JP2008229859A - フィルタ手段を含むスクリュプリプラ射出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
フィルタ面積が大きくかつ溶融樹脂の洩れが発生しないフィルタ手段を着脱可能にかつコンパクトに備えたスクリュプリプラ射出装置が望まれる。
【解決手段】
可塑化ユニット、射出ユニット、及びそれらの装置を連通する連通孔を有する連通部材を備えるスクリュプリプラ射出装置は、その可塑化ユニットの可塑化シリンダの出口側に、可塑化された溶融樹脂から異物を除去するフィルタ手段を含む。そのフィルタ手段は、その可塑化シリンダの出口側に向かって着脱自在に装着されるプラグ部分と底付き筒部分を一体に含み、その底付き筒部分の可塑化シリンダ側の端部に円柱状の凹空所を有するとともにその凹空所の壁面にその連通部材の連通孔に連通する複数個の溝を有する。また、そのフィルタ手段は、その凹空所の溝に筒状のフィルタを着脱自在に密着させる。しかして、溶融樹脂は、その可塑化シリンダからそのフィルタを通過してその射出ユニットに送られる。
【選択図】 図2
フィルタ面積が大きくかつ溶融樹脂の洩れが発生しないフィルタ手段を着脱可能にかつコンパクトに備えたスクリュプリプラ射出装置が望まれる。
【解決手段】
可塑化ユニット、射出ユニット、及びそれらの装置を連通する連通孔を有する連通部材を備えるスクリュプリプラ射出装置は、その可塑化ユニットの可塑化シリンダの出口側に、可塑化された溶融樹脂から異物を除去するフィルタ手段を含む。そのフィルタ手段は、その可塑化シリンダの出口側に向かって着脱自在に装着されるプラグ部分と底付き筒部分を一体に含み、その底付き筒部分の可塑化シリンダ側の端部に円柱状の凹空所を有するとともにその凹空所の壁面にその連通部材の連通孔に連通する複数個の溝を有する。また、そのフィルタ手段は、その凹空所の溝に筒状のフィルタを着脱自在に密着させる。しかして、溶融樹脂は、その可塑化シリンダからそのフィルタを通過してその射出ユニットに送られる。
【選択図】 図2
Description
この発明は、可塑化された樹脂からゴミや金属粉などの異物を除去するフィルタ手段を含むスクリュプリプラ射出装置に関する。
通常、成形品にゴミや金属粉などの異物が混入することは許されない。それで、成形樹脂材料は、異物が混入しないように取り扱われる。通常、この対策だけで成形品に異物が混入する虞はほとんどない。
一方、廃プラスチックを再利用することが、近年、資源の有効活用と地球環境の保全のために注目されている。そのため、廃プラスチックは、再生樹脂材料として予め物性等を改善されて押出機等によってペレット化されて再利用される。このような再生樹脂材料は、ほとんどの異物をフィルタによって除去されるが、物性的には劣っている。したがって、再生樹脂材料は、どちらかといえば高品質を要求されない成形品の成形に再使用されている。
ところで、前者の通常成形では、例えばレンズ成形などのように異物混入が全く許容されない場合がある。また、後者の再生樹脂成形では、廃プラスチックにより近いグレードの低い材料を混入させたい一方でできるだけ異物混入を避けたいという相反した場合がある。そのような場合には、射出装置自体が異物を除去するフィルタを内蔵すると良い。そのような射出装置では、異物はフィルタによって確実に除去されるからである。
そこで、フィルタ装置を組み込んだ射出装置が望まれるが、そのような成形装置は、例えば公開特許特開2004−50427号公報(特許文献1)に開示されている。
その射出成形機は、どちらかといえば再生樹脂の射出装置であって、フレーク状のリサイクル材料の直接使用を可能となす装置である。その成形機は、射出装置、可塑化装置、そしてそれらの可塑化装置と射出装置を連通する流通装置を備えるとともに、可塑化装置と流通装置の間に異物除去装置を備えるものである。
その異物除去装置は、可塑化装置と流通装置との間に取り付けられた本体部と、その本体部に対してその側方からスライドするフィルタ設置板とを含む。そして、そのフィルタ設置板は、複数の窓穴に金網のフィルタを着脱自在に嵌着できるように構成される。しかして、目詰まりしたフィルタは、フィルタ設置板をスライドすることによって新しいフィルタに変更される。
しかしながら本発明人は、その射出成形機のフィルタ更新が板状のフィルタ設置板のスライド動作によって行われることに対して不安を感じる。なぜなら、この装置のフィルタ設置板が板状であり本体部の開口が矩形であることから、樹脂洩れの懸念を禁じ得ないからである。高精度加工では矩形加工の方が丸物加工より難しいこと及び角隅でのシールが難しいことから、矩形隙間でのシールは一般的に回避されるべきでものである。
実際、押出機、特にペレタイザーなどでのこの種のシールは、つぎのような丸物の組み合わせシールによって実用化されている。すなわち、上記フィルタ設置板に相当するスクリーンを含むスライド部材が円柱部材であり、装着穴が円孔である。そして、その円柱部材が側方からスライドする構成である。
ただし、このスライド式のスクリーン装置は、連続運転する押出機においてこそ有効なものである。この押出機のスクリーン装置は、可塑化装置に対して側方からスライドするものであり、スクリーンチェンジャを含む。それで、そのスクリーン装置はそれなりの設置スペースとコストを要するが、異物を連続的に除去する必要性が高い押出機においては、その作用効果がその不利を上回る。したがって、このスライド式のスクリーン装置は、通常の射出成形機では設置スペースと装置コストの点で過剰で大がかりにならざるを得ない。
また、本発明人は、上記従来公知のフィルタの目詰まり対策についても、まだ改善の余地があると認識した。すなわち、フィルタの面積を拡大しかつその剛性を強化することは、なお改良可能な課題であると認識したのである。
そこで、この発明は、スクリュプリプラ射出装置に相応しいフィルタ手段として、その交換が容易であり、溶融樹脂の洩れの心配が全くなく、そして大がかりでないフィルタ手段を実現することを目的とする。その上、この発明は、フィルタ面積が大きくかつフィルタ剛性が高いフィルタ手段を実現することをも目的とする。
本発明の再生樹脂成形機は、上記の課題を解決するために、成形樹脂材料を可塑化シリンダの中で可塑化する可塑化ユニットと、可塑化された溶融樹脂を射出シリンダの中で計量して射出充填する射出ユニットと、その可塑化シリンダとその射出シリンダを連通する連通孔を有する連通部材と、溶融樹脂から異物を除去するフィルタが装着されるフィルタ保持部材を含むフィルタ手段とを有するスクリュプリプラ射出装置において、そのフィルタ保持部材は、その可塑化シリンダに対して同芯に着脱自在に取り付けられる部材であって、取り付け部分としての鍔部分と、その可塑化シリンダの出口側の端部に嵌着されるとともに可塑化シリンダ側に円柱状の凹空所を有する底付き筒部分と、その鍔部分とその底付き筒部分とを一体化するプラグ部分とからなり、その凹空所の壁面に、複数の透孔を介してその連通孔に連通する複数個の溝を備える一方、そのフィルタは、その底付き筒部分のその溝を覆うようにその筒部分の壁面に密着状態に装着されるように構成される。
この発明のスクリュプリプラ射出装置によれば、そのフィルタ手段は、そのフィルタ保持部材の底付き筒部分をその可塑化シリンダの出口側先端に挿嵌するとともに鍔部分を固定することによって、可塑化シリンダの出口側先端に同芯に装着される。それで、そのフィルタ手段の交換が容易になることはもちろん溶融樹脂の洩れの心配も全くない。また、スペース的にもコスト的にもコンパクトであり決して大がかりではない。また、そのフィルタ手段は、その底付き筒部分の凹空所壁面の溝を覆うようにフィルタを密着させるので、フィルタ面積を大きくする一方で筒部材壁面によってバックアップしてフィルタ剛性を高めることができる。
以下、この発明の実施の形態が、図1ないし図4とともに説明される。この発明のスクリュプリプラ射出装置1(以下、単に射出装置1という)は、図1のように、成形樹脂材料2aを可塑化シリンダ11の中で可塑化スクリュ12によって可塑化する可塑化ユニット10と、可塑化された樹脂2b(以下、溶融樹脂という)を射出シリンダ21の中で計量してプランジャ22によって射出充填する射出ユニット20と、その可塑化シリンダとその射出シリンダを連通する連通孔31aを有する連通部材31と、を有する。
また、この射出装置1には、計量された溶融樹脂2bが射出の際に射出シリンダ21から可塑化シリンダ11に逆流しないように、可塑化ユニット10と射出ユニット20との間に逆流防止手段が設けられる。図では、例えば連通部材30の中に、90度回転することによって連通孔31aを開閉する円柱状のロータリバルブ35が設けられる。この逆流防止手段35は、従来公知のチェックバルブなど、いろいろなバルブであっても良い。また、可塑化シリンダ11中で可塑化スクリュ12を前後させて逆流を防止する従来公知の装置であっても良い。したがって、射出装置1の全体的な構成は、従来のスクリュプリプラ射出装置と基本的に同じである。
このような射出装置1において、ホッパ13から可塑化シリンダ11に投入された成形樹脂材料2aは、可塑化シリンダに巻回された図示省略されたヒータによって加熱されるとともに可塑化スクリュ12の回転によって前方に送られる間に圧縮され剪断発熱してほとんど溶融状態に可塑化される。そして、溶融樹脂2bは、連通部材31から射出ユニット20に送られてそこで計量されて射出される。このため、図示省略された可塑化スクリュ12の後端は、図示省略された回転駆動手段によって回転制御される。23はプランジャを前後に駆動する駆動手段、24は金型に当接するノズルである。
このような射出装置1には、溶融樹脂から異物を除去するフィルタ手段40が、可塑化シリンダ11の出口側に対して同芯に着脱自在に装着される。そして、そのフィルタ手段40は、図2ないし図4により具体的に示されるように、フィルタ42とそのフィルタが脱着されるフィルタ保持部材41を含む。なお、本図では連通部材31が可塑化シリンダ11の出口側に取り付けられている。この場合、フィルタ保持部材41は連通部材31に取り付けられることになる。
フィルタ保持部材41は、連通部材31に着脱自在に固定される取り付け部材としての鍔部分41aと、その可塑化シリンダの出口側先端部分に着脱自在に挿嵌されるとともにそのシリンダ側の端部に有底円柱状の凹空所41dが形成された円柱状の底付き筒部分41cと、その鍔部分41aと底付き筒部分41cとを一体化する、円柱状のプラグ部分41bと、を含む。そして、フィルタ保持部材41は、底付き筒部分41cの凹空所41dを形成する壁面41eに、その筒部分の中心軸に平行に形成された複数個の溝41fを備えるとともに、その溝41fを延長した複数個の透孔41gによって連通孔31aに連通させている。
一方、フィルタ42は、底付き筒部分41cの壁面41eに着脱自在に密着された状態で溝41fを覆うように筒状に形成されている。より詳細には、フィルタ42は、除去すべき異物の粒径に応じた直径の孔が明いた、金網状板又はメッシュ状の多孔板からなり、底付き筒部分41cの壁面41eに密着するような円筒に形成される。ここで、フィルタ42自体とそのフィルタに覆われる溝41fの長さは、フィルタ面積をできるだけ大きくするために長く形成される。このフイルタの見掛けの剛性は、底付き筒部分41cの隣り合う溝間の壁面41eによってバックアップされて強化される。また、フィルタ42の着脱は、例えばフィルタ42と凹空所とが適宜公差で嵌め合わされることで簡単な構成でかつ容易にできる。もちろん、各種のフィルタ外し用治具を用意することもできる。
フィルタ保持部材41が連通部材31に取り付けられる本実施例では、鍔部分41aを密着させる装着面31bと、プラグ部分41bを挿入する装着孔31cが連通部材31に形成され、底付き筒部分41cを挿入する装着孔11aが可塑化シリンダ11の出口側に形成される。当然、それらの装着孔31c及び11aは、底付き筒部分41cが可塑化シリンダ11に同芯に挿嵌されるようにその可塑化シリンダ11の中心に同芯に形成される。
なお、連通部材31と可塑化シリンダ11の取り付け形態については、他の形態が採用されることがあるる。その形態には、図示省略されているが、可塑化シリンダ11の側面に連通部材31が接続されその可塑化シリンダの出口側が蓋部材によって塞がれた形態等がある。その場合、上記装着面31bとそれに続く装着孔31cは、その蓋部材に形成される。
しかして、フィルタ手段40は、鍔部分41aをボルト43によって締結して連通部材31の装着面31bに当接させることによって、底付き筒部分41cが可塑化シリンダ11の出口側先端の装着孔11aに挿嵌された状態で装着される。このとき、鍔部分41aと装着面31b、あるいは、プラグ部分41bと装着孔31cの隙間からの樹脂洩れは、例えば図2のように、リング状の凹凸部材(インロウ部材)を相互に当接させたり、リング状のシール部材をそれらの間に介在させたりする従来のシール方法によって防止される。もちろん、プラグ部分41bと底付き筒部分41cの外径は、連通部材31の装着孔31cや可塑化シリンダ出口側先端の装着孔11aに密着する寸法に形成される。
望ましくは、可塑化シリンダ11先端側の、フィルタ手段40の底付き筒部分41cの近くに透孔が明けられて、それに圧力センサ14が装着されると良い。この圧力センサは、可塑化シリンダ内の溶融樹脂2bの圧力を検出して、その圧力値を図示省略された成形装置の制御装置に送る。もちろん、目詰まり検出はこのような圧力センサだけによらない。例えば、可塑化スクリュ12の溶融樹脂を送り出す回転トルクを検出して、そのトルクから制御装置が目詰まりを判断するものであっても良い。
図2ないし図4は、さらに具体的な細部の構成を含んでいる。その構成は、あくまで設計上の具体的な一構成例に過ぎないが、以下のとおりである。
フィルタ42の交換は、鍔部分41aを取り付けるボルト43を外して、フィルタ保持部材41を可塑化シリンダ11から抜き出すことによって行われる。しかし、フィルタ保持部材41の抜き出しにはそれなりの大きな力を要する。そこで、その鍔部材に押しボルト44を別個に取り付けておき、抜き出し困難な場合にその押しボルトをねじ込むことによってフィルタ保持部材41を抜き出しても良い。
プラグ部分41bと底付き筒部分41cは、つぎの加工が両者の接合面側から行われることから別部材として製作される。すなわち、プラグ部分41bでは透孔41gと連通孔31aを連通する環状溝41hの加工と横孔41jの加工であり、底付き筒部分41cでは溝41fと透孔41gとの連通加工である。そして、それら2つの部材は、ボルト45によって固定される。特にそのボルト45のボルト孔が凹空所41d側に開口している場合には、仕切板46によって塞がれる。
以上のように構成された射出装置1において、可塑化されて底付き筒部分41cの凹空所41dまで前進してきた溶融樹脂2bは、可塑化スクリュ12の回転による押し出し動作とプランジャ22の後退動作の協働動作によって射出シリンダ21側に送り出されて計量される。このとき、溶融樹脂2b中の異物がフィルタ42に補足される。
つぎに、計量された溶融樹脂2bはプランジャ22の前進によって射出されるが、逆流防止手段35がその溶融樹脂の可塑化シリンダ11への逆流を防止する。したがって、フィルタ42の箇所で溶融樹脂2bが逆方向に流れることはない。
計量と射出が繰り返されてフィルタ42に異物が増加すると、そのフィルタにおける圧力損失が増加して可塑化シリンダ11中の溶融樹脂圧力が増加する。制御装置は、圧力センサ14で検出されたこの圧力上昇を許容値と比較して、それを超えたときに表示装置等にフィルタ交換の必要性を警告表示する。
フィルタ42の交換は、ボルト43を外してフィルタ保持部材41を可塑化シリンダ11から抜き出すことによって行われる。その抜き出しが困難な場合には、押しボルト44をねじ込む。
以上、本発明のフィルタ手段40では、フィルタ保持部材41の鍔部分41aと、プラグ部分41b、底付き筒部分41c、及びそれらの装着孔31c、11cが丸物加工品であるためにそれらの加工が容易である。また、それらの隙間に適宜に丸物のシールが取り付けられるので、溶融樹脂2bが洩れる心配は全くない。また、本発明のフィルタ手段40は、その交換が容易にでき、かつ、設置スペースや装置コストの点でも大がかりになることはない。
また、溶融樹脂2bが広い面積のフィルタ42を通過するので目詰まりするまでの時間が長くなり、結局、フィルタの交換周期が伸びる。また、フィルタ目詰まりまでの時間が伸びるために圧損の変化も抑えられて、計量の際に溶融樹脂に背圧を掛ける背圧制御が長期間可能になる。また、フィルタ42は、41f溝の間の壁面41eによってバックアップされるので、そのフィルタ42の面積が広いにもかかわらず溶融樹脂2bの圧力によって変形することはない。
1 スクリュプリプラ射出装置
2a 成形樹脂材料
2b 溶融樹脂(可塑化された成形樹脂材料)
10 可塑化ユニット
11 可塑化シリンダ
12 可塑化スクリュ
20 射出ユニット
21 射出シリンダ
22 プランジャ
31 連通部材
31a 連通孔
40 フィルタ手段
41 フィルタ保持部材
41a フィルタ保持部材の鍔部分
41b フィルタ保持部材のプラグ部分
41c フィルタ保持部材の底付き筒部分
41d 底付き筒部分の凹空所
41e 凹空所を形成する壁面
41f 壁面に形成された溝
41g 溝を連通孔に連通させる透孔
42 フィルタ
2a 成形樹脂材料
2b 溶融樹脂(可塑化された成形樹脂材料)
10 可塑化ユニット
11 可塑化シリンダ
12 可塑化スクリュ
20 射出ユニット
21 射出シリンダ
22 プランジャ
31 連通部材
31a 連通孔
40 フィルタ手段
41 フィルタ保持部材
41a フィルタ保持部材の鍔部分
41b フィルタ保持部材のプラグ部分
41c フィルタ保持部材の底付き筒部分
41d 底付き筒部分の凹空所
41e 凹空所を形成する壁面
41f 壁面に形成された溝
41g 溝を連通孔に連通させる透孔
42 フィルタ
Claims (1)
- 成形樹脂材料を可塑化シリンダの中で可塑化する可塑化ユニットと、可塑化された溶融樹脂を射出シリンダの中で計量して射出充填する射出ユニットと、その可塑化シリンダとその射出シリンダを連通する連通孔を有する連通部材と、溶融樹脂から異物を除去するフィルタが装着されたフィルタ保持部材を含むフィルタ手段とを有するスクリュプリプラ射出装置において、そのフィルタ保持部材は、その可塑化シリンダに対して同芯に着脱自在に取り付けられる部材であって、取り付け部分としての鍔部分と、その可塑化シリンダの出口側の端部に嵌着されるとともにその可塑化シリンダ側に円柱状の凹空所を有する底付き筒部分と、その鍔部分とその底付き筒部分とを一体化するプラグ部分とからなり、その凹空所の壁面に、複数の透孔を介してその連通孔に連通する複数個の溝を備える一方、そのフィルタは、その底付き筒部分のその溝を覆うようにその筒部分の壁面に密着状態に装着されることを特徴とするスクリュプリプラ射出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007068060A JP2008229859A (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | フィルタ手段を含むスクリュプリプラ射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007068060A