1 +w
V1 =x・V0 +y・I1 +z・I0 +w
V2 =x・V1 +y・I2 +z・I1 +w
・ ・ ・ ・ ・
Vn =x・Vn-1 +y・In +z・In-1 +w
算出されるべきVn と、計測された電流値I及び電圧値Vにより算出されたx・Vn-1+y・In +z・In-1 +wとの誤差をen とすると、
e1 =V1 −(x・V0 +y・I1 +z・I0 +w)
e2 =V2 −(x・V1 +y・I2 +z・I1 +w)
・ ・ ・ ・ ・
en =Vn −(x・Vn-1 +y・In +z・In-1 +w)
e1 =V1 −(x・V0 +y・I1 +z・I0 +w)
e2 =V2 −(x・V1 +y・I2 +z・I1 +w)
・ ・ ・ ・ ・
en =Vn −(x・Vn-1 +y・In +z・In-1 +w)
式(2)により、誤差en 2 の合計Sを求めて、
S=Σek 2 =Σ{Vk −(x・Vk-1 +y・Ik +z・Ik-1 +w)}2
(2)
式(2)においてSを最小にするようにx,y,z,wを定める。
dS/dx=0,dS/dy=0,dS/dz=0,dS/dw=0
ΣVk-1 {Vk −(x・Vk-1 +y・Ik +z・Ik-1 +w)}=0
(3)
S=Σek 2 =Σ{Vk −(x・Vk-1 +y・Ik +z・Ik-1 +w)}2
(2)
式(2)においてSを最小にするようにx,y,z,wを定める。
dS/dx=0,dS/dy=0,dS/dz=0,dS/dw=0
ΣVk-1 {Vk −(x・Vk-1 +y・Ik +z・Ik-1 +w)}=0
(3)
ΣIk {Vk −(x・Vk-1 +y・Ik +z・Ik-1 +w)}=0
(4)
ΣIk-1 {Vk −(x・Vk-1+y・Ik +z・Ik-1 +w)}=0
(5)
Σ{Vk −(x・Vk-1 +y・Ik +z・Ik-1 +w)}=0 (6)
式(3)〜(6)をまとめて、
(4)
ΣIk-1 {Vk −(x・Vk-1+y・Ik +z・Ik-1 +w)}=0
(5)
Σ{Vk −(x・Vk-1 +y・Ik +z・Ik-1 +w)}=0 (6)
式(3)〜(6)をまとめて、
式(7)を解いて、x,y,z,wを求める。
ところで、図2に示す、内部抵抗Rb 、及び内部抵抗Rb に直列接続された内部抵抗Rk と容量Ck との並列回路を備えるバッテリモデルを想定し、開放電圧をVO 、内部抵抗Rk と容量Ck との並列回路にかかる電圧v1 、出力電流I、出力電圧Vとすると、式(9)(10)の関係が成り立つ。
V=V0 −Rb ・I−v1 (9)
I=v1 /Rk −Ck ・dv1 /dt (10)
V=V0 −Rb ・I−v1 (9)
I=v1 /Rk −Ck ・dv1 /dt (10)
式(9)より、
v1 =V0 −V−Rb ・I
dv1 /dt=dVO /dt−dV/dt−Rb ・dI/dt
これらを式(10)に代入して、
I=(VO −V−Rb ・I)/Rk
+Ck (dVO /dt−dV/dt−Rb ・dI/dt)
=−V/Rk +VO /Rk −Rb ・I/Rk
+Ck (−dV/dt−Rb ・dI/dt)
次に、これを差分化する。
v1 =V0 −V−Rb ・I
dv1 /dt=dVO /dt−dV/dt−Rb ・dI/dt
これらを式(10)に代入して、
I=(VO −V−Rb ・I)/Rk
+Ck (dVO /dt−dV/dt−Rb ・dI/dt)
=−V/Rk +VO /Rk −Rb ・I/Rk
+Ck (−dV/dt−Rb ・dI/dt)
次に、これを差分化する。
式(1)と式(11)との係数比較により、バッテリモデルの開放電圧VO 、内部抵抗Rb ,Rk 、容量Ck が、計測された電流値I及び電圧値Vにより最小二乗法で求めた式(1)の係数x,y,z,wにより下記のように求められる。
VO =w/(1−x) (12)
Rb =z/x (13)
Rk =−(xy+z)/x(1−x) (14)
VO =w/(1−x) (12)
Rb =z/x (13)
Rk =−(xy+z)/x(1−x) (14)
スタータ10の始動時の端子電圧値(=バッテリ1の電圧値とする)は、図3に示すように、突入電流により瞬間的に大きく低下し、突入電流が収束した後は、定常状態に移って行く。この場合、回転の初動段階では、回転速度の増加に伴い、逆起電力が増大していくので、電流は減少していくが、突入電流が収束した直後の最も電流が流れたときの電圧が、所定電圧以上でないと、スタータ10は、エンジンのクランクを回し続けることができない。以下では、この所定電圧をクランキング電圧と記す。
また、スタータ10に突入電流が流れているときのバッテリ1の下限電圧値が低下し過ぎると、点火装置等の制御回路の電源電圧が正常範囲より低下して、制御回路が作動できなくなるので、エンジンは回転できない。
また、スタータ10に突入電流が流れているときのバッテリ1の下限電圧値が低下し過ぎると、点火装置等の制御回路の電源電圧が正常範囲より低下して、制御回路が作動できなくなるので、エンジンは回転できない。
ここで、実測に基づき定めた突入電流値I21(例えば600A)をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)(12)に突入電流値I21を適用すると、バッテリ1の下限電圧値V21は、式(15)で算出される。但し、突入電流値I21の前回の計測電流値は0、計測電圧値は開放電圧値VO とする。
V21=xVo +yI21+w (15)
V21=xVo +yI21+w (15)
また、実測に基づき定めたクランキング電圧時の電流値I31をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)に電流値I31を適用すると、クランキング電圧値VC は、式(16)で算出される。但し、電流値I31及びクランキング電圧値VC は、それぞれ定常状態にあるとする。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
以下に、このような構成の始動性予測装置の動作を、それを示す図4のフローチャートを参照しながら説明する。
電源制御部12の電圧電流特性算出部15は、先ず、バッテリ1の状態が変化するのに充分な所定時間が経過したか否かを判定し(S1)、経過していれば、電流センサ2が検出した電流値Iを読込む(S3)。次いで、読込んだ電流値Iが、バッテリ1が充電中でないことを示す0以下であるか否かを判定し(S5)、電流値Iが0以下でなく充電中であれば、所定時間待機し(S1)、電流値Iを読込む(S3)。
電源制御部12の電圧電流特性算出部15は、先ず、バッテリ1の状態が変化するのに充分な所定時間が経過したか否かを判定し(S1)、経過していれば、電流センサ2が検出した電流値Iを読込む(S3)。次いで、読込んだ電流値Iが、バッテリ1が充電中でないことを示す0以下であるか否かを判定し(S5)、電流値Iが0以下でなく充電中であれば、所定時間待機し(S1)、電流値Iを読込む(S3)。
電圧電流特性算出部15は、電流値Iが0以下であり、バッテリ1が充電中でなければ(S5)、リレー4を制御してバッテリ1に負荷5(例えばデフォッガ)へパルス放電させ、そのときの電流センサ2の検出電流値、及び電圧センサ3の検出電圧値を計測する(S7)。但し、バッテリ1が充電中でなく、オルタネータ16が発電(エンジンが駆動)しているときは、パルス放電させることなく、電流値I及び電圧値Vを計測する。
電圧電流特性算出部15は、次に、電流値及び電圧値の計測回数を計数し(S9)、計測回数が所定数(例えば12)以上であるか否かを判定し(S11)、所定数以上でなければ、所定時間待機し(S1)、電流値Iを読込む(S3)。
電圧電流特性算出部15は、次に、電流値及び電圧値の計測回数を計数し(S9)、計測回数が所定数(例えば12)以上であるか否かを判定し(S11)、所定数以上でなければ、所定時間待機し(S1)、電流値Iを読込む(S3)。
電圧電流特性算出部15は、計測回数が所定数以上であれば(S11)、計測回数をリセットする(S13)。次いで、計測した電流値及び電圧値(S7)を使用して、バッテリ1の電圧電流特性を表す式(1)の係数x,y,z,wを最小二乗法により算出する(S15)。
電源制御部12の始動性判定部14は、次に、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値V21及びクランキング電圧値VC を推定する(S17)。次いで、推定した下限電圧値V21が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してある下限電圧値(例えば5V)以上であるか否かを判定し、推定したクランキング電圧値VC が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電圧値(例えば5V)以上であるか否かを判定する。判定した結果、下限電圧値V21及びクランキング電圧値VC の一方又は両方がそれぞれの所定電圧値以上でないか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。
始動性判定部14は、エンジンを再始動させることができると判定した(S21)ときは、所定時間待機し(S1)、電流値Iを読込む(S3)。エンジンを再始動させることができないと判定した(S21)ときは、電源制御部12が、バッテリ1に接続された電気負荷5,6・・のうち、所定の電気負荷5,6・・へのバッテリ1からの給電停止、又は給電電力の削減を実行して、負荷制御又は充電制御を行った(S23)後、所定時間待機し(S1)、電流値Iを読込む(S3)。
(実施の形態2)
実施の形態2では、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,wと抵抗値RS とにより、突入電流値I41を予想する。
I41=VO /(RS +y)=(w/(1−x))/(RS +y)
次いで、予想した突入電流値I41を式(15)に適用して、バッテリ1の下限電圧値V41を算出する。
V41=xVO +yI41+w (15)
また、実施の形態1と同様に、クランキング電圧値VC を算出する。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
実施の形態2では、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,wと抵抗値RS とにより、突入電流値I41を予想する。
I41=VO /(RS +y)=(w/(1−x))/(RS +y)
次いで、予想した突入電流値I41を式(15)に適用して、バッテリ1の下限電圧値V41を算出する。
V41=xVO +yI41+w (15)
また、実施の形態1と同様に、クランキング電圧値VC を算出する。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
電源制御部12の始動性判定部14は、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値V41及びクランキング電圧値VC を推定する(S17)。次に、推定した下限電圧値V41が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してある下限電圧値(例えば5V)以上であるか否かを判定し、推定したクランキング電圧値VC が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電圧値(例えば5V)以上であるか否かを判定する。判定した結果、下限電圧値V41及びクランキング電圧値VC の一方又は両方がそれぞれの所定電圧値以上でないか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態3)
実施の形態3では、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,w、抵抗値RS 、バッテリ1の内部抵抗Rb +Rk (図2)、及び式(13)(14)により、突入電流値I51を予想する。
I51=VO /(RS +Rb +Rk )
=(w/(1−x))/(RS +z/x+(xy+z)/x(1−x))
=(w/(1−x))/(RS −(y+z)/(1−x))
実施の形態3では、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,w、抵抗値RS 、バッテリ1の内部抵抗Rb +Rk (図2)、及び式(13)(14)により、突入電流値I51を予想する。
I51=VO /(RS +Rb +Rk )
=(w/(1−x))/(RS +z/x+(xy+z)/x(1−x))
=(w/(1−x))/(RS −(y+z)/(1−x))
次いで、予想した突入電流値I51を式(15)に適用して、バッテリ1の下限電圧値V51を算出する。
V51=xVO +yI51+w (15)
また、実施の形態1と同様に、クランキング電圧値VC を算出する。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
V51=xVO +yI51+w (15)
また、実施の形態1と同様に、クランキング電圧値VC を算出する。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
電源制御部12の始動性判定部14は、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC を推定する(S17)。次に、推定した下限電圧値V51が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してある下限電圧値(例えば5V)以上であるか否かを判定し、推定したクランキング電圧値VC が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電圧値(例えば5V)以上であるか否かを判定する。判定した結果、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC の一方又は両方がそれぞれの所定電圧値以上でないか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態4)
実施の形態4では、実施の形態1と同様に、実測に基づき定めた突入電流値I21(例えば600A)をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)(12)に突入電流値I21を適用して、バッテリ1の下限電圧値V21を式(15)で算出する。
V21=xVO +yI21+w (15)
更に、下限電圧値V21に突入電流値I21を乗じて下限電力値W21を算出する。
W21=V21I21=(xVO +yI21+w)I21
実施の形態4では、実施の形態1と同様に、実測に基づき定めた突入電流値I21(例えば600A)をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)(12)に突入電流値I21を適用して、バッテリ1の下限電圧値V21を式(15)で算出する。
V21=xVO +yI21+w (15)
更に、下限電圧値V21に突入電流値I21を乗じて下限電力値W21を算出する。
W21=V21I21=(xVO +yI21+w)I21
また、実施の形態1と同様に、実測に基づき定めたクランキング電圧時の電流値I31をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)に電流値I31を適用して、クランキング電圧値VC を式(16)で算出する。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値I31を乗じてクランキング電力値WC を算出する。
WC =VC I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値I31を乗じてクランキング電力値WC を算出する。
WC =VC I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
電源制御部12の始動性判定部14は、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC を推定する(S17)。次いで、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC に突入電流値I21及びクランキング電圧時の電流値I31をそれぞれ乗じて、下限電力値W21及びクランキング電力値WC を算出し推定する。
始動性判定部14は、次に、推定した下限電力値W21が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してある下限電力値以上であるか否かを判定し、推定したクランキング電力値WC が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電力値以上であるか否かを判定する。判定した結果、下限電力値W21及びクランキング電力値WC の一方又は両方がそれぞれの所定電力値(下限電力値、クランキング電力値)以上でないか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態5)
実施の形態5では、実施の形態2と同様に、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,wと抵抗値RSとにより、突入電流値I41を予想する。
I41=VO /(RS +y)=(w/(1−x))/(RS +y)
次いで、予想した突入電流値I41を式(15)に適用して、バッテリ1の下限電圧値V41を算出する。
V41=xVO +yI41+w (15)
更に、下限電圧値V41に突入電流値I41を乗じて下限電力値W41を算出する。
W41=V41I41=(xVO +yI41+w)I41
実施の形態5では、実施の形態2と同様に、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,wと抵抗値RSとにより、突入電流値I41を予想する。
I41=VO /(RS +y)=(w/(1−x))/(RS +y)
次いで、予想した突入電流値I41を式(15)に適用して、バッテリ1の下限電圧値V41を算出する。
V41=xVO +yI41+w (15)
更に、下限電圧値V41に突入電流値I41を乗じて下限電力値W41を算出する。
W41=V41I41=(xVO +yI41+w)I41
また、実施の形態1と同様に、クランキング電圧値VC を算出する。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値I31を乗じてクランキング電力値WC を算出する。
WC =VC I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値I31を乗じてクランキング電力値WC を算出する。
WC =VC I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
電源制御部12の始動性判定部14は、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値V41及びクランキング電圧値VC を推定する(S17)。次いで、下限電圧値V41及びクランキング電圧値VC に突入電流値I21及びクランキング電圧時の電流値I41をそれぞれ乗じて、下限電力値W41及びクランキング電力値WC を算出し推定する。
始動性判定部14は、次に、推定した下限電力値W41が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してある下限電力値以上であるか否かを判定し、推定したクランキング電力値WC が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電力値以上であるか否かを判定する。判定した結果、下限電力値W41及びクランキング電力値WC の一方又は両方がそれぞれの所定電力値(下限電力値、クランキング電力値)以上でないか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態6)
実施の形態6では、実施の形態3と同様に、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,w、抵抗値RS、バッテリ1の内部抵抗Rb +Rk (図2)、及び式(13)(14)により、突入電流値I51を予想する。
I51=VO /(RS +Rb +Rk )
=(w/(1−x))/(RS +z/x+(xy+z)/x(1−x))
=(w/(1−x))/(RS −(y+z)/(1−x))
実施の形態6では、実施の形態3と同様に、スタータ10のワイヤハーネスを含めた抵抗値RS をパラメータ記憶部13に記憶させておき、計測及び最小二乗法により定まった係数x,y,z,w、抵抗値RS、バッテリ1の内部抵抗Rb +Rk (図2)、及び式(13)(14)により、突入電流値I51を予想する。
I51=VO /(RS +Rb +Rk )
=(w/(1−x))/(RS +z/x+(xy+z)/x(1−x))
=(w/(1−x))/(RS −(y+z)/(1−x))
次いで、予想した突入電流値I51を式(15)に適用して、バッテリ1の下限電圧値V51を算出する。
V51=xVO +yI51+w (15)
更に、下限電圧値V51に突入電流値I51を乗じて下限電力値W51を算出する。
W51=V51I51=(xVO +yI51+w)I51
V51=xVO +yI51+w (15)
更に、下限電圧値V51に突入電流値I51を乗じて下限電力値W51を算出する。
W51=V51I51=(xVO +yI51+w)I51
また、実施の形態1と同様に、クランキング電圧値VC を算出する。
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値I31を乗じてクランキング電力値WC を算出する。
WC =VC I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
VC ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値I31を乗じてクランキング電力値WC を算出する。
WC =VC I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
電源制御部12の始動性判定部14は、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC を推定する(S17)。次いで、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC に突入電流値I21及びクランキング電圧時の電流値I51をそれぞれ乗じて、下限電力値W51及びクランキング電力値WC を算出し推定する。
始動性判定部14は、次に、推定した下限電力値W51が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してある下限電力値以上であるか否かを判定し、推定したクランキング電力値WC が、実測により求めパラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電力値以上であるか否かを判定する。判定した結果、下限電力値W51及びクランキング電力値WC の一方又は両方がそれぞれの所定電力値(下限電力値、クランキング電力値)以上でないか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態7)
実施の形態7では、実測に基づき定めた下限電力値W61をパラメータ記憶部13に記憶させておき、実施の形態1と同様に、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)(12)に突入電流値IN を適用して、バッテリ1の下限電圧値V21を式(15)で算出する。
V21=xVO +yIN +w (15)
更に、下限電圧値V21に突入電流値IN を乗じて下限電力値W61となる突入電流値IN を求める。
W61=V21IN =(xVO +yIN +w)IN
実施の形態7では、実測に基づき定めた下限電力値W61をパラメータ記憶部13に記憶させておき、実施の形態1と同様に、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)(12)に突入電流値IN を適用して、バッテリ1の下限電圧値V21を式(15)で算出する。
V21=xVO +yIN +w (15)
更に、下限電圧値V21に突入電流値IN を乗じて下限電力値W61となる突入電流値IN を求める。
W61=V21IN =(xVO +yIN +w)IN
また、実測に基づき定めたクランキング電力値WC1をパラメータ記憶部13に記憶させておき、実施の形態1と同様に、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)に電流値INNを適用して、クランキング電圧値VC を式(16)で算出する。
VC ={(y+z)INN+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値INNを乗じてクランキング電力値WC1をとなる電流値INNを求める。
WC1=VC INN={(y+z)INN+w}INN/(1−x)
VC ={(y+z)INN+w}/(1−x) (16)
更に、クランキング電圧値VC にクランキング電圧時の電流値INNを乗じてクランキング電力値WC1をとなる電流値INNを求める。
WC1=VC INN={(y+z)INN+w}INN/(1−x)
電源制御部12の始動性判定部14は、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC を推定する(S17)。次いで、下限電圧値V51及びクランキング電圧値VC に突入電流値IN 及びクランキング電圧時の電流値INNをそれぞれ乗じて、下限電力値W61及びクランキング電力値WC1となる突入電流値IN 及びクランキング電圧時の電流値INNを求める。
始動性判定部14は、次に、求めた突入電流値IN が、パラメータ記憶部13に記憶してある所定の突入電流値以上であるか否かを判定し、求めたクランキング電圧時の電流値INNが、パラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電圧時の所定の電流値以上であるか否かを判定する。判定した結果、突入電流値IN 及びクランキング電圧時の電流値INNの一方又は両方がそれぞれの所定の電流値以上であるか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態8)
実施の形態8では、実測に基づき定めた突入電流値I21及び下限電力値W61をパラメータ記憶部13に記憶させておき、実施の形態1と同様に、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)(12)に突入電流値I21を適用して、バッテリ1の下限電圧値VN を式(15)で算出する。
VN =xVO +yI21+w (15)
I21=(VN −xVO −w)/y
更に、突入電流値I21に下限電圧値VN を乗じて下限電力値W61となる下限電圧値VN を求める。
W61=VN I21=VN (VN −xVO −w)/y
実施の形態8では、実測に基づき定めた突入電流値I21及び下限電力値W61をパラメータ記憶部13に記憶させておき、実施の形態1と同様に、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)(12)に突入電流値I21を適用して、バッテリ1の下限電圧値VN を式(15)で算出する。
VN =xVO +yI21+w (15)
I21=(VN −xVO −w)/y
更に、突入電流値I21に下限電圧値VN を乗じて下限電力値W61となる下限電圧値VN を求める。
W61=VN I21=VN (VN −xVO −w)/y
また、実測に基づき定めたクランキング電圧時の電流値I31及びクランキング電力値WC1をパラメータ記憶部13に記憶させておき、実施の形態1と同様に、計測及び最小二乗法により係数x,y,z,wが定まった式(1)に電流値I31を適用して、クランキング電圧値VN を式(16)で算出する。
VN ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
VN (1−x)−w=(y+z)I31
I31={VN (1−x)−w}/(y+z)
更に、クランキング電圧時の電流値I31にクランキング電圧値VN を乗じてクランキング電力値WC1をとなるクランキング電圧値VN を求める。
WC =VN I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
VN ={(y+z)I31+w}/(1−x) (16)
VN (1−x)−w=(y+z)I31
I31={VN (1−x)−w}/(y+z)
更に、クランキング電圧時の電流値I31にクランキング電圧値VN を乗じてクランキング電力値WC1をとなるクランキング電圧値VN を求める。
WC =VN I31={(y+z)I31+w}I31/(1−x)
電源制御部12の始動性判定部14は、電圧電流特性算出部15が算出した係数x,y,z,w(S15)を使用して、パラメータ記憶部13に記憶してある式(15)(16)により、下限電圧値VN 及びクランキング電圧値VN を算出する。次いで、突入電流値I21及びクランキング電圧時の電流値I31に下限電圧値VN 及びクランキング電圧値VN をそれぞれ乗じて、下限電力値W61及びクランキング電力値WC1となる下限電圧値VN 及びクランキング電圧値VN を求める。
始動性判定部14は、次に、求めた下限電圧値VN が、パラメータ記憶部13に記憶してある所定の下限電圧値以上であるか否かを判定し、求めたクランキング電圧値VN が、パラメータ記憶部13に記憶してあるクランキング電圧値以上であるか否かを判定する。判定した結果、下限電圧値VN 及びクランキング電圧値VN の一方又は両方がそれぞれの電圧値以上であるか否かで、現在のバッテリ1の状態で、エンジンを停止させた場合に、エンジンを再始動させることができないか否かを判定する(S19)。その他の構成及び動作は、上述した実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
尚、上述した各実施の形態では、それぞれ2つの電圧値、電力値、電力値で始動性を予測しているが、それぞれ何れか1つの電圧値、電力値、電力値で始動性を予測することも可能であることは言うまでもない。
尚、上述した各実施の形態では、それぞれ2つの電圧値、電力値、電力値で始動性を予測しているが、それぞれ何れか1つの電圧値、電力値、電力値で始動性を予測することも可能であることは言うまでもない。
1 バッテリ(車載バッテリ)
2 電流センサ
3 電圧センサ
4 リレー
5,6 負荷
7 始動スイッチ
8 イグニッションスイッチ
9 アクセサリスイッチ
10 スタータ(始動装置、セルモータ)
11 点火装置
12 電源制御部
13 パラメータ記憶部
14 始動性判定部(予測手段、電圧値を算出する手段、判定手段)
15 電圧電流特性算出部(算出する手段)
16 オルタネータ(交流発電機)
2 電流センサ
3 電圧センサ
4 リレー
5,6 負荷
7 始動スイッチ
8 イグニッションスイッチ
9 アクセサリスイッチ
10 スタータ(始動装置、セルモータ)
11 点火装置
12 電源制御部
13 パラメータ記憶部
14 始動性判定部(予測手段、電圧値を算出する手段、判定手段)
15 電圧電流特性算出部(算出する手段)
16 オルタネータ(交流発電機)
Claims (7)
- 車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、
前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンの始動時の始動電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値が第1電圧値より低いか否かを判定する判定手段とを備え、該判定手段が第1電圧値より低いと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする始動性予測装置。 - 前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値が第2電圧値より低いか否かを判定する第2判定手段とを更に備え、前記判定手段が第1電圧値より低いと判定したとき、及び/又は前記第2判定手段が第2電圧値より低いと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してある請求項1記載の始動性予測装置。
- 車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、
前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値が所定電圧値より低いか否かを判定する手段とを備え、該手段が所定電圧値より低いと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする始動性予測装置。 - 車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、
前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値に前記電流値を乗じて電力値を算出する手段と、該手段が算出した電力値が第1電力値より小さいか否かを判定する判定手段とを備え、該判定手段が第1電力値より小さいと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする始動性予測装置。 - 前記予測手段は、予め定められた前記エンジンの始動時の始動電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値に前記始動電流値を乗じて電力値を算出する手段と、該手段が算出した電力値が第2電力値より小さいか否かを判定する第2判定手段とを更に備え、前記判定手段が第1電力値より小さいと判定したとき、及び/又は前記第2判定手段が第2電力値より小さいと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してある請求項4記載の始動性予測装置。
- 車載バッテリの電圧値及び電流値を計測する計測手段と、該計測手段が計測した電圧値及び電流値に基づき、前記車載バッテリの電圧電流特性を算出する手段と、該手段が算出した車載バッテリの電圧電流特性に基づき、前記エンジンが始動可能であるか否かを予測する予測手段とを備える始動性予測装置であって、
前記計測手段は、前記車載バッテリが充電中でないときに、前記車載バッテリの電圧値及び電流値を計測するように構成してあり、前記予測手段は、予め定められた前記エンジンのクランキング時の電流値を、前記電圧電流特性に適用したときの前記車載バッテリの電圧値を算出する手段と、該手段が算出した電圧値に前記電流値を乗じて電力値を算出する手段と、該手段が算出した電力値が所定電力値より小さいか否かを判定する手段とを備え、該手段が所定電力値より小さいと判定したときに、前記エンジンが始動不能であると予測するように構成してあることを特徴とする始動性予測装置。 - 請求項1乃至6の何れか1項に記載された始動性予測装置と、該始動性予測装置がエンジンは始動不能であると予測したときに、車載バッテリに接続された電気負荷のうち、予め定められた電気負荷の前記車載バッテリからの切断、又は前記電気負荷への供給電力の削減を実行する手段とを備えることを特徴とする電源制御装置。
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