JP2008226001A - メータボックスおよび無線送受信器の支持器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線検針システムのメータボックス内に設置され、積算された積算メータの値をデータ収集用装置に無線により送信する無線送受信器の設置位置を適切な位置にする。
【解決手段】メータボックス内で、アンテナを内蔵する無線送受信器がメータボックスの蓋との距離が無線有受信上で適切な位置になるように、メータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される桟に吊り下げられた支持台をメータボックス内に挿入する。支持台に無線送受信器を係止あるいは固定して蓋との距離を無線強度が適切になる位置になるようにする。金属板などをプレス加工したり、プラスチックを射出成形することにより、前記桟と前記支持台とを組み合わせた支持器具に相応する支持板を制作することもできる。
【選択図】図1
【解決手段】メータボックス内で、アンテナを内蔵する無線送受信器がメータボックスの蓋との距離が無線有受信上で適切な位置になるように、メータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される桟に吊り下げられた支持台をメータボックス内に挿入する。支持台に無線送受信器を係止あるいは固定して蓋との距離を無線強度が適切になる位置になるようにする。金属板などをプレス加工したり、プラスチックを射出成形することにより、前記桟と前記支持台とを組み合わせた支持器具に相応する支持板を制作することもできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガス、水道、電力等の使用量を示す積算メータの値を無線通信を用いて検針するようにした無線検針システムに利用する。本発明は、無線検針システムに用いるメータボックス内に設置される無線装置を支持する装置に関する。
ガス、水道、電力等の使用量を示す各種メータの検針を行う業務は、旧来は目視による手法であったが、無線通信機器を用いた無線検針システムが開発されてきた。この無線検針システムは、メータボックス側に電池を内蔵した無線送受信器を設置し、この無線送受信器が積算メータの値を取り込み、検針員が持つハンディターミナルからの検針指示により、無線によって積算データをハンディターミナルに送信することによって遠隔で無線検針を可能とするものである。これにより、積雪などがある場合でも遠隔で検針が可能であり、検針業務を省力化することができる。
このような無線検針システムについては、以下のような発明が提案されている。
メータボックスは、種々の環境に置かれる。例えば、寒冷地に設置される水道メータであれば、そのメータボックスは、鉄の鋳物でできた頑丈なものが使われる場合が多く、凍結を防止するため、地中の深い位置にまで積算メータ(配水管に取り付けるメータ)が置かれる。そして、検針の際には、鉄の鋳物でできた蓋をしたまま検針を行い、そのボックスと蓋との隙間を通して無線の送受信を行う。したがって、無線送受信器がメータボックスの深い位置にあると、電波が弱くなり検針に不都合が生じる。
また、メータボックスは地中に置かれるため、水没するおそれがあり、ゴミがたまり、さらに、寒冷地では水道管の凍結を防止するため、保温材料をメータボックス内に入れることがある。
このような場合に、無線送受信器自体は、電池、無線回路、アンテナ等が全てその筐体内に密封されており、筐体内が水没したり、ゴミが侵入したりする心配は無いが、無線送受信器の取付位置が適切できない場合には、メータボックス内に溜まった水やゴミあるいは保温材料等によって無線送受信器が覆われるなどの原因により無線送受信器の電波が弱くなってしまうことは起こり得る。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、メータボックス内の適切な位置に無線送受信器を設置することができる支持台を提供することを目的とする。
本発明は、無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスであって、本発明の特徴とするところは、前記無線送受信器を設置するための支持台が設けられ、この支持台は、自メータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される桟に吊り下げられ、前記桟が前記縁に載置された状態で前記支持台と自メータボックスの蓋との距離が所定の距離となるところにある。
このように、メータボックス内に、宙吊りの支持器具を設けることより、無線送受信器をメータボックス内の適切な位置に取り付けることができる。これにより、無線送受信器をメータボックスの蓋の直下に設置することができるようになると共に、メータボックス内に水が侵入したり、ゴミが入った場合でも無線送受信器の取付位置が水没したり、ゴミに埋まることを回避することができる。
さらに、支持器具が宙吊りであることからメータボックス内には空間を設けることができ、その空間に積算メータを収容することができる。また、メータボックス内の空間には十分な余裕があり、積算メータに保温材料を被せた場合でもこれを支障なく収容することができる。
また、本発明を無線送受信器の支持器具の観点から観ることもできる。すなわち、本発明は、無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスに設けられ、このメータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される桟と、この桟が前記縁に載置された状態で前記メータボックスの蓋との距離が所定の距離となる前記無線送受信器の支持台とを備えた無線送受信器の支持器具である。
また、前記縁には、前記蓋を開閉する器具を挿入する挿入口が設けられているような場合には、前記桟は、前記蓋が閉じられた状態で前記挿入口の位置を回避する位置に設けることができるため、蓋を開閉する器具の使用を妨げることがない。
このような桟を用いた支持器具を制作するためには、例えば、金属製の線材を折り曲げたり、溶接したりして制作することになる。このような線材は安価であり入手も容易であり加工も容易である。さらに、線材と線材との間には大きな隙間があり、例えば、保温材料などをこの隙間からメータボックス内に挿入するときに有用である。
一方、金属板などをプレス加工したり、プラスチックを射出成形することにより、上記の支持器具に相応する支持板を制作することもできる。プレス加工や射出成形を行うためには、高価な金型を用意する必要があるが大量生産に適する。
本発明は、このような支持板を備えたメータボックスであってもよい。すなわち、本発明は、無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスであって、本発明の特徴とするところは、前記無線送受信器を設置するための支持板が設けられ、この支持板は、自メータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される腕部と、前記無線送受信器が載置される凹部とを備え、前記腕部が前記縁に載置された状態で前記凹部と自メータボックスの蓋との距離が所定の距離となるところにある。
また、本発明を無線送受信器の支持板の観点から観ることもできる。すなわち、本発明は、無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスに設けられ、このメータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される腕部と、この腕部が前記縁に載置された状態で前記メータボックスの蓋との距離が所定の距離となる凹部とを備えた支持板である。
また、前記縁には、蓋を開閉する器具を挿入する挿入口が設けられているような場合には、前記縁には、前記蓋を開閉する器具を挿入する挿入口が設けられ、前記腕部は、前記蓋が閉じられた状態で前記挿入口を回避する位置に挿入口が設けることができる。
本発明によれば、メータボックス内の適切な位置に無線送受信器を設置することができ、検針作業が可能な程度の無線強度を確保することができるので、検針作業に支障をきたすことがない。
(第一実施例)
本発明の第一実施例のメータボックスおよび支持器具を図1ないし図5を参照して説明する。図1および図2は本実施例のメータボックスをそれぞれ異なる側面から観た図である。
本発明の第一実施例のメータボックスおよび支持器具を図1ないし図5を参照して説明する。図1および図2は本実施例のメータボックスをそれぞれ異なる側面から観た図である。
本実施例のメータボックス6は、図1および図2に示すように、無線検針を行うための無線送受信器3を備える。無線送受信器3は、電池、無線回路、アンテナ等が筐体に密封されており、積算メータ4の積算情報が信号線5を介して転送される。さらに、ハンディターミナル10からの指示により積算情報をハンディターミナル10に送信する。
無線送受信器3とハンディターミナル10とが無線信号を良好に送受信するためには、無線送受信器3の取付位置は、なるべく蓋7に近い位置が望ましい。また、メータボックス6の本来の目的は、積算メータ4や水道管8を収容するところにあり、無線送受信器3の存在により、これらの収容が妨げられることがあってはならず、十分な収容空間を確保することが必要である。
このような要求を満足させるために、本実施例のメータボックス6では、無線送受信器3を設置するための支持台2が設けられ、この支持台2は、自メータボックス6の蓋7の外周部分を支持するために設けられた縁9に載置される桟1に吊り下げられ、桟1が縁9に載置された状態で支持台2と自メータボックス6の蓋7との距離が所定の距離となる。
また、図3はメータボックス6を上面から観た図であるが、図3に示すように、縁9には、蓋7を開閉する器具を挿入する挿入口11が設けられ、桟1は、蓋7が閉じられた状態で挿入口11の位置を回避する位置に設けられる。
桟1と支持台2とからなる支持器具の構成を図4および図5に示す。図4は支持器具を側面から観た図であり、図5は支持器具を上面から観た図である。図4および図5に示すように、桟1により支持台2がメータボックス6内に宙吊りとなるため、積算メータ4および水道管8の収容を妨げることなく支持器具を設置することができる利便性を有する。また、寒冷地などでメータボックス6内に保温材料を入れる場合も十分な空間を確保することができる。
本実施例の桟1を用いた支持器具を制作するためには、例えば、金属製の線材を折り曲げたり、溶接したりして制作することになる。このような線材は安価であり入手も容易であり加工も容易である。さらに、線材と線材との間には大きな隙間があり、例えば、保温材料などをこの隙間からメータボックス6内に挿入するときに有用である。
(第二実施例)
本発明の第二実施例のメータボックスおよび支持板を図6ないし図11を参照して説明する。図6および図7は本実施例のメータボックスをそれぞれ異なる側面から観た図である。
本発明の第二実施例のメータボックスおよび支持板を図6ないし図11を参照して説明する。図6および図7は本実施例のメータボックスをそれぞれ異なる側面から観た図である。
本実施例のメータボックス6は、図6および図7に示すように、無線送受信器3を設置するための支持板が設けられ、この支持板は、自メータボックス6の蓋7の外周部分を支持するために設けられた縁9に載置される腕部12と、無線送受信器3が載置される凹部13とを備え、腕部12が縁9に載置された状態で凹部13と自メータボックス6の蓋7との距離が所定の距離となる。
また、図8はメータボックス6を上面から観た図であるが、図8に示すように、縁9には、蓋7を開閉する器具を挿入する挿入口11が設けられ、腕部12は、蓋7が閉じられた状態で挿入口11の位置を回避する切欠部14を備える。
腕12と凹部13と切欠部14とからなる支持板の構成を図9ないし図11に示す。図9は支持板の斜視図であり、図10は支持板を側面から観た図であり、図11は支持板を上面から観た図である。図9〜図11に示すように、凹部13が腕部12に支えられてメータボックス6内に宙吊りとなるため、積算メータ4および水道管8の収容を妨げることなく支持器具を設置することができる利便性を有する。また、寒冷地などでメータボックス6内に保温材料を入れる場合も十分な空間を確保することができる。
なお、図示は省略するが、無線送受信器3と積算メータ4とを接続する信号線5を通すための孔または切欠きを凹部13または腕部12に適宜設ける。あるいは、挿入口11の反対側に設けられた切欠部14を利用して信号線5を通してもよい。さらに、腕部12に、積算メータ4を目視確認するための孔または切欠きを設けることも有用である。
本実施例の支持板は、金属板などをプレス加工したり、プラスチックを射出成形することにより制作することができる。プレス加工や射出成形を行うためには、高価な金型を用意する必要があるが大量生産に適する。
なお、第一および第二実施例では、水道用のメータボックスを例に挙げて説明したが、電気やガスなどのメータボックスにも適用することができる。
本発明によれば、メータボックス内の適切な位置に無線送受信器を設置することができるため、無線検針の普及に有効に利用することができる。
1 桟
2 支持台
3 無線送受信器
4 積算メータ
5 信号線
6 メータボックス
7 蓋
8 水道管
9 縁
10 ハンディターミナル
11 挿入口
12 腕部
13 凹部
14 切欠部
2 支持台
3 無線送受信器
4 積算メータ
5 信号線
6 メータボックス
7 蓋
8 水道管
9 縁
10 ハンディターミナル
11 挿入口
12 腕部
13 凹部
14 切欠部
Claims (6)
- 無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスにおいて、
前記無線送受信器を設置するための支持台が設けられ、
この支持台は、自メータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される桟に吊り下げられ、
前記桟が前記縁に載置された状態で前記支持台と自メータボックスの蓋との距離が所定の距離となる
ことを特徴とするメータボックス。 - 無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスに設けられ、
このメータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される桟と、
この桟が前記縁に載置された状態で前記メータボックスの蓋との距離が所定の距離となる前記無線送受信器の支持台と
を備えた
無線送受信器の支持器具。 - 前記縁には、前記蓋を開閉する器具を挿入する挿入口が設けられ、
前記桟は、前記蓋が閉じられた状態で前記挿入口の位置を回避する位置に設けられた
請求項2記載の支持器具。 - 無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスにおいて、
前記無線送受信器を設置するための支持板が設けられ、
この支持板は、
自メータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される腕部と、
前記無線送受信器が載置される凹部と
を備え、
前記腕部が前記縁に載置された状態で前記凹部と自メータボックスの蓋との距離が所定の距離となる
ことを特徴とするメータボックス。 - 無線検針を行うための無線送受信器を備えたメータボックスに設けられ、
このメータボックスの蓋の外周部分を支持するために設けられた縁に載置される腕部と、
この腕部が前記縁に載置された状態で前記メータボックスの蓋との距離が所定の距離となる凹部と
を備えた
無線送受信器の支持板。 - 前記縁には、前記蓋を開閉する器具を挿入する挿入口が設けられ、
前記腕部は、前記蓋が閉じられた状態で前記挿入口を回避する位置に切欠部が設けられた
請求項5記載の支持器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007065172A JP2008226001A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | メータボックスおよび無線送受信器の支持器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007065172A JP2008226001A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | メータボックスおよび無線送受信器の支持器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008226001A true JP2008226001A (ja) | 2008-09-25 |
Family
ID=39844521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007065172A Pending JP2008226001A (ja) | 2007-03-14 | 2007-03-14 | メータボックスおよび無線送受信器の支持器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008226001A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020134412A (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-31 | 前澤化成工業株式会社 | 筐体 |
-
2007
- 2007-03-14 JP JP2007065172A patent/JP2008226001A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020134412A (ja) * | 2019-02-22 | 2020-08-31 | 前澤化成工業株式会社 | 筐体 |
JP7248450B2 (ja) | 2019-02-22 | 2023-03-29 | 前澤化成工業株式会社 | 筐体 |
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