JP2008228981A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008228981A JP2008228981A JP2007072603A JP2007072603A JP2008228981A JP 2008228981 A JP2008228981 A JP 2008228981A JP 2007072603 A JP2007072603 A JP 2007072603A JP 2007072603 A JP2007072603 A JP 2007072603A JP 2008228981 A JP2008228981 A JP 2008228981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent article
- sheet
- urine
- absorbent
- absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】採尿袋1aは、平面状の吸収パッドを折り曲げて形成される。この吸収パッドは、尿を吸収する吸収体3と、吸収体3が固定される透液性の表面シート4と、撥水性の背面シート5とを備えている。吸収体3は背面シート5と非接着とされ、表面シート4は吸収体3が存在しない領域で背面シート5と接着される。このため、採尿袋1aの内部には、吸収体3同士の間の第1空間R1と、吸収体3と背面シート5との間の第2空間R2とが形成される。これらの第1空間R1と第2空間R2との双方に尿を蓄積させることができるため、吸収体3の尿との接触面積を増やすことができ、尿の吸収効率を向上できる。また、採尿袋1aの内部空間と外部空間とを貫通するスリット41が形成されるため、このスリット41に男性器を挿入することで採尿袋1aを安定して装着できる。
【選択図】図8
Description
<1−1.採尿袋の構成>
図1は、第1の実施の形態に係る吸収性物品である採尿袋1aを示す図である。この採尿袋1aは、主に男性用の補助吸収具として、使い捨てパンツなど他の着用物品(アウター)の内側に配置して使用され、使用者の排泄物(主に尿)を吸収する。
次に、採尿袋1aの使用の態様について説明する。図6は、採尿袋1aにおいて、背面シート5の襞59を伸ばした様子を示す図である。また、図7は図6のVII−VII位置における断面図であり、図8は図6のVIII−VIII位置における断面図である。
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態の採尿袋は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、吸収体3が複数のサブ吸収体で構成されている点で相違している。
次に、第3の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、吸収体3が折曲線Lに沿って二つに分割されていたが、第3の実施の形態では、吸収体3が吸収パッドの短手方向の中央の線に沿って二つに分割されている。
次に、第4の実施の形態について説明する。本実施の形態の採尿袋は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、吸収パッドにおいて、折曲線Lの中央と吸収体3の中央とが異なっている点で相違している。
次に、第5の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では開口部19が開口していたが、本実施の形態ではこの開口部19に相当する部分同士が接着され、開口部19が閉鎖されている点で第1の実施の形態と相違する。
次に、第6の実施の形態について説明する。上記実施の形態では、スリット41は第2空間R2と外部空間とを貫通するものであったが、第6の実施の形態では、スリット41は第1空間R1と外部空間とを貫通するものとなっている。
次に、第7の実施の形態について説明する。上記実施の形態では、表面シート4は吸収体3を包んでいると説明したが、第7の実施の形態では、平面状に延びる表面シート4に対して吸収体3が接着されている。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような他の実施の形態について説明する。
2a 吸収パッド
3 吸収体
4 表面シート
5 背面シート
19 開口部
41 スリット
42 透孔
43 延長領域
53 ポリマー
59 襞
L 折曲線
Claims (13)
- 平面状の略長方形の吸収パッドを短手方向に沿った折曲線で折り曲げ、対向する側縁部同士を接着して袋状に形成された吸収性物品であって、
前記吸収パッドは、
尿を吸収する吸収体と、
前記吸収体が固定される固定シートと、
前記袋状の前記吸収性物品において、前記固定シート及び前記吸収体の外側に配置される背面シートと、
を備え、
前記吸収体は、前記背面シートと非接着とされ、
前記固定シートは、
前記吸収体が固定されていない領域で前記背面シートと接着されるとともに、
前記吸収パッドの長手方向の一方の端部となる領域に、前記袋状の前記吸収性物品においてその内部空間と外部空間とを貫通するスリットが形成されることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1に記載の吸収性物品において、
前記内部空間は、前記吸収性物品の内部の前記吸収体と前記背面シートとの間の空間であることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1または2に記載の吸収性物品において、
前記吸収パッドを前記折曲線で折り曲げた状態で対向する、前記袋状の前記吸収性物品の開口部に相当する部分同士は接着されることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項3に記載の吸収性物品において、
前記背面シートは、所定方向に沿った線で折り畳まれ、一または複数の襞を有することを特徴とする吸収性物品。 - 請求項4に記載の吸収性物品において、
前記複数の襞は、前記所定方向の両端部で熱融着により固定されることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項4または5に記載の吸収性物品において、
前記所定方向は、前記吸収パッドの長手方向であることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項6に記載の吸収性物品において、
前記袋状の前記吸収性物品において、前記固定シートと前記背面シートとは、前記吸収パッドの長手方向の両端部に相当する位置のみにおいて接着されることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の吸収性物品において、
前記背面シートは、
撥水性の第1シートと、
前記袋状の前記吸収性物品において、前記第1シートの内側に配置される透液性の第2シートと、
前記第1シートと前記第2シートとの間に分散配置される多数の粒状の高分子吸水体と、
を備えることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1ないし8のいずれかに記載の吸収性物品において、
前記吸収体は、互いに離間して配置される複数のサブ吸収体、
で構成されることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項9に記載の吸収性物品において、
前記複数のサブ吸収体同士の一の境界領域は、前記吸収パッドの短手方向の中央の線に沿っていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項9または10に記載の吸収性物品において、
前記複数のサブ吸収体同士の一の境界領域は、前記折曲線に沿っていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項11に記載の吸収性物品において、
前記固定シートには、前記折曲線に沿って透孔が形成されることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1ないし12のいずれかに記載の吸収性物品において、
前記吸収パッドの長手方向において、
前記折曲線から前記吸収体の一方の端部までの長さと、
