JP2008229886A - 液体噴射装置、液体噴射方法、液体噴射装置の検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリンタ1は、搬送ローラ対4による用紙ニップ位置(PFニップ位置)Yrと、紙検出センサ17の位置Yfと、用紙頭出し量dと、をもとにして、用紙後端がPFニップ位置Yrを通過するk回目の副走査送りを実行した後の用紙後端位置Ye(k)からPFニップ位置Yrまでの距離dr1及び、用紙後端位置Ye(k−1)からPFニップ位置Yrまでの距離dr2が、安全距離ds以内であるか否かを判断し、いずれか一方が安全距離dsを超える場合には、記録実行内容を変更して、距離dr1、dr2を安全距離ds以内に設定した上で記録を実行する。
【選択図】図6
Description
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
本態様によれば、前記制御部は、前記k回目の被噴射媒体送りを実行する際に、被噴射媒体送り量を補正するので、上述の通り被噴射媒体の後端が搬送ローラ対を通過する際の搬送精度低下を確実に防止することができる。
<<インクジェットプリンタの構成>>
以下では先ず、図1乃至図3を参照しながら本発明の「液体噴射装置」の一実施形態に係る記録装置としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の構成について概説する。ここで図1はプリンタ1の側断面図、図2は液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド23のノズル配置を示す図、図3は制御部50のブロック図である。尚、以下では、図1の右方向(プリンタ前方側)を用紙搬送経路の「下流側」と言い、図1の左方向を同「上流側」と言うこととする。
プリンタ1は後部に「被噴射媒体」の一例としての記録用紙(主として単票紙:以下「用紙P」或いは単に「用紙」と言う)を傾斜姿勢でセット可能な給送装置2を備え、当該給送装置2から、用紙Pを下流側の搬送ローラ対4へ向けて給送する。給送された用紙Pは搬送ローラ対4又は排出ローラ対5から送り力を受け、或いは搬送ローラ対4と排出ローラ対5の双方から送り力を受けて下流側に送られ(副走査送り)、液体の一例としてのインクを吐出(噴射)する液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド23により記録が実行される。そして記録ヘッド23によって記録の行われた用紙Pは、下流側の排出ローラ対5によって装置前方へ排出される。
以上がプリンタ1の全体構成である。
[第1実施形態]
以下、図4乃至図8を参照しながら本発明に係るプリンタ検査方法の流れについて説明する。図4は本発明に係るプリンタ検査方法の流れを示すフローチャート、図5は検査パターンを示す図、図6はプリンタ1の各構成要素間の寸法及び座標値を示す図、図7は検査パターン形成方法を示すフローチャート、図8は得られた各寸法値をもとに用紙後端が搬送ローラ対4から抜けるタイミングを判断する方法を示すフローチャートである。
上記第1実施形態では、基準ノズル位置YbをY座標上の基準位置とし、この位置から上流側へ距離aの位置をPFニップ位置Yrとし、基準ノズル位置Ybから下流側へ距離c、更にこの位置(位置Yj)から上流側へ距離d(頭出し量)の位置を紙検出センサ17の位置Yfとすることで、PFニップ位置Yrと紙検出センサ17の位置Yfとの相対的な位置関係を求めた。以下では、その他の例としてPFニップ位置YfをY座標上の基準位置とする方法について図9乃至図12を参照しつつ説明する。
以下、用紙後端がPFニップ位置Yrを通過するタイミングを安全側にシフトさせる手段について図13乃至図18を参照しながら説明する。ここで図13は上記手段を実現するプログラム処理の流れを概説する為のフローチャート、図14乃至図18はラスタライン、記録領域、用紙、のこれらの位置関係を示す図である。
図14乃至図18はインターレース記録の説明図でもある。なお、説明の便宜上、記録ヘッド23が有するノズル群(図の例では#1ノズル〜#5ノズルにより構成される)が、用紙に対して移動しているように描かれているが、同図はノズル群と用紙との相対的な位置関係を示すものであって、実際には用紙がY方向(副走査方向)に搬送される。また、同図において、丸囲い数字で示されたノズルは実際にインクを吐出するノズルであり、丸囲いのされていない数字で示されたノズルはインクを吐出しないノズルである。
図14は縁無し記録を行う場合を示しており、番号6までのラスタラインは実際には形成されず(マスクされる)、番号7以降のラスタラインが形成され、この番号7のラスタラインが記録領域の先端となる。縁無し記録である為、記録領域の上端部分及び下端部分には切り捨て領域が生じ、具体的には番号7〜12のラスタラインは用紙先端から外れた領域に形成され、即ち紙案内前27(図1)に形成された溝穴に打ち捨てられるので、実際の記録は行われない。そして番号13のラスタラインが用紙の最も上端に形成され、以降のラスタラインが用紙に形成される。
図15は、用紙後端がPFニップ位置Yrを通過するタイミングがクリティカルとなる場合を示している。即ち同図においては、14回目の副走査送り時に用紙後端がPFニップ位置Yrを通過することを示しているが(k=14)、そのタイミングは、図示する様に14回目の副走査送りの開始直後となっている為、用紙搬送精度が或る程度低下したり、或いは用紙長Lに或る程度の誤差が存在すると、用紙後端がPFニップ位置Yrを通過するタイミングが13回目の副走査送り時に属してしまう虞が高く、つまり14回目の副走査送り時に用紙後端がPFニップ位置Yrを通過することが確定的でない状態となっている。従ってこの様な場合には、記録実行内容を変更することにより、用紙後端がPFニップ位置Yrを通過するタイミングを安全側にシフトさせる。
図16は、用紙頭出し量dに3ラスタライン分に相当する補正量δを加え、用紙頭出し位置を3ラスタライン分下流側にずらした場合を示している。これにより用紙後端がPFニップ位置Yrを通過するタイミングが13回目の副走査送りのほぼ中間に位置することとなり、用紙搬送精度が或る程度低下したり、或いは用紙長Lに或る程度の誤差が存在していても、13回目の副走査送り時に用紙後端がPFニップ位置Yrを通過することが確定的となる。
縁無し記録では、上述の通り用紙上端からはみ出す領域に対しても記録領域が設定されており、この領域に対してもインクが吐出されるようになっている。これにより用紙が記録領域に対し多少ずれても、用紙の端部へ向けて確実にインクを吐出してドットを形成することができ、もって端部に余白を形成しないようにできる。
図18は、複数回実行が見込まれる副走査送りのうち7回目の副走査送り量を変更した場合、即ち記録方式を変更した場合を示している。これにより用紙後端がPFニップ位置Yrを通過するタイミングが13回目の副走査送りのほぼ中間に位置することとなり、用紙搬送精度が或る程度低下したり、或いは用紙長Lに或る程度の誤差が存在していても、13回目の副走査送り時に用紙後端がPFニップ位置Yrを通過することが確定的となる。
Claims (10)
- 被噴射媒体に対して液体を噴射することにより被噴射媒体にドットを形成する液体噴射ノズルを複数備えた液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられる搬送ローラ対及び前記液体噴射ヘッドの下流側に設けられる排出ローラ対を備えて構成された被噴射媒体送り手段と、
被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受信可能であるとともに、前記液体噴射ヘッド及び前記被噴射媒体送り手段を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、液体噴射実行開始前に、被噴射媒体搬送方向における前記搬送ローラ対の実在位置Yrと前記検出手段の実在位置Yfとの位置関係に係る情報と、
被噴射媒体の先端が前記検出手段を通過してから液体噴射実行の為の頭出し位置まで搬送される搬送量dと、
をもとにして、被噴射媒体後端が前記搬送ローラ対を通過するk回目の被噴射媒体送りを実行した後の被噴射媒体後端の見込み位置Ye(k)から前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離dr1及び、(k−1)回目の被噴射媒体送りを実行した後の被噴射媒体後端の見込み位置Ye(k−1)から前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離dr2が、安全距離ds以上であるか否かを判断し、
少なくとも前記距離dr1及び前記距離dr2のいずれか一方が、前記安全距離dsより小さいと判断した場合には、
前記搬送量d、或いは前記頭出し位置から複数回実行が見込まれる被噴射媒体送りのうち少なくとも1回の被噴射媒体送り時の搬送量F、或いは前記搬送量d及び前記搬送量F、を変更することにより、前記距離dr1及び前記距離dr2を前記安全距離ds以上に設定した上で液体噴射を実行する、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記制御部は、前記k回目の被噴射媒体送りを実行する際に、被噴射媒体送り量を補正することを特徴とする液体噴射装置。
- 請求項1または2に記載の液体噴射装置において、前記液体噴射ヘッドが主走査方向に往復動しながら被噴射媒体にドット形成を行う際に、
前記制御部は、前記k回目の被噴射媒体送りを境にして、前記液体噴射ヘッドの往路において形成されるドットと復路において形成されるドットの主走査方向位置ずれを補正する為の補正値を切り換える、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体噴射装置において、前記制御部は、基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離aと、被噴射媒体の先端が前記検出手段を通過してから搬送量d搬送された被噴射媒体の頭出し位置における被噴射媒体先端から、前記基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybまでの被噴射媒体搬送方向における距離cと、を求める為の検査用パターン形成モードを備え、
前記検査用パターン形成モードは、被噴射媒体を前記頭出し位置に位置決めした状態において、基準とすべき液体噴射ノズルを用いて1本のラスタラインを形成することにより、前記距離cに相当する間隔を、被噴射媒体先端と前記1本のラスタラインとの間に形成し、
次いで被噴射媒体の後端を前記搬送ローラ対上流側の所定位置に位置決めした状態から、被噴射媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過して前記搬送ローラ対下流側の所定位置に到達するまで、所定ピッチの被噴射媒体送りと、前記基準とすべき液体噴射ノズルによる1本のラスタラインの形成と、を交互に実行して所定ピッチで複数本のラスタラインを形成することにより、前記距離aに相当する間隔を、被噴射媒体後端と、前記複数本のラスタラインで形成された複数間隔のうち最も小さい間隔、または最も大きい間隔を形成する2本のラスタラインの中間位置との間に形成するモードである、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体噴射装置において、前記制御部は、基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離aと、基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記検出手段の実在位置Yfまでの被噴射媒体搬送方向における距離eと、を求める為の検査用パターン形成モードを備え、
前記検査用パターン形成モードは、前記検出手段が被噴射媒体後端の通過を検出した際に基準とすべき液体噴射ノズルを用いて1本のラスタラインを形成することにより、前記距離eに相当する間隔を、被噴射媒体後端と前記1本のラスタラインとの間に形成し、
次いで被噴射媒体の後端を前記搬送ローラ対上流側の所定位置に位置決めした状態から、被噴射媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過して前記搬送ローラ対下流側の所定位置に到達するまで、所定ピッチの被噴射媒体送りと、前記基準とすべき液体噴射ノズルによる1本のラスタラインの形成と、を交互に実行して所定ピッチで複数本のラスタラインを形成することにより、前記距離aに相当する間隔を、被噴射媒体後端と、前記複数本のラスタラインで形成された複数間隔のうち最も小さい間隔、または最も大きい間隔を形成する2本のラスタラインの中間位置との間に形成するモードである、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 被噴射媒体に対して液体を噴射することにより被噴射媒体にドットを形成する液体噴射ノズルを複数備えた液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられる搬送ローラ対及び前記液体噴射ヘッドの下流側に設けられる排出ローラ対を備えて構成された被噴射媒体送り手段と、
被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受信可能であるとともに、前記液体噴射ヘッド及び前記被噴射媒体送り手段を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離aと、被噴射媒体の先端が前記検出手段を通過してから搬送量d搬送された被噴射媒体の頭出し位置における被噴射媒体先端から、前記基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybまでの被噴射媒体搬送方向における距離cと、を求める為の検査用パターン形成モードを備え、
前記検査用パターン形成モードは、被噴射媒体を前記頭出し位置に位置決めした状態において、基準とすべき液体噴射ノズルを用いて1本のラスタラインを形成することにより、前記距離cに相当する間隔を、被噴射媒体先端と前記1本のラスタラインとの間に形成し、
次いで被噴射媒体の後端を前記搬送ローラ対上流側の所定位置に位置決めした状態から、被噴射媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過して前記搬送ローラ対下流側の所定位置に到達するまで、所定ピッチの被噴射媒体送りと、前記基準とすべき液体噴射ノズルによる1本のラスタラインの形成と、を交互に実行して所定ピッチで複数本のラスタラインを形成することにより、前記距離aに相当する間隔を、被噴射媒体後端と、前記複数本のラスタラインで形成された複数間隔のうち最も小さい間隔、または最も大きい間隔を形成する2本のラスタラインの中間位置との間に形成するモードである、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 被噴射媒体に対して液体を噴射することにより被噴射媒体にドットを形成する液体噴射ノズルを複数備えた液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられる搬送ローラ対及び前記液体噴射ヘッドの下流側に設けられる排出ローラ対を備えて構成された被噴射媒体送り手段と、
被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受信可能であるとともに、前記液体噴射ヘッド及び前記被噴射媒体送り手段を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離aと、基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記検出手段の実在位置Yfまでの被噴射媒体搬送方向における距離eと、を求める為の検査用パターン形成モードを備え、
前記検査用パターン形成モードは、前記検出手段が被噴射媒体後端の通過を検出した際に基準とすべき液体噴射ノズルを用いて1本のラスタラインを形成することにより、前記距離eに相当する間隔を、被噴射媒体後端と前記1本のラスタラインとの間に形成し、
次いで被噴射媒体の後端を前記搬送ローラ対上流側の所定位置に位置決めした状態から、被噴射媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過して前記搬送ローラ対下流側の所定位置に到達するまで、所定ピッチの被噴射媒体送りと、前記基準とすべき液体噴射ノズルによる1本のラスタラインの形成と、を交互に実行して所定ピッチで複数本のラスタラインを形成することにより、前記距離aに相当する間隔を、被噴射媒体後端と、前記複数本のラスタラインで形成された複数間隔のうち最も小さい間隔、または最も大きい間隔を形成する2本のラスタラインの中間位置との間に形成するモードである、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 被噴射媒体に対して液体を噴射することにより被噴射媒体にドットを形成する液体噴射ノズルを複数備えた液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられる搬送ローラ対及び前記液体噴射ヘッドの下流側に設けられる排出ローラ対を備えて構成された被噴射媒体送り手段と、
被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受信可能であるとともに、前記液体噴射ヘッド及び前記被噴射媒体送り手段を制御する制御部と、を備えた液体噴射装置における液体噴射方法であって、
液体噴射実行開始前に、
前記搬送ローラ対の被噴射媒体搬送方向における実在位置Yrと前記検出手段の実在位置Yfとの位置関係に係る情報と、
被噴射媒体の先端が前記検出手段を通過してから液体噴射実行の為の頭出し位置まで搬送される搬送量dと、
をもとにして、被噴射媒体後端が前記搬送ローラ対を通過するk回目の被噴射媒体送りを実行した後の被噴射媒体後端の見込み位置Ye(k)から前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離dr1及び、(k−1)回目の被噴射媒体送りを実行した後の被噴射媒体後端の見込み位置Ye(k−1)から前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離dr2が、安全距離ds以上であるか否かを判断し、
少なくとも前記距離dr1及び前記距離dr2のいずれか一方が、前記安全距離dsより小さいと判断した場合には、
前記搬送量d、或いは前記頭出し位置から複数回実行が見込まれる被噴射媒体送りのうち少なくとも1回の被噴射媒体送り時の搬送量F、或いは前記搬送量d及び前記搬送量F、を変更することにより、前記距離dr1及び前記距離dr2を前記安全距離ds以内に設定した上で液体噴射を実行する、
ことを特徴とする液体噴射方法。 - 被噴射媒体に対して液体を噴射することにより被噴射媒体にドットを形成する液体噴射ノズルを複数備えた液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられる搬送ローラ対及び前記液体噴射ヘッドの下流側に設けられる排出ローラ対を備えて構成された被噴射媒体送り手段と、
被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受信可能であるとともに、前記液体噴射ヘッド及び前記被噴射媒体送り手段を制御する制御部と、を備えた液体噴射装置の、
基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離aと、
被噴射媒体の先端が前記検出手段を通過してから搬送量d搬送された被噴射媒体の頭出し位置における被噴射媒体先端から、前記基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybまでの被噴射媒体搬送方向における距離cと、を検査する方法であって、
(1)被噴射媒体を前記頭出し位置に位置決めした状態において基準とすべき液体噴射ノズルを用いて1本のラスタラインを形成し、
(2)被噴射媒体の後端を前記搬送ローラ対上流側の所定位置に位置決めした状態から、被噴射媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過して前記搬送ローラ対下流側の所定位置に到達するまで、所定ピッチの被噴射媒体送りと、前記基準とすべき液体噴射ノズルによる1本のラスタラインの形成と、を交互に実行することにより所定ピッチで複数本のラスタラインを形成し、
(3)被噴射媒体先端から、上記(1)で形成されたラスタラインまでの距離を測定することにより上記距離cを求め、
(4)上記(2)の複数本のラスタラインで形成された複数間隔のうち、最も小さい間隔、または最も大きい間隔を形成する2本のラスタラインの中間位置から、被噴射媒体後端までの距離を測定することにより上記距離aを求める、
ことを特徴とする液体噴射装置の検査方法。 - 被噴射媒体に対して液体を噴射することにより被噴射媒体にドットを形成する液体噴射ノズルを複数備えた液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドの上流側に設けられる搬送ローラ対及び前記液体噴射ヘッドの下流側に設けられる排出ローラ対を備えて構成された被噴射媒体送り手段と、
被噴射媒体の搬送経路上における位置を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受信可能であるとともに、前記液体噴射ヘッド及び前記被噴射媒体送り手段を制御する制御部と、を備えた液体噴射装置の、
基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記搬送ローラ対の実在位置Yrまでの被噴射媒体搬送方向における距離aと、
基準とする液体噴射ノズルの被噴射媒体搬送方向における実在位置Ybから前記検出手段の実在位置Yfまでの被噴射媒体搬送方向における距離eと、を検査する方法であって、
(1)前記検出手段が被噴射媒体後端の通過を検出した際に基準とすべき液体噴射ノズルを用いて1本のラスタラインを形成し、
(2)被噴射媒体の後端を前記搬送ローラ対上流側の所定位置に位置決めした状態から、被噴射媒体の後端が前記搬送ローラ対を通過して前記搬送ローラ対下流側の所定位置に到達するまで、所定ピッチの被噴射媒体送りと、前記基準とすべき液体噴射ノズルによる1本のラスタラインの形成と、を交互に実行することにより所定ピッチで複数本のラスタラインを形成し、
(3)被噴射媒体後端から、上記(1)で形成されたラスタラインまでの距離を測定することにより上記距離eを求め、
(4)上記(2)の複数本のラスタラインで形成された複数間隔のうち、最も小さい間隔、または最も大きい間隔を形成する2本のラスタラインの中間位置から、被噴射媒体後端までの距離を測定することにより上記距離aを求める、
ことを特徴とする液体噴射装置の検査方法。
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JP2007068709A JP2008229886A (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | 液体噴射装置、液体噴射方法、液体噴射装置の検査方法 |
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---|---|---|---|---|
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---|---|---|---|---|
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