JP2008229859A (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | フィルタ手段を含むスクリュプリプラ射出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008229859A true JP2008229859A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=39903243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007068060A Pending JP2008229859A (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | フィルタ手段を含むスクリュプリプラ射出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008229859A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2442960A1 (en) * | 2009-06-19 | 2012-04-25 | Husky Injection Molding Systems S.A. | In an injection unit having a filter, a method of controlling melt pressure in accordance with a target pressure range |
EP2445695A1 (en) * | 2009-06-25 | 2012-05-02 | Husky Injection Molding Systems S.A. | An injection molding system including a melt filter, the filter being located before first instance of melt accumulation |
-
2007
- 2007-03-16 JP JP2007068060A patent/JP2008229859A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2442960A1 (en) * | 2009-06-19 | 2012-04-25 | Husky Injection Molding Systems S.A. | In an injection unit having a filter, a method of controlling melt pressure in accordance with a target pressure range |
EP2442960A4 (en) * | 2009-06-19 | 2013-01-16 | Husky Injection Molding | METHOD FOR CONTROLLING THE MELT PRESSURE ACCORDING TO A TARGET PRESSURE RANGE IN AN INJECTION UNIT WITH A FILTER |
US8501059B2 (en) | 2009-06-19 | 2013-08-06 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Injection unit having a filter, a method of controlling melt pressure in accordance with a target pressure range |
EP2445695A1 (en) * | 2009-06-25 | 2012-05-02 | Husky Injection Molding Systems S.A. | An injection molding system including a melt filter, the filter being located before first instance of melt accumulation |
EP2445695A4 (en) * | 2009-06-25 | 2012-12-05 | Husky Injection Molding | INJECTION MOLDING SYSTEM COMPRISING A FILTER, FOR FUSION MATERIALS, LOCATED BEFORE THE FIRST OCCURRENCE OF FUSION MATERIAL ACCUMULATION |
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