前記折曲線から前記吸収体の他方の端部までの長さとは異なることを特徴とする吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072603A JP4869996B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007072603A JP4869996B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008228981A true JP2008228981A (ja) | 2008-10-02 |
JP4869996B2 JP4869996B2 (ja) | 2012-02-08 |
Family
ID=39902516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007072603A Expired - Fee Related JP4869996B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4869996B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011056101A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Livedo Corporation | 尿吸収物品 |
JP2012254113A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Livedo Corporation | 陰茎保持具 |
KR200476247Y1 (ko) | 2014-10-15 | 2015-02-11 | 한가람인더스(주) | 남성 요실금용 위생 패드 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5184298A (ja) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Kip Kk | Apaachakaadoshunosochi |
JPH10234764A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Uni Charm Corp | 男性用吸尿袋 |
JP2002336285A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-11-26 | Ota Eizai Kk | 吸収パッド |
JP2004180933A (ja) * | 2002-12-03 | 2004-07-02 | Ota Eizai Kk | 吸収パッド |
JP2004525732A (ja) * | 2001-05-14 | 2004-08-26 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 引き伸ばし可能な吸収性物品 |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007072603A patent/JP4869996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5184298A (ja) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Kip Kk | Apaachakaadoshunosochi |
JPH10234764A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Uni Charm Corp | 男性用吸尿袋 |
JP2002336285A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-11-26 | Ota Eizai Kk | 吸収パッド |
JP2004525732A (ja) * | 2001-05-14 | 2004-08-26 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | 引き伸ばし可能な吸収性物品 |
JP2004180933A (ja) * | 2002-12-03 | 2004-07-02 | Ota Eizai Kk | 吸収パッド |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011056101A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Livedo Corporation | 尿吸収物品 |
JP2012254113A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Livedo Corporation | 陰茎保持具 |
KR200476247Y1 (ko) | 2014-10-15 | 2015-02-11 | 한가람인더스(주) | 남성 요실금용 위생 패드 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4869996B2 (ja) | 2012-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7663016B2 (en) | Disposable absorbent sanitary article | |
JP5079931B1 (ja) | 吸収体物品 | |
JP5566594B2 (ja) | 吸収性物品 | |
US20120046633A1 (en) | Urine absorbent pouch for male incontinence | |
KR20020062695A (ko) | 일회용 기저귀 | |
JP2001198157A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP4869995B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2003199788A (ja) | 使い捨て吸収性物品 | |
JP5764358B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5764287B2 (ja) | 使い捨てパンツ型おむつ | |
JP2004166999A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP4869996B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4751812B2 (ja) | 吸収性物品及びその製造方法 | |
JP5091064B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5002473B2 (ja) | 吸収性物品及びその製造方法 | |
JP4318695B2 (ja) | 使い捨て排泄処理物品 | |
JP4949985B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JPH09122174A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP5281524B2 (ja) | 吸収パッド | |
JP2011041678A (ja) | 尿吸収物品 | |
JP5337557B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2010284243A (ja) | 吸収性物品 | |
JP4520908B2 (ja) | テープ型紙おむつ | |
JP2022132050A (ja) | 吸収性物品 | |
JP6558903B2 (ja) | 吸収性製品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090910 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110817 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111013 